tomの明るい空間

雪深い、妻有の里に住むトオマカチン。 ブライトtomの記ログ。不定期発信中!

 2月に信州の白骨温泉に行った翌日、この日もまた松本でうなぎを食べようと勇躍して向かったのでありました。

 そう、これもほぼ1年前に出向いた「うなぎのまつ嘉」があまりによかったので、本当はそこに行こうかとも思っていたのですが、やはりいろいろ食べてみてという気持ちが勝り、今回はこの観光荘というところに行ってみたのです。

観光荘 (1)観光荘 (2)
 オーダーを済ませてしばし、骨せんべいが出てきました。この器もあじがあっていい!

観光荘 (3)
 メニューは特うな重というもので、それに無料でご飯を大盛にし、かつお吸い物を+180円だかで肝吸いに変更したのでした。いきなり目の前に重箱が2つ出されました。

観光荘 (4)
 うおぉぉぉぉぉぉ〜!結構しっかり入った御飯に4切れのかば焼きが登場しました。

観光荘 (5)
 関西風のそれはパリカリ仕様。そう、ふっくらではなく香ばしいほう。
 そして関東にありがちなタレをご飯に振りかけてからウナギを載せるのではないようで、御飯はほぼほぼ白いものであり、追いタレができるようになっておりました。

観光荘 (6)
 結構な肉の厚さ。これは素晴らしい!

観光荘 (8)
 追いタレのほか、山椒はもちろんオリジナルの山葵のタレがあり、さっぱりなそれも結構おいしいものでございました。

観光荘 (9)
 いやはや、まさに十二分なウナギの量でございました。

 私はどちらかと言われれば関東系のふっくらやわやわが好きですが、ここの鰻は肉厚なので噛み応えがあります。

 いやお見事。

 白骨温泉は人々に愛され、お客様が引きも切らずといった感じで繁盛していることがよくわかるところがあります。
 宿泊した白船グランドホテルは、まさに芸術家のパトロンよろしく、素晴らしい絵画にあふれておりました。

白船グランドホテル (5)
 いやまじで。東山魁夷画伯のもののオンパレードでありました。

白船グランドホテル (1)白船グランドホテル (3)
 いやはやすごいのなんのって。ため息がもれますわ。

白船グランドホテル (2)
 平山郁夫画伯のものもあれば、大浴場近くには私と同い年の作家による絵もありました。やはり金を持っているひとはこうした芸術家のパトロンでなければなりませんね。

白船グランドホテル (7)
 これで白骨温泉には3軒宿泊しましたが、どれもこれもそれぞれのこだわりがあり、実によいものでありました。

奈良井宿 (4)
 翌日、白骨温泉を後にして木曽路にハンドルを切りました。奈良井宿に行ってみたのです。

奈良井宿 (7)
 中山道の宿場街でありますが、妻籠や馬籠のように大挙して人がいるわけではないところがいいですね。景観を維持するというのは大変なご苦労をともなうことでしょうが、なくしてしまうのか簡単ですがそれをビルドするのはもっと大変なこと。

 がんばって後世につないで欲しいものです。

 白骨温泉に出かけた日のランチは松本で。このお店は昔からよく見ているユーチューバーに紹介されていたお店。

櫻守 (4)
 お店は山の斜面といった場所に立地しており、山肌の階段を上って行く。オモシロイ。

櫻守 (1)
 オーダーを済ませると大き目なワンに生野菜と香の物と煮物。野菜をモリモリ口にするのはいいこと。

櫻守 (2)
 せっかくなので牛筋の煮込みを頼んだら、ホロホロのおいしいやつが出てきた。飲めないのが残念。

櫻守 (3)
 特ロースをチョイス。いい厚みキヨシ。ラズ先生の指南書により最初は一番幅広のところを何もつけずに一口。その後軽〜く塩を振ってガブっと。ポークなのにトンでもなくうまい。衣が薄めのクリスピー仕様で、まったく肉からはがれないというのは神業。

櫻守 (6)
 相方オーダーのヒレ。超やらかい(わを省略するくらい)ヒレはこれまた厚みキヨシが極上。

 ラズ先生流を楽しんだ後はソースをつけて。それも少し版たっぷり版と変化をつけ、最後の方になると高知の名店で教えていただいたソースと辛子をタツリプかき混ぜるように塗りたくって食べた。

櫻守 (7)
 ラストにデザートまでついておりました。

 お店は上述のとおり山の斜面のようなところにあり、松本の市街地を一望できるロケーション。その先にはアルプスの山々も見えるビューで、実に視界が開けて心地よい。

 ここもまたトンカツの名店であります。

 白骨温泉を旅した折、いつものように地元酒ということでご当地で買い求めたのがこれ。

岩波酒造 (2)
 松本市の酒蔵であります。

岩波酒造 (1)
 どっしりとした純米。これはいい。

 個人的に唎酒師の資格を取ったのですが、これはいわゆる醇酒に分類される系統。
 「酒は天の美禄」=酒は天からの褒美であるとしています。そのとおり。遊び惚けていてはいけませんが、一日の労働のあとに口にするそれはまさに天からの癒しというところ。

 松本の切れるような寒さにあう芳醇なお酒でございました。

 秋田市での最後の食事は稲庭うどんにしようと考えておりました。

寛文五年堂 (1)
 生麺と乾麺の食べ比べセットに追加できりたんぽをつけました。

寛文五年堂 (2)
 左が生麺で右が乾麺。とかく生の方がいいと思うところですが、個人的には稲庭うどんは細平べったい乾麺の方が私の好みでありました。
 事前勉強を怠らなかったおかげで、同社のHPからクーポンをゲットし、海老天を一つサービスでいただいたのでした。こうしたことは大事ですね。

 今回の秋田の旅ではシティを楽しんだわけですが、行きたい居酒屋が2店閉まっていたのが残念で、機会があったらリベンジしたいと考えておりますが果たして?

 秋田市内での宿泊はシティ系なので居酒屋を楽しむということと、せっかくなので〆にラーメンも入れておこうと思っていたのです。
 この日はお昼にちゃんぽんでしたから本来一日ラーメン2回などということはラーメンブロガーでもないのでしないのですが、そこは旅先で地のものを楽しむという精神であります。

末廣ラーメン本舗 (1)
 い〜ですねぇ、この暖簾。末廣ラーメンというのもネットでよく見ておりました。

末廣ラーメン本舗 (2)
 塩バターにしてみました。

末廣ラーメン本舗 (3)
 相方は中華そば。

末廣ラーメン本舗 (4)
 結構白濁したスープであります。チャーシューも麺も実においしいものでありました。

 お店にはジモティが引きも切らず、2月の寒い夜にあったかいラーメンを啜っておられます。結構東北方面や東京にも店舗を展開しておられるようで、先は安泰といえるお店でしょう。

 いやここは凄いわ!

 月一程度で千葉県内を回遊しておりますが、同行する同県民から教えていただいた千葉市内の洋食屋さんであります。洋食というよりはアメリカンといった方がよいのでしょうか、古き良き時代(これも鉄板フレーズだけど憧憬の時代ってことで)を彷彿とさせるウエスタンアメリカンなテーマパークのようなお店。

スワン (2)
 お初な私は何をたのんだらいいかわかランチん。とにかくメニュー豊富。そしてどれもが大盛系とのこと。DX(デラックスの略)ピラフはピラフの上に豚の生姜焼きを載せたもの。普通盛で@1,310円也。

スワン (1)
 まず、メニューの絵心が素晴らしい。ほとんどのメニューにこうしたように写真ではなく描かれている図があるのですが、それが秀逸!どれも美味しそう。

スワン (3)
 結論から言うと、普段から胃袋を鍛えている私には普通に食べきることができる量ではありましたが、特筆すべきはそれが普通盛であるということ。お値段が1,300円だと考えれば700円台のそれの2倍と思えばまぁまぁと言えなくもありませんが、その辺は脳をマヒさせる効果が働いていると思います。


 最近はこのようにお店の公式的なものをもちろん許諾を受けてアップするところも多いところですが、同店のそれ。

 少なからず他のメニューも気になるものがあるので、これは確実再訪しなければなりません。

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