労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

2019年08月

19参院選長野選挙区候補者・斉藤よしあきの闘いの足跡(追加資料)

長野県区・斉藤よしあき候補の闘い(追加資料)

(これまでの報告に載せることができなかった新聞記事などをまとめて掲載します。)

事前の報道の段階から、信濃毎日新聞は、国民民主党(野党共闘)と自・公候補を大きく扱い、斉藤候補については付け足し程度に小さく載せるという差別的な報道姿勢が目立った。

73日付信毎は紙面の5分の4を両候補の見解の紹介に充て、斉藤候補は申し訳程度に小さく扱った(下記の最初の切抜き記事)。私たちが抗議文を送ったゆえんである(抗議文は末尾の方に掲載しましたので参照ください)

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                *斉藤候補の第一声
(信濃毎日新聞75日付)

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                 *第一声報道(市民タイムス75日付)
3

               
                      

              *候補者の横顔紹介(市民タイムス7月6日付)

4
 
               

                 *新聞広告(信濃毎日新聞76日付)
5

                  

 
              *朝日新聞アンケート(78日付)   
          6

 

                

                  *
選挙公報

7

 

     8



 
                       *選挙葉書

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           *政見放送原稿
(参院県区 斉藤よしあき)


私はこの度の参議院選挙長野県選挙区に労働の解放をめざす労働者党から立候補しました斉藤よしあきです。どうぞ宜しくお願いします。労働の解放をめざす労働者党、略称「労働者党」は一昨年4月に新しく作られた政党です。しかし、私たちの源流は1960年の安保闘争にまで遡り既に数十年の活動実績があります。今回の参院選では全国で10名の候補者を立てて確認団体として闘っています。

さて、この間、派遣労働などの非正規労働が拡大し、格差や貧困の問題が深刻化するとともに、長時間労働による過労死等の問題も看過できない深刻な問題となってきました。

安倍政権になってからは、戦前の体制を美化し「美しい日本」を取り戻すなどという時代錯誤のスローガンの下で集団的自衛権を可能とする安保法制の改定が行われ、9条を中心とした憲法改正が提起されるなど軍国主義的な傾向が強まり、また森友・加計学園問題にみられるように国政を私物化し“忖度”政治がまかり通り、報道への介入など専制的な傾向も強めてきています。

他方、これと闘うべき野党の現状はどうでしょうか? 国民の大きな期待を背負って登場したかつての民主党政権は何一つ徹底した改革もできずにあえなく崩壊してしまいました。また、一昨年夏の小池都知事の「希望の党」騒ぎにみられるように、彼らはただ議員の椅子の確保に汲々としているだけのように見えます。こんなことでどうして安倍政権と闘っていくことができるのでしょうか? 今回、一人区で野党候補を一本化するとして長野県でも統一候補が決定しましたが、二人区以上の選挙区ではバラバラです。お互いに足の引っ張り合いを事としていて、共通するところは現状追随でまともなビジョンも理念も変革の意志もないところだけです。そして安倍政権とバラまき政策を競い合っています。私たちはこうした野党の現状も強く告発します。

次に、私たちの具体的な要求を述べさせていただきます。

先ほども述べましたが、先ず第一に、殺人的な長時間労働や女性・非正規労働者に対する差別的な待遇の一掃を求めます。安倍首相は長時間労働の是正は「まったなしの課題だ」、「日本から非正規という言葉をなくす」などと豪語して「働き方」改革関連法を制定しましたが、これは労働者をバカにした単なるリップサービスでしかなかったことが完全に明らかになりました。私たちはこの安倍首相の言葉の文字通りの実施を強く求めます。

 第二に、アベノミクスは完全に破綻しました。大衆課税の消費増税ではなく、富裕者に対する課税強化で財政健全化と金融正常化を実現することを要求します。

 第三に、憲法を改正するのであれば、第九条ではなく、第一章の天皇条項を見直し第一条には国民主権を明記することを求めます。

 第四に、金融庁審議会報告を巡り「人生100年安心プラン」が崩壊したなどといわれていますが、今現在でも無年金者や低年金者が多数いて、その上、国民年金の未納者すなわち将来の無年金者や法定免除者も多数にのぼっています。年金格差の是正と年金の底上げを求めます。

 第五に、介護職員の不足や労働条件の劣悪さに対しては、社会の全成員による共同介護をめざして、当面、企業に「共同」介護休暇を義務付けるなどを要求します。

 以上、いろいろ述べさせていただきましたが、要は私たち労働者・働く者自身が自ら立ち上がっていくことなしには決して安倍政権を追い詰めていくことはできないということです。労働者党、および私、斉藤よしあきとともに、共に闘っていきましょう! 皆さんの熱いご支援をお願いします。 ご清聴ありがとうございました。

 

<参考>斉藤候補の選対本部長・事務局長の連名で出した抗議文

信濃毎日新聞

 選挙報道担当 殿

 

 日頃、お世話になっています。

 

 貴紙の選挙報道について申し上げたいことがあります。

 

 貴紙は連日のように“主要”候補者の見解や対談を報道していますが、このような報道からほとんどの場合、斉藤候補を排除しています。

“主要”候補者の対談、見解や闘いの紹介を企画するなら、当然、斉藤候補も加えるべきであると私たちは主張します。なぜなら、斉藤候補は、まだ国会に議席を持たないとはいえ、数十年も前から新しい労働者政党を作る運動を続けてきた組織の有力な一員であり、争点となっているあらゆる問題に独自の見識を持っているからです。斉藤候補が売名目的や個人的な思惑で出馬しているのではないことは、貴紙も知らないはずはありません。

 誰が“主要な”候補者か、誰が本当に信頼に値する候補者であるかを判断するのは、メディアではなく、有権者であるはずです。有権者に各候補者の見解を平等・公正に伝え、判断の材料を提供するのが、社会の“公器”である貴紙の使命ではないでしょうか。

 今後、各候補者の見解や運動の報道においては、平等・公正に対応するよう強く要請します。各候補の選挙運動を密着取材・報道するなら、斉藤候補に対しても同じように対応するよう求めます。

 以上、私たちの要望を申し上げました。これについて、真摯な対応を求めると共に、選挙報道責任者が誠実に回答することを要請します。 201978

  

 

(備考)その後、信毎の選挙報道担当からは何の連絡もなかった。こちらも時間がなく、結局、言いっぱなしになった。

 しかし、信毎の紙面にある変化が現れた。それまでは、「主要候補の見解」という見出しだったのが、「国政政党候補者の見解」という風に変わったのである。つまり、国民民主党と自民党は「国政政党」だから、大きく扱うのであって、これなら文句はあるまいというわけだ。「国政政党」とはまた奇妙な言い方である。労働者党も国政全般を論じているのだから、「国政政党」ではないか。得体の知れないワンイッシュー党などと一緒にしてもらっては困るのだ。

 こういう姑息な変更をするということは、報道部にもある種の後ろめたさがあったということだろうか。とはいえ、紙面の割り振りは相変わらず同じで差別的であった。ただ、少しだけ、記事という形での斉藤候補の報道が増えたことも事実であった。我々の得たささやかな“戦果”である。(文責・鈴木)

 

<信毎の対応について――斉藤よしあきからのメール>(2019.818)

・・・信毎のデスクのUという人とは(記者に話しても記者も困るので)直接電話でやり取りしました。

「国政政党」という書き方に変わったのは気が付きませんでしたが、伊那・飯田での取材にK記者が付いてきてその記事を掲載したりしたのは一応向こう側の妥協案です。

日本に政党法という法律はないのですから、「国政政党」といってもこれは「政党助成法」の規定(れいわやN党が政党要件を満たした、等々)でしかないですよね。

信毎は、結局既成政党(自民や野党統一)の太鼓持ちの役割を果たしたということです。前回参院選でも幸福実現党から抗議を受けたということですが、これは従来からの方針だそうです。

私は、候補者全てがゼロから有権者の審判を受けなければならないはずだ、だから正しくない方針だとUデスクに抗議したのですが。


闘い終えて

長野県区の選挙結果

羽田雄一郎(国民民主党)      512,462 (55.1%)

小松ゆたか(自由民主党)       366,810 (39.5%)

古谷  孝(N国党)            31,137 (3.3%)

斉藤よしあき(労働者党)        19,211 (2.1%)

()市町村別得票数は、信濃毎日新聞や長野県選挙管理委員会の

HPからダウンロードできます。
          

11

  

<参考>

・比例区得票数    80,055 (0.2%)

 個人名

 林 ひろよし  17,999

 吉村ふみお    2,810

 菊池里志       1,353    

・他の選挙区得票

 北海道(岩瀬清次)    10,108 (0.4%)

 神奈川県(あくつ孝行)   8,514 (0.2%)

 愛知県(古川ひとし)   17,905  (0.6%)

 大阪府(佐々木一郎)      7,252  (0.2%)

 広島県(泉やすまさ)      12,327   (1.2%)

  選挙区合計         75,317   (*) 
  (*)長野県(斉藤票)を含む。


 12


 

 

<選挙結果を受けての斉藤よしあきのお礼(Facebookから)>(2019.7.22)

長野県選挙区の開票は全て終了し結果がでました。19211票、得票率は2.1%でした。投票率は54%余りで、選挙戦中からあまり熱が上がっていないのは感じていたのですが、やはりしらけムードの選挙でしたし、自分にそれを打破する力が不足していたのも否めませんでした。まじめに国政を論じようともせず、選挙運動もほとんどしないという夾雑物が入ってきたというのは予想外でした。

 しかし、出口調査の結果で30代以下(特に1819歳)の若い人たちの支持が意外と多かったのは心強く感じました。最下位ではありますが、組織力もなく金もない、知名度もないという中で、自分としては善戦できたと感じています。支持していただいた2万名近くの皆さま、本当にありがとうございました。特に、栄村の皆さんには大変お世話になりました。桁違いの得票も頂き深く感謝いたします。

また、報道機関の皆さんにも可能な限り公平に好意的に取り上げていただきありがとうございました。

 今後、世界や日本の現実は益々混迷を深め、私たち労働者・働く者の置かれている状況も益々厳しさを増していくのは目に見えています。私たちは、ある意味では最後に勝てばいいのです。今後も地道な活動を継続し、若い皆さんとの交流も深めながら、再度、再々度の挑戦を期して皆さんとともに闘っていくことを誓い、取りあえずのお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

 

<上記のお礼に対する返事―Facebookでのやりとり>(2019.7.22

M.S :お疲れさまでした。

腐りきった安倍政権、大きな経済変動をもたらすと思います。

その時、光を放つのが労働者党と思ってます。

日本におけるレーニンである林先生の理論、それこそこれから益々日本の労働者の指針となるでしょう。

 

M.T: お疲れ様でした。広い長野県で大健闘。2万近い支持者有り。

 

T.O: 御疲れ様でした。本当に良く頑張りました。

 

斎藤よしあき:皆さん、いろいろありがとうございました。風穴をあけるまでには至りませんでしたが、曙光も存在することぐらいは示せたのではないかと思っています。

 

K.O: お疲れさまでした。

成り行き上か、見るに見かねてか、ほんの少してつだいましたが、昨夜は、N国党に負けて悔しいなどと思っている自分にびっくり。

 

斎藤よしあき:ありがとうございました。N党がなければとも思いましたが、あちらに行ってしまった人たちは単なる浮動票でしかなかったのですから、私たちの支持票はやはり結果に現れた通りだったのだと思います。

でも、そうした浮動票も取り込めるだけの迫力や組織力、普段からの働き掛け等、こちらの力不足のためでもあったと思います。今後の課題です。

 

M.T: 政治や経済は不易流行です、不易で高潔な哲学で流行に流されないで、これからも確り生きて行きましょう。

 

<後日談1>(2019.07.25)
Y
さん、暑い中で事務所当番ありがとうございました。

当初は、事務所要員がいなくなると予定が狂ってしまうと焦りましたが、ハガキの差出やチラシの新聞折り込み等はTさんに引き継いでやっていただき、ポスター貼りや証紙貼りは1週間程度で済んだので、実際にはずっと事務所に詰めている人がいなくても特に問題はなかったです。

富山あるいは静岡から長野まで応援に来ていただきとても助かりました。これがなかったら長野での選挙運動もほとんど不可能に近い状態だったと感じています。

また、中南信地方の遊説にはほとんどObさんにお世話になりました。Ob家には4泊も食事付きで泊めていただき本当にお世話になったと思います。

そして、Sさんにはポスター貼りやハガキ書きの他に、司令塔的な役割を果たしていただきました。

皆さん、本当にありがとうございました。(斉藤)

 

<後日談2>(2019.8.13

選挙期間中にハガキや電話を寄せてくれたり長野駅前での演説を聞きに来てくれた元同僚や担任、等5名にハガキでお礼を出しました。

上記のうち、中学時代の担任からのハガキを添付します。中南信の遊説から自宅に帰ったら来ていたものです(7.15の消印)(右に掲載)
13

同様に、中南信からの遊説から自宅に帰ってみると元同僚と小学校の時の担任からカンパが届いていました。

その他、長野駅前での演説中に、期日前投票を今やってきたといって会いに来てくれた元同僚やわざわざ聞きに来てくれた?普段は付き合いのない高校の同級生もいました。

また、直接自分の担任ではなかったので名前も忘れていた教え子がfacebooktwitterからコンタクトしてきてくれた子も二人ほどいました。

カンパを寄せてくれた人や期間中手伝っていただいた人へのお礼の手紙はできるだけ早く出したいと思っています。(斉藤)

 

 

<後日談3(2019.8.24)

先日(822日)やっとお礼状を出しました。

42通、うち14通はスマートレターで選挙パンフ5種類も入れました。)

その他、読書会のメンバー等10人ぐらいは手渡しで渡します。

 

(天皇制廃止・共和制樹立を主張する)Hさんから慰労会を兼ねて「れいわ」やN党等の評価や今後について話し合う機会を設けたいと言ってきています。

愛知のように、応援会の解散会とご苦労さん会を兼ねて上記をやったらどうかと思っています。OkさんやTrさん等も含めて。(斉藤)


「ニコニコ生放送 畠山理仁ch」から掲載――林代表へのインタビュー

「2019年7月21日(日)に投開票が行われた第25回参議院議員選挙。投票が締め切られた20時より、〝畠山理仁 ――泡沫候補〟(=無頼系独立候補) の「独自の戦い」を追い続けた20年間を記録した著書『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』 で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞したフリーランスライター――が、開票結果を待つ候補者のもとへ直撃取材生中継を行いました。」労働者党代表の林紘義も、その生中継の二番目として、9時前後から自宅で電話インタビューを受けました。以下、その記録です。

 

 

畠山(以下「畠」)「こんばんは、夜分に失礼します。フリーライターの畠山と申しますけれど、先日は個人演説会でどうもありがとうございました。林さん、こちらの声は聞こえますでしょうか。」

林「今晩は。はい、聞こえます、今テレビ消しましたから」

畠「今まだ速報が出ているところだと思いますが、今回の選挙を振り返ってみて、どのような感想をお持ちでしょうか」

林「まだ結果が出てないから分りませんが、不完全燃焼ですね。」

畠「不完全燃焼?」

林「一言で言えばね。」

畠「一言で言えば、不完全燃焼。それはどういったところが、林さんご自身では不完全燃焼と?」

林「いろいろと立ち遅れたし、大事なところでヘマしたりとかです」

畠「大事なところでヘマというのは、どんなこと?」

林「私たちは、NHKのテレビ重視していたんです、17分あるじゃないですか。」

畠「ああ、政見放送、はい。」

林「それで、色々ありまして、私なんかは、失敗したから、期待していて、一番大事だということで考えていて失敗したから、票が伸び悩むだろうという予想ですね。」

畠「政見放送がポイントというか、有権者に訴える方法としてはすごく有効だと思ってらっしゃったと。」

林「有効というか、大事だと。」

畠「大事だと思っていたんだけれども、そこがもう少し、満足のいく政見放送にはできなかったということなんでしょうか?」

林「もう少しどころじゃなくて、最悪でした。」

畠「最悪?」

林「最後のころ新宿、渋谷などの多くの人々に街頭で訴えたんですが、そんな形や内容で一貫してやれたらよかったと思いました。そのときは、とても迫力もあったし元気があった、まあそういうことです。」

畠「街頭の迫力のある演説が政見放送でもできていたら、もっと有権者の方に伝わったんじゃないか、ということですね。」

林「そうですね。」

畠「なるほど。林さんは今回、労働者党としては10人の方が立候補されていますけれども、この選挙の資金というのはどのようにして集められたんでしょうか?」

林「この前、個人演説会の時、説明しなかったですか。」

畠「この前説明していただいたんですけれども、今番組をやっていて、初めて林さんのお話を聞くという方もいらっしゃるので、あらためてになってしまうんですが、うかがえればと思います。」

林「私たちは、カネ集め、一言で言いましたら、『長者の万灯より、貧者の一灯』を合い言葉にやりました。」

畠「長者の万灯?」

林「これ、宗教の言葉なんですよ。」

畠「宗教の言葉?」

林「『長者の万灯』の『灯』は灯りですね。」

畠「はい、わらしべ長者の長者に、一万、二万の万にともしびで、万灯」

林「そうです。それに、『貧者の一灯』。灯というのはね、お寺にカネを寄付するというもんなんですね。」

畠「ああ、なるほど。お寺に寄付すると灯篭が立つみたいな、そういうことですね。」

林「そうそう、そういったことなんです。だから、例えて言えば、金持ちの、百万灯(円)とか1千万灯(円)より、貧者の1万ずつが大事だと。供託金が4200万かかりましたから、4200人の働く皆さんのカンパで集めるというのを基本的な方針としてやりました。」

畠「それで、4200人の方からいただけたんでしょうか?」

林「2万とか3万する方もいますから、4200万ということは一人一人ということではないですけど、最終的には4200万円集めて選挙に参加できました。集まらなかったらやれないですから」

畠「そうですね。これもこの前少しお話しうかがったんですけれども、あらためてになってしまうんですが、10人の方に立候補してもらうというのも、とっても大変だったんじゃないですか?」

林「大変でした。小さな組織ですからね。」

100人以下の組織だけれども、そこから10人の方に出ていただいたということですね?」

林「そういうことですね。」

畠「説得は相当苦労したんじゃないですか?」

林「はい、しました。」

畠「そんな小さな組織から10人の候補者を出した。何が一番、立候補されるのにあたって、皆さんお困りだったんですか?」

林「若い人、仕事している人は、落ちたら仕事を辞めてやるということになりますから、選挙をしたあと、どうやって生活するとかがある、だから若い人は候補者になることには障害というか、抵抗が強いですね。」

畠「参入障壁が高いという、」

林「障壁が高いですね。だから結局、高齢者が中心になりました。」

畠「なるほど。」

林「それに今時、積極的に候補者でやろうという人はなかなかいないんです。」

畠「どうして、積極的に立候補するっていう方が少ないんだというふうに、林さんは思われますか?」

林「サークルの時期が長かったからですね?」

畠「なんの時期が長い?」

林「サークル、サークル」

畠「サークル、はい、はい。」

林「30年ほど前、一回みんなやったんですよね、国政選挙。」

畠「30年ほど前に一回労働者党で国政選挙に出た。」

林「何回も何回も出ました。そのあとサークルでやってましたから、やっぱり、サークルでやってますと、意識が後退するんですね。」

畠「意識が後退してしまう?」

林「こういう社会ですからね。」

畠「立候補する意思もなくなっていってしまう、と?」

林「まあ、立候補というか、もっと根本的に運動を続けていこうという気持ちが後退していく、やっぱり環境の影響を受けますから、人間っていうのは。」

畠「じゃあ、だんだん、そのなんというんですかね、強い衝動がなくなって弱っていったということなんでしょうか?」

林「そうじゃない人もいます。いるんですけれども、先頭に立ってやってくれるという人が少ないというのは、そういうことだと思います。」

畠「うーん、そうか。でも、立候補するのって権利じゃないですか?」

林「権利って、どういう意味ですか?」

畠「あの、被選挙権っていうのは」

林「いや、権利でやっているんじゃないんです。」

畠「権利じゃない?」

林「権利じゃないです。積極的にやる意思がないんですからね。権利以前の別の問題でしょ。」

畠「やる意思がないと?」

林「やりたくないとかね。」

畠「やりたくない?」

林「候補者でやるっていうのは大変なんですよ。」

畠「はい、はい、はい。」

林「そういうふうに考える人が多いんですよね。意識が後退するとね。家族関係もあり、そういうことでいっぱい、やっぱり重圧だと、みんな考えるんですね。そこを決心してやるっていうのは、やっぱり並大抵じゃないですね。そういうことで説得するのも苦労しました。」

畠「なるほど。それでも今回10人で選挙を闘われて、一番やはり闘ってよかったなあって思われた瞬間というのは、どんな時だったんでしょう?」

林「やっぱり候補者なんかで行って、支持するっていうサインを送ってくれる方とかね、反応がある時は、そりゃあ一番うれしいですね。」

畠「その時が出てよかったと思われる?」

林「出てよかったと思えるのは、要するに、勝ったら思いますけどね。勝つというのは、私たちの場合、一人議席を比例区で占めたらと、100万票取れたらですね。それまでは、まだイイとは思えませんね。」

畠「なるほど。」

林「大変なカネも使ったりしていますからね。」

畠「はい、はい、はい、なるほど。今回は特定枠をお使いになってらっしゃいますよね。この特定枠を使われた意図というのは、どんなところにあったんでしょう?」

林「色々な人を考えたりしたんですが、伊藤恵子さん、しっかりした女性ですから。そういう女性がやっていただければアピール力があると思いました。非正規労働者なんか、そして一番貧しいとか、差別待遇を受けているのは女性労働者ですから。そういう意味もありました。そういう働く人々に訴えられるかと考えてですね。

畠「なるほど、それで伊藤さんを特定枠に指定されて、林さんは特定枠に指定しなかったということですよね。これはれいわ新選組の山本太郎さんとすごく戦略的に似ているんじゃないかと思うんですけれども?」

林「全然違います。」

畠「全然違いますか、そうですか。」

林「私は、ご承知かどうか知りませんけれど、私は高齢なんです。」

畠「あっ、80歳。」

林「高齢です。6年ありますよね、任期。」

畠「はい、参議院は任期6年です。」

林「そのころは死んでるかもしれない。」

畠「ちょっと待ってください。死なないです。」

林「そりゃあ分かりません。70代の時、大腸がんと肺がんを切ったりして、今はもう5年たって、再発も転移もないっていうことにはなっていますが、いつ死んでもいい年です。」

畠「じゃあ、寛解状態にあるっていうことですね?」

林「でも、そういうことがあったり、他にも健康不安はありますから。私は伊藤さんを押し上げる役割です。」

畠「なるほど、そういうことがあったんですね。わかりました。」

林「山本さんは自分を3番目にもっていって、300万票取って自分も当選するつもりかどうか知りませんが、私はそんなふうに思っていません。」

畠「なるほど、とにかく、伊藤さんを押し上げるために闘ったと。」

林「そうですね。」

畠「わかりました。」

林「今のところ、我々は山本さんみたいに300万票取れるなんて、そんな党だとはまだ思っていません。100万票取れたらいい方でね、実際にはその半分ぐらいじゃないですか、分からんけど。見通しがね、私の見通しはよくてそんなものです。」

畠「なるほど。」

林「だから、闘争がもうちょっと自分でも納得いけば、もう少し勢いが出たかと思って、うまくいかなかったら私の責任だと思って落ち込んでます。」

畠「落ち込んでるんですか。政見放送がもっとうまく行っていれば、ということですね。」

林「私の最後のころの街頭演説を聞いてくださった方は、勢いとか、安倍政権の消費増税の「転用」とか、目玉政策の全世代型社会保障もいんちき社会保障で、そんな邪道なポピュリズム悪政と闘い得ない野党を批判して、これじゃ野党勝てないと、そういうことをはっきり分かり易く演説していましたから。一貫して、そういう闘いをやれたら良かったとか、やるべきだったとか。あとの祭りですがね。」

畠「そうですか、分かりました。」

林「いろいろ『判断ミス』があったり、スケジュールで追い詰められたとか、色々言い訳を言えばあるんですが、結果が出せなく、党の皆さんにも、応援してくれた皆さんにも本当に申し訳ないと思っています。」

畠「なるほど。」

林「いや、結果はまだ分かりませんが、今夜は落ち込んでおり、そんな心境です。」

畠「分かりました。すいません。選挙お疲れ様でございます、そんな時に、ありがとうございました。」

林「なんか実況みたいなこととか言っておりましたよね。」

畠「実況しています、今。インターネットで。」

林「まあ、全国にどう伝わるか分かりませんけれども、正直に言うしかないから言っております。」

畠「ありがとうございます。」

林「いえ。」

畠「では、またよろしくお願いします。今日はありがとうございました。」

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