December 07, 2018

AV-8Bハリアー兇寮什

AV-8Bハリアー'VMA-231エースオブスペーズ’

AK・アンモともAFVモデル用だけでなく、飛行機モデル用の塗料製品もたくさん出しております。それらの製品を試そうと思いたって、ストックにあったハセガワのAV-8Bハリアー'VMA-231エースオブスペーズ’(1/72:00664)を製作しました。

これは10年位前の高柳夜店プラモコンクールの景品として、ダイコクヤさんからいただいたものです。いつか作ろうと思って、いつも見える所においてあったのですが、毎日眺めながらずいぶん月日がたってしまいました。ちなみにその良く見える場所にはまだ100個くらいキットの箱が並んでいます。いい景色です、こういう壁紙、あっていいですよね。

【製作】
いつもどおり、製作は完璧ではなく、完成を最優先に行います。
普通に良くできたキットで、製作はとてもスムーズに進みました。

キットはアメリカ海兵隊のVMA-231エースオブスペーズ所属機のほか、VMA-331バンブルビーズ所属機も選べます。
VMA-231はブルーグレイとダークグリーンの2色迷彩ですが、VMA-331のほうは同じ2色迷彩で機体下面がグレーの塗装になっています。
グレーの部分もあったほうがいろいろ試せると思い、VMA-231で作ることにしました。

作り始めてすぐに、飛行機模型はAFVに比べて、段取りが複雑であることを思い出しました。コクピットなど完成後に塗れない部分があるからです。そこで予めコクピットを塗装して、コンソールパネルなどのデカールを貼っておきます。またパイロットのフィギュアはないので、完成後に丸見えになるシートには紙を細く切ったシートベルトを付けました。

まずコクピットから組みます

コクピットは飛行機モデルの見せ場で凝りだすとキリがないのですが、私は説明書通りに組んだだけです。1/72は小さいですし、完成後はあんまり良く見えませんので、コレで十分です。

AK893ゴージーグラスコートコクピットができたら説明書を見ながら機体を組み立てます。キャノピーがΩ形になっていて、金型抜きの都合で真ん中にパーティングラインがあるため、ペーパーでこすって(600番→1200番)、AK893ゴージーグラスコートに浸してキズを均しました。

あとミサイルとパイロンの接着面が小さいので、補強の針金を通せるように0.4ミリの穴を開けました。
また将来ベースに固定するときのために、タイヤが設置しているように片面をペーパーで少し削って平らにして、やはり固定用針金を通せるように0.4ミリの穴を開けました。この辺の作業は塗装前にやっておくと楽です。



【塗装】
素組みなのであっという間に組みあがって塗装です。
例によってパッケージアートを参考に塗装イメージを考えます。

まず塗装色ですが、説明書の指定色はたいへん暗い色です。
一応、実機の写真イメージを確認しましたが、なるほど確かに暗いです。

しかし、これらの暗い色をそのまま小さい1/72モデルに塗ってしまうと、実機以上に暗い印象になります。また私にとって何より大切なイメージソースであるパッケージアートのハリアー兇呂修鵑覆飽鼎ないです。パッケージアートを手がけておられる小池繁夫先生は、やや白っぽいというかグレーっぽい画風で、どことなく大気の空気感を感じさせます。そこで私はこのパッケージのイメージを目指して、以下のAKアクリルで塗装しました。

ダークグリーン:AK2102メディウムグリーンFS34102

ブルーグレー:AK2054インターメディエイトブルーFS35164

下面グレー:AK2057ライトゴーストグレイFS36375にAK2052ホワイトFS17875を足して明るくした色
AK2050アメリカ現用航空機カラーセット1

AK2130 アメリカ戦術航空団・ヨーロッパ迷彩カラーズ塗料は概ねAK2050アメリカ現用航空機カラーセット1のものを使い、AK2102グリーンのみAK2130 アメリカ戦術航空団・ヨーロッパ迷彩カラーズのものを使いました。
なおAKアクリルは全てバラで入手できます。



コクピットをマスクして塗装にとりかかります。機体下面から塗装するのが定番のようですが、私は上面から塗装を始めました(下から塗ったほうがラクだったかも)。

まずブルーグレー(AK2054)をほぼ全体に吹き付けました。
次にダークグリーン(AK2102)を吹きつけますが、この迷彩はエッジがはっきりしているので、予めパターンをマスクする必要があります。そこでマスキングテープを細く切って、迷彩パターンをマスクしました。製作全体を通りしてこれが一番たいへんでした。飛行機モデルは準備作業が多いです。

迷彩パターンをマスキング

ここでトラブル発生。私は塗装後1時間くらいたって表面が乾燥したと思ってマスキングを始めたのですが、まだ十分に乾燥していませんでした。下地が十分に乾燥していない状態でマスキングテープを貼ってしまったので、一部下塗りがテープと一緒にくっついてきました。

ぎょえ〜!

っと驚きましたが、巷で「水性アクリルは塗膜が弱い」と言われる理由が分かった気がしました。

これは塗膜が弱いのではなく、ラッカーに比べて完全乾燥に時間がかかるからです。ラッカー塗料でも乾燥が十分でなければ剥がれますが、乾燥が速いのでこういうトラブルになりにくいのです。

水性アクリルでもエアコンなどで風を送ってやるとより早く(多分30分くらいで)十分に乾燥しますが、常温の部屋に放置して乾燥させる場合は一晩くらい置いた方が良さそうです。以前、長谷川名人の実演を見たとき、塗装後にドライヤーで強制乾燥させていたのを思い出しました。ドライヤーだと数分で乾燥しましたが、私はドライヤーを持ってないです。

また私はいつもサーフェイサーなどで下地を作らずに直接吹き付けていまして、今回もわざと条件を厳しくするためにサフは吹いていません。サフを吹くと、剥がれなかったときにサフで食いついて剥がれなかったのか、塗料の食いつきで剥がれなかったのか分からないからです。これは製品テストを兼ねる私の製作事情によるもので、もちろんサフを吹いておくに越したことはないです、この努力は報われます。

剥がれた部分を筆塗りでリカバーして、今度は2時間くらい置いてからマスキングしましたら、もう剥がれなくなりました。

今回のような迷彩塗装の航空機の場合、マスキングをしっかりしないといけないので、下地がしっかり乾いていることが肝心です。この点では乾燥の速いラッカー塗料が便利ですが、ラッカーの臭気は私にはとてもキツいです。水性アクリルの乾燥は十分速いと思いますが、ラッカーよりは時間がかかります。それでラッカーになれた人がいつものテンポで作業すると、乾燥不十分で塗膜が剥がれたりするので、よりゆっくりな水性のテンポで作業する必要があります。


【デカール】
現用飛行機はデカールが多くてたいへんです。またシルバリングがけっこう目立つので、クリアーをかけてグロスにしてから貼ったほうが良さそうに思いましたが、雑な私はそのまま貼っちゃいました。右翼の「MARINES」とかけっこう光ってます(汗)。

デカール貼りました

このキットは2003年製で、デカールが寿命末期で破れやすく、何枚か「省略」しています。プラモにも賞味期限はあります。皆さんはこういう事態にならないように買ったキットはすぐに作りましょう。

デカールを貼ってからパネルラインに沿って、暗いグレーFS36081(2130欧州カモカラーズの1本)でちょっとだけシャドウ吹きしました。


【ウェザリング】 
AK2070パネルライナーセットでパネルラインのスミ入れを行います。
AK2070パネルライナーセット
使用したのは、

機体上面のブルーとグリーンの迷彩 → AK2071ブラウン&グリーンカモフラージュ

機体下面グレー → AK2072グレイ&ブルーカモフラージュ

AK2071ブラウン&グリーンカモフラージュAK2072グレイ&ブルーカモフラージュ

機体下面は陰になりますし、1/72は小さいのでメリハリを強く入れたかったので、2074ホワイト用ではなく、より暗い2072を使いました。

飛行機モデラーの方はウォッシュ塗料をパネルラインに沿って広く塗って、ある程度乾いたところでティシューなどで拭き取る方法を取っておられるようです。一方、AFVモデラーは面相筆でスジ彫りやディティールにピンポイントにさして、その後シンナーを含ませたキレイな筆で拭き取る方法が多いように思います。

パネルラインのスミ入れ

これは飛行機モデルの方がよりグロスに近い塗装表面なのに対して、AFVの場合は完全マットでザラザラなので、スミ入れ塗料が滲みやすいところに理由があるのかもしれません。完全マットの塗装表面にスミ入れすると、拭き取ってもウォッシュ塗料がザラザラの表面に僅かに残るので、作品全体が暗くなってしまうのです。

私も普段の癖で、AFVモデルの場合と同様にスジ彫りに沿って塗ってから、キレイな筆で拭き取っていきました。航空機用カラーの塗装面は滑らで拭き取りやすかったです。
基本塗装完了


フィルター
基本塗装にトーン変調やモジュレーション加工がないので、作品が小さく見えるような、変化に乏しいような、物足りないような気がする病気がでて、油彩でフィルターをかけて変化をつけることにしました。

油彩でフィルター

ブルーには、大きな面の中心部分にABT001スノーホワイトを伸ばして、色褪せと面の張りを出します。ハッチ部分にもホワイトやABT100フェーデッドグレーを薄く塗って、別部品っぽさを演出します。

グリーン部分にはABT040フェーデッドグリーンで、面の継ぎ目やハッチ部分の塗りわけを行いました。

油彩でフィルター

油彩フィルターは1/72だと小さいので難しいですね。
この後、翼端灯や細部をちょこちょこっと筆塗りして、キャノピーのマスキングをはがして、完成となります。

完成したハリアー2


【ベースの製作】
キットは完成しましたが、このキットをいただいた高柳商店街プラモコンクールへの来年の出品を見越して、強襲揚陸艦の甲板を模した簡単な飾り台を作ることにしました。

まずホームセンターで売っているアガチス板に、オイルステインを塗って、乾いたら額縁部分をマスクします。

続いて、甲板部分にサーフェイサーを厚めに吹き付けて乾燥させ、甲板の継ぎ目を鉛筆で強く描き入れます。

紙片を置いてレイアウトを確認

艦載機発着ポイントを示す白線マーキングをマスクして、エアブラシでホワイトを吹き付けます。

次にウェザリング。パネルライナーAK2072グレイ&ブルーをたっぷり塗って乾かします。濃いところや薄いところはあって良いですが、筆ムラは修正します。

ベースの製作

だいたい乾いたら、今度はやや茶色っぽいAK2071ブラウン&グリーンを部分的に塗って周囲をぼかして変化をつけます。

にじみの無いように拭き取ります

最後にもう一度、暗いAK2072グレイ&ブルーを特にハリアーの下の影になる部分に塗り、周囲にオイル汚れっぽいスプラッシュを入れて、出来上がりです。

【完成】
AV8B HarrierII

ま〜出来は良くも悪くもご覧の通りなのですが、思ったよりもラクに、早く出来て楽しかったです。やっぱりプラモは作らないとダメですね(何を今さら)。

この3色迷彩は短期間ですぐに下面も青と緑の迷彩になりました

1/72で小さいこともあって、使った塗料は種類も分量も少ないです。ミスもいっぱいあるのですが、1/72スケールだと良く見えません。特に老眼がキテル私などは、肉眼では殆ど見えないのですが、写真を撮って大きな画像で見ると「アキャ〜!」と声が出るほどミスが見つかります。人様に見せるのが恥ずかしくなりますが、これもまた自分自身のありのままの作品です。

可変ノズルも水性アクリルで塗っています

戦車の場合、単品にせよ情景にせよフィギュアと組み合わせてドラマを演出する(「戦車」ではなく「戦車のある景色」を作る)ことが多いのですが、飛行機の場合は飛行機そのものを作ることに集中する傾向が強いですね。このキットにはフィギュアがついていませんし。

VMA-331バンブルビーズはAV8Bハリアーを最初に受領した飛行隊です

また戦車模型での見せ場であるチッピングや錆汚れが無いので、ウェザリングが控えめになります。それもまた単品での完成度の高さを楽しむ傾向に繋がっているように思いました。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 18:59Comments(0)模型製作 

December 02, 2018

IFV12月例会

1日土曜日は伊勢フライングビーナスの例会でした。早いもので今年最後の例会です。
持ち込んでいただいた作品を載せておきます。

16式装輪装甲車
16式装輪装甲車

オカダさんの作品が完成しました。適度にウェザリングが施されて先月の途中写真よりも迷彩が落ち着いた感じです。
マズルブレーキの穴が抜けています
この車輌の製作で注目を集めるのが主砲ですが、キットのプラ製パーツを使って、マズルブレーキの穴はピンバイスで貫通させてあります。手間はかかりますが仕上がりは素晴らしいです。

61式戦車
61式戦車
Ktさんの作品。フジミ1/76かな。来年の展示会テーマの「自衛隊」作品が1点完成です。

B-24 リベレーター爆撃機
B-24リベレーター
落合さんの作品、ハセガワ1/72。
製作にあたり落合さんは、キチンと「世界の傑作機」などの資料書籍を読んで勉強されており、頭が下がります。
遊び心のあるユニークなマーキングが当時のアメリカ軍の余裕を感じさせます。
地中海戦線でのノーズアート

AV8B ハリアーII
AV8Bハリアー2
私の拙作でしてハセガワ1/72です。完成しました。
ちなみに資料は箱絵と組み立て説明書、それにネットで検索した画像数枚です、すいません。
私にとってはチョー久しぶりの飛行機モデルで、いろいろと新しい経験がありました。

ブロッケードランナー
ブロッケードランナー
魚見さんの作品、バンダイのキットです。
全長10センチくらいのメカコレサイズなのですが、スターウォーズの宇宙船はどれもスゴいディティールですね。
ディティールが凄いです


Uボート
UボートVII型
魚見さんの作品。全長は15センチくらいでした。ディフォルメされてVII型の特徴である左右のバルジがより強調されています。寸づまりなスタイルが昔図鑑でみた深海調査潜水艇バチスカーフ号にちょっと似てるな〜と思いました。拙いながら潜行中のイメージ画像作ってみました。
潜行中のUボート


私はハリアーが完成したので、今アリイの1/48紫電一一型甲を作っております。例によって箱絵と組み立て説明書だけを頼りに製作しているので、細部の色などいろいろと分からないことも多かったのですが、クラブには詳しい人がいてこれまでの謎が全部解けました。これでいっきに製作がはかどりそうです。
紫電一一型甲製作中
次の例会はもう来年ですね。
それでは、また。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 22:10Comments(0)伊勢フライングビーナス 

November 23, 2018

五十肩、モデルグラフィックス12月号、タミヤニュース、イスラエル映画

最近の生活からランダムに。

ハリアー製作中
AV-8Bハリアー(ハセガワ1/72:00664)
AKの出している飛行機モデル用塗料製品の試し塗りをかねて、ハセガワの「AV-8Bハリアー(1/72)」を作っています。
試し塗りなので途中写真をきちんと撮っていないのですが、その分製作が早く、また良い練習になってます。
また進んだらブログに載せます。

五十肩
早いもので、2年ほど前から五十肩に苦しんでおります。これはほんとに痛いです。
最初は右肩だけでした。私は若いころに右肩を脱臼するケガをしたこともあって、その古傷が老いていよいよ痛み出したかと思っておりましたが、すぐに左肩も痛くなりました。そのため高い所の物を取るためにはまず片腕を半分くらい上げて、その肘をもう片方の腕で押し上げなければ取れませんでした。
しかし最近、どういうわけか右肩は回復しまして、現在は左肩のみ五十肩です。特に何か治療を受けたり努力したわけではなく、いつのまにか痛くなくなりました。片手だけでも自由に動かせるのは本当に有難いです。私もまだいけそうです。

献血生活
五十肩以外は健康なので、2週間に一回献血に通っております。11月はカレンダーがもらえる他、クリアファイル、タオル、ひざ掛けなどをいただきました。
またご存知かと思いますが、献血センターではお菓子やジュースが食べ放題&飲み放題です。献血後は塩分・糖分を取りまくって血圧と血糖値を上げようと、いつも夕食が食べられないほど食べてしまいます。献血グッズ


モデルグラフィックス2018年12月号
モデルグラフィックス2018年12月号いつも献血前に本屋に行きます。なぜ献血前かというと、後だと立ち読み中に貧血になるかもしれないからです。

表紙につられてモデルグラフィックスを立ち読みしていると、MM50周年記念号となっていて、ラウペン山田稔修さんやファインモールド鈴木邦宏社長のインタビュー記事が載っていて購入しました。どちらも凄く面白かったです。

ご存知の通り山田さんは元タミヤの設計スタッフですが、こういう裏方の立場の方がAFV模型界の有名人になるのは稀なケースだと思います。山田さんがもともと文系だったのは驚きですが、その山田さんを上司となる田村さんが「設計の仕方は憶えられるが、模型製作の蓄積は憶えられない」の名言で設計に引っ張ったエピソードや、「設計の人間は開発を指揮する総司令官ではなく、他の部署に仕事をお願いする『御用聞き』なのだ」の話など、山田さんの人柄と合わせて「なるほどなぁ」と思いました。

FM鈴木さんの話も、タミヤ製品の凄さを同業者ならではの視点で説明されていて興味深かった。タミヤさんは「プラモデルは多くの人に作ってもらう物」の立場から一切ブレないとか、タミヤ製品のパッケージは文字からして読ませるものではなく「高級品であることを示すデザインです」とか。

あと金型について専門的な話を分かりやすくされていたのも勉強になりました。海外キットの離型剤の話や細いパーツが折れやすいのは〜の話は「良くぞ言ってくれました!」と心が晴れる思いがしましたが、「でもなぜそれらが高評価を受けているのか、それはみんな作らないからです」のところでまたどんより曇りました(笑)。鈴木さんは話が上手ですね。

あと最近急激に良くなったタミヤのフィギュアについて多くのページを割いて解説されています。というかこれが今月号のメインですね。対談記事の形で3Dスキャナ導入時の問題が着々と克服されて、狭い車内に自然なポーズで収まるだけでなく、塗装しやすく見栄えも良くなっているのが分かりました。最初の3Dスキャンのフィギュアを見たときに既に最高に素晴らしいと思いましたが、それに満足せずさらに改良を続けているところがさすがタミヤです。

モデルグラフィックスは毎月25日発売ですので、お求めの方はお急ぎください。

タミヤニュース NO.595 12月号
タミヤニュース12月号(No.595)タミヤネタのついでに。
私に生涯の愛読書があるとするならば、タミヤニュースがそれなのですが、今月号はまた物凄く良かった。
「モデラーのための戦史<夜空の死闘>」や「イタリア軍装備解説」は毎号楽しみなのですが、今月号はMM特別企画の「戦車搭乗員に聞く」が特によかった、物凄くよかったです。

自衛隊の戦車教官OBの方のインタビュー記事なのですが、日本人プロ戦車マンの実体験の話なのでリアリティと説得力が桁違いです。
「61式戦車の操縦は古いWW2設計のM4シャーマンよりも難しく、しかも路上を走るとあちこちボルトが緩んでくるので時々降りて締め直さねばならなかった」(!)とか、「アメ車のM41はオートマで乗りやすく、あんな良い戦車はなかった」とか、イスラエルの軍事顧問が74式のハイドロを見たエピソードとか、思わず「マジっすか!」というような話の連続でした。

イスラエル映画「運命は踊る」
地元の映画館新富座でイスラエル映画「運命は踊る」を見られるということで出かけました。「レバノン」の監督の作品ですが、例によって見せかたにもう一工夫欲しい作品でしたが、幾つか名場面というか、イスラエルの置かれた立場を思い出させるシーンがあって現地に思いを馳せさせてくれる作品でした。
新富座
仲間同士では気のよい青年である検問所のイスラエル兵が、アラブ人に対しては冷淡で無神経だったのが、「そういやそうだったな〜」と思い出しました。

とくに土砂降りの雨の中、結婚式帰りのような着飾った夫婦が車外で立たされたままずぶ濡れになって審査を待っているシーンなど、イスラエル兵が無慈悲に濡れるまま待たせているのを見て、「せめて車内で待たせてやればいいのに」と思っちゃって、すっかり私も日本人だなぁと苦笑しました。
SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 21:27Comments(0)

November 05, 2018

IFV11月例会

先週末土曜日は伊勢フライングビーナスの例会でした。
主な議題は来年展示会の会場確保について。年々会場の確保が難しくなってきており、日程はまだ決まっていませんが、テーマは「自衛隊」に決まりました。

グレートマジンガー

原田さんのグレートマジンガー。バンダイのキット。
最近リニューアルされたグレートマジンガーのキットで、装甲板が細かく分かれています。
これならば一部が破損しても、その部分だけを交換すればよいので経済的です。

今風にモジュラー装甲になってます

旧作(というかオリジナル)とは違う、今風なアップデートということでしょうか。
手足の可動の点でも細かく分かれているほうが便利ですが、いっそSFならゴムのようにグニャグニャ曲がる未来の金属装甲もアリですよね。

オレはグレート

頭部に着脱可能なコクピット兼飛行機「ブレーンコンドル」は取り外し可能。本体ロボットが破壊されても、これで脱出して生きながらえることができます。ヒーローが死んではマンガが終わってしまいますからね。

Bウィング・スターファイター
Bウィング

バンダイBウィングスターファイターこちらも原田さんの作品。
キットはバンダイです。

ディティールがとても精密で、半光沢の仕上げが良い感じです。



日の丸

フォッケウルフ Ta152
スリムな機体

村井さんの作品。スケールは1/48。
スリムでスマートな機体です。

フォッケウルフTa152


村井さんの1/72作品3点。ファインモールドから発売された機会に手持ちの1/72キットを完成させたとのこと。
九八式陸上偵察機
九八式陸上偵察機

九七式司偵
九七式司偵

九九式襲撃機
九九式襲撃機


16式装輪装甲車
16式装輪装甲車

タミヤ1/35 16式装輪装甲車オカダさんの作品。タミヤ1/35。
8輪あるホイールのうち、前の4輪がステアリングするのですが、その角度は最前輪が大きく、その後ろは小さく曲がるようにキチンと再現されています。

キット発売からしばらくしてアルミ砲身が発売されたのですが、そのことを知らなかったので、キットの砲身のまま組んでしまったとのこと。マズルブレーキの小さい穴はピンバイスで開けたとのことでした。これでイイんじゃないかと思います。

砲身はキット純正

完成までもうちょっとです。来年のクラブ展示会テーマは自衛隊と決まりましたし、テーマ作品一番乗りは間違いないでしょう。

もうちょっとで完成です


トヨタ・カローラ
カローラ

登さんの作品。懐かしいカローラです。
40年位前のモデルだと思います。私が小学生のころ、先生の愛車がコレだったのを覚えています。
これは1.6Lツインカムエンジン搭載のスポーツモデルで、あの先生けっこうイケイケだったんだな〜と今ごろ気づきました。

フェンダーミラーがオシャレ

作品はたいへん古いキットをディティールアップしたもので、オリジナルはモーターで走るようになっていたとのこと。
車体側面の黒のライン上のツインカム表記が逆になっていますが、実車もそうなっています。

ムカンイツ

ホイールはワタナベの鍛造。当時の走り屋仕様になっています。

ワタナベの鍛造ホイール


製作中のB-24リベレーター
リベレーター製作中

ハセガワ1/72B-24Dリベレーター落合さん製作中。
キットはハセガワ。1/72スケールなんですが、とても大きくて、完成後の保管スペースが心配されます。
そこで翼は着脱できるように接着していないのですが、この部分の合いはとても良くて、取り付けたときにキチッとはまって隙間ができません。これで安心して完成させられますね。

涼しくなったからか、今月はたくさん力作が集まりました。
IFV11月例会

来月の例会は12/1です。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 15:40Comments(0)伊勢フライングビーナス 

November 04, 2018

モデフェス&ホビーフェス2018 その4 第3回大阪ホビーフェス

インテックス大阪

28日日曜日は大阪ホビーフェスに行きました。
ホビーフェスの会場であるインテックス大阪は、モデラーズフェスの会場から一駅離れた場所にあります。ホビーフェスとモデラーズフェスは名前も場所もとても似通っていて、混同してしまいそうですが、別個のイベントです。

大阪ホビーフェス

ホビーフェスは関西模型卸会さんが主催している模型メーカーの見本市で、モデラーズフェスは関西地区の模型クラブの合同展示会です。同じ場所でやってくれると見学に出かけるほうとしては有難かったのですが、同じ週末に近隣で開催されたので両方を一日で見ることは十分可能です。それぞれの会場は一駅(ニュートラム南港ポートタウン線トレードセンター前駅〜中ふ頭駅)離れているのですが、歩くとだいたい10〜15分くらいでした。しかしその道すじは別のビルの中を通過するなど、余り分かりやすくはなかったですが、これは私が大阪に不慣れなためでしょう。

会場は、広くて天井が高くて倉庫か格納庫かという建物でした。
天井が高いので照明が遠くなって、やや暗い印象を受けました。
広くて天井が高くて、やや暗い


タミヤ
M3A1スカウトカー

新製品のM551シェリダンやM3A1スカウトカーなどが展示されていました。これらのアイテムは車輌に組み合わされたフィギュアが素晴らしかったです。タミヤさんはレーザースキャン技術を取り入れてからフィギュアがメチャクチャ良くなりました。
M3A1付属フィギュア

特にM3A1は、狭い車内に5体のダイナミックな動きのフィギュアが無理なく納まっていてスゴイです。

狭い車内に自然に収まってます


M551シェリダンまたM551用の152mmガンランチャーのアルミ砲身も展示されていました。
このアルミ砲身はライフリングも再現されていて、キットと同時発売とのことでした。

最近の陸自16式装輪装甲車の105mm用アルミ砲身は、ライフリングが再現されておらず、また発売もキットの発売から遅れて不便が生じましたが、M551では改善されました。
















ファインモールド
先に発売された九八式陸上偵察機のバリエーション展開、九七式司偵や神風号などが展示されていました。

神風号

個人的にこの機体は興味あって、発売された九八式を(作りもしないのに)買っちゃいました。これからの展開も楽しみにしています。それで会場では何枚も写真撮ったのですが、暗くてブレまくりでした・・・。

その他、鉄道模型メーカーや工具メーカー、あと自衛隊の車輌展示などもありました。

20181028_006

またホビーフェス会場のあちこちで製作や塗装の実演が行われていました。
スケールモデルファン向けには長谷川迷人さんの塗装実演が開催されていて、私もじっくり拝見させていただきました。

長谷川迷人とモデルアート猪股編集長

長谷川さんは模型製作の経験値が凄くて、難しいエアブラシ塗装でも「どーですカンタンでしょう?」とばかりにキレイに吹きつけますが、実際自分でやってみるとそんなに巧くはいかないですね、はい。
しかし実演を見るととても簡単そうで、あれよあれよと塗装が仕上がっていくので、「こんなにカンタンに仕上がるのなら自分もやってみよう」という良いモチベーションをいただきました。

というわけで、大阪モデフェスとホビーフェスで楽しい模型の週末を過ごさせていただきました。また多くのモデラーの方たちのお話をうかがって、たいへん勉強になりました。次回の開催も楽しみにしております。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 23:47Comments(0)

November 03, 2018

モデフェス&ホビーフェス2018 その3

無重力の宇宙空間

モデフェスのつづき。
ガンダムの最終話のシーンでしょうか。無重力を感じさせる印象的なレイアウトです。好みでセイラさんを支えている針金を消してみました。無重力の宇宙空間の雰囲気が高まったと思います。重力制御できる時代が来ると、模型での表現も広がります。

ドップファイター
ドップ
赤いのはシャア専用ということでしょうか。よくできたコクピットが大きなキャノピーからよく見えました。このドップ、昔は荒唐無稽なデザインに思えましたが、だんだんこういうのもアリではないかと思えてきました。コクピットがポッドになって機体から離れているのは、視界がよさそうですし、本体が被弾・爆発してもパイロットの生存率が高そうです。機体のバランスは見るからに悪そうですが、未来のテクノロジーが何とかしてくれるでしょう。

宇宙戦艦ヤマト
実写版ヤマトいいです

私の中では、消去法で実写版ヤマトが最高のヤマトになっています。
船体が光沢メタリック仕上げで、縦スジのストレーキングが良い感じです。
しかしながらナイトクラブのような暗い部屋に展示されていて、余りにも暗くてぶれてない写真はわずかでした。ちょっと残念。

スターデストロイヤー
素晴らしい電飾

これの製作では電飾が必修科目になりましたね。出来栄えは素晴らしいですが、電飾の難易度はきわめて高くて、この数の光ファイバーを取り回すのは本当にタイヘンだったと思います。

***
モデフェスの展示会場はATCという大きくて新しいビルの9階と10階で開催されました。
プラモ部門は10階で、9階はドールハウスでした。

ドールハウスとプラモデルとは似て異なるジャンルですが、共通するところも多いので見学に行きました。ここもとても良かったです。

MERCERIE
洋品店の風景
「MERCERIE(メルチェリエ)」は、辞書によると「洋品屋さん」(或いは手芸屋さん)という意味のようです。この一連の作品群は、同じテーマを何人かの作者の方が作られたものです。

余り厚みがないのがいいです
店構えはキットのようですが、どこまでがキットで(というか、販売されている塗装済み完成パーツで)、どこからが自作スクラッチなのかわかりません。しかしどれも雰囲気はとても良かったです。

外壁の塗装で雰囲気が変わります
私の場合、情景にせよ単品にせよ作品が完成したら写真撮ってダンボールにしまって終わりです。次に出すのは展示会ですが、それも一回出展してしまうと、そのままダンボールに入れて忘れ去られて終わりです。

ここは庶民的な雰囲気
そこで常々「ホコリが被らず、邪魔にもならない飾り方」ができないものか考えています。インテリアとして、部屋の装飾品としてのプラモ製作です。

洋品店の風景
保管と展示の両立という点ではショーケースに入れて飾るのが一番良いのでしょうが、ショーケースを自宅に持つのはたいへんです。かといってプラモをテーブルの上に置くとテーブルが狭くなって邪魔ですし、鉢植えや壷のように床に置くのは破損のもと。またいずれもホコリは被り放題になります。そこで思い当たるのが絵画のように壁にかけるプラモなのですが、これらのドールハウスの展示は良いヒントになりました。

もうじきクリスマス
こちらも同テーマの複数作者による展示。クリスマスの部屋です。

暖炉とランプは電飾されています
大きなクリスマスツリーに暖炉、ロッキングチェア、スタンドランプなどは、西洋の豊かでオシャレな生活の象徴です。プラモ製作は自分の脳内イメージやリアリティの具体化作業ですが、ドールハウスは夢の生活空間の具体化のように思いました。

暖かい雰囲気の部屋

キッチンは食材も料理もキチンと美味しそうに見えるのが大切
冷蔵庫が開いてるのが気になって気になって


こちらには何やら箱が。
シャドーボックス

覗いてみると中には居心地のよさそうなリビングが。
中は適度に暗く、全体を見難く作ってあって、見るたびに発見があって飽きません。
中を覗きこむと

どこかの会社や事務所で待たされた時、もしこんな箱が置いてあったら、一時間くらい待たされても文句言いません。むしろ5分もしないうちに相手がやってきたら、「もうちょっとこの箱を眺めていたいので、もう一仕事してきてください」といいたくなります。

光と影の雰囲気が最高です


これも凄かった。
クラシックなSFの雰囲気
特に窓から見える海底の景色が素晴らしい。どう作ってあるのか想像つきません。


モデフェスの会場はかなり広いのですが、静岡ホビーショーの合同展に比べると小規模で(静岡合同展は世界最大)、来場者もやや少なめ(静岡は歩きにくいほど激混み)ですが、それだけに作品をじっくり見やすく、作者の方と話し易くて良かったです。もちろん入場者はたいへん多いのですが、身動き取れないほど激混みではなくて、これはすごく有難くて体もラクでした。しかしながら場所によってはかなり暗くて、目が弱い私にはキツイところもありました。

***
大阪の居酒屋夜はお友達に誘っていただいて居酒屋へ行きました。

その居酒屋では注文はタブレットで行うようになっていて、軽くカルチャーショック。大阪は未来世界ですね。
また店員のお姉さんたちの手際が凄く良くて、注文すると何でもすぐ出てきます。また彼女たちの権限というか裁量の範囲が大きい気がしました。

また居酒屋では、韓国から参加したモデラーたちも加わって楽しい時間を過ごしました。
ちょうど私の娘が先月ソウルに旅行に行ってきたので、その際に送られてきた写真を見せたところこれが大ウケ。ほとんど飲み食いの写真なのですが、どれもソウルで最近流行っている(キワ)モノばかりで分かりやすかったようです。以下、娘から送られてきた写真です。ネタ程度に。

【韓国のスポンジケーキ】
一応、人間用です
娘によると味は普通だったとのこと。
韓国モデラーたちは存在は知ってたが食べたことはないようでした。

【タピオカ茶】
お茶だそうです
パフェかサンディーかと思われるかもしれませんが、お茶です。タピオカが入っていて人気だそうです。

【牛乳ドリンク】
牛乳ドリンクです
ジョア的な飲み物かと思いましたが、そうではなくて中身は牛乳でフルーツや山ブドウが入ってます。山ブドウは収穫量が少なく貴重で、健康に良いそうです。韓国では人気のある定番の飲み物だそうです。

【ミントケーキ】
蛍光グリーンが毒々しいです
ペパーミント味のケーキです。毒々しい色が食欲を減退させます。
アイスクリームのミントチョコレートよりもさらに人工的なガムのような味で、娘の口には合わなかったようです。しかしこんなものでも韓国モデラーたちはみんな知っていて、韓国では有名なようです。

なお、韓国では成人した娘から父親にLINEなどで連絡が入ることは滅多に無いそうで、ほぼ毎日子供たちと連絡している私は珍しいグッドファーザーなんだとか。まぁ酒の席でちょっと持ち上げてもらいました、礼儀正しくて有難いことです。

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今回のモデフェス&ホビーフェスは宿泊で参加しました。
飲み会はたいへん盛り上がって後ろ髪引かれましたが、ホステルのチェックイン時刻があったので、ちょっと早めに退席させていただきました。

門限1分遅れでチェックイン。地下鉄を乗り間違えて、遅刻してしまいましたが、お情けで入れてくれました。すでに23時過ぎでしたが、せっかく泊まりなので散歩に出かけると、大阪の街の明るいのなんの。

OSAKA午前0時

このまま朝まで騒ぎが続きそうな勢いでした。

遊びも最新式です

しかし翌日のホビーフェスは朝9時開場なので、周辺をひと回りして行儀よく帰って寝ました。

もうちょっと続きます。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 17:19Comments(0)

November 02, 2018

モデフェス&ホビーフェス2018 その2

モデフェスのつづき。

アイーダ・ベラ
アイーダ・ベラ
今回のモデフェスで最も驚いた作品。キットはドイツレベル1/400と思いますが、超絶にディティールアップされています。現代の豪華クルーズ船は、まさに動くリゾートアイランド。作品を見ているだけでもリゾート気分になってきます。

バルコニー
各バルコニーにはデッキチェアが置かれ、乗客の姿も見えます。彼らは社会的地位の高い人生の勝利者の皆さんです。

最上階は娯楽の殿堂

甲板というか屋上の屋内プール。屋内なので寒い地域を航海中でも楽しめます。フィヨルドを眺めながらプールでひと泳ぎです。周囲にはところ狭しと寝椅子が並んでいます。これらの寝椅子はエッチング製と思われますが、すごく良く出来てます。

デッキチェアの並べ方にもセンスを感じます
一段低くなった部分にはステージが見えます。
毎日ここでエンターテイメントが繰り広げられるのでしょう。

後部デッキ

後部デッキ最上階にはこれ見よがしにゴルフの打ちっぱなしケージが。
その下にはレストランがタンスの引き出し状態に連なっています。
そして一番下には滑り台つきプールのあるキッズクラブ。キットにこんなの無いですよね。
このような作品はホコリ被っても掃除なんて出来ませんから、普段はケースに入れて飾ったり保管されているのでしょう。モデフェスではケース越しではなくて、直に見れて眼福でした。


重巡洋艦・利根
重巡利根

タミヤ1/350。リンガ泊地に錨泊している場面とのことですが、やや緑がかった海面が南方の浅い海を感じさせます。

水兵の生活を感じます

船上はまるで情景作品のようです。


HMSアークロイヤル
HMSアークロイヤル登場!
メリットインターナショナル、1/350。
HMSアークロイヤルはWW2開戦時のイギリス海軍において最強というか、ほとんど唯一の正規空母でしたが、長いことキットに恵まれていませんでした。これの大きな1/350スケールでの発売は聞いておりましたが、大阪モデフェスで素晴らしい完成品を拝見できました。

攻撃隊を発艦中
作品はビスマルク追撃戦でのソードフィッシュ攻撃隊の発艦の情景です。
やはり空母は艦載機あっての空母ですね。

フェアリーソードフィッシュ攻撃機
このソードフィッシュがまた良く出来てます。複葉機はたいへんだな〜(笑)。

複葉機は作るのがたいへん
一機一機がひとつの作品のようです。

戦艦ティルピッツ
広い後部甲板
タミヤ1/350と思われます。フィヨルドに隠れている場面の作品。

魚雷艇もよくできてます
接舷している魚雷艇

ティルピッツ


空母グラーフ・ツェッペリン
グラーフ・ツェッペリン
トランペッター1/350。ドイツ海軍が建造していた正規空母です。実際には完成せずに放棄されましたが、もし完成していたらこの勇士を見られたのでしょうか。

出撃準備中かな
やはり空母は艦載機が主役で見せ場。いろんな航空機が載っています。

大西洋の攻撃機は複葉ですね

半分架空の空母ですが、緻密な作りこみで作品に説得力がありました。

完成してなくともリアリティ十分です


イタリア海軍 戦艦ローマ
全ての道はローマに通ずる
トランペッター、1/350。イタリア戦艦ってかっこいいですね。
見た目だけでなく、このヴィットリオ・ヴェネト級は長砲身38cm砲9門を装備していながら、30ノットの高速を出せました。これは日本海軍の長門級(40cmx8門)とほぼ同等の武装を持ちながら、金剛級高速戦艦と同じくらい高速でした。

ローマは一日にしてならず
しかしこの戦艦ローマはその高性能よりも、「世界初の誘導爆弾に撃沈された悲劇の戦艦」として有名でしょう。

USSミッドウェイ
USSミッドウェイ
スケールは1/800。アリイの手ごろなサイズの(チョイ前の)現用空母シリーズ。アメリカ空母はニミッツ級の登場以来余り代わり映えしなくなりましたが、そこに至るまでの通常動力空母は空母発展の歴史を見るようで、たいへん魅力を感じます。特にこのUSSミッドウェイは、戦後から度重なる改修を経て比較的最近まで現役であり続けました。この作品は彼女の80年代の状態を再現されたそうです。艦載機はトランペッター製、デッキクルーはエデュアルドとのことでした。

フラワー級コルベット
水難救助作業中
エアフィックス1/72。友井さんの作品。
キットをベースにした比較的小型の作品ですが、いつもどおり徹底的に手を加えられています。

フラワー級コルベット
キットはフルハルで、ベースから取り外すこともできます。

HMSヴィクトリー
HMSヴィクトリー
これはドールハウスのところに出展されていた帆船模型専門店「アトリエ」さん取り扱いの木製キットの完成見本です。そのためケースに入っていましたが、好きな船なので写真撮ってました。因みにメーカーはイタリアのマモリ社で、キットの価格は税込み48,300円だそうです。完成させられる技術があれば、決して高くないと思います。

【帆船用アクセサリーパーツ見本】
帆船用アクセサリー見本

帆船模型「アトリエ」
〒5420064 大阪市中央区上汐2-5-22 富士ビル1F
(06)6768-3749
http://www.mtc-hp.jp

もうちょっと続きます。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 16:35Comments(0)

November 01, 2018

モデフェス&ホビーフェス2018 その1

モデラーズフェスティバル2018
週末、大阪南港で開催されましたモデフェス&ホビーフェスに行ってきました。
たいへん楽しかったです。

モデフェスことモデラーズフェスティバルは10月27日(土)・28日(日)に開催されました
幾つか気になった作品を貼っていきます。

リトルバードとデルタ隊員
映画「ブラックホークダウン」のリトルバードでしょうか。
ヒューズヘリコプターとレジンフィギュア6体がセットになっている、キネティックの高価なキットの完成品です。

ヘリの外に座るのはとても怖いです
基本的に素組みだそうですが、パーツを合わせるのにたいへん苦労されたとのこと。しかし出来栄えは素晴らしいものでした。


M48ベースの架橋戦車
折りたたみの戦車橋を開いて川に橋を架けようとしているシーンです。この橋の大きいこと。
橋は大きいです

川はレジンでしょうか。良い感じで透明さを感じさせるものでした。
架橋戦車

M551シェリダン
タミヤの新キット。発売前なのに、もう作っている人がいるんですね。ほぼ素組みなのだそうですが、旧キットでの難点だった車体側面のリベットなど、問題が全て解決されているのがわかります。またこれまでは自作した人だけの見せ場になっていたコマンダーキューポラの追加装甲は、キットで提供されるようになりました。キットを組むだけで簡単にカッコいいシェリダンが作れるとは、時代は無精者にとって都合よく動いているようです。またここ最近のタミヤのフィギュアは本当にいいですね。

朝鮮戦争でのパーシング戦車
タイガー戦車、ですね

トラのペイントがユニークですね。朝鮮戦争でよく見る写真ですが、戦車にトラの顔を描くのは世界的に他の例を知りません。このパーシングは顔だけでなく車体上部まで黄色にトラ縞が描かれていて手が込んでいます。イエローベースのトラ縞塗装はうっかりすると遊園地の乗り物みたいになってしまいそうですが、この作品はウェザリングも良くて馴染んでいました。

T-72M1
タミヤT-72M1
ブラスコウこと秋友さんの作品。秋友さんは最近「水溶きタミヤアクリル塗装法」を研究されていて、このT-72のベース塗装はその方法で塗装されています。タミヤアクリルを水で溶いて筆塗りするのだそうですが、これは塗料の鮮度が大事で、古いとボロボロになってしまうとのこと(私はいつもそうなる)。塗料の鮮度が良いと、とても滑らかで乾燥が速くて扱いやすいそうです。
ウェザリングは油彩とのこと
このT-72ではダークグリーンの基本塗装をタミヤアクリルの水溶きを筆塗りして、油彩でウェザリングしたとのこと。素晴らしい作品に仕上がっていました。

キングタイガーとヘッツアー
巨大です
スケールは1/6。フルスクラッチです。
まるで博物館の収蔵品のようですが、ここまで大きいとこの仕上げが正解だなと思わせられます。
あらゆるディティールが省略できないスケールですので、工作の大変さが察せられます。

アブロ・シャックルトン
プロペラの影に注目
エアフィックス1/72。4発あるプロペラが二重反転で廻っていました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、影を見ていただくと、プロペラが二重になっているのがお分かりいただけると思います。1/72スケールの狭いエンジンポッドにモーターとギアが仕込まれていました。これは凄かった。

ロボダッチブーム、大阪に来てました。
大阪にロボダッチが集まった!

ろでむの塔さんのロボダッチ作品の展示
ロボダッチの戦艦島
クロネコヤマトのタマゴロー
宇宙戦艦ヤ○トがロボダッチ世界にうまくアレンジされています。カッコいい!

これは宝島、ですよね。
元は宝島と思われ
かさ上げされてたり大幅に改修されているので、もはや元キットは関係ないかもしれません。
下の線路をモグラロボが元気よくビュンビュン廻っていて、うまく写真が撮れません(おまけに場所がちょっと暗かった)。ロボダッチはこの賑やかさがイイです。
モグラロボはや過ぎ


別の方の作品、ロボ
ロボテンですよ
この名前ずっと「ロボエックス」だと思ってたのですが(ロボゼット、ロボキューみたいに)、「ロボテン」だったんですねぇ〜。「勝廚ローマ数字の「10」だったとは思いつきませんでした。大阪に出てひとつ賢くなりました。
作品は半光沢の丁寧な仕上がり。原色系の仕上げが多い中で、この作品の色調はどこかパステルカラーです。ロボダッチの仕上げ方の一例としてたいへん参考になります。

ろでむの塔さんのロボゼット
ロボZ(ロボゼット)


やっぱりロボが好きさんの作品。ガマロボ、やっぱりいいな〜。
やっぱガマですね
キラキラ輝いているガマロボの目は、ちょうど良いサイズのボタンが合ったので交換したそうです。上に載っているサスケの足の改修は必修科目ですね。

からくり忍者絵巻
忍者絵巻
透明パーツの火炎や金棒の軌跡(?)が大きくて良い感じです。また上の作品もそうですが作者のロボダッチ愛を感じる作品です。
恥ずかしながらこれらのセットは初めて見たのですが、この大きな火炎とかキットに入っているのでしょうか。火炎ロボ(でしたっけ)の炎ってペラペラのプラ一枚だった気がしますが。

とりあえず、ここまで。続きはまた書きます。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 12:51Comments(2)

October 17, 2018

IFV展示会2018 その3

もうちょっと画像あるので、覚書をかねて貼ります。

フェラーリF60
フェラーリF60

フェラーリSF70H  オーストラリアGP
フェラーリSF70H
いずれもタミヤ製でスケールは1/20です。
カーモデルはとにかくグロス仕上げとデカールが鬼門だと思いますが、これらは見事な仕上がりでした。

カーモデルは全般に難易度が高いと思っていますが、特に最近のF1は曲面が多くてデカールを皺なく貼るのは至難の業です。余白もまったく見えません。どうやって仕上げたのか想像もつきません。
曲面が曲者です


日立建機 油圧ショベル ZAXIS135US
はたらくクルマ

アスタコNEO
スタコラサッサと働きます

日立建機 ホイールローダ ZW100-6
日本製インジェクションキット

日立建機 タンデム振動ローラ ZC50T-5
限定品のタンデムローラー

いずれもハセガワのキットでスケールは1/35です。
ぜんぶ日立建機なのはハセガワが日立とタイアップしてるってことかな。アスタコからシリーズ展開が広がっているのは結構売れているのでしょう。
12月にはヤンマーの高級トラクターが発売されますし、今後は他社車輌にも展開するかも。


九七式艦上攻撃機
九七艦攻
ハセガワのキットでしょうか。スケールは1/48です。
密かに(?)好きな機体なので写真撮ってました。
ワタシャ開戦時すでにちょっと古めになっていた機体が好きですね。

九七艦攻は零戦や隼と同じ栄エンジン搭載だったのですが、こっちは3人乗りの上、重い(848kg)航空魚雷を抱えながらも、滑走距離の短い空母から発艦可能でした。栄エンジンの開発が日本の航空機を世界レベルにステップアップさせたのが分かります。

3人乗りです

栄エンジン(一一型)は970馬力ほどあって、当時としては強力なエンジンでした。最大速度は377km/hほど出たようですが(Wiki)、重い魚雷を抱えた状態だとより鈍足になってグラマンの良いカモだったでしょう。
また雷撃方法も、敵艦の砲門がズラリ並んだ横方向からまっすぐ突っ込んで、体当たり寸前で魚雷を放ち、多くの場合そのまま敵艦上空を通り過ぎるという危険極まりないもので、最初から大きな犠牲を覚悟していました。戦争っていやですねぇ。

九一式航空魚雷を搭載


九九式艦上爆撃機
九九艦爆

赤のテイルがかっこいい空母「蒼龍」所属・江草隆繁少佐機。ハセガワ1/48と思われます。
やっぱこのマーキングで作りたいですよね。

これも好きなんですよね。九七艦攻と九九艦爆はいつか作りたいと思いながら、ずっと作れずに現在に至っておりますが、展示会で完成品を見れたので良しとします。

今年の展示会のレポートは以上です。来年の展示会は台風の影響を受けにくい時期に開けるよう画策しております。来年のIFV展示会にご期待ください。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 16:32Comments(0)伊勢フライングビーナス 

October 15, 2018

IFV展示会2018 その2

今年の小クラブの展示テーマは「今は亡き国内メーカーを偲んで」でした。
テーマに因んだ展示作品は「こんなのあったな〜」と懐かしさを感じさせてくれるものがたくさんありました。

ニチモ30センチシリーズ
ニチモ30センチシリーズ

安価で組み立て簡単。それでいて動作確実で、オッサンモデラーなら誰でも風呂に浮かべて遊んだ経験があると思います。
久しぶりに完成品を見ましたが、改めて見ると、けっこう素朴なキットだったんですねぇ。

ニチモ 戦艦大和 
戦艦大和
こちらは精密キット。作品はさらにディティールアップされています。
スケールはウォーターラインと同じ1/700。

スクリュー1個でグイグイ走ります
これもモーターで水上航行可能でした。
実物の大和級戦艦は4軸推進でしたが、キットは1軸に簡略化されています。

作品も箱絵もスバラシイ!
今見ても箱絵が素晴らしいです。

戦艦扶桑
第1砲塔がスイッチになってます
30センチシリーズを改修したものですが、喫水線から上はまったく別物とのこと。

フォードGP
今でも全然いけてるデザインです
マックス模型のキット

ワーゲンカブリオレ 
ウィリー機構つき
ヨーデルのキット。スケールは1/28だそうです。

大名駕籠(かご)
乗ってる大名さんも大変そう
ヨーデルの古典シリーズ。スケールは1/16。

ディスプレイも凝ってます
金ピカで光り輝いていました。ひな人形に並んでいそう。

駅馬車
駅馬車
ミドリ商会のウェスタンシリーズNo.2です。こんなシリーズがあったとは当時西部劇ブームだったのでしょうか。あるいは輸出用かな。スケールは1/40で、おおむね1/35と同じサイズです。

カーモデル
カローラでしたっけ(マルイ?)。これは私も大昔に作った気がします。
この時代のカーモデルはだいたいモーターで動きました。SHiGE
  

Posted by marutake_shige at 18:28Comments(0)伊勢フライングビーナス