1217日(月)、神奈川県庁記者クラブにおいて、労働者党神奈川支部の記者会見が行われた。

 まず司会の伊藤から、昨年10月の衆院選神奈川11区での圷候補の闘いが紹介され、来年の参院選では全国で10名の候補者を立てて確認団体として闘うという挨拶があった。

 昨年の神奈川11
区の闘いでは、当時、安倍首相が差別労働の廃止は「待ったなしの重要課題」と言い、また、「この日本から非正規労働という言葉を一掃する」と大言壮語したことを捉えて、たった1つの選挙区での闘いではあったが、全国の労働者の切実な要求を掲げて、全力で安倍政権と地元の自民党候補・小泉進次郎に闘いを挑んだ。

 「長時間労働、ブラック企業などに象徴される、搾取労働の即時廃止の要求」や「2千万人にも急増してきた非正規労働者や、低賃金や身分的不公平などに苦しむ女性労働者の間に広くはびこっている、差別労働の即時一掃の要求」などを掲げて闘ったのである。

 また、小泉の選挙は「子供保険による幼児教育の無償化」という労働者の厚生年金などの保険料を引き上げて、それを財源に幼児教育の無償化をやるという、つまり、労働者の負担でバラまきをやるという、矮小なものだった。

 小泉の政治もまた、安倍政権の「全世代型社会保障」というポピュリズムの政治の一種であり、社会保障を合理的に真剣に考えて解決する提案ではないと、圷は主張し闘ってきた。

 こうした労働者の立場に根差した政治的闘いを全国で発展させることが、今こそ必要だと、圷は一貫して呼びかけ、自らも先頭に立って闘ってきた。次の参院選への立候補はこの延長なのだ。

         
20181217神奈川・圷の記者会見

 圷は、教員退職後は
つのアルバイトをして来たが、それらの経験を踏まえて発言し、食材製造の現場では外国人労働者が酷使されていること、また強行採決された改正入管難民法は、非人間的な技能実習制度を廃止せず、外国人労働者の待遇改善は全く期待できない、と述べた。

 さらに、今の野党では、働く者の利益を守ってはいけない、来年の参院選で自分は、この神奈川で唯一の労働者の代表として闘いぬく、という力強い挨拶で締めくくった。

 次に支部長の菊池が、労働者党の歴史とこれまでの選挙闘争について述べ、主として共産党の主張する野党共闘(野合)では安倍政権と闘えないこと、仮に野党共闘(野合)が実現しても労働者の利益にならないし、労働者の闘いを前進させる力にはならないと批判を展開した。

 その後の質疑においては、記者たちが、昨年の衆院選での記者会見で、労働者党の主張や政策を知っているせいか(またパンフ類や『海つばめ』、その他の出版物は十分用意した)、そうした質問はほとんどなく、全国で10人の候補者を擁立するというが、神奈川以外ではどこか、圷候補の肩書や職業は何と書けばよいか等々の質問であった。

 以上で神奈川の記者会見は終わった。翌日の報道では、確認されたところでは、朝日地方版と神奈川新聞の朝刊で『参院選で労働者党、圷候補を擁立へ』
(12字18)が掲載されていた。
 いずれにせよ19参院選の幕は切って落とされた、後は全力で闘うのみである!

(神奈川支部)