マルカドブックス

東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所@岐阜・揖斐川町(ex-三河知立)より、買って読んだ本のことを書いてそれに写真を付けてみるシリーズ。

2016年10月

漂流の島 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う髙橋大輔/草思社漂流の島: 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う [単行本]高橋 大輔草思社2016-05-19 角幡唯介の「漂流」(→●□)に続き、漂流モノ読書二連発。こちらは、太平洋で遭難した人がよく流れ着いた絶海の孤島、伊豆諸島の ... もっと読む

ニッポン大音頭時代 「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち大石始/河出書房新社ニッポン大音頭時代:「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち [単行本]大石始河出書房新社2015-07-24 盆踊りの歴史を探る民俗学系の本と思って読み進めたら、半分は音頭を切り口にした戦後 ... もっと読む

行商列車 〈カンカン部隊〉を追いかけて山本志乃/創元社行商列車:〈カンカン部隊〉を追いかけて [単行本]山本 志乃創元社2015-12-16 近鉄の宇治山田-上本町間に「鮮魚列車」という魚介類専門行商人専用の団体列車が運行されている。本書によると取材完全NGでメディアに ... もっと読む

漂流角幡唯介/新潮社漂流 [単行本]角幡 唯介新潮社2016-08-26 少し前、探検家である筆者の前作「旅人の表現術」について「探検記の次作までの間繋ぎみたいな感じで出されたのが本書」「こういうものより探検記を早く出さんかい」みたいなことを書いたが(→●□)、その矢 ... もっと読む

パイド・パイパー 自由への越境ネヴィル・シュート/創元推理文庫パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫) [文庫]ネビル・シュート東京創元社2002-02-22 息子が戦死したイギリスの老紳士が、心の傷を癒しにフランスの山岳地帯に来ていた。時は1940年。ちょうど滞在 ... もっと読む

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