August 29, 2009

shabat shalom

ビール in 橋本屋昨日は、チョー久しぶりに、ビールを飲みました。

キンキンに冷えてて、美味しかったですね。

皆様も良い週末をお過ごしください。




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熱暴走

朝晩はかなり涼しくなりましたが、しかし日中は相変わらず残暑厳しいですね。

灼熱地獄のPC内部朝PCをつけて、あれこれ雑用して、昼食後PCを見ようとすると、見慣れないエラーが出てPCが固まってます。
部屋のエアコンをつけなかったら、熱暴走を起こしたんですね。

まぁ前からよく電気を食うPCだとは思っていましたが、勝手にアツくなってプッツンきちゃったわけです。
室温は34度、確かに暑いです。でも、これまで大丈夫だったのに、なぜ?

扇風機それでPCの冷却用吸気口を見ると、ホコリだらけで目詰まりしています。だいぶ長いこと掃除していなかったので、吸気口やファンにはホコリがたまりまくりだったんですね。

それで今日、久しぶりにバラいて掃除しました。
もうパソコンがかわいそうなくらい、すごいホコリでしたよ。
いつのまにか、私の部屋の空気清浄機になっていたんですねぇ。

ついでに部屋の扇風機も掃除しました。
そよぐ風が爽やかなのは気のせい?・・・ですね。


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スーパーで半額の食料を確保ミスター・ハーフプライスと呼ばれて

ビールは好きなんですが、値段が高いので、めったに飲みません。
いつも飲むのは、手ごろな価格のビールテイスト飲料です。
味もホンモノのビールと比べて、何ら変わらないくらい改良されていて、私にはこれで十分です。
税法でいろいろと苦労されている、ビール会社の開発の方には大感謝です。

トンボマグロの刺身(580円の半額290円)。私は安価なトンボが好きで、あんまりキハダとかインドマグロには有り難味を感じません。で、その酒のつまみですが、大体がスーパーで半額で買ってきた惣菜や魚です。
半額の商品は概ね、時間がたちすぎているものが多いのですが、だからといってマズイとは限りません。まぁ運次第ですよ。

タコのブツ切り(300円の半額150円)それになんか半額でも売れ残っていると、なんだか気の毒になってくるんですね。
あ〜売れ残ったらゴミになっちゃうんだなぁ、せっかく作ったのにもったいないよなぁと思うと、貧乏性の私はついつい買っちゃうんですね。


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赤貝の刺身(ボッタクリバーで100万円?)先日、漁師の友達から、赤貝をバケツ一杯もらいました。
さっそく刺身で食べました。チョー久しぶりでしたよ。

漁に出ていた頃は、時々食べていたのですが、出なくなってからは、とても食べられません。やはり赤貝の刺身は最高ですね。

でも見た目はちょっとグロテスクです。
子供たちは、「へぇ〜そんなもんがそんなに美味しいのぉ?」と言いますが、食べません。
「もちろん美味しいよ、それに買うと結構高いんだよ。」

「へぇ〜そんなに高いんだ。幾らくらいするの?」

カツオのタタキ(480円の半額240円)「う〜ん、錦糸町のボッタクリバーだったら100万円くらいかな」

と、おちょくっていると、ヨメが一言。

「馬鹿ね。ボッタクリバーのメニューに、赤貝の刺身は無いわよ」

まぁ、そりゃそうですね。SHiGE
  

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中京AFVの会の覚書 8 〜AFVと芸術的アプローチ

朽ちたタイガー戦車の情景朽ちたタイガー戦車の情景。
「中京AFVの会」には、いろいろと実験的な手法を試されて、その結果を見せる作品も集まりました。この作品は放棄されて数十年、錆びて朽ち果て、戦車というよりは鉄塊となった姿の情景です。

戦車模型では、錆やチッピングなど「鉄としての情報」を描きこんで、リアルな鋼鉄製の戦車として見せるのですが、この作品は戦車全体が鉄の情報そのものとなっています。

そのため戦車としてのディティールや精密感を楽しむのではなく、鉄塊そのものを見て楽しむ、或いは鉄や草木、土などの、自然物の質の違いを楽しむ作品と思います。
ちょうど美術の静物画のように、モチーフ(題材)としてカボチャや果物、磁器、布、ガラス、スプーンなどの鉄器を並べて、その質感の描き分けるような、そんな作品です。


KWS水陸両用車と150ミリ重榴弾砲こちらも美術的なアプローチの作品。

錆びて朽ちたKWS水陸両用車と、150ミリ重榴弾砲の情景です。
ベース上のアイテムは、錆びた車輌と砲だけに絞り、しかもそのいずれもが錆びて朽ち果てた表現のみで押し出しています。
そのため見る者に与える第一印象は、とても強いものがあります。


青と赤のせんしゃこちらもある意味、前衛芸術的アプローチの作品と言えるのではないでしょうか。
青と赤のせんしゃ」です。

小さいお子さんの作品で、筆もエアブラシも使わず、歯ブラシで塗装されたそうです。
次回は筆やエアブラシを使ってみると、その使いやすさにビックリすると思いますよ。

遊んでくれ〜この作品を見て、即座にこのオブジェを思い出しました。(→)
これはゴラン高原のキリアット・シェモーナという街の外れにある、ちょっとした公園に置かれたオブジェです。ここで子供たちが戦車(元シリア軍のSU-100)と楽しく遊べるように置かれているのですが、いかんせんゴラン高原は危険すぎて、公園で遊ぶ子供がいません。そこが何か寂しげで、感慨深いものがありましたねぇ。SHiGE
  
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August 28, 2009

中京AFVの会の覚書 7 〜センチュリオン賛歌

センチュリオン戦車(1/25)だんだん記憶があやふやになり、覚書から思い出話になりつつあります。

センチュリオン戦車(1/25)
タミヤの大きな1/25のセンチュリオンです。
いやぁ〜センチュリオン戦車は、いつ見てもカッコいいですね。
この作品は真面目な仕上げ方で、センチュリオンの魅力を再認識いたしました。

戦車に優劣をつけるならば、まぁ最新型が概ね優れているのですが、最もカッコイイ戦車はどれかということならば、それはセンチュリオン戦車に決まっています、あなたもそう思いますよね。

実際センチュリオンは、世界戦車愛好家協会コンテストで第一位、日本シオニスト模型協会コンテストでも第一位、マルタケ杯記念コンテストも第一位、全国の主婦に聞きましたあなたの好きな戦車ランキングでも第一位と、その人気はまさに戦車界のDHC状態なのです。

ところがですよ、中京AFVの会で開かれた、模型界の重鎮を集めたディスカッションで、耳を疑う発言が飛び出したのです。
それは「タミヤはMMの初期、マイナーで変なものばかり出していた、例えばダイムラースカウトカーとか、6ポンド砲とか、センチュリオンとかです。タイガーとかのメジャーどころじゃなくって、こんなん出してたんですよぉ」という、過激な発言が飛び出したのです。

ダイムラーと6ポンド砲は、まぁいいですよ。
しかし何でセンチュリオンがマイナーなんですか?!

センチュリオン戦車(1/25)センチュリオン戦車はタミヤMM(とリモコン戦車)の頂点に立つアイテムであり、その説明書はMMで一番分厚くて詳しかったのです。その内容は、栄光に輝くセンチュリオンの歴史を、無知蒙昧な日本のモデラーに読み解く、正にバイブル的なものでありました。

実際センチュリオン戦車は、タイガーごときと比較するのもオコガマシイくらい大活躍しています。てゆーかタイガーやその親玉であるキングタイガーなど、センチュリオンに比べれば線香花火ほどの活躍しかしていない、ダメな戦車なんです。今どき流行らないんですよ。

せいぜい「不憫な子ほど可愛い」という奇特なモデラーが、「世の中余りにもセンチュリオンばっかりだから、よ〜ぅしオレは誰も作らないタイガーでも作ってウケを狙うか」程度のアイテムなんです。そうあるべきなんです。

***
中京AFVの会でのディスカッションそういえばディスカッションの席では、「戦車は人殺しの道具ですが、それを模型で好き好んで楽しむって、どう思いますか?」というような、ニューヨークの黒人居住区で「ニガー!」と叫ぶに匹敵する、強心臓な問題提起もありました。

これは別に、その方がそう思っているわけではなくて(そう思う人は中京AFVの会に来ない)、「巷でそう思う人もいるみたいですが、皆さんはそういう意見に対して、どう思われますか」という、ネタ振りというか燃料投下というか、ちょっと挑発的な問題提起であったのです。

重鎮の皆さんは良い人たちばかりなので、この質問に正面から取り組み、真面目に答えられておりましたが、私はその間も「センチュリオンはマイナーじゃない、マイナーじゃないぞ〜」と、そのことばかりがずっと頭の中を駆け巡っておりました。

***
IDF センチュリオン・ショットこの問題提起について、私如きの意見は求められていないのですが、ブログで独り言をつぶやいておきます。

思いますに、「戦車のような殺戮兵器を模型で楽しむのが許せない」という方は、戦車の殺戮兵器としての側面だけを見て、そう言われているのではないでしょうか。確かに戦車には、そういう残酷な一面があります。

しかし、もう一歩想像を巡らせて、自分の村が敵意ある人々に囲まれている状況を考えてみましょう。
その敵意ある人たちは、自分と家族の住む村を攻めるために、夜も昼も訓練に明け暮れています。敵意ある人たちは、隙あらば攻め込んできて、もし負けたら自分も家族もどういう目にあうか分かりません。

そこで村と自分の家を守るために、村の入り口で戦車が頑張ってくれているとします。
別に、周囲の敵意ある人たちを殺すためではなく、殺しあう状況に陥らないように、攻めてこれないように、強い戦車で村を守るのです。

戦車と村の青年たち戦車の中には、村の若者が乗っています。ご近所の息子さんも、立派な青年になって、戦車に乗って、村の交差点を夜も寝ないで守っています。その家のお爺さんも若い頃は戦車に乗って、村を守っていました。青年は家族の誇りです。

午後には近所の奥さんが、お菓子を焼いてお茶とともに、戦車に乗っている村の青年たちに振るまいます。
「ほんとうにご苦労さんだねぇ、ありがとうねぇ。」

村のお爺さんたちは、毎日戦車のことを考えます。
「うちの息子が乗っている戦車が、敵にやられないようにするには、どうしたらよいのだろうか?
 貧乏な村だから、新しい戦車は買えない。ならば手持ちのお金で、今ある戦車をもっと強くする方法は無いだろうか?」

村の人々はみんな、戦車が大好きです。
戦車は村を守り、家を守り、お爺さんや青年を守っています。
そして強い戦車が村を守ることで、周囲の敵意ある人たちも攻めてこなくなり、間接的に相手の若者たちの命も守っているのです。

幼い子供は目を輝かせて、父親に言います。
「僕も戦車が大好きだ。大きくなったら戦車に乗って村を守るよ。」
*
*
*
これは建国以来のイスラエルの状況そのものです。
もっとも、こういう状況にある国は別にイスラエルだけではなく、世界中にたくさんあります。
日本はこれほど差し迫った脅威に晒されていないので、こういう状況を想像しにくいのかもしれません。
もちろんこういう状況にならないように努力するのが、まず第一なのですが、生まれたときには既にこういう状況にあったり、自分たちの力ではどうにもならないことがたくさんあります。

センチュリオンそして、このたとえ話の「村の戦車」が、前大戦の中古品のセンチュリオン戦車なのです。
「この村」のお爺さんたちが知恵を絞って、改良したセンチュリオン戦車は、驚くべき強さを発揮して、未だに数倍の戦力を持つ敵意ある人々から、村を守り続けているのです。

こんな戦車は、世界中探してもセンチュリオン戦車だけです。
私はこの戦車が大好きです。
こんなカッコいい戦車が、他にあるでしょうか。SHiGE
  
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August 27, 2009

中京AFVの会の覚書 6 〜情景で巡るヨーロッパの旅

スタッグハウンドの情景写りのマシな写真が出尽くしつつありますが、引き続きランダムに覚書を続けます。

スタッグハウンド装甲車の情景

これは達者な方の情景作品ですね。
模型の製作テクニックだけでなく、見せ方といいますか、情報の取捨選択も巧い方で、気持ちよく楽しませていただけました。

まずは、スタッグハウンド装甲車ですよ。「あれっ?コレって、こんなにカッコ良かったっけ?」と思うくらい見せ方が巧いです。ぱっと見たとき、既にどこか風格が漂います。

納屋のディティール背景は「どこから見てもイタリアです」と言うくらい、イタリア的な納屋で、地中海風の瓦がまた良く出来てます。こういうパーツがあるのでしょうか。うるさ過ぎない塗装の石畳も、むしろ作者の方の手際よさを感じさせます。思い切り明るめの塗装も、地中海の明るい光を感じさせますね。

その前で停止するスタッグハウンドは、デザート迷彩のままで、北アフリカから攻め上がってきた歴戦の勇士であることを伝えています。この辺、作者の方の情報のコントロールが巧さを感じずにはいられません。見やすい場所にひょいと情報を置いておいて、見る者に見つけさせるんです。

スタッグハウンド装甲車もっともそういうことを関知しないAFVマニア以外の方でも、フェンダーにどっさり積まれた荷物やアクセサリーから、そういう風格を十分に感じ取れると思います。その荷物がまた、フェンダーにぴったりフィットしているのですが、これらは自作されたものでしょうか。また荷物をくるむカンバス布も微妙に色が変えられていて、実によく塗られていますね。

作品のストーリーは、奇をてらわないオーソドックスなものです。技術もセンスも高いモデラーの方が、肩の力を抜いて作った、気持ちの良い小品という印象を受けました。



スターリン戦車の情景場面が変わって、こちらは東部戦線。スターリン戦車の情景です。

この時期はもうロシアではなく、東欧でしょうか。大きなスターリン戦車用には控えめなサイズのベースで、野太い122ミリ主砲を見せつけるレイアウト。陰鬱な色合いの地面に、明るめのグリーン塗装のスターリン2重戦車が良く映えます。

スターリン戦車の細部ディティールしかし明るめの車体に対して、細部塗装の色は割と抑えられていて、派手過ぎる印象はないです。丸太を結ぶ針金とか、燃料タンクホルダー等、ここぞという見せ場を絞って、細部ディティールを見せている感じがします。

足回りのウェザリング足回りには強めの泥汚れが施されていますが、擦れる部分にはメタル色がギラリと見えていて、これがまた良い感じ。

足回りや地面の泥は濡れている部分と、乾いた部分の変化がつけられていて、単調にならないよう配慮されています。




Caen and the Normandyこちらは北フランス・ノルマンディの情景作品「Caen and the Normandy」。
私の写真がボケてダメなのですが、北フランスの雰囲気が良く感じられる情景だったので、覚書しておきますね。

どことなくなのですが、ハリウッド映画の「セイビング・プライベート・ライアン」や「バンド・オブ・ブラザーズ」に出てくる、コントラストや色調を強められた北フランスの景色を思い出させます。
ノルマンディの情景白っぽい石造りの壁(トーチカ?)も、また良いコントラストになっていると思いました。SHiGE
  
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August 26, 2009

中京AFVの会の覚書 5 〜中京AFV冬景色

冬の東部戦線の情景冬の東部戦線の情景。偵察から帰ってきたルクスの報告を、指揮車輌の上の地図で確認中、戦車中隊の4号が命令待ちという情景でしょうか。

全ての車輌が白い冬季迷彩で塗装されていて、厳冬期の東部戦線という雰囲気を感じます。情景では変化をつけたくて、冬季であっても一部の車輌は通常の迷彩にしたくなるところですが、実際は全部真っ白に塗られているのが普通なんですよね。

そこはそれ軍隊ですから、指揮官が「部隊の全車輌を白く塗って、景色に溶け込ませろ」と言えば、夜も寝ないで塗装することになります。また戦場では目立つ車輌からやられますから、乗っている兵士も長生きしようと、必死で塗りつぶします。
地図に集まる兵士には、派手なパターンの迷彩服が見えますが、彼らは戦車の随伴歩兵パンツァーグレナディアではなくて、本部の幕僚なのでしょう。

この情景はベースの雪も良く出来ていて、厳冬期に踏み固められた雰囲気が良く出ていました。戦車の足回りにも、しっかり雪が凍り付いていて、全体に統一感のある情景作品になっています。作者の思い切りの良さを感じました。


塹壕陣地を支援する3号突撃砲こちらも雪の東部戦線。塹壕で戦う擲弾兵と三号突撃砲の情景です。全体にちょっとだけ素朴なのですが、フィギュアは皆さんキチンと防寒服を着込んでいて、戦車の履帯も東部戦線用の幅広タイプと、作者のコダワリを感じます。

雪(重曹かな?)の表現は、今回はいろんな実験を試されたのかなという気がしますが、よい習作になったことと思います。雪表現では重曹の定着とか、地面の色が重曹に滲んできたりとか、窪んだところに厚く積もって窪みじゃなくなったりとか、誰もが通る(?)試行錯誤の道があります。

私も未だに苦労させられるのですが、結局は失敗を重ねて、アラのごまかし方を習得していくしかありません。実際に試すと、予想外の失敗がたくさん出てきて、頭を抱えてしまうのですが、しかし思いもよらぬ面白い表情が出たりもします。この調子でどんどん作っていただきたいです。


「忠臣蔵」日本の冬の風物詩、『忠臣蔵』の情景。キットはおなじみタミヤのあれです。タミヤの「忠臣蔵」2品は、1/35スケールということで、MMモデラーの多くが押入れに隠し持っていると思います。私もしっかり製作用とストック用に購入しましたが、しっかり両方ともストック用になっております。

情景はキットが予定している場面である、屋敷への討ち入り場面です。
他に吉良家の家臣とか用心棒とかも発売されていれば、もっとバリエーションが考えられるのですが、ま〜やっぱり売れなかったんでしょうねぇ。当時の日本で、ヒストリカルフィギュアの、しかも日本モノをインジェクションで出したのは、大冒険だったと思いますよ。
「日本のメーカーなんだから、このシリーズをもっと続けて欲しかった」と言うならば、メーカーさんとしては「とりあえずアンタが100箱買ってくれたら考えます」という(口に出すかどうかはともかく)話になるのでしょう。

今なら、レジンかメタルで1体2,000〜3,000円、「欲しい人だけどうぞ」のジャンルですね。大量に売れることが期待できないアイテムだけに、やむを得ないところではあります。

いざカマクラっ!この情景では、塀や門のほか、桶や灯篭などのアクセサリーもスクラッチ。シリアスな場面なのですが、情景のあちこちにちょっとした遊び心も散りばめられていてます。雪景色のキレイな、箱庭的な情景でした。SHiGE
  
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August 21, 2009

中京AFVの会の覚書 4 〜中東AFVの会

Lost in Lebanon日本のAFVモデリングの最先端を行く「中京AFVの会」。そこには毎年、当然のように中東地域で活躍するAFVモデルが、たくさん集まります。「中京」は他のどの展示会よりも、中東アイテム濃度が高いような気がするのですが、それは今後のAFVモデリングの方向性を示しているのでしょう。

いつも興味深い車輌を丁寧な工作で見せてくれる、伊藤さんの「Lost in Lebanon」。

南レバノン軍SLAのM32戦車改修車と、それに牽引されるM50スーパーシャーマン、それにM3ハーフトラックにバタバタと鉄板を組んで作った、よくわからない装甲車の情景です。
中東アイテムではこういった「わけのわからない車輌」がたくさんあり、そこが症状が重いAFVモデラーにはたまらない魅力になってるんですね。

Sharman ARV M32 HVSSシャーマンARV(戦車改修車) M32 HVSS
イスラエル国防軍IDFからのお下がりと思われる、シャーマン戦車を改造したヴィンテージ戦車改修車です。エンジンは時代遅れのガソリンエンジンから、450馬力のディーゼルに交換され、足回りはHVSSサスペンションと幅広の履帯を装備しています。

ラトゥルン戦車博物館のM32シャーマンARVキットはイタレリのものだそうですが、クレーンのデリックがやや細身に感じられたとのことで、真鍮パイプに交換されたとのこと。ほんの1ミリあるかないかくらいの差なのですが、伊藤さんのコダワリを感じました。それに伴い、細部ディティールも交換され、大幅に向上しています。

M3 halftruck unknownよくわからないM3ハーフトラック
レバノン政府軍の独自改修車でしょうかね。
街の鍛冶屋さんに頼んでつくってもらったような、鉄板を組んだ箱を被せて、M113ACAVのものと思われる装甲キューポラを載せています。
見るからに視界が悪そうで、よくこんなクルマを運転できますよね。

このモデルのシャシーは、タミヤ製とのこと。
問題の装甲板は、AEFからゴミが出されているようですが、「経験豊富」な伊藤さんはそんなものには騙されずに、スクラッチされたとのこと。まさに正解、その方が安上がりなだけでなく、容易に製作できたでしょう。伊藤さんによると、Blue SteelのSLAのM3本に「90年代の後半、クルーが車内で立って戦えるように40センチほどの高さの屋根を追加した」とあるので、その寸法でルーフを自作されたそうです。90年代後半でも、M3ハーフトラックが現役だったんですね。

M50 Super SharmanM50スーパーシャーマン
ドラゴンDMLのキットが決定版なのだと思っていたら、あれはもう古いというか、いろいろと間違いが判明しているそうで、このM50はDMLのを改修して製作したものだそうです。

私はてっきり、DMLはラトゥルンの展示車輌を取材したのだろうと思っていたのですが、そうではなくて、英国のバッジコレクションの車輌を元にしているのだそうです。
ラトゥルンのM50は、とりあえずDMLのと「よく似ている」のですが、DMLを製作のため詳しく観察すると、いろいろと間違いが見つかるのでしょう。

ラトゥルンのM50DMLのM50に幾つか間違いが散見されたとしても、これが発売されたときの感激と、DMLへの感謝にはいささかの翳りもありません。
あの時は本当に嬉しかったです。
「ついに出た、ホントに出た!もう大丈夫、もう安心だ!」と思いましたよ。

発売時にベストを尽くしても、その後いろんな新事実が判明するのは良くあることです。
雑なことを言うようですが、「とりあえず今の時点では正確」ならば、私は十分ですので、萎縮しないでいただきたいのです。
これからもIDF&中東アイテムを、どんどん発売してください。


レバノン政府軍のチャリオティア戦車IDF関連車輌ひとすじにモデリングを楽しんでおられる、北村さんのレバノン政府軍車輌2品
今回の中東AFVの会に、大阪から駆けつけられました。
因みにレバノン政府軍は、上の水色のシャーマン2種の南レバノン軍とは、敵対関係にある別の軍隊です。

チャリオティア戦車
ラトゥルンのチャリオティア、このケバい迷彩は捕獲後の塗り直しですOD塗装ということもあり、ぱっと見たところレバノン軍とは判らなかったです。しかしフェンダーにはしっかりと、レバノン国旗とアラビア数字のマーキングがはいっています。

クロムウェル戦車と共通の車体に、不釣り合いなほど長大な主砲は、20ポンド砲です。
78年のリタニ作戦の際にIDFに捕獲された車輌が、ラトゥルンに展示されています。

レバノン政府軍のスタッグハウンドスタッグハウンド装甲車
6ポンド砲搭載タイプ。写真がボケてすみません。
こちらもODの単色塗装で、新品状態です。






After the 4th Mid East War 1975センチュリオン・ショットとフィッター戦車改修車の情景。
After the 4th Mid East War 1975

いつもIDF関連の作品を出品されている、小島さんの作品。
シナイかネゲブの砂漠地帯での、エンジン修理の情景です。情景全体に、夕日の中の景色のような色合いに統一されていて、作者の思い描く情景世界が伝わってくるようです。

画像では見えませんが、エンジンデッキのルーバーを開けて、中のエンジンが見えるようになっています。またエンジンも入っているのですが、レジェンドのレジンではなく、自作だそうです。

戦車の向こうでは、楽しくバスケットボールをプレイ中この辺もっとわかりやすく写真を撮りたかったのですが、作品の後方(テーブルの奥側)にあると、ちょっと撮影しにくかったりします。
でもしっかりと目に焼き付けてきましたよ。

またセンチュリオンの後ろでは兵士がバスケットボールに興じています。

伊藤様、主催者の皆様、おせんべい有難うございました!作者の小島さんは、毎年IDF作品を出品されている方で、中東AFVの会への貢献度は極めて大なるものがあります。
そこで今年のマルタケ賞に選ばさせていただき、針葉樹セットを贈らせていただきました。
来年はこれでレバノン杉を作ってください。SHiGE



  
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August 20, 2009

中京AFVの会の覚書 3 シゲブラザーズワークス

ティーガー戦車の情景中京シゲブラザーズのお一人、吉田シゲさんの作品。東部戦線のティーガー戦車の情景です。

比較的コンパクトなベースに見せ場いっぱい、盛りだくさんの情景になっています。
この方も毎年メキメキ腕を上げておられて、今年はこんなスゴイ作品を見せてくれました。

ティーガーはどことなくバーリンデンの手法を思い出させる、グラデーションのキレイな冬季迷彩になっています。
白塗装は単調にならないよう、いろんな色味の変化を付けられているのですが、その変化がなめらかで落ち着いた雰囲気です。また細部工作もたいへん丁寧な、ハイレベルな作品でした。

手前の破壊されたT-34は、錆びて朽ちた状態ですが、こちらも同様の手法で塗装されています。実に様々な錆色のバリエーションで塗られているのですが、その変化は滑らかで目に優しい印象を受けます。どうもこの辺が吉田シゲさんの持ち味のようです。

美しく塗装されたティーガー戦車このような変化に富みつつも荒っぽくない、滑らかなグラデーションを持った作品は、ヨーロッパのモデラー(特にちょい昔のベルギー人のモデラー)の作風を思い出させます。ベースの地面や崖、そこに生えた木の根を使用したと思われる草木なども、リアルなだけでなく、どことなく「高級感」を感じさせる仕上がりでした。

シゲさんによると、この情景にはさらに橋の下に爆薬を仕掛け、それを起爆するタイミングをうかがうロシア兵を、背後の崖の上に配置する予定だったとのこと。アイデアはメチャクチャ面白いのですが、しかしこの距離ではロシア兵も自爆することになり、ちょっと無理があったと思います。無くて正解だったと思いますよ。そのアイデアはまた、別の機会に拝見させてください。



フンメルの情景こちらも中京シゲブラザーズのメンバー(?)、おなじみ水野シゲさんの情景作品。
水野シゲさんは、情景作品を3品も出品されていました。

中京AFVの会は、一応コンペティション(コンテスト)になっていまして、公平さの確保のため作品カードに作者名は書かれていないのですが、誰が見ても「これは水野さんだな」と分かる作品でした。

破壊されたフンメル自走榴弾砲の情景、「残骸のある風景」。
タイトルからも情景の構図からも、絵画的表現を強く意識されているのが伝わってくる作品です。

作品を見ていると、私の脳内にいろいろと妄想が広がります。
思いますに、強大な火力と長い射程を持つ150ミリ榴弾砲を装備した「フンメル」は、ドイツ陸軍で最も強力で、最も貴重な戦力であったと思います。それがヤラレたのは、もうそれだけで大ショックなのですが、片面から見ると「ひょっとしたら傷は浅いかも、まだ修理可能かも」との淡い期待を抱きます。

残骸のある風景〜フンメル自走砲しかし反対側を見ると、ハラワタ飛び散っていて、もうメチャクチャ。それを見てヘナヘナと力が抜けるような、ガックリ感を受けます。

しかも情景のレイアウトから察するに、このフンメルは撃破されたときには移動中、というか敵から逃げようとしていたのではないかと思われるのです。なぜならこのフンメルは射撃に相応しくない斜面にあり、その地面は道路ではないただの草地で、そこをよじ登ろうとしていたからです。

あと一歩で斜面を登りきって、より走行に適した平地に出られたかもしれないのに・・・、或いは敵が航空機であったなら、木の陰に隠れてやり過ごすことができたかもしれないのに・・・チャンスまでほんの少しのところで、貴重なフンメルが撃破されてしまった、運の悪いサラブレッドを道づれに・・・そんなやりきれないストーリーが思い浮かびます。

そして見ている私も「これはヤラレた」と、やりきれない気持ちになったりするわけです。
AFVモデラーであるからこそ、伝わってくるストーリーがそこにあります。


破壊されたヤクトティーガーの情景こちらは「破壊されたヤクトティーガー」の情景。
フンメルとヤクトティーガー、ドイツ軍にとってどっちがより貴重だったかと聞かれれば、私は迷わず「フンメルに決まってるだろ」と思いますが、いずれも貴重な戦力であったことは間違いありません。

こちらのヤクトティーガーもバックリやられているわけですが、分厚い前面・側面装甲板を残して、比較的装甲の薄い天板部分が吹き飛んでいるのが、またやりきれなさを感じさせます。

フィギュアがあるとホッとしますねこの情景には5体のフィギュアが入れられています。
服装も武器もバラバラ、5人のうち2人は将校で、緊張感のあるポーズが大戦末期の雰囲気を出していますね。
戦闘中のフィギュアを入れたことで、フンメル情景のような叙情的な虚無感は後退しましたが、そこが見る者をほっとさせるような気がします。


パンターブンカーの情景パンターブンカー」の情景。
モチーフはベルリンでの写真でしょうか。石畳や道標が市街地ベルリンを意識させます。
散乱した空薬莢や、エンジンの無い弾痕だらけのパンター戦車が、刀折れ矢尽きるまで戦い、果てた姿を感じさせます。

この無残な姿のパンター戦車と対照させるように、脇には身なりの良い紳士が配置されていて、これまた見る者にいろいろな想像をかきたてさせます。

パンサーの残骸と荷物を抱えた紳士彼はこれから職場に向かうのでしょうか(戦争と日常の対比)、大きな荷物を持っているので難民かも(加害者と被害者の対比)、或いは終戦直後で避難先から帰ってきたベルリン市民?(オブジェとしての戦争と戦後の対比)・・・いろいろと妄想は尽きないのですが、こうやって想像をめぐらせている自分に「あぁまた水野さんにヤラレているな〜」と思うのでありました。


リアリティとドラマチックな演出を両立させることは難しいです。というわけで今年の中京AFVの会では、水野さんの情景作品を3品拝見できました。
このような水野さんの、常に一モデラーとして出品される姿勢には、ほんとに頭が下がります。
水野さんはとっくに「日本を代表する世界的モデラー」なのですが、決して「大先生様」にならず、未だに「在野の一モデラー」のスタンスを堅持されているんですね。

そしてバリバリと作りまくってくれています。これが最も重要なところで、水野さんレベルにあっても、未だに毎年巧くなっているんです。
また水野さんは、たいへんなアイデアマンで、尽きない泉のように湧き出るアイデアを、どんどんカタチにして見せてくれます。
やはり模型はどんどん完成させて、結果を確認する繰り返しが、上達の秘訣と思います。頭の中で考えてるだけじゃダメなんですね。

***
クラッシュモデルの製作はたいへんです。AM誌を読む機会のある海外モデラーから、たまに水野さんの作品について聞かれます。
「シゲユキミズノはいったい何者なんだ?
 スゴイ作品を次々に発表している。
 しかし彼の作品が海外誌に掲載されないのは、日本人の秘密主義なのか?」と。

そういえばちょい昔、ロベルトからメールが来て、「今まさにやろうと思っていたアイデアを、ミスターミズノにヤラレてしまった。先を越されてしまった以上、この作品の発表は日本では控えるべきだろうか?」と相談されましたよ。

「ぜひともそのアイデアをロベルトスタイルで実現して欲しい、ミズノさんはきっと大喜びだろう」と言っておきましたが、果たしてどういうカタチで仕上げてくるか、たいへん楽しみです。

模型誌掲載の写真によって、ミズノ作品は海外モデラーにもインパクトを与えているわけですが、「中京AFVの会」ではそれを直に見れるのですから、私たちは実にラッキーです。
「中京AFVの会」の出品作品のクオリティは年々向上していますが、そこへの水野さんと彼の作品の貢献はすこぶる大きいと思います。

瓦礫に埋もれたヤクトティーガー実際、なんとなく程度なんですが、他の方の幾つかの作品では、水野作品の空気を感じました。
それは別に水野さんの塗装法や、クラッシュモデルの製作法を真似るということではなくて、見る者に分かりやすいレイアウト法だったり、ボリューム感のある瓦礫の盛り方だったり、さりげないアクセサリーの配置だったりします。

でも考えてみれば、これは水野さんの作品だけに限らないですね。
「中京AFVの会」に出品された全ての作品が、お互いに影響を与え合っているわけですから。
その中にあっても、雑誌にたびたび登場する水野さんの作品を、直に見れるインパクトは大きく、他の出品者を力強く元気づけていると思いました。SHiGE
  
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August 19, 2009

中京AFVの会の覚書 2 「石橋」情景と「紙創り」

「石橋」去年スターリングラード戦の大型情景で、度肝を抜いてくれた方の新作情景「石橋」です。
今年も素晴らしい作品を完成させてくれました。

ティーゲルI後期型小川と石橋の立体感が見事な、ノルマンディでのティーガー戦車と武装親衛隊員の情景です。
かなりスペースゆったりをとった情景で、デッドスペースを切り詰めたギュウギュウ詰めの「ビネット」情景全盛の中にあって、なにか忘れかけていたことを思い出させてくれる、そんな情景作品でした。

透明感のある水表現どこも良く出来ているんですが、特に目をひくのがやはり小川ではないでしょうか。この小川は透明レジンではなく、塩ビ板(だったかな)を箱組みして、上面にエポキシ接着剤を塗って川の流れを表現しています。中が中空なので、透明感は抜群です。
中には魚も配してあるのですが、さすがにちょっと小さすぎて見えにくいです。この辺は川のヌシのようなデカい魚を入れた方が、見せてもらう方には面白かったかもしれませんね。

「リアルな」距離感の武装SS隊員たち中央に倒れている看板には、英語で「敵支配地域、警戒を怠るな」と書かれているのですが、それを武装親衛隊員が倒して、油断して進んでくる連合軍を待ち伏せしている状況でしょうか。フィギュアの塗りはやや濃い目で、全体に淡い色の地面や草地の上で、よく塗られたフィギュアが見栄えします。

キノコ細部にも大いにこだわっていて、向かって右側の茂みの下には、キノコのテングタケが。何でも同じテングタケでも日本では傘が茶色っぽいのに対し、フランスでは鮮やかな赤色なのだそうで、情景ではそれを忠実に再現しています。知っている方には「テングタケを分かってるな〜」と思わせる、ちょっとした演出ですね。

草や落ち葉もバリエーション豊かなのですが、これらは中京AFVに出店された「和巧」さんの製品「紙創り」でしょうか。茂みひとつをとって見ても、バラエティ豊かな仕上がりです。

和巧さんの『紙創り』ホームページ
http://www.kamizukuri.jp/

「紙創り」のサンプル情景和巧さんの「紙創り」はその存在は知っていたのですが、今回の中京AFVの会での出店で初めて、そのリアルさとバラエティの広さを直に拝見しました。

特に社長の堀さん自らが製作されたサンプル情景は、実に魅力的な宣伝広告になっていて、作品としても秀逸な出来栄えでした。これを見て私も物欲がサク裂し、会場でガッツリ買い込みました。ほとんど衝動買いでしたが、後悔はありません。てゆーかヨメさんさえ会場にいなければ、もっと買ったでしょう。

和巧さんは遠く九州・大分県から、クルマで12時間かけて名古屋まで来られたそうで、そのご苦労は想像を絶するものがあります。「中京AFVの会」の終了後は、そのまま大分県に直帰されるとのことでしたが、体力的に大丈夫だったでしょうか。

余りにも遠方なのでなかなか難しいかもしれませんが、もしご都合宜しければ、次回もぜひ来ていただきたいです。それで出来れば次回は、名古屋あたりにお泊りいただいて、「九州男児の酒の飲み方」なるものを教えていただきたいですね。SHiGE


  
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August 18, 2009

中京AFVの会の覚書 1

「Hell Fire」暑さに負けてしばらくブログ更新をサボっておりましたが、やや涼しくなってきたのと、何より「中京AFVの会」でどっさり元気をいただいたので、またボチボチと覚書を書いていきます。

暑い真夏の、しかもお盆休み中の開催でしたが、いつもと何ら変わらず、たくさんのモデラーが会場に集いました。集まった作品はどれも素晴らしいもので、全部の作者の方からいろいろとお話をお伺いしたかったです。模型誌編集の方たちも、大収穫だったのではないでしょうか。東京から出向いた甲斐があったことと思います。


「Hell Fire」今年の大賞作品「Hell Fire」
WW2北アフリカにおける88ミリ砲陣地を再現した、5つの情景作品からなっています。
それぞれの情景は互いに関連づけられていて、砲兵観測指揮所を中心に、扇形に展開した88砲列は全て同じ方向に向けられています。

また3つの88ミリ砲情景は、それぞれ作者もメーカーも異なっていますが、ベースの色や地面の状態は揃えられていて、この辺りの全体のマネージメントが、まずお見事でした。

広大な戦場から、1/35スケールで切り取れる範囲は極僅かなのですが、この作品は5つの情景を関連付けて配置し、見る者の脳内に広大な戦闘地域をイメージさせるのに成功しています。

兵站デポ特にこの兵站デポは凄かった。
情景単品としても良く出来ているんですが、5作品の中で見て初めて感じられる、兵站の重要性の強いアピールがあります。つまり88ミリ砲チームだけで戦争しているわけではなくて、その背後には膨大な物量を輸送する兵站部隊が存在するわけですが、この情景を見るとそのコストの大きさといいますか、「戦争ってカネかかるな〜」と強く感じられるんですね。

戦争ってお金かかりますねぇ〜もっともこの情景には8トンハーフトラックが1台しかないですから、88ミリ砲3門の移動には、あともう2台が必要です。88ミリ砲は高射砲ですが、やっぱり敵の航空機に見つかるとマズイですし、場所を特定されると今度は敵の砲撃が飛んでくるので、撃つだけ撃ったら逃げまくらねばなりません。ズラリならんだガソリンのジェリカンも、せいぜい一日分ではないでしょうか。

左にグリーンの幌のオペル、その隣がサンドイエローの8トンハーフ、右に真っ赤なシトロエンと、何気に信号機配置の黄金律になってますねこの作品群は5人の方の共作だそうですが、皆さん切磋琢磨しながら、楽しんで製作されているのが伝わってきます。グループでお互いに教えあいながら模型を作るのは、技術向上のための最良の環境と思います。毎年目を見張るような成長ぶりでしたが、今回はついに大賞受賞です。おめでとうございます。


マチルダ戦車ところで、この88ミリ砲の向けられた先には、まるで標的のように英第8軍のマチルダ戦車があるのですが、これも作品群の一部でしょうか?って違いますね、はい。
タミヤの新しいマチルダのちゃんとした完成品を、中京AFVで初めて見れました。やっぱイイですね〜。
この方の作品を見ているだけで、お腹一杯になりそうです。SHiGE


  
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August 16, 2009

中京AFVの会 お疲れ様でした

中京AFVの会2009先ほど『中京AFVの会』から帰宅しました。
参加された皆様、お疲れ様でした。

暑いお盆中の開催とあって、多くの方に参加していただけるか、少し心配でしたが、例年となんら変わらず、多くのモデラーの方が傑作を抱えて参加されました。

集まった作品は素晴らしく、「これはヤラレた」と感じさせてくれるものが多数ありました。
暑がりの私は、夏の暑さも心配でしたが、これは全くの杞憂。会場は空調が効いていて涼しく、拙宅よりもはるかに快適でした。
主催者スタッフの皆様、ならびに多くの力作を出品されました参加者の皆様、どうもお疲れ様でした。そして有難うございました。
皆様お元気で、次回の『中京AFVの会』でお会いしましょう。SHiGE



  
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August 15, 2009

明日は『中京AFVの会』

中京AFVの会明日16日(日曜日)、名古屋の愛知県勤労会館にて『中京AFVの会』が開催されます。

私も拙作を出品させていただくほか、ミグプロダクションズでも出店させていただきます。

多くの皆様と中京AFVで、お会いできるのを楽しみにしております。SHiGE

  
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