2011年08月

薬師堂(馬油) ~福岡県筑紫野~

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 「マーちゃん、がまの油って我が馬の脂だからガマノアブラっていうんだよ
  す~っと以前つきあっていた年上のオンナYに聞いたことがある。
 年上のヒトはオレのことを「まぁちゃん」と呼び、年下は「マサさん」だ。「マサ!」などと呼び捨てにする年下女もいた。
  薬師堂。馬油を開発した元祖だ。
 オレは元祖が好き。二番手三番手なら楽だが、英知を結集しなければ先陣を切ることは出来ない。
 皮膚トラブルに見舞われていた昨年、ガマの油から馬油にたどり着いた。ネットを見た。いくつかあったが迷わず薬師堂。
  HPで読んだ開発秘話。素晴らしいものだった。「ホンモノだ!」と確信した。厚生省(当時)その他との闘いを経て現在がある。不屈の精神と類い希なる発想力が不動の地位を築いたのだ。
  馬の油は人間の組織に最も近い。ほとんど同じと言ってもいい。他の動植物の油とは一線を画す。それが毛穴に浸透しカラダを循環する血液との作用でトラブルを治す。多くの皮膚トラブルを解決するがイボには驚異的な力を発揮する。
 作品名は“ソンバーユ”。尊い馬油だから尊馬油。
 携帯用の小さいヤツを取り寄せた。使った。モノが良い。本社に皮膚トラブルについて相談した。親身なていねいなメールが返信された。
 こんな良いモノを作り、こちらの身になって対応してくれる会社はどんなだろう。俄然興味が湧いた。
 本社を訪問したい。昨年11月の訪福の折、西鉄電車で訪れた。
 相談に答えた役員が笑顔で迎えてくれた。創始者も交え驚きの話を次から次と聴くことができた。多忙の中、工場を案内してくれた。衛生管理の行き届いた工場だった。事務室も工場も、女子社員達は礼儀正しくカンジ良くきちんと仕事をしている。
 良い製品は、才能にあふれた開発者だけでなく溌剌と働く社員のおかげで生み出される。この感を強くした。大いなる感動と共に針摺を後にし、西鉄電車で博多に戻った。
 「ソンバーユを徹底的に使うぞ!」決心は固い。ダイヤモンドより炭化タングステンより硬い。

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  コルベット博多遠征2011。博多に6泊。
 コルベットを自慢しに薬師堂に向かう。福岡都市高速野多目東から太宰府IC、次の筑紫野ICだ。
 ドドスコスコスコと野太いエグゾーストを響かせ会社に到着。
 「カッコイイ~」「スゴ~イ
 「太い音がしたからコルベットかなと思いました
 「音ばどげんですか?」
 女子社員達が口々に言う。クルマ好きも多い。
 ドドドドドド、ドロドロドロッ。
 「凄~い!」「シビれるぅ~~~
 こんなに歓迎されたのは初めてだ。オレもコルベットも嬉しい。オレは褒められると伸びるタイプだ(訊いてないぞ!)。
  帰りには数人でお見送り。窓を開けマサお得意の“投げキッス”。
 「あはははは」「アッハッハッハッ」

 楽しい。ジマンしに行った甲斐があったぜ。(2011.7.20)

CoCo壱番屋⑤豚しゃぶ2辛(カレー) ~渋川店~

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 720円 / 豚しゃぶカレー2辛 / 1人

 辛さの後の爽やかさがいたく気に入った前回の1辛。今回は2辛だ。ルーの辛さを楽しむからトッピングはシンプルに。
 珍しく混んでいる。いつもの奥の席がふさがってる。入口近くに座る。ドアが開くたび熱風が侵入する。
 食う前から暑い。食ったら大量の汗が懸念される。テイクアウト客2組。これで時間がかかった。20分。メニューはカレーだけなんだからもっと早く出来るだろう。イライラする。もう来ねぇ! ハラの中で毒づいた。
 来た。見るからにご飯がボソボソだ。食う。
 「?」あまり辛くない。二口三口。大して辛くない。
 豚しゃぶ。バラ肉がサッパリうまい。大きさもかたさもご飯と一緒にスプーンの上でちょうど良い。豚しゃぶカレーは良い選択だった。ご飯がまずいからカレーとぐちゃぐちゃに混ぜる。
 残り二口。突然じゅわ~っとアタマから汗が湧いてきた。直後、テーブルにポタリ。直径1cmの水溜まり。
 前回同様、汗は主にアタマから。J.CREWトランクスの中はまったく平和だ。これがカレーの汗のかきかたなんだ。人体の不思議だぜ。
  2辛の辛さを警戒しホテル仕様の分厚いフェイスタオルを持参した。さすが強力に汗を吸ってくれる。ハンカチならビショビショに濡れてしまう場面だが心強い。
 20分待って5分で食った。次回は3辛だ。
 そろそろ限界かも、って説明の3辛。辛さには強くないオレ。3で打ち止めにしよう。

 会計。前回言葉を交わした姉さんとは違うネーチャン。ムカつく20分待ちも考慮し、お約束の味のコメントはしなかった。
 3辛では「辛~い!」って感想が予測される。

  30分経っても舌と口の中は適度にヒリヒリ。快適なヒリヒリさだ。頭皮も少量の汗が継続中。(2011.8.18)

CoCo壱番屋④チキン煮込み1辛(カレー) ~渋川店~

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 650円 / チキン煮込みカレー1辛 / 1人

 今日は趣向を変えて辛くした。最初のステップ1辛だけど。
 一口。おぉ、明確に辛い。うまいぞ。
 普通味だとしょっぱいが、辛さがしょっぱさを追い出した。メシの炊き方も悪くない。日によって違うご飯。
 煮込みチキンなのに胸肉だ。なぜコクがあってうまいモモを使わずムネなのか。
 3分の2を食ったらアタマから汗。食い終わると噴水の如く吹き出した。顔も首も少しかいたがアタマが凄い。下半身は冷静だ。
 これがカレーの辛さなのか。全身に汗をかく唐辛子によるカルビラーメンとの違いだ。世紀の発見をしたぞ。
 オレが作るカレーよりずっと辛い。
 30分経っても頭皮の汗は退かない。だが爽やかだ。東南アジアの熱帯地域の国々がカレーを常食するわけが分かった。会計。
 「1辛でも辛いですねぇ」
 「はい、他のお店の辛口ですから辛いと思いますよ~」
 「良い汗かいたよッ!」
 「あっはっはっ、良い汗かきましたか」
 おぉ、無表情だった姉さんが顔をほころばせた。“あおぞら”姉さんと同パターンだ。黙っているオレの顔が怖くて警戒していたに違いない。なにしろオレは強面だから。ニコニコと面白いことを言うオレに緊張がほぐれたってカンジだ。黙り顔とニコニコ顔のギャップに好感を持ったのだろう(?)
 「今度2辛食べようかな」
 「えっ凄く辛いですよ!」
 「挑戦してみます!」
 「ハイ!挑戦しますか。よろしくお願いします

 2辛で烈しい発汗に見舞われた際にはどう表現しようか。
 華厳の滝、ナイアガラ瀑布、イグアスの滝、エンジェルフォール。すべて使用済みだ。明後日までに決定しなければならない。使用済みといっても他店の記事で使用しただけで、ココイチ姉さんには言ってないけれど …。
 難易度の高い宿題を背負わされてしまった。悩ましい日々が続く。(2011.8.16)

CoCo壱番屋③プチエビフライ(カレー) ~渋川店~

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 730円 / プチエビフライカレー / 1人

 「ココイチはイマイチだ」などと2度来てしばらく遠ざかっていた。
 だが昨日からカレーモードに入っていた。カレーを食わなきゃ気が収まらない。この気持ちは何を持ってしても止めることはできない。
 最初は“手仕込ビーフメンチカツカレー”2度目は“チキンと夏野菜カレー”。今日はエビにした。
 出た。写真よりプチエビフライがいっぱい載っている。皿にカレーがたれているが拭いてない。雑な仕事だぜ。
 食った。しょっぱい。メシは相変わらずボソボソ。カレーに合うようにわざとタイ米風に炊いてあるのか。
 プチエビフライはうまい。歯触りもエビの旨味もイイ。カレーを食いに来たのにトッピングの方がうまいとは!
 やはり「ココイチはイマイチだった」そう心の中で発言して外に出る。
 その時「ウィ~ン!」とミニバイクに乗った開放的服装の小柄なネーチャンが駐車場に乱入してきた。段差を越えた。巨乳がブルンッと暴れた。肌を多く露出した格好とマジメなヘルメットのアンバランスが何とも微笑ましかった。

 イマイチなココイチも、可愛いネーチャンに遭遇することで普通の味に格上げされた。食事は味だけでなく総合的なモノだと再認識した。 

  2時。胃もたれ。ただしょっぱいだけかと思ったら香辛料は効いていた。胃がムカムカするぜ。(2011.8.11)

ハンバーグ、ベーコン入り(マサ料理)

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 ベーコンが大好きな俺は何にでも使いたがる。
 そのままスライスしてビールのツマミやご飯のオカズがうまい。独特のフレーバーが嬉しい。
 焼いたり、ベーコンエッグ、キャベツベーコン蒸し煮、釜飯、ベーコンこんにゃく煮、雑煮、ベーコンステーキ、クリームシチュー、ポテトサラダ、チャーハン、挽肉カレーベーコン入り等をやった。

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 今日はハンバーグだ。
 鶏モモ3枚721gと豚モモ503g計1,224gを挽いてもらう。いつもの店だ。牛はアメリカのBSE、日本の放射能問題で使わない。
 玉葱2個みじん切りを5分チン。サラダ油で炒めようと思ったがさらに2分チンして誤魔化した。

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 肉を大きなボウルにあけ塩コショー、砂糖、たっぷりのナツメグ、酒、醤油、卵5個、パン粉を入れる。冷めきってない玉葱、ベーコンみじん切り250gと合わせる。

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 練る。玉葱が熱い。肉に火が入らないかと心配だ。ずんずん練る。この柔らかさがポイントだ。

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 肉は計1,474g。10個できた。

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 底厚7mm直径36cm餃子鍋。

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 サラダ油。大きめに丸めた挽肉塊を鍋に置く。
 じゃ~~~っ。指の背で押し適度な厚さ大きさにする。強火で焼き色をつけフタ、弱火。

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 強火にして返し、弱火。菜箸を刺す。じゅわ~っと透明な汁。完成。

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 最初の1個は醤油だけで食べる。サッパリうまい。ナツメグがバッチリ効いている。チンだけの玉葱はまったく問題ない。
 2個目からはソースだ。トマト水煮缶とドミグラ缶を煮てバター。シンプルだ。ハインツトマトチャップとブルドックウスターソースをドバッ。まだダメだ。黒コショー、ナツメグ。OK。

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 大皿にソースを敷き、でっかいハンバーグを4個置き、さらにソース。
 うまい! 鶏肉メインだから重くない。豚も良いカンジだ。この強い旨味は何だ。前回より確実にうまい。赤い肉。ナマ? ベーコンだった。
 ベーコンの旨味がグイグイ出てる。ベーコン入りは正解だった。ガンガン喰らう。ソースがくどくなくてちょうど良い塩梅だ。
 第2弾の5個。1個を食う。ヤケにしょっぱい。
 でかいの10個中5つ食べた。完成重量1個300g×5=1.5kg。肉+その他、だからこれだけ食えた。例によって夕飯はまったく食えないだろう~。いつものパターンだ。
 こうして年に1度の大量ハンバーグは成功裡のうちに幕を閉じた。
  「?」後味が味の素っぽい。しょっぱい。
 「あっ」ベーコンのせいだ。ベーコンの塩気を考えずに塩を入れた。まだ修行が足りない。
 ベーコン。強い旨味が嬉しかったが後味には悪影響。強いモノには功罪があるのだ。
 ハンバーグは焼きたてがうまいが冷めてもまたイケる。
 “フンワリ柔らか肉汁ジュワッ”ではなくなるがグッと馴染んで歯応えもしっかりのシロモノに変わる。ソースも冷めてかたくなる。違ったうまさを楽しめるのだ。
 次のハンバーグは1年以上先になるだろう~。(2011.8.20)
 
 翌日。チンしてご飯のオカズ。
 焼きたてにビールもうまいがご飯のオカズもイケる。
 昨日感じられたベーコンの功罪の“罪”の部分はなくなり“功”のみが輝いていた。
 焼きたてを凌駕した(!?)1日寝かせてチンしたハンバーグ。
 近いうちにまた作るぞ。ベーコンの量を増やすのだ。
 そのうち“ベーコンだけのハンバーグ”が完成するかもしれない、と危惧の念を抱いた。(2011.8.21)

登利平③(鰻弁当) ~渋川店~

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 2,200円 / 鰻弁当2 / 2人

 登利平がうまいのでメニューを全部食べようと決心した。
 オレは一つのモノを気に入ると飽きるまでやらないと気が済まない。
 群馬県中之条の老舗割烹“竹乃家”昼メニュー全19種類を制覇した。
 「夢のコラボ」と称して“ヒレカツをオカズにソースカツ丼大盛り”や“とんかつをオカズに大盛りカツ丼”とか“天ぷらをオカズに天丼大盛り”だの“エビフライをオカズに大盛りソースカツ丼2つ”や“とり丼+肉丼+ソースカツ丼(すべて普通盛り)”または“エビフライをオカズにエビフライ定食大盛り”はたまた“とんかつをオカズに大盛りカツカレー”などと支離滅裂を極めた。
 ここまでやるのがオレなのだ(アホ?)
 読む本も同じで、1冊気に入るとその作家をしゃぶり尽くす。文庫は100冊くらい読み、新作も次々味わう。
 一人の作家に飽きると次に向かう。船戸与一、大藪春彦が特に好きだ。

 鰻弁当。
 鶏料理屋だからタレには定評がある。名古屋の“宮鍵”も鶏の店だが鰻も出す。
 うまいが軽い味の鰻。小さい。尻尾側が半分。0.75尾だ。ふっくらご飯。
 悪くはなけど特別の味でもない。1,100円はビミョーだ。
 歴史ある鰻屋で1,500円の渋川“佐鳥屋”の方が価値がある。
 やはり登利平は「鶏」だ。
 次のターゲットは幕の内弁当か?(2011.7.25)

冷やし中華③(マサ料理)

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 夏の風物詩冷やし中華。年1回しか食わない。食わない年もある。今年は4度目。常軌を逸している。
 マルちゃん同様よく知られたシマダヤ。マルちゃんと比較したい。

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 普及品の3食入りがスーパーにない。“もみ打ち生冷し中華”って2食入り特別バージョンだ。直接比較にはならないが食べてみよう~。
 麺重量240g。1つじゃ少ないが2つは多すぎる。平日夜は体重コントロールのため少食だ。土日はドカンと食いメリハリをつける。胃袋を驚かすのだ。240gでOK。
  茹でる。沸騰。2本食べてみる。まだかたいがモチモチつるつる。麺がうまいぞ。
 氷水でキンキンに冷やす。手が凍傷に罹るかと危惧の念を抱いた。
 前回のハムきゅうり載せは邪道だと再認識したので、今日は王道の“麺のみ”。

 食った。うまい。麺の歯触りがイイ。でも突出してない。酸味の足りないスープ。やや濁った味だ。
 マルちゃん普及版3食入りとうまさは同程度。特別版シマダヤは高い。直接比較じゃないから断定は出来ないが、シマダヤを食う合理的理由を見出せない。
 食べ物は気候にも影響される。マルちゃんを食べた真夏日に対し、かなり涼しい本日。シマダヤに不利だった。

 これで冷やし中華は気が済んだ。夏の麺、残るは冷や麦。暑い日を選んでガバッと475g喰らうぞ。
 (2011.8.23)

あおぞら⑧冷やし中華(焼肉) ~渋川本店~

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  810円 / 冷やし中華 / 1人

 焼肉屋で冷やし中華とはヘンだが食ってみよう~。
 乗りかかった船だ。全部食うと心に決めた“昼の定食”以外だけどやるぞ。士気は高い。
 あとは“チゲ鍋定食”なる珍妙な定食がある。「チゲ」は「鍋」の意味。「鍋鍋定食」になっちゃうぜ。そんな間違った名称をつけたモノは食わない。
 そして“ラーメン定食”もある。カルビラーメン定食を食っているから省略。
 さらに“ユッケ石焼きビビンバ定食”は例の事件で休止中だ。

 冷やし中華なのにどんぶりで来た。
 ハム、きゅうり、トマト、錦糸卵がくたびれたカンジで麺を覆っている。見るからに不味そうだ。
 薄切りパックをそのまま切ったらしく5~6本ずつまとまっているハム。きゅうりはシャキッとしているが短かすぎてハムとアンバランスだ。錦糸とは言い難い厚く太く艶も味もない卵焼き。俺が主役だ!とでも言いたげなトマトのでかいカット。
 少ないスープ(タレ?)をよ~くからませるべく上下を混ぜた。何度も混ぜた。スープが少なすぎてよくからまない。
 大口を開け、でかい一塊にガブリと食いついた。
 「?」シャープさもマイルドさもうまさも喜びもない。曖昧な味だ。ボケた味。キリッと冷えてもいない。麺の歯応えは良い。
 オレがこないだ作ったキンキンに冷やした具なしマルちゃん冷やし生ラーメン3人前(さっぱりスープ)の方がずっとうまい。
 やはり焼肉屋の冷やし中華にはムリがあった。アッという間に胃袋に納める。会計。
 「今日は寒くなくてちょうど良いよ」
 「あはは、昨日は冷麺で寒くなった? あっはっはっ」
 おぉ、実はよく喋りよく笑うメガネのネーサン。タメ口だ。そのメガネが妙に色っぽく思えてきた。
 無表情 → 無口 → よく喋る → よく笑う → タメ口。
 劇的に変化を遂げたネーサン。化学変化と言っても過言ではない。別の生き物のようだ。この次はいかなる成長を見せるのか。居ても立ってもいられないほど楽しみだ(?)
 
 こうして「昼定食全部食い」は波瀾万丈のうちに終了した。成功裡のうちに幕を閉じた、と言うべきか。
 ビビンバ定食とカルビラーメン定食が好き
  近々後者を食いに行き「ナイアガラの滝くらい汗かいた!」と言ってネェサンの成長ぶりを見てみたい。どんな反応をしてくれるのだろう~。
 どうでもいい事を面白くしちゃうオレ。ひとつの才能だ。(2011.8.12)

鶏唐揚げ③(マサ料理)

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 夏の風物詩“コルベット博多遠征”(2011)の一企画として訪れた大分県宇佐市。宇佐のからあげはサイコ~だった。
 また食いに行きたい。だが群馬と大分は遠い。そこで自分ちの台所で作ることにした。そして宇佐への思いを断ち切るのだ。
 からあげは慣れたもんだ。今回は宇佐流に“からあげ”と平仮名表記した。
 天ぷら → フライ → からあげ。真っ新のサラダ油で天ぷらをやり、ちょっと汚れた油でフライをし、魚や野菜や肉の香りの渾然一体となった疲れた油で鶏からあげをやる。
 グッと味を付けてから揚げる鶏からあげは天ぷらのように繊細な料理じゃない。だから鶏は、いつも棄てる直前の油で揚げられる可哀想な生き物なのだ。それを不満なく受け止めるから逞しく頼りになるとも言える。
 漬け汁を揉み込んで30分置いて揚げるのが流儀。宇佐流は一晩置く。オレも宇佐のマネしよう。

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 鶏モモ。
 端のスジに5~6回包丁を入れて切断し1枚を7つに切る。グレステン・アップシェンク14cm。一番でかいのは8つに切った。5枚36個1,632g。大量だ。
 「同じ手間だから」とでっかい料理をしてしまう。豪快っぷりを演出したい気持ちも働く。
 生姜、ニンニク、砂糖、塩、黒コショー、醤油、酒(新潟銘酒八海山本醸造)、香りづけに少しのカレー粉。 
 よ~く揉み込むと、酒や醤油がどんどん鶏に吸い込まれまったく水気はなくなった。指を舐める。しょっぱい。このくらいでイイのだ。ほのかに香る生姜とニンニク。ふわ~っとくるカレー粉。明日の成功は約束された。ポリ袋に密封し冷蔵庫に寝かせる。

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 翌日。ボウルにあける。びちゃっとしていない。漬け汁は完璧に肉に取り込まれている。

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 ひとつひとつまんべんなく片栗粉。しつこいくらいに執拗に纏わせる。パラノイア(偏執狂)を疑うほどだ。ホクレン片栗粉250gを1本半。

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 道具は新潟ダッチオーブン“ユニフレーム”。釜飯ばかりやるから油分補給のためだ。分厚い4.5mm黒皮鉄板だから優れた蓄熱性で一度にうんと入れてもバリッと仕上がる。
 強火でガンガン揚げた。泡の粒が変わる。完成。3回に分けて12個ずつ揚げた。
  写真は揚げた後の棄てられる前の油。

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 第1弾。食った。うまい。たった今揚がりました!って絶妙な揚げ具合。
 表面の歯応えは素晴らしく、肉はじゅわっと旨味があふれ、皮はバリッと超うまい。味加減はまだ薄めだ。長野原町ぽぷら風にマヨネーズをつけるのもイイ。3度目の揚げで初めてカレー粉が香った。
 宇佐すずやには及ばないが肉薄している。
 ビールと蜜月関係だ。1リットルで36個中17個食べた。口の中は火傷だらけだ。
 17/36×1,632=770。鶏唐揚げを770gも食べた。今まで肉や魚は600gが適量であり限界だったが、770g。胃袋に新境地を開いたぜ。

 失敗の少ない鶏からあげ。安くてうまい。良い扱いをしない鶏。この際、尊敬しよう。
 夕食時。まったくハラ減らず。小さいオレンジとバナナだけ。ビールも呑みたくない。もうでっかい料理はしない!と心に決めた(すぐ撤回しちゃうけど~)。
 大量からあげの成功により、宇佐への思いを断ち切ったぜ。(2011.8.7)                        

  数日後、冷凍しといたヤツをチンして食べた。
 表面のパリッと感は失せたが肉はあくまでも柔らか。最初より柔らかいくらいだ。噛むと熟成感極まる旨味がじゅわじゅわドバドバあふれ出て舌を蹂躙する。ステキだ。
 「揚げたてに遜色ない!」感激のあまり、ちょっと大袈裟に言ってみた。(2011.8.21)

一鶴(骨付鳥) ~大阪・心斎橋店~

  2,784円 / もも焼き2、生ビール2 / 1人

  香川県丸亀市が本店。高温の釜で骨付鳥を焼く。
 テレビの食べ歩き番組で観た。凄くうまそうだった。
 コルベット博多遠征2007春(2nd)の帰りに大阪泊。
 夕食。先ず“一鶴”で骨付鳥を食い、その足で“北極星”のオムライスを食べる計画だ。
  骨付鳥はひなどりとおやどり。両方食わないと気が済まない。
 ひなどり。
 熱々。ジューシー。塩コショーとニンニクが効いてうまい。ひなどりだから、いつも食べ慣れてる食感だ。
  おやどり。
 5~6箇所切れ目が入っている。ガブリと喰らいつく。
 「!」歯が立たない。さすが親鶏。筋肉が凄い。奥深い味。ほぼナマの宮崎「丸万」と違いしっかり焼いてある。
  骨付鳥二本と生ビール2杯をばりばりグビグビやる。
 隣のテーブルには柔道部OB風情の四人組。
 図体はでかくても食い方はセコい。皆柔らかいひなどり1本だけをチビチビ食べてご満悦の様子だ。オレのライオン(ハイエナ?)のような食いっぷりにビビッている。
 いい男は豪快に食うのだ。でかい図体であれじゃカッコ悪いぜ。
 従業員のネーチャン達は皆若く、あばずれ風で可愛い。

  リーガロイヤルホテルに戻り美食レポートをまとめようとカード払いのレシートを見る。
 「!」2,784円のハズが27,844円。一桁多い。
 すぐ店に電話。差額がホテルに届けられたのは夜11時だ。若人の態度はイマイチ。群馬に帰り顛末を本社にメールした。
 お詫びの品がたくさん届けられ、予想外の展開にびっくりした。(2007.3)

冷やし中華②(マサ料理)

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 日曜夕方。外出から帰ってすぐビール。グラスを冷凍室で冷やす。グラスが唇に触れた瞬間から、呑む前からうまい。
 暑い。冷やし中華が食いたい。徒歩で買いに行く。マルちゃんがない。次の標的シマダヤもない。

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 見慣れない派手なパックの冷やし中華。2人前入りだ。ウラを見ると麺重量100g×2とある。2つ買った。群馬県の“高山麺業”製。

 生麺400gを茹でる。バラバラ入れる時、麺を掴んだ左指に違和感。沸騰。ちょっと待つ。菜箸で太めの麺2本をつまんだ。食った。
 まだかたい。好ましいかたさじゃなくボソボソだ。仕上がりに暗雲が垂れ込める。
 例によって大量の氷水で絞めた。
 今日は一般的な具アリだ。高崎ハムのロースハム207g、きゅうり1本。
 ラーメンどんぶりは山盛りだ。具がいっぱいで麺が見えない。よ~く混ぜる。箸で大きく持ち上げ、ガバッと食った。

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 「!」うまくない。
 麺は適度なかたさでも依然ボソボソ。
 くどい味のスープ。酢が効かずシャープさはない。濁った味だ。
 冷蔵庫から出したハム、買ったばかりの冷えてないきゅうり。せっかく麺がキンキンに冷たいのにうまさを殺いでいる。
 何とか食べきった。麺に触ったあの時、舌に触れた刹那、歯で噛んだ瞬間。いずれもダメだった。後味も悪い。
 過大な満腹感だけが残った。(2011.8.14)

慶楽(広東料理) ~有楽町~ 

  6,650円 /  料理3、ビール2  /  1人

  かの食通、池波正太郎が好んだ店として数年前TVに。魚介炒め、挽肉蒸し、もやし焼きそばが紹介された。
 群馬から玉川上水への出張が終わり、多摩モノレール(9分)と中央線青梅特別快速(43分)に乗り有楽町。駅から5分。
 “純広東料理”の看板が見える。
 午後3時。勇んで入店。客は3人。焼きそばや牛アバラ飯やチャーハンなど一品だけを急いで食っている。
 10頁はあるメニューを端から見る。注文は来る前から決まっていた。
 「キリンビール有りますか?」渇いた喉に染みる。
  魚介炒め(2,200円)。
 芝えび、ホタテ、スルメイカ、セロリ、ブロッコリー、キクラゲ、玉ねぎ、カリフラワーの炒め。結構うまい。微妙な旨味が広がる。家では出せない味。
 2本目のキリンラガーを呑みながらアッと言う間に平らげる。なにしろ朝から何も飲み食いしてないんだ。
 塩卵挽肉蒸し(2,200円)を発注したのに塩魚挽肉蒸しが来た。やや可愛い巨乳風ウエイトレスだから、まいっか。
 平べったいデカいハンバーグみたいだ。干し塩魚が載っている。これも異様に旨味が強い。食品添加物大量投入の結果だろう。しつこい。半分でハラ一杯。だが絶え間なく箸は進み、みるみる胃に収まる。
  一番人気はスープチャーハン。
 しかし俺のチャーハンとどこが違うか、オーソドックスな奴(焼豚入りヤキメシ?円)で確かめよう。
 チョー熱々。又しても強烈な添加物味。パラパラ感も弱い。“マサ大飯店”チャーハンの方がうまい。
  食い過ぎと添加物。気持ち悪い。
 舌は、ひどい添加物味が何時間も蹂躙。ケータイの電話帳はすぐ消去。
 添加物に頼る中華料理は止めてくれ!

  昨日の歯科医院。
 待合室にジャージ姿の若いお母さんと小っちゃい女の子二人。
 一人と目が合う。オレは強面だから怖がらせないようニコッ。突然、俺の胸(股)に飛び込んできた!
 「うっ」思わずうなる。
 「すいません、誰と間違えたんだろぅ?」恐縮の母。嬉しそうな少女。予期せぬ動きには対抗できない。かなりの重さ。
 チョー若い女にはモテるなぁ~とまんざらでもない俺。ほのぼのした夕方の光景。(2006.12)

トーヨー・プロクセスT1R③(タイヤ)

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 宇佐からあげドライブを含む博多遠征3,000kmをメインに4,000kmも後にしたT1R。まだ1ヵ月ちょっとだ。
 安さとトレッドパターンのカッコ良さに惹かれて装着したがイイ女に成長したぜ。バリバリの18歳ってカンジだ。

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 かたいグッドイヤー・イーグルF1、柔らかいヨコハマ・アドバンスポーツに較べ、シャープで、しっとり、安定感。
  時速300キロ以上OKのスピード記号(Y)や300キロまでのY。高性能タイヤは3つしか味わってないが、トーヨーが一番イイ。
 トーヨータイヤなんて!とバカにしてたけど侮れないぜ。
 「許せメロス、許せトーヨータイヤ」

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 一般道。ガバッとアクセル踏んで急加速。大地を蹴るぶっとい後ろ脚は絶大な信頼感に包まれる。その時、シートの上のケツは陶酔する。高速道路でなくてもT1Rはとっても美味しい。
 握り鮨で喩えるなら「日本橋吉野鮨本店」のコハダと穴子のうまさだぜ!
 あとは減りだ。この美味しさがどこまで続くか。徐々に美味しくなくなるのか。ある日突然不味くなるのか。

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 日本のタイヤはうまさが持続しないと言われる。
 変貌ぶりをよ~く観察しようじゃないか。期待に反して早々不味くなった時は、あの絶賛したカッコイイV字型トレッドパターンも色褪せ「何だこの虚仮威しのパターンは!」と罵倒することだろう~。(2011.8.12)

あおぞら⑦冷麺(焼肉) ~渋川本店~

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 760円 / 冷麺 / 1人

 怒濤のあおぞら攻勢。昼の定食を食い終わるまで止むことはない。
  今日は水曜日。11時半にクレッセント移動販売車のハワイアンが鳴ると“パブロフの犬”の如くスッと席を立ち、しっぽを振ってサンドイッチに突撃するのが通常パターンだ。
 だが今日はパンを買わない。あおぞらに行くと決めていた。パブロフの犬から解放されたのだ。オレは人間に戻った。
 冷麺。
 スープはうまいがゴムみたいにかたい麺の良さがわからない。
 焼肉の最後に、数えるくらいしか食ったことがない。
 数年前にオンナのクルマで八戸から米沢に向かう途中、盛岡の“食道園”で冷麺を食べた。
 あの時は失望した。盛岡冷麺を代表する店と吹聴する割には大したことない味。極めつけは店員の態度だ。尊大で下品な言動は知性のカケラも感じられなかった。
 有名でも謙虚な店と食道園のようにダサく最低な店もある。

  あおぞらのメニューには“他の店で食べられなくなる美味しさ”などと書いてある。
 店に入る。すぐ「いらっしゃいませぇ~」とはならない。ネーチャンはオシボリの整理をしていたりアイスクリームの冷蔵庫をいじっている。まったく入口を注視していない。
 「ヒトリです!」「ここでイイですか?」などとこちらから声をかける必要がある。要改善だ。
 いつもは無表情だがホントはよく笑うネーチャンが持ってきた。
 「今日はヒンヤリですね、フフ」
 「あははは」
 先ずスープ。ひんやりうまい。牛ダシがよく効いている。やや塩が強い。この店はわかめスープも豚ロース焼肉もしょっぱい。
  麺。かたいが殺人的ではない。
 普通の味を普通に食べ進む。スイカが一番うまい。それでも最後の1滴までスープを飲み干す。会計。
 「冷麺食ったら寒くなった!」言い放った。さぁ、答えはどうか?
 「今度は寒くなった!?」
 な~んとおっしゃるウサギさん~(童謡「兎と亀」の一節)とでも言いたげな怪訝な素っ頓狂な表情。全くしょうがないヒトね、って雰囲気も漂う。
 「寒くなっちゃった? アッハッハッハッ」または「冷麺食べると寒いですよね~グワッハッハッハッ」という大笑いを期待していただけに残念だ。
 いつもは笑わないネーチャンを笑わせ、その反応を楽しむために冷麺を食いに来た。これじゃぁ何のために食ったのかわかりゃしない。

 想像を絶するリアクションに、オレは意気消沈しながら職場に戻った。(2011.8.10)

高速道路横溢危険行為(シャバで気になる事)

 高速道路で危ないのはスピードを出すクルマではない。もちろん常軌を逸したスピードは危険だ。
 周囲の状況を把握しないクルマ、独りよがりなクルマ、悪感情をむき出しにするクルマ、アタマに血が昇る信じられないクルマ … がアブナイのだ。

 追越車線から絶対に退かない輩。テコでも動かない。左側がガラガラでもだ。
 「右車線の方が路面状態が良いから」などと支離滅裂な理由で永遠に追越車線をゆっくり走り続ける奴もいる。“追越”という日本語が読めないらしい。
 いきなりパッシングしては失礼だから気づくまでちょっと待つ。まったく変化なし。パシッパシッと優しく2度パッシング。それでも退かない。今度は5回やる。ダメだ。左から抜くのは危険だが仕方ない。
  知人のモータリングライターK氏によるとアウトバーンではあり得ないそうだ。
 自分の運転するクルマの性能や性格を把握し正しい車線を走る。ルールは守る。それが普通のこと。分をわきまえているのだ。
 同じ人間でありながらなぜドイツ人に出来て日本人にはできないのだろうか。契約社会と曖昧社会の違いなのか。
  パッシングされるとアタマに血が昇りとんでもない行動に出る人間(猛獣)もいる。
 一旦退いてすぐ後ろに接触するほどピタッとつき嫌がらせをするセイカクの悪い輩。
  前が空いているのにいきなりブレーキをかける狼藉者。
 退いておいて、抜きかけると幅寄せする悪質で危険極まりない下品なトラック野郎。
 追越車線とは追越しをするための車線だ。100キロ区間で80キロ走行の荒唐無稽なクルマ。
 居てはいけない場所を不法占拠したクセにちょっと注意されるといきなりキレる。キレるのは偏った食事をしてきちんと栄養を摂らないからだ。うまくて栄養あるモノをちゃんと食べていればこうはならない。
 自分の間違った行為を反省することなくパッシングされたことだけに腹を立て「ナマイキだ!アタマ来た!」と常軌を逸した行動に出る類い希なる危険な人々。
 こいつらのアタマの中はどうなっているんだろう。小泉竹中極悪コンビが生み出した殺伐とした世の中がコイツらの脳味噌を蚕食したのか。もともと腐っているのか。
 高級車キャデラック・コンコースや高性能スポーツカー、シボレー・コルベットに対する妬みもあるのか。速いクルマや高級車に一目置いてサッと行動した方が、した方もされた方も気分がいいと思うのだが。
 常に他人と比較し“人並み”や“目立たない”ことに最大限の注意を払う日本人。他人も自分と同じように動くだろう、と独りよがりな思考回路。
 自分はチャチなクルマなのにキャデラックやコルベットとはナマイキだ!とのイヤらしい感情。好きで自分のクルマを選んだのだろう。他車と比較してはクルマが可哀想だ。機械に対しても愛情を持たなければイザという時クルマが自分を守ってくれないぞ。
  オレもゆっくり走りたい時は必ず左車線を走行し、追い越してもすぐ左に戻る。右と左がわかれば誰でも出来ることだ。できないってことは「右も左もわからない」のだろう。
 
  もっとアブナイのがいきなり追越車線にヨロヨロ出てくる人間(珍獣)。
 バックミラーを確認しない。自殺行為だ。他のクルマは眼中にないのか。ここはキミだけの道じゃないぞ。緊急事態にパッシング&クラクション。まったく意に介さず危険なチンタラ追越しを続行する。死にたいのだろうか。重大事故を起こしたいのだろうか。まさに犯罪に等しい。
 後続車に気づいても速度差を考慮せずヨタヨタ出てくる素っ頓狂な輩。他人も自分と同じだからスピードも大して変わらないだろう、との独自の信念に基づいている。
 オレは追越車線を走行する時、左に2台いたら「絶対急に出てくる」と考え、想定される事態に対処できるよう細心の注意を払う。他人の不注意まで上乗せされるとは全く疲れるぜ。

 「80キロ区間で81キロ出すのは道路交通法違反だ。だから俺は追越車線をピッタリ80キロで走って範を垂れる。皆の者、俺のすばらしき遵法精神を見るがよいッ!」との笑えない気色悪い正義感にがんじがらめな手に負えない勘違い正義漢もいる。
 全車が80キロで走ったら交通渋滞が起こる。シャバにはよんどころない理由で急いでいる人もいる。みんな自分の責任で動いているのだ。似非正義の押しつけは見苦しい。
 「俺が正義!」なヒトは為す術がない。

 高速道路で危険なクルマとは秩序を乱すクルマだ。スムーズな流れを阻害するクルマ。
 きちんと状況を把握し、他人は自分とは異なる生き物だと理解し、常に危険が潜んでいると考え、他車の迷惑にならない運転を心がける。
 すぐ怒ったり、邪魔をしたり、意地悪をしたり、妬んだりの子供思考は捨て去り、オトナの感覚でサラリと粋な所作。これがカッコイイ。カッコイイということはきちんと出来ているってことだ。
 ぼんやりしたりトロい人は漫然運転を止め、同じ道路に他車も走っていることを気づくべきだ。

 多くのヒトが少しでも理解すれば安全で快適な秩序ある高速道路実現は必至だ。
 (2011.8.17)

鮎釜飯②(マサ料理)

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 釜飯好きのオレ。夏にアユ釜飯は必須だ。
 これをやらなきゃ夏が終わらない!との強迫観念に苛まれる。夏の風物詩なのだ。
 徳島産養殖アユ。米3合にアユ6尾を合わせる。

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 アユは受け口で困ったような顔が可愛い。この顔が好きでチュッと口づけしたこともある。ところがこのアユ達はだらしなく口を開いていたり、閉じても可愛らしさとは無縁な険しい表情だ。しかも焼くとハラが破けたりする。
 “東京電力放射能漏れ極悪犯罪”の影響が徳島産養殖アユの表情にまで及んでいるのか(それとも成長による変化?)。
 福島の人達の生活を根こそぎ奪い、全国の人にも食料その他で迷惑をかけている東京電力。
 他人事のようなシレッとした顔で会見を行う東京電力の丸顔メガネ野郎。
 刑事責任を問われず牢屋にも入らず高い報酬を貰い続ける恥知らずな役員。
 世間の常識の何倍もの給料を平気で受け取る社員。
 カネに籠絡され東電を擁護しまくる政治家、官僚、財界、マスコミ、学者 …。
  国民投票で脱原発を決めたイタリアとドイツ。他国の出来事はどこ吹く風なのだろう。
 日本は唯一の被爆国。それが何故またこんな事になるのだ。
 カネがすべてのニッポン。国民の命なんて自分達仲良しグループの利益に較べたら何でもないのだろう。
 ガチガチに固められたこのシステム。いくら菅総理が脱原発を唱えても、仲良しグループが総力を挙げて「菅はバカだ」の大合唱。大多数の国民も一方的な報道に惑わされ「辞めない菅が悪い」となってしまう。
 真っ当にはなり得ないインチキ国家ニッポン。
  8月14日22時の教育テレビETV特集。アメリカの原発学者(?)が興味深い発言。
 「原発の危険性は、ある一定の線を引いてしまって線の内側は想定出来るから対策するが、外側は起こりえないものと解釈して何もしない。この線を引くことが問題なのだ」
 実に明快だ。

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 コシヒカリ3合をといでザルにあけ、アユを焼く間水を吸わせる。
 醤油と酒で1合、じっくり摂った昆布ダシ1合。計2号で炊く。余った昆布ダシを呑む。うまい。濃厚。これだけで本格的なお吸い物だ。

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 焼けたアユを載せダシを摂った後の昆布をかぶせる。強火。フチから湯気が出て沸騰したら弱火15分。
 お焦げ作り。強火にして左耳をダッチオーブンに近づける。1秒2秒3秒・・・黙って数える。40秒でパチパチ音。最高潮に達した58秒。完成だ。

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 5分蒸らす。傍らにはキャディのオーナメントとグリル。その向こうにはコルベット。

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 重いフタを開ける。しゃ~っとたれる水滴。おぉ~うまそうだ。

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 昆布を退け、アユ6尾を皿に載せ骨から身を外す。身をダッチオーブンに戻し混ぜる。どんぶりに盛る。
 食った。うまい。可愛くないアユでも味はOKだ。薄味。炊く前に舐めてちょうど良くても炊けたら薄い。次回は醤油増だ。
  うまくできた炒飯のようなパラパラ。鮎の脂がそうさせたのか?

 きちんと夏特有の鮎釜飯を味わえた。ヨカッタよかった。

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  残った3分の1を夕飯に。
 冷める過程で味がグ~ッとご飯の中心まで染みた。最適だ。
 釜飯は炊きたてがイイが冷めて馴染んだのもまた一興。
 たまにジャキッとヒレやアバラ骨。急いで身を外したのが露見した。1秒でも早く食いたかったのだ~。
 (2011.8.13)

あおぞら⑥石焼きビビンバ定食(焼肉) ~渋川本店~

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 819円 / 石焼きビビンバ定食 / 1人

 ビビンバは好きだけど石焼きビビンバはあまり食べない。熱すぎるしお焦げがかたすぎるからだ。
 だが「お昼の定食をみんな食うぞ!」と決意した手前、食う義務がある。自分で自分を欺くことは出来ないのだ。正義感横溢するオレ。
  今日は朝から暑い。殺人的だ。台風6号で一旦涼しくなったからよけいに暑く感じる。こんな日は熱いモン食って思いっきり汗をかこう。シャワーがないから午後は汗を吸ったトランクスが気持ち悪いが仕方ない。
 「お待たせしました冷麺です」
 「冷麺じゃないよ」
 「あっ失礼しました」
 来た!と思った喜びが消去された。店で一番上品そうなネーチャンだ。
  先ずわかめスープ、くみだし冷や奴、キムチが来た。しょっぱいわかめスープをすすって主役の登場を待つ。
 石焼きビビンバが出た。いかにも熱そうだ。
 ぐちゃぐちゃに混ぜた。石肌に押しつけしばし放置。スプーンでグググッと肌から離す。色は付かないがちゃんとお焦げ。
 食う。熱い。かたさは大丈夫。歯の詰め物が取れる心配はなさそうだ。うまさは普通。いつものビビンバがそのまま熱くなっただけだ。
 一口二口食べるうちどんどん熱くなる。際限がない。ハフハフ食べる。辛い味噌みたいなのを入れる。混ぜる。焼ける。うまい。よく合うぞ。
 食べ終わると同時にもの凄い汗。ナイアガラ瀑布を彷彿させる激しさだ。備付けのティッシュをバサバサ引き出し首、顔、アタマを拭う。何度やってもティッシュはすぐビショビショだ。テーブルにはティッシュの残骸が堆く積まれた。会計。
 「ふ~暑い!」
 「あっはっはっオッホッホッうっふっふっエッヘッヘッ」太い声で笑ういつもは無愛想なネーチャン。
 「石焼きビビンバ食べると熱いですよね、エッヘッヘッうっふっふっオッホッホッあっはっはっ」驚異的に太い笑い声だ。こんなに笑うとは不思議なヒトだぜ。
 「食べる時ハフハフってなっちゃった」
 「あっはっはっ、そうですよね、オッホッホッ」ますます太くなる大笑い。笑い茸を食ったかと見紛うほどだ。
 「暑い時は熱いモン食べた方がイイよね」
 「そうですよね、暑い時は熱いモン食べた方がカラダに良いですよ、アッハッハッハッハッ」
 アホらしいことや突飛なことや呆れたことをやってオンナに笑われるのはキライじゃない(むしろ好き)。

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 1時半になって上顎の火傷に気づいた。そんな熱いモノをこんなに早く食べて … やはり呆れた食い方だったと判明した。
  職場のヒトにネーチャンとのやり取りを話す。
 「そりゃウケ狙いじゃねぇですかぁ~! アハハハ」
  「ネーチャンを笑わすために? それも少しある、アッハッハッハッハッ」
 オレは店のネーチャンと同じくらい大笑いした。周囲からは怪訝な眼差しが送られていた。

 明日は冷麺だ。
 「う~寒い」って言うと
 「冷麺食べると寒いですよね~」と応えるかな?
 確率は51%だ。(2011.8.9)

冷やし中華(マサ料理)

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 麺よりご飯が好きなオレはラーメン、うどん、そば、スパゲティ等を年に各1~2回しか食わない。スパゲティなどは一度も食べない年もある。
  この時季食うべきなのはそうめんと冷やし中華。夏の風物詩だ。
 よくテレビに出る“ラーメンを食うことに命を賭けてるヒト”は全く信じられない。
 具は少ない方が好きだ。冷やし中華には何も入れない。麺とスープだけ。画像的には地味だけれど …。

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 マルちゃん冷し生ラーメン。マサ料理といってもインスタントだ。
 1袋3人前。麺重量330g。ちょっと物足りないが夕方は親戚の法事で鮨屋に行くからちょうど良い。

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 直径28cmアカオしゅう酸鍋にたっぷり湯を沸かす。バラバラほぐしながら麺投入。沸騰。差し水。再沸騰。食べる。かため。OK。消火。フタをして10秒蒸らす。
 ザパ~ッとザルに空ける。水をバシャバシャかける。もみ洗い。

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 ボウルに作っておいた大量の氷水。麺を入れ、混ぜ、キンキンに冷やす。手が冷たくて痛い。左手に替えさらに混ぜる。これ以上はないってほど冷えた。
 氷で冷やしておいたラーメンどんぶりに、ザルに空けギュッと絞って水気をザッと切った麺を置く。
 凍る寸前まで冷凍室で冷やしたスープを「それっ」とかける。袋が切りにくいので包丁を使う。スパッと手で切れる材質を使って欲しい。なかなか切れなくてイライラしたぜ。
  添付のふりかけはかけない。

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 うまい。歯触りバッチリの麺。冷たくてギュッと締まってサイコ~だ。酸っぱくてサッパリおいしいスープ。最後の一滴まで呑んだ。
 麺もスープもどんぶりもよく冷やした。やれることは全部やった。だからうまいのだ。
 麺とスープだけのピュアなうまさ。冷やし中華はこれに限る。
 ハムやキュウリやトマトや茹で鶏やクラゲや錦糸卵の載った冷やし中華などオレには考えられない。そんな美味しいモンが載っかったら麺とスープがかすんじゃうじゃないか。
 主役は具じゃなく麺とスープだ。これでは“本末転倒冷やし中華”になっちゃう。荒唐無稽であり支離滅裂でもある。

  食品添加物満載のインスタント物は極力食わない!と豪語するオレ。だが自分でじっくりダシを摂ったそうめんよりずっとうまい。
 料理好きシロートより、長年仕事として研究を重ねた食品メーカーの方が凄い。そう思わざるを得ないマルちゃん冷し生ラーメンのうまさだった。
 こうして夏の風物詩は成功裡のうちに幕を閉じた。とにかく1回やって肩の荷が下りた。(2011.8.6)

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 マルちゃん冷し生ラーメンがあまりにうまかったので、ごまだれ版も食いたくなった。暑い時季しか食わない。秋が来る前にどうしてもごまだれ版をやる必要があった。
 前回同様麺もどんぶりもスープ(ごまだれ)もギンギンに冷やす。
 混ぜる。喰らう。

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 「?」濁った味だ。よどんでいる。冷たさは心地良い。麺の歯応えも良い。
 爽やか酢醤油味とは雲泥の差だ。なぜこれほど違うんだ。
 ずっと以前からあるさっぱりスープと違い、ごまだれはマルちゃんの歴史が浅いからか?(2011.8.11)

あおぞら⑤モツ煮定食(焼肉) ~渋川本店~

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 714円 / モツ煮定食 / 1人

 5月に食べてインプレッションを書いておいたのにアップ済みと勘違いし削除してしまった。こんなことで没にしたら“モツ煮定食”に申し訳ない。そこで8月の今日、再挑戦した。
 何回も食べているビビンバ定食と違い1回しか注文していない。イマイチだったってことだ。

 食った。
 独特の臭みがわずかに残る。虫歯の匂いっぽい。わざとモツの匂いを残しているのか、それとも消しきっていないのか。ビミョーだ。
 弱い味のモツ煮。優しい味とも言える。
 あとで胃が痛くなるくらい強烈にニンニクが効き、ノドがヒリヒリするほど唐辛子が辛い強いモツ煮でビールを呑んだりメシを食いたい。
 弱いモツ煮だが柔らかくよ~く煮込んである。今日は大根が多すぎる。
 相変わらずうまい“くみだし冷や奴”。焼肉屋になぜこんな美味しい豆腐があるのだろう。ちょっと大袈裟に言えば、冷や奴を食いたくてこの店に来ているようなもんだ。
  「豆腐うまいですよね」
 「自家製なんですよ~」
 そしてご飯がうまい。これは嬉しい。瑞々しく甘く粘りがあってフックラかたい。焼肉屋なのにどうしてこんなに美味しいんだ。“ご飯が命”を理解しない定食屋も多い中で …。
  「ご飯も美味しいですね」
 「新潟のお米なんですョ~」
 ニコニコふくよか姉さん。笑顔の応対にますます美味しくなる。
 途中からモツと煮汁をご飯にかけてグチャグチャ混ぜて食べた。適度に濃厚でうまいおじやになった。会計。
 「味噌汁もうまかったぁ~アオサ?」昔、沖縄でアオサをよく食った。
 「はい、アオサです」
 アナタの舌は確かね 姉さんの表情はそう言いたげだ。

 モツ煮自体は大したことないが、輝く脇役により総合的にはなかなかのシロモノとなった。5月よりうまい。
 (2011.8.4)

うどん1.75kg(マサ料理)

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 コルベット博多遠征から帰ると必ず食いたくなるうどん。
 長時間(13時間)運転の疲れが水分と塩分を欲するのだ。近所の手打ちうどん屋“大和屋”で麺を買い、自分で煮干しダシを摂りミリンと醤油でツユを作る。
 一昨年のコルベット博多遠征2009(5th)の翌日は玉麺5個1.25kg食った。1玉は250gだ。
 昨年の博多遠征2010(6th)は6玉1.5kg。
 “今年=7玉1.75kg”は自然の摂理だ。
 6玉や5玉でイイや、などと弱音を吐いたらオトコが廃る。ヘンなとこにこだわるのがマサスタイルだ。馬鹿げな事をやってヒトに笑われるのは楽しい。

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 直径34cm青磁皿にドカンと山盛り。壮観だ。うどんの白、皿の青。コントラストが美しい。
 うどんが大量のため薬味はネギ、生姜、七味だけ。天ぷらもホウレン草も要らない。蕎麦も冷やし中華も具がないのが好きだ。
 「ヨ~イどん!」
 心の中で開始のピストルが鳴った。箸を1玉にグサッと突き刺し、よっこらしょっと持ち上げてどんぶりのツユにドプッと解放した。

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  大丸福岡天神店で買った蕎麦猪口を使いたいが、ツユもうんと飲みたいからどんぶりだ。
 先ずは薬味を入れないで食う。麺が軟らかい。塩味も弱い。
 ネギを入れるとうまい。七味もイイ。生姜は入れすぎてキツい。
 ツユが薄い。ダシも弱い。これはオレのせいだ。
  この流れでいくと7玉はムリだ。1玉目でわかった。
 一昨年は100円だった1玉が昨年110円になりいつの間にか120円になった。
 マジメそうな中年夫婦の経営するこの古いこぢんまりしたうどん屋は、地味で堅実な仮面の下で実は着々と金儲けに邁進していたのだ(?)
 5玉でギブアップ。もう1玉イケるが苦しくなるのは必至だ。

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 「7玉!」と豪語したのに失敗して面目ない。
 「味が落ちたのと狡猾な値上げ作戦に嫌気がさしたからだ!」と難癖を付けて失敗の恥ずかしさを忘れることにした。
 これでイイのだ。(2011.7.23)

あおぞら④あおぞら定食(焼肉) ~渋川本店~

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  1,050円 / あおぞら定食 / 1人

 前回“ハラミ定食”の肉の少なさに愕然としたので焼肉定食は敬遠していた。
 だがせっかくのカジュアルスタイルだ。ネクタイも上着もないから思いっきり汗をかける。再度焼肉定食に挑戦だ。
 放射能汚染稻ワラ問題で牛はヤバい。だから“あおぞら定食”という豚ロース&ホルモンにご飯、わかめスープ、キムチ、冷や奴、お新香の付いた定食にした。当店人気№1と書いてある。
 肉とスープ以外が来た。肉も来た。写真を撮るべくケータイをスタンバイ。早く焼きたい。スープは来ない。1秒が1分にも感じる。スープなしで撮影して食おうか!と思った。
 「本日はお味噌汁でございます」まったく笑顔を見せない女の人が持ってきた。

 先ずはナメコ汁。トロリとうまい。味噌も良い香りだ。ダシも爽やかに効いている。
 くみだし冷や奴。いつ食ってもうまい。この豆腐が食べたいからこの店に来る、って気持ちもかなり強い。
 肉を焼き始める。
 じゃぁ~~~~~っ! 前回のハラミとは打って変わって量が多い。これはイイぞ。なかなか焼けない。豚ロースが焼けた。結構うまい。タレもちょうど良い。ちょっと端の焦げたホルモンも食う。歯応えは良い。
 「タレにお使いください」と出されたおろしニンニクと何とかジャン。両方たっぷり入れた。豚ロースをつけた。
 「しょっぺぇ~~~!」よく見るとヤンギミジャンって知らない名前。しょっぱくてうまさが50%減だ。
 これを入れる前は美味しかった。明後日もう一度あおぞら定食だ。明日は水曜でクレッセントの日だから …。
 (2011.7.26)

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  その明後日。あおぞらの名誉回復にやってきた。
 食うのが早いから一気に網に載せる。なかなか焼けない。どうしたことだ。
 今日の付属品はキムチとお新香の代わりに厚揚げ煮。ゲソとコンニャクも少し。
 やっと焼けた。食う。3割ほど食べたら肉をタレに漬け、ご飯に載せ、おろしニンニクを肉に置き、喰らう。
 うまいがしょっぱい。ヤンギミジャンなしでもしょっぱい。肉の下味自体がしょっぱかったのだ。これでは為す術がない。おろしニンニクをたくさん載せたけどあまり効かない。おろして時間が経ったから?
 焼き終わったので火を消す。「強火じゃなかった!」 女性店員が中火につけたのだ。この火加減で肉がうまさを発揮できるワケがない。
 もう焼肉定食は止めよう。この店はビビンバ定食に限る。(2011.7.28)

あおぞら③カルビラーメン定食(焼肉) ~渋川本店~

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 872円 / カルビラーメン定食 / 1人

 節電とかで蛍光灯を数本外し、エアコンの温度を上げ、電気ポットを休ませる。ユニマットのコーヒーが飲めなくなった。
 事業所は知恵を絞りわずかな“ムダ”も見逃さず努力する。大規模停電を防ぐため、などと言いながら経費節減が目的のようだ。 
  エネルギーを使わなくて済む水出しの冷たい麦茶。辛くて熱いモノを食って汗をかきたくなった。カルビラーメン定食を食おう。
 おぉ、辛そうなカルビラーメン、ご飯、冷や奴、キムチ。
 冷や奴をズルズルと一気にかき込む。うまい。定食に必ず付いてくる冷や奴。豆腐の良い仕入れ先があるのだろう。
  カルビラーメンのスープをレンゲでズズッ。うまい。辛い。しょっぱい。
 崩れるほど柔らかく煮込まれた牛バラ角切りをご飯に載せてガブリ。おいちぃ。ほろりと分解されてご飯と一体になる。こりゃ良いオカズだ。
 卵やネギや椎茸も載せる。スープがからまった。うめぇ。キムチも載せて食う。ビビンバ定食のご飯は艶々でサイコ~なのにこのご飯は「うまいっちゃうまい」程度。ビビンバのご飯には何かヒミツがあるのだろうか。
 超熱い麺。普通の味だ。ダシが出ていないスープ。平板な味。
 そんなに汗をかかない。エアコンが快調に作動している。食べきった。スープは少し残す。最後の一滴まで飲み干す味じゃない。
 汗が出た。ナイアガラ瀑布や華厳の滝ほどではない。名もない小規模な滝くらいだ。

 ハラ一杯。カルビラーメン定食なのに肉載せご飯が一番うまかった。
 次は冷やし中華か。焼肉屋で冷やし中華もヘンだが食べてみよう。(2011.7.12)

 台風6号以来7月8月とは思えない涼しさだ。暑い時と変わらず真っ裸にタオルケットだけで寝る。朝方寒くて何度も目が覚める。風邪引くぞ。
 今日は昼メシに汗をかきたい。汗をかいて寒さを追い出したい。二度目のカルビラーメン定食だ。
 前回同様カルビをメシに載せて食べる。ご飯のうまさにいつも感心する。麺を食った。椎茸、ネギ、卵も全部さらった。残ったスープにご飯を入れる。かき混ぜる。雑炊風にした。うまい。鍋の後の雑炊みたいにこれが一番うまい。最後の一滴まで全部食べた。会計。
 「ふ~っ、いい汗かいた」
 「あはははは、ラーメン食べると汗が出ますよね~、あっはっはっはっ」
 おぉ!いつも無表情のメガネ姉さんが笑った。
  「最後にご飯入れて食べると美味しいね」
 「おいしいですよね!あたしも大好きです。お腹いっぱいでも入っちゃいますよね
 おおおぉ!この無愛想なヒトはこんなによく喋るヒトだったんかっ!ぶっ魂消たァ~!今までは、強面のオレに誘拐されて強姦されるんじゃないかと警戒警報を発令していたのかもしれない。
 笑うと可愛いじゃないか。やはり人間はブスッとしてるより笑顔がイイね。笑うことが出来るのは人間だけなんだから。

 姉さんの豹変ぶりが気に入り「明後日も来るぞ!」と即座に決意した。クレッセント移動販売車の来る明日は行かない。注文は石焼きビビンバ定食とほぼ決めている。二日後の昼メシまで決定済みとはヒマなオトコだぜ。
 (2011.8.2)

あおぞら②ハラミ定食(焼肉) ~渋川本店~

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 1,180円 / ハラミ定食 / 1人

 クールビズでネクタイを外す季節になったら焼肉“あおぞら”で肉を焼きながらご飯と味噌汁を食いたい。
 ビビンバ定食を食ってうまかった4月からそう思っていた。
 イマイチのモツ煮定食を食べた5月にもそう考えた。
 6月6日から半袖スタイルだ。6日と8日は美味しいクレッセントの移動パン販売車が来る。7日は雨模様で仕出し弁当を取った。
 決行は6月9日。期待を胸に臨んだ。
 ハラミ定食が来た。
 小さい皿に小さな肉片が6枚。冷や奴、切干大根煮、漬物、ご飯、ナメコ汁。
 ハラミ肉は100g以下と少ない。
 表面だけを焼いて素早く食べた。うまい。だがオカズが足りない。後半はタレをうんとつけてご飯にからめた。なんとか食べきった。これで1,180円は高い。
 焼肉を食う時はハラが減ってる時。この定食にはまったく満足できない。

 焼肉はご飯じゃなくビールで食うもんだ!結論に達した。(2011.6.9)

ベーコンステーキ(マサ料理)

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 ベーコンをブロックのままステーキにしよう。ステキな発想だ。見た目も味も豪華に違いない。
 564g。
 あっ! 昨年2月にYGM東京支店で試乗した超弩級スーパーセダン、キャデラックCTS-Vの564馬力と奇しくも同じ数字だ。なぜ1gまで一致したのか!
 2012年初頭にアメリカ本国デビュー予定のカマロZL1(キャディと同エンジン)を買えということか!?
 1988年カマロ・スポーツクーペが170馬力、95年型Z28は275馬力、98年のキャデラック・コンコースは279馬力、2006年型コルベットが404馬力。
 次は500馬力級を欲していた。推定580馬力のZL1とはなんとお誂え向きなんだ! ベーコンブロックの一件が俺を580馬力に誘(いざな)うのか。
 嬉しくもあり、ローン再開で悲しくもある。

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 1本で焼こうとも思ったが厚すぎる。2枚にした。


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 今日のベーコンは脂が少ない。サラダ油を薄く敷く。デカくて直径30cm厚手フライパンにピッタリ収まらない。中火で焼き目を付け、フタをして弱火。裏面も同様。
 台所には終始すばらしきフレィバ~。妖艶でありエッチっぽくもある。焼けた。

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 直径34cm青磁皿に盛り付けた。良い眺めだ。フォークをぶすっと突き刺しナイフでスパッと切る。口に運ぶ。
 うまい!しょっぱい! そのまま食えば最適な塩が、じっくり焼いたら暴走した。黒コショーをミルでガリガリやる。おっ、香りが増して塩が退散した。
 次はハラペニョソース。酸っぱ辛さが強いベーコンをマイルドにする。
 2枚目にかかる。時間を置いたら肉に酸味が出てググッと旨味が増した。僅かな時間で熟成し、小娘がセクシーな中年女に華麗なる変貌を遂げた。
  ハラペニョソースの上から黒コショー。これが一番だ。

 うまいがしょっぱい。しょっぱかったがうまかった。
 双方あたしの勝ち、いいえアタシの方よ、と優位を譲らない“うまさ”と“しょっぱさ”。
 ついこの間まで覇を競ったキャデラック・コンコースとシボレー・コルベットの“珠玉の二台体制”を彷彿させた(ちょっと意味違うかな?)。(2011.8.4)

クレッセント④(パン屋) ~移動販売車in渋川~

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 サンドイッチの食パンがたまにしっとりしていなくても、巡ってくる月水金には到来を告げるハワイアンが聴こえると“パブロフの犬”の如く電光石火に席を立ち、移動販売車の傍らに笑顔で迎えてくれるネーサンの元に、誰よりも早く駆けつけるオレ。
 パブロフの犬ならぬ“クレッセントのマサ”だ。
 博多の昔馴染みアリスちゃんを彷彿させる美人。
 「こないだのブログみんなに見せました。勉強しますって言ってましたよ
 最初のブログは印刷して以前ネーサンに渡した。店訪問編のクレッセント②としっとりしてないクレッセント③を一昨日渡しておいたのだ。
 嫌われないでヨカッタ。きちんとした反応は嬉しかった。

 もちろん今日はうまい。
 しっとり。芥子バターの柔らかさもバッチリ。味蕾が歓喜した。
 ハムカツに合わせるソースが辛めでステキ。
 満足の昼メシだぜ。(2011.8.3)

ベーコンこんにゃく煮(マサ料理)

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 そうめんを食い過ぎてからハラの調子がイマイチだ。
 コンニャクで腸内を一掃しよう。食物繊維でスッキリしよう~。
 いつもの店に時々しか出ないベーコンブロック。見つけると買っておく。それが冷蔵庫で眠っていた。

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 生芋コンニャク2丁。群馬県はコンニャク生産量日本一だ。
 相場が大きく変動し「今年は儲けた」「大損した」などと一喜一憂する農家。大儲けの年は「1億だ!」と自慢し、大損したら「サラリーマンは毎月給料が出てイイなぁ~!」とイヤミを言う。恥を知らない奴等だ。
 そして税務調査が入って大金を取られると「運が悪かった」とうそぶく。納税は国民の義務だぞ。ちゃんと税金を納めない奴は政治に文句を言う資格はない。サラリーマンはガラス張り給料で税金を天引きされているんだ。バーゲンセールで仕事してるってこと。 
 617gのベーコンをごろごろにデカく切る。コンニャクは包丁ではなく小丼を使って切り分ける。ザラザラで表面積も大きくなり味が染みやすい。
 電動ウォーカー30分。ナイアガラ瀑布級の汗。熱い風呂。冷えたビール。ウォーキング後のビールが一番うまい。渇いたノドが歓喜に震える。
  疲れたから簡単に作る。ベーコンもコンニャクも鍋に入れ水、ミリン、醤油。指で混ぜて味見。ミリン追加。

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 あとは煮るだけ。沸騰したら弱火。20分。待ちきれない。食った。
 味が染みてないコンニャク。ごろごろのデカいベーコンはグロテスクでさえある。イマイチだ。ベーコンとコンニャクは相性が悪いのか。
 ベーコンは西洋のモノだからシチューやカレー向きだ。大好きなベーコンを大活躍させようとしたが、ややムリがあった。

 明日以降、味が染みれば印象は好転するかもしれない。(2011.7.12)

  翌日。職場の暑気払い。今日の出番はない。
 冷蔵庫の中では、これをいいことにコンニャクがベーコンのエキスを1秒ごとに貪欲に奪い取っている。

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 翌々日。冷蔵庫から出して温めた。ラーメンどんぶりに盛った。食った。うまい。
 ベーコンの脂部分は細く締まり、溢れ出た旨味いっぱいの煮汁をコンニャクが2日かけて我がモノにした。
 常軌を逸したコンニャクのうまさ。信じられないほど素晴らしい。ベーコンはまだ旨味を保っている。
 初日は精彩を欠いていたコンニャクが、3日目でベーコンを凌駕した。可愛いだけの小娘が妖艶な年増女にステキな変貌を遂げたのだ。
 煮汁も残らず呑んだ。ここにうどんを入れたらいいぞ!と思ったりした。
 
 コンニャクとベーコンは相思相愛だと分かった。(2011.7.14)

大阪王将(餃子) ~新潟店~

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 690円 / 元祖焼き餃子3 / 1人

 新潟にオレの好きな“王将”はない。未体験の“大阪王将”がある。
 本町市場の山田鮮魚店で茹でズワイガニ1杯、南蛮エビ5尾、ボタン海老5尾、アジ1尾、〆鯖腹側をエチゴビール2本(700cc)で食った直後だから、3人前と控えめだ。
 「すいません、まず2人前なんですけど。すぐもう1人前お持ちします」
 以前、高崎の王将で5人前頼んで先ず1人前だけ出たことがあった。
 「5人前一度に持ってきて!」貧弱な1人前を突き返した。一気に食べたいのと、写真を撮りたかった。
 今日は群馬に帰る新幹線の発車時刻が迫っている。“譲れないマサ流”を貫くのを断念し、2人前に食いついた。
 きっとルーツは同じだから王将も大阪王将も似たモノだろう、と思っていた。
 小せぇ~。
 肉の含有率は高い。旨味も強い。
 皮の焼き面は油っこく、側面はべちゃっとしている。皮の存在感が薄い。
 ニンニクが弱い。
 特製味噌ダレ?をつけたが甘くて餃子との相性は悪い。 
  あとの1人前が来た。ガブリ。熱っちぃ。ってことは最初の2人前は作り置き?
 「うまい餃子を食ったぞ!」って満足感はない。餃子の醍醐味が感じられないのだ。
 「食べて~」肉も野菜も皮もみんな仲良く平等に目を輝かせ、餃子ワールドに俺を誘(いざな)う“王将”が好きだ。
 会計。
 「ポイントカードお持ちでなければすぐお作りしますが」
 「いえ、いいです」
 もう大阪王将に来ることはないから即座に断った。
 王将と大阪王将は、似て非なるモノだった。
 
 猛然と“王将”の餃子が食いたくなった。(2011.6.25)

づけ丼②(マサ料理)

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 炊きたてご飯2合にメバチマグロづけ。サイコ~だ。
 夕方6時。魚屋の兄さんが30%引き札を貼っている。
 Oh!やったぜ。数百円でもすごく得した気分だ。
 297gをそぎ切り。ミリン、醤油、ワサビに揉み込み10分。本当は30分がいいけどメシが炊けてしまったのだ。

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 5日前にづけ丼はやったばかり。一度気に入ると飽きるまでやらなきゃ気が済まない。そんな愛すべきセイカクの俺。
 釜飯に凝るとまた釜飯が、チャーハンにハマるとすぐにもチャーハンが食いたくなる。

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 “熱しやすく醒めやすい”。ステキな言葉だ。(2011.5.19)

魚清(川魚料理) ~群馬県渋川~

 24,250円 / 鰻、鮎、鯉、ビール、焼酎 / 3人

 新旧職場の面々と親交を深める。
 群馬は海がないからうまい川魚と生ビールで鯨飲馬食だァ~。2年連続鰻の稚魚が不漁でいつもより高い、とHPに出ていた。

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  打たせ湯みたいに水が活鰻にトトトトッと注ぐ店の入口とは思えない作業場のような場所を通過し、テーブルが4つだけの食事処にたどり着く。
 「すぐお茶お持ちします」
 「お茶はイイからビール持ってきて。何のビール?」
 「生と瓶です」
 「いや、銘柄は?」
 「サッポロ黒ラベルです」
 ヘンな香りがして不味いアサヒスーパードライじゃなきゃOKだ。
 「白焼き、肝焼き…」
  「肝焼きは何人前ですか?」
  「ちょっと待って(最後に言うから)」
 話の腰を折るヒトだぜ。
 「肝ワサ、鮎塩焼き、イワナ塩焼き」
 「イワナはないんですよ」
 「あっそう。全部3人前!」
 どうだ、健啖だろぅ!と誇らしい気持ちだったが全く驚かない太めの女将。客のジマンしたい気持ちを察しないとは接客業として疑問符が付く。

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 肝焼き(390円)。真っ黒。食えばうまい。強めの苦みがイイ。タレもいいぜ。

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  白焼き(1,580円)。柔らかすぎずフックラ。脂のノリもちょうど良い。わさび醤油。うまい。
 「どうやって食べるんですか?」Kさんが質問。
 「ワサビを載せて醤油に…」オレが言いかけると女将がでかい声でかぶせてきた。
 「お醤油にワサビを溶いてつけてお召し上がりくださいッ!」
 本ワサビだから醤油に溶かない方が香りが飛ばないのでうまいのに、どうもこの女将とは合わないなぁ。

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 肝ワサ(390円)。湯がいた肝にワサビと醤油。キョロッとした歯触りがステキだ。
 「割きたてだからこういう食べ方が出来るんですよ。居酒屋でも出ますが冷凍なんですよ」
 食材にも料理にも自信があるようだ。

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  鮎塩焼き(480円)。濃い鰻のあとに香魚アユは分が悪かった。

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 鯉の洗い、タタキ(880円)を追加。旨味と歯応えを主張する洗い。印象の薄いタタキ。
 巨漢のオヤジが椅子に掛けて調理していた。立ったままではヒザが厳しいのだろう。あの体格は、きっと毎日活鰻を10尾くらい丸呑みしているに違いない(?)

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 鰻重松(1,995円)。トイレのついでに鰻重を注文。
 「大きいのと小さいのどっちがいいですか?」
 「大きいの!」オレが小さい方を頼むはずがない。
 うわっ、タレが甘い。異様に甘い。砂糖味だ。“60年以上足し続けた秘伝のタレ”とHPで豪語するのは冗談なのだろう。
 肉薄なウナギ。
 かたいだけでフックラしてないご飯。
 あっという間に平らげる。
 
 「青木さん、こないだ餃子食った店はラーメンも食えるんかい? ハラ減っちゃってさぁ~」
 「食えますけどワタシはハラ一杯ですよ」
 「おらぁ酔うと満腹中枢がぶっ壊れるんさね~アッハッハッハッ」
 「止した方がイイですよ」
 「じゃ止すか」
 こうしてKさんは血糖値上昇を最小限に食い止めることが出来た。

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 帰りに鰻を見せてくれた。
  「触ってイイですか?」素っ頓狂な申し出のIさん。「つるつるで気持ちいいよ~~~うふふふ」
 「三河の鰻?」
 「よくわかりますね。HP見たんですか?」
 三河が産地だから当てずっぽうを言ったまでだ。どうも女将とは合わない。
 この場面の正解は「えっ、見ただけで産地が分かるんですかァ~?凄~い!」だぜ(?)

 話も弾み、うまい料理をハラ一杯。特に初体験の肝ワサがヨカッタ。(2011.7.29)

ポテトサラダ②(マサ料理)

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 以前冬にポテトサラダを作り、2日目に冷蔵庫でうんと冷えたヤツを大食いしたら寒くなった。往生したぜ。それに懲りて真冬のポテサラには警戒警報を発するようにしている。
 真冬にハンバーグを作るべく挽肉をこねた時も死ぬ思いだった。手が凍傷にかかるかと危惧の念を抱いた。
 じゃが芋をもらった。皮が茶色く中は黄色っぽいヤツだ。シロートが作ったから大粒は少なく、小さいのがゴロゴロしている。数が多いから皮をむくのが大変だ。
 旨味の流出を防ぐため茹でずに蒸かすのがマサ流だ。でもこのイモだから今日は茹でちゃえ。
 蒸かすより時間がかかる。何度も菜箸を刺してみる。やっと茹だった。ゆで汁は茶色だ。皮もはじけたのが何個かある。
 ザルにザパ~ッと空ける。皮をむく。熱っちい。食う。
 「!」甘くない。キタアカリ級の甘さを想像したから肩透かしだ。

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 でかいボウルに、全部むいてマッシャーで荒くつぶす。熱いうちにミツカン米酢を振りかけざっくり混ぜる。
 冷ます間にキュウリを塩もみしベーコン約300gを薄切り。玉葱も入れたいけどなかった。
 キューピーマヨネーズをにゅるにゅるドバドバひねり出す。塩コショーし、しゃもじで大きく混ぜる。味見。うまい。やや薄味だが馴染めばちょうど良いぞ。
 皿に盛る。ガバッと喰らう。うまい。
 ポテサラ向きのイモだ。キュウリの歯触りが良い。
 グッと旨味を出すベーコン。焼いても煮てもそのままでもポテサラでも美味しい。今度は切らずにガブリガブリと噛みつきたい。ベーコンにハマッてしまった。
  タバスコ印のハラペニョソース。酸っぱ辛さがポテサラに凄く合う。この発見は素晴らしい。

 2日目。馴染んでサイコ~の味だ。激写を忘れた。

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 3日目。
 フルーツトマトをあしらった。
 柔らかい。キュウリから水分が出たか。もっと塩で揉むべきだった。
 味は遜色ないが、フォークですくい上げた時に感じる重量感とまとまり感は2日目が一番だ。

 うまかった。最初の酢が効いたのだろう。
 またいつかポテトサラダを作るぞ!そう心に決めた。(2011.6.30)

東見屋(味噌まんじゅう) ~群馬県沼田~

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 900円 / 6本 / 1人

 上州(群馬)名物味噌まんじゅう。焼きまんじゅうという地域もある。
  元祖だ。文政8年(1825年)創業。180余年の歴史を誇る。
 この沼田市の東見屋は欲がなく「ウチが元祖だ!」と主張しない。
 「もっと宣伝した方が良いよ」とヒトが言っても「いやぁ家族が食ってければいいんですよ~」と自然体だ。
 元祖を名乗るのは前橋市の“原嶋屋”。創業は安政4年。150年しか歴史がない。この店は東見屋の存在をどう理解しているのだろうか。

 オレが子供の頃はよくオヤツに味噌まんじゅうを食った。親が買ってきたのを家で食べる。冷め加減だ。それでもうまかった。
 成人してからあまり食べることはなくなった。だが年に一度無性に食べたくなる。
 店で焼きたてがサイコ~だ。
 代々受け継がれた酒種で朝3時から仕込む手間のかかったまんじゅう。4個を長い竹串に刺し炭火で焼く。
 チェーン店などは麹を使わずイースト菌でパンのようにしてしまう。香りもしっとり感も別物だ。
 メニューは甘味噌、辛味噌、あんこ入り。あんこ入り味噌まんじゅうは邪道だ。好きなヒトも多いけれど。
 「甘味噌4本と辛味噌2本焼いてください。ここで食べます」
 「えっ?」6本24個/1人に驚いたようだ。
 お茶を飲みつつ待つ。パチパチと炭が良い音を立てる。甘味噌が炭に垂れる。ステキな香りが充満する。
 6本がドンッと出た。壮観だ。
 右手で甘味噌の大きな竹串を持って皿の上に固定し、左手は二股に割れた竹のフォークを持つ。グサリと刺してスーッと引き抜き、一気に口に持って行く。でかいまんじゅうを一口だ。
  うまい。熱い。甘い味噌が泣かせる。絶妙の甘辛加減だ。数カ所の焦げがまたイイ。子供時代のうまさが蘇った。ステキ極まりない。
 辛味噌。甘さはないホントの味噌の味。辛くはない。これがシンプルでうまい。昔は焼かないまんじゅうだけを買ってきてウチで味噌を付けて焼いて食った。しょっぱいのが店で食えるのは嬉しい。
 酒麹のしっとりしたまんじゅう。すばらしい。京まんじゅうって名前のあんこの入った焼かない普通のまんじゅう(酒まんじゅう)も人気だ。
  口中の火傷をモノともせず、焼きたて味噌まんじゅう6本24個を6分で食べた。
 「ごちそうさま」
 「もう食べたんですか!!!」ぶっ魂消るふくよかな女将。
 「うまかったァ~」
  「ありがとうございます~」

 日本全国、地元でだけ食べられてるこんな美味しいモノがある。各地のこんなモンを食い尽くしたい。荒唐無稽な欲求が芽生えた。(2008.12.15)

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