2012年08月

新潟の茶豆、サイコ~!(マサ料理) ~新潟三越デパ地下~

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 ヤマセンで鯨飲馬食したあと三越に行った。

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 大きな袋に入った新潟県産“茶豆”発見。
 先ほどヤマセンでサービスに出してくれた茶豆の甘さが舌に蘇る。
 サッと手が伸び2袋をカゴに入れた。家で量ったら1袋500g。450円は安い。
 その日の夕飯はパパイヤだけ。茶豆は翌日まわしだ。冷蔵庫に寝かす。

  茶豆。
 新潟県白根市(現在は新潟市南区らしい)に仲良しなオンナが居た頃、オンナの家で食べたことがある。
 カマロZ28を飛ばして週に2回群馬から逢いに行った。5ヵ月間のうち、後半は心身ともに疲弊し新幹線になった。
 やや茹で過ぎだが甘かったのを憶えている。
 新潟はコメ、酒、サカナ、オンナだけでなく枝豆もうまいのか!感動を覚えた。

 翌日。
 昼のとろろそば適量食いで胃に余裕がある。夕食に茶豆1kgだ。
 ビールをよ~く冷やし、グラスを冷凍室で冷え冷えにし、茹でたて熱々枝豆(茶豆)をガバガバ喰らうぞ。
 今日の食事は健康的だ。
 そば、長芋、ネギ、わさび、枝豆、ビール。

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 1kgの茶豆をボウルにあけ水で擦り洗い。
 何回洗っても水が濁る。どうしたことだ。キリがないので洗いは止め塩をドバッ。揉み込む。
 湯を沸かす。ドポンッと塩投入。ぐわんっと烈しく沸騰。ザザザザザッと茶豆。
 ゆでる。再沸騰し始める。食う。かたい。もう少し。出来た。火を止めフタをして10秒蒸らす。この蒸らしが肝心だ。
 ザパ~~~ッとザルにあける。大量に上がる湯気。
 バサッバサッと湯を切る。塩をバラバラッ。押して馴染ませサッサッと天地を返す。また塩。あと2回塩。

  冷凍室で冷やしたグラスに冷えたビールを慎重に注ぐ。泡は2割。細かい泡ができた。ゴックンと呑んだ。
 「うまい!」
 熱い湯気の前で渇いたノド。染みるぜ。
 茶豆がピュンッと口に発射された。
 「うまい!甘い!!」
 凄い甘さ。ややかたい。うまい。
 オレは茹ですぎを懸念し、どうしても固(過ぎ)ゆでにしてしまう。だが許容範囲だ。
 呑んでは食い、食っては呑む。一心不乱だ。すぐにビールは終わる。7割ほど食べた。
 「ハラ一杯だぁ~」
 以前のオレはハラ一杯のあとがまだあった。
 適量食いの爽快感を知った今はここで止める。

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 先日食べた群馬のブランド枝豆“天狗”味緑(みりょく)より甘くてうまくて安い。
 “新潟県産茶豆”ってだけの表示。普及品がこれほどうまいとは。
 茶豆がうまかったのは嬉しいが、群馬県人としては複雑な食後感だった。(2012.8.26)

とろろそば、うまい!(マサ料理)

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 昨日ヤマセンでズワイガニ、赤イカ、マグロ、南蛮エビ、ハタ、サンマ、カツヲのタタキ、〆サバを食った。
 うまかった。翌日は魚を食いたくない。豚しょうが焼きを目論んだ。
 だがヤマセンでハラ一杯食べたら肉も食いたくない。蕎麦だ。素早く決定した。
 生そば2袋6玉800g。大量に食うのが好きだった。同じ手間だからといつもたくさん作った。
 最近味わった“適量食い”の爽快感。
 「オレの健啖ぶりは健在だ!」と示したくてたくさん食べていた。
 最近の流儀に従い1袋3玉400gにする。それだけじゃ物足りない。とろろそばにしよう。

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  煮干し7尾と昆布2切れ。水に浸してから生そばを買いに行く。

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 室内ウォーキング30分+入浴その他20分=50分間、弱火でじっくりダシを摂る。
 ウォーキング開始26分。台所から鼻孔を襲う素晴らしい芳香。どんなオードトワレより魅力的だ。クラクラする。暑さと大量の発汗でもクラクラだ。
 熱い風呂に入り、カラカラの喉にビールを染ませる。このウォーキング後のビールがシャバで一番うまい。
  喉が満足したらツユの番だ。

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 昆布と煮干しを退ける。ダシを口に含む。うまい。これだけでひとつの料理になりそうだ。

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 ミリンと醤油。味見。ちょっと甘い。醤油追加。しょっぱい。ミリン入れる。OK。
 一発で決まるのが望ましい。修正に修正を重ねると味がわからなくなってしまう。2度程度の修正なら大丈夫だ。

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 ネギ1本を切り、長芋1/3本500gをおろし、S&B粉わさびをかいて伏せる。
 直径28cmのでかいアカオしゅう酸鍋に湯をたっぷり沸かし、生そば3玉をほぐしながらバラバラと入れる。
 沸騰したら差し水。食ってみる。おっ、かたくて良い具合だ。
 フタをし火を止め10秒蒸らす。
 ザパ~ッとザルにあけ流水でもみ洗い。
 バサッバサッバサッと水を切り直径26cmの白い皿に盛る。
 そば猪口は2つ用意。わさび用と七味用だ。

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 まずはネギもワサビも七味も入れずツユをちょっとだけつける。
 ずずずずずっ。
 「うまい!」
 ツユの甘辛加減、そばのかたさ、歯触り、香り。
 次はネギとワサビ。
 ネギの辛さ、甘さ、歯応え。ワサビのステキなアクセント。甘ささえある。
 第3弾、ネギと七味。
 まるで異なる味わい。ワサビの方がそばにピッタリだ。七味は温かいそばに合いそうだ。
 半分くらい交互に食べる。ワサビ登場の回数が多い。

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 いよいよ本日のメイン、とろろそば。
 どんぶりにそばを盛り、どろどろっととろろを沢山かけ、ネギをトッピング、ワサビを添え、ツユを白いとろろにかからないようそぉ~っと入れる。とろろそばの完成。
  混ぜる。食べる。ずるずるずるっ。
 「うまい!」
 そばと対極を成すとろろの舌触り。ケンカせずお互いを高め合っている。すばらしい。
 濃いめのツユとネギとワサビが参戦する。あ~おいちぃ。
 ずるずるずるっと食べきった。とろろはまだ半分余っている。
 残りのそばはワサビで食べる。
 残留とろろにワサビのツユと七味のツユをバシャッとかける。
 よ~く混ぜ、ずるっと一瞬で呑み込んだ。うめぇ~。
 生そば1袋3玉400gはちょうど良い量だ。
 もっと食いたくもないし苦しくも気持ち悪くもない。

 今日も“適量食い”を存分に楽しんだ。
 適量食いにハマッたオレ。胃袋も負担減に喜んでいるに違いない。
 “大食いマサ”復活の日はあるのだろうか。
 一抹の寂しさを禁じ得ない。(2012.8.27)

ヤマセンで鯨飲馬食!(山田鮮魚店) ~新潟本町市場~

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 7,000円 / 鮮魚 / 2人

 久々ヤマセン。正式名称は山田鮮魚店だ。
 シマカン。
 三重県賢島の海の幸フランス料理で世界的に有名な志摩観光ホテル。メインダイニングは“ラ・メール”。
 伊勢海老と鮑とウニ。火を入れてさらに新鮮にする。もの凄くうまかったのを憶えている。博多にハマる前は群馬から毎年行っていた。
 ヤマセンとシマカン。略称を使うとうんと通になった気がする。
 3ヵ月ぶりだ。
 今日は元職場の若人Kを連行した。
 群馬からKのスバル・レガシーに乗せてもらう。オレはビールを鯨のように飲みサカナを馬の如く喰らう。鯨飲馬食、ステキな言葉だ。
 Kはペットボトルのお茶でサカナを食う。

 「は~いヤマセンで~す」
 「群馬のマサです」
 「あらマサさ~ん!」
 「元気~?」
 「元気・・・う~んそんな元気じゃないよォ~」
 「どして~?暑いから?」
 「う~ん暑いしぃ・・・カニも北海道だしぃ~」
 地元新潟のズワイカニを愛しているようだ。
 「明後日土曜1時半に職場の若いモンとふたりでイクで。カニは身入り良い?」
 「う~ん、まぁまぁだよ~安いよ~」
 「いくら?」
 「2,000円くらい~」
 「じゃデカいの2杯ゆでといてくれ」
 「は~い、茹でとくね~1時半ね~気をつけて来てねぇ~」
 「は~い」
 一昨日電話した。
 「元気じゃない」も「身入りはまぁまぁ」も「安いよ~」も「2,000円」も「気をつけて来てね~」もすべて予想していた。冴えてるぜ。
 ホントは「身入りは七分くらいかな~」と思った。ちょっと違った。

 「こんちは!」
 「あらマサさ~ん。カニゆであがってもう切ってあるよ~」
 「おぉ、ちょうど良かった。こちら元職場の若いモンKさん。こちら美人三姉妹!」
 「やだぁ~あはは、いらっしゃいませ~」
 「こんにちは、よろしくお願いします」
 「これ(ビール3本)差し入れ。美人三姉妹で呑んでくれ」
 「ありがとうマサさ~ん。わぁラガーじゃな~い!」
  激写。
 「マサちゃんのブログ見て来てくれる人いっぱいいるよ」
 長女(!)だけはオレをマサちゃんと呼ぶ。
 「おぅ、そりゃ嬉しいね~」
 「今日のも載せるのぉ~?」
 「載せるで!何食うかな。南蛮はどぅ?」
 「うん、良いよぉ~」
 「あと何がイイかな」
 「サンマがイイよ~北海道だけど~あとマグロ~」
 「ハタと赤イカもいいよ、どっちにする?」
  「両方いこう。カツヲのタタキうまそうだねぇ!」
 「おいしいよぉ~」
 「〆サバはないの?」
 「あるよ~これ、今絞めてるところ~」
 おっ、サバが酢の中で気持ちよさそうに仮眠してオレに食われるのを待っている。
 「じゃカツヲとサバいこう~」
 「は~い」

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  オレはイトーヨーカドー本町店で買ったキリンラガー、Kはペットボトル茶を呑んでいると本命ズワイガニがやって来た。
 「は~い、カニが来たよ~」
 「おぉうまそうだ!」
 びっしり詰まった身。はち切れんばかりだ。
 冬の新潟ズワイほど濃厚ではないがかなりイケる。甘みはやや弱い。

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 胴体肉はミソに絡める。夏場のせいか何のせいかミソが少ない。
 だがガバッと喰らう醍醐味は健在だ。
 これを熱々ご飯に載せて食いたい。
 酢メシもいいなぁ~。

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 3月と4月上旬の地元新潟モノはやはりミソが多く緑が濃い。
 地物だからか?時季的なものか?

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 「新潟で一番古いホステスが給仕するよ~」
 などと隣のテーブルに美人三姉妹の長女(!)が刺身を供する。
 なかなか洒落たこと言う長女(!)だぜ。

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 撮影の際、次女三女はデジカメが顔認識してワクが出た。
 鯛を抱いた長女(!)の場合、ワクが出ない。デジカメが壊れたのだろうか???

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 サービスの茶豆。
 「うまい!甘い!凄い!」

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 刺身最初の1皿。
 赤イカ、南蛮エビ、マグロ、サンマ、ハタ。
 ソフトな甘みの赤イカ。
 この絶妙な感触はすばらしい。生け簀料理元祖“河太郎”の活イカと方向性は違うが、肉迫するうまさだ。
 甘さイマイチ南蛮エビ。
 サッパリがグッとうまいマグロ。
 脂のノリも舌触りもステキなサンマ。
 ハタ。きちんと旨味あふれる白身だ。さすが高級魚。

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 2皿目。
 カツヲとサバ。
 塩加減が絶妙なカツヲのタタキ。
 表面を焼いて氷水で絞めるやり方でなく、塩をふって焼いたまま。土佐スタイル?
 この方が断然うまい。ドンピシャな、素晴らしい、ステキで、得も言われぬ、荒唐無稽で(?)、これ以上はない塩具合。
 カツヲの実力を遺憾なく発揮した。ヤマセンは塩使いの魔術師だ。火入れも完璧。
 塩も酢も良いカンジの〆サバ。
 この脂のノリにこの塩加減、酢加減。オレにはいつも脂ノリノリ腹側を出してくれる。

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 宴のあと。
 キレイに食べきった。おいしかった。
 オレ達に食べられたサカナはシアワセだ。

 「うまかった~。ヘア変えた?」
 「やだマサさぁ~ん、どうして分かるのぉ~?」
 「アンダーヘアは?」
 「変えた!あっはっはっ!」
 「わっはっはっ!ハート型?」
 「うん、こっちから見るから逆ハート!あっはっはっ!」
 「わっはっはっ!どれどれ」
 「ここじゃ見せられないよぉ~あっはっはっ!」
 「じゃイタリア軒取っとくぜ、わっはっはっ!」
 「あたしイタリア軒行ったことな~い」
 「スイートルームお取りしておきますよ」
 「あっはっはっ、楽しみぃ~あっはっはっ!」
 軽妙(おちゃらけ?)極まる会話。好レスポンスなねぇさん。GT-Rのパドルシフトばりの反応だ。まさに電光石火。呆れ喜ぶK。
 素材も料理も接客もサイコ~。

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 お昼にいっぱいサカナを食べたから夕飯は果物だけ。フィリピン産パパイヤ。
 最近フィリピンに縁がある。 
 ペリカンマンゴー、フィリピンパブ、そしてパパイヤ。
 「フィリピンにアソビに行け!」 
 って暗示だろうか。そうに違いない。(2012.8.25)



喜ばれたGT-R!(2012年型)

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 18時少し前。郵便局ATM。終わって駐車場。
 オレのクルマの左隣に駐めてちょうどヒトが出てきた。
 オレは乗り込む。ドワワワンッ!とエンジン始動。
 オレのクルマの前に来た隣人。
 「GT-Rイイねぇ~~~!!!」
 って表情でサムアップ。
 ニコニコしている。屈託のない笑顔だ。面識のない白人。
 オレも微笑を返した。とっても良い気分だ。

 赤の2012年型GT-Rを買って5ヵ月。11,000km走った。
 群馬には少ないから注目を浴びる。
 「何だコイツ!」 「GT-Rになんか乗ってナマイキだ!」 「赤のGT-R?GT-Rはガンメタだぜ!」
 「ドバドバドバッなんてでかい音させるな!」 「ちっともカッコ良くないぞ!」
 「通勤になんか使ってどういうつもりだ!勿体ないじゃないか!」 「LEDライトつけっぱなしだぞ!」
 そう言いたげな批判的表情が目立つ。
 胡散臭そうな、敵意に満ちた、険しい顔もある。
 ガンダムっぽいデザインのせいか驚愕に目を見開くヒトもいる。
 笑顔は皆無だ。
 オレは酷く哀しかった。
  「よし、面白くないから不必要に接近してやれ!」
 などと気持ち悪いほどケツにくっつくヤツもいる。ケツを舐められそうな勢いだ。前にクルマが居るからこれ以上速く行けないのに、不愉快な輩だ。
 通勤路。田舎国道の対面2車線。前車が急にスピードを落とし前を大きく開けてチンタラ走行に移行。他車の邪魔をして楽しいのだろうか。

 今日の30歳くらいの白人男性。
 彼はなぜあんなステキな表情をしてくれるんだろう。
 感情を素直に出す白人の特性か。
 表現力が大切と思っているからか。
 さまざまな民族が混在する社会で培われたコミュニケーション能力か。
 自分を他人と比較せず絶対的価値観に基づく思考のためか。
 他人の良いモノは認める、という自信に溢れる態度か。自信がなければスパッと他人を褒めることは出来ない。

 5ヵ月経って初めて「GT-Rイイぜ!」と素晴らしい笑顔を贈ってくれるヒトに出会った。
 嬉しい。日本人じゃなく白人なのは興味深い。
 帰宅直後に呑んだキリンクラシックラガー中瓶。
 殊更うまかった。(2012.8.22) 

ワクワクなNさんとの会話

 いつもの食料品店。レジのNさん。今日オレはガガミラノ・ナポレオーネをウデにハメた。
 「今日はガガミラノ!」
 「見ましたよ、ブログ!」
 「おぉ、面白かった?」
 「はい、時計も凄いけど料理すごいですね!」
 「感受性も表現力も豊かでしょ!」
 「はい“食を愛する!”ってカンジですね!やっぱりタバコ嫌ですか?」
 「あ、博多のバークレー。100%の味を食べたいよね」
 「そうですよね。量も凄い。ハンバーグ6個!」
 「うん、ハンバーグだけで900g!カレーとご飯は少ないけどね」
 「あと、ファッション。セントジェームスいいですよね」
 「あ、知ってる?オレも大好きだよ」
 「でも高いですよね」
 「アウトレットで安いの出てるけど好きな色がないからねぇ~」
 「そうなんですよね~アウトレットは」
 俺のブログを読んで“食を愛する”と受け取ってくれた。
 嬉しい。
 Nさんこそ感受性豊かだ。
 そんな風に感じてくれるヒトがいるなら、ますます感覚を研ぎ澄ませ、料理もうまいモノもクルマもシャバで気になる事も、ぐっと気持ちを入れて書くぞ!(2012.8.18)

ニクソン・ベガ・ライトパープルは再びの幻!(時計)

 白を物色した。楽天市場だ。送料込み5,780円。
 01:38。心は決まりかけた。
 その時、以前発注して“在庫切れ”でキャンセルとなった淡いムラサキ(藤色)発見。
 シャバで一番好きな色が、何を隠そうムラサキだ。
 正規料金の9,975円+送料500円=10,475円。5,000円前後に慣れたオレには酷く高く思えた。
 だがこれ1点しか出ていない。コレを逃したらもう永遠に巡り逢えない。
 運命を感じた。迷わずクリックした。
  まだ6個目レッドがFedEx国際便で日本に向かっている最中だ。
 オレの猪突猛進ぶりは100%健在だった。
 嬉しいような・・悲しいような・・・・・誇らしいような・・恥ずかしいような。
 “常軌を逸した”と言えなくもない。
 どうにも止まらない~
 山本リンダの歌声が聴こえる。
 切望した藤色との邂逅。あと一歩でオレの元に届くはずだったホワイト。僅差で押し出されてしまった。
 「必ず呼び寄せるから待っててくれ!」
 オレは“白”に誓った。8個目の足音はすぐそこまで来ている。(2012.8.16)

 翌日、“重要な”メールが来た。
 またしても在庫切れ!
 オレは大好きなライトパープルにどうしても縁がない。片思いだ。
 甘い夢を打ち砕かれた。
 もうパープルには騙されないぞ!
 同じオンナに2度に渡ってデートをドタキャンされたみたいだ。
 傷心を、ホワイトを発注することにより糊塗した。
 新しい女に振られ、すぐにいつものオンナの元へ駆けつける狡い行動にも似ていた。(2012.8.17)

夏の風物詩、冷やし中華(マサ料理)

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 ご飯が好きだから麺類はあまり食べない。
 スパゲティ、そば、うどん、ラーメン。年に数回しか食べない。
 一夏に1回は食わなきゃ!と強迫観念に駆られるのが冷やし中華だ。
 キンキンに冷やした麺と酸っぱいスープ(タレ?)。もの凄くうまい。
 冷やし中華の場合、あれこれ具を載せるより麺だけを食いたい。
 具を載せると、すばらしい麺とスープのハーモニーが崩れるのだ。
 だから“マルちゃん冷やし生ラーメン”を2袋食べる。麺だけ。具は皆無。
 麺重量110g×6=660g。超ハラ一杯になるがうまいモノをうんと食いたいって欲求には敵わない。
 最近、理性が芽生えたオレのカラダ。
 きつねうどんは5玉1.25kgに抑えたし、ササミ天ぷらも8本420gに留まった。
 適量を食うのが快適なのを最近知った。

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 そこで冷やし中華も1袋3人前にする。
 量が少なくて皿が淋しい思いをするといけない。普段はやらない具を載せる。
 ロースハム、きゅうり、トマト、錦糸卵が一般的だ。
 ロースハムとオクラにする。直感的に決めた。

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 たっぷりの湯でかために茹でる。
 水でもみ洗いし氷水で絞める。
 どんぶりも氷で冷やす。ギュッと絞った麺をどんぶりにあける。

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 ピンクのロースハムと、切って叩いて粘りを出した緑と白のオクラを飾る。
 冷凍室でよ~く冷やしたツユをバシャッとかける。この袋がなかなか切れない。イライラする。

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 激写3枚。早く食いたくてヨダレが出る。
 食う。
 「!」
 しつこい味。昨年の爽やかさがない。モデルチェンジ? 酢追加。まだしつこい。
 オクラのとろとろ自体はうまいが、麺に絡まってサッパリ爽やか冷やし中華の性格に合わない。 
 すぐぬるくなった。
 麺も汁もどんぶりもあんなに冷やしたのに、オクラとハムのせいか。
 特にオクラは何度も包丁で叩いて粘りを出したから熱を持ったのかも知れない。
 「やはり具は不要!麺&スープだけが真の冷やし中華だ!」
 そう信じて止まないオレだった。
 この味じゃぁ今季の冷やし中華はこれ1回だけにしよう。
 ちょっぴり淋しい結論を得た。(2012.8.20)

やっぱり夏の風物詩、アユ釜飯!(マサ料理)

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 東日本の川魚や湖魚は食いたくない。
 山に降り積もった放射能がしだいに川や湖ににじみ出てサカナを蝕む。
 子供の頃から馴染みあるアユ、イワナ、ヤマメ・・・。海のない群馬だから川魚は大好きだった。
 福島のみならず東日本、全国、全世界に影響を及ぼすフクシマ事故。
 カネが勿体ないからと、必要性を指摘された安全対策を採らずに引き起こした東京電力の人災事故。すべてを地震と津波のせいにして平気なツラをしている。
 東電は冬のボーナスを出すらしい。
 ボーナスとは業績好調による賞与だ。我々の税金を数兆円も注入されてボーナスとは何事か。
 福島には、家も職も職場も肉親も友人も失った人がたくさんいる。
 線量が高くて永遠に故郷に帰れない人がいる。
 被爆して将来の癌や白血病に恐れおののく人がいる。子孫への汚染も心配だ。
 それでボーナスとは狼藉も甚だしい。
 電気料金値上げ。
 一応怒ったフリをする“ただちにオジサン”枝野経済産業大臣。ヤツも同じ穴の狢だ。
 国民の目を誤魔化すことばかりに躍起になる政府。加担するNHKを始めとするマスコミ。NHKしか観ない年寄りはすべてを信じてしまう。
  誰も責任を取らない。
 電力会社、政府、政府関係機関、マスコミ、株主、銀行、関連企業、GE、御用学者・・・。警察も検察も無関心を装う。
 国民の命を守るのが国家と思っていたが、大企業の言いなりになるのが役目とは知らなかった。
 国家の構成員は国民ひとりひとりのハズだ。カネのためなら国民の命は虫けら以下と思っているのか。
 北朝鮮と変わらない。オモテヅラが良いだけにもっとタチが悪い。
  国ぐるみでこんなテイタラクならもう日本は朽ち果てるしかない。

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 徳島産養殖鮎。産地をカクニンして買った。
 ホントは“海老&ホタテ&三つ葉かき揚げ”のつもりだった。
 三つ葉がない。夏にはないのか。ネギにしよう。
 肝心のホタテがない。かき揚げは中止だ。そこにプリプリしたアユが居た。
 鮎は困ったような戸惑った顔をしている。受け口が可愛い。
 だが秋の子持ち鮎は険しい顔だ。怖かったのを憶えている。子孫を確実に残そうと気が立っているのかも知れない。
 作り方はもうまったくいつも通り。目をつぶっても出来るほど釜飯は大好きだ。
 最近、お焦げの出来が良くない。火を入れすぎて鍋底から取れないのが2度続いた。
 今回は成功の予感がする。

 作る。
 コシヒカリ3合をといでザルに待機。

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 アユ6尾は素焼き。小さいから骨が軟らかそうだ。良い具合に焼けた。

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 ユニフレーム・ダッチオーブン。黒光りする頼りになるヤツ。

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 昆布ダシを忘れ、急遽摂り始める。じゅうぶんには摂れなかった。
 醤油、酒、昆布ダシで2合。ザル待機でコメが水分を含むから丁度良い。

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 素焼きのアユを載せる。

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 ダメ押しの昆布。
 炊く。強火。沸騰。弱火。15分。
 強火でお焦げ作り。パチパチ音最高潮。消す。蒸らし5分。

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 完成。重いフタを取る。しゃ~~~っ。
 したたり落ちる水滴。これも旨味のうちだ。

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 昆布を退ける。
 「うまそ~!」
 アユ釜飯はまだ食えない。アユ6尾を皿に取り骨とアタマを退かさなきゃならない。
 左親指、人差し指、中指でアユの頭を押さえる。熱い。箸でアユを解体する。
 ようやく作業が終わり身をメシに合流。混ぜる。ジャキジャキジャキッとお焦げの良い音響。巧く炊けた。

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 食う。
 「うまい!」
 メシはキリリと凛々しく、醤油のしょっぱさは最適、お焦げは良い歯触りを与え、アユの旨味もじゅうぶん。
 小型だからアバラ骨も気にならない。
 美味しくできてヨカッタ。
 “釜飯野郎”の面目躍如だ。(2012.8.19)

5個目ニクソン・ベガはゴールデンラッド・マーブル!

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 今まで買ったニクソン・ベガはベッコウ柄、ピンク、ターコイズブルー、黒/黄。
 みんな凄く気に入っている。それぞれに持ち味があって甲乙丙丁つけがたい。
 今日はこの気分、明日はこれだ、この服にはこの色にしよう・・・考えるだけで楽しい。
 もうかなりマンゾクだがもう一つ、ダメ押しで買う。

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 イエロー・マーブルだ。
 PCで見る限り豪華だ。マーブル模様が泣かせる。
 ムラサキのタンクトップにイエロー・マーブル。補色でバッチリだ。
 もう8月8日。早く買わないとタンクトップの季節じゃなくなる。
 涼しくなってタンクトップではアタマのおかしいヒトに見える。
 8月中旬には購入し、遅くとも8月いっぱいにデビューさせなければならない。
 ターコイズブルーと黒/黄は発注しただけで届いていない。
 それなのに次を画策するとは、オレはお目出度いヒトだ。
 お目出度さと季節。決断の時は近い。

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 その夜、ターコイズブルーが来た。予定よりかなり早い到着。ステキな色だ。
 「本日発送しました」
 黒/黄も明日やって来る。
  ターコイズブルーが来て黒/黄がまだ来ない今。買うべきは今だ!?
 楽天市場をみる。
 ショップによって価格に差がある。
 正規価格9,975円。並行品は8,100円、7,500円、5,800円、5,200円、4,700円・・・。
 なぜか正規品より高い14,000円なんてのもある。知らないヒトはそれを買っちゃうんだろう。
 最安値発見。4,350円。送料込み。安い。クリックした。あとは待つだけ。到来の日は確実にやって来る。
 (2012.8.8)

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 来た。開けた。見た。
 「落ち着いている!」「地味だ!」「華やかさがない!」
 一発で気に入った他の4つとは一線を画すイマイチな第一印象。
 しかも文字盤には汚れがあり、唾を付けてティッシュで何回もこすってやっと除去した。
 さらに文字盤と最初のプレートに隙間があり締まらない印象。
 広島の“小紫”ってショップ。超安いからヘンなモンが来たのかもしれない。
 「いくら努力しても惚れることはないな!」そう感じた。

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  猪突猛進ぶり極まれり。あっという間の5個。
 オレは好きになるとドンドン行かなきゃ気が済まないタチなのだ。
 でもとりあえず気になる色を得た。最後は芳しくなかった。
 ベガ漁りは沈静化した。(2012.8.10)

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 レジのNさん。パッと見せる。
 「これ、地味でイマイチなんだよ」
 「え、イイですよ。良い色ですよ」
 「箱を開けた時、地味だなぁ~って思ったよ」
 「存在感ありますよ。今までピンク、ブルー、黒、これ・・・あ、ベッコウ。これと黒が一番イイですよ」
 「オレは黒とブルーがいいな」
 「ブルーもイイですよね。でもアタシは黄色と黒が好きです」
 「嬉しいねぇ。自信持って明日から毎日するで!」
 「自信なかったんですか?」
 「いや、地味でイマイチだから・・・」
 「これが一番似合いますよ」
 「そう言われて嬉しいよ。今日は来た甲斐があった!」

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 「そうですか。ふふふ。色(タンクトップのグリーン)合わせたんですね!」
 「うん、これ(黄色のビーサン)も。見えないトコにもお洒落しなきゃね!」
 「そうですよね、そこまでやるからイイんですよね
 明日から自信を持ってゴールデンラッド・マーブルをハメるぞ。
 オレは褒められると伸びるタイプだ。
 Nさんのおかげだ。(2012.8.14)

4個目ニクソン・ベガはBLACK/CITRON!

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  3個目ターコイズブルーが来ないうちに、黒で文字盤が黄色のヤツを発注しちゃった。
 もはやこの猪突猛進を誰も止めることは出来ない!
 まことに由々しき事態であり、愛すべきアホなセイカクだ。
 最初のベッコウ柄を買った時、天神ロフトで黒も試着した。地味だ。好みじゃなかった。
 だがこれは違う。漆黒に浮かぶ鮮やかな黄色。
 幻想的ですらある。
 閉じ込められた洞窟に一縷の光明が差し込んだみたいだ。
 それほどのインパクト。超カッコイイ。
 おっ、ブラック&イエローといえばシボレー・カマロZL1。
 黄色のボディ。ボンネット、屋根、トランクにぶっとい黒ストライプ。20インチホイールもブラックだ。
 しかも590馬力。V8-6200ccスーパーチャージャーLSAエンジン。シビれるぜ。
 GT-Rを買う時検討したクルマ。YGM東京支店。今年は日本導入計画がないと知り翌日GT-Rに決定した。関わり深いクルマだ。
 これに黒/黄ベガで乗ったらサイコ~だ。想像したらヨダレが出た。

  日曜夜発注し、月曜にメールが来た。
 “3営業日前後に発送予定です”
 すぐ発送じゃない。でも3日ならまだいいか。ターコイズブルーは1週間後予定だから。
 困った。あとから発注の黒/黄の方が早い。
  ターコイズブルーを堪能した後に黒/黄と心に決めていた。
 どうしたら良いんだ。オレは途方に暮れた。
  翌日、ターコイズブルーの発送準備完了メール。世の中は流動的だ。

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 来た。開けた。見た。
 「カッコイイ!」
  艶々の漆黒、妖艶ですらある。鮮やかで透明感あふれる黄色。
 予想し期待していたが、黒と黄色のコントラストがこれほど素晴らしいモノとは夢にも思わなかった。
 もの凄い塗装を施したスーパーカーのボディみたいだ。
 サイコ~~~だぜ。

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 髑髏Tシャツに合わせたらイイぞ。(2012.8.9)

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 レジのNさんに見せる。
 渋いムラサキのタンクトップに黒の半ズボン。ハワイアナスのビーサンは黄色だ。
 黄色と紫は補色、半ズボンの黒とビーサンの黄色は時計と同じだ。完璧な色遣い。
 「カッコイイですね!ステキ!あ、こ~ゆんだ!今までで一番似合いますよ!今までのもイイですけどこれが一番良いです!」
 「オレも一番気に入ってるんだよ!」
 「ホント、これが一番似合いますよ!」
 「ありがとう!」
 オレはGT-Rに向かった。
 「お客さん!お客さん!忘れ物ですよ」
 スタスタ歩いていると野菜売場のWちゃんが追いかけてきた。
 「あ、ど~も」
 「ふふ」
 レシートとクレジット売上票をもらい忘れたのだ。
 いくらNちゃんにうんと褒められて嬉しかったとはいえ、お茶目すぎるぜ。(2012.8.13)

3個目ニクソン・ベガはターコイズブルー!

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 Nさんのレジがあいた。1歩踏み出した。隣のばぁさんがいきなり移ってきた。
 仕方なく馴染みのTちゃんのレジへ。
 「こちらでよろしいんですかァ~~~???」
 おぉ、オレの行動はお見通しだった。
 直後、Nさんと話す機会が訪れた。
 「もう一つ買ったよ!」
 「また買ったんですか!」
 「ターコイズブルー!昨日クリックした!」
 「あははは!」
 「来たら一番初めにNさんに見せに来るね!」
 「ずっと隠しててください!」
 「うん、隠してここに来たらパッと見せるね!」
 「はい!」
 いつもの食料品店。
 ウイットに富んだNさんとの会話。終始笑顔だ。超楽しい。

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 楽天市場のショップ。5,386円(送料込み)。正規品は9,975円だから安い。京都の店だ。
 金曜夜クリック。月曜にメールが来た。
 “13日頃発送予定です”
  8,100円(7,600円+送料500円)だったピンクはすぐ来た。
 天神ロフトで9,975円(正規品)のベッコウ柄はその場で持ち帰れた。
 5,386円は1週間先。
 安ければ安いほど到着が遅いんだなぁ~。
 在庫を持たないようにしているのか。他のショップと共通在庫なのか。
 シャバのシステムに、オレは愕然とした。
 買うと決断したらすぐ欲しい。悠長な対応にベガへの情熱がしゅるしゅると萎んだ。
 今までの勢いなら幾つ買うかわからなかったから、ちょうど良いブレーキになったのかもしれない。
 (2012.8.6)

 ところが翌日、「発送準備完了」メール。
 1週間も早まるとは不思議だ。世の中、流動的だぜ。(2012.8.7)

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  翌日、もう来た。日程管理がよくわからない。
 早く見たい。1秒でも早く見たい。急いで開ける。ワクワクする。出た。
 「カッコイイ!」
 すっごく良い色だ。何とも言えないすばらしいライトブルー。水色とも言える。小学校時代の写生会で青と白の絵の具を混ぜてベタッと塗ったような懐かしささえ覚える。(2012.8.8)

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 Nさんに見せに行くぞ!
 尻尾を振って一直線に見せに行った。
 飼い主に褒められたくて捕ったネズミを見せるネコにも似た心境だ。

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 「これっ!」
 「あははは」
 「着替えてきました」
 「そう思いました。色合わせたって。キレイですね~」
 「あと2つ買っちゃった」
 「もう集めずにいられないんでしょ」
 「うん」
 「何色ですか?」
 「黒で文字盤が黄色!」
 「そんなのあるんですか!」
 「うん。あと黄色」 
 「いくつあるんですか?」
 「5つ」
 「あははは」

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 現在3つ。もうすぐ2つ加わる。(2012.8.10)

幻のニクソン・ベガ・ムラサキ!

 懸念したとおりハマッたニクソン・ベガ。
 オレは動き出すと簡単には止まれない。猪突猛進型なのだ。愛すべきセイカクであり困ったセイカクでもある。
 楽天市場。いくつかショップを見たが“在庫なし”表示ばかりのムラサキ。淡い色だ。藤色と言っていい。
 オレの大好きな色。欲しい。
 ずっと以前にこんな色のダブルの背広を着ていた。新潟三越で買ったミスタージュンコ。嬉々として愛用していた。
 この背広で真っ赤な第3世代カマロ・スポーツクーペを乗り回していた。カッコイイぜ。
 ニクソン・ベガ。1個目がベッコウ柄、2個目はピンク。2つとも凄く気に入っている。
 そして今回のムラサキ。ネットを気楽に見ていたらいきなり発見した。どぎついムラサキはあったが、このステキな色は初めてだ。イメージ通りの色だった。

 いつも行く食料品店。
 レジのNさん。ニューフェイスだ。すらっと背の高い美人。
 「これイイでしょ!」
 昨日初めてお話をした。お茶目な表情でピンクの時計を披露。
 「あ、ニクソンですよね」
 「知ってるの?」
 「はい、ニクソン大好きなんですよ~。でも高いですよね」
 「いや、通販で7,600円だったよ」
 「そぅなんですか。いいですね~」
 「カッコイイからぜひ買ってください」
 「はい!」
  
 ニクソンを知っていたとは感激だ。今日はベッコウ柄を見せに行こう。
 買いたい食料はないのに見せたい一心で行った。子供みたいだ。
 おっ!野菜売場の小柄でセクシーなWさんが居る。
 「この時計イイでしょ」
 「あ、ニクソン!」
 「知ってるの?」
 「はい、ニクソンいいですよね!ふふ」
 おぉ、NさんとWさん。若い女性にニクソンは人気だったのか!知らなかったぜ。
 レジは4人。Nさんに客が居る。並ぶと「どうぞ~」などと隣のレジから声がかかってしまう。それだけはどうしても避けなければならない。
 何か探すフリをして棚の前をウロウロする。空いた。電光石火で駆けつけた。
 「!」
 オレが近づいただけで左手首を見て笑い出すNさん。
 「あははは。今日もピンクかと思いました!」
 「ベッコウ柄!渋いでしょ」
 「わぁ~これもイイですね。いくつ持ってるんですか?コレクターですか?」
 「ニクソンはまだ2つ。今度はムラサキが欲しいんだよ」
 「ムラサキって、明るいムラサキですか?くすんだカンジの?」
 「う~ん明るいかな・・・」
 そんな質問は想定してなかった。答えに窮する。
 「どんな色でも似合いますよ。雰囲気的に!」
 「そぅ~?」
 「いいですよねぇ~」
 「女性用だからちょっとキツくてね」
 「でもゴムだからラクそうですよね~」
 「ぜひ、買ってください。お揃いでしましょう」
 「はい!」
 オクラとバランタイン・ファイネストをレジに通すわずか1分間にこれだけの会話を盛り込んだ。すごいワザ。テクニシャンだ。
 終始ニコニコと感激しながら話すNさん。表情豊かだ。カンジいいぜ。
 サイコ~に楽しい買い物だった。

 Nさんに見せるためにどうしても3個目を買う必要がある。
 ムラサキがなければ黄色でも水色でもいい。
 そんな矢先に巡り逢えたムラサキ。
 喜びはひとしおだ。(2012.8.2)

 翌日。
 “在庫切れお詫び”メール。
 嗚呼、オレの大好きなムラサキに羽根が生えて遙か彼方に飛んで行ってしまった。
  だが、嘆いてばかりでは現状を打破できない。
 そこで、気を取り直し別のショップでターコイズブルーを発注した。
 これもかなり好きな色だ。 
 これで3個目を確保した。よかったヨカッタ。(2012.8.3)

海老クリームシチュー、サイコ~!(マサ料理)

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 冷凍天然えび料理にハマッているが最近ご無沙汰だ。
 天ぷら、フライ、チャーハン、釜飯、カレーをやった。皆うまかった。
 次はソース焼きそばかあんかけ焼きそばかクリームシチューの番だ。
 前に買って開封してないベーコンブロック。賞味期限が8月3日に迫っている。
 3日前、ビールのツマミに3分の1ほど食べた。まだ400gある。
 コスモ・クリームシチュー・ルーも先が短い。
 クリームシチューに決定。消極的理由だ。

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 作り方は海老カレーと同じ。
 長ネギがあるからこれも入れよう。
  昨日、スパム炒飯カレー粉味を食いすぎた。だから具を少なくする。
 冷凍海老は1パック、10尾、300gだけ。
  3パックを目論んでいたから相当減少した。

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 サラダ油でエビを焼く。油がどんどん黄色っぽく色づく。海老の香りも横溢。
 八分通り焼いて取り出す。
 1個に塩をかけて食う。うまい。もう1個。塩をつけない。旨味が引き出されない。塩は重要だ。

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 ベーコン400g、玉葱2個、長ネギ1本を炒める。
 水1リットル、とあるが野菜からの水分を考慮し800cc。
 キタアカリ3個。早く煮えるよう薄切り。15分煮る。
 汁を呑む。うまい。海老、ベーコン、野菜。オーケストラの風情だ。
 火を消しコスモ・クリームシチュー・ルー。混ぜて火をつける。
 5分煮る。とろみが付いた。味見。
 しょっぱい。水100cc。まだしょっぱい。もう100cc。OK。
 結局指示通りの1リットル。野菜からの水分を織り込み済みの表示だったのだ。

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 完成。火を止めてから海老を入れる。

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 食った。
 「うまい!」
 サイコ~にうまい。最初にエビを焼いた時、油に旨味がど~んと出ていた。
 ベーコンと玉葱。おいしいエキスの宝庫だ。これなしに洋風煮込みは成り立たない。
 ミスマッチと思われなくもない長ネギ。すばらしい甘みを出している。
 ダブルねぎ。甘さもとろとろ感も異なる2つのネギ。合わせたのは大成功だった。
 ほくっとじゃが芋。キタアカリは甘い。
 海老の旨味はうんと出たが海老自体の味が弱い。焼く時に塩をすべきだった。
 コスモ直火焼きカレールーシリーズは全部試した。カレーよりこのクリームシチュールーが一番うまい。
 夏にクリームシチューは初めてェ~。
 真っ裸で食った。
 「うまい!うまい!!」と叫びながら食った。
 終盤はベーコン400gのせいかややしつこい。
 冷たいビール1リットルとラーメンどんぶりに盛った熱々シチュー。
 汗はカラダのあちこちから吹き出し、テーブルにも床にもしたたり落ちた。
 カラダがうんと活性化されたのは間違いない。

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  真っ裸、噴き出す汗、鯨飲馬食、暑さ(熱さ)と格闘する鬼の形相・・・。
 この姿をヒトが見たら「イカれた野郎だ!」と思うのは必至だ。(2012.8.1)

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 翌日。
 アイボリー色のクリームシチューに赤い海老のあしらいだった昨日。

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 今日はオクラのグリーンをあしらった。

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 海老の味の残るうまいシチュー。一晩置いて熟成した。
 また違った野菜が1つ加わって、新鮮な年増女になった。(2012.8.2)


スパムでカレー粉チャーハン、イマイチ!(マサ料理)

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 スパムを一度食ったことがある。
 しょっぱくて舌がナメクジのように溶けるかと思った。
  先日やったチューリップのポーク・ランチョンミート炒飯。もの凄くうまかった。
 いつもの店にチューリップはない。代用としてスパムを使う。
 塩を控え、カレー粉をうんと入れてスパムの味わいを弱めよう。

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 群馬産ネギ1本、香川産ニンニク1房8片、スパム、卵3個。

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 みじん切り。その前にスパムを1枚べろりと食べる。
 「しょっぱい!」
 舌が溶けるほどではないがかなりしょっぱい。
 冷蔵庫で冷えた昨日炊いたご飯600gを7分チン。北京鍋をギンギンに焼く。
  サラダ油、卵、じゃ~~~~~っ。すぐ熱々ご飯。
  混ぜる、煽る。
 突然卵のいい香り。ネギ、にんにく、スパム。
 鍋肌で焼く。ご飯には塩、コショー。
 混ぜる、煽る。

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  インデラカレー。混ぜる、煽る。カレー粉のステキな香り。
 醤油、じゃ~~~~~っ。混ぜる、煽る。完成。

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 34cm青磁皿に盛る。
 重たい鍋の煽りでもう手に力が入らない。ザパッと一気にあけられない。お玉で数回に分けて盛り、軽くなったところでようやく鍋を持ちザッと残りを滑らせた。
 激写。3枚撮る時間がもったいない。その間どんどん冷めてゆく。味が5%は落ちる気がした。食う。

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 「うまい」
 うまいことはうまいが「!」は付かないうまさ。
 敗因はいくつかある。
 ネギ1本は多すぎた。パラパラ感をやや殺いでいる。青い部分がかたくて歯に当たる。
 ニンニク1房も過多だ。大きめみじんで歯触りはイイ。
 スパムはしょっぱい。塩を極端に少なくしたがそれでもダメ。ランチョンミートはデンマークのチューリップに限る!を再確認した。
 カレー粉も入れすぎ。大好きなインデラカレーでも限度があるぜ。
 最高気温35度の夕方。熱い火の前での調理。暑さも味蕾の感覚を鈍くしたか。
 ご飯600g、スパム198g、ネギ1本、ニンニク1房、卵3個のチャーハン。
 多すぎた。明日から数日、夕飯は野菜だけにしよう。
 予定した海老クリームシチューはしばらくオアズケだ。(2012.7.31)

郷愁を誘う“茄子とピーマンの油味噌”、うまい!(マサ料理)

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 子供の頃よく食べた茄子とピーマンの油味噌。夏は毎日のように食った。
 昨日は職場の暑気払いで呑みすぎた。
 寿司割烹はうまかった。茶わん蒸し、マグロの刺身、酢メシがうまい。カレイの唐揚げも骨とアタマは2度揚げしてバリバリ食えた。今度この店に個人的に行くつもりだ。 
 一人減り二人減って、3人で行った三次会のフィリピンパブ。
 楽しい。スタイルの良い陽気な女達と呑んで騒ぐ。気持ちは最高潮だ。

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 油味噌が食いたくなった。ケンコーコムで取り寄せた大分のフンドーキン麦味噌がある。甘めの麦味噌をたっぷり使って作るぞ。

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 群馬産茄子5本入りと茨城のピーマン7個入りを買う。

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 ピーマンは半分に切って種とヘタを取り縦に切る。
 茄子はよく味が染みるよう表面積の多い乱切りにした。
 味噌をガバッとスプーンで山盛りに2つえぐり、小丼にあけ酒で馴染みをよくする。
 甘い麦味噌。味見した。
 「おっ」
 結構しょっぱいぞ。砂糖をドバッ。
 北京鍋に多めのサラダ油。
 ピーマン、茄子。

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 じゃ~~~~~っ! 凄い音響。
 フライ返しでじゃんじゃん混ぜる。ひたすら混ぜる。
 やがて油がまわり茄子とピーマンにかなり火が入った。
 味噌・酒・砂糖連合軍をダラッと投入。
 混ぜる。ほどなく味噌の焼けるいい香り。できた。
 食う。

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 「うまい!」
 甘辛加減がちょうど良い。
 主役の茄子はじゅわっと汁が溢れる。素朴な味わいだ。
 ピーマンは茄子を牽制するアクセント。
 子供の頃はピーマンが好きだったが、今では主役の茄子を補完するモノとなっている。
 一度、ピーマンを入れず茄子だけでやったことがあった。締まらない味だ。
 主役でなくても、ピーマンは油味噌になくてなならないステキなキャラクターだったのだ。

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 「茄子とピーマン、いいぜ!」
 などと叫びつつ、今日も美味しい食事を喜んだ。(2012.7.26)



GT-R、1万km点検(2012年型)

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 今回の博多遠征。宇佐唐揚げ紀行も含め3,000km走った。
 総走行距離はイッキに上昇。4ヵ月で1万kmを突破した。
 1995年型カマロZ28で敢行した“1ヵ月1万km”には及ばないが。
 1万km点検のメニューは多彩だ。
 オイル&フィルター交換、ホイールアラインメント調整、ブレーキローター&パッド点検・・・。
 料金は無料。と言っても最初に30ヵ月特別点検プログラムをオプションしてある。
 その都度カネがかからないってのはイイもんだ。得した気がする。
  「メカニックとも話したんですが青木さんは距離を乗りますんで来年3月に1万km点検メニューをやって今回はオイルとフィルターだけの方が3年間良い具合にお乗りいただけるんですが。GT-Rまったく問題ありませんし」
 「あそう、じゃそうしよう」

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 NHPC。
 GT-Rを預ける。代車はマーチ。リクエストしておいた。
 以前2回ムラーノに乗ったから違うのに乗りたかった。
 「納車の時スピード出してイイよ!GT-R売ってるんだから自分でも乗ってみなきゃ客に説明できないもんね」
 担当Y氏に言った。ディーラーに試乗車はない。だから乗る機会は少ないハズだ。この提案は、オレの優しさの表れだぜ。
 「はい、そうですね」
 「・・・」
 夕方、納車された。
 「私も仕事柄色々なクルマに乗りますがGT-Rは手に汗握りました!」
 「そうかい、わっはっはっ!」これは前回納車時の会話。
 タイヤは2万km以上イケそうだ。恐怖のタイヤ交換“ヨンジュウマン”はまだ先。
 オレはホッとした。(2012.8.4) 

メダリスト達のつまらないインタビュー

 ロンドンオリンピックも成功裡に幕を閉じた。
 テレビ観戦を楽しんだ。寝不足になるほど興奮した。
 メダリスト達は試合直後も数日経っても「・・・皆さんの応援のおかげです・・・」と必ず言う。全員言う。それしか言わないヤツもいる。そう言え!と指令が出ているのだろうか。
 自分が死ぬほど練習して勝ち取ったメダル。血を吐いたりゲロを吐いたり怪我をした末の偉大なメダルだ。
 コーチの指導や家族の支えや観客の応援やスポンサーその他諸々の要素の賜だろうが、自分が闘って得たメダルなのだ。
 「死ぬほど努力した私が捕ったメダルです。応援のおかげではありません。才能ある私が青春のすべてを捧げて勝ち得たモノです!」
 ひとりくらい本音を言えないのだろうか。バッシングを跳ね返す肝の強さがないのだろうか。キミは選ばれしヒトだ。もっと堂々として欲しい。
 判で押したような言い草。聞いていてちっとも面白くない。
 一番ふるっていたのが解団式(?)での女子レスリング金メダリスト吉田沙保里。
 「・・・国民の皆様の応援で・・・」
 国民!自分も日本国民なのに「国民」とは。
 天皇にでもなったつもりなのだろうか。ワタシと他の国民とは違うのよ!そんなニュアンスに感じる。
 マニフェストを平気で反故にし「国民の皆様のために消費税を上げさせていただきます」などとネットリした気持ち悪い目付きでインチキを言う野田ウソつきゲス首相とは違って悪気はないのだろうが。
 他人と同じが重んじられるニッポン。突出すると叩かれる。
 メダリスト達の言う事にも“Theニッポン”が遺憾なく発揮されていた。

 「楽しめましたァ~」
 金メダルを期待されての敗北。
 莫大なカネを使って練習し遠征し、今回やって来たロンドン。大金を注ぎ込んでのニッポン大選手団。我々の税金が使われている。
 勝ったヤツが「楽しんだ」のなら絵になるが、負けたらまず“負け”を認め反省すべきだ。物見遊山に行ってるんじゃないぜ。
 照れ隠しのつもりで「楽しめましたァ~」と言うのだろうか。それともホントに楽しんじゃったのか。
 「楽しめましたァ~」には、大勢の中から選ばれて、税金を使って、世界を倒しに行く、って意識も気概も感じられない。
 代表選から漏れた僅差の実力の日本人、毎月毎月おとなしく給料天引きされて文句も言わない納税者、手ぐすね引く世界のライバル達に会わす顔がないぜ。
 きちんと負けを認めたのがバンクーバー2010でキム・ヨナに金を捕られ銀となった女子フィギュアの浅田真央ちゃんだった。良いコだねぇ~。真剣勝負の厳しさを感じた。

 
 表彰台でメダルを噛むメダリスト。下品だ。見るに堪えない。
 純金は柔らかいから「純金かな?」とおどけて噛むのも理屈に合うが、銀や銅でもやるヤツがいる。
 「勿体なくて噛めませんでした。これに命を賭けてやってきたので・・・」
 レスリング男子で唯一金メダルを捕った米満達弘の弁。イイオトコだねぇ~。男の中のオトコだ。誰にも触らせたくないに違いない。それほど大切なモノなのだ。
 ウサイン・ボルトのようにチュッとメダルにキスする方がカッコイイぜ。
 
  「ラクに走っているように見えるらしいがオレは死ぬほどトレーニングをしている!」
 テレビの特集番組で練習中に胃液を逆流させながらボルトは言った。
 あのボルトでさえ極限のトレーニングをしている。世界のトップで居続けることはそれほど凄いことなのだ。
 水中では脚をもがきながら優雅な姿だけを見せる白鳥。
 ボルトは白鳥にも似たカッコ良さだ。武士を彷彿させた。

 鍛え上げたカラダと精神。頂点のぶつかり合いのオリンピック。
 すばらしかった。(2012.8.14)

ピンクのニクソン・ベガ、凄い!(時計)

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 ベッコウ柄のニクソン・ベガ。もの凄く気に入った。大好きになった。
 一旦好きになると猪突猛進するオレ。困ったセイカクだ。
 天神ロフトで買ったベッコウ柄。あの時、ピンクも気になっていた。
 通販。ムラサキも欲しいが“在庫なし”表示。
 よし、ピンクを買ってあの時の思いを遂げよう。
 23時。クリックした。
 スウォッチを次々に6本買った時は風呂上がりの冷たいビール、その後のスコッチストレートで良い気分になっていた。
 今回、しらふでクリック。よっぽど欲しかったのだ。
 オレのベッコウ柄に感激して自分も同じモノを買った博多の姪R。
 「ピンク発注したぜ!」
 深夜にメールした。
 「まじ~ピンク可愛いやん!写メみた~い」
 「注文したばかり。来たら写メするで」(2012.7.23)

 来た。
  包みを開ける。
 「おっ!」と思った。
 だがここで怯んだらダメだ。
 堂々と着けるぞ。そしたらカッコイイ。
 ちょっとでも恥ずかしいなァ~と思った瞬間、腰は退け、ウデからカッコ良さは消える。

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 「男にはあのベッコウの方が似合うけど、ピンクを恥ずかしがらずに着けるで」
 姪にメールした。
 「可愛い~。夏にピッタリだね。叔父ちゃんならOK。まったく違和感ないよ!」
 オレを鼓舞する姪の返信。嬉しいぜ。
 早速明日着けるぞ。
 ピンクの半袖麻綿混紡シャツに白っぽいチノパンと白い革のスリッポン。ベルトはカシミール紋様のムラサキのエトロ。シルクだ。(2012.7.26)

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 「ジャ~ン!」
 「あっはっはっ。今までで一番凄い!っていうかハデですね!」
 「わっはっはっ」
 「ほらっ!」
 「来ましたね。シャツと合ってますね。注文してから何日くらいで来ましたか?」
 一番驚くヒトなのにまったく平静。予期せぬリアクションにこっちが驚いた。

 午前中、堂々と身につけていたらピッタリ馴染んだ。2本目だから大きさもキツさも気にならない。板についてきた。かなり気に入った。大好きになった。コレはイイぜ。
 次は何色にしようかな?そこまで思いが及んだ。

  11:30。クレッセント(パンの移動販売)のねぇさんにジマンした。
 「これ凄いでしょ」
 「わぁ~凄いですね!」
 おぉ!今日はナイスな反応だ。嬉しい。

 12:20。ヤクルトねぇさんが来た。
 「時計、凄いでしょ」
 「また違うのですか?凄い。いっぱいありますね~」
 「買ったばかり」
 「服と合ってますね」
 ノリがイマイチのねぇさん。暑くて顔に汗が浮いている。
 夏の外回りは大変だ。
 軽自動車でヤクルト持って出たり入ったり。軽だからエアコンの効きだって悪いだろう。

 次はムラサキかな。そんな予感がしている。(2012.7.27)

遠征帰り“きつねうどん”、うまい!(マサ料理)

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 “GT-R博多遠征2012”を無事終え、深夜に帰還した。
 ビール中瓶を1本。うまい。舌に喉にスッと吸い込まれる。
 それから風呂を洗い、水を張り、沸かして入った。
 風呂上がりにまた1本。喉がカラカラのさっきよりうまくない。
 就寝は2:40になった。
 起床は9:40。カラダを酷使したせいか早く目醒めた。
 今日はうどんを食う。博多遠征帰りの昼メシはここ3年間うどんと決まっている。
 なぜか汁物が食いたい。炎天下と深夜のエアコンを効かせた車内。カラダは水分と塩分を必要としたのだ。
 遠征前に稲荷寿司をたくさん作った。あぶらげはそれ以上いっぱい煮た。
 残りを冷凍しておいた。“遠征帰りうどん”に食おうと思ってわざと余らせたのだ。
 甘辛く煮たあぶらげは冷凍しても味が落ちない。
 さぁ、食うぞう。

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 煮干しと昆布でじっくり摂ったダシ。

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 ミリン&醤油。

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 あぶらげを解凍。
 ミリンと醤油。濃いめに、味をつけ直す。

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 うどんは近所のいつもの店から買う。手打ち1玉120円。
 昨年は7玉だ。1玉250g×7玉=1.75kg。完食に失敗した。
  あぶらげ5枚分10切れ、ネギ1本。載せるものが多い。
 5玉が正解だろう。オレにも理性が生まれた。撤退する勇気を持ったのだ。

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 「うまい!」
 ずるずるイク。何十本も一度にガバッと喰らう。
 うどん1玉を丼に入れ、あげを2切れ(1枚分)載せ、濃いダシを摂った濃いめの熱いツユをかけ、ネギをトッピングし、七味唐辛子。
 ざっくり混ぜて食べる。うどんは冷たいから、やがてツユも冷める。熱いのと冷たいのを二度楽しめる。
 5玉(1.25kg)はちょうど良い量だ。
 もっと食いたくもないし苦しくもない。
 適量を食べるのはこんなに快適なのか。
 初めて知った。
 もしかして、オレは今まで食いすぎていたのかも知れない。(2012.7.22)

GT-R博多遠征2012(復路)

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 楽しい7泊の博多滞在はすぐに終わり、もう帰る日になった。
 竜宮城から現実世界に戻る浦島太郎の気分だ。
 10時までたっぷり寝た。出発は12時。
 「GT-R、赤は映えますね!黒や白と全然違います」「青木様ありがとうございました」「またおいでください」「お気を付けてお帰りください」「ぜひまた」
 「お世話になりました」「はい、気をつけて帰ります」「また来ます」
 ニューオータニ博多の支配人、料飲副部長、フロント課長、チーフドアマン、ベルボーイ、ベルガール達に見送られ、オレは車中のヒトとなった。
 もう6年×6回=36回来ているからみんな顔馴染みだ。
 やっぱりGT-Rは人気がある。

 福岡市内は混雑。都市高速天神北入口まで25分もかかった。
 往路で乗れなかった中国道を目指す。ナビはさかんに山陽道に戻そうとする。
 「山陽道には行かないぜ!」
 などとナビに宣言する。
 中国道は快適だ。
 山口県内では15分走っても1台もクルマに出会わない。たまに6台の集団に遭遇すると「うわぁ交通量多いなぁ~」と驚いたりする。感覚は相対的なものだ。
 路面の荒れた区間が多い。GT-Rのかたい足まわりはゴツゴツくる。
 アップダウンやカーブも多い。シュッとハンドル切るとサッと曲がる。想定しただけ曲がってくれる。素晴らしいハンドリングだ。
 GM車はコルベットもキャデラックもカマロも高速コーナーで異様にハンドルが重くなった。GT-Rはガッシリなのに軽く、しっとり掌に応えてくれる。
 パワーがあってブレーキも豪快だ。ラクに走れる。
 よく切れる包丁の方が切れないヤツより安全なのと同じだ(?)
 空いてて気持ちイイから400km走っても疲れない。トイレと給油でSAに入る。
 自販機のコーヒーを飲んだだけですぐ出発。
 350km走行。まだ走りたい。
 帰りは北陸まわりと決めている。
 夜間走行となる後半。馴染みのある北陸道はインター名で位置がわかる。
 「もうこんなに来たか!」「まだ先は長いなぁ~」
 希望と焦燥。瞬時に判定できる。

 ガソリンが少ない。あと20kmしか走れない。SAはまだか。たどり着いた。
 名立谷浜SAだ。給油。63.6リットル。まだ10.4リットルも余裕がある。
 走行可能距離をサバ読んでいる。マージンがあることを知ったから、今後それを当てにして本当にガス欠になるかもしれない。
 安全弁を取りすぎず、正確な走行可能距離を表示してほしい。
 オリンピック・マラソン代表選考。
 一発で選ぶフェアなアメリカ式でなく、スポンサーのためなのか3つも4つもレースをやって選考基準もいい加減な日本式。
 「過去の実績を考慮した!」「世界の恐れる者を選んだ!」「安定感を重視した!」「将来性を考えた!」等、スポンサーや所属大企業の思惑や陸連のメンツも勘案してインチキな選考をする。実力だけでは選ばれないシステムだ。
 マージンを過剰に取るこの表示は、なぜかそんな日本式と共通する気がした。

 復路は往路より100km長い。ほとんど休まずかなり早く群馬に帰り着いた。
 全然疲れない。
 オレのカラダはどうなっちゃったんだろぅ~。
 8度目の博多遠征。長距離走行に完璧に慣れたのか。
 それともGT-Rのおかげなのか。
 往路は“短距離走のGT-R”と思っていた。
 復路もこなしてみて、GT-Rはその名の通りグランドツーリングにも適したクルマであるとわかった。
  オレは550馬力にばかり注目してきた。
 だがボディ、サスペンション、ハンドリング、シート、アクセル、ブレーキ、エアコンその他諸々も、550馬力に匹敵する良さだったのだ。
 1,300kmイッキで疲れないとは、GT-Rは大したクルマだぜ。

 ひとつ難点。
  リアシートが熱い。
 ティムバック2の中のPCが煮えたぎる熱さになっている。
 やはりリアシートは人間の乗る場所ではなかった。
 熱くなっても平気なモノしか載せられない。
 センターコンソールが熱かったコルベット。だが後席はない。
 荷室じゃないのになぜ熱いのだ。
 理解に苦しむリアシートではあった。

 ひとつ疑問点。
 GT-Rの距離表示。
 往路は関越道、上信越道、長野道、中央道、名神高速、山陽道、九州道とナビの通り走った。ナビより55kmも走行距離が多い。5%近くも。
 10時間走って「あと150kmだ!」のつもりが「まだ205km?」は精神的肉体的にキツい。
 復路は中国道、北陸道まわり。
  トリップメーターは、2009年コルベット遠征(新品タイヤ)より29km多く、2010年コルベット遠征(タイヤ1万km使用時)より26km多い。2%以上も多いのだ。
 ナビ、コルベット両方に比べ、いずれも過大表示。距離計がヘンなのだろうか。
  車線変更やSAへの距離などは僅かなものだ。
 NHPCに訊いてみよう。

 “GT-R博多遠征2012”。
 色んな事をやれてとっても楽しかった。
 でも白眉は「無事行って来られたこと」だ。
 これに尽きる。(2012.7.21)

モダンタイムス再び!(レストランバー) ~博多~

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 15,615円 / 料理、酒 / 4人

 4月に博多のJちゃんと行った店。
 料理がうまく、雰囲気も良く、ねぇさんもカンジ良い。また来たい!と思った。
 4~5人で行って色々料理を注文したらきっと楽しいぞ!と考えていた。
 4人は、姉と姪2人とオレを想定。
 GT-R博多遠征2012。
 怖がって試乗を希望しない姉。姪二人をGT-Rドライブ。
 その後、柳橋連合市場の高松とサンセルコの薬師堂に行き、4人はモダンタイムスに現れた。
 姪にはあらかじめ食べたい料理をHPで選ぶよう言ってあった。
 姉と姪に“お約束の”GT-Rジマン。
 群馬でも大宮でも新潟でも博多でも宇佐であろうとどこに行ってもGT-Rジマン。
 度を超すと嫌われるのは必至だ。もう超しちゃったかも。でもジマンしたいんだからしょうがない。
 迸るこの情熱は、ダムの決壊のように何をもってしても止めることはできないのだ。
 
 「群馬からクルマで来たよ!」
 「ねぇ~~~いつ来られるかと思ってました」
 今度、群馬からクルマで来るぜ!と言ったオレを憶えていた。嬉しいぜ、ねぇさん。
 「今日はデジカメ持ってきたで。まずはねぇさんから」
 「や~ダメですよ~」
 色っぽい仕草で顔を隠す。
 すかさずニクソン・ベガ(ド派手時計)をジマンする。
 「これ女性モンだからきつくて」
 「姪御さんもらったらいかがですか?」
 「ちょうだい!」
 「あはは」
 際限なく続きそうな軽妙な会話。
 結局、姪Rはニクソンを気に入り、オレとまったく同じベッコウ柄を通販で買う。

 ハイネケン、コロナ、ジンジャーエール、グレープフルーツジュース。
 料理。

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 ホタテときのこのサラダ。
 温かいホタテと冷たい野菜。コントラストが良い。
 ぶなしめじの歯触りもいいぜ。

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 ごぼうのスティックフライ。
 かたさがイイ。うまい。
 「この太さがいいねぇ。歯触りがイイ。家じゃやらないからねぇ」
 「ありがとうございます」
 「この粉は何だろうね?」
 「上新粉かな」
 「あ、そうかも」
 「この感触は新ゴボウだね」
 「そうだな」
 オレ、姉、姪の4人は食い物にうるさい。
 「あたし達、材料の憶測のレベル高いネ」
 「そうだな、あっはっはっ」

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 エビのフリット 変わりマヨネーズソース。
 「ぷりっぷりだね。酸味の効いたソースがうまい」
 「おいしいでしょう~」
 ノリの良いねぇさんだ。
 6個。4人だから2個余った。じゃんけん。
 「やったー!」
 オレと姉が勝った。童心に戻る4人。

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 ピザ・マルゲリータ。
 うまい。でもさっぱり。軽い味だ。さくさくうまいぜ。

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 “当店自慢の”ポテトサラダ。
 しつこい。塩、コショー、酢、マヨネーズだけのピュアな味じゃない。
 マサ・ポテサラの方がイケる。
 イモ自体もイマイチだ。

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 鴨のロースト カシス風味ソース。
 うまい。前回作れる人が不在で食えなかったシロモノ。
 表面はパリッと焼け、中はしっとり。
 ソースがサイコー。甘酸っぱいカシスソースがこの料理の主役だ。鴨はオレンジとよく合わせる。
 スプーンでソースをしつこく舐めた。
  「ソースうまいねぇ~~~!」
 「おいしいでしょう、ありがとうございます~」
  6枚だからまたじゃんけん。また勝った。
 「キミ達食べなさい」
 と姪2人に食べさせずじゃんけんをする。叔父も母も闘志(食欲)むき出しなとこがイイねぇ。いかにも人間くさい所が好感が持てる(!?)

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 「若鶏の地獄焼きってどんなの?」
  「辛い!って程じゃないんですけど皮がパリッとしてるのでワッてなるから地獄なんです」
 「おぉ、それいこう」
 「そのままお出しするか切ってからか・・・」
 「切ってください」
 「お待たせしました。切ってあるので“地獄焼き”ってカンジじゃないんですけど」
 食った。
 「平凡!」
 「ホント!」
  「家で普通に食うのと変わらないね」
 「うん」
 舌が敏感で、すぐ感想を言い合うオレ達。

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 オムライス。
 卵も具もご飯もとってもうまい。
  とろとろ熱々。オムライスの基本中の基本、王道を行くオムライスだ。
 あとでオムレツを載っけてスパッと切って広げるタイプは邪道の気がする。キレイに包むテクニックがないからに違いない。
 羽根つき餃子もキライだ。自信がないから余分な付加価値を付けるのだろう。餃子本体だけで勝負してくれ。
 創作××料理もイヤ。基本を押さえた上で飛躍するのはいいが、ワケの分からない“シェフの気まぐれ料理”は食いたくない。気まぐれは客に出さず賄いでやってくれ。

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 ヤリイカスパゲティ。
 イカスミたっぷりお歯黒スパゲティ。うまい。ニンニクもたっぷり。
 アルデンテではない。でも良い歯応えだ。
 オレは今まで自分でかたすぎるスパゲティを作って「超々アルデンテだ!」などと喜んでいたのだろうか。
 「うまい!」
 「イカ丸ごと1杯使ってますから美味しいと思いますよ~」

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 野菜のグリル。
 ただ野菜を焼いただけ。オレの好みじゃない。

 料理はうまいし、ねぇさんはカンジ良いし、往年の日活映画の舞台になりそうな雰囲気もステキ。
 今にも石原裕次郎や宍戸錠や赤木圭一郎が出てきて活劇をやらかしそうだ。
 金子信夫や菅原文太は登場しない。八名信夫もだ。
 とても気に入った。また来るぜ。
 姉姪も気に入ったようだ。
 連れてきた甲斐があった。(2012.7.20)

姪ふたりをGT-Rに乗せる!(2012年型)

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 試乗を怖がる姉。姪ふたりを乗せてドライブだ。
 「カッコイイねぇ~!」「迫力あるね!」「凄~い!」「写真撮っていい?」
 走り出す前から姪達に大好評だ。叔父さん(ボクのこと)は嬉しいぜ。
 リアシートは超狭いから助手席をうんと前に出す。後ろに乗った姪Rはどうにか足が入った。アタマも意外に余裕がある。女の人なら普通に乗れるとはびっくりした。
 エンジン始動。
 「音すごいね!」

 西九州自動車道。昨日のJちゃんと同じコース。
 可愛い姪達を怖がらせないよう、適度な速度で疾走する。
 ちょっと踏んだ。ガォ~~~ッ!凄まじい咆吼。強烈なGがかかる。
 「キャ~~~ッ!」「ぎゃ~~~ッ!」「ウヮ~~~ッ」「あ~~~っ!」
 阿鼻叫喚の充ち満ちる車内。
 若いネーチャン(姪!)がふたり乗ってると賑々しい。華やかだ。ステキな光景。
 「わっはっはっ!ちょっと踏んだだけだよ」
 叔父さん(俺)はあくまで優しい。
 「シート、包み込むね!」
 前原IC。助手席と後席を交代する。今度は姪Yが後ろ。
 Uターン。適切な速度(!)で走行し帰途に就く。
 ニューオータニに戻る。
 「わぁ~ライトもカッコイイ!」
 オレの部屋で待っていた姉と合流。チャイムを押しても出てこない。ようやく寝ぼけ顔でドアが開いた。
 「お母さん、GT-R凄かったよッ!」
 「コワイ!」
 姪と渇いた喉をビールで潤す。

 柳橋連合市場の“高松”で魚ロッケを食い練り物を買う。
 「魚ロッケおいしい~!」
 姪達は魚ロッケを3個ずつ食べた。これから食事に行くのに凄い食欲だ。
 サンセルコ“薬師堂”でソンバーユを姉たちに薦める。
 顔馴染みの店長がサンプルをたくさんくれた。ありがとう。立て板に水を流すが如くの流暢な説明。とても分かり易い。すばらしい。
 「1個買って3人で使えば」
 「そうだね」
 食事はレストランバー“モダンタイムス”。
 いっぱい呑んで食べて姉と姪と積もる話をしよう~。(2012.7.20)

サッカーとオスプレィ

 なでしこジャパン負けた。
 勝った瞬間のアメリカ。選手達は大騒ぎ。オリンピックの金メダルだからそれは当然だ。
 ワールドカップ2011。
 接戦の末アメリカを下した日本選手達はうなだれるアメリカ選手を慰め、お互いの健闘を称え合った。
 さっき観たテレビの画面にそんな光景は皆無。
 相手があって90分闘って勝利を得たのに敵を認めようとする姿勢はなかった。
 植民地の日本に危険なオスプレィを強行配備しようとするアメリカ国家そのものを見る気がした。
 アタマに来てテレビを消した。(2012.8.10)

久々の河太郎、「?」(生け簀料理) ~博多~

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 17,220円 / 料理、ビール / 2人

 博多のJちゃんとGT-Rでドライブした。その後ふたりで河太郎。久しぶりだ。
 「今日の6時に2人。網横取れますか?青木です」
 「はい、お取りできます。お待ちしております」
 網横(アミヨコ)はオレの特等席。生け簀の中も板前の仕事もよく見える。いつもここだ。
 「あらっ、お久しぶりです。お名前“青木様”ってあるからもしやと思いました!」
 浅葱色の着物を粋に着こなしたカウンターママSが嬌声を上げる。
 「まぁ~!いらっしゃいませぇ~!お久しぶりですぅ~!お元気でしたかァ~?」
 今は洗い場に下がったFさん。カウンターでずっとオレ担当だった。黒っぽい着物が多かった。
 今日は白衣だ。わざわざ挨拶に来てくれた。相変わらず元気いいぜ。
 イッキに華やぐカウンター周辺。
 他の客達は呆気にとられている。“超常連”の堂々たる登場と思ったに違いない。
 しかもオレのイデタチはふくわうちの和柄アロハ。コーラルの金魚柄だ。
 時計はアメリカ製ニクソン・ベガ・べっこう柄。派手だ。
 そして連れはシュッと足が長い若いネーチャン。
 う~ん、カッコイイぜ。なんて賑々しいんだ。
 「Mちゃん休み?」
 会計の巨乳ねぇさんがMちゃんだ。
 「Mちゃんは昼間だけよ。夜は居ない!」
 「あっそう」
  「Mさん、美人よね」
 Jちゃんが言う。
 「まずはイカいこう~」
 「はい、1人前でいいね」
 「そうだね」

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 「小さいのが2杯来ちゃったわね」
 「おぉ、小さいね」
 「大きいのひとつって言った方がよかったですね」
 小さいから旨味が弱い。歯応えは良すぎる。表面的な味だ。奥行きがない。塩で食うとしょっぱい。
  「ゲソは天ぷら?塩焼き?」
 「天ぷらがいいね」

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 関アジ。
 「!」
 さっぱりすぎる。味が抜けている。
 洗いすぎたか。時季的なものか。
 いつもの関アジの醍醐味がない。
 ヘンだ。
 活きは良い。食べ終わる頃、尻尾がピクッピクッと断末魔の痙攣を起こす。

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 ゲソ天はカラッサクッと揚がってうまい。
 いつもうんと甘いサツマイモ。今日は甘くない。ただのぼそっとした食べ物。

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 関アジのアラで味噌汁。
 いつもこれがサイコ~にうまい。濃厚味にゴボウの香りが良いアクセントなのだ。
 だが今日は味が薄い。アラの旨味も出ていない。
  板前が変わったのか。
 よく見ると初めての顔ばかりだ。
 親方が変わると全員入れ替わるのがしきたりらしい。
 味が落ちた。

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 アジの押し寿司。
 これはうまい。〆過ぎないふんわりなアジ。塩はちゃんと効いている。
 酢メシも良いカンジ。
 鮨屋じゃないのに酢メシがうまいとは驚きだ。

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 クリスタル寿司。
 ワサビが透けて見えるからクリスタル。言い得て妙だ。
 板前が目の前のでっかい生け簀からヒョイッと小さめのイカを網で捕獲した。すぐにさばく。
 小さい活イカ1杯で10貫握る。
 上身7貫、エンペラ、軟骨、ゲソ各1貫。軟骨がコリコリうまい。
 今日のは軟骨とゲソが1貫ずつでなく、軟骨とゲソがくっついたのが2貫。変則だ。
 「軟骨がうまいよ!」
 「これ?」「あ、おいしい」
 難儀しているJちゃん。
 「噛みきれないの?」
 「うん・・・」
 おぉ、呑み込めずに戸惑う姿、可愛いぜ。
 何気ないこんな仕草にオトコは惹かれるのだ。

  面白い光景がひとつ。
 コの字型カウンター端のふたり。
 60歳くらいのオヤジがタバコを凄い勢いで吸いながら口角泡を飛ばして喋る。
 後から到着した20代大柄ネーチャンはひたすら食う。見るといつも食っている。箸と口の止まる気配すらない。よくあんなに食えるもんだ。たまに頷いたり義務的に微笑む。
 そんな態度に全然気づかずサンドウィッチマンの伊達に似たオヤジは話し続ける。よっぽどつまらない話に違いない。
 ふたり一緒に居ても、ひとりひとりはまったく異なる空間を構築していた。
 「ダサいオヤジだけど美味しいもん食べられるから、まいっか」
 って思惑が前面にど~んと出ていた。
 これだけハッキリしたヒトも珍しい。
 食後、男は女をホテルに誘い、女は「ご馳走さまァ~!」と言って帰ってしまうのか。
 とても興味深いふたりだった。

 半年以上ぶりの河太郎。
 カウンター仲居の陣容もかなり変わり、板前が変わって味も変わった。
 オレにとっての博多№1は河太郎。
 その座が危うくなった感は否めない。(2012.7.19)

GT-Rで西九州自動車道(福岡前原道路)を走る!(2012年型)

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 これも599円のH&Mグラサン。高級感溢れる(?)ベッコウ柄だ。6,990円くらいに見える。
 今年の博多遠征は7泊。昨年より1泊多い。
 GT-R初の博多遠征だ。クルマが変わったから1泊増やした。意味不明な理由だ。
 博多のJちゃんとドライブ。
 ニューオータニ博多を出てすぐ左折。清川を左折。
 脂ぎとぎと博多ラーメンだるまの渡辺通り3丁目交差点すぐ先を鋭角に左折。
 渡辺通り北を右折。渡辺通りを北上する。混んでいる。
 「後ろから音がするね」
 DCTの発するガチャガチャ音に気づいたJちゃん。鋭いぜ。
 天神北入口。
 福岡都市高速1号線を西に進路を取る。
 少し走ると西九州自動車道。すぐ終わっちゃう短い高速道路だ。
 GT-Rは快適に疾走する。
 「お手柔らかにお願いします!」
 当初はややビビッていたJちゃん。適度な速度だ。
 強雨が降ったり止んだり。ヘンな天気だ。
  「すごいね!カッコイイ!」
 1時間のプチドライブ。ホテルに戻った。
 「スピード、怖くなかったよ。楽しかった

 ふたりがタクシーで河太郎に向かうのは2時間後だ。(2012.7.19)

粋な蕎麦猪口

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 「そばちょこお好きなんですよね。憶えていますよ
 大丸福岡天神店6階家庭用品売場のねぇさん。
 おぉ!1年前に蕎麦猪口買っただけなのにオレを憶えていた。

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 強面なのに、話すと優しく面白くお茶目で教養あふれるオレ。このギャップが印象深いのだろうか。
  グラサン姿がカッコイイ。
 H&M。とても599円には見えない。5,990円くらいに見える。

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 オレは蕎麦猪口が好きだ。もういくつも買った。
 デパートにある普通のモノ。
 525円~2,100円。一番高くても4,700円だ。
 形、藍が主体の色遣い、シンプルな絵柄。
 蕎麦は年に2~3回しか食わない。もっぱら日本酒用だ。
 ビールが好きだから日本酒も数えるくらいだ。
 あまり活躍しないのに蕎麦猪口を見るとどうしても手を伸ばしてしまう。
 粋だから心惹かれるのだろう。
 揺るぎないモノ、蕎麦猪口。(2012.7.19)

一年ぶりの“すずや”、サイコ~!(宇佐のからあげ屋) ~大分県宇佐~

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 1,600円 / 骨なし唐揚げ1kg / 1人

 宇佐のからあげが食いたくて食べたくて昨年コルベットで訪れた。
 博多滞在中の一日。2011年7月20日。ほぼ1年前だ。
 あの時は台風のあとで外気温20度。寒かった。九州の夏で20度とはびっくりした。
 凄くうまかった。あのうまさは忘れられない。
 マサ料理の唐揚げも自信があるが宇佐の“すずや”にはとても敵わない。
 骨なし、骨付き、手羽先。昨年は各300g計900g買った。
 骨付きに期待した。だがムネ肉だった。
 手羽先はパリッとしてうまい。
 骨なしはモモ肉。これがサイコ~だった。
 じゅわっと肉汁。凄い旨味。揚げ方も味つけも大したもんだ。
 流石、宇佐のからあげとして一世を風靡しているだけのことはある。
 来年も絶対来るぞ!心に誓っていた。

 昨年道を訊いたGS。
 「凄いクルマですねぇ~!カッコイイ~!」
 真っ赤なコルベットをうんと褒めてくれた。嬉しかった。
 あの巨乳ネーサンに再会したい。GT-Rにも感激してくれるだろうか。
 真っ赤なGT-R登場。
 オヤジさんが居る。他に誰も居ないぞ。
 「いらっしゃいませ」
 「一年前に群馬から赤いコルベットで来ました。今年はGT-R」
 「あ~っ、お久しぶりです。また今度も凄いクルマですねっ!」
 「去年居た女性陣は居ないんですか?」
 「定年になったとですよ」
 「定年?若い方は?」
 「正味3ヵ月で辞めてしまったとです」
 「あの巨乳ネーサンに逢いたかったなぁ~~~人妻ですか?」
 「はい、再婚ばしとったとですよ」
 そこまでは訊いてないぜオヤジさん。情報開示が烈しい。
 あのネーサンが居れば「宇佐に来たら唐揚げだけじゃなく、アタシも食べてェ~」なぁんて言われるかと妄想が大型台風の如く発達するのに。
 期待外れな給油となった。
 GT-Rも残念そうな顔をしている。

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 すずやに到着。
 「!」
 店がない。2時間走って博多から来たのにどうしたことだ。
  電話する。出た。廃業じゃなかった。
 「店、移転したんですか?」
 「はい、同じ通りの1分も行かない所にあります」
 ホントに近くだった。
 「今電話しました」
 「いらっしゃいませ」
 去年居た10代のネーチャン達は居ない。若いネーチャンふたりが店にたむろしていたのだ。
 「コルベットで博多に連れてってください~」などとフレンドリーなネーチャン達だった。
 骨なし1kgを注文。すぐに揚げ始める。
 一晩味を染み込ませ、衣ももうついている。衣も馴染ませた方が良いってことか。スピードのためか。
 「速そうなクルマですね!ピカピカですね」
 クルマ自慢、外国旅行、群馬~博多ドライブの話をしていると唐揚げは完成した。
 「ここで食べられないんですか?」
 「はい、お断りしているんですよォ~~~」
 とても申し訳なさそうだ。そんなリクエストが多いのかも知れない。
 メニューには昨年なかった“砂肝”がある。よし、次回これも食うぞ。
 店の前の自販機で冷たい緑茶を買い、GT-Rに乗り込む。
 すぐ近くの道路脇が広くなった所にクルマを駐める。昨年と同じ所だ。
 食う。

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 「うまい!熱い!」
 ガブッとやる。サクッと歯応え。
 まずはニンニクが香る。次にジュバッとジュース。鶏モモの旨味と絶妙の漬け汁。
 素晴らしい。
 ガンガン食べる。口腔内は大火傷だ。サクッとかたいから上顎が痛い。呑み込んで胃が熱いと冷たいお茶で沈静化する。
 どんどん食べる。汗が出る。熱さで鼻水がだらだら垂れる。
 後半はややしょっぱく感じる。ご飯とも合いそうだ。
 贔屓の唐揚げ屋から大量に買って家に持ち帰る宇佐の人々。ビールのツマミだけじゃなく、ご飯のオカズにもしているのだろう。オレもそうしたい。
 残り5個。800gは食ったと思う。上顎は火傷で全体がボワッと腫れている。舌で触っても段々がない。
 全部食べたいが中洲のYちゃんに土産だ。宇佐に唐揚げ食いに行くと言ってある。
 博多から宇佐まで2時間走って唐揚げ800gを超スピードで食い、すぐにまた2時間運転して博多に戻る。
 いくら“うまいモノを追い求めるオトコ”でも、酔狂に過ぎる。
 「おいしい。一晩漬けたのかな。味が凄く染み込んでる。冷めてもこんだけおいしいんだから揚げたては凄いね!鶏自体が良いよ」
 喜んでくれたYちゃん。味覚も確かだ。ボクも嬉しい。

 GSの巨乳ネーサンとすずやのたむろネーチャンが居ない唐揚げ紀行。
 やや淋しいドライブとなった。
 唐揚げのうまさは昨年以上だ。
 主役がサイコ~だからイイじゃないか!?

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 昼にたくさん食べたから夕飯は昨日の残りのアメリカンチェリーとニューオータニのケーキ。
 黒砂糖のような往年の甘さが泣かせるアメリカンチェリー。うまいぜ。

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 ナポレオン、半熟プリン、エクレア。
 濃厚クリームに酸っぱいイチゴ。対比がステキなナポレオン。
 おいしくないエクレア。
 ハラ一杯。もう食えない。半熟プリンは明日だ。(2012.7.18)





薬師堂にGT-Rをジマンしに行く!(2012年型) ~筑紫野~

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 馬油を開発した薬師堂。福岡県筑紫野市にある。
  100%天然馬油。混ぜ物をする他社とは一線を画す。
 商品名“ソンバーユ”。尊い馬油だからそう命名。
 皮膚の病には何でも効く。副作用の全くない完璧なモノだ。

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 昨年7月にコルベットを自慢しに行った。

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 今年はGT-Rだ。
 博多から高速道路を使って40分。九州自動車道はいつも混んでいる。筑紫野ICで降りる。
 「ズズズッ!ズズズッ!ズズズッ!」
 DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)はクリープ現象がない。
 大きな音でぎこちなくバックして駐車。
 もうクルマ好きのOさんにはGT-Rの到来が分かったに違いない。
 「迫力ある低い音がしたんでコルベットだと思いました」
 昨年コルベットの到着を言い当てたヒトだ。
 クルマを駐車した途端、手前の左のドアから女性社員が数人出てきた。ニコニコしている。
 「凄いクルマですね!」「ステキ!」「カッコイイ!」
 おぉ、予期せぬ歓迎にオレは喜んだ。
 いつものドアから入る。
  「こんにちは。青木ですが専務さんお願いします」
 「はい。今接客中ですので少しお待ちください」
 「はい」
 「あ~どうも。よくいらっしゃいました!」
 「しばらくです」
 「ご無沙汰してます」
 皮膚と馬油について質問、回答。
 「GT-Rをジマンしに来ました」
 「ぜひ見せてください」
 外に出た。女性社員(含む男性)もたくさん出て来る。

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 「すごいですね~」「カッコイイ~」「迫力ありますね~」「高そう~」「ステキ~」「シビれるぅ~」
 称賛の嵐は勢いを増して台風にまで発達し、収まる気配すらない。

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 「サンダル、右と左が違うんですね!」
 「お洒落でしょ!間違えたワケじゃないですよ」
 「ううん、間違えたなんて思いません。昨年もそうでしたよね!」

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 「GT-R、写真撮っていいですか?」
 「運転席に座ってよかですか?」
 「後ろが見えん!この姿勢で乗るとですか?」
 「Oさん、あんた足が届いとらんばい!」
 「あっはっはっ」
 和気藹々だ。
 「これセンサーですか?」
 ワイパーを指さしOさん質問。
 「いえ、違います」
 「なんだ、このクラスならセンサーかと思った・・・」
 「エンジンルーム見ますか?」「V6だからコンパクトでしょう」
 「ホ~ント、でも凄い」
 盛んに写真が撮られる。
 「後ろは狭いけん、体育座りせないけんね」
 「20インチホイール、大きかァ~!」
 「助手席に乗せてもらいたいわぁ~」
 これほど喜ばれるととても嬉しい。
 流石、もてなしの気持ちが凄い。
 優れた製品を創り出す薬師堂。遠方の客を迎える心は、製品にヒケを取らない素晴らしさだった。

 帰るべくエンジン始動。
  「あらっ!意外と静かですね」 
 「そ~~~ですね」
 『音、すごい迫力ですね!』
 そう言われるかと思って意気揚々とエンジンを掛けた。
 帰りはお約束の車中から投げキッス。
 「あははは」「アッハッハッ」「うふふふふ」
 と大受けだった昨年と違い、みんな退いていた。
 そこだけがコルベットとの相違点だ。
 底抜けに明るいアメ車に対し、超弩級車でもどこかマジメな香りのする日本車が発する雰囲気の違いだろうか。
 GT-Rは迫力の排気音を残し、オレを乗せて薬師堂を後にした。(2012.7.18)

快適なホテルニューオータニ博多の部屋

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 2006年7月のコルベット博多遠征以来、年6回の訪福はすべてニューオータニだ。
 高級感ももてなし感もあり、働く人達もカンジ良い。もう36回も泊まっている。
 オレはいつもツインのシングルユース。だがシングルもツインも部屋の広さは同じ。これがイイ。
 ホテルの多くはシングルルームはとても狭く息をするのもやっとだ。エコノミークラス症候群になりそうなくらい。
 数年前、博多滞在後にコルベットで松山全日空ホテルに行った。狭い。
 あまりの落差に愕然としたのを憶えている。
 だからニューオータニ博多の翌日に別のホテルは宿泊しないようにしている。

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 7泊だから和柄アロハ2着、セントジェームス・ピリアック8着、髑髏Tシャツ、半ズボン3着、トランクス8着、ビーサン4足持ってきた。

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 サムソナイトのでかい旅行鞄。
 クルマのバンパーにかつてよく使われたポリカーボネート(?)製だ。
 頑丈だから空港で預けて乱暴に扱われても平気。
 だがかなり重たい。
 最近では自動車旅行専用だ。

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 DELLのPCはK氏に教わった“ティムバック2”で運んだ。
 容量が大きく機能的なバッグだ。
 良いモノに出会えたぜ。

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 カラフルなトランクスの数々。
 部屋のエアコン吹き出し口がガラガラうるさい。
 初日は疲れて寝てしまったが、翌日調整してもらい静かになった。
 映画“ターミネーター2”の悪役に似た担当者に原因を尋ねる。
 「循環量を半分に絞ってあったのを元に戻し、フィルターも交換しました」
 「夜中の3時に目が醒めちゃいました。うるさいから消して寝たら暑くて・・・」
 「申し訳ありませんでした。こちら(入口すぐ)のフィルターも交換します」
 ターミネーター2の悪役っぽく笑顔は見せない。あくまでクール。だが真摯な態度だ。
 1978年開業。古い部分が出るのかもしれない。館内改装中だ。

 多くのスタッフと顔見知りだ。
 いつでもどこでも柔らかな笑顔で応対してくれる。
 快適なホテルだ。
 何か“事件”でも起こらない限り博多滞在はこれからもずっとニューオータニだぜ。
 よろしくお願いします。(2012.7.14~21)

しつこいプッタネスカ(洋麺屋ピエトロ) ~キャナル店~

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 980円 / プッタネスカ / 1人

 以前、関東でもピエトロのドレッシングをCMしていた。ちょっと興味があった。九州が本拠だ。
 数ヶ月前、博多の知り合いだったAちゃんが「ピエトロ行こう~」と言っていた。
  キャナルの地階食堂街に今回初めて見た。食ってみよう。
 ショウケースにはスパゲティやピザのサンプルがうまそうに陳列されている。
 火曜19:30、客は2組だけ。うまくないのか。スパゲティだから昼に混むのか。
 「プッタネスカ」
 初めて知ったスパゲティ。HPに大々的に出ていた。
 食った。
 「熱っちぃ~!」
 冷めていそうに見えたが超熱々。
 トマトソース味。具はプチトマト、ツナ、ブラックオリーブ、ケイパー。
  具の調和が悪い。ブラックオリーブの味がしない。
 ツナが主張しすぎだ。しつこい。
 トマトソースもくどい味だ。
 細い麺はちょうど良い。微かなアルデンテ。

 オレはスパゲティを店ではほとんど食わないし、自分でも年1~2回しか作らない。
 だからナマイキを言える立場ではない。だがすぐにしつこさがわかった。
 スパゲティに造詣の深くないオレでも、イマイチってことを簡単に理解した。(2012.7.17)

往年のアメリカンチェリー発見!(百旬館) ~博多~

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 もう6年も定宿にしているホテルニューオータニ博多。
 年6回の訪福だから36回来ている。1回3泊、夏は6~7泊だ。かなりの日数をニューオータニのベッドで過ごした勘定だ。
 ビール、バナナ、イチゴ、トマトなどを買う近所の百旬館。
 以前は刺身やウニを買ってホテルの部屋で食ったりした。数年前、魚売場のにぃちゃんが小さい醤油をくれなかった。それ以来この店で魚は買わない。
 一度ヘソを曲げたら最後、戻ることはない。オレは偏屈なオトコなのだ。
 ビールが終わった。エクアドル産バナナもあと1本だ。買いに行った。
 あっ、エクアドル産がない。爽やかな甘さのエクアドル産を食うのが楽しみだった。

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 あまり見ない台湾産にしよう。昔大好きでよく行った台湾。当時を思い出しながらバナナを食うぞ。
 宮崎のブランドマンゴーは高いなぁ~。箱入りは3個で15,000円だ。ぶったまげた。フィリピンのペリカンマンゴーなら2個で300円なのに。
  台湾バナナはうんと甘いかと思ったら爽やかだった。エクアドルに近い味。気に入ったぜ。
 毎日食ってるフィリピン産はねっとりと甘すぎる。

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 「おっ!」
 凄いモノ発見。アメリカンチェリーだ。
 真っ黒け。最近のチェリー色とは一線を画すどぎついツラ構え。歓喜した。
 これこそが20年前に初導入された「あの」アメリカンチェリーそのものだ。
 長年探し求めたどす黒いアメリカンチェリー。遠い福岡の地で邂逅を果たすとは・・・。
 発砲事件、酒酔い運転事故。ニュースをみるといつも福岡だ。指定暴力団の数も日本一。
 福岡は熱い。閉塞した現代日本で唯一迸るエネルギーを感じる。
 それらは良い事ではないが、とにかく煮えたぎっているのだ。
 街を歩けば若いネーチャンがうじゃうじゃ居る。この点でも凄いと思う。きっと九州中から集まってくるのだろう。
 “九州”とは、ひとつの帝国のようだ。

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 「あっ」
 往年のサクランボを発見した感激で話が飛躍してしまった。
 神格化された黒砂糖のような“あの味”ぶっこ抜きではないが、大いに満足のどす黒チェリーであった~。
 (2012.7.17)

にんにく屋五右衛門! ~キャナル店~

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 2,385円 / 料理2つ、中ジョッキ / 1人

 ハラ減った。
 今日は朝からエクアドル産バナナ2本しか食っていない。
 キャナルの一蘭でラーメンを食べようか。
 すぐ隣に前から気になっていたにんにく料理専門店“にんにく屋五右衛門”。
 「禁煙席を」
 「全席禁煙です」
 「ビールもらおうかな」
 「中ジョッキですね!中ジョッキでよろしいですか?」
 何も言わないうちから決めつけるとは決断力の烈しいネーチャンだ。マニュアルっぽい話しっぷりはイマイチ。
 「エビとじゃが芋のにんにく炒めとにんにく屋ステーキ定食ください」
 キリンのジョッキでビールが来た。
 気泡がいっぱいついている。よく洗ってない。
 水みたいに薄い。発泡酒?第三のビールもどき?
 エビの鉄板が来た。小さいエビが萎びている。食う。
 「お、うまい」
 萎びてはいるが味付けが良い。にんにくがちょっと効いた醤油味。
 ステーキ定食が来た。調理人の格好をした若人だ。
  「これ(エビじゃが)美味しかった」
 「おいしかったですか!?」
 疑問形?自分達の作品に自信がないのだろうか。
 定食といっても肉とご飯だけだ。
 ハラミのようなモモのような焼きすぎて中も赤くない薄い肉が4切れ。食う。
 「でも悪くない」
 肉はかたく小さい。これは肉より、抽出された肉汁やガーリックソースが主役の食い物だな。

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 オレは即座に判断しご飯を肉の鉄板に載せた。よ~く混ぜ、ご飯に汁を絡める。
 「うまい!」
 サッと食べきった。
 うまいことはうまいが、“にんにく屋”を標榜するにはにんにくの効きが情けない。
 これでもかコレでもかとギンギンにニンニクを使うべきだ。
 専門店に行ったんだから、凄い匂いに卒倒するほど食いたいのだ。

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 なんか物足りない。一蘭も食うぞ。
 ちょうど良い濃さのスープ。いいねぇ~。
 麺は細くて真っ直ぐで素麺みたいだ。
 博多のヒトに言わせると、縮れ麺はインスタントラーメンかと思うらしい。
 やや食いすぎた。
 今日初めての食事だから、いいや。(2012.7.16)

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