マルカドブックス

東海地方を縦横無尽、全国各地に神出鬼没の取材・執筆・編集事務所@西三河より、買って読んだ本のことでも書いてみるシリーズ。

ヨンダホ0357~ミルクと日本人

ミルクと日本人 近代社会の「元気の源」
武田尚子/中公新書



 以前、牛乳の歴史を知りたいと思って岩波ジュニア新書の「人とミルクの1万年」(→●□)という本を読んだところ、日本の話がほとんど載っておらず消化不良だったのだが(ミルクだけに)、本書には日本の牛乳史がバッチリ書いてあって、ようやくスッキリした。
 興味深い歴史ネタが満載で、明治時代に相撲の高砂親方が引退力士のセカンドキャリアのために牛乳店を開業したという話はとりわけそそられた。高砂部屋といえば角界の名門。先の秋場所では新入幕の朝乃山が大活躍したことが記憶に新しい。名古屋場所の前には高砂部屋の力士衆が「みなくる刈谷」のイベントに来ており、朝潮の高砂親方がせっかく粗品を手渡してくれたのにウチの6歳児はビビって逃げちゃったという残念なことも…て何の話だ。
 あと、明治後半にはすでに牛乳箱(→●□●□●□)があったという話題にも驚いた。

20171012-1
愛知県の牛乳の話題といえば、2014年3月にみどり乳業(半田)、名古屋牛乳、昭和牛乳(津島)の三社が同時に廃業するという悲しい出来事があった。みどり乳業は廃業前に取材したことがある。この写真は「知多半島の今昔」(樹林舎)制作のためにみどり乳業で複写させてもらった古写真の中の一枚。晩年は青いパッケージだったが、昔は社名と同じく緑色のパッケージだった。
(1987年撮影、たぶん半田市内のスーパー)

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