こんにちは、とおやんです。
私、この冬から冬キャンデビューしたんです!!

アルパカストーブ


冬キャンデビューに必要なもの、ストーブを買いました。

いろいろ物色した結果、燃焼時間と発熱量、バイクで運ぶ為のコンパクトさ、という特異な条件で選んだ結果、韓国製の、アルパカのTS77Aコンパクトっていう、石油ストーブを買いました。

アルパカストーブ

↑新品時のalpaca TS77A。期待に心を踊らせたものでしたが。。

結果からいうと、まーよく壊れる!!!
購入してから4か月、キャンプや職場で使ってるんですが、3回も修理が必要な故障に見舞われました。

1、燃料メーターが満タンまで行かずに引っかかって止まる!!
2、灯油タンクキャップの破損
3、芯を出し入れするダイヤルの破損

燃料メータのトラブルで、何度灯油を溢れさせたことか・・・
メーターは信じてはいけません。入れている最中に本体を揺すれば、ちゃんと動くことがありますが、毎回そんな事やってられないので、最近はまず、ジョッキに灯油を入れて量を測ってから、本体タンクに入れる様にしています。まあこの程度は序の口として・・

次に、まだキャンプで使ってない購入後3週間程度で、燃料入口のキャップが壊れました。

アルパカストーブのキャップ


燃料を入れてキャップを閉めようとひねっていくと、軽く「パキッ」っと音がして、急に軽くなって^^ 見ると写真の、タンク内に入る部位の突起のある部品が、キャップ本体から外れてタンクの中へ落下していました。。

すぐに購入した韓国人の個人輸入業者、ソンフィーキヨンさんに連絡すると、キャップだけで購入可能ですが、補償は出来ないと。入手まで一週間程度掛かると言う事でした。

こっちはタンクに灯油満タンのまま、フタも出来ずに一週間も待ってられない!!
仕方なく、ポンプで灯油を抜いて、中に落ち込んだ部品を磁石を使って取り出すことに。

悪戦苦闘の末、何とか取り出すことに成功、キャップとその部品を観察してみると。
その部品同士はスポット溶接と言う溶接法で接合されていることが分かりましたが、なんとそのスポット溶接が電流不足で、0.1mmしか引っ付いていなかった!!

僕は溶接職人ですが、スポット溶接機は持っていないので、ロー付けと言う技術で修理することにしました。写真は修理後の物です。それ以来2カ月使用でも、ビクともしていません。

そしてキャンプに仕事にと、大活躍で使っていたある日、気付いたことがありました。
事務所で前日、確かにダイヤルを戻して、消火作業してから帰宅したはずなのですが。
朝見てみると、灯油が空っぽなんです。

おかしいなあ、昨日は(灯油が)残っていたはずなのに。。。

と言う事が、数日有りました。

そしてまたある事に気づきました。
芯を出すためにダイヤルを回す時に、若干の引っ掛かりがあるときがあるんです。

そしてある日、芯がちょっとしか出なくなりました。
火を付けられないくらいに。

寒いし仕方なく分解してみました。

アルパカストーブ


この時は何が原因かわからずに、とりあえずまたソンフィーキヨンさんに連絡してみました。
買ってからまだ3か月、取り立てておかしな使い方もしていないこの商品、日本の常識で言うと、補償してもらって交換、壊れた部品はメーカーに送って原因究明、と言う事になるのでしょうが、ソンさんは個人輸入業者、決して正規代理店というわけではありません。アルパカって会社は日本に正規代理店は無いので、正直補償交換は期待していませんでしたが、返事はこうでした。

韓ショップ


なんと日本でもよく売れているから良い商品だと!!
自分が打っている商品は良い物だと自負するのは大いに結構ですが、その壊れた原因を探りもせずに、あなたの使い方が悪い可能性もあるから、お金を出して部品を買え!!だという。

アルパカやソンフィーキヨンさんの弁護をする気はありませんが、この商品は元々が日本のフジカって言うメーカーのハイペットと言うストーブをコピー、高性能化したモデルで、ハイペットよりも発熱量が大きく、安価で非常に良いストーブだと思います。僕は安さよりもこの発熱量の大きさに魅かれて購入しました。
こんな事ならハイペット買っときゃあ良かった。。

そして、修理用の部品を6837円出して購入、届きましたので事故品と見比べて原因究明。

アルパカストーブ




原因は、ダイヤルの先端に付いている円形のギヤと、芯側に付いていバー状のギア※1クリアランス※2が大きすぎて、強い衝撃が掛かったときに空転してしまい、ギヤの合わせ位置が変わってしまい、芯が出なかったり、ダイヤルを戻しても少し芯が出たままになってしまう、と言う事でした。

そしてその強い衝撃、という物ですが、実はこのTA77Aコンパクトから、前モデルには無かった耐震消火装置が付いたのですが、それが作動した際、バネの力で勢いよくダイヤルが消火位置まで戻ります。

以前までのモデルだと手でゆっくりと戻すので、このクリアランスでも大丈夫だったものが、その耐震消火装置を装備した事によって、その衝撃に耐えられなくなり、ギヤの消耗が早くなってわずか3か月で故障した、と考えられます。

アルパカというメーカーは、その予測できたトラブルを、大してテストもせずにそのまま世に出したと思われます。今頃、同じ故障で同じように修理部品代を請求されているユーザー様も多いのではないでしょうか?

この届いた新しい部品をそのまま組んでも、また同じ故障を起こす事は、火を見るよりも明らかですので、対策をして組むことにしました。

具体的には、クリアランスの部分にシム※3を作ってはさみ、クリアランスを少なくして精度を上げて組みました。

アルパカストーブ

↑これが作ったシム。ステンレス製で1mm厚です。元々3mmほどあったクリアランスが、2mm程度になります。

アルパカストーブ

↑挟み込んで。。。

アルパカストーブ

↑両端をTIG溶接しました^^

この手法、TIG溶接出来なかったら不可能ですね。他に方法ないかなあ。。


無事交換完了!!暖かさも戻ってきました!!!
ともあれ、こういう事象でお悩みの方、アルパカさんに声が届くよう、大にして叫びましょう。
「もっと良いもの作ってくれ!!」と。壊れなかったら、良い製品なんですけどねー



アルパカストーブ



※1 ラック&ピニオン式ギヤと呼ばれる、自動車のステアリングなどにも使われるギヤ方式
※2 隙間の事。ギヤ等の機械部品の動作を、スムーズにする為、適量の隙間を開ける事を言う
※3 隙間の量を調整するために用いられる、板の事

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