2009年08月03日

夏休みの実験1

1学期の終わりに、珍獣娘の中学校で『アイスクリームを作る』というお楽しみ実験がありました。

息子「お姉ちゃんずるい!自分もやりたい〜〜〜〜

というわけで、アイスクリームは大変なのでシャーベットを作ってみました。

氷

普通の氷です。


0度です。


コレに塩を入れて混ぜ混ぜすると・・・



ぎゃん!冷え冷え〜

−20度です!


塩!すげぇ〜!


塩は氷の重さの1/3の量が一番効率よく冷えるそうです。何でか知らないけど(笑)


シャーベットだもんね
で、塩氷の中にボールを入れてその中にジュースを入れます。

今回は果物たっぷりのミックスジュースを使いました。

周りのほうから凍っていくので、ゆっくり混ぜ混ぜ



シャーベットの出来上がり。おいしゅうございました。

え〜〜と、なんで氷に入れる塩は1/3なんでしょうかね?疑問が残る実験でした。笑

maruyrs at 19:23│Comments(6)TrackBack(0) 実験・観察 

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この記事へのコメント

1. Posted by 630   2009年08月04日 12:45
ご無沙汰してます。

たぶん、1/3あたりが水に対する塩の飽和量なんだと思います。

高校の化学で習うんですが、水に物質を溶かすと沸点が上昇し凝固点が下がります(沸点上昇・凝固点降下)。これは溶けている量が多ければ多いほど変わるので、塩の飽和水溶液濃度はおそらく30%程度だったと思います。故に1/3ということになっているのだと思われます。

パスタをゆでるときに塩を入れるのは温度を高くしたいからなのかと勝手に思っています。
2. Posted by まる   2009年08月04日 14:49
>630さん
お久しぶり

なるほど〜 さっき調べたら飽和食塩水の濃度は26%ってなっていました。氷の重さの1/3の食塩をいれたら、だいたいそうなりますね!

・・・ってことは、この飽和食塩水(食塩氷?)にさらに砂糖かなんかを入れたら温度はもっと下がる??

で、シャーベットはミックスジュースじゃなくて果汁3%くらいのジュースの方が作りやすいってことですね??
3. Posted by 630   2009年08月06日 07:09
飽和状態というのはこれ以上何も入らないという意味で使うので、食塩の飽和水溶液に砂糖を入れてもたぶん溶けないのではないかと思います。

沸点上昇・凝固点降下は確か重量モル濃度で決まるので、(20年近く前仁勉強した話なので確かではありません。)砂糖でも凝固点降下は起こりますが、食塩は電解質(水に溶けるとナトリウムイオンと塩素イオンになる)なので、分子を1モル溶かしてもイオンは2種類2モル発生します。砂糖は電解質ではないので、1モル溶かしても1モル分しか溶けていないので、電解質を溶かした方が凝固点は下がります。

したがって、家庭にある電解質で、水に溶かしても害のない食塩を使うように書かれているのでしょうね。
4. Posted by まる   2009年08月07日 09:44
>630さん
詳しく説明してくれてどうもありがとう!

飽和食塩水と砂糖に関してはこんなのを見つけました。

http://homepage1.nifty.com/moritake/rika/5/tokekata10.htm

面白いね
5. Posted by 630   2009年08月08日 10:10
しらなかったー
ということは、飽和食塩水に砂糖を溶かせばもっと凝固点が下がりますね。
6. Posted by まる   2009年08月09日 16:28
>630さん
うんうん、多分。

不思議だわぁ〜〜

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