参院選は自民、野党、労働者党の極の闘いに

──労働者党としての記者会見

 

参院選向けての候補者の再編、政策を討議した臨時大会を受けて、月1()、午後時から東京・秋葉原で党としての記者会見を行いました。

CIMG3342

 司会の田口代表委が労働者党を結成するに至った歴史を紹介した後、林党代表が、労働者党とはいかなる政党か、なぜ参院選を闘うのか、そしていかなる政策をもって選挙に臨もうとしているかについて訴えました。


林氏は我々は60年安保闘争で中心的役割を担った第一次急進主義運動=共産主義者同盟の崩壊後、一貫して“右の日和見主義”=スターリニスト共産党と“左の日和見主義”=新左翼急進派に反対し、労働者の政党をめざして闘ってきたことを訴えました。そして共産党が強調している安倍と闘うためには〝野党共闘〟が必要だということについて次のように述べました。

「私たちは今の野党はまったく信用していない。民主党政権には生まれた時から批判的であった。野党共闘というのはいい加減な妥協路線であり、共闘といっても皆自党ファーストだ。そんなことなら独自の立場で全力を挙げて一所懸命闘えばよい。──戦術的には一人区でどうするかなどいろいろ配慮することはあるとしても──。

民主党一党でも勝つことがあったし、細川政権の時には非自民党ということで政権が生まれた。各政党が全力を挙げてそれぞれ独自のやりかたで闘う、その結果どうなるかといえば、その結果を踏まえて闘えばよい。だから野党共闘反対で選挙を闘う。そういう意味で自民党、野党、私たちの極の闘いだ。私たちの勢力は共産党にくらべて劣っているが、これが私たちの意気込みだ」。

次いで、林氏は参院選に臨む我々の政策について訴えました。まず安倍の改憲論について。

「憲法が大きな争点になるかどうかわからない。安倍の意見では、自衛隊の存在を9条にくっつけるだけだが自民党の中でまとまるかどうかわからない。安倍の一番の支持基盤である右派勢力は、安倍攻撃は得ではないということで今は黙っているが安倍が落ち目になったら安倍に反対する。第一次安倍政権の時も安倍が日和見主義になって右派の人たちは安倍から離れた。安倍の改憲案では国家主義だから左派も反対するし、公明党も賛成しない。こんな改憲なんて不真面目でインチキだ。

もし憲法国会になったら、私たちも憲法改定試案を出そうということになっている。これでは国家の性格、特に天皇となっている第1章を問題にする。それではおかしい、国民主権を第1章で謳いなさい、第1章国民主権、第2章が天皇とする。今は国民主権は憲法の序文では謳われているが条文では謳われていない。

憲法が問題になったら9条がどうのこうのと言ってもしかたがない。野党は戦争する国家となるといっているがどのような戦争になるかについてはっきり言わないし、言えない。戦争といえば15年戦争だが、前半はアジア、後半は太平洋の地域をめぐる戦争だった、そうした戦争になるのか? 野党の言うことは観念論であり、そういうことばかり言っており、まともな闘いをやれるとは思っていない。憲法だけによって戦争は起こるものではない。政治・経済情勢や政治闘争の帰趨もあった。私たちは、観念論を振りまいている野党に対しても厳しい批判を行いながら選挙闘争を貫徹するつもりだ。」

そして「野党は安倍政権と闘えない、野党が落ち込んでいるのは当たり前だ。共産党は自共対決を謳ったときは票を伸ばした。しかし、戦争法の時だったか、野党共闘か出来たのを契機に野党共闘路線に変えた。その結果票数、議席を減らした。なぜそんな馬鹿なことをやっているのか。民主党が国民に見放されているのにわざわざ民主党と組むのか。民主党の後の立憲民主や国民民主党と組むのか。票、議席を減らすのは当たり前だ。  

西欧では共産党は野党共闘、それどころか保革共闘を謳い、現在ではなくなってしまった。日本の共産党もそのあとを追っている。労働者、働くものの政党がないというのは非常に深刻な問題だ」と労働者党の闘いが必要であることをアピールしました。

そして最後に、我々の政策について、一昨年の神奈川の衆院選では安倍の全世代型社会保障や小泉の保険のバラマキ政策に対して、具体的に暴露して闘ったように、今度の参院選でも「年金、介護、財政再建問題などあるが観念的なことを言うのではなくて、どうしたら解決できるか具体的に問題を提起して闘いたい」、民主主義で政治闘争をやれるのだから精いっぱい楽しく闘うと訴えました。

今回の党の記者会見はNHK、時事通信、共同通信の3社の取材でしたが、今後機会をとらえ、多くのメディアの取材を追求していく予定です。