2011年07月

しらす納豆(マサ料理)

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 予定していた穴子天ぷらが穴子未入荷により実現出来なかった。
 だが天ぷらモードに入ったカラダは治まらない。海老でやろう。
 いつもの魚屋の次によく行くスーパー。冷凍エビを目指して一直線。普段は虎のように悠然と歩いているが、こんな時のスピードは鋭い。
 「!」ブラックタイガーのコーナーはカラ。隣に“天然えび”と称する冷凍エビが山積みだ。以前これで天ぷらをやったら味が薄く海老の醍醐味を感じられなかった。
 これで天ぷらに諦めがついた。南魚沼コシヒカリを2合炊いて納豆だ。振幅の幅は大きい。
 ノルウェー産サバ文化干しもイキたい。不思議なことに、サバ文化干しに関しては国内モノよりノルウェーがうまい。
 しらすもうまそうだ。魚焼きグリルを洗うのが面倒だ。天ぷらがダメになったら魚を焼くのさえイヤだ。ネギも買わない。

 納豆を200回混ぜる。にんべん鰹節パック、醤油、かいて5分置いたS&B粉芥子。別に食おうと思ったしらすも入れちゃえ。
 さらに200回攪拌。計400回。しらすもカツブシも納豆に同化して見えない。糸は白くトロトロだ。菜箸の中程に付いた納豆の糸をぺろり。
 「うまい!」この世の全ての旨味がここに凝縮されたカンジだ。しらすの旨味でカツブシは不要かもしれない。
 お約束の前菜は卵かけご飯。ご飯の前菜にご飯とはふるっている。
 しらす納豆をまた混ぜてどんぶりメシに少しかける。グサッと津軽塗りの箸をメシに突き刺し、冷たい納豆が載った熱々ご飯の大きな塊を瞬時に口に入れる。
 「うまい!!!」絵にも描けない美味しさだ。
 舌も歯も歯茎もホッペもノドも、食道や胃袋さえも歓喜に震える。浦島太郎が乙姫様にふるまわれた竜宮城の鯛やヒラメに匹敵するに違いない。
 超満足のご飯だった。

 早く本枯れ鰹節を購入し、しばらく稼働していない電動鰹節削り機を復活させ、さらにうまい納豆ご飯を食べよう~。(2011.6.18)

サークル(パン屋) ~前橋~

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 10年前、ほとんど毎日昼メシに食っていたサークルのサンドイッチ。
 しっとり食パン、絶妙芥子バター、グッと来る具。バランスもサイコーだった。
 卵、チーズ、ハム、レタス、トマト、きゅうりがコレでもかと入ったヤツや、たっぷりポテトサラダやカツサンドなどボリューム系も良いが、一番うまいのはシンプルなハム&チーズ&レタス。
 “具”を強引に主張しないから、食パンも芥子バターも同等に味わえる。サンドイッチの真骨頂だ。

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 何年かぶりに店に行った。
 大きなケースの端から端までズラリと美味しそうなサンドイッチが華やかに陳列されている。
 対面販売の店。以前はケースの向こうで毛深いパン職人(?)が客の方をチラチラ見ながら芥子バターを塗り、サンドイッチを作っていた。やや奇異に感じたものだ。今日はそのヒトは居ない。
 これはうまかった、アレはうまそうだ。あれもコレも欲しくなり、結局8個買った。食べきれるハズもなく少し残った。
 超久々サークルのサンドイッチ。うまいことはうまいが穏やかな味。期待値を下回った。(2010.9.8)

 “バランスの良さとしっとり食パン”。
 あっ!この4月からご執心の渋川クレッセントと同じだ。
  この類似点は、どっちかがもう一方で修行? そんなことはないか。
 クレッセントは強いうまさ、優しい味のサークル。
 サンドイッチは奥深い。抗しがたい魔力に引き込まれ、溺れそうなワタシ。(2011.5.28)

かき揚げ(マサ料理)

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 “コルベット博多遠征2011”から2日経ち疲れも癒えた。天ぷらやるぞ。
  エビとかき揚げだ。イカめしで残って冷凍しておいたゲソ7杯分&長ネギをかき揚げ。
 真夏の天ぷらはキツいが、今日は曇りでそれほど暑くない。
 いつものプロ御用達食料品店は日曜で休み。2番目によく行くスーパーだ。
 あらっ!冷凍エビがない。ブラックタイガーも天然えびと称するイマイチの奴も。
 違う場所に解凍インドネシア産エビ、って小さいのがあった。よし、これも交えてかき揚げだけに変更だ。

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 2パック373g。45尾もある。殻むきに難儀した。
 小さいのに一丁前に背ワタがある。さらに時間を食った。首から汗が一筋。
 人間にとってはうまそうな食材だが、小さくともエビは生き物だった。それを忘れて「背ワタがあるとはナマイキな!」とムカついたのは人間の傲慢。許せメロス、許せ小っちゃいエビちゃん! キッチンペーパーに優しく包む。
 ゲソを出刃で小さく切る。半解凍だからラクに切れた。キッチンペーパーで水分を取る。
 細めの長ネギ3本は斜め切り。
 エビに“コツの要らない天ぷら粉”を纏わせる。イカも。

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 大きいボウルに水と粉。ざっくり混ぜて衣を作りエビ、イカ、ネギ投入。大きく混ぜる。ちょうど良い濃度だ。半ば成功は約束された。
 日新キャノーラ油1.8リットルをトポトポトポと直径33cm砲金鍋に注ぐ。鍋の半分以下しかない。もう1本買えばよかった。
 衣をちょっと落とす。沈んですぐに上がった。180度だ。フライ返しでブツをすくい、真っ新の油に放った。

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 じゃじゃじゃじゃじゃ~。ステキな音響だ。しばし待つ。返す。完成。
 塩、醤油、天つゆ。昨日のうどんツユの残りにミリンと醤油を足して天つゆにした。
 ネギのかけらを塩で喰らう。ネギの甘み際立つ。うまい。
 次は醤油だ。う~ん、醤油の味が強くなっちゃうかな。
 天つゆにドプッと浸す。
 ガブリとかじりつく。うめぇ。先ずタップリの天つゆが露払いの如く舌を愛撫し、直後サクッとかたい本体が舌を総攻撃する。
 ネコがネズミにかぶりつく時、まず舐めて歯の通りを良くし、直後ガブリと突き刺す過程に似ている。
 かき揚げはエビやイカやホタテのついでにやるから、二番手の味でしかなかった。
 だが今日は違う。かき揚げが主役なのだ。
 ゲソの強い旨味が全体を支配し、華やかなエビがポッと顔を出し、香り高く甘いネギが粋なアクセントを投げつける。
 うまい。サイコーのかき揚げだ。
 ところが、2度目を始めると早く終わらせたくなり“面積の1/3”という天ぷらの鉄則を無視し、目一杯入れてしまった。
 全然固まらない。いつまでもグチャグチャだ。これはダメだと判断し、棄てた。
 
 「天ぷらの、かき揚げの怖さを知った」
 ちょっとでも手抜きをすればこういう結末が待っている。怖い料理だ。
 世界に誇る代表的日本料理、天ぷら。たかがかき揚げだからとナメていた。
 ごめんなさい、かき揚げちゃん。(2011.7.24)

コルベット博多遠征2011(7th)③

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  6泊の博多滞在もアッと言う間に終わり、今日は群馬に帰る日だ。長丁場に備え朝10時までたっぷり寝た。
 百旬館で買った大きなエクアドル産バナナ2本を水で、柳橋連合市場の高松蒲鉾店で購入の練り物5個をホテル備付けの八女茶で食う。
 ウンコを3本し、歯を磨き、熱いシャワーを浴び、ジョーバン・ムスクフォーメンを左右脇下にシュッシュッシュッシュッシュッと各5回噴き、赤い大型サムソナイトに荷造りし、韓国で買ったコピーのルイヴィトンに真っ赤なDELLノートPCを仕舞い、ネイビー&白のピリアックと黒の短パン姿でチェックアウトする。
 フロントから離れると、ルームディビジョン ゲストリレーションズ課長M氏がスススッと近づいてきた。見覚えのある顔だ。名刺を差し出す。
  「青木様、課長のMでございます。読ませていたいただきました。青木様のご指摘のとおりでございます。誠に不適切な対応申し訳ございません。確かにあの前日は満室でござい…」
  「結果は同じでも客の納得出来る説明しないとネ」
 「その通りでございます。申し訳ございません。今後徹底させます」
 「わざわざありがとう」
 「いえ、またよろしくお願いいたします」
 「はい、また来ます」

 ナビを「自宅に戻る」にセットし、正午に出発だ。

 兵庫県内、中国道と山陽道の合流地点から混雑する。「宝塚渋滞4km」とあったが大したことなかった。名神高速で夜になる。
 帰りは北陸まわり。名神高速米原JCTを北陸道。長岡JCTで関越道に入る。馴染み薄の中央道、長野道より何十回も通っている北陸道が気分的にラクだ。
  夜の北陸道ドライブ。空いている。快適極まりない。
 博多にハマる前は群馬から大阪、京都、名古屋、賢島、松阪等によく行った。今じゃ通過するだけになってしまった。北陸道や上信越道など西日本への高速道路が整備される前は主に東北だった。
 一年に四季があるように、ロングドライブ目的地も個人的な旬がある。オレの旬は5年間も博多。飛行機利用も含めれば11年間だ。博多遠征はこれからも長く続きそうだぜ。

 北陸まわりだから1,300km弱。所要時間13時間弱。最終走行は富山ICの手前からノンストップ350km。一番疲れているハズなのに驚きだ。
 00:20。群馬に無事到着した。
 すぐビール。1週間もボディをキンキンに冷やして俺を待っていたキリンクラシックラガー中瓶をぐいっと呑む。重厚な味わいに舌も喉も喜ぶ。
 風呂にゆっくりつかる。汗をタップリかく。またビール。今度は呑み切るのに時間を食った。
 ロングドライブの心地よい疲れを感じながら、眠った。

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 群馬福岡往復2,500km×7回=17,500km
 17,500km/60,928km=14日間/5年間
  5年で走った総距離の28.72%をわずか14日間で走破した。
 酔狂なオレ。(2011.7.23)

  3時半に寝て9時半に目覚めた。6時間しか眠れない。疲れていると時間は短い。
 水を呑んだ。ぐいぐい呑んだ。デュラレックス350ccグラスに立て続けに3杯。もっと呑めそうだが止めた。連続13時間走行にカラダは水分を欲していた。(翌朝)

河太郎②(生け簀料理) ~博多~

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  20,580円 / 活造り、ビール / 2人

 年6回の訪福のたびに寄る河太郎。ヤリイカ活造りで有名だ。
 日本で初めて生け簀料理を始めた店として知られる。むか~しから行っている。当時はオンナに買ってもらった中古の日産グロリアで群馬から二人で走って行った。
 広島で1泊し“酔心”でおこぜ活造りや瀬戸内の小魚や握り鮨を喰らい、翌日博多。
 あの時は、着物で給仕してくれる仲居達に「高そうな店だ」とビビリながら、ヒラメと赤貝活造りを食べた。ヒラメ薄造りに青ネギを1枚ずつ巻いてくれた。フトコロを心配する初々しさがあった。
 最近はヤリイカ、関アジ、伊勢海老を決まって食べる。
 半透明な爽やかに甘いヤリイカ。ネットリと甘いスルメイカとの違いだ。脚は元気よく動いている。

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あとでサクッと天ぷらだ。忘れて食べちゃって最後の3個を激写。

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 強い旨味の関アジ。甘みも歯触りも素晴らしい。本ワサビと生姜。味わいはかなり異なる。

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 アタマは味噌汁。これが超うまい。味噌は合わせだ。
 ぷりっぷりの伊勢海老。上品な甘さが堪らない。柚子コショーで食べるのも一興だ。伊勢海老アタマも味噌汁。味噌汁同士の競演では、濃厚な関アジに対し華麗なる伊勢海老。

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  今日は伊勢海老ちゃんがいない。最近、入荷がないらしい。代わりに生ウニ。
 「唐津の生ウニが入りました」と誇らしげなカウンターSママ。ギュッと凝縮した味がイケる。

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 タコ稲荷は中洲の“スナックさくら”に土産だ。さくらママ曰く
 「ネットで見てイカが有名だからとイカだけ食べて帰っちゃう人が多いらしいですよ」
 「うまいモン食う時は計算なんかしてちゃダメだよ。食いたいモノどんどん注文しなきゃ」
 「最近そういうアラカルトのヒトが居ないんですよ。マサさんは貴重なヒトですよ」
  「そうかい」
 「仲居も歳だからとだいぶ辞めさせられたし」
 「以前はオレが行くと『まぁ青木様~いらっしゃいませェ~』と着物姿の仲居が5~6人わらわらと集まってきて『どんだけ常連なの!?』と連れに驚かれたもんだけどなぁ。今日はガハハと笑うヒトも居なかったぜ」
 「あぁHさんね」
 「オレは常連だ、と思えるのがヨカッタのになぁ」
 「ですから最近常連さんが減って一見さんが多いですよ」
 「それが河太郎の営業方針なら仕方ないけどつまんないね」
 「そうですよねぇ~」

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 ウイスキーを呑みつつ、タコ稲荷と連れのJちゃんが買ったケーキをみんなで食べた。あ~おいちぃ。
 博多の夜は楽しい。

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 このアロハで行った。
 「まぁ~ステキな和柄アロハねぇ~
 触ったり撫でたり大歓迎したのは河太郎のカウンターSママ。スナックさくらのママは至って冷静だった。二人とも着物姿なのに対照的だ。
 予想外の反応にオレとJちゃんは愕然とした。(2011.7.20)

すずや(鶏からあげ) ~大分県宇佐~

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 1,440円 / 鶏からあげ900g / 1人

 大分のヒトは鶏唐揚げをうんと食うらしい。
 テレビで知った。中津が有名だが本当は宇佐が本場ということも。
 町にはいくつも唐揚げ屋がある。専門店の他精肉店、食堂、中華料理屋、うどん屋、スーパー等合わせて39店舗にも及ぶ(by唐揚げ探検隊)。
 凄い数だ。それぞれ贔屓の店があり、町のヒトは好きな時に好きな店で買って唐揚げライフを謳歌している様子だ。
  群馬のオレにとって唐揚げとは、自分で揚げて出来たて熱々を食うモンだと思っていた。このギャップは新鮮だ。
 唐揚探検隊で宇佐唐揚げ事情を調べた。“すずや”が良さそうだ。
 昨年のコルベット博多遠征2010(6th)で計画して実現しなかった宇佐の唐揚げ。
 今年はどうしても食いたい。丸1年も忘れないとはオレもかなり執念深い。「まむしのマサ」と呼んでくれ。

 7月20日。昨日行く予定だったが台風6号襲来で延期した。
 ニューオータニ博多を出て野多目東ランプから福岡都市高速5号線に乗り、太宰府ICから鳥栖JCTを経て大分自動車道を目指す。宇佐別府道路の宇佐ICだ。
  すずやはナビの電話番号検索で設定できない。
 店に電話で訊いたが要領を得ない。とにかくナビに従うと、まったく関係ない“法鏡寺”って所に着いた。
 近くのGSで教えてもらう。満タンでも27リットルしか入らない。いきなり店のオヤジさんが飛び出してきた。
 「フェラーリですか?」
 「いえ、コルベットです」
 「あぁ、コルベットスティングレィの今のヤツですか? ずいぶん変わりましたねぇ」
 ニコニコのオヤジさんにすずやの位置を訊くがわからない。奥さんらしき人もわからない。
 「こんな良いクルマ、一人じゃ勿体ないですね」などと言っている。
 3人目登場。セクシー美女だ。グラマーなカラダをGSのツナギにムリやり押し込んでいる。温かい笑顔と甘い声で教えてくれた。
 「カッコイイですねぇ~」「ステキ~」「音ばどげんですか?」
 キュルキュルキュル、ドドドドドド、ドロドロドロッ!
 「Oh!凄い
 他の客が来たので後ろ髪を引かれる思いでGSを後にした。

 すずや。
 コンテナみたいな小さい店。持ち帰り専門だ。カウンターの前に4人掛けの長椅子。3人居る。1人立っている。時間がかかりそうだ。骨なし、骨付き、手羽先がメニュー。各100g160円。安い。
 「300gずつ」注文。
 10代のネーチャン2人がトランプをやりながら30歳くらいのオヤジ(?)や他の男2人とぺちゃくちゃ喋っている。ネーチャン達は店のファンらしい。ヒマだから狭い店にたむろしているのだ。
 「群馬から来られたんですか?」オヤジが言った。ちゃんとさっきの電話の内容を覚えている。すると隣の付け睫毛ギンギンの若いネーチャンが
 「群馬ってどこですか? 大阪の方ですか? 何州?」
 立ってる男が「東京の向こうの埼玉の隣だよ」と教えている。
 「あぁ春日部とかのですか?」
 「クレヨンしんちゃんの?」クレヨンしんちゃん好きの俺はすかさず言った。
 「はい!」
 「アタマの程度が知れるばい」とオヤジ。
 「これから博多行くんですかァ? 博多連れてってください~」なんとも気さくなネーチャンだ。
 「気をつけて帰ってくださァ~い」
 「ありがとう」
 GSのセクシー姉さん、からあげ屋ファンの可愛いネーチャン。コルベットにもオレにもフレンドリーな女達。
 宇佐はステキだ。大分は素晴らしい。九州はイイ。関東では考えられない心地良さ。宇佐に移住したい衝動に駆られる。

 唐揚げにビールは必須。切っても切れない仲だ。蜜月関係と言ってもいい。猛烈に呑みたいが運転だからガマンした。偉いぞマサさん(常識だぜ)。ホテルで冷えたビールと冷めた唐揚げを食べよう。それまでは
 「お預け
 「わんっ
  店では食べるスペースがないので近くの広い所に駐めて食らいつく。

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 骨なし。
 うまい! 物凄くうまい漬け汁につけ込んだことがすぐ分かる。醤油もニンニクも感じない。とにかくうまい漬け汁だけが連想される。それが味蕾を席巻する。外はバリッとかたく、中は柔らかく肉汁が横溢。こんなうまい唐揚げ初めてだ。

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 骨付き。
 意外にサッパリ。モモの太い骨がない。小さい骨がある。アバラだ。ムネ肉だ。

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 手羽先。馴染みの部位。大好きだ。でも唐揚げにするとモモに及ばない。弱い味だ。そう思っていた。だがグッと濃い味が付いて肉汁ドバドバ。うまい。重厚でさえある。侮れない。

 本来なら全部食べるところたが、夕食に中洲河太郎の活造りが控えている。
 なんとか300gだけで我慢した。数時間後にはニンニクのゲップ。やはり効いていた。
 視界数メートルの深い霧に見舞われた大分道。
 台風一過で7月とは思えない外気温20度。往復4時間かけて1,440円の唐揚げを食いに行くという酔狂。
 物凄くうまいからあげとステキな女達との邂逅。宇佐は素晴らしい。おかげで疲れとは無縁だ。酔狂をやった甲斐があった。
 まさに“からあげ文化”だった。また必ず行くぞ!
 決心はダイヤモンドより、炭化タングステンより固い。(2011.7.20)

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 冷蔵庫の翌日。肉汁も旨味もなく、ただの時間が経った物体に成り果てた。(2011.7.21)


季楽(佐賀牛せいろ蒸し) ~博多~

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 28,160円 / 佐賀づくしコース2、ビール / 2人

 最近、とみに評判を上げている佐賀牛。
 “せいもん払い”や“ひだまり”で塩焼きやステーキを食べた。うまかった。脂の甘み、はじける肉汁。すばらしい。
 JA佐賀経営の季楽(キラ)。銀座店もある。佐賀本店まで行くのは大変だから博多店だ。一番高い佐賀づくしコース12,000円×2。
 3階建ての予想よりチャチな建物。せいろ蒸しがメインの佐賀コースは3階だ。
 エレベーターの扉が開く。かしこまった顔の黒服が待ち構えていた。
 「予約した青木です」
 「お待ちしておりました。こちらです」
 紺の着物の地味なネーサンに誘(いざな)われる。ホールと思っていたら個室だ。
 「これじゃぁおろしたばかりの“ふくわうち”和柄アロハ(コーラル地に赤い金魚)を皆に見せられないなぁ」
 「あははは!」大笑いする連れの博多ネーチャンM。
 
 「ユッケとタタキがフォアグラと佐賀牛海苔巻きになりますがよろしいですか」
 「はい」
 ユッケ事件の影響が福岡にも出ている。
 コースが始まった。

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 蒲鉾みたいなヤツ。何の変哲もない味。メインへの不安が芽生える。

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 佐賀牛海苔巻き。海苔の味が矢鱈と強い焼き過ぎ肉の海苔巻き。平凡な味だ。ますます募る不安。

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 サラダ、カレー風味ドレッシング。うまい。パリパリ野菜にほのかなカレー風味。
 「サラダうまいですねぇ」
 「ありがとうございます。ドレッシングも自家製でございます」

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 フォアグラ。うまい。ミディアムレアだ。
 「火入れが絶妙ですね。肉汁がワッと広がる。サッパリな仕上げでイイねぇ」
 「ありがとうございます」嬉しいけどずいぶん味の批評をするヒトだわ、との表情。
 サラダとフォアグラからグッと美味しくなった。メインに期待が持てる。

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  佐賀牛ミニステーキ(ロース)。最初にロースかヒレと訊かれ、即座にロースと答える。本当にミニだが存在感は凄い。甘~い脂が口の中を席巻。でかいステーキを食べた後のような満足感。

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 いよいよセイロの登場だ。でっかいセイロ。フタを開けると大量のキノコと野菜。電磁調理器に置いたすき焼き鍋に湯を張りそこにセイロを載せ蒸し上げるのだ。

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 待ちきれなくて野菜をナマのまま食われないよう、ローストビーフが出される。弱い味。まさにツナギでしかない。
 野菜に火が入った頃、若い兄ちゃんが大事そうに大皿の肉を持ってきた。凄い霜降り。
 「佐賀牛ロースでございます」
 「お~凄いね!」
 「お一人様3枚となっております」
 肉を野菜の上に寝かせ去って行く若人。肉に火が入りすぎないか、居ても立っても居られない。でもお待ちくださいって言ったから満を持して現れるのだろう。
 現れた。フタをずらせて肉を見る。行ってしまった。

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 30秒後、パッとフタを開ける。火が入りすぎたカンジだ。
 「お取りいたします」肉と野菜をたっぷり盛る。
 ネーサンの場合はオレに先に寄こし、兄ちゃんはオンナが先だ。ポン酢と胡麻ダレ。薬味は青ネギ、ゆずコショー、もみじおろし。ゴマが香り高い。
 「待てなくて食べちゃうヒトがいるでしょ」
 「はい、そのような方が多ございます」
 「あっはっはっ」
 野菜と肉を大量に箸で掴み、ポン酢をつけ、ポンと口に入れる。
 うまいが肉の醍醐味がない。野菜に負けている。2枚目をセイロに入れてくれる。居なくなったらほとんどナマですぐに食った。
 やはりさっきの火通りが正解だった。もうこれで3枚終わり? と淋しさを禁じ得ないでいると、もう1枚ずつをうやうやしく持ってきた。肉は終わりと思って野菜の大半は食べてしまった。
  終始、ヒノキの香しさに鼻孔は喜ぶ。

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 肉だけを食べるとうまい。野菜も残らず食べた。胡麻ダレの方が美味しかった。
  兄ちゃんに感想を述べる。
 「野菜と一緒に食べると肉が負けちゃうね。3枚を2枚にしていいからもっと厚くした方がイイよ」
 下を向いて黙っちゃったので
 「これは俺の意見だけどね」と和らげてやった。
 「かしこまりました」

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 本ワサビか効いてるけどただのお茶漬け。

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 ごまプリンはうまい。

 コーヒー。オレは夜呑むと眠れなくなるが03:45の“なでしこジャパン”決勝戦を観るためだ。
  延長後半13分。あと2分しかない。2対1で日本不利。
 アメリカ美人ゴールキーパーが不必要に時間を使いなかなかスタンバイしない。こんな事じゃ一発入れられるぞ!と思った刹那、澤の同点ゴール。あのアメ公はバチが当たったのだ。

 小さい料理が少しずつ出て「カツ丼が食いてぇや」と西九州自動車道を昼間ドライブしたMとお互いふざけていたが、2時間かけた食事はかなりハラいっぱい。
 「こんなところで働けたらイイね」オンナの感想だ。
 なかなかうまかった。
 でも又どうしても来たいとは思わない。再来したい確率は51%。オレのコルベットの前輪加重も51%だ。
 カンケーないぞ。(2011.7.17)

コルベット博多遠征2011(7th)②

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   ロングノーズ、ショートデッキ。
 低く、幅広く、タイヤが太く(リアは285)、赤いコルベット。
 クルマに興味の薄いヒトでも「カッコイイ~!」と感嘆する。わかりやすい格好良さだからだ。
 「あっ、スポーツカー!」スーパーの駐車場で若いお母さんが小さな娘に言っているのが口の動きで分かる。
 スポーツカーとはヒトに夢をみさせるモノだ。
 街にも高速道路にも不必要にはびこる迷惑走行のあの不格好なプリウスでは決して味わえない。政府や東京電力に踊らされ“エコ”や“節電”を地でイッている輩には到底理解出来ない事柄なのだ。
 他車や世の風潮など余計なことを気にせず(?)造られたコルベット。アメ車はぐずぐず言わず明快なトコが良い。愛すべきノー天気さだ。
 難しいだろうが、どうかこの姿勢を崩さないでくれ。

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 博多の知り合い女性Mにコルベットを味わってもらった。
 「凄~い、カッコイイ~
 街中。
 ドロドロドロッと低速でのエグゾーストノートはハラに響く重低音だ。1500~2000回転が特にイイ。
 高速道路。
 加速時には「ガオ~って猛獣が吠えとる」とステキに表現。
 スピード出すと「コワイよ~」などと、イケイケ姉ちゃんなのに怖がるのは意外だ。二面性が可愛い。
 博多女にコルベットの二つの味わいをじゅうぶん楽しんでもらえた。
  俺もコルベットも嬉しい。(2011.7.17)

コルベット博多遠征2011(7th)

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 7月1日に5周年を迎えた俺のコルベット。
 先日車検を終えた。オイルもフィルターも交換し7度目の博多遠征だ。オイルは銘柄指定のモービルF1(5W-30)。
 行程は昨年(6th)と同じ。3連休前日の金曜22時に群馬を出発する。
 一昨年(5th)は3連休最終日23:30に出かけた。3連休でコーソクが混むのを懸念したためだ。だが3連休を家で過ごしてからの出発は時間がもったいない。
 それで昨年の行程になった。少しでも三連休の日中走行時間を減らすため深夜0時でなく22時出発にした。杞憂だった。混み具合は平日と変わらない。
 関越道、上信越道、長野道、中央道、名神高速、中国道、九州道を12時間で走りきる。
 “センエンコーソク”が6月19日に終わった。カネはかかるが交通量が減るのは嬉しい。ハイオク195円の年は道がガラガラで喜んだものだ。

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 長丁場ではムリをしない。安全運転が最優先だ。なにしろ1,200kmイッキ走行だから。
 群馬から先ず300km走る。トイレ&コーヒー。わずか10分の休憩。
 さらに300km。トイレ&コーヒー&給油。計600km。全行程の半分走った。もう中国道に入っている。やがて夜が明ける。
 全長550kmにも及ぶ長い中国自動車道。地理に疎いから明るい時に走りたい。知らないインターチェンジばかりで夜は自分がどこにいるか分からない。あと何kmで関門橋かも見当がつかない。
 “朝の来ない夜”に閉じ込められているようで居心地が悪いのだ。
 山陽道の方が短い。普通のヒトはこちらを選ぶ。だが各都市を結ぶため混んでいる。
 中国地方のど真ん中を貫く中国道。交通量が極端に少なく快適に走れる。適度なアップダウンやカーブもあり運転が楽しい。俺は中国道が好きだ。
  俺がわずかな休憩で1,200km走れるにはワケがある。運転が好きなのはもちろんだが、明治アーモンドチョコレートとヴェルタース・オリジナル(ドイツの飴)を食いながら走るからだ。
 常に糖分を補給し続ければ疲れとは無縁。それが人体なのだ。解剖学も栄養学も学んでいないがそうに決まっている(と思う)。
  そして昨年の遠征から採用しているのが“梅”だ。自分で漬けた南高梅の塩漬け。赤紫蘇を入れず干しもしないただ漬けただけのうんとしょっぱいヤツ。休憩時に1粒食べる。酸っぱさにホッペがキュン、カラダがブルッと震えシャキッとする。クエン酸がカラダを活性化する。
 到着してビールを呑み熱い風呂に入った途端、抑えていた疲れがドッと溢れるけれど。

 昨年と較べ上信越道、長野道、中央道、名神高速の前半に長距離トラックがうじゃうじゃ。ヒョロヒョロとちょっとの隙間を見付けては追い越しをかける。速度は90キロ。長い併走が終わりようやく左車線へ戻る。スムーズな流れを乱す行動の横溢。
 九州道では終始2列のゆっくり走行。主に乗用車。途切れることはなかった。
  うじゃうじゃトラックは物流の回復、あふれる乗用車は3連休に浮かれ出る人々の行動を表し、昨年とは異なる風景がオレの目の前で展開していた。

 *7/26のTBSニュース23。震災に伴う無料措置で水戸を発着すれば福岡まで行こうとタダになる。つまり、水戸から入り常磐道、北関東道、上信越道、長野道、中央道、名神高速…で無料。東北地方とは関係ないのにカネ節約のためオレの通る道が異様に混んでいたのだ。浅ましき大型トラック運転手!

 中国道の快適ぶりは変わることはなかった。

  福岡IC到着。
 福岡都市高速に乗り天神北ランプ。あとはまっすぐ走ればホテルニューオータニ博多だ。5年前の“コルベット博多遠征2006(1st)”以来、博多に行くとニューオータニばかり。
 バスセンターや三越や大丸までは混む。そこを過ぎるとウソのように流れは快調だ。

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 ニューオータニ到着。10:15。
  玄関前駐車場はキャディ・コンコース、DTS、リンカーン・タウンカー、ベンツSクラス、S63AMG、CL63AMG、ジャガーXJ、BMW7シリーズ、レクサスLS、ポルシェ・カレラ等がよく駐まる。
 時にはロールスロイス・ファントムやエンツォ・フェラーリなどの凄いのが居たりする。ランボルギーニは見たことがない。
 「女性のお客様が館内から出てパッとクルマが目に入る時、大型高級セダンやポルシェより青木様のコルベットに目を奪われます。真っ赤で文句なしにカッコイイからでしょうね」
 前任のチーフドアマンN氏が言っていた。客の心をくすぐりやがるぜ。

 馴染みのチーフドアマンS氏がいない。
 見知らぬ若人に誘導される。駐車完了。ところがこの若人はすぐに行ってしまい、大きな荷物と小さな数個の荷物を下ろしたオレは途方に暮れる。
 「台車はないの~?」
 初めて見る若くて可愛いネーチャンが運んでくれた。姪のRにドキッとするほどよく似ている。
 フロント新顔ネーチャン曰く
 「青木様、本日から6泊でございますね。チェックインは2時ですのでお荷物お預かりします」
 「群馬から12時間運転してきたから少し早くなりませんか?」
 「1時なら」
 「まだ2時間半あるなぁ。もっと早くなりませんか?」
 「どう頑張っても12時半です!それ以上ですと追加料金をいただくことになります!」
 「・・・」
 どうだ、カネ払っても早く入室したいか?ってふざけた態度に愕然とした。
 「昨日は満室でしてまだチェックアウトされてないお客様も多ございます。掃除が間に合わないのでどうしても12時半になってしまいます」とでも言えば納得するのに不埒なフロント女Kだ。
 休暇中のS氏に電話し、少し改善してもらった。
 今年は交通状況もホテルニューオータニ博多も狂っている。節電とかで2つある玄関自動扉が1つに制限。至れり尽くせりの心地よいニューオータニ博多はどこかへ行ってしまったのか。次の訪福からはホテルを替えようか。
 東京電力放射能漏れ極悪犯罪が全国の日本人に暗い影を落としているのか。
 文書で支配人に説明を求めたかったが、それでは動いてくれたS氏のメンツを潰すことになる。書いたモノをS氏に渡し、よくフロント課長に言うようお願いした。

 こうしてコルベット博多遠征2011(7th)は始まった。(2011.7.16)

電動鰹節削り機(マサ料理)

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 「家庭用精米器は持っていても電動鰹節削り機を持ってる奴は少ないだろう」
  ヒトによく自慢するが反応は様々だ。
 「凄い」と驚くヒト
 「料理好きは違う!」と尊敬の念を抱くヒト
 「流石」と感心しながらも『バカみたい』と呆れるヒト
 「手動でやればイイじゃない」と否定的なヒト
 「あっはっはっ」と朗らかなヒト。
 色んな反応を楽しむのも一興だ。
 だが削りたてを食わせれば「美味しい!!!」と皆一様に感嘆の声を上げる。パック入りとは香り、舌触り、味わいみんな違う。
 買ったのは2007年7月。静岡の愛工業って会社。38,000円だった。

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 以前は手動。箱にカンナのついた奴だ。
 日本橋木屋で2番目に高い作品。わざわざ東京まで買いに行った。というのはウソで、訪福の際に東京に立ち寄っただけだ。道具から入るのがマサスタイル。だが力が要るしよく削れない。電動を探していた。 
 十数万じゃ高い。諦めていた。ある日38,000円を発見。飛びついた。電話で注文。翌日届いた。

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 嬉しくて嬉しくてすぐ使った。最初は表面が粉のように黒く削れた。そのうちキュッキュッキュと良い音になり、ステキなカツブシがわんさか出来た。
 息を止め、カメレオンのように伸ばした舌をカツブシの群れに突っ込んだ。
 「うまい!」すばらしい味。芳香は削り始めから部屋に充満。窒息死するほどだ。

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 本枯れ鰹節。
 新潟三越デパ地下で調達。焼津の“山政”。2,012円/294g。
 大丸東京店になくてガッカリした本枯れ鰹節が新潟三越にあった。新潟のデパ地下の方が良いぜ。
 以前は徳島そごうで買った高知産鰹節を使っていた。それが終わり、次をなかなか買えずに数ヵ月ブランクがあったのだ。

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 久々削りたてカツブシ。もちろん炊きたて南魚沼コシヒカリだ。山盛りに載せた。これでもかコレでもかと豪勢に。
 ふわりフワリとこぼれないよう慎重に箸を入れ口を茶碗に近づけてパクリと喰らった。
 「うまい!」旨味が溢れんばかりに横溢したカツブシ。甘~く瑞々しいご飯。最強タッグだ。
 昔、ジャイアント馬場とアントニオ猪木が保持した“インターナショナルヘビー級”タッグベルトに等しい。
 あまりのうまさに気を失いかけた。

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 メインは削りたてカツブシたっぷりの納豆ご飯。イマイチだった。
 ネギが多すぎて納豆の糸が減少し粘りが弱くなったためだ。缶入りS&B粉芥子が終わって買うのを忘れ、添付の練り芥子を使ったのも影響した。

 「今日はカツブシが主役だから全然平気さっ」
 なんとか自分を誤魔化した。(2011.7.3)

カレー粉炒飯(マサ料理)

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 土曜にオレの最も好きな料理“穴子の天ぷら”をやろう。
 今日は水曜日。いつもの魚屋に注文。
 「土曜に穴子欲しいんだけど取ってくれるかな」
 「う~ん、穴子最近入んないんですよ~どぉかなぁ~」
 「入る確率は高いんかい」
 「ちょっと待ってください。(ピンマイクに向かい)常務、常務、お客さんが土曜に穴子欲しいって言ってるんですけど …、はい、はい、わかりました …。金曜に行ってみないとわかんないらしいんですよ~」
 「入りそう?」
 「一応注文しといたらどうですか」
 「そうだな、15尾を開いてもらって5尾ずつ3パックにして欲しいんだ。10時半頃来るよ」
 「午前中は忙しくてダメですよ、午後んなっちゃいますよ~」
 「じゃ12時半」
 「その時間は俺が休み時間なんですよ~」
 「じゃイイや、今回は止めとく」
 「…いいですか…?」
 肉売場を物色しているとさっきの兄さんがやって来て
 「金曜に取っちゃったらどうですか」
 「土曜に使いたいんだよ。鮮度が落ちないかな」
 「1日ぐらい大丈夫でしょう~」
 「いい、今回は止めとく」
 「はい、すいません」

 枝豆を食いたい。
 「この枝豆いつの?」野菜売場の顔見知り店員に質問。
 「今日は市場休みだったんで、月曜のかなぁ」
 「枝豆は新しいのがイイよね~」
 「そうですよねぇ、すいません」
 「水曜以外ならその日のが入るの?」
 「ええ、また訊いてください」

 ベーコンと玉葱を買った。オムライスを作ろう。
 でも昨日のご飯2.5合と卵5個じゃ多すぎる。チャーハンに変更。
 カレー粉味だ。サラダ油がない。バターでイイや。卵3個。チンしたご飯。塩コショー。ベーコン。根生姜。醤油。S&Bカレー粉。
 思いつきにやったチャーハンにしてはうまい。塩が弱かった。
 
 バナナも売り切れだし、今日のK屋は面白くない。(2011.6.15)

山田鮮魚店⑤(鮮魚) ~新潟本町市場~

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                           (6月25日分)
 3,800円 / 鮮魚 / 1人

 最近、新潟好いている。
 1ヵ月弱で3回行った。日帰りだからビールが呑める新幹線だ。
  「こんちは~。来始めるとよく来るでしょ」
 「まぁ、こないだ来たばっかりじゃない!」
 山田鮮魚店美人三姉妹は今日も健在だ。
 「おっ、カニがあるね」
 「ちょうど兄さんが来る前に茹であがったよ」
 「おカァさんどれがイイだろうね」「そうだねぇ」
 姉妹2人がズワイガニを持ち上げたり脚を押したりして6杯の中からオレのために一番良いヤツを選んでくれている。
 「これだね!」決定した。
 「あとは南蛮エビとボタン海老。〆鯖ないの? このメバルは刺身になる?」
 「海老は5本ずつでいいかい? 〆鯖は食べてる間には出来るよ。赤メバルはそっちのヤツが刺身になるよ。1尾かい半身かい?」
 「1尾だね。海老はアタマも食いたいからそのままでいいよ」
 「洗わなきゃ食べられないよ。アタマも洗って持ってくよ」

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 近くのイトーヨーカドーで買った“インドの青鬼ビール”を呑んで待つ。
  強烈な苦み、ほのかな甘み、強いアルコール。一瞬ギョッとなる味だが、2口目からはウマイ。もう一度呑みたい気持ちにさせるビールだ。

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 先ずカニとエビが来た。海老から攻める。
 トロ~リ甘い南蛮エビ。うめぇ~。今日のボタン海老は旨味も甘みも歯触りもイマイチだ。苦甘い南蛮エビのアタマ。泣かせる味だぜ。匂いが悪く美味しくないボタン海老のアタマ。2個残す。
 ビッシリ身の入ったズワイガニ。甘みも歯触りもステキだ。濃厚なミソ。これで1,500円は安い。

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 「兄さんこんなに食べられるかな?」
 おぉ、皿から溢れんばかりに盛られた赤メバルと〆鯖が登場した。鯖は腹側だけでなく背もある。ぴかぴかキラキラ輝いて、まさに“登場”って表現が相応しい。
 「うん、食べられるよ」男は弱音を吐かない。
 赤メバルを2切れつまむ。ワサビ醤油をつけずパクッ。うまい。甘み、歯応え。キョロッキョロッと口の中で暴れている。
 「これ美味しいよ」と渡された試供品の小パック“キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ”をつける。サイコーだ。
 腹側は最適に締まっているが背側はまだ早い〆鯖。完成前に出してきたな。
 エチゴビールの印象は薄い。かなり腹一杯だ。
 食ってる途中で近くに座っていた市場関係者もしくは常連のオヤジが「大宴会になりましたね」などとオレの健啖ぶりに感心して(呆れて?)いた。

  「いっぱい食べたね。料理屋で食べたと思えば安いやね」
 景気の良い声に送られてオレは魚屋を後にした。
 決して振り返らない。これがオトコの所作なのだ。(2011.7.5)

山田鮮魚店④(鮮魚) ~新潟本町市場~

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  3,940円 / 刺身 / 1人

 「やぁ~しばらく」
 「あ~久しぶりだね」
 「1年半ぶりだね」
 久々山田鮮魚店訪問だからもっと歓迎してくれるかと思った。ニコリともしない。
 “美人三姉妹”の誰ひとり笑っていない。
 「カニ、茹でた奴はないの? じゃこれ茹でて」
 「1時間かかるよ。新潟のカニじゃないんだよ。北海道だよ。身入りが悪いよ。」
 「そうか。このデカい“たらばえび(1尾380円)”って何?」
 「北海道じゃボタン海老をたらばえび、縞海老をボタン海老って言うんだよ」
 ワケの分からない話になってきた。
 「ノドグロ刺身に出来る?」
 「出来るけど今日は高いよ。(目方を量って)1尾1,000円」
 「たらばえび3尾とボタン海老10尾とノドグロ1尾と〆鯖腹側」
 「はいよ。カニよりエビ食べた方が良いよ」
 どうしてもカニを茹でたくないようだ。1時間かかるだの身入りが悪いだの荒唐無稽な理由を付けて。
 持ち込みビールを呑みつつ待つ。鶴首して待つ。
 一度に1皿に載って出た。大きいボタン海老10尾は殻をむいて刺身になっている。特大たらばえびはアタマも付いている。だが両方とも卵がないぞ!
 「エビはこのままでイイよ」
 「手が汚れるからむいてやるよ」
 どうしてもこのまま食いたい、と強く主張すべきだった。
 期待のズワイガニが不発のせいか、どの味も平凡に思えた。
 食っている途中、いきなりヘンな爺さんが至近距離に現れた。
 「これはそこで作ってもらったんかい?」
 「そこの魚屋だよ」
 「1,000円以下?」
 「まだ払ってないからわからない」
 これが1,000円以下であるハズがない。だが年寄りに(予想の)5,000円と言うのも忍びない。
  「ごちそうさま~」
 「新潟のカニの季節に来なせぇ」
 新潟モノを出したい店側の気持ちはわかる。でも産地を気にするよりとにかくカニを食いたい内陸部(群馬)からの客もいるのだ。
 カニを食えないのは残念だが、うまくない(であろう)カニを食って後悔するのも面白くない。モノが悪いってコトは、どっちに転んでも良くないってコトだ。

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 物足りないので新潟三越デパ地下で握り鮨を買う。吉川水産製10貫で1,290円。新潟の寿司だからこういうのもウマイに違いない、と期待した。
 期待は見事に外れた。

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 安くてカッコイイそば猪口を買えたのはヨカッタ。特に市松の方は良いぜ。(2011.6.11)


山海漬三種比較考察(新潟珍味)

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  新潟はうまいモノの宝庫だ。コメ、酒、魚。
 魚は、旅で訪れる各地でうまいのがある。日本全国クルマ、ヒコーキ、新幹線、在来線を駆使して食いまくった。
 最近のお気に入りは博多。特にヤリイカ活造りは訪福のたびに味わう。
 日本酒にはあまり造詣が深くなく一丁前なことは言えないが、サラリとした新潟の酒はオイチィ。
 誰が何と言おうと日本一なのが米だ。南魚沼のコシヒカリはサイコ~。石打の親戚から毎年玄米で買っているのだ。
 最近、コメ品評会等で群馬県川場村の○○さんが連続金賞受賞!と華々しく地元紙を飾る。
 「ほぅ、群馬のコメがニッポン一になったか!」驚いてよく新聞記事を読むと、なんと、金賞受賞者は全国で17人。ニッポン一でなくニッポン17だった。やはり他県の新聞にも「××さん金賞!」と誇らしげだ。
 本当の1位ではなく、生産者に希望を与えるための賞だったのだ。
 米どころ新潟のうまさは揺るぎない、と再確認出来た。

 珍味がまた良い。小川屋、加嶋屋、三条屋。
 色んな珍味があるが、今日は“山海漬”を食べ比べる。

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 左から三条屋、小川屋、加嶋屋。
 先ず三条屋。シャープな味だ。若いとも言える。全体がかため。歯応えある数の子。
 次に小川屋。熟成の味。甘みも強い。大根が多い。全体的にかなり柔らかい。色も濃い。熟れたカンジ。熟女。
 最後に加嶋屋。主役は粕。粕のうまさを喰らう点で他とは一線を画す。ゴリッとした数の子。辛い。かたい。
  キリンクラシックラガーで食った。うまい。熟成の小川屋とビールの苦みが合う。
 次は京都北川酒造の純米酒。流石に酒と酒粕はまさに一心同体だ。特に粕を前面に押し出した加嶋屋と好相性。
 最後にスコッチオンザロック。ジョニーウォーカー赤ラベル。悪くはない。三条屋にイイ。
 こんなに持ち味が違うとは驚いた。
 同じ山海漬けを名乗っているのにこの違いは凄い。一度に試したから分かった。
 「新潟の山海漬を比較考察」
 酔狂な思いつきのおかげで味の違いを究明できた。
 本日の夕食はこれだけ。他を食べると味の違いが薄れるから。これも酔狂だ。(2011.7.8)

加島屋(新潟珍味) ~新潟三越~

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 新潟三越デパ地下。新潟のうまいモンが揃っている。
 加島屋の鱈親子漬、山海漬、ゲソ塩辛が好きだ。
 鱈親子漬。甘酸っぱくてうまい。さらに甘い“小川屋”も棄てがたい。
 山海漬。数の子がいっぱい入っている。粕の味加減が絶妙だ。“三条屋”も“小川屋”も食べた。
 ゲソ塩辛。スルメイカのステキなねっとりさ、甘辛具合最適の塩辛。ゲソとエンペラだけのゲソ塩辛だ。歯応えも旨味も胴体よりグッと強い。しかも168円と安い。加島屋の塩辛なら断然ゲソだ。

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 これらをビールのツマミにする。うまい。

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 炊きたてご飯のオカズにした。
 あまりうまくなかった。(2011.6.14)

柏寿し ~小樽~ 7点→1点

  12,000円 / 35貫(3,000円の握り×2+追加+ビール1本) / 2人

  小樽ならではの新鮮なタネに酢メシもなかなか。
  特にヤリイカがいい。
  ここ高島港だけの珍魚八角は歯応えある白身。
  シャコやボタンエビなども迫力もの。
  ところが、すべてのタネが長すぎる。両端にダラリと垂れているのだ。
  刺身を食ってるんじゃないんだから酢メシとのバランスを考えるべきだ。喜ぶ客が多くいるから悪い。
  ウニ玉などというウニがいっぱい入った玉子焼は驚かすには充分だが味はダメ。
  握るスピードは速くてイイ。(1992.5)


柏寿し 2度目 値段忘れた                                                    

  1貫目はおいしかったが2貫目からは口の中で邪魔に感じた。
  当たるというか尖るというか、なぜかまずい。
  握りもでかすぎるし良いカンジがない。大衆的すし屋だ。
  八角は相変わらずウマイ。
  ウニ玉は相変わらずマズイ。

  極めつけは、前回と同じ職人が途中でタバコを吸い始めやがったことだ。
  その手で又握る。
  人気にアグラをかいている。
  向上心の無い人も、店も、早晩滅びるだろう。
  幻滅の一日。(1994.7)

纏寿し ~四谷~ 3点

  16,800円  / 28貫+酒1本 /  1人

  つめたいタネに人肌の酢メシ。これが握り鮨だ!
  この店のは風邪を患って高熱を発している人の人肌。
  これではダメ。しかも酢メシの味もダメ。
  タネは色々。
 ヤリイカ、赤貝、アイナメ、コハダなどがおいしい。
 一番はシマアジ。歯応えが良くこれは旨かった。
 メソ(アナゴの小っちゃい奴)は沢煮。
 酒と白醤油で煮て白く仕上げるやり方だ。デリケートな味だけどう~ん旨い!と唸ることはない。

  途中から、テレビでよくみる遠藤某という店のオヤジが現れた。俺を全く無視している。 
 それも気に食わん。オレは何を隠そう“鮨喰い道楽カマロのマサ”だぞ!
  オレの知り合いも含めて遠藤なんてのはロクなのがいない! 
 有名人が多く訪れるからといって、驕れるものは久しからずだ。
  この輩は、弁天山美家古寿司出身だが修行途中で脱走したという卑劣な奴らしい(by美家古オヤジ)。
 まったく何から何まで落第点だ。期待して損をした一日だった。(1994.6)                        

  *2000年に“水戸泉婚約問題”を引き起こす詐欺師はこのヒトの一人娘、と言われている

天狗印枝豆(マサ料理)

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 群馬県北部、利根沼田地方のブランド“天狗印”。甘くてうまい枝豆だ。
 むか~し、新潟のオンナの家で茶豆を食った。うまかった微かな記憶がある。山形のだだちゃ豆は食べたことがない。
 ようやく店に出た。迷わず買う。250g入り500円。ハシリだから高い。
 旬になると1粒や4粒が入った規格外品がうんと安く買える。500gが250円。4分の1の価格だ。見た目は悪いが味は同じ。これに限るぜ。

 洗ってから塩揉み。大きな鍋のたっぷりの湯に塩をぶち込む。
 天狗印投入。再沸騰が待ち遠しい。1つ食べてみる。かたい。沸騰。火を消し、フタをし、10秒蒸らす。この10秒がポイントだ(?)
  ザパ~ッとザルにあけ、湯を切り塩をまぶす。天地を返しまた塩。塩を思いっきり使うのがイイ。枝豆の甘さを引き立ててくれる。
 震災後、缶のフタの調達が出来ず販売されていないキリン・クラシックラガー。主力の一番搾りとラガーで手一杯らしい。
 「ラガーじゃ水みたいで美味しくないよ」と嘆く知人女性。オレは瓶ビール愛用者だから難を逃れた。
 “九死に一生を得た”と言っても過言ではない!

 ビールを呑む。枝豆を食う。
 イマイチだ。あの甘さが強く感じられない。きっとハシリだから味が乗ってないんだろう。しかも粒が揃ってなく、小さいのもある。だから標準サイズは超アルデンテだが小さいヤツはただのアルデンテだ。
 ずっと噛み続けた後半から少し甘くなった。
 1年ぶりで期待が大きすぎた天狗印。規格外品を楽しみに待とう。

 ハシリ、旬、名残。味の移ろいを愛でるのが季節モノの食い方だ。(2011.7.10)

トーヨー・プロクセスT1R②(タイヤ)

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 解決。すべてが解決した。
 キョロキョロする高速走行感覚、高速コーナーで外に飛び出しそうな危機感、高速でのゴツゴツの乗り心地、異様なハンドルの軽さ。騒音でさえも。
 「空気圧2.2にしときました~」と言われたがもっと高いと思っていた。やはり2.5だった。GM指定の2.1に戻した。これですべて解決したのだ。
 一皮剥けてないせいじゃなかった。許せメロス、許せプロクセスT1R。
  路面をきちんと捉え、安心感が増し、柔らかく優しくなった。シャープさは薄れた。
 最初からオレの言うとおり2.1にしてくれれば良かったのに。
 とは思ったが、高空気圧の感覚を味わうことができ、違った側面からタイヤを眺められた。さらに昔馴染みの“竹乃家”に行けた。3ヵ月ぶりだ。かえってヨカッタのかも。

 群馬名物ソースカツ丼。現在の名称は“竹乃家のかつ丼”。
 サクッと揚がった豚ヒレ。中心はピンク。あと10秒早ければダメだ!の絶妙テクニック。
 炊きたて新潟コシヒカリ。瑞々しくほのかな甘み。
 ぷーんと良い香りの味噌汁。
 完璧なのが丼ツユだ。甘辛さ、香り、濃さ、ウスターソースの分量。すばらしい。
 3ヵ月ぶりの竹乃家ソースカツ丼。感動した。こんなに美味かったのか。4月に転勤するまで週に5回、他のメニューも併せて食っていた。毎日だ。
 「丼ツユがしょっぱい」「メシが軟らかい」「カツを揚げすぎだ(揚げ足りない)」「丼ツユかかりすぎ」などと若女将に指摘していた。
 こんなにうまいのになんという発言をしたのだ! 3ヵ月ぶりの邂逅にそう思ったりした。
 あっ、タイヤの頁なのにソースカツ丼。
 タイヤがぐっと良くなった嬉しさに、つい美味しいソースカツ丼に強く言及してしまった。

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 「新車に乗った気分だ」
 タイヤの感覚が全く別だからそう感じたのかもしれない。
 T1Rをハメて400km。ついにステキなタイヤに変貌した。こんな嬉しいことはない。今年一番の出来事だ!

 この必要以上の喜び方は常軌を逸している。今はT1Rに夢中なオレ。熱し易く醒め易いセイカク。次のターゲットは何???(2011.7.12)

クレッセント③(パン屋) ~移動販売車in渋川~

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 月水金に巡ってくるパンの移動販売車。
 今日もハワイアン音楽に釣られ、しっぽを振って販売車に駆け寄った。
 サンドイッチ4個。チーズハム、ツナ、スペシャル、ミックス。
 開けにくいからいつものようにハサミを使う。
  おいしいクレッセントのサンドイッチ。
 最初に舌に触れさせるのはチーズハム。まったりチーズがうまいが、主役は芥子バターだ。素晴らしい役割を演じる。芥子バターを引き立てるためにチーズ、ハム、レタス、食パンがあるように感じる。
  今日は違った。ハサミで切っている時パンの角が指に触れる。
 「かたい!しっとりしてない!」
 食べてもそうだった。
 次はツナ。味の濃いツナは後に登場させたいが、スペシャルとミックスはボリュームがある。だからツナは2番手だ。グッと食べ応えのあるツナサンド。いつも買うわけではないがウマイ。
 今日はヘンだ。1つを袋から出す。
 「何だコリャ~ッ!」隣同士くっついていた面に、米粒大の食パンのミミのような茶色い物体が5~6コ散見された。何かを練り込んだパンに変更になったのかな。つまんでみる。湿っている。ツナだ。
 雑な仕事をしてサンドイッチの外側を汚してしまったのだ。気づいたか気づかずかそのままパックした。これを商品として出すとは。由々しき事態だ。
  スペシャルとミックスに瑕疵は見あたらなかった。でも疑心暗鬼で食べたからいつものうまさはない。

 「うまい、ウマイ、美味しい、おいちぃ」
 3ヵ月間毎回言った。
 「かたい、しっとりしてない、ヘンだ」
 こんな事を言う日が来るとは夢にも思わなかった。
 この世に“絶対”はなかった。(2011.6.27)

  2日後、サンドイッチは買わずメンチカツバーガー、細長いハムカツサンド、細長い肉じゃがコロッケサンド。
 「珍しいですね」
 「こないだのサンドイッチ、パンがあまりしっとりしてなかったんだよ」
 「え~すいません」
 「いえ」
 ネーサンのちょっと悲しそうな表情。コレがまた良かった。(2011.6.29)

  その後4回、ハムカツ4本やチーズフランス等サンドイッチとは無縁の献立。(2011.7.8)

 「今日からサンドイッチ復活!」
 「うふふ」
 2週間ぶりのサンドイッチだ。 ハムカツばかりでは口の中がモサモサする。
 ミックス、スペシャル、チーズハムサンドと細長いハムカツ。久々のサンドイッチに12時までの30分が300分にも感じる。
 チーズハムサンドの袋を開ける段階でもうパンが手の甲に触れてザラつく。ミックスもスペシャルもそうだった。
 ダメだこりゃ。明後日はまたサンドイッチ以外だ。
 「あれぇ、こないだのサンドイッチはまたダメでしたか?」と訊くようなら感受性豊かなネーサンだ。
 サンドイッチの不振はなぜだろう? 夏の暑さのせい? 傷みやすい夏だから材質を変えた?

 昼に何を食えばいいのだ? オレは途方に暮れた。(2011.7.11)

そうめん(マサ料理)

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 夏になると一度は“マルちゃん冷やしラーメン”を作る。夏の風物詩だ。
 そうめんは数年ぶり。

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 揖保の糸2袋600gを茹でた。上級品と書いてある赤帯。帯を解いてズラリと並べたら凄い量。「全部食うのはムリだ」早くも決定した。
 大量の湯を沸かしザザザッと一気に投入。すぐ再沸騰。食ってみる。しょっぱい。かたくて良いカンジ。完成。フタをして10秒蒸らす。
 大量の水でザバザバ洗って冷やす。こすってヌメリを取る。氷水で絞め、ザルにあける。

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 ツユは俺の好きな煮干し。電動ウォーカーの30分間弱火でじっくり摂った。煮干しを取り出しミリンと醤油だ。
 アタマもハラも取らない方がうまい気がする。

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  食った。軽い味だ。
 香りと歯触りのソバ、コシと塩気のうどんに較べ突出したモノがない。
 しかも超大量。ガンガン食ってもなかなか減らない。70%しか食えなかった。
  そうめんは製作過程で油を使う。これが完食できない理由か?
 油を使わない冷や麦。冷や麦とは細いうどんのようなモノ。素麺とは別物なのだ。
 今度冷や麦を600g食べてみよう。全部食えるかどうか確かめたい。

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 数年ぶりの素麺。次はまた数年ぶりになりそうだ。(2011.7.2)

登利平②(ソースカツ弁当) ~渋川店~

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             (モモ)                           (ムネ)

  1,750円 / ソースカツ弁当、特選ソースカツ弁当 / 1人

 前回昼メシを買った時。
 白衣を着た店員の巨乳ぶりに驚いた。太った女だが可愛い顔。
 あまりじろじろ見るとイヤらしいから無関心を装った。こんな苦しい数十秒は久々だった。
 今日もあの巨乳ネーチャンが居るかもしれない。微かな期待を胸に臨んだ。居なかった。
 メシを買うのが目的だからイイのだ!自分に言い聞かせた。
 完成まで15分。長い15分だ。店内に西陽が射し込む。暑い。

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            (特選)                            (普通)

 ソースカツ弁当はムネ肉、特選ソースカツ弁当がモモだ。両方を一度に味わって違いを知りたい。探求心旺盛なオレ。
 唐揚げはモモでチキンカツはムネ。これが一般的だがカツだってモモが好きだ。

 先に食うのはもちろんサッパリめのムネ。
 見たとこ小さいが持ち上げたら重い。分厚いのがご飯にギュッと押しつけられていた。ガブリッ。一気に歯を立てた。
 おぉうまい。揚げ加減バッチリ。真っ白いムネ肉がこれ見よがしに輝いている。ムネなのに全然パサパサしてない。肉も衣も揚げ具合も素晴らしい。
 ソースはイマイチ。予想外だった。“丼ツユ+ウスターソース”のウスターが強すぎる。隠し味程度に使って欲しいが、見解の相違の範囲だ。
 メシも熱々。かなり実力派の弁当だ。
 
 ムネを一口食べたらすぐモモに取りかかる。
 ガブリとやるとジュバッとジュース。モモの方がソースとの相性が良い。肉の味が濃いからだ。うまい。でもこの状況では脂が強すぎる。

 交互にどんどん食べ進む。途中で満腹一歩手前。食べきった。揚げ物の弁当2つはちょっとしつこい。
 モモ贔屓のオレだが、ムネの方が美味かった。戦前の予想に反した。意外だった。やはりチキンカツはムネなんだ。

 邪険にしていた鶏胸。許せメロス。ムネの偉大さを知らされた登利平ソースカツ弁当であった~。
 2つ食べて体重増加!(2011.7.7)

マカロニサラダ(マサ料理)

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 昼は登利平の鳥めし弁当(松)を食った。薄切り胸肉がしょっぱい。分厚いモモはうまかった。
 会議のあった前橋市は全国最高の35.6度。節電とかでエアコンなし。汗だらだらで思考回路はショート。会議の効率は悪い。
 放射能漏れ人災事故を起こした東京電力。中小企業の数倍もの高い給料を払う独占企業。三十代で所得はイッセンマンらしい。
 福島県民を始め沢山のヒトに苦痛を強いている。“蛙の面に小便”のようなシレッとした顔の東京電力記者会見。ウソ、隠蔽満載の記者会見。
 家も仕事も追われた人達の苦しみを感じているのだろうか。政府も学者も、この国は狂っている。
  こんな酷い目に遭わされても日本国民は本気で怒らない。福島の被災者を映すと「しょうがないですね」「早く帰りたいですよ」無力感で笑うだけ。
 東電ばかりを悪者にしているが、政府の責任はどうなんだ!
 経産省、ナントカ院、東電、関連企業。みんながグルになって税金を食い物にしてきた。サラリーマンがガラス張り天引きでマジメに納めた税金を。
 日本国が本当に貧しない限り、従順なニッポン人は暴動を起こさず怒りも表さず、その日を生きていくのだろう。
 ドイツやイタリアは脱原発を決めたのに、肝心要の日本はまだ推進しようとしている。驚くべきことだ。
 この国に真っ当な判断力は存在しない。

 家に帰りチンニングとクランチ。熱い風呂を浴び冷えたビール。うまい。いきなりマカロニサラダが食いたくなった。玉葱とコンビーフがある。よしやるぞ。
 ママー早茹でマカロニ300g。冷やすから表示通り4分茹でる。

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 塩揉みして水出しした玉葱とほぐしたコンビーフに塩、コショー、米酢、マヨネーズ。
 冷ましたマカロニを加えしゃもじで混ぜる。
 ビールをもう1本。食う。うまい。玉葱が辛い。水揉みが足りなかった。
 半分食った。スパゲティなら300gも450gも食べちゃうのに、マカロニは150gだ。500g入りキューピーマヨネーズの半分も使ったから油に負けたのだ。
 3時間経ってもしょっぱい。塩が多かった。(2011.6.23)

  翌日。ご飯を2合炊いてマカロニサラダをオカズにした。しょっぱいからオカズになったが、納豆や甘塩鮭やメバチマグロ赤身には敵わない。(2011.6.24)

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 4日目。ベーコンを横に盛り、黒コショーをガリガリかいた。うまい。
 馴染みに馴染んでようやくマカロニサラダが満足の味になった。道のりは遠かった。(2011.5.26)

トーヨー・プロクセスT1R(タイヤ)

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 「スリップサインが出てるから車検通らねぇですねぇ~」
 「左前輪ショルダーはツルツルだけど真ん中は平気だと思ったんだけどなぁ」
 「最近車検厳しいんですよぉ」
 「ホント減ってるねぇ。博多遠征も控えてるし換えた方が良いかっ!」
 「そうですねぇ、ひひひひ」
 かつてのキャディ主治医、群馬県中之条町のI氏。今はコルベットの面倒を見てもらっている。
 俺のC6コルベットが2度目の車検だ。高いからヤナセには出さない。
 1988年に買ったカマロ・スポーツクーペ。最初の車検は35万円。懲りた。それ以後ヤナセで車検をやっていない。

 車検とは関係ないが、2000年にC5コルベットが欲しくて1998年型キャデラック・コンコースをヤナセに査定させた。1年半乗っただけで6,140千円のキャディがたった1,000千円。わずか16%の価値。呆然とした。
 「売る時は高いのに下取りは安いねぇ。自分のトコで売ったクルマがこんなに安いの?」
 「しょうがないんですよぉ~」当時の担当H氏はどこ吹く風だ。
 ヤナセの狼藉ぶりを全国の人達に知ってもらう必要がある。自動車雑誌CG(カーグラフィック)に投稿した。
 「青木さん勘弁してくださいよぉ~部長に怒られましたよォ~~あれはもう辞めたサービス課長が査定したんですよぉ~~~」などと意味のないことを口走るH氏。
 C5コルベットは断念した。
 数日後、見知らぬ男から電話。京都の僧侶と名乗る。
 「CG見ました。まだキャデラック持ってますか。キャデラック売る時は言ってください。ヒャクマンじゃ安いですよねぇ。私の友達もヤナセに下取り出したら安かったって言ってました」
 全国誌カーグラフィックの反響はあった。きっと電話帳で調べたのだろう。いきなり電話してきてキャデラックを売れとは失礼なヤツだ。だが興味深い出来事ではあった。

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               (後)                                (前)

 サイズは前245-40ZR-18、後285-35ZR-19。
  新車装着はグッドイヤー・イーグルF1・ランフラット。34,000km使った。
 ダイナミックな印象だったが途中から乗り心地が急激に悪化し、低速ではゴトゴト言った。パンクしたかと見紛うほどだ。交換時に見たらトレッド面に無数のひび割れ。
 タイヤ屋の兄ちゃん曰く「こりゃぁ危なかったですねェ~!」
 第二弾はヨコハマ・アドバンスポーツだ。
 「心許ない」第一印象。ハンドルを切ると不安なカンジがした。
 一皮剥け、距離を重ねるにつれ、柔らかい乗り心地とコーナーでの踏ん張りに印象は好転した。静かで乗用車のような快適さ。減っても変わらなかった。そのせいか寿命は23,600kmと短い。酷使が効いたか。
 第3のタイヤを履いた。トーヨー・プロクセスT1Rだ。
 乗り心地が素晴らしかったアドバンスポーツをもう一度、と思った。だが違うのも試したい。
 カカクコムをみた。安さ、V字型トレッドパターンのカッコ良さ、レビューの評判。3つが揃ったトーヨー・プロクセスT1Rに決定した。
 アドバンスポーツのリア285-35ZR-19はスピード記号(Y)。(Y)とは時速300キロ以上OKの証。
 プロクセスT1Rは時速300キロまでのただのY。オレのコルベットは最高速295キロだからただのYでいいのだ。

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  コルベットが車検から帰ってきた。
  タイヤを見る。溝が太くて深い。ビックリした。超カッコイイ。V字型トレッドパターンだから雨を排出するのにこれだけ必要なのか。
 
 翌朝。庭からコルベットを出す。ハンドルの軽さに驚いた。
 減ったアドバンスポーツを履いたコルベットからでなく、代車のゴルフ・カブリオレからの乗り換えだからゴルフのハンドルが異様に重かったってことだ。
 走り出す。シュッとハンドルを切るとサッと曲がる。とてもシャープだ。
 タイヤを新しくすると納車されたばかりの新車に乗る気分だ。カラダの隅々までゴシゴシ洗い、身も心もすべてが真っ新になり、シャキ~ンとしたカンジがする。
 GM指定空気圧は2.1だが「新品タイヤだからちょっと多めの方が良いんで2.2にしときましたぁ~」って主治医を尊重した。
 柔らかい乗り心地が好きなオレ。懸念したが快適だ。
 納車までに90km走っている。今朝高速道路をゆっくり35km乗った。同じ関越道でも速度によって風景は全く変わる。計125km。
 “100kmまでは時速80キロ以下で”のクビキは解かれた。
 一皮剥けた。徐々に慣らしていく。今後どんなダイナミック性能を見せてくれるか。ヨダレが出るほど楽しみだぜ。

  帰途。荒れた国道17号ではかたさが目立つ。空気圧2.2と言っていたがもっと高いに違いない。博多遠征までに2.1に下げてもらおう。

 翌々朝。ハンドルの軽快さは今日も嬉しい。
 バランスをちゃんと取ってあるか、確認のためスピードを上げる。OKだ。
 ハンドルがキョロキョロする。あまり良いカンジではない。パターンのせいかノイズも大きい。
 まだ150km。距離を重ねれば馴染んで「イイぜ!」となるだろう~。

 帰途。リアもキョロキョロする。まだ一皮剥けていなかった。200kmじゃ仕方ないか。
 アドバンスポーツも1,000km走ってから良くなった。もう少しの辛抱だ。

 こうしてアレこれ感じながらタイヤは成長し、オレは安心し納得する。(2011.7.7)
 

コルベット5周年

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 2011年7月1日。
 コルベットを駆って丸5年。57,500km。
 アッという間の5年だった。2006年7月1日が昨日のように感じる(?)
 ローンも終わった。月々64,000円×60回、ボーナス250,000円×10回。とても晴れ晴れした気分だ。
 数年前、キャデラックの5年ローンが終わった時も嬉しかった。その前はカマロZ28の4年ローン、その前がカマロ・スポーツクーペの3年ローンだ。
 俺はローンでばかりクルマを買っている。
 カネを貯めてからではいつ買えるか分からない。毎月口座から有無を言わせず引き落とされれば、そのカネは最初からなかったモノと思えばいい。気の持ちようでどうにでもなるのだ!?
 ローンが終わればその金額を貯めるのが理想だが、手元にカネがあれば使っちゃうのが人間のサガ。よほどキチンとした奴でないと不可能だ。怠惰なオレにはとても出来ない。
 「明日ではなく今を生きよう~!」
 何にでもこの言葉を当てはめれば気持ち的には解決する。

 5年間の酷使に耐え、素晴らしい走りを見せてくれたコルベット。俺にとっては超弩級スポーツカー。サイコーの大人のおもちゃだ。堪能した。ぐいぐいムチを入れた。
 猛獣使いならぬコルベット使いとしてオレは日本でも有数に違いない!?
 「もう飽きた」「Z06が欲しい」「パドルシフトの反応が遅い」「黄色いカマロSSがカッコイイ」
 5年の間には色んな思いがあった。だが途中で手放すことなく記念すべき5周年を迎えることができた。

  車検から戻ったコルベット。家の中でもわかるドロドロドロッとハラワタに響く重低音。自分のクルマが近づいてくるのを聴くことは希だ。シビれたぜ。
 キレイだ。とても5年経ったクルマとは思えない。青空駐車なのにボディはピカピカだ。塗装も良いのだろう。惚れ直したぜコルベット。
 着座する。囲まれ感横溢のコルベット。乗ってみる。ガッシリした走りにも惚れ直しだ。カマロ・コンバーチブルへの憧憬が少し薄れた。
  しかも、初夏に日本上陸するハズのカマロ・コンバーチブルが出ない。GMJにメールで訊いた。
 「日本国内への正規導入予定は、現時点では未定でございます。決定次第、新聞・雑誌・ホームページ等を通じ、お知らせして参ります」などとトボケた答え。
 「近日中に導入ですが今は公表出来ません。もうちょっとお待ちください!」これがスジだろう。役人的な回答にガッカリした。

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 ヴーヴクリコ・イエローラベルで乾杯! スタンダードタイプではモエ・エ・シャンドンより好きだ。ホワイトラベルは甘くてうまくないけれど。
  と思ったが、職場の近くでも家の近所でも売ってない。いつもの酒屋にもない。そこでカヴァにした。シャンパンと同じ製法で作られるスペインのスパークリングワインだ。
 フレシネが有名だがコドーニュの方がうまい。コドーニュ・セレクションラベントス。コルベットの祝いには力不足だが仕方ないだろう。

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 ツマミはボイル海老。
 フルートグラスはオーストリアのリーデル。繊細な泡を奏でる。
 辛口でうまいが、最後にハチミツ味。余韻と思えば問題ない。(2011.7.1)

ゴルフ・カブリオレ(1995年型?)

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 コルベット車検の代車にやって来たゴルフ・カブリオレ。
 馬鹿でかいシボレーK3500デューリーに乗りたかったがMTのため断念。
 オープンカーは初めてだ。サンルーフ(ホンダCRX)とタルガトップ(コルベット)は味わった。

  20年前にVWジェッタを代車で数日乗った。Dレンジ信号待ちではハンドルもシートもビリビリ振動。ハンドルも極端に重く、酷いクルマだったのを覚えている。
 これはカブリオレだから普通のゴルフより低くカッコイイ。操縦感覚もなかなかイイぜ。気に入った。
 小さいクルマに乗ると、対向車にも同種のクルマに目が行く。不思議だ。

  6月末の曇った夕方。
 ソフトトップをたたむには、左右のフックを外してボタンを押し続けるだけ。電動とは嬉しい。車内がパァ~ッと明るくなった。お~っ素晴らしい。
 走り出す。うわっ。ブレーキが効かない。ストロークが異様に長い。パッドの減りかも。
 オープン走行は快適だ。サイドウインドーも下げる。開放感は格段に高まった。空気の乱れは少ない。エアコンは入れている。
 あまり暑くない曇った夕方。帰路の35分間。風が心地よい。
 まるで風とセックスしているようだ
 「オープンカーはイイぜ!」
  5台前にチンタラ走行車。いつもならムカつく状況だが楽しいから苦にならない。オープンカーは精神衛生上、安全上も良いクルマだ。

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 翌朝。快晴だ。突き刺すような陽射しが怖い。
 帽子を探す。ホコリだらけだ。帽子なしで乗ろう。
 滑り出しは快調だった。アタマが暑い。ついに耐えきれなくなり12分で幌を閉じた。
 涼しい。屋根の有難味がわかった。
 これが自動車本来の姿だ!の感を強くした。

 たまに炎天下でオープン走行している奴とすれ違う。
 オープンカーの乗り方を知らないヤツだなぁ、夏の夜や晴れた冬が気持ち良いのにバカな野郎だ、といつも嗤っていた。
 オレも同じ事をしていた。赤面の思いだ。

 オープンカーに興味が湧いたのでマツダロードスターを調べた。RHTが2,680千円から。う~ん、高いなぁ。
 3,990千円のシボレー・シルバラードが断然良い!
 オープンカーとは全くカンケーない結論に達し、オレは愕然とした。(2011.6.28) 

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 今日も帰途はオープン走行。
 晴れたり曇ったりなので帽子着用だ。
 すれ違うフツーのクルマが真面目腐って常識的なつまらないモノに思えた。人と物を多く運ぶのが目的のミニバンは最右翼だ。
 オープンカーはサイコーにお洒落で究極の遊びグルマ。
 代車のおかげ(せい)でオープンカーが好きになった。罪作りな代車だぜ。
 あまり高くないクルマがイイ。BMW Z4やベンツSLKやアウディTTが思い浮かぶ。
 だがそれではつまらない。
 カマロだ! ターゲットはカマロコンバーチブル! 
 黄色に黒のラリーストライプ。これくらいド派手がイイ。幌も黒だからカッコイイぞ。
 オープンカーへの憧憬が急激に芽生え、“熱し易く冷め易い”セイカクに困ってしまったワタシでした~。
 (2011.6.30)
 
  (コルベット用タイヤ到着が遅れ、結局7/5まで9日間260km)

リンゼイさん殺害事件(シャバで気になる事)

                        ~~~国による扱いの相違~~~
 リンゼイさん殺害事件初公判のニュースが今日は飛び交っている。
 欲望のおもむくままイギリス女性を殺害した市橋被告は悪い奴だ。理由や相手を問わず人を殺すのは許されない。
 外人一人を殺害してこれだけ話題になるのは何故だろう。
 遺族がイギリスからやって来てはマスコミにたびたび登場し、立派な風体の父親が怒りを露わにし、良妻賢母を絵に描いたような母親が深い哀しみを表明し、姉か妹が悲しそうな怒りを表す。それを煽るマスコミ。
 もし被害者が白人じゃなかったらどうだろう? フィリピン人なら?
 呑み屋で働く出稼ぎのフィリピン女性ならどうなっただろう。これほど大騒ぎされるだろうか。国際問題になったろうか。はたして報道されただろうか。とても疑問だ。
 英会話講師もホステスも女の立派な職業だ。フィリピン人もイギリス人も同じ人間だ。イギリスもフィリピンも同じ独立国家だ。どっちが上てどちらが下なんてことはないハズだ。だが現実には存在する。
 悲しいことに、これが世の中なのだ。

 裁判員裁判。
 世論や見えない何モノかに押され、必要以上に厳しい判決が出されるかもしれない。
 日本人はガイジン(白人)に弱いのだから。(2011.7.4)

帆立バター焼き(マサ料理)

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 魚工房ノースマリンの“オホーツク天然帆立”。
 いつもの魚屋に出てる刺身用ホタテ貝だ。大粒が20個くらい入って1,200円前後。震災直後は1,900円にもなった。今日は980円。買った。
 先ずは醤油をつけず喰らう。うまい。ホタテ独特の甘み。ややエグいうまさ。素晴らしい。
 ワサビ醤油。うまさが本格的だ。
 次は焼き。魚焼きグリルにアルミ箔を敷き表面だけをサッと焼く。ギュッと凝縮されたうまさ。甘さ極まる。
 そしてバター醤油焼き。フライパンが冷たいうちにバター。あまり熱くせずホタテを焼く。最後に醤油。
 じゃ~~~~~っ。

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 これでご飯を2合食った。相棒は納豆。ネギ、カツブシ、練り芥子、醤油。400回混ぜた。糸は白くトロトロだ。
 ホタテと納豆を交互に食べる。甲乙付けがたいうまさ。あまりにうまいのでオカズが無くなった。残ったバター醤油をご飯にかけた。丼ツユと違ってバターはご飯にからませるのに力が要る。
 ずるずるかっ込んだ。うまい。醤油がキュッと効いてとってもうまい。
 このホタテは天ぷらもフライもイケる。

 また近々ホタテ料理をやりそうだ。(2011.6.12)

北極星(オムライス) ~大阪~

  682円  /  チキンオムライス  /  1人

  元祖オムライスを標榜する店。
 電動ウォーカーで室内ウォーキング。夕方ニュースに元祖特集。いくつか紹介した中でオムライスが気になった。
 コルベット西方(九州)遠征第二弾。帰りに設定した大阪泊。
 丸亀「一鶴」心斎橋店で鶏モモを喰らう予定だ。オムライスを加えよう。いいタイミングでTVを観たぜ。大いに喜んだ。
 
 一鶴で鶏モモを食った。その足でオムライス屋に向かう。
  銭湯みたいな下駄箱。でかい番号札を持って広間に上がる。
 レトロな空間だ。元祖にしちゃ空いている。行列必至を懸念したが杞憂に終わった。
 チキンオムライス。数あるメニューから基本を押さえる。
 すぐ登場。早すぎる。アクビをする間もなかった。きれいなネーサンが持ってきた。
 作り置きチキンライスに卵焼きを合わせただけだ。これで元祖を吹聴するとは悲しい。こういう作り方の元祖なのだろうか。
 サラリふんわかご飯。心おだやかになる優しい味。
 卵はイマイチ。もっとトロトロ感が欲しい。
 たっぷりの爽やか系トマトソース。
 オホーツク海のように広がっている。主役のオムライスが海に溺れそうだ。あまり見かけない風景。凝縮ソースがちょっと載ってる方が俺好みだ。
 ケチャップでグチャグチャの大衆食堂オムライスに対し、お上品すぎる。
 パンチの効いたオムライスが食いたいのだ。良い米を使い、フワッとうまいが醍醐味に欠ける。
 洋食は、気取って食べるより汗をかきながら口の回りをソースだらけにしてガバガバ喰らうのがうまい。
 西洋料理を日本人の口に合うようアレンジしたものだ。絶妙なトマトソースよりケチャップをドバッと使った方が、いかにも“洋食”ってカンジなのだ。
  遠くのテーブルから3人全員が吸うタバコの煙が漂ってくる。
 渾身の料理なら、キレイな空気で味覚を研ぎ澄まして味わってもらいたい、と思うのが料理人の願いだろう。元祖の名前で客を呼べばイイや!との考えか。渾身の作じゃないってことだ。

 テレビに釣られてガッカリするのは何度目だろう。(2007.3)

憂うべき国ニッポン(シャバで気になる事)

 
 “節電、節電”。今一番の流行り言葉だ。
 大して電気を使わない独居老人でさえこの言葉に支配される。
 「原発が止まれば大変なことになるんだぞっ!」とばかりに計画停電を強行した東京電力。それを真に受けてすぐに許可した政府。
 全てを津波のせいにして、地震対策を蔑ろにした犯罪行為を糊塗する東電。供給可能電力を誤魔化し、電気を止めて人々に苦行を強いた東電。その結果交通事故は激増し、命を守れなかった医療機関も出現した。
 東電とは、各家庭に電気を送ってくれる有難い会社だと思っていた。こんな酷い組織とは夢にも思わなかった。まさに青天の霹靂だ。
 票をもらう自民党と民主党、天下り先を確保する官僚、研究費と学生の就職先を保証される学者、広告費をジャブジャブ得るマスコミ。
 日本国民の安全、安心、経済性より自分達の利益だけを優先する一蓮托生のえげつない奴等。
 仕事も家も追われた福島県民。
 子供の尿から放射性物質が検出されたらしい。数年先、癌や白血病に襲われる人々。
 これに対し役員は高額報酬を得、社員に高い給料を払い続ける東京電力。30代でイッセンマンの所得らしい。
 茶番劇で難なく乗り切った株主総会。他人事のようにシレッとした顔で行われる東電の記者会見。
 加害者は誰も責任を取らない。
 絶望した酪農家が自殺した。今度は自殺でなく、悪い奴等を暗殺する勇気あるヒトが出現するかもしれない。いや、おとなしい日本人にはムリか。
 「長いものには巻かれろ」「お上の言うことは聞く」「右へならえ」「足並みを揃えて」「皆さんと違うことをするのは悪い事だ」これが日本人のDNAだから。
 当局は、なぜこの凶悪犯罪を放置するのだろう。放置プレーを楽しんでいる場合じゃないぞ。たかが一企業の狼藉をなぜ許すのか。芋づる式構図がデカ過ぎるからか。
 ホリエモンやユッケ事件オーナーは極悪人として糾弾し、社会から抹殺した。極端に大きい“悪徳”は美徳と同義語なのだろうか?
 原発撤廃を決めたイタリアとドイツ。見識ある国々だ。
 国内外に多大な迷惑をかけた本家本元の日本は、この期に及んでもなお「原発は安全だ!国が安全を保証する!」などと絵空事を唱えている。良識ある人々はもうだれもこの国を信用しない。
 
 まったく信じられない。恥ずべき国だニッポンは。インチキ国家ここにアリ。
 自民党が大勝した“小泉郵政選挙”。あの時から日本は何でもありの恥知らずな殺伐とした間違った国になった。
 悲しくて悲しくて涙も出ない。(2011.7.1)

CoCo壱番屋②チキンと夏野菜(カレー) ~渋川店~

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  780円 / チキンと夏野菜カレー / 1人

 ココイチ第二弾。
 前回なかなかうまかったので、めぼしいのをどんどん食おうと思っている。
 期間限定“チキンと夏野菜カレー”だ。
 新潟と博多にメールを打ち終わらないうちに出た。早い。こないだは手仕込ビーフメンチカツを揚げるのに時間がかかったのだ。メールを保存にして食らいつく。
 カレーにオクラはうまい。歯触りが良い。粘り気もステキだ。あとはぐちゃっとした茄子、かたいアスパラガス、柔らかいミニトマト。
 「?」このバサついた物体は何だ。何かのクズのように細かくなった白くかたいモノはなんなんだ。チキンだ。ムネ肉だ。味がなくとにかくバサバサぱさぱさしている。
 なぜ旨味のあるモモ肉を使わないのだろう? 夏らしくサッパリ食わせるためか?
 「おいしかったぁ~」美味しい時は言うオレ。今日はもちろん言わない。

 “めぼしいカレー攻略作戦”はわずか2回で頓挫した。
 ココイチはイマイチだった。(2011.6.28)

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