2012年10月

豚しょうが焼き丼、超サイコ~!(マサ料理)

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 久々豚しょうが焼きだ。
 自分で作っても店で食ってもうまいしょうが焼き。
 今日の夕飯を、メバチマグロ赤身づけ丼か豚しょうが焼きかで迷っていた。
  朝から繰り広げられる一進一退の攻防。夕方になり、しょうが焼きがイッキに抜け出した。勝負は決まった。

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 豚ロース3パック計638g。
 638という数字はシボレー・コルベットZR1のアメリカでの馬力だ。日本に来ると表記方法がちょっと変わり647馬力になる。カンケーないぞ。
 いつもは“薄切り”でやるが今日はちょっと厚い“焼肉用”を使う。
 しまった、家に帰ってみたら1パックが“豚しゃぶ用”だった。
  焼肉用は3mm、薄切りが2mm、豚しゃぶ用は1mm厚ってカンジ。
 玉葱1個と根しょうが1個。食後の果物に種なしピオーネ。朝バナナダイエットにフィリピンバナナ1房5本。

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 ボウルに肉をあける。しょうがをズリズリおろす。

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 ミリンをトポントポン、醤油をバシャバシャ。
 揉む。左手で揉み込む。味見。指を舐める。薄い。
 ミリンと醤油追加。揉む。再度味見。
 うまい。濃いめがステキ。
  中華料理じゃないから直径36cm北京鍋でなくフライパンを登場させる。
 直径30cm底厚2.3mm黒皮鉄板。いわゆるプロ用だ。タフなヤツ。
 特殊加工の焦げつかないフライパンでは料理は上達しない。
 焦げたり貼りついたりこびり付いたりして加減を覚え巧くなっていく。
 フライパンを焼く。サラダ油。肉をボウルから滑らせた。

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 じゃ~~~~~~っ!すごい音だ。
 9月なのに今日も暑い。当然真っ裸。アソコに熱い油が飛ばないか一抹の不安がよぎる。
 杞憂だった。アソコは無事だった。
 肉をフライパンいっぱいに広げる。638gもあるから何枚も上に重なっている。
 しばらく動かさない。フライ返しで天地を返す。その後は菜箸。

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 ほぼ焼けたらスライスした玉葱1個。

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 少し焼いて完成。
 直径34cm青磁皿にずるっと滑らせる。メシを盛る。4合炊いて2合を盛る。
 厚めの焼肉用豚ロースをガブリ。

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 「うまい!」
 サイコ~だ。甘辛具合、しょうがの効き方。厚めの肉は歯応えも良い。
 メシを食う。
 「うまい!!」
 かたく凛々しくキリッと炊けた。甘さ、瑞々しさ横溢。
 うまいメシを得て豚ロースはさらにうまくなる。もう一口。
 「おっ、じゅばっと味が濃くてうまい!」
 ぐっと味が入った豚しゃぶ用の超薄切だった。モヘヤのように舌に優しい。
 2種類の厚さの肉。大成功だ。
 炒めきってない玉葱。甘さと辛さの同居。いいアクセントだ。

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 どんぶり飯にしょうが焼きを載せる。どんどん載せる。
 オカズを何でもメシに載せて××どんぶりにすると何だか嬉しくなる。
 丼と皿を持ち台所から居間に移動。立ち食いから座り食いに移行する。
 「うまい!!!」
 何度も声に出して言う。一心不乱に食い続ける。暑さ(熱さ)に耐え食べきった。
 「大満足!」
 こんなにうまい豚しょうが焼き&ご飯は本当に久しぶりだ。

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 余韻もそこそこに歯を磨く。歯間ブラシも使う。太めと細めの2種類使う。
 横になってテレビを観る。いつの間にか居所寝。
 目醒めても胃は快調。
 うまい!うまい!と食うと胃液が活発に分泌され消化はあっという間だ。
 おいしくない、イマイチだ、では胃液が良く出ず消化に何倍も時間がかかる。
 人間のカラダは気持ちに左右されるんだなぁ。

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 食後の果物は山梨産種なしピオーネ。もちろん歯を磨く前だ。
 身はかたい。皮離れはよくない。ずるっと口腔内に発射される。
 甘いが驚くほどではない。酸味は弱い。一種独特のエロい旨味。
 あっ、ワインだ。長期熟成に入ったばかりのワインを彷彿させる。
 後味にふっと覗く黒砂糖。やがて消える。
 こりゃイケる。
 ピオーネは巨峰と何かをかけ合わせたらしい。うまいワケだ。

 料理が超サイコ~の出来だと文章にもキレがあるぜ!? (2012.9.7)

塩鮭仕込み第2弾!(マサ料理)

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 自分で甘塩鮭をうんと仕込むぞ!
 この時季だけ捕れる日本近海の白鮭。
 秋の恵みを満喫しなきゃ日本の四季に申し訳ない。

  いつもの食料品店。魚売場。18時。
 「すいません」
 「は~~~い」
 ねぇさんが奥でホースから水をバシャバシャ出してコンクリートの床を今まさに洗わんとしている。
 急いで手を拭いて出てきた。相変わらず可愛い小柄なねぇさんだ。
 「3枚ください」
 「はい」
 「これを自分で塩漬けにすると美味しいんですよね~」
 「わ~、みなさん色々やられますね~」
 「5日熟成がうまいんですよ~3日熟成だと塩が立ってちょっとしょっぱいデス!」
 「あ、そーなんですか。今の時期が一番美味しいかも知れないですね」
 「あ、そーなの?」
 「は~い、お待たせしました~」
 「どうもありがとう
 「ありがとうございましたァ~
 レジ。Nさん。
 「すごい!」
 「自分で塩漬けするとうまいよォ~」
 「1日置くんですか?」
 「5日熟成だね」
 「じゃ塩キツくするんですか?」
 「うん。300gに切って2合のご飯で食べる!」
 「それ贅沢ですよ。焼くんですか?」
 「ガスコンロの魚焼きグリルで」
 「わぁ美味しそう~」
 「うまいよ~ハラ減ったろ」
 「はい、おなか減りました」
 楽しいネーチャンとのトーク。魚売場とレジ。今日はダブルで楽しかった。

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 計量。1枚760g。3枚で約2.28kg。
 ヌメリ取り。
 おやっ、ヌメリもウロコも少ない。なんでだろう?
 皮は銀ピカに輝く。皮も身も色鮮やかだ。今日の方がべっぴん。
 皮のヌメリとウロコを洗ってキッチンペーパーで拭く。

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 3つに切る。

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 塩。前回より心持ち少なめ。でもズリズリいく。

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 ラップに包む。ポリ袋に入れる。4日間、冷蔵室で熟成させる。それから冷凍だ。
 前回の轍(すぐ冷凍しょっぱい!)は踏まないぜ。
 2枚は照り焼き。
 1枚は今日食べ、漬ける1枚は明日ご飯で。(2012.10.23)

カレーうどん、うまい!(CoCo壱番屋㉞) ~渋川店~

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 680円 / カレーうどん / 1人

 2月末までの期間限定品。
 カレーうどんは大宮そごう9階の“古奈家”でよく食った。
 牛乳をたっぷり入れたマイルドでしかも香り高いカレー。ダシが効いている。コシのあるうどん。
 「カレーうどんってこんなにうまいのか!」
 何度も食いに行った。海老天をトッピングしてみた。しない方が良かった。
 何も余分なモノは入れず基本形が一番ってことだ。
 クルマもあれこれ付けずそのまま乗るのが好き。

 「カレーうどんください」
 「はい、単品でよろしいですか?」
 「はい。・・・単品じゃないっていうと?」
 「半熟卵とご飯がセットになったモノがございますが」
 メニューの写真を見せられた。
 「単品で」
 もちろん断る。オレはカレーうどんを食いに来たのでありご飯や半熟卵はお呼びでないのだ。
 その下には牛しゃぶや豚しゃぶ入りカレーうどんがうまそうに微笑んでいる。
 一瞬食指が動いたがすぐに打ち消した。基本形が食いたいのだ。無理に言い聞かせた。
 来た。食った。まずはレンゲでスープ。
 「うまい!」
 魚介スープや牛乳入りらしい。古奈家ほどクリーミーではない。
 ちょうど良い辛さ。ちょっとしょっぱい。濃度はやや強すぎる。
 「・・・すぎる」と言っても他には古奈家しか食べたことがないから「古奈家に比べて・・・」だけど。
 具は少量の豚バラ薄切り、インゲン?
 麺をガブリ。
 「熱っちい!」
 噛むと同時に上顎を火傷。水膨れになった。
 コシのある麺だ。冷凍を温めたヤツだろうがうまい。
  熱くてなかなか食えない。シャツにカレーが飛ばないよう少しずつ控えめにずるずる食う。
 飛ぶのを警戒して黒シャツを着てきた。昨日からカレーうどんモードだったのだ。

 「カレーうどん美味しかった!」
 「美味しいですよね。アタシも好き
 おぉ、高橋真梨子似のねぇさん。言い方が可愛いじゃないか。キュンとしたぜ。

 今度自分で作ってみたい。
 そう思わせるうまさだった。(2012.9.11)

辛いもつ煮定食+おろしニンニク、辛い!(焼肉あおぞら) ~渋川本店~

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 710円 / もつ煮定食 / 1人

 おろしニンニクで新境地を開いた“もつ煮定食”。
 グッとうまくなるし香りも良くなる。次回はもっともっと入れてやろうと企んでいた。
 なにしろオレはオーブン焼きをする時、ニンニク1房6片をイッキに食っちゃうほどニンニク野郎なのだ。
 うまいし、パワーが出るし、ゲップはかぐわしいし、屁はオードトワレのようだし、便通も良くなるし・・・ニンニクは最強の食い物だ。
 食わなかったヒトに不快な思いをさせるかもしれないのが唯一の欠点。
 「もつ煮は辛くできますか?」
 ねぇさんの目を見て誠実そうに言ってみた。
 「辛くできないんですよ~一味か七味を入れていただくんですが」
 「じゃ、辛子とおろしニンニクお願いします」
 ニコッとお願いした。
 「はい、かしこまりました」
 ねぇさんもニコニコだ。
 ブスッとしているよりニコッとした方がお互い気分が良いし世の中の空気も良くなる。
 微笑んだり話すのを恥ずかしがっていては進歩はない。

 一味唐辛子とおろしニンニクを従えて待ちに待ったもつ煮定食がやってきた。

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 もう何回も食っているからいきなりニンニクをたっぷり載せ一味をパラパラ振る。
 食う。
 「辛い!」
 ニンニクが辛い。入れすぎた。前回の2倍入れた。
  もつ煮を食ってご飯を少し食べる。

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 すぐにメインイベント“ごちゃ混ぜもつ煮ご飯”だ。
 またもやおろしニンニクと一味。
 うんと入れると決めたらトコトンやらないと気が済まないらしい。

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 混ぜる。食う。
 「うまい!辛い!」
 ニンニクの辛さは程度を増した。舌がピリピリする。
 もつ煮もご飯もいつもより熱々じゃない。
 トッピングおろしニンニクが温度を下げたか。
 それでもうまいことには変わりなく、どんどん食べ進む。
 ふぅ~。食った~。
 「お水とお茶のおかわり如何ですか?」
 色白ねぇさんだ。
 「ニンニク入れるとうまいねぇ~!」
 「美味しいですか!よかったァ~!」
 自分で入れたクセに「入れすぎて辛かったぁ~」とは言えない。

  本日の格言=“過ぎたるは及ばざるが如し”
 もうお馴染みの格言だ。
 おろしニンニクを入れすぎて完成されたもつ煮の味を破壊してしまった。
 「料理人さんゴメンなさい」
 だが、やってみなけりゃわからない。
 いや、普通のヒトはやる前からわかる。
 怖いモノ見たさ!なのだ。
 心に少年を持っている!と言えなくもない。
 どうにか理由付けが整った。
  舌の根元両脇は、3時間経っても大量おろしニンニクでまだ痛い。

 帰宅後の放屁が楽しみだ。
 ニンニクをうんと食うと乾いたスカッとしたヤツが出る。
 爽やかを絵に描いたようなヤツが。

 「次回のもつ煮はニンニクなしでイクぞ!」
  そう心に決めたオレだった。(2012.8.30)

鮭のクリームシチュー作った!(マサ料理)

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 鮭の季節だ。
 先日、自分で甘塩鮭を仕込んだ。新米で食ったらサイコ~にうまかった。
 鮭フライは昨年やった。イマイチだった。鮭の出番はあと何だろう。
 クリームシチューだ。
 生鮭を使う。塩コショーしてサラダ油でサッと焼いて取っておく。ルーを入れてとろみを付けて最終段階で合わせる。
 そのやり方では鮭の旨味はルーに出ない。ベーコンで旨味を出そう。そうすればうまいに違いない。

  「シャケはこれ1枚だけですか?」
 魚売場の小柄で可愛いねぇさんに訊く。魚売場にねぇさんは一人だけだ。あとは兄さん。
 「はい、そぅなんですよ~」
 「じゃこれ。また入りそうですか?」
 「はい、入ると思いますが今年は少ないんですよ~」
 眉を寄せて困ったように言う。ぐっと来る表情だ。シャケの半身を買いに来てグッと来てもしょうがない。
 「そうらしいですね」
 TVニュースでやっていた。鮭の少ない年に鮭に凝るとはオレもどうかしている。

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 「しばらく!」
 「あ、こんにちは。わっ、緑のセーター。1枚じゃないですか!寒くないですか?今朝すごく寒かったですよね!」
 H&MのコットンVネックセーター。薄手の肌触りのイイ奴だ。
 「おっ、お揃いだね」
 制服みたいなエプロンも緑。
 「ホントよく似てますね!」
 レジのTちゃんとの楽しい会話。

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 北海道産生鮭半身750g、群馬高崎ハムのベーコンブロック604g、北海道産玉葱3個、北海道産じゃが芋(今金男爵)7個。北海道が多い。

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 鮭皮のヌメリを取る。出刃でぐいぐいやる。
 「バリバリバリッ!」
 ウロコが何十枚もキラキラ宙に舞う。先日仕込んだ鮭はウロコが飛ばなかった。このウロコは鮮度の証なのだろうか?

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 適度にカット。良い色だ。

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 スライスすると3個でも大量の玉葱。

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 脇役のベーコン。薄く小さく切ってダシの役目に専念させる。

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 軽く塩コショーした鮭をフライパンで焼く。
 色んな香辛料を入れたような良い香り。サラダ油が足りない。フライパンに貼りつく。サラダ油追加。
 ボウルにあける。醤油をつけてつまみ食い。さっぱりしてうまい。

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 ベーコン。鮭の旨味が焦げ付いたフライパンで焼く。
 焼きながらつまみ食い。この香り、この脂、この甘み、この塩気。うまい。

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 玉葱炒め。鮭とベーコンのエキスがこびり付いたフライパンで。
 食ってみる。甘みが出た。
 玉葱の水分で両エキスはめでたく鍋肌から離れ、玉葱に注入された。
 フライパンはすっかりキレイになった。

 直径24cm矢床鍋を選ぶ。だが材料のガサからムリと判断。直径24cm半寸胴鍋に急遽変更。
 ベーコンと玉葱を鍋に。水800cc。
 シチュールーの袋には水800cc+仕上げに牛乳200cc=1リットルとある。野菜からの水分を考慮しまずは少なめにする。
 普段から牛乳を飲まない。だから、牛乳を買わなきゃ!と全然思わなかった。
 ここにじゃが芋と鮭が入るのを想像。とても水が足りない。あと100cc。まだまだ足りない。
 第二の変更。ルーを2袋使う。水を倍の1.8リットル。
 煮込む間、じゃが芋の皮むき。
 “今金男爵”ブランドは価格が普通の男爵の2倍。どんなにうまいか楽しみだ。

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 でかいじゃが芋がごろごろ入っていると嬉しいが、早く煮えるよう薄切り。
 7個は凄い量だ。

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 煮る。

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 煮えた。

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  コスモ直火焼きクリームシチュールー。
 火を消す。入れる。火を付ける。煮る。とろみがついた。

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 食う。ややしょっぱい。水200cc。結局規定通りの2リットル入れた。

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 鮭投入。ゆっくり混ぜる。

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 完成。

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 食う。
 「まぁまぁだ」
 鮭の味は出ていない。これは想定通り。
 ベーコンも玉葱もじゃが芋もイマイチ存在感が弱い。ベーコンの旨味が薄い。
 なぜだ?
 水もルーも倍にしたからだ。具vsルー。具が少ない。野菜の水分でさらにルーが多くなった。
 設計変更により具とルーの比率が狂ってしまったのだ。
 ブランド男爵は普通男爵と変わらない味。

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  ラーメンどんぶり1杯の鮭クリームシチュー+室内ウォーキング後のビール500cc+作りながらの500cc。
 体重1.8kg増。

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 ハラは減らないが夕飯に少し食べる。温める。
 作りたての納得できない味を挽回できるだろうか。
 「うまい!」
 ぐっと味が乗った。鮭にも味が入った。これならOKだ。
 明日になればさらに良いだろう。(2012.10.20)

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 翌昼。
 かなり熟成した。良いカンジだ。

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 16時。クリームシチューが気になって早い夕飯にした。
 さらに熟成。これが本当の味だ。
 ということは作った当日は食わず、翌日から食い始めればいいってことか。
 すばらしい発見をしたぞ。でも完成と同時に食べたいからそれはムリだ。

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 熟成しても完璧ではない。タバスコを入れてみよう。
 「うまい!」
 辛く酸っぱくステキなアクセント。タバスコ、いいぜ!
 本来のクリームシチューからは逸脱してしまった。
 でも、うまいからまったくOKだ。

 次のクリームシチュー構想は“カキ”。
  寒くなると煮込み料理が嬉しい。
 けんちん汁、豚汁、肉じゃが、がめ煮、おでん・・・半寸胴鍋でなく、大型の両手鍋御用達和風料理の数々。
 一度にたくさん作って3~4日間食べる。3日目4日目はやや飽きるが、味がぐんと染みて得も言われぬうまさになる。
 あっ、けんちん汁等に思いを馳せたら本日の主役クリームシチューに失礼だぞ。(2012.10.21)




日産エルグランドに乗る!(2012年型)

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 GT-R15,000km点検。今回の代車はエルグランドだ。
 日産の代車はムラーノとマーチに乗った。
 「シーマかフーガの代車ある?」
 「ないんですよ~大きいのだとエルグランドですね~エクストレイルはオーディオレスだし・・・」
 「じゃエルグランドにしよう」
 「はい」
 こうして、オレにはまったく縁のないミニバンに乗ることになった。
 たくさん人を乗せるには便利なクルマだ。乗せるより乗せられたい。2列目シートでビールを呑むべきだ。
 オレはいつもひとりで乗る。たまにふたりだ。
 だからミニバンを買うことは絶対ないし、試乗に出向くこともなく、興味もなかった。
 好きなのはスポーツカーと大型セダンだ。
 今はGT-R。以前はC6コルベット、キャデラック・コンコース2台、第4世代カマロZ28、第3世代カマロ・スポーツクーペ、初代ホンダCR-X2台、中古の230型日産グロリア。
 コルベットとグロリア以外は2台ずつ乗っている。気に入ると1台じゃ済まないのだ。
 もっともキャディとCR-Xは諸事情あっての2台だったが。
 純粋にスポーツカーと大型セダンと呼べるのはコルベットとキャディだけ。
 コルベットは来年1月にデトロイトショーで新型C7がデビューする。
 買う予定はないが、好きなクルマの新型発表はとても楽しみだ。早く見たい。そして「カッコイイ!」と叫びたい。

 黒のエルグランド。
 「GT-R納車の時に迎えに来てくれたクルマ?」
 「いえ、そのひとつ後のです」
 「ホイール派手だねぇ~顔もすごいね!」
 「はい、これはライダーっていうんですよ」
 「あ、ちょっと違うヤツなんだ」
 ギンギンギラギラのフロントグリル。最近のキャデラックよりハデだ。このピカピカぶりは凄い。
 乗る。
 街中ではスムーズだ。す~っと速度が上がる。静か。
 高速ではだらしない。なかなかスピードが上がらない。
 2t以上にV6-3500ccなら仕方ないか。4気筒のムラーノの方が速かった。
  エルグランド。
 運転して楽しいクルマじゃない。街中では良いカンジだから運転したくなくはない。

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 後ろを見る。快適そうだ。
 やはりこういうクルマは二列目シートの住人になるべきだ!との感を強くした。
 自分で買うことは99.99%ないだろう~。(2012.10.7)

革のニチワ、閉店!(レザーブルゾン)

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 昨シーズン、ニチワHPからレザーブルゾンを2着買った。
 薄手の赤を11月に定価で、厚手の紺を1月にバーゲンで。赤の方が気に入っている。
 高くないのにモノが良い。デザインもなかなかだ。
 今シーズンは黒のテーラードジャケットを買おうと企てた。
 録画予約して観る古いアメリカ映画。
 タフガイが黒いヤツをよく着ている。カラダに馴染み、肘が丸く出ても意に介さず、存分に着こなしている。カッコイイぜ。
 いきなり来た“11月末閉店”のハガキ。
 ジャケットタイプなら遊びだけでなくネクタイをして仕事にも着て行ける!と楽しみにしていた。とても残念だ。
 39年の歴史に幕を閉じるらしい。ネット販売はもう中止された。

 “閉店セール全品40%オフ”。
 群馬から新幹線で行きたい。これだけで行くのは勿体ない。
 浅草の方(!)で遊び、レザージャケットを買い、16時半に日本橋吉野鮨本店で鮨を40~50貫カウンターでビールと一緒に喰らう。
 ステキなプランだ。色んな欲をマンゾクできる。
 だが店舗が駅から遠いのだ。
 数年前からニチワは知っていた。シーズン初めの大きな新聞広告。
 これを見ると「よし、今年こそ買いに行くぞ!」と毎年決意しながら実行できないでいた。
 ようやく昨シーズン2着買ったのだ。とても残念だ。
 でも40%オフで客が怒濤の如く押し寄せ、辺りはさながら地獄絵図と化し、あふれる阿鼻叫喚でショッピングを楽しむ状態じゃないかも知れない。
 だから行ってもしょうがない。

 速やかに結論に達し、行くのは止めにした。
 早い決断には自信がある。(2012.10.12)

新型GM車、続々デビュ~!

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                                            (現行型)

 シボレーC7コルベットが1月13日のデトロイトショーでデビューする。
 フルサイズ・ピックアップトラックのシルバラードも12月に発表し、デトロイトでワールドプレミアだ。
 24年間GM車一筋だったオレ。とても気になる。

 コルベット。
 現行のV8-6200cc436馬力OHVエンジンは直噴5500ccになるらしい。トランスミッションはいよいよDCT。7段か8段。
 軽量化してパワーアップして高効率ならさらに楽しいクルマになるのは必至だ。 
 「宝石のように美しいプロジェクターヘッドランプ!」
 シボレーはシルバラードにこんな表現を与えた。
 顔の一部だけが公開された。
 ターミネーターのような鋭い目。ぶっといクロームメッキのグリル。雲が映って、クロームメッキがいかにピカピカ輝いているかを遺憾なく表明している。
 凄い。カッコイイ。欲しい。
  全体を見なくてももう欲しくなった。
 オレは一目惚れするタイプだ。

 スポーツカー(コルベット)、でかいセダン(キャデラック・コンコース)、スポーティーカー(カマロ)等を乗ってきた。
 C7コルベットに興味津々だが、未だ経験のないアメリカン・フルサイズ・ピックアップトラック(シルバラード)にはさらに興味がある。
 赤のシルバラードに背広をビシッと着て乗る。トニーラマのウエスタンブーツを合わせる。赤黒コンビのメキシコのハカならまさにぴったりだ。
 想像だけでヨダレが出る。
 シルバラードを得ることで生活が大きく変わりそうだ。鷹揚になれそうな気がする。
 狭い日本で馬鹿でかいクルマに乗る。狂気の沙汰だ。そこがまたニクい。
 全長5335mm、全幅1940mmのコンコースもかなりでかかった。
 だがシルバラードは5840mm×2030mm(現行型)だ。想像を絶する大きさ。
 ロールスロイス・ファントムと同じ長さ、幅は広い。サイズじゃぁ負けてないぜ。
 2~3回切り返しをしなきゃ家から出られないだろう。そんな不便がまた楽しいに違いない。
 「まったくしょうがねぇクルマだ!」
 手のかかるペットのように可愛いハズだ。 

 シルバラードは2年前にYGM(ヤナセ・グローバル・モーターズ)東京支店で試乗した。
 小向美奈子ばりにグラマーだった。
 キャデラックのような乗り心地、小型車のような取り回し。ハンドル軽く音は静かでとてもトラックとは思えない。すごく良かった。
 長距離トラックと遭遇しても遜色ない迫力だ。
 あの頃は3,990千円。お買い得だった。カネがあれば買いたかった。
 そうこうしているうちに三井オートモーティブとYGMの関係が絶たれた。
 新型が出ても販売台数が見込めないシルバラードを正規輸入するとは考えにくい。
 そう予想するともっともっと欲しくなる。

 嗚呼、どうしたらいいんだ。
 オレは途方に暮れた。
 だが本当に途方に暮れるべきは、カネがないことだ。(2012.10.24)

自家製甘塩鮭の冷凍版は如何に?(マサ料理)

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 生鮭半身4枚2尾分2.9kgを自分で甘塩鮭に仕込んだ。
 3日熟成はやや塩が尖り、5日熟成は最適に馴染んでサイコ~のうまさだった。
 全12切れのうち1切れはその時焼いて食い、3日目と5日目以外の9切れは冷凍した。
 冷凍版の塩加減はどうだろう。とても興味がある。
 -18度になる過程でぐぐ~っと塩が馴染む気がする。

 今日、新米コシヒカリ2合のオカズにした。
 朝、冷凍室から冷蔵室に移す。
 夕方帰宅するとちょうど良い具合に解凍されていた。だが厚い部分の中心は解凍寸前。
 次回は前の晩寝る時に移そう。

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 焼いた。
 「!」
 ハラ一面に塩が吹いている。見るからにしょっぱそうだ。不安になる。
 良い具合に焼けた。ハラ部分はますますしょっぱそう。やばい。
 皮はうまそうだぜ。
 食った。
 「しょっぱい!」
 厚い背中側はまったくOK。ハラ側はかなりしょっぱい。

 なぜだ。
 塩が馴染まないうちに凍ってしまったのだ。
 低温で急速に馴染むと思っていたが間違いだった。
 「オレが仕込んだ甘塩鮭、うまいぞ~!」
 先日知人女性に2切れプレゼントした。
 「食ったらしょっぱかった!」
 と訂正しなければならない。

 冷蔵室で5日熟成させる。その後に冷凍しよう。4日の方が良いかもしれない。
 また生鮭が出てたら買うぞぅ。
 食ってもうまいが仕込みが楽しい。
 秋が終わる前にもう一度やるのだ。(2012.10.15)

 「まーちゃん(オレのこと)、鮭おいしかったよ~!」
 電話が来た。
 「しょっぱかったろ!」
 「ううん、もっと塩が効いてもよかったよ」
 鮭の半身の真ん中と尻尾側をやった。ハラの薄い部分を持つアタマに近い方じゃなかった。
 厚みが均等で塩の効きがちょうど良かったのか。
 塩をすり込む時、厚みを考慮せず、ずりずり同じようにやってしまった。
 シロート仕事だった。次回は巧くやるぞ。
 決意を新たにした。(2012.10.16)

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 4日後。前の晩、冷蔵室に移動させた。
 3切れのうち真ん中の厚いところはなく、先日同様アタマに近い部位。
 塩はやや少ないがやはりハラの部分はしょっぱい。
 次回はじゅうぶん熟成させたのち冷凍するぞ。
 「熟成」とは、タンパク質がアミノ酸に分解して旨味成分が増加すること。
 今まで何となく使っていたが調べたらそういうコトらしい。(2012.10.19)
 

GT-R、15,000km点検!(2012年型)

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 15,000km点検。買ってまだ半年だ。
 購入後5日で2,000kmと博多遠征2回で5,700kmが効いた。
 博多遠征第1回は宇佐唐揚げドライブもあったから実質10日間で7,700km、6ヵ月間の半分の距離を走ったことになる。
 驚異的だ。
  1995年型カマロZ28でやらかした“1ヵ月1万km”には及ばないが・・・。
  15,000km/半年=3万km/1年、にはならない。路面状態の悪い冬は長距離ドライブをしないからだ。

 初期のトキメキ、超弩級性能を知った時の歓喜、ピッタリ馴染んだ時の一体感、自分の手足の如く操って満たされる征服欲・・・移ろう色んな感情。
 その時々を思い出すと感慨深い。
 今後、どんな気持ちになるのだろう。まだまだステキな気分になれるだろうか。
 きっとなれる気がする。

 前回10,000km点検でオイル&フィルターを交換した。今回はオイル交換だけ。
 タイヤもまだまだイケそうだ。25,000kmはOKかもしれない。
 まったく快調なオレのGT-R。壊れないのがウリの日本車だから、スーパーカーでも当然か。
 購入時に支払った22万円。30ヵ月間点検整備特別プログラムだ。
 個々に払うより得らしいのだが、これは必要だったのだろうか。
 不具合の起こる気配すらない。最初に支払った22万円にクルマの方が安心しているからか。
 優しく厳しく、愛情を持って酷使するオレ。
 猛獣使いのオレにきちんと応えてくれる猛獣。
 互いの信頼あってこその応酬だ。
 ヒトとクルマは、オトコとオンナに似ている。(2012.10.7)

新米おにぎり、おいちぃ~~~!(マサ料理)

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 おにぎり。
 子供時代は母親が、成人してからはオンナが愛情込めて作るモノ。
 だからどんぶりに盛ったご飯よりうまい。
 熱いご飯を握る。掌に汗をかき、手の脂や皮膚常在菌が塩以外にもくっつく。 
 それで余計うまくなる。
 おにぎりマシーンやポリ手袋をして作ったおにぎりは、愛情も絶妙な塩気も感じられず「?」な味になる。
 小学生時代の運動会や遠足。
 「ウチのおにぎりも食えよ!」と友達に勧められて食う他家のおにぎり。
 オレは子供の頃からかたいメシが好き。もらったおにぎりをガブリとやった時、メシがぐちゃっとしていたり塩がまったく効いていないとキモチ悪くなった。
 これはおにぎりじゃない!
 友達のおふくろの顔を知っていればいいが、知らないヒトの握ったおにぎりを食うのはイヤだった。
  ご飯、具、塩、海苔だけ。
 とってもシンプルだが、シンプルゆえに奥の深いサイコ~のご飯料理が“おにぎり”だ。

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 新米オカズ第2弾はまたもや自家製甘塩鮭。
 趣向を変えておにぎりにした。自分で握るのは年1回以下だ。
 一昨日の初新米があまりにもうまく「よし、明後日はおにぎりにするぞ!」と決意したのだった。

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 家庭用精米機。食べる都度これで玄米を搗く。八分搗きだ。
 八分搗きだから糠を完全に落とさないよう優しくとぐ。
 コメ3合。水加減は3合×7割=2.1合
 瑞々しく、甘く、おいしく炊けた。 
 ドンピシャのかたさ。ここ数年で最高の炊きあがりだ(感激しすぎッ!)。

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 5日熟成鮭。熟成の極みだ。

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 焼けた。食った。うまい!
 一昨日の3日熟成で感じた塩。今日はすごく馴染んで尖った塩は感じない。
  あの時懸念した「もしかしたら塩が多かったか!」は、杞憂だった。
 鮭と多めの塩は最愛の関係だったのだ。
 時間が足りなかっただけ。時間がすべてを解決した。
 5日熟成、イイねぇ~。 

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 大好きな皮はべろりと二口で食べる。
 すばらしい旨味が味蕾を襲う。
 子供の頃は皮が一番好きだった。すぐ上の姉はピンクの身が好き、一番上の姉は茶色い血合い。懐かしい。

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  1個だけは梅漬けだ。GT-R博多遠征2012秋で余ったヤツを成敗した。

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 あとは鮭。でっかくほぐす。

  小さい茶碗にご飯を盛り、具を入れ、ご飯少量でフタをする。
 塩をたっぷり付けた掌に熱々ご飯を置く。熱っちぃ。
 ひょいっひょいっひょいっと1周3回踊らせ三角形を形づくる。もう1周。
 ぎゅーぎゅー握らない。握り鮨よりは強く握る。

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 できた。全部で8個。写真は7個。
 具の鮭がでかすぎて顔を出している。はしたないけど可愛いぜ。
 巧く真ん中に入らなかったせいもある。
 最初の1個は握ってすぐ食べた。
 「うまい!」
 母親やオンナでなく、自分の掌の汗や脂で味つけされたおにぎり。
 遜色ないぜ。
 だが握ったばかりは塩がきつい。まだ馴染まないのだ。
 一口食べてはおにぎりを握り、握ってはまた一口食べた。 

 海苔は先ほど焼いた。
 海苔2枚の表面を合わせ裏面をガスコンロで焼く。プ~ンとステキな香り。4枚8個分を用意していた。
 いつもの食料品店で一番高いヤツを買った。
 良い米には良い海苔を邂逅させたかったのだ。

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 巻く。食う。
 「うまい!」
 パリッと海苔の歯触りと香り。
 海苔が加わるとおにぎりのうまさが違った方向に進む。あ~うまい。
 塩が馴染んだ。鮭の塩気が足りない。
 3合メシに300gの鮭。
 一昨日の“鮭どんぶり”は2合メシに300gだ。
 しょっぱさはご飯と鮭の割合もあるのかも知れない。
 「おっ、超うまい!」
 梅だった。一昨年、自分で漬けた和歌山の南高梅。シソを使わず塩だけなのに何とも言えないうまさだ。
 「おにぎりは断然鮭だ!」
 そう公言してはばからなかったオレ。今日は“梅”が一枚上手だった。

 台所に全裸で立ったままどんどん食べる。水もお茶もビールも呑まず食べまくる。
 あっという間に8個中6個食べた。ちょうど良いハラ具合。でももう1個。
 このダメ押しですごくハラ一杯だ。ご飯2.63合分。
 水を呑む。喉や食道につっかえたのがす~っと降りていく。
 後味もイイ。
 歯の間に挟まった1粒のご飯。吸いながら舌先で捕獲。噛む。
 数分間唾液に曝されていたのに瑞々しさ甘さは健在。恐るべき南魚沼コシヒカリ保有米。
 「こんなにうまい食事をしてイイのだろうか?」
 そんな心配をするほどの極旨おにぎりだった。

 1時間後の小便。
 もう海苔の香り。
 驚いた。人体の神秘だ。(2012.10.11)

 翌朝。ラップに包んでおいた残り1個を食べた。
 「うまい!」
 凛々しい塩。効果的だ。
 鮭の塩気もちょうど良い。旨味も増した。
 一晩経ったのに、海苔がガードしたせいかご飯は不当にかたくなっていない。
 焼きたてと違い、しっとり海苔もまた一興。
 よ~く馴染んですべてが一体化し“おにぎり”というモノをとてつもないシロモノに昇華した。

 おにぎり1個でこんなに感激するとは、オレもシアワセなオトコだ。(2012.10.12)


久々クリスチャン・ベルナール、いいぜ!(時計)

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 10月も半ば、朝晩は冬のような寒さだ。
 クールビズスタイルを止め、今日から背広を着た。
 復活背広第一弾はダブルのチャコールグレー。新潟三越で買ったミスター・ジュンコだ。
 やはり背広はいい。いかにも仕事に来たカンジだ。
 クレリックシャツのダブルカフスに大倉陶器のカフリンクスを刺し、タブカラーにネクタイをディンプルを入れて締め、ダブルの背広を着る。
 社会人の武装をしたようだ。鎧を着けた気分になる。
 クールビズスタイルでは決して味わえないキリリと引き締まった気持ち。
 歩き方も虎のように悠然としてくる。虎行(ここう)だ。

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 7月に博多で出逢ったベッコウ柄のニクソン・ベガ。とても気に入った。様々な色をネットで次々に買った。
 2ヵ月で10個も。まるで何かに憑かれたようだった。
 7月中旬から10月中旬の昨日まで3ヵ月間ベガを愛用した。
 ベガはでかいからワイシャツの袖にすっぽり収まらない。
 カジュアルスタイル、特に半袖に映える!と思っていた。

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 久しぶりにハメたクリスチャン・ベルナール。
 これぞ時計だ。この大きさ、この薄さ、このデザイン。
 ジルコニア(人工ダイヤ)と小っちゃいルビーを文字盤一面にちりばめた20ミクロン金張り時計。
  まさに背広スタイルにピッタリだ。
 3ヵ月ぶりに普通の時計をしてみてその良さに驚いた。
 ベガにうつつを抜かし、存在すら忘れていた。
 やはりオーソドックスなものが安定した輝きを放つのだ。
 ベガちゃんはしばらく休ませよう。背広姿のウィークデーに出番はない。
 セントジェームス・ウエッソンやセーターやレザー・ブルゾンには時々登場させる。

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 3ヵ月間毎日活躍してくれたベガ。
 今日はこれ、明日はアレ。色選びは喜びだった。
 また来年のフル稼働の際はよろしく頼むで。 

 全18本の時計達。

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 背広にクリスチャン・ベルナール、金ピカ・スウォッチ、ガガミラノを合わせる。これらは背広以外にもイイ。

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 他のスウォッチ5本はカジュアル用。

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 10個のニクソン・ベガは来年の半袖スタイルまで待機だ。
 これで18本の棲み分けが出来たぞ。
 懸案事項が解決した。(2012.10.17) 

食えなくなったほだ木栽培椎茸(シャバで気になる事)

 群馬は椎茸の生産地だ。
 網焼きがうまい。料理に入れると旨味がぐっと出る。
 オレは椎茸を買う時、“菌床栽培”でなく“ほだ木栽培”の小さなシールを確認する。
 今では放射能に汚染され、ほだ木モノは食えなくなった。
 関東地方の椎茸好き野郎(オレ)にも苦行を強いる福島原発事故。
 未曾有の災害を引き起こしながら誰も責任を取らない。追求もされない。
 欧米ならあり得ないらしい。

  ソ連と日本の原発事故への異なる対応をえぐった記事発見。

~~~1986年4月26日。チェルノブイリ・メルトダウン。
 住民45,000人(うち子供17,000人)を一斉に脱出させ、廃墟となったプリピャチ。ソ連は避難所の子供達に汚染されていない食材を配った。
 甲状腺、胃腸、血液、ガンの専門医がチームを組んで子供達のいる避難所を回った。バスに甲状腺を検査する超音波測定器を積んで。
 子供達の健康調査が遅々として進まない福島とは行政の姿勢がまったく違う。体内被曝についても「食べて福島を応援しよう」などと言っている。
 プリピャチは原発からクルマで西に10分のゴーストタウンだ。26年経った今も誰も住んでいない。
 ところが、線量の高い区域ではプリピャチと同レベルを計測している福島市には25万人が住んでいる。
 あの“独裁国家のソ連”でさえ国民の被爆を極力防ごうとした。子供達を助けようとした。
 民主主義を標榜しながら子供をおろそかにする国(日本)に将来はない。
                                 by 田中龍作ジャーナル ~~~

 国民が被爆してもまったく意に介さない。
 マスコミやら御用学者やらを総動員し、あらゆる手を尽くして全国民を被爆させようと躍起になっている。「瓦礫の広域処理!」「食べて救おう~!」
 何のための、誰のための国家なのか。国民の生命財産を破壊するのが日本という国家なのか。

 復興予算が関係のないとんでもないモノに使われている。
 予算を配分したヤツ、分捕った野郎、使った輩、享受している者。これが同じ日本人なのだろうか。
 昨日の参院決算委員会。
 のらりくらりと屁理屈を捏ねて「だからこの予算は必要だ!」と官僚の作文を棒読みする担当大臣。ヘドが出そうだ。
 痛快だった田中真紀子も狡くキモチ悪いツラに成り下がっている。
 2009年総選挙の熱気は何だったのか。
 古い自民党政治を打破して国民のための政権を樹立したはずだ。
 大金を出した民主党オーナー鳩山をコケにし、理念を掲げる実力者小沢を追い出した。

 小沢一郎は現在ドイツを訪問中だ。
 2022年に原発ゼロを決めた国家を視察している。
 フクシマの惨状を見て2032年から10年前倒しを決定したらしい。
 外国が出来たことを日本は出来ない。チェルノブイリを教訓に出来なかった。
 日本の将来に役立つこんなすばらしい視察をマスコミは伝えない。
 腐りきっている。

 今、野田どじょうを頂点として日本は何から何まで狂っている。
 狂乱ぶりが原発事故により白日の下に晒された。
 前途ある子供達は「あぁ、こんなんで良いのか!?」とタカを括ってしまうだろう。
  インチキがまかり通る世の中。恐ろしい。

 日本は外圧でしか変わらない。
 それとも“必殺仕事人”に成敗してもらおうか。(2012.10.19)

カレーうどん、超うまっ!(マサ料理)

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  博多遠征帰り翌昼に必ず食べたくなるうどん。コルベットでもGT-Rでもそうだ。
 福岡~群馬約1,300km走行。炎天下と深夜のエアコンを効かせた車内。
 カラダは塩分と水分を欲するのだ。
 今年の夏は異様に暑く9月中旬でも盛夏だった。
 福岡滞在中の台風一過。途端に涼しくなった。半ズボンから長ズボンになった。
 発つ時は夏だったが1週間ぶりに帰ってみると群馬は秋になっていた。
 長距離運転の興奮でカラダは熱い。だから真夏と同じ真っ裸にタオルケットで寝た。
 夜中、朝方何度も寒くて目を醒ました。カラダは縮こまっている。ネコのように丸まっている。

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 昨晩から水に浸した煮干し10尾と昆布2切れ。
 もう良い色が出ている。
 今日は初の試みカレーうどん。古奈家やココイチのうまさに触発されいつかやりたいと思っていた。
 うどんを食いたいがカレーも食いたい。昨夜帰宅した段階のオレ。両方をイッキに食えるカレーうどんだ。献立は速やかに決定された。

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 弱火でじゅうぶん煮出す。

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 煮干しと昆布を退ける。シャンパンゴールドだ。呑む。
 「うまい」
 もうこれだけでひとつの料理だ。

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 ミリンと醤油。ミリンは“九重櫻”という上位品。近所の酒屋にはないヤツだ。料理好きの知人女性にもらった。

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 ストレートグラスで呑んでみる。
 春風亭小朝の落語に、おいらんが食前酒として粋にちょいとミリンを呑むところが出てくる。
 江戸風流にちょいと浸ってみた。
 オツな味ではあるが、呑むより料理に適したことが判明すべくして判明した。
 気になっていたあの情景をひとつ経験できたのはヨカッタ。
 ツユを味見。醤油追加。う~んミリン追加。よしOK。
 特別なミリンで特別なうまさだ。

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 深谷ネギ2本。鶏モモ2枚553g。
 包丁は新潟グレステン・アップシェンク14cm。イデタチが鋭い。
 鶏とネギの入った汁にカレー粉と小麦粉を水で溶いたヤツを入れてとろみを付ければカレーうどんは出来るに違いない。

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 ネギは縦に、鶏は小さめに切る。
 鶏はよかったが、ネギはアップシェンクより三徳包丁が切り易かった。
 格好だけじゃなく、適材適所が大事だ。

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 鶏投入。アク取り。浮いた脂を全部は取らない。

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 ネギをバサッ。
 少し煮る。
 味見。うまい。鶏が良い味を出している。鶏自体もほろりとうまい。ネギはステキなアクセント。

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  まずは鶏うどん。
 カレー粉と小麦粉を加える前の鶏とネギの汁だ。
 うどん1玉(250g)をどんぶりに入れ、鶏とネギと汁をかけた。
 食う。ダシも鶏の旨味もちゃんと出ている。でも単純な味だ。
 これを目的に食えばかなりうまい。
 だがカレーうどんのついでだから「うまい!」と叫べる味じゃない。
 真打ちの前の前座に成り下がったのだ。
 やはりついではついでのモノでしかなかった。
 これでは“鶏うどん”に失礼だからいつの日かきちんとやりたい。

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 インデラカレーと天ぷらで余ったコツの要らない天ぷら粉。
 水を入れ泡立て器でよ~く溶かす。
 鍋に入れた。混ぜる。とろみが付いた。カレー粉のすばらしい香り。うまそうだ。少し煮る。完成。味見。

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 「うまい!」
 まずはカレー粉、間髪を入れずダシの効いた汁のうまさが連続して襲ってくる。
 おぉ、カレーうどんの汁とはこんなにもうまいのか。オレは驚いた。

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 一度にたくさん食べたい。
 どんぶりにうどん2玉(500g)を入れ、カレー汁をかける。食う。
 「うまい!」
 うどんに較べてカレー汁が少ない。もっともっとかけるべきだった。
 鶏うどんと合わせ、うどん3玉(750g)に具だくさんの汁。ちょうど良いハラ具合だ。でももう1杯。
 今度はうどん1玉(250g)にカレー汁をたっぷりかける。ずるずる喰らう。
 「うまい!!」
 これはうまい。

 タネと酢メシのバランスが大事な握り鮨。
 タネ15g:酢メシ15g。または13g:17gが理想的だ。
 よくテレビの食べ歩き番組で見るタネが酢メシの3倍もの長さにだらしなくダラリと伸びた異様な鮨。あれは“刺身+添え物の酢メシ”であってとても鮨とは呼べない。鮨の味を破壊する鮨もどきだ。
 「スゴ~イ!ネタが長~い!安~い!嬉しい~!」などと喜ぶ客。売り上げを増やしたいから迎合する店。
 修行してきた本来の鮨の姿は、カネのために忘却の彼方に追いやられる。
 由々しき風潮だ。

 カレーうどんも、麺とカレー汁のバランス次第だと今日わかった。
 カレーうどんは古奈家とココイチしか食ってないから今まで認識していなかったのだ。
 うどんが隠れるくらいたっぷりかけてぐちゃぐちゃ混ぜてずるずるイクのがイイ。

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 すっごくうまかったマサカレーうどん。とろみが薄かったのは減点だ。
 うどん4玉(1kg)+具だくさんカレー汁。食う前より2.2kg体重増。
  ホテルニューオータニ博多ベーカリーのパンを食ったのが昨日の朝10時。長距離運転の最中は食事せず帰宅後ビール1リットル。
 今は翌日午後2時。28時間ぶりの食事だ。2.2kg食ってもバチは当たらないだろう。
 次回は鶏モモを豚バラに換え、ネギはそのままに、小麦粉を片栗粉に変更してやるぞ。
 どんなうまさになるか今から楽しみだ。(2012.9.23)

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 翌日。煮込みカレーうどんにした。
 今日食う予定じゃなかったのでカレー汁もうどんも冷凍した。
 鍋で熱くなったカレー汁に凍ったままのうどんを入れる。
 断続的に汁をかけて早く解凍しようとする。それでも時間がかかった。
 うどんの柔らかさが心配だ。

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 できた。
 汁たっぷりのカレーうどん。これが本来の姿だ。美しい~。
 食う。
 「うまい!」
 うどんを煮たからとろみがついた。不当に柔らかくはない。
 インデラカレー(カレー粉)追加で香りも辛さも良い。

 翌日も満足とは、嬉しかった。(2012.9.24)


浦島マサ太郎、群馬へ帰る!(GT-R博多遠征2012“第二弾”秋/復路)

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 龍宮城での6泊7日はあっという間に終わりを告げた。
 乙姫様のご馳走も、鯛やヒラメの舞い踊りも今はもうない。
  あれだけ堪能したのがウソのようだ。楽しい日々はすぐに終わってしまう。
 これが世の理か。

  ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
  淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて
  久しくとどまりたるためしなし・・・

  方丈記『ゆく河の流れ』の冒頭部分だ。鴨長明が無常観を謳っている。
 高校時代の古文の授業を思い出した。
 浦島太郎と方丈記が混在するのはヘンだが、オレはそんな心境になった。

 7月の前回遠征同様、正午にニューオータニ博多を後にする。
 チェックアウトに際し、荷物が多いので部屋まで台車を持って迎えに来てもらう。
 「お世話になりました」
 「GT-R、目の保養になりました」
 白いカッコイイ服を着たチーフドアマンK氏が嬉しいこと言う。彼に見送られ、福岡から群馬までの長い旅に出発する。
 意外にクルマが少ない福岡市内。8分で天神北入口。
 相変わらず走り難い九州道。
 前は空いているのにピッタリ2列走行だ。先頭車は退く気配すらない。これが日常茶飯事なのか。
 「九州のヒトは退かないよ~。地域差があるよ~。××№と○○№は絶対退かない!」
  博多のKちゃんはいみじくも言った。そうだったのか。
 食い物も人間も大好きな九州だが高速道路の走り方だけはサイテ~だ。
 中国道。
  空いているけど路面はガタガタ。空いているのは慣れちゃったがガタガタはいつもガタガタだ。
 西宮北~宝塚間で渋滞にハマる。10km行くのに40分もかかった。
 北陸道。
 夜のカーブとアップダウンを軽快に走るGT-R。
 「ゴロゴロゴロ、コロコロコロ」
 ネコが喉を鳴らすような声が微かに聞こえる。可愛いぜ。
 富山を過ぎた。
 富山まではよく“寿司栄”に鮨を食うためだけに群馬から日帰りで来た。
 馴染んだ道だ。さぁ、注意するぞ。
 慣れた道なのになぜだ?慣れた道こそ注意が必要なのだ。
 徒然草第百九段『高名の木登り』で得た教訓。吉田兼好だ。
 木の高い所では注意をするから安全だが、低くなって気がゆるんだ時が一番危険。
 これも高校の古文の授業だ。学校の勉強も少しは役に立つぜ。
 関越トンネルを抜けるとさらに注意力を強化。

 とうとう無事に群馬に帰り着いた。
 約1,300km。今回も全く疲れない。
 GT-Rのガッシリした乗り心地、明治アーモンドチョコレートとヴェルタースオリジナル(飴)の糖分、自分で一昨年漬けた梅漬けのクエン酸と飛び上がるほどのしょっぱさ、眠気防止と水分補給のPA自販機の熱々ドリップ・ブラックコーヒー・モカ4杯。
 色んなモノのおかげだ。
 無事に帰還できたのが何よりだ。(2012.9.22~23) 

朝のホテルパン(ホテルニューオータニ博多/グリーンハウス)

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 今日はGT-Rで福岡から群馬に帰る日。
 走り出したら約13時間食事はしない。
 だから今(午前10時)ハラ一杯食べる必要がある。
 昨年同様ホテルベーカリーのパンとエクアドル産バナナにする。
 それ以前は“高松の蒲鉾”で買った練り物をうんと食っていた。
 昨年は3個。ガーリックバターフランス、スモークチーズ、ポークソーセージ。
 でかいし重いから超ハラ一杯になった。
 適量食いの爽やかさを知った昨今。今回は2個にする。ガーリックとチーズ。
 部屋備え付けの緑茶ティーバッグ(八女茶)で食う。

 まずはスモークチーズ。
 チーズのスモーク具合がイイねぇ~。
 パンの塩味、噛み心地、重さもイイ。
 温かいお茶と合うぜ。
 そしてガーリックバター。
 うまい。ばりばりの歯応え。にんにくは弱い。バターはたっぷりだ。囓るとじゅわっと染み出す。
 でかいからなかなか減らない。
 パンを食い、お茶を呑む。お茶を呑んでパンを食う。
 早食いのオレでもかたいパンには時間を食った。
 2個はちょうど良いハラ具合だ。
 ということはドライブ後半で空腹が予想される。

 トイレ、歯磨き、ヒゲ整え、風呂、後片付け・・・やることが目白押しだ。
 パンの歯応えの良さを軽く恨みながら、出発の正午に向けオレは始動した。(2012.9.22)

イビサルテ1階、うまい!(スペイン料理) ~博多~

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 24,030円 / 料理、酒 / 4人

 前回7月にモダンタイムスに連れて行った姉姪。
 今回はスペイン料理のイビサルテだ。Nちゃんと2階のレストランは経験済み。
 今日はスペインのバルの雰囲気を漂わせる1階だ。
 ぐるっとまわったカウンターの他にテーブルが2つ。椅子もテーブルもうんと高くて座りにくい。
 さぁ、食うぞう。
  まずは生ビール、続いて赤ワインを1本。2人はソフトドリンク。

 「うまそうなのがいっぱいあって迷っちゃうなぁ~。イワシのプカッチャ(?)って何?」
  「イワシのオイル焼きです」
 「じゃそれいこうか。あとハモンセラーノ4人前と鶏の白レバーのパテ。ムール貝の炭火焼きもうまそうだねぇ~」
  「かしこまりました」

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 「うまい!」
 凝縮極まったハモンセラーノ。
 浮羽の本店で丹誠込めて作ったらしい。
  すばらしい味わいだ。
 レバーもなかなか。ちょっとサッパリすぎ。
 「ハモンセラーノ、凝縮しててうまいねぇ~。呑み込むのが勿体ないよ」
 「ありがとうございます」
 おっ、好感度アップだ。

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 マッシュルームのアヒージョ。
 オリーブオイル煮。ニンニクと鷹の爪が効いている。
 ブラウンマッシュルームの旨味がぐいぐいオイルに出ている。
 パンにべったりこのオイルをつける。うまい。
 皿に残ったオイルを呑む。あんどんの油をなめる化け猫みたいだ。
  「アヒージョうまいねぇ~。ずいぶん前にスペイン行ってマドリッド、セビリア、グラナダ、バルセロナうまかったよ~。この店の料理食ったらスペインを思い出したよ!また行きたくなった!」
 「あ、ありがとうございます~スペイン良いですよねぇ~」
 おっ、好感度さらにアップ。

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 海老のアヒージョ。
 海老は海老のうまさがある。ブラウンマッシュルームほど強く味は出ない。その分、海老自体が旨味を温存している。

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 本日のアヒージョ。
 砂肝とキノコ。歯応えがよく旨味の強い砂肝とぶなしめじのハーモニー。

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 イワシのプカッチャ。
 うんイワシ!って味。特に感動はない。

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 ムール貝の炭火焼き。
 ジュワッとあふれる汁。強烈なうまみ汁。エッチっぽい香り。イイぜ。

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 トルティージャ。
 スペインオムレツ。じゃが芋の入ったオムレツだ。
 前回同様、平凡な味。
 スペインで食ったのはもっとうまかった。

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 オマール海老のパエッリャ。
 「4人前!」
 「2人前でもよろしいかと・・・」
 「じゃ3人前」
 「2人前か4人前なんですよ~」
 「4人前!ボクたち大食いだから」
 「はい」
 来た。おぉ、豪華だ。
 すごい量のオマール海老。サフランライスが見えないほどパエッリャ鍋を占拠している。
 取り分けてくれる。
 「うまい!」
 超をいくつ付けても足りないくらいうまい。サイコ~。
 オマール海老はもちろんうまいが、主役は海老のうまみがこれでもかコレでもかと注入されたご飯。まさにホッペが落ちる寸前。
 「うまいねぇ~。芯を残したグチャッとした炊き方、本場のやり方だね」
 「あ、ホントありがとうございます!」

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 宴のあと。
 もの凄くうまかった。
 ハモンセラーノ、アヒージョ、ムール貝、特にパエッリャ。
 今度はオマール海老じゃない普通のパエッリャを試したい。
 オマール海老がどれだけ味を出していたのか。それともうまいダシのおかげなのか。確かめたい。

 2万くらいかと思ったら24,000円。予想よりちょっと高い。
 あとでHPみたらオマール海老のパエッリャは2人前4,950円。4人前は9,900円だった。
 だがこちらに来て買った西日本宝くじ10枚。
 5等5,000円当たった。1,000円が5,000円になった。
 ±ゼロだ。だからヨシとしよう。
 次回訪福の際も必ず来る。
 舌がそう欲するのだ。(2012.9.21) 

新米オカズ初弾、自家製甘塩鮭サイコ~!(マサ料理)

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 待ちに待った新米がやってきた。
 南魚沼市石打の親戚が自家用に作ったコシヒカリ。玄米で買った。
 家庭用精米機で搗いた。八分搗き。粒が小さく柔らかい新潟米はこれがベスト、と思う。
 といだ。
 新米は水分が多い。2合の米に1.4合分の水。7割しか入れない。
 かたいご飯が好きなオレは1年経った米でも8割の1.6合分だ。
 新潟米はこれでちょうど良い。かたくてもちゃんと粘りがあり甘く瑞々しいのだ。

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 炊けた。ぴかぴか輝いている。すばらしい。宝石のようだ。
 食った。ほんの数粒。
 「うまい!」
 この甘さ、この瑞々しさは何だ!信じられないうまさだ。
 つい昨日食べた1年前のコメ。メバチとカンパチで食べた。うまい!うまい!と食べた。
 だが新米は違う。格が違う。陶酔のうまさだ。
 嗚呼、本当に美味しい~。

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 卵かけご飯。
 ご飯を炊くと必ずやる前菜。これが超うまい。
 小さい古九谷焼の茶碗にご飯を少し。
 卵に醤油をかけほとんど溶かずにかける。ご飯が泳ぐくらいの比率がイイ。
 ずるずるっと掻っ込む。
 白身のぎょろっ、とろっと濃厚な黄身。コントラストが好きだ。
 ご飯と生卵の邂逅。すばらしい。

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 輝かしい新米の初っ端オカズは鮭。

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 3日前に自分で仕込んだ甘塩鮭だ。300g。

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 ガスコンロの魚焼きグリルで身から焼く。良い色に輝く。程よい焦げ目がついたら返す。

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 皮はすぐ焼ける。焦げすぎに注意する。
 焼けた。箸で鮭の一画を切り離す。ポッと立ち上る湯気。ご飯に載せる。食う。
 「うまい!」
 強めの塩が鮭の旨味を遺憾なく発揮する。塩が鮭の実力をおびき出すのだ。
 最も単純な塩がサイコ~の味を作る。醤油でも味噌でもミリンでもない。
 ご飯。
 甘く瑞々しい。新米だからその度合いは烈しい。
 ご飯の甘み、瑞々しさ+鮭の塩気、旨味。すばらしい。

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 一口食べたら鮭をほぐしてご飯に載せる。ばりっと焼けた皮を飾る。
 “どんぶり”にすると一段とうまそうだ。オカズとご飯が接することによりその接合部は脂と塩気が染みてさらにうまくなる。
 「おいちぃ!」
 シアワセなうまさだ。
 生鮭に塩を振っただけではこれだけのうまさは出ない。
 塩と時間のなせるワザだ。凄いぜ。

  厚いところはイイが端や薄い腹の部分は塩が強い。
 オレがベストと考える4日熟成。1日足りなかった。
 と、日数のせいにしたが、ことによると塩がキツ過ぎたのかも知れない。
 冷凍したヤツをゆっくり解凍して焼いて食った時に塩過多か適度かを確定しよう。

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 あっという間に食い終わる。次回は3合メシの復活か。
 3合メシを征服する喜びと超満腹感の戸惑い。
 戸惑いよりも喜びを優先させよう。(2012.10.9)

自分で甘塩鮭を仕込む!(マサ料理)

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 いつもの食料品店。
 本日の献立は五目釜飯。鶏モモ、ゴボウ、ぶなしめじ、あぶらげ、ホタテ缶。
 もう10月だ。もし鮭が出ていたら五目釜飯は延期の憂き目に遭う。

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 おっ、あった。
 鮭の半身が何枚も何枚もサーモンピンクにぴかぴか輝いている。
 「あたしを買ってェ~
  オレに色目を使う北海道産秋鮭たち。据え膳食わぬは男の恥だ。
 やや小さい。半身1枚600円。昨年のように1枚千円のでかいヤツが欲しい。800gくらいかな。
 だがこれを得ないと次はもうないかも知れない。
  出会った瞬間が最良の時なのだ。皮を見てみる。きれいな銀色だ。この時季だからまだブナ色は出ているはずもない。
 「4枚ください!」
 オレは意を決して言った。魚売場の40代小柄ふくよか可愛いねぇさんに。
 「はい!」
 一番上の小さいヤツは退けピンク色が濃くてでかそうなのを選んでくれる。
 「はい、お待たせしました」
 「どうもありがとう」
 新潟のヤマセンもそうだが、魚屋のねぇさんってのはイイねぇ。
 女だてらに出刃包丁を駆使してでかい魚を可愛い顔でさばく。
 「ボクもさばいてぇ~」
 などと頼みたくなったりする。

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 家に帰って量る。1枚700~750g。総重量約2.9kg。

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 皮のヌメリを取る。尻尾からアタマへ出刃を使う。
 おぅ、結構ヌメリが出るもんだ。
 洗う。キッチンペーパーで拭く。
 切る。いくつに切ろうか。メシのオカズに焼くには300gは必要だ。
 でかく2つ切り、3つめの尻尾は小さくした。仲間外れのようで申し訳ない気持ちだ。

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 いよいよメインの作業。
 塩をずりずりすり込む。皮は尻尾の方からウロコに逆らってぐぐぐっと入れる。
 多すぎるくらい塩をするのがいい。じっくり浸透して最高の塩鮭となる。
  完成は早くて3日後。4日目がうまい。
 すぐ食いたい。仕込みだけで食わないんじゃ苦労が報われない。
 そこでアタマ側の1切れだけはパラパラッと軽く塩をして馴染ませる。仕込みが終わったら焼いて食うのだ。

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 1切れずつラップに包みポリ袋で密閉する。1つはこれから食い2つを冷蔵し9つは冷凍だ。全部で12切れ。
 凍っていく過程でぐ~っと塩が入り凄くうまくなる。食う時はゆっくり冷蔵室で解凍して焼く。
 冷凍してもまったく遜色ない。塩のおかげだ。ご飯もただ冷凍するより塩おにぎりにした方が断然うまい。塩は偉大だ。
 仕込みは終わった。1時間もかかった。始める前に呑んだビール500ccが切れてきた。

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 早く鮭を焼いてビールを呑もう。焼けた。

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 食った。
 「うまい!」
 ふんわり焼けている。

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 パリッとした皮。
 ちょうど良い脂。銀鮭のようにギトギトでないのがイイ。
 力強いボディがぐいぐい押してくる。旨味が強い。塩加減も最適だ。

 食べ終わって歯を磨き居所寝。
 舌が猛烈にしょっぱくて目が醒めた。水を飲む。がぶがぶ飲む。5杯も飲んだ。
 あんなに少しの塩でも馴染み不足だから舌を襲撃したのだ。
 恐るべき塩。

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 食後には栗。いよいよ栗の季節だ。群馬産“利平”。900g。

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 塩水から25分ゆで、そのまま冷ます。
 ほっくほくでうまい。粉っぽいカンジがいい。甘みはやや弱いが初物としては上出来だ。

 鮭の塩焼きを食って5時間後の小便。
 「うわっ!」
 ものすごい鮭の匂い。ヌメリを取る前の鮭そのものの躍動感あふれる匂いだ。
 生まれた河を忘れず必ず戻ってくる義理堅さ(?)、長い旅をして子孫を残そうと懸命になるひたむきさ・・・鮭の持つ力強さがこれでもかと溢れ、オレは感動した。 
 鮭は魚の中の魚、King of fishだ!
 オシッコが臭かっただけでこれだけ思うとは、オレは感受性豊かなヒトだぜ!? (2012.10.6)

ステーキ定食、うまい!(Beef泰元) ~キャナル店~

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 1,470円 / ステーキ(マルシン)定食 / 1人

 4日前にハンバーグ定食を食べてうまかったBeef泰元。今度はステーキ定食を食いたいと思っていた。
 中洲で遊んだ帰り、足は自然に店に向かう。
 「マルシンってどこの部位ですか?」
 店員の若いネーチャンに訊く。
 「え~~~っと、あれぇ、あ、ここ12番です」
 牛の部位を表す図の12番を指し示す。
 「内もものあたりかな?」
 「内ももはこちらです。シンタマ(ケツ)ですね」
 「じゃマルシン!」
 「はい、かしこまりました。50円を足すとご飯が大盛りになりますが」
 前回も聞いたが「50円で大盛り!」は何ともしみったれている。
  50円くらいならサービスして欲しいしカネを取るなら100円にすべきだ。
 あっ、これを“五十歩百歩”というのか?
 「普通で」
 ステーキの部位はその日の仕入れによって色々。十数種類。値段も1,360円から2千数百円まで。
 解説をよく読むと“まる芯”はシンタマの中心の稀少部位とある。これは楽しみだ。
 来た。

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 「つけダレは焼肉のタレ、塩、わざび醤油になります」
 まずは塩。しょっぱい。肉はうまい。ミディアムレアに焼かれている。
 焼肉のタレ。おぉ、うまい。肉の旨味を存分に発揮させてくれる。
 わさび醤油。
 「うまい!」
 これだ。これが一番。シンプルな醤油が肉そのものを開花させる。ワサビがうまさを引き締める。
 赤身とは思えないうまさ。量は少ない。百数十グラムだろう。
 肉は500g食いたい。でもご飯、味噌汁、サラダ、温野菜を食ったらちょうど良い。

 この店、かなり気に入った。
 次回の訪福でも来るのは必至だ。
 モダンタイムスのメニュー全制覇を目論むオレ。
 Beef泰元も、牛の各部位すべてを食いたくなった。
 一度口に出したらやるのがオトコだ。(2012.9.21)

4度目モダンタイムス、うまい!(レストランバー) ~博多~

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 10,600円 / 料理、酒 / 2人

 昨日に引き続きKちゃんと。
 23:20。入店。客は1組だけ。
 「いつものねぇさんはもう帰ったの?」
 「あ、今着替えしてます」
 出てきた。
 「昨日帰る時、近いうちにまた来ますって言ったからホントに近いうちに来たよ!」
 「あははは!」
 「もう帰るの?」
 「はい、もう上がろうかと思いまして」
 「家は近くなんですか?」
 Kが訊く。
 「はい近いです」
 「それはよかったです」
 今日、Kは呑めるよう電車で来た。
 まずはハイネケンを1杯。次にハウスワイン白をデキャンタで。そしてデキャンタ赤。
 白ワインの好きなK。オレは赤だ。
 「ワインに凝った数年前は1年で100万も呑んだぜ!」
 「ヒャ、ヒャクマン!」
 「オレはブルゴーニュが好きで酒屋で1本15,000円くらいのがうまかったね。華やかで凝縮感があってサイコ~だよ。開栓後2時間も経つと中学生から色っぽい四十女に変貌して・・・」
 あっ、ワインの講釈が始まってしまった。この辺で止めとこう~。
 クルマもPCも赤。時計もニクソン・ベガの赤を持っている。
  「赤が好きなのねっ
  「ムラサキと赤が好きだよ」

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 自家製サーモンのマリネ。
 脂の乗ったとろっとサーモン。うまいぜ。
  「以前、ハイアット・リージェンシーに泊まった時、朝食ブッフェでスモークサーモンがうまくて山盛り3皿食ったらキモチ悪くなったよ」
 「朝からサーモン?あっはっはっ」

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 若鶏の唐揚げ。
 こういう店はどこにでもある鶏唐揚げをどんな風にするんだろう。とても興味深い。
 喰った。
 もの凄く味が染みておいしい。甘辛加減もニンニクの効き方も絶妙だ。
 表面は油を感じないサクサクっぷり。丸く成形してある。
 宇佐すずやもここモダンタイムスもすばらしい。マサ料理も唐揚げは得意だが到底敵わない。
 素直に負けを認めるオレ。ナイスガイだ!?
  「唐揚げうまいねぇ~!」
 「あ、ありがとうございます」
 給仕するのはねぇさんでなく兄さんだ。

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 海老フライ。
 “大きな海老”と書いてある写真よりだいぶ小さい。ぎょろっとした歯応えがイケる。
 タルタルソースより中濃が好きだ。

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 モダン風フライドポテト。
 おぉ、バター味。うまい。カラッと揚げたあとバターにからめたのかな。
 歯触りも味もステキだ。
 ドンピシャの厚みもうまさを増幅している。

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 なんとか豚ロースのカツレツ。
 これはダメだ。肉は薄いしトマトソースじゃサッパリ味でとんかつの醍醐味がない。
 とんかつと調理法の違うカツレツだが、もうちょっと美味しく作って欲しい。
 カツを食う時はハラが減ってる時だ。
 「食った~!」って気持ちになりたい。

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 カルボナーラ、モダン風スパゲティ。
 「うまい!」
 生クリームとチーズと卵がこれでもかと舌を総攻撃。濃厚を絵に描いたようだ。しかも優しい。
 「うまいネ!」
 「ありがとうございます~」

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 タコス風ミートピザ(ひき肉とハラペニョソース)。
 「サイズはどうされますか?」
 「普通サイズ!」
 訊くのはヤボだぜ!とばかりに当然のごとく言い放った。
 『こんなに食ってまだ普通サイズのピザを食うのか!よく食うふたりだ!食いすぎだぞ!』と顔に書いてあるウエイター。
 肉がしょっぱいがキャベツが巧く中和してくれる。
  パリパリのクリスピー台。オレはしっとり系が好きだ。

 今日は揚げ物メインで攻めてみた。
 イマイチなのもあったが総じてうまい。ホント良い店だ。
 “モダンタイムス・メニュー全制覇”の野望。一歩一歩達成に近づいている。
 いつになったら完結するのだろうか。それまで初メニューを食い続けねばならない。
 嬉しくもあり哀しくもある。(2012.9.20)

3度目モダンタイムス、うまい!(レストランバー) ~博多~

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 10,880円 / 料理、酒 / 2人

 1度目はJちゃん、2度目が姉と姪、3度目は二年半ぶり再会のKちゃんと。
 健啖家のふたり。いっぱい食うぞう。

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 真鯛のカルパッチョ。Kちゃんリクエスト。
 鯛はうまい。かなり甘めな味付け。

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 牛タタキのミョウガ巻き。Kちゃんが指名した料理。
 ぐっとくる牛肉のうまさにミョウガが良いアクセント。
 牛タタキとミョウガを合わせるとはステキだぜ。
 ミョウガのカオリがふっと残る。

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 ゴボウのスティックフライ。
 前回も食べた。毎回食べたいうまさ。
 ゴリッとくるちょうど良い太さ。粉のカンジがまたイイ。

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 チーズオムレツ。
 焦げ目ひとつなくきれいに焼けている。
 中からとろりとチーズ。この濃厚さを上手になだめるトマトソース。それぞれがきちんと役割を演じている。

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 海老のチリソース。
 「うまい!」
 辛めの味がイイぜ。海老もぷりぷりだ。

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 牛フィレ肉のグリル、ポルチーニ茸風味のソース。
 ずいぶん薄い切り方のヒレだなぁ。
 そう思って食ったらキノコの薄切りだった。
 おぉ、肉はちゃんとミディアムレアだ。

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 チキンカレー(半熟玉子)。
 「うまい!」
 よ~く煮込まれている。
 何か中華っぽい華やかな香辛料。この香りが良い。
 辛さは少なく甘いカレーだ。ご飯も甘い。
 レーズンライスだ。バターライスにレーズンを合わせたらしい。
  「うまいねぇ」
 「カレーは人気で従業員の口になかなか入らないんですよ~」
 「あっそう。こないだ姪が来たでしょ」
 「はい、可愛い姪御さんで」
 「いえ、あなたの方が可愛いですよ
 「あははは」
 やや退き気味のねぇさんではあった。

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 ナポリターナ・ピザ。
 「レギュラーサイズでよろしいんですか?」
 「ハイ」
 カレーを食ってまだピザの普通サイズを食うのか!と驚くねぇさん。
 普通の味。

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 ビーフカレー(半熟玉子)。
 「ビーフカレー。あなたの口に入らないようにまたカレーを食べましょう~」
 「え、あははは」
 来た。チキンよりさらに煮込まれた印象。しょっぱい。
 中華っぽいステキな香辛料は香らない。
 ほろりと崩れる柔らかビーフ。
 チキンカレーほどうまくない。
 9皿目ともなれば当然だ。
 「チキンカレーの方が中華っぽい香辛料でうまいね」
 「元は同じなんですけどチキンはよく煮込むからだと思います」
 元は同じ!
  ビーフのダシとチキンのダシ。それぞれを使って元から違うモノにして欲しかった。

 ハイネケンとハウスワインの赤。
 Kはジンジャーエールとコーラ。
 今日は牛が多かった。
 前回は鶏だ。
 次回は豚メインでいこう。

 会計。
 シェフらしきおじさんが厨房から出てきた。
 「料理うまいですねぇ!」
 オレは心から言った。
 「ありがとうございます」
 小さい声で答えたシェフ。
 だがグッと見据えた目は、料理の自信と客への感謝の気持ちを雄弁に物語っていた。(2012.9.19)

新米到来、嬉しい!

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 新米の時季がやってきた。
 今年もテレビで「新米!新米!」とわめき散らし、“ご飯の友”や“炊き込みご飯”をこれでもかコレでもかと映し出すのだろうか。
 この時は毎年必ず来る。
 だから大騒ぎの必要はないのだが、日本人の心に染みる“新米”を黙ってはいられない。
 日本は四季豊かな国であり、その時々を愛でるのが日本人の特権だからだ。

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 新潟県南魚沼市石打。S地区で親戚が自家用に作るコシヒカリ。保有米だ。
 この純度100%、日本一のコシヒカリを毎年玄米で買う。
 米屋のコシヒカリは「南魚沼産100%」と銘打っても他の米を混ぜてあるらしい。
 10月に1俵2袋60kgを買う。友人知人に少しおすそ分け。
 玄米だから夏を越してもうまさは変わらない。糠がしっかりガードしてくれるからだ。
 米は生鮮野菜と同じ。精米したものはすぐに水分が飛んで劣化してしまう。
 オレは食べる都度、家庭用精米機で搗いて炊く。サイコ~の米を最高の条件で食べるのだ。
 うるさ型のオレに相応しい。

 米袋は持ちにくい。30kgでもすごく重い。
 実家に届けられたコシヒカリを「よっ!」と持ち上げる。クルマに積む。
  トランクがバンパーすぐ上から開くキャデラック・コンコースはラクだった。
 開口部の高いコルベットは難儀した。熱くなるから品質劣化を懸念した。

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 今年の新米はGT-Rで運ぶ。開口部が狭く高いトランク。こりゃぁ大変だ。

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  毎年親戚のオジサンが実家に届けてくれる。
 今年は宅配便で送られてきた。
 数年前はドライブがてら皆で取りに行ったこともある。

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 箱を積むのも大変だ。重たい。並んで積めない。
 GT-Rはコシヒカリ運搬車でないのだと再認識した。
  米2箱1俵分をトランクに積む。
 後輪より後ろに60kgの重り。人間一人が後端に乗ったのと同じだ。
 バランス悪いぜ。心なしか後ろが重い気がする。
 だがまったく気にすることなくGT-Rは気持ちよさそうに走る。
 後ろ端の一人くらい簡単に受け入れてくれたのだ。

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 こうして自宅にやってきた南魚沼産コシヒカリ。
 さぁこれから1年間、オレの舌と胃袋を大いに喜ばせてくれ。
 初っ端のオカズは何にしよう?
 メバチマグロか、納豆か、甘塩鮭か、サバ文化干しか、カジキ粕漬けか、豚しょうが焼きか、うに丼か・・・嬉しい悩みだ。
 先日、自分で甘塩鮭を仕込んだから鮭の公算が強い。
 適量食いの爽快感を知った昨今、バカ食いはご無沙汰だ。
 新米到来に敬意を表し、久々に3合メシの“暴挙”をやってみたい。
 嗚呼、考えるだけでワクワクする。
 ヨダレの海に溺れそうなオレ。(2012.10.8)

KちゃんとGT-Rでニシキューをドライブ!(博多遠征・秋)

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 2年半ぶりの再会。
 ダイビングインストラクターのKちゃん。大柄なグラマー。
 2年半経ってもその溌剌ぶりは健在。カッコ良い女だ。今回はちょっとだけ“ふくよか”になっていた。おいしい天ぷら“楽ちゃん”を教えてくれたヒトだ。

 2年半前、オレはコルベットとキャデラック・コンコースの2台に乗っていた。
 あの時はクルマでなくヒコーキで訪福した。クルマでKちゃんは今回初めて。
 「GT-Rで西九州自動車道をドライブしよう~
 「うん、GT-R乗りた~い。は~い!アタシ水曜日休みで~す!」
 「じゃ水曜にしよう。そのあとモダンタイムスで酒呑みながらうまいモンいっぱい食べようぜ!」
 「モダンタイムス?」
 「料理のうまいレストランバーだよ。昔の日活映画に出てきそうな雰囲気もイイぜ」
 「わぁ楽しみぃ~
 健啖家のKちゃん。胃袋はオレより強靱だ。2年半前に河太郎でその事実が判明した。
 「食べるのは負けませんよ~」と言ってはいたが。
 オレより大食いの女は何人も知っている。中にはまったく太刀打ちできないツワモノも。女の方が胃袋のポテンシャルは高いのかもしれない。

 ニシキュー(西九州自動車道)を走る。14.2kmで終わっちゃう短い高速道路だ。
 料金所は2ヶ所。その両方に警官とパトカーと白バイがウジャウジャ居る。なんの行事だろう。あまり居て欲しくないヒトや車両だ。
 クルマ好きでもあるKちゃん。
 「音、イイですねぇ~!」
 「迫力あるでしょ!」
 適度な速度で高速道路を疾走した。
 「ブレーキもぐ~っと効くところがイイですねぇ~」
  ブレーキを褒められたのは初めてだ。目の付けどころが違う。流石。
 天神北出口。福岡都市高速を降りる。信号待ち。ハンドルの感触を確かめるKちゃん。
 「しっとりしてるでしょ」
 「イイですねぇ~」
 混んでいる。ストップ&ゴーの繰り返し。
 「マサさんのブレーキとアクセルの操作、アタシの感覚にピッタリです。ぜんぜん違和感ない。中にはまったく合わないヒトもいるけど・・・」
 「そうか、そりゃヨカッタ」

 1時間のドライブ。ニューオータニに戻った。
 クルマから降りる。悠然と歩き出した刹那。
 「ドア、どうやって開けるんですか?」
 顔見知りのホテル美人従業員が質問。
 「ここを押して出たのを引っ張ればイイんだよ~」
 わざわざ解錠して教える。きれいなネーチャンだから猫撫で声になっちゃった。ひょうきんなオレ。
 「あ、こうやるんですか。勉強になりました。ありがとうございますぅ~」

 モダンタイムスに行くのは3時間後だ。(2012.9.19)

きゅうりに味噌&マヨネーズ、うまい!(マサ料理)

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 昼にいつもの焼肉屋でランチメニューのもつ煮定食を食った。
 別におろしニンニクをもらい、たっぷり入れて食べた。
 舌先が辛くてピリピリする。容器の半分も使った。
 中国産のためか甘みが少なく辛さが強烈だ。
 ニンニクたっぷりもつ煮定食、堪能した。

 こんな日の夕飯は控えめだ。きゅうりにする。
 袋詰めとは別にバラ売りがある。これがイイ。
 触るとチクチクと痛い。新鮮な証拠だ。
 前に買った時は黄色い花が付いていた。今日ないのは時季的な理由か。
 値段は袋詰めの倍。でも100本買うワケじゃないから大して違わない。

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 3本買った。適度に切って麦味噌とマヨネーズ。食った。
 「うまい!」
 すごい甘さ。きゅうりとはこんなに甘いのか。新鮮さゆえだろう。
 農家の人は毎日甘い野菜を食っているに違いない。羨ましいぜ。群馬はきゅうりの産地だ。
 味噌をつけたりマヨネーズを載せたり。
 終盤は味噌とマヨネーズを混ぜた。
 「うまい!!」
 1+1が3になったカンジだ。
 あ~おいしかった。

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 食後の果物はネオマスカット。山梨産。
 ピオーネに較べるとかなり小さい。
 ほんのりほのかに上品な甘み。酸味もある。
 とても好ましいものだが、どっちか選べと言われたら間違いなく強烈なうまさの藤稔やピオーネにする。
 (2012.9.13)

安心卵の親子丼、うまい!(さんるーむ) ~大丸福岡天神店~

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  950円 / 親子丼 / 1人

 昨日に引き続きやってきた。親子丼を食うためだ。
 「いらっしゃいませ~~~
 高く可愛い声。中年女性店員だ。顔も可愛い。
 「お待たせしました~
 一段と高くなる声。可愛いねぇ。
 「うまい!」
 とろっとした卵。濃厚味の卵だ。
 良い甘辛加減の丼ツユ。丼ツユにはオレも自信があるがこっちの方がうまい。やはりプロだ。
 旨味あふれる鶏だがムネ。コクがあってもっとうまいモモがいい。
 ご飯は七穀米。昨日は黒米。白米はない。これがウリなのだろうが親子丼には断然白米だ。
 会計。
 「卵がとろとろで美味しかった!」
 「ありがとうございます
 「声、可愛いですね
 「うふふ、声だけですよォ~
 一瞬でパァ~ッと顔が赤くなったねぇさん。反応も可愛いぜ。
 「いや、声も!ですよ」
  つられてオレも赤くなった。
 「カード、一回払いで承りました・・・
 ひとしきり説明が終わる頃。
 「絶対、声もですよ」
 ダメ押しした。
 「・・・」
 この反応はよくなかった。最後の一言は“蛇足”だった。
 余分なことは言うべきじゃない。肝に銘じよう~。

 健康素材を使った美味しい親子丼。しかもステキな会話も可愛い声も楽しめる。
 よか店ばい(2012.9.19)

河太郎の誘惑!(元祖生け簀料理) ~博多~

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 21,945円 / 活作り、ビール / 2人

 訪福するとどうしても一度は行きたくなる。七月に続きJちゃんと。
  前回の関アジは何故か味が抜けていた。
 まだ夏だ。関アジの代わりにオコゼかスズキにしよう。
 ヤリイカは不動の一番バッターだ。
 「イカ、でかいヤツを1杯」
 「はい」

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 来た。うまそうだ。
 まずは塩で。
 「うまい」
 甘みが冴える。歯触りもイイぜ。
 仲居が目の前でおろしてくれた本ワサビをイカに載せ、醤油にくっつかないよう口に運ぶ。
 「うまい!」
 ヤリイカは塩より断然ワサビ&醤油だ。本ワサビは甘みさえ発揮する。
 今日のイカはことさら甘い。すばらしい。
 「足はどうされますか?」
 「天ぷらにしましょう」
 ここでカウンターママS現る。
 「水色や浅黄色の着物の印象だったから黒は珍しいね!」
 「黒だとよけいお婆げになるでしょ」
 「いえっ、そんなことありませんよっ!」
 などとすかさず他の仲居が見え透いたヨイショをする。楽しい空間だ。
 「オコゼは居る?」
 「はい、おりますよ」
 「でかいのがイイなぁ」
 「はい、かしこまりました」
 それっきりSママは寄りつかない。コの字型カウンター左一番向こうに前回も居たサンドウィッチマン伊達似のオヤジに「社長、社長」と気を遣う。
 オレが2ヵ月ぶりに遭遇するのだから頻繁に来ているのだろう。今日の連れは若いネーチャンでなく若めの兄ちゃんだ。シャチョーさんは両刀使いなのだろうか。怖いヒトや~。

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 ゲソの天ぷら。うまい。サクッカラッと軽く揚がっている。
 かなり薄い衣を使ったカンジだ。シロートには難しいテクニック。
 流石プロだ。
 良い素材+冴えたウデ=うまい天ぷら

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 大きめオコゼがやってきた。

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 顔はグロテスクだが身はきれいな白身だ。
 「うまい!」
 水っぽい食感。旨味も強いが水っぽい。
 鋭いポン酢が舌に心地よい。
 Sママはカウンター予約席の采配で右往左往している。いつもの堂々としたSではない。
 機嫌が悪そうだ。家庭内のイザコザ(?)を職場に持ち込まないでくれ。
 「オコゼを味噌汁にして。あとウニ丼ふたつ」
 「イカ雲丹丼じゃなくウニ丼でよろしいですか?」
 「うん」
 イカはもう食ったから要らない。
 「群馬を出発する日に作って食べたメバチづけ&ウニ丼を思い出してさぁ~」
 Jちゃんにあの時のウニの甘さを述べた。

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  オコゼの味噌汁。
 「うまい!!」
 濃厚に味が出ている。
 濃厚の極み!と確信していた関アジの味噌汁を凌駕する。
 これは凄い。

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 ウニ丼。
 フタを取る。
 「少ねぇ~~~ッ!!!」
 ウニがどんぶりの真ん中に一口しか載ってない。
  オレが作ったあのウニ丼はかなり贅沢だったんだなぁ。
 滅多に見ない献立表を開く。
 うに丼の値段はなかったが、イカ雲丹丼が2,200円。
 ということはこのしょぼい雲丹丼が2,200円前後ってことだ。驚いた。
 だがうまい。
 きっと唐津の雲丹なのだろう。
 でもアメリカ産ウニだって遜色ないぞ。

 「ひだまりと河太郎どっちがイイだろうね?」
 Jちゃんが訊く。
 「こっちの方がド~ンと出すからイイだろう」
 「ひだまりは一人ずつ出されるからキツかったよ」
 少食のJちゃん。
 「一緒盛りだとオレが全部食っちゃうかと心配したんじゃない?」
 「あっはっはっ」
 今日も良い日だった。(2012.9.18)

JちゃんとGT-Rで西九州自動車道をドライブ再び!(博多遠征秋の陣)

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 「お手柔らかにお願いします」
 乗る前はややビビッていた7月のJちゃん。
 「スピード怖くなかった。めっちゃ楽しかった!」
 高速を降りる頃はすっかりGT-Rが気に入った様子。
 2ヵ月後の9月。GT-R博多遠征2012秋の陣!と銘打ってやって来た。
 「またGT-Rで行くで。ドライブしよう!」
 「うん!」
 快く応じたJちゃん。
 “馬には乗ってみよ、人には添うてみよ”を実践してくれた。ええコや~。
 今日は晴天だ。風が強い。
 適度な速度で快調に風を切る。GT-Rはステキな排気音を奏でる。
 最初の加速で「おぉっ!」と声を発したJちゃん。
 それ以後はオレとGT-Rを信頼して包み込むシートに身を任す。
 人間関係、信頼が最も大事だ。
 周囲の交通を乱すことなくシュ~ッと走り抜けたGT-R。
 混んだ天神を抜け、ニューオータニ博多に戻った。

 河太郎で活造りを食うのは2時間後だ。(2012.9.18)

初体験、ルビートマト! ~博多百旬館~

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 1週間の旅行ではどうしても野菜不足に陥る。
 以前、レタスを買ったことがあった。なかなか食い終わらず難儀した。
 よし、プチトマトだ。
 おやっ、見慣れないヤツがいる。ぴょんと細長い小さいヤツ。赤が濃い。
 ルビートマト。380円。手頃な量だ。買った。
 サッと洗う。ヘタはポッと取れる。食う。
 「うまい!」
 甘い。皮はバリッとかた過ぎる。酸味はほんのり。だが濁った味だ。
 スパッと爽やかシャープ、って味じゃない。
 ちょっと斜に構えたような旨味の出し方。人間なら付き合いづらい輩だ。
 でも小っこいトマトだから付き合い難くはない。
 オツなルビーではある。(2012.9.18)

八種の温野菜とモッツァレラチーズの特製キーマカレー(さんるーむ) ~大丸福岡天神店~

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 950円 / ・・・キーマカレー / 1人

 「自然食品の店でおいしいよ~」
 以前の馴染み博多のAちゃんが言っていたのを思い出し行ってみた。
 カレーが食いたい。京風なんとか御膳は1,200円もする。

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 いくら無農薬、減農薬、食品添加物不使用・・・の優れた素材でも、自然食品のシンプルな味にそんな大金を払いたくない。
 タイトルの長~い名前のカレーがうまそうだ。
 「ご飯は黒米か七・・・になりますが」
 「えっ?黒米と何ですか?」
 「七穀米です」
 「黒米!」
 来た。
 紫色のご飯に野菜が点在している。風光明媚だ。どこかのなだらかな丘に木が遠慮がちに数本生えているように見える。
 カレーをスプーンですくい黒米と食べる。
 「うまい」
 マイルドな香辛料。よく煮込んである。
 舌をイヤらしく愛撫するのはモッツァレラチーズか。イヤらしくてうまいぜ。
 オレも今度チーズを入れてカレーを作ってみよう。

 健康に気を遣う女性客が多い。
 でかい声でべちゃくちゃ絶え間なく喋る中年女には閉口した。メシが来たら借りてきたネコのように静かになった。
 ハラが減ったのをお喋りで紛らわせていたのかもしれない。
 HPを見る。
 九州の店かと思ったら全国展開だ。ややガッカリ。九州に来てまで東京で食えるモンを食いたくなかった。
 でも写真は親子丼がうまそうだ。
 よし、明日食いに行くぞ。(2012.9.18)

ハンバーグうまい!(Beef泰元) ~キャナル店~

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 980円 / プレミアムハンバーグ / 1人

 キャナルにうまそうな店構え。
 ビーフステーキ定食とプレミアムハンバーグ定食。鹿児島黒毛和牛使用。店先のでっかい写真。
 見掛け倒しかもしれないから期待せずに入店。
 Mサイズ200gのみ。肉はガバッと500g食いたい。
 木下優樹菜に似た若いネーチャンが注文取り。
 来た。鉄板に乗っているがじゅ~じゅ~言ってない。
 つけるのは3種類。塩、おろしポン酢、ドミグラ。
 塩で食う。ピンと来ない。
 おろしポン酢。うまい。良い酸味だ。
 ふんわか熱々のハンバーグ。中心はピンク色。焼き方も良いぜ。
 牛肉の旨味がぐぐっと出ている。脂は少なくしつこさはない。
 薄くてまずいドミグラソース。
 昨日の昼寝で夢にみた野菜サラダ。ばりばり食った。
 アサリの味はするが具の全くないフシギな味噌汁。
 やや軟らかいが粘りのあるおいしいご飯。

 予想以上のうまさに喜んだ。
 今度はステーキを食いに行きたい。(2012.9.17)

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