2013年02月

懐かしのラミー&バッカスチョコレート、うまい!(ロッテ)

DSC03819

 小学生の頃好きだったロッテのラミーチョコレートとバッカスチョコレート。
 クラスで一番美人のTちゃんとラミーとバッカスについて話した。
 オレはラミー、Tちゃんはバッカス派。向こうの方がオトナだったのかも知れない。
 ふたりで仲良く食べた。おいちぃ。
 子供の頃から味にうるさかったオレ。
 握り鮨もコハダが好きだった。オトナ顔負けだ。
 「お前は呑兵衛になるよ」と母に言われた。
 あの美味しかったラミーとバッカスは今も発売されているのだろうか?
 先日、数十年ぶりに突然ラミーチョコレートを思い出した。なぜだかわからない。
 ロッテのHPをみる。
 「あった!」
 いつもの食料品店に行く。
 「あった!」
 季節限定だ。ラミーを2個とバッカス1個を買う。
 本日の夕食は大量の緑黄色野菜炒め。そのあと千葉の落花生、そしてラミーチョコレート。
 ガブリとやった。 
 「うまい!!!」
 今でもうまい。超久々だ。舌は小学生時代にタイムスリップ。
 ぶちゅっ、ざくっ。弾けるラムレーズン。あまり甘くないチョコレート。
 Tちゃんを思い出した。
 21歳の時、彼女の所沢のアパートに行ったことがある。オレは東武練馬に住んでいた。
 蜜のように甘くはなかったが、一夜を過ごした。成人してオトナの美人になっていた。それ以来逢っていない。
 今もイイ女だろうか?それはわからない。
 嗚呼、懐かしの味だ。何十年かぶりに蘇った。
 とても嬉しい美味しさ。(2013.2.5)

 翌日。
 漬物名人にもらったたくあんと山牛蒡味噌漬けをオカズに炊きたて南魚沼コシヒカリ2合、という超シンプルな夕食。
 すべてが一級品だから質素でもサイコ~にうまい。
 名人の静岡の友人宅庭に実ったグイッと濃い味のみかんをデザート。
 そして数十年ぶりのバッカス。
 「・・・」
 オトナの味と言えばいえる。強めの味。
 だがトキメキも華やかさもない。ワクワクもしない。
 ちょっと気の利いた普通のチョコレートだ。それ以上ではない。
 やはりオレはラミーが好き。
 明日、ラミーをもっと買おう。(2013.2.6)

DSC03820

 翌々日。
 ラミー、ラミー、ラミー、ラミー。
 4つ買った。有言実行のオレ。(2013.2.7)

ひっぱりだこ飯、予想以下!(淡路屋) ~東京駅構内駅弁屋~

DSC03787

 980円 / 駅弁 / 1人

 ひっぱりだこ飯。
 明石名物。よくテレビや雑誌で見た。いつか食いたいと思っていた。
 蛸壺型容器が泣かせる。見るからにうまそうだ。 
 フタを開ける。おやっ、紙だけのフタだ。
 盛りつけが汚い!
 フチに菜の花の切れ端がくっついている。
 異様に目立つ壁にへばり付いたご飯1粒。
 誰かの食べ残しのような、中で何かが暴れたような・・・雑然としている。開けた途端に食欲が減退した。
 ぴったりフタがしてないから、フタと中身に空間があるから、輸送中に中が動いて乱れるのだろう。
 器に凝った結果、駅弁とは言えない駅弁に成り果てた。

DSC03788

 真上からの写真は平面的だからきれいだ。食った。
 「うまい!」
 ぐいっと味が染みた柔らかタコ甘煮。深みがある。
  香り高い菜の花。バラバラの錦糸卵。味のしないニンジン。
 タコをもう1個食べた。
 あれっ!もうない。“たこ飯”を標榜するのに小さいタコの切れっ端がたった2個。
 商魂のたくましさに度肝を抜かれた。さすが儲けを追求する商人だ。
 炊き込みご飯。うまい。ぐっとくる味がイイ。だがボソボソ。
 たま~に糸みたいに細い椎茸に遭遇する。最初は何物かと不信感を抱いた。
 底に球状の薩摩揚げみたいなモノ。いきなりこんなモノが出てきた。意外性を狙ったのか。ご飯に合わない。
 ご飯を食べ終わったら箸からこぼれそうに小さい穴子が底に2~3切れ。視力の弱いヒトには見えないだろう。
 小さすぎて“焼き”か“煮”かわからない。

DSC03786

 「食った、満足!」
 そんな食後感を抱ければ「また買うぞ!友達にも薦めるぞ!」となるんだが・・・。
 「器を何に使おうか?」
 それだけだった。(2013.1.29)

上空から撮る洒落た富士山!

DSC03785

 福岡発羽田行きボーイング737-300。
 左前方窓側席。右側は太陽で眩しくブラインドを下ろさなければならない。
 居眠りから醒める。斜め前にひときわ高い山。雪をたたえている。
 富士山だ。きれいだ。雄大だ。荘厳だ。
 左側にも高い山々が連なる。さっき知多半島を見た。あれから少ししか眠っていない。
 鋭く尖っている。カッコイイ。
 フツーの人達の中にいきなり故ジャイアント馬場がにょっきり出てきたようだ。
 オレは山にはまったく興味がない。山登りは嫌いだし景色を見ても何とも思わない。
 旅に出ても名所旧跡とは無縁だ。“うまいモン”だけに関心がある。
 写真を撮る気はなかった。だがあまりにもキレイだ。撮ろうかな?止めようかな?
 「皆様の左手に美しい富士山がご覧になれます」
 スチュワーデスのネーチャンがアナウンス。
 それで撮る気になった。かなり過ぎたので斜め後方を向いてカシャッ。
 東側は裾野まで雪がたっぷり。よく写真で見るのとは異質な富士山となってしまった。
 発見した時がきれいだった。でも雪がべろんと舌を伸ばしているのもまた一興だ。
 決してシャッターチャンスを逃したワケじゃないぞ。
 ムリに言い聞かせた。

 酒を呑んで眠るばかりが飛行機の過ごし方じゃない。
 景色を見れば感動もあるのだ。当たり前のことに今更ながら気づいた。(2013.1.29)

天ぷらうどん、うまい!(マサ料理)

DSC03866DSC03865

 昨日揚げた春野菜天ぷら。
 タラの芽、ふきのとう、うど、舞茸、わかさぎ。
 たくさん揚げて翌日も楽しむ。マサ流だ。
 どうせ同じ手間だから!とどうしても大量に作ってしまう。悲しい(?)サガだ。
 炊きたて熱々ご飯に醤油をたっぷりつけた冷たい天ぷら。
 これがうまい。天ぷらの油と醤油がご飯にからまり、得も言われぬうまさを発揮する。
 でもそれじゃいつものスタイルだ。
 今日は趣向を変えて天ぷらうどん。
 近所のおいしいうどん屋で玉麺5~6玉(1,250g~1,500g)を買い、ツユだけを作って食うのが常だ。

DSC03862

 そのスタイルも今日は壊そう。
 地元の生麺製造業者がスーパーに卸しているヤツを使う。
 1袋3玉500gを茹でる。天ぷらがいっぱいあるから3玉でじゅうぶんだ。

  つゆ。
 煮干しを切らしている。沸騰した湯にパッとにんべん鰹節けずりパック2つを入れる。
 味付けはいつものミリンと醤油。味見。うまい。
 前の晩から水に浸してじっくり煮出す煮干しに遜色ない。煮干しの立場がないぜ。

DSC03863

 大きい鍋にたっぷりの湯。表示ゆで時間14~15分。時々食ってみる。
 まだ10分ちょっと。完成だ。
 ザパ~ッとザルにあけ、流水でばしゃばしゃ洗う。ザッザッザッと水を切る。

DSC03864

 蕎麦猪口に注いだのは昨日の天つゆ。寒い台所でよく冷えた。
 盛りうどんスタイルでちゅるちゅるっと食べる。
 「うまい!」
 うどんがややかたい。歯応えも塩気もイマイチだ。
 甘めのツユがうまい。七味を入れるとまた一興。もちろんネギも。

DSC03869

 いよいよ本日のメイン、天ぷらうどんだ。
 冷たいままのうどんをどんぶりに入れ、熱いツユ。
 天ぷらをうどんが見えないくらいトッピング。わかさぎ、舞茸、うど。
 ネギ、七味。激写。喰らう。
 「うまい!」
 ただでさえうまい濃いめのツユに、天ぷらの油と崩れた衣が溶けてイヤらしい旨味を与え、もり立てる。すばらしい美味しさだ。
 かたかった麺も熱いツユを得て良いカンジ。
 ずるずるイク。バクバク天ぷらを食べる。
 うど、舞茸、わかさぎ。冷たくなってもそれぞれの味わいをちゃんと表現。甲乙丙つけがたい。香りの点で舞茸が僅かにリードか。
 最初は温かいツユも後半は冷たくなる。一丼で二度楽しめるのだ。
 あっという間に1杯。
 おやっと言う間に2杯。
 ハラ一杯。
 うまかったァ~。

DSC03867

 14時に食べ、18時に体重計測。
 「あっ!」
 12時起床時より2.4kg多い!
 うどん+つゆ+天ぷら。
 ハラ一杯食えばこういう事になるのだ。
 粉モンはハラにたまる!を再認識。(2013.2.10)



春野菜の天ぷら、うまい!(マサ料理)

DSC03847

 厳冬でも春野菜は顔を出す。菜の花、ふきのとう、タラの芽・・・。
 天ぷらにしよう。
 海老は天ぷらに欠かせない。キノコも何か欲しい。最近お気に入りのぶなしめじ。でも今日は舞茸気分だ。
 日清“コツのいらない天ぷら粉”。

DSC03838

 すべての材料に粉を纏わせる。

DSC03839

 大きなボウルに水。ザルでふわりふわりと粉を降らせる。菜箸でざっくり混ぜる。周りに粉がくっついている風景。これでOKだ。
 2回目の油でまだキレイ。サラダ油1リットルを足す。

DSC03842DSC03841

  トップバッターはタラの芽。
 2パック。茶色いハカマを取り除く。
 油に放つ。瞬間的に緑は鮮やかに変貌。短時間で仕上げる。
 食う。ほっこり甘くほろ苦うまい。塩、醤油、天つゆ。
 塩が最適。甘さもほろ苦さも引き立てる。

DSC03843DSC03844

 二番手にふきのとう。
 これも短時間。苦みが強い。好ましいふわっとした苦みだ。
 塩がいいかと思ったが醤油がイケる。何か+αの旨味を引き出してくれる。
 苦い春野菜は冬にたまった脂肪を落としてくれる。
 冬眠から醒めた熊は最初にふきのとうを食う、って噂がある。
 揚げ方が短時間過ぎてでかいヤツは中心がまだかたい。

  三番目が菜の花。
 天ぷらは初。すごい量だ。直径33cm砲金鍋一面に犇めかせた。
 「なんじゃこりゃ~!!!」
 じゃわぁ~~~~~っ!と烈しい音。衣が剥がれ、菜の花は緑鮮やかに裸にされている。
 おぞましい光景。
 これは天ぷらじゃない。衣がドロドロになって得体の知れない煮物のようだ。
 大量の菜の花から異常に水分が放出されたのだろう。
 野菜炒めも茎がかたくてダメだった。菜の花は茹でに限る。
 「料理とは奥深い。思い通りにならないもんだ!」
 と感心することで失敗の落胆を糊塗した。
  ぜんぶ棄てる。あまりの醜態に激写を忘れた。

DSC03846DSC03845

 四番バッターうど。
  白い方は皮を厚く剥き何もつけずにボリボリ食べる。ほんのりした儚い味。嬉しい。
 皮と先端の緑をかき揚げ。これがうまい。
  香りと歯応え。ステキだ。特に先端の緑の香りが強い。
 じゅばっと溢れ出るこの旨味はなんだろう?
 ナマの繊細さとは趣を異にし、濃厚で重厚な逸品に仕上がった。
 本日の“白眉”に躍進しそうな勢い。
 断然天つゆだ。

DSC03848DSC03850

 五つめ。わかさぎ。
 群馬の湖はフクシマ原発東電放漫経営放射能事故でキケンだが北海道産ならOK。
 「ここにあった冷凍エビは終わったんですか~?」
 「あ、殻付きの?会社が倒産したんでもうないんですよ~」
 広島の美味しい加熱用カキもないし大ぶりでうまかった冷凍天然エビも終わった。
 世の中変遷する。いつまでもマサスタイルを貫いて変わり映えしないのはオレくらいか。
 薄めの衣でカラッさくっ。1尾折れて失敗した。
 完璧なヤツはハラと身から肉(サカナ)汁が横溢。卵を抱いたヤツもいる。
 天つゆと醤油、甲乙つけがたい。

DSC03852DSC03851

 ラストは舞茸。
 強い香り、ゴリッとくる歯触りがイイ。天つゆだ。

DSC03853

 宴のあと。
 まだこんなに残っている。
 缶ビール2本で揚げつつ食ったのはこの2~3倍だろう。
 鍋の油もだいぶ減った。油をかなり体内に取り入れてしまった。

 天ぷらも釜飯、チャーハンと並ぶ“マサ・スペシャリテ”。特別自慢料理だ。
 残って冷たくなった天ぷらを翌日ご飯に醤油で食べるのもまた一興。
 油と醤油がご飯にからみ、冷たい天ぷらと熱々ご飯が口腔内で仲良しだ。
 2日楽しめる天ぷら。ステキな料理だ。
 でもこの量。メシもうどんも無しだ。(2013.2.9)

ブロッコリーのお浸し、すごくうまい!(マサ料理)

DSC03828

 「ブロッコリーをおひたしにすると美味しいよ~」
 博多の可愛いねぇちゃんに聞いた。誰だったかは忘れた。
 塩ゆでしてそのまま、またはマヨネーズで食ったことはある。
 醤油とカツブシも合いそうだ。
 何事にも興味を持つとやるまで気が済まない。良いセイカクしてるぜ。

DSC03821

 ブロッコリー。
 深みのある良いグリーンだ。こんな色の大型セダンにアイボリーの内装で乗りたい。
 背広はチャコールグレー、ワイシャツにライトグレー、ネクタイはミディアムグレーだ。
 ブロッコリーひとつでこんな妄想を抱くとは酔狂だ。

DSC03823

 包丁でバラす。意外に量が少ない。

DSC03824

 鍋に投入。塩のおかげで鮮やかなグリーンに急変。
 小さい1個を食ってみる。まだかたい。

DSC03825

 出来た。ザルにあける。
 ぷわ~っとあがる湯気。「できましたよ~!」と言われたようだ。
 水にはとらない。熱々ブロッコリーが好きだ。
 まずはそのまま1個。
 「うまい!」
 塩が巧く引き立てる。
 皿に盛る。おやっ、意外に量がある。

DSC03827

 醤油とカツブシ。食う。
 「うまい!」
 ほのかな香り、ほのかなうまさ。
 気持ちが温かくなる味。すばらしい。
 2年前の博多に“ほのか”ってスレンダーなコが居た。
 大宮には、大好きで子供の頃食べ過ぎてブロッコリーが嫌いになったコが居た。
 世の中、色んなヒトが居るもんだ。
 太いのはゴリッと良い歯応え。小さいのは軟らかくなってしまった。
 大きさを揃えるべきだったのだろう。
 「オレは料理が巧い!」
 そう豪語するが、基本がなっていなかった。まだまだだぜ。

DSC03826

 なるほど、博多のねぇちゃんの言う通りだ。これはイイ。
 お浸しはほうれん草の専売特許ではない、と判明。
 「人には添うてみよ、馬には乗ってみよ」
 何でもやってみる事が大切だ。
 良ければ嬉しいし、悪けりゃもうやらなきゃイイ。
 何もしないで批判するのは間違っている。
 その感を強くした“ブロッコリーお浸し”。

 次は2つ買おう。でも大宮の例もある。
 難しい決断が迫られるぜ。(2013.2.7)


鹿児島黒毛和牛ステーキ、肉薄い!(Beef泰元) ~キャナル店~

DSC03783

 2,100円 / ステーキ定食(サーロイン) / 1人

 前々回9月の訪福で2回来た。ハンバーグ定食とステーキ定食。うまかった。
 ステーキの部位は焼肉屋のようにたくさんある。ステーキ屋だが焼肉屋みたいだ。
 色んな部位を全部食うぞ!そう心に決めた。
 モダンタイムス、イビサルテに続く全メニュー制覇の決意だ。
 こないだ食ったのはマルシン(丸芯)。
 シンタマの中央の希少部位。ケツの肉だから脂はないが旨味はたっぷりだった。
 今日は分かり易いサーロイン。
 ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きでお馴染みの部位だ。一番うまいところ。
 この店はどんな味だろう。さぁ食うぞ。

 「50円足すとご飯が大盛になりますが・・・」
 テープレコーダーの如く際限なく繰り返されるつまらないセリフ。
 50円などという中途半端は止めて100円かタダにすべきだ。 
 TBS“チューボーですよ”で「星2.5です!」と判定するどっちつかずの煮え切らないゲストみたいだ。当たり障りのない良いヒトで居ようとしている。スパッと「2」か「3」と判定すべきだ。
 GT-Rのエアコン温度調節。0.5度刻み。細かけりゃイイってもんじゃない。1度刻みでじゅうぶんだ。倍もカチカチ回さなきゃならない。
 真理は極端にあり!中庸には存在しない。
 ハンパな50円をプラスして大盛ご飯を食うヤツがいるのだろうか。
 最初から普通にご飯を盛れば「少ないから大盛にしてくれ!」と客に言われずに済む。
 ウエイトレスのネーチャンも「50円で大盛・・・」とダサいセリフを吐かなくてイイ。
 それとも「つまらないセリフだ!」とつまらない事を考えるのはオレだけだろうか。

  「50円」は嫌いだが肉はうまい。ご飯もうまい。味噌汁は具がない。
 肉は500gくらいドカンと食いたい。だが肉の大きさは小さい1種類。
 それでも温野菜、ご飯、サラダ、味噌汁も食うとハラはちょうど良い。フシギだ。
 サーロインステーキ定食が来た。

DSC03784

 「薄い!!!」
 なんじゃこりゃ~~~!!! 80gだ。
 紙のような薄さの牛肉が鉄板に横たわっている。間違えたヒトがそこに寝ちゃったみたいだ。
 でもちゃんとミディアムレアに焼かれている。こんな薄い肉をそんな風に焼くとは恐るべきテクニック。
 「焼肉のタレ、塩、わさび醤油になります」
 味噌汁から。
 椀のフタを開ける。味噌の色が下に沈み上半分は透明だ。いったい何分前に盛ったのだろう?味噌汁は大事な食事の導入部。蔑ろにしちゃダメだ。
 肉。
 まずは何もつけない。塩が強い。肉自体はうまい。甘みがあって脂も軽やか。
 焼肉のタレ。うまい。甘いから塩過多肉に良い塩梅だ。
 塩が強いから塩はつけない。
 わさび醤油。醤油の味が強すぎていまひとつだ。
 ご飯。まずい。
 ボソッとした部分、軟らかすぎて所々団子状に固まっているところ。前回はうまかったのに。
 ご飯もステーキ定食の大事な構成員だ。ステーキさえ良けりゃイイと思っているのか。
 そのステーキだって褒められたモンじゃないぞ。
 濃すぎるサラダのドレッシング。主役をもり立てようという気はないらしい。

 会計。
 「肉、薄いんだねぇ~!」
 「はい、サーロインは薄くなっちゃいます。小さいお肉ですと厚いんですが」
 「何グラムくらいあるの?」
 「150gです。お肉はみんな同じです」
 「・・・」
 「ありがとうございました~」
 「・・・」
 とてもいつものように「ごちそうさま!」とヒマワリのようにステキな笑顔を向けられない。
 後味の悪い期待した食事。
 博多最後のメシがこのテイタラク。11月も最後のとんかつさぼてんがダメだった。
 オレは“竜頭蛇尾”なのか。
 Beef泰元メニュー全制覇を目論んだ前回。
 今日の三度目であえなく打ち止めとなった。(2013.1.29)

スベンスカのパン ~大丸福岡天神店~

DSC03777

 940円 / パン / 1人

 鮨をいっぱい食べたあと甘いモンが欲しくなった。
  大丸デパ地下。
 ポールボキューズ、メゾンカイザー、スベンスカ。パン屋が3店並んで覇を競う。久々にスベンスカ。店舗面積は狭い。
 1~2個でいいと思ったがどうしてももっと買ってしまう。ディスプレィの妙だ。
 ハラ一杯なのに4個買った。
 サンドイッチ。
 食パンを軽く焼いてある。薄いキツネ色。舌触りは良いがサンドイッチの命“しっとり”はない。具もマヨネーズも芥子バターも特に印象的ではない。
 ガーリックフランス。
 柔らかいフランスパン(?)に程よく効いたニンニク。マイルドだ。
 バリッとかたいフランスパンにぐいっとニンニクが効いたニューオータニ博多グリーンハウスの方が“らしい”味だ。
 名前を忘れたパン。見た目が良いので買った。
 チーズとマーガリンが香るちょっと甘いパン。なかなかのバランスだ。
 あんドーナツ。
 甘いのが食いたかった。これが本命だ。
 ティッシュを敷いたが、砂糖がバラバラ散らばって食べにくい。指にも口の周囲にもいっぱいくっついた。
 あんこはたっぷり。最中のあんこみたいな味だ。パンとはミスマッチング。
 だけど甘さが嬉しい。(2013.1.28)

“白い恋人vs面白い恋人” 不甲斐なき日本の裁判所!(シャバで気になる事)

 “白い恋人”対“面白い恋人”の裁判が先頃決着した。
 日本の裁判所お得意の和解勧告。
 白黒つける判決は出さない。クレヨンしんちゃんはすぐ“半ケツ”を出すが・・・。
 法律家なのに法に則って勝ち負けをハッキリさせない。
 まことに日本的な当たり障りのないつまらない結末だ。
  「パッケージの意匠を変え販売を大阪に限りこれまで通り継続する!」
 曖昧模糊とした吉本に有利な内容。

 “白い恋人”に似せて作った“面白い恋人”。
 これは社会風刺を主目的としたパロディーとは違う。
 ただのマネであり誤魔化しでありインチキだ。
 そこまでして、オリジナルの権利を侵してまで、カネ儲けしたいのか。
 “最初”の尊さがわからないのか。
 自分がされたらイヤだろう。立場を変えて考えて欲しい。自分さえよければ良いのか?
   わからなけりゃ何をしてもいい!
   イケるとこまで行ってやれ!
   怒られたらうわべだけ謝ればイイや!
   相手が強けりゃ身を退こう~!
   それともケツまくってやるか!
   逆ギレもあり得るぜっ!
 そんなセコく狡く汚い考えの蔓延する現代日本。カネがすべての世の中になってしまった。
 由々しき風潮だ。
 こういう殺伐とした空気は「郵政民営化ッ!」を掲げて小泉自民党がゴリ押しして大勝したあの総選挙からだ。
 あの時から「何でもアリ!」は顕著になった。

 裁判所よ、「法」の番人らしくしっかりしてくれ。
 阿呆の「呆」じゃないんだぜ。(2013.2.20)

ステキな湯呑み発見!(香蘭社) ~大丸福岡天神店~

DSC03813

 大丸福岡天神店6階家庭用品売場。
 料理好きのオレはここが好きだ。
 器、調理道具、鍋、包丁・・・。全部欲しくなる。
 いつものように蕎麦猪口を探す。
 おっ、ステキな湯呑み。2客売り。
 「コレひとつでも買えますか?」
 「お待ちください。訊いてまいります」
 ひとつでもOK。1,312円。
 湯呑みだけど酒を呑もう。有田焼の磁器に新潟銘酒、イイねぇ~。

DSC03812

 「こんにちは~!」
 ぶらぶら見ていたら満面の笑み+元気な声。
 「おぉ、こんにちは!」
 家庭用品売場の馴染みのねぇさんだ。
 「後ろ姿見てもしやと思いました!」
 「あっはっはっ。なんとか社の湯呑み買いましたよ!」
 「あ~コウランシャ!」
 「すごいキレイなヤツ。これで日本酒呑もうと思って」
 「お好きですねぇ~」
 「ビール好きでしょ!」
 「はい!」
 「今度一緒に呑みに行きましょう~」
 一応誘うのは礼儀だ。
 「は、はい、アハハ・・・」
 退かれるのも予想通り。
 これはひとつの洒落た(?)会話なのだ。重く受け止めないで欲しい。

 群馬に帰って室温の日本酒を注ぐ。
 想像だけでヨダレが出るぜ。(2013.1.28)

マツダ・アテンザXD試乗、「・・・」(2013年型)

DSC03829-2

 初代RX-7の時代からマツダが好きだった。
 ロータリーエンジンを世界で唯一モノにした自動車会社。“唯ひとつ”に価値がある。
 カッコ良くて速い。
 RX-7、日産フェアレディZ、トヨタ・セリカXX。
 最初のクルマにどれかが欲しいと考えていた。
  結局買ったのは中古の日産グロリア。
 230型。アイボリーがかった白の2ドアハードトップ。アメリカンスタイルが大好きだった。
 当時6気筒2000ccはジマンだ。グレードはデラックス。パワーステアリングなしでハンドルが重い。シングルキャブレター。雨の日はぐずる事もあった。
 6年落ちなのに825,000円。
 オレは就職したばかり。付き合っていたオンナSが“虎の子”の株を売って買ってくれた。
 このグロリアは大活躍。北は札幌、南は福岡。ふたりでどこにでも乗っていった。

 「大変な事になっています!マツダが、日本のマツダが何とトップを周回しています!」
 1991年ルマン24。
 6月の日曜日午後4時。カマロで行ったサービスタイムのラブホテル。付けたテレビから実況アナウンサーが口角泡を飛ばしてわめく。
 「おぉぉぉっ!」
 「どしたん?まぁちゃん!」
 驚くY。まぁちゃんとはオレのことだ。
 日本のマツダが並み居る強豪を抑え、あの過酷なルマン24時間耐久レースでトップを爆走している。
 しかも唯一のロータリーエンジンだ。自然吸気4ローターのマツダ787B。黄緑色。オレンジ色も入っていたかもしれない。
 恐るべきスピード、耐久性、信頼性。
 国粋主義者じゃないがグッと来た。目頭が熱く(?)なりそうだった。
 日本時間の夜、マツダは優勝した。
 快挙だ。体格で劣る日本人がボクシングヘビー級チャンピオンになるくらいの快挙。
 世界一の自動車メーカートヨタは未だに達成できていない。
 日本では唯一マツダだけ。ますますマツダを好きになった。今はデミオがかなり好きだ。

DSC03830-2

 カッコ良いセダンが出た。特に顔がイイ。アテンザ。
 気になるクルマは乗ってみなきゃならない。
 真っ赤なGT-Rで赴く。
 「アテンザの試乗を予約した青木です」
 「あ、お待ちしてました。GT-Rカッコイイですね!」
 「ありがとうございます」
 メテオグレーと称するガンメタが待っていた。隕石の色か。この色は凄味があって好きだ。
 「カッコイイので乗ってみたくなりました」
 「ありがとうございます」
  住所氏名他アンケートはiPad。操作は営業部員M氏が行う。終了した。
 「暖機してありますのですぐお楽しみになれます。GT-Rのようにハイパワーじゃないのでスピードの方が・・・」
 「えぇ、わかってます。性格が違いますからね」

-3

 スタートボタンでエンジン始動。
 ブルンッ。かなり振動がある。やはりディーゼルであることは隠せない。
 「アクセルペダルがオルガン式なのでカカトを合わせてシートを調整してください」
  ちょっとうるさいぜ。好きなように調整させてくれ。
 手動式!一目盛が大きく微妙な調整ができない。
 走り出しは軽快だ。なかなか速い。
 Dレンジのまま信号待ち。大きな振動が続く。チッチッチッチッなんてヘンな音もする。やがてストン、と停止。i-Stop。
 滑らかでない路面。正確に不整を拾う。ガタガタごつごつ来る。
 オプションの19インチ45タイヤらしい。
 「19インチの方が見た目が良いですから!」
 見てくれにとらわれず標準仕様の17インチ55タイヤで乗るべきだ。
 低速でハンドルを切ると滑らか。
 上り坂ではドンッとアクセル踏んでも加速は鈍い。アクセルレスポンスも悪い。
 走行距離430kmの真っ新のクルマ。どうりでキレイだと思った。
 車中の会話。
 ロータリーをモノにした世界唯一のメーカー、ルマンで勝った唯ひとつの日本メーカー・・・マツダを称賛した。
 もちろんゴツゴツや振動や坂道の加速にもその都度言及する。褒めてばかりもいられない。
 研修を受けたであろう内容そのままをベラベラよく喋る若いM氏。一旦噛み砕いて、自分の言葉で説明すべきだ。
  たまにお約束のGT-Rジマン。「あっはっはっ!」と呆れて笑うM氏。
 次期ロードスターの話題は盛り上がった。
 デミオクラスのエンジンを積み小さく安くなるらしい。200万円以下なら欲しい。来年?
 M氏はロードスターを愛用。オレもオープンカーに一度は乗りたいと画策している。
 「コルベットの車検の代車に古いゴルフ・カブリオレに乗ったけど気持ちいいですねぇ~」
 「はい、私は仕事に使うことが多いのでなかなかオープンに出来ず困っています」
 「夏の夜なんか良いねぇ~冬の晴れた日も。真夏の日中に開けてるヤツはオープンの乗り方を知らないね」
 「おっしゃるとおりです」
 無事試乗を終え販売店に戻る。
 「試乗、ありがとうございました」
 「いえ、とんでもありません、ありがとうございました」

 自動車雑誌web版で評価の高いアテンザ。特にディーゼルは絶賛。“上質”って言葉を何度も見た。
 鮨なら、高くないのにサイコ~にうまい“日本橋吉野鮨本店”を想定した。吉野のコハダや穴子や中とろを思い浮かべた。
 だが超うまい吉野鮨本店とはまったく異なる味わいだった。欲しいクルマではない。
 期待が大きかっただけに落胆も大きい。

 帰るべくGT-Rに乗り込む。
 ドドドドドドッ。逞しい音。
 3メートル走っただけで核シェルターのようにがっしりしたボディを感知。こんな堅牢なモノに抱かれていたのか!
 同じ“クルマ”という物体(生命体)。
 性格によって別モノになる、と再認識した。(2013.2.8)



Jちゃんと高玉、うまい!(鮨) ~大丸福岡天神店~

DSC03772

 22,680円 / 鮨、ビール / 2人

 先日、博多のJちゃんは誕生日を迎えた。
 数日遅れのバースデーを深紅のバラ1ダースとシャンパンで祝う。

DSC03776

 ホテルニューオータニ博多のオレの部屋。
 26.5㎡のツインをシングルユースだから広さはじゅうぶん。

DSC03771

 ヴーヴ・クリコ・イエローラベルを「フッ」と微音で開ける。「ポンッ!」と大音響は下品だ。
 栓を左手で握り、右手でボトルの底を持ってゆっくり回す。ぐ~っとスローモーションで栓が強い力でせり上がってくる。「ふっ」と溜息をつくように開く。
 呑みすぎないようハーフボトルだ。
 「誕生日おめでとう~!」
 「ありがとう~!」
 きれいな花は贈る方も贈られる側も嬉しい。花の持つ魔力だろう。
 しゅわしゅわとフルートグラスから一筋立ち上るシャンパンの泡。永遠に途切れないかのようだ。
 今日は部屋備え付けのコップ。やや雰囲気を欠く。

 食事が15時になりそうだ。中休みのない店を探さねばならない。
 すぐに閃いた。
 久々の高玉だ。大丸店。カウンターで握り鮨をうんと食べるぞ。
 いつもの板さんは先客の相手。こっちを見た。
 「こんちは!」
 「またGT-Rで来たんですか?」
 「ヒコーキだよ。いつもひとりだからたまにはオンナ連れで!」
 「ありがとうございますっ」
  親方らしきいかつい顔の年配板前がオレ達を担当する。
 「キリンビール。1貫ずつ握ってください」
 「かしこまりました」
 「あたしカウンターでお鮨食べるの2度目!」
 「ホント?握り鮨は握って出された瞬間から1秒ごとに乾いて味が落ちるから、握ったらすぐ食べた方がイイよ。秒単位の勝負だぜ!」
 最得意種目“握り鮨”はどうしても能書きを垂れてしまう。
 「はいっ!」
  カウンター初めてェ~!ならもっと嬉しかった。

DSC03774

 初っ端はヒラメ。
 「1枚だけ写真撮ります」
 「どうぞ」
 度々カシャカシャやっては食べ手と握り手のリズムが乱れてしまう。だから最初の1枚だけにする。
 たまたま読んだ1貫ずつすべて写真掲載の食べ歩き記事。
 読者には親切だが、書いたヒトは握り鮨の神髄を分かっていない。板前はきっとイライラしていただろう。
 それとも、握り鮨の本質を理解した上での行動だろうか。

 「うまい!」
 今日は酢メシの具合が良い。ヒラメも白身なのに重厚だ。
 「おいしい!」
 「おぉ、そりゃヨカッタ!どんどん食おうぜ!」
 二番手は中とろ。うまい。とろりと甘い。脂がくどくない。
 あとはカンパチ、蒸し海老、赤貝、赤貝ヒモ、アワビ、ゲソ、ヒラメのエンガワ、〆サバ、タコ、穴子、タイラ貝、ホタテ、ウニ、イクラ、ナマコ、サザエ、変わった巻物(順不同)・・・と続く。
 「少しおなか一杯!」
 「えっ、まだ5~6貫しか食ってないぜ!」
 「そーかなー?あはは」
 少食なJちゃん。
 スキッとしたゲソがイイ。搾ったレモンが泣かせる。
 サッと炙ったタイラ貝。香りが増幅されてうまい。
 「おなか、復活した?」
 「まだ~」
 赤貝。独特のクセある香り。好きだぜ。
  「まだいきますか?」
 「どんどんイキましょう!」
 オレは鮨を食い始めると止まらなくなるのだ。
 アワビ。かたすぎる。握り鮨には合わない。塩蒸しが相応しい。
 「はい、ナマコ!」嫌いなナマコをJちゃんにまわす。
 「ナマコ好きや~!」
 サザエ壺焼きのキモ。ほろ苦さが堪らん。汁を吸うべく唇をつける。貝殻熱い。
 ゆで方絶妙なタコ。うまい。噛むたびにうまさがあふれる。

 タコを頼むと「甘いタレつけますか?」と訊く店がある。
 タレとツメは違う。ツユ、タレ、ツメと濃くなるのだ。ツメでは分からない客に配慮して分かり易くタレというのだろうか。
 それは親切とは違う。解りにくくても正確に言うべきだ。混同は良くない。

 「あとで赤出汁もらっていい?」
 「うん、あとで取ろう」
 穴子。塩もリクエスト。さっぱりした塩もいいがやっぱり濃厚なツメだ。
 「最後に卵焼きと、カンピョウ巻にわさび入れて。あと赤出汁2つ」
 「はい」
 カンピョウと相思相愛の本わさび。
 わさびの甘みがカンピョウの甘さを籠絡し、辛みでキュッと引き締める。酢メシは優しくそれを眺める。海苔は無愛想だ。
 甘さの勝る卵焼き。うまい。

DSC03775

 赤出汁がすごくうまい。味噌がステキに香る。
 キョロンと舌を愛撫するモノ。ナメコと思ったらじゅん菜だ。

 「良い食べっぷりですねぇ。出したのにお喋りしていつまでも付け台に置いたままだとイヤですねぇ」
 「すぐに食べないとね。新潟に地の白身ばかり25種類以上置いてある店があって50貫を30分で食べちゃいますよ!」
 ホントは20種類以上だが、話を大きくするため5種類多めにした。
 「今日の食べっぷりでわかります」
 オレの健啖ぶりをアピールできたのはよかった。

 会計。
 「☆★○●」
 「◎◇◆□」
 板前とレジのねぇさんが符丁でやり取り。まったくわからない。
 「22,680円です」
 えっ、15,000円じゃないのか。予想を裏切られた。
 いつもの兄さんは1人前+お好み握りにしてくれる。だから安かったのだ。
 明細を見る。今日は“単品メニュー”のみ。これが原因だ。
 オンナ連れだからこうなったのかもしれない。
 カッコ良く食ったからヨシとしよう。
 Jちゃんも美味しいと喜んだことだし。
 いつもは弱い酢メシ。今日はうまかった。(2013.1.28)

あまおう、再び!(百旬館) ~博多~

DSC03748

 “あまおう”を食うのは冬季訪福の楽しみのひとつだ。

DSC03487

 前回は11月下旬。イチゴは走りで高かった。980円。
 今回、来た日に買った580円。オレの嫌いな二段重ね。やはり見えない下の段は小さく色も薄い。

DSC03770

 今日は1段並べがあった。11月と同じ。このスタイルが好きだ。“全部見せ”だからインチキはない。すべてをさらけ出す潔さがある。
 7個入り。粒がでかい。前回は10個入っていた。
 680円。旬には価格も下がる。うまい。
 甘みと酸味のバランスが“あまおう”の持ち味だろう。

DSC03749

 最近お気に入りのアビィビールも初日に買う。フランス物。
 新潟の地ビールのようなグッと来る香り。

 3月訪福時にも、あまおうちゃんはオレを笑顔で迎えてくれるだろうか?
 それとも、柑橘の台頭で肩身の狭い思いをしているの?(2013.1.27)

ピエトロでピザ、悪くない! ~キャナル店~

DSC03769

 1,000円 / トマトとモッツァレラピザ / 1人

 ピエトロでスパゲティを2度食べた。悪くないって味だった。
 「ピザを食ってみて今後も行くか、もう行かないか決めよう~」
 前回のカルボナーラでそう思った。味はイマイチだが麺のゆで方がドンピシャで棄てがたいのだ。
 土日でキャナルが混雑する時、他店は行列でもピエトロは空席がある。そこが好きだ。
 どんなにうまい店も1人でも行列なら踵を返すのがマサスタイル。
 ピエトロはオレの流儀に合っている。

 「マルゲリータありますか?」
 「トマトとモッツァレラが一番近いと思いますが」
 「じゃそれ」
 「台がパリパリと厚いのがございますが」
 「厚いの」
 「単品でよろしいですか?キャナルセットは+200円でサラダバーが付きますが」
 「単品で」
 色々食うのは好きじゃない。ピザだけを味わいたい。
 質問攻めで疲れてしまう。客に選択させずプロが一番と思ったヤツを黙って出して欲しい。
 昔、アメリカ経由で日本に入ってきたアメリカ流イタリアのピザ。パリパリでなくパンのように厚い台だった。初めて食った印象を忘れない人間。
 来た。手で二つ折りにしてガバッと喰らいついた。
 「うまい!熱っちぃ!」
  トマトの爽やかさが前面に出ている。爽やかすぎる。モッツァレラの味は弱い。
 二切れ目はタバスコ。おっ、良いカンジだ。
 大人しいピザを主張あるモノにしてくれる。
 三切れ目。ピエトロ特製激辛ソース。
 「?」辛くない。塩気が強すぎる。タバスコの方が辛いしうまい。
 四切れ目。トマトソースが親指爪付近にくっつく。熱い。まだ熱々だ。
 スパゲティもそうだった。ピエトロは最後まで熱いのが特徴だ。
 五切れ目、六切れ目。
 あっという間に食べ終わる。
 悪くない。また来よう。そう思えてよかった。

 造詣の深い“鮨”に関しては能書きをいっぱい垂れ、イヤというほど記事が長くなる。
 浅い造詣“ピザ”の短さ!(2013.1.27)

GT-R、ボンネット上の芸術?

F1000717

 2月の群馬。朝は寒い。
 フロントウインドーもリアも凍っている。
 暖機運転。氷を溶かさなきゃ動けない。車内も寒すぎる。出勤前の儀式だ。
 南国のヒトにこんな苦労はない。
 15分ウォームアップした。すっかりフロントもリアも溶けてスタンバイだ。
 乗ろうと近づく。
 「おっ!」
 うっすら雪の積もったボンネット。穴の開いた周囲の雪がエンジンの熱で溶けている。

F1000718

 「可愛い!」
 パンダの顔みたいだ。
 電光石火の早業でケータイを取り出す。激写!
 1枚は逆光でまったく見えない。角度を変えてもう1枚。
 清楚な白い雪は、ボディの情熱的な赤に惑わされステキなピンクに染まった。
 こんな景色は初めて。
 雪の量、気温、光・・・様々な要因がひとつに重なった。
 そしてパンダが出現した。
 それに気づき、逃さなかったオレのすばらしい感性。
 良い写真が撮れた。なんか良い事ありそうだ。
 意気揚々と出発した。
 オレは単純なオトコだ。(2013.2.12)

トヨタ・クラウン、意外と静かじゃない!(2013年型)

DSC03856

 今は亡きオレの父親もクルマが好きだった。
 庶民がようやくクルマを持てるようになった頃、時流に乗るべく意を決してスバル360を買った。
 家族も大喜び。色んな所に連れて行ってもらった。
 あの頃はどこに行ってもスバル360を始めとする軽自動車ばかり。
 時々遭遇するトヨタ・カローラや日産サニーはとても大きく見えた。ウチには無理な高級車に思えた。クラウンなんて高嶺の花だ。
 「オレんち、クルマ買ったで。お父さんに乗せてもらうべぇ!」
 小学校の同級生木村君とふたりでオヤジの勤める会社を退社時に急襲。
 突然の訪問に戸惑いの表情。だが黙って乗せてくれた。ジマンしたい気持ちもあったのだろう。おかげでオレのメンツは保たれた。
 あの戸惑いの表情は数十年経った今でも鮮明に憶えている。
 スバルは水色とベージュの2台に乗った。柔らかくて快適だった。
 次は1000cc(800?)のトヨタ・パブリカ。
 ステップアップ(!)だ。色は確か白。乗り心地がソフトで良かったのを憶えている。
 そのあとは日産サニー。アイボリー。
 「隣のクルマが小さく見えまぁ~す!」のCM。1200cc。
 今聴いたら笑えるが、当時は角張ったボディが実際にカローラより少し大きく優越感に浸れた。そんな時代だった。かたい印象だ。
 それからダークグリーンのトヨタ・カリーナ、続いてダークブラウンのカリーナ。
 1600ccだ。素速しこくて良い乗り心地。オレが免許を取って初めて運転したクルマだ。
 トヨタは日産に較べソフトな印象。
 そして日産ローレル。
 シルバーメタリック。6気筒2000cc。イッキに大きくなってオヤジは御満悦。
 だが目標はクラウンだ。
 アメリカンスタイルでオレ好みでもあったローレル。ハンドルがすごく軽くラクに乗れた。
 いよいよクラウン。
 ついに到達した「いつかはクラウン!」 
 これもアメリカンスタイル。グレードはスーパーサルーン。
 “ピラードハードトップ”がサイコ~にカッコ良かった。紺色。
 このクルマはしょっちゅう借りてラブホテルに行った。
 オヤジにとって最後のクルマがクラウンの最高峰ロイヤルサルーン。黒のセダン。
 あの頃は2000cc以上は贅沢品だった。2800cc。
 「3ナンバー!3ナンバー!」といつもオヤジは嬉しそうだった。
 ペリメーターフレーム構造で乗り心地抜群。モノコックとは違うぜ。オレもクラウンの乗り心地の良さに酔いしれた。
 スポーツカーよりセダンが好きだったオヤジ。
 死んだ3年後にオレはカマロZ28からキャデラック・コンコースに乗り換えた。
 苦労の末のぼり詰めたクラウンよりずっとデカい。V8-4600cc。世界に誇る高級車キャデラック。ガイシャだ。
 そんな豪儀なヤツに息子が乗っているのを見たらどう思っただろうか。
 「悔しい!」それとも「よくやった!」か?

DSC03861

 「うわっ、下品だ!でっかく口の開いたレクサスも酷い顔。トヨタはどうなっちゃったんだ!デザインが迷走している!」
 尋常でない新型の顔を見た瞬間、クラウンは終わりだと思った。世も末だ。
 まったくクラウンには関心がないからどうでもイイ。自分で買う事はないだろう。
 だがあのピンクには驚いた。
 年寄り御用達のクルマにあの色を塗るとは!小学校の写生会で、意図しない色の絵の具が破れて飛び出しちゃったかのようだ。鮮烈でさえある。
 俄然興味が湧いた。
 ヒトの非難や呆れや嘲笑をモノともせず、あのピンククラウンを涼しい顔で乗り回したらさぞかし痛快だぞ。
 常識破りをやった事がステキだ。トヨタを見直した。遊び心があるじゃないか。真意は分からないが・・・。

DSC03857

 試乗すべくディーラーに赴く。
 真っ赤なGT-Rに乗ったヤツが来たぞ!クラウンと全然セイカクが違うじゃないか!何しに来たんだ!とでも言いたげないぶかしい視線をヒシヒシと感じる。
 「クラウンの試乗の予約をした青木です」
 「あっ、昨日お電話の!お待ちしてました」
 「ピンクがカッコイイのでクラウンに興味が湧きました」
 「あっそうですか、ありがとうございます」
  おっ、黒いアスリートがショールームに居る。
 良いツラ構えだ。実物は迫力あるも下品ではない。好感が持てるぜ。
 「コマネチッ!」みたいな顔がステキ。たけしがデザインしたのだろうか???

DSC03858DSC03859

 試乗したのはロイヤル2.5。四駆だ。
  「こっちの方がおとなしいですね」
 「そ、そうですねぇ~ロイヤルの方が」
 グリルの下の方、ナンバープレートのあたりが未完成のカンジ。
 顔は断然アスリート。オトコマエだ。
 乗り込む。革張りじゃない。肌触りが不快な布シート。
 エンジンスタート。おやっ、予想よりうるさい。
 動き出す。走っても静かじゃない。
 クラウン=無音、の思い込みは崩れた。
 「クラウンはオヤジが以前2台乗りました。もう何十年も前にこの店で買いましたよ」
 「ありがとうございます~」
 なかなかカンジの良い若人0氏だ。
 「あの頃は最高級車だったからね~」
 「そうですねぇ、いつかはクラウンと言ってましたからねぇ」
 「そのあとセルシオ、今じゃレクサスだからねぇ」
 「そうですね~」
 「ん?このタイヤは?」
 「あ、スタッドレスなんですよ。先日雪が降ったんで替えちゃったんですよ」
 「どうもゴツゴツくると思った。夏タイヤで乗りたかったですねぇ~」
 「申し訳ございません」
 「イエイエ。四駆は何キロ重いんですか?」
 「確か~68kgだと思います」
 「ほぅ~人間ひとり分ですね~」
 「はい~」
 交通量の少ないコース。飛ばさない。一度ガバッとアクセルを踏んだ。ゆっくり加速。
 「穏やかですね。ハンドルをシュッと切った時も滑らかだし」
 「ありがとうございます。それが良いとおっしゃるお客様もいらっしゃいますし、つまらないとおっしゃ・・・」
 「GT-Rも良いけどクラウンも良いですよ」
 「ありがとうございます」
 後半はお約束のGT-Rジマンに終始。
 呆れたり、笑ったり、びっくりしたり。良い反応だ。ジマンした甲斐があったってモンだぜ。
 「試乗、ありがとうございました。1年後のピンクを楽しみにしてます!」
 「いえ、とんでもございません。ぜひよろしくお願いします!」

DSC03860

 静けさに感動するかと思われた何十年ぶりかのクラウン。
 すべてがあまりに普通。平凡だ。
 「いつかはクラウン!」と憧れたのは遠い昔。
 “今昔物語”になってしまった。(2013.2.10)

とり天定食、悪くないが・・・(ドリュー) ~博多・水鏡天満宮横丁~

DSC03765

  770円 / とり天定食 / 1人

 「アクロス前のとり天専門店おいしいよ~。焼きサバの店もおいしい。水天宮の近く」
 前回訪福の11月、賀来千香子似の博多の馴染みYちゃんが教えてくれた。地元のヒト絶賛の店。
 「あたし、前の職場があの辺だったからよく行った。ホントおいしいよ~」
 「おぉ、今度来た時昼メシに行ってみる。良い情報ありがとう」
 「いいえ~美味しいから行ってみて~」

DSC03768

 狭い横丁に10軒ほどの飲食店。

DSC03767

 「あっ!」
 “博多名物うまかもん通り”って書いてある。こりゃあ相当うまいに違いない。
 焼きサバ定食の“真”に行こうとした。3人行列している。止めた。
 とり天定食の“ドリュー”は行列なし。入る。
 13:10。客は1人だけ。大丈夫だろうか。
 とり天。
 大分で唐揚げと人気を二分する料理らしい。
 初体験。
 鶏肉はモモか?ムネか?
 つけるのは天つゆか?ポン酢か?酢醤油か?
 興味津々な食べ物。

DSC03766

 来た。食った。
 「うまい!」
 じゅわっと肉汁あふれる鶏モモ。じゅうぶん味が付けてある。熱々だ。焦げてる。衣がかたすぎて口腔内の皮が剥けた。痛ぇ。
 和芥子。アクセント。
 ポン酢。増す味わい。
 ご飯。うまくない。“きりりと瑞々しく甘い”のと対極をなす。
 キリリとした赤出汁はうまい。
 とり天。うまかったが・・・
 ポピュラーな唐揚げがシャバにあるのに、なぜわざわざ焦がして衣がかたくなった天ぷらもどきを作製する必要があるのか。理解に苦しむ。
 ポン酢をつけて食いたいからか?
 天ぷら衣っぽい感触も感じたいのか?
 唐揚げばかりじゃ飽きるから変化を求めてのことか?
 よくわからない食い物だ。
 唐揚げからはズレてるし、天ぷらと言えるシロモノでもない。
 何が作りたかったのか。
 なくても困らない料理に思える。

 そんな気持ちで店を出た。
 おっ!焼きサバ屋に行列がない。ハラ六分目だし行ってみた。
 戸が開いて5~6人出てきた。店内に行列2人。
 「何人様ですか?」
 「ひとり」
 「ドアを閉めてもらっていいですか?」
 匂いも、店内のカンジも、あまりうまそうに思えない。店のヒトもテキパキしてないし笑顔もない。
 即座に決心した、帰ることに。
 カラダを半回転させながら一瞬で客達を見る。
 無言で待っている人、食べ終わって無表情な人、感動とは無縁な人、人、人・・・。とにかく来た!ってカンジ。
 テレビや雑誌で見て来る観光客用の店だったのだ。
 踵を返すべくカラダを回転させて正解だった。外に出るとガイドブック片手の人達が数人いる。

 カネを儲けたい店vsうまいモノを食いたい客。
 良い店を見つけるのは簡単ではない。(2013.1.26)

5人でモダンタイムス、うまい!(レストラン&バー) ~博多~

DSC03750

 24,850円 / 料理、酒 / 5人

 姪Yが結婚した。
 オレのブログ記事“キャディ姐さん死す”を読んで「切ない!」と言いながらぽろぽろ涙をこぼした心優しき姪だ。
 祝いに皆でうまいモン食ってうまい酒呑もう~。
 雰囲気、料理、スタッフすべてに優れるレストラン&バー“モダンタイムス”が最適だ。
 5人だから料理を何種類も取って次から次に楽しめる。

DSC03751

 遅れてくるふたりが来る前にダイキリを呑んだ。
 グラスが地味だ。味は強め。もっとフレッシュライムジュースを効かせた方がオレ好みだ。
 色々注文。
  野菜多め、適量食いな最近のオレ。今日もその傾向だ。
 もう誰もオレのバカ食い早食いを見る事は出来ない。
 「モダンタイムスのメニュー全制覇を目指しているから初物を狙うで!しかも野菜中心に!」
 皆に宣言した。
  野菜と聞いて落胆したヒトも居たかもしれない。
 「あと何にしようかな。豚の厚切りソテーはある?」
 「ソテーはないんですよ。カツレツの方はあまりお気に召さなかったようで・・・」
 「あれっ、読んだ?」
 昨年9月に「お気に召さない!」と書いた。
 「うちのオーナーがマサさんのブログのファンになっちゃって味の批評を楽しみにしてますよ」
 「ホント?アハハハ」

  ふたりがやって来た。
 彼氏と仲が良さそうだ。きっと幸せになってくれると思う。
 さぁ呑むぞ、食うぞ。
 「結婚おめでとう!乾杯~!」
 「ありがとう~カンパ~イ!」
 ギネス、ハイネケン、日本のビール、ソフトドリンク。バラバラに注文した。
 ハウスワインの白と赤。うまい。

DSC03752

 温泉玉子のシーザーサラダ。
 オレは“玉子”より“卵”表記が好きだ。
 別の器に入った温泉卵をかける。“とろり”がイイ。

DSC03753

 生ピーマンの肉詰め。
 生ピーマンが挽肉をさっぱり食わせる。うまさはビミョーだ。どうしても家庭のオカズの肉詰めピーマンをイメージしてしまう。生ピーマン・・・。
 歯触りの違いも、アクセントの域を超えて大きすぎる。

DSC03754

 ごぼうのスティックフライ。
 これはいついかなる時も外せない。
 絶妙の歯応え、香りは太さと揚げ時間がドンピシャだからだろう。テクニシャンだ。

DSC03755

 海老のアヒージョ。
 シンプルな味だ。オリーブ油も海老も。もっとぐっと来る旨味が欲しい。

DSC03756

 アンチョビと半熟玉子のサラダ。
  野菜ばかりであまりアンチョビを感じない。ダイキリ、ギネス、ハウス白ワイン、赤ワインで酔ったせいもある?

DSC03757

 鉄板のナポリタンスパゲティ。
 素晴らしくうまい。ケチャップをベースとしたステキなソースがぐいぐい舌を襲う。
 麺もイイ。ソーセージの旨味も強い。
 特大のフォークにぶっとく巻きつけて無尽蔵に喰らいたい。
  数秒で全員の胃袋に消えた。食いしん坊なオレ達。

DSC03758

 ペンネアラビアータ。
 超さっぱり味。さっぱり過ぎる。

DSC03759

 ミックスピザ。
 4種類あるピザをこれで制覇。スパゲティの強烈なうまさに比べ、ピザはやや劣る。

DSC03760DSC03761

 鴨ローストと牛フィレグリルは誰かが知らないうちに注文してた。
 肉少なめ傾向のオレには馴染まない。

DSC03762

  ビーフカレー(半熟玉子)。
 ほろりと煮込まれたビーフ。チキンより香りは弱い。もっとうまいチキンカレーが登場すると少し色褪せる。

DSC03763

 チキンカレー(半熟玉子)登場。
 「うまい!!!!!」
 感嘆符5つ。
  珠玉の逸品。様々な特別なスパイス達がステキに香る。サイコ~にうまい。
 ご飯のおいしさにも感動。
 カレー専門店を軽く凌駕する。
 支店として“モダンタイムス・チキンカレー”を出すべきだ。
 メニューはチキンカレー一本槍。潔さと男前を売る。

DSC03764

 オムライス。
 1点のシミもないキレイな黄色。見ただけでうまさが解る。食えばもっとうまい。

 どの料理も、味もさることながらデザインが美しい。センスが良いのだ。
  オレ「何が一番うまかった?」
 姪R「チキンカレー!」
 姪Y「あたしはナポリタン!」
 姪R「あたしもチキンカレーかナポリタン、迷った~!」
 オレもそのふたつがサイコ~だった。
 本日の白眉、チキンカレー。
 僅差でナポリタンが続く。

 会計をテーブルで済ます。VISAカード。
 帰りがけ、オーナーが厨房から現る。白衣姿の料理人も出てきて会釈してくれた。
 「うまかったですよ~!」
 「おいしくなかったのも再度食べてみてください。カツレツ、味濃くしましたんで。肉も厚くしました!」
 “お気に召さない”料理をすぐ改良する。自信があるから放って置けなかったのだろう。流石プロだ。

 大喜びな舌。胃袋もオレも喜んだ。(2013.1.25)

シウマイ弁当、いつもうまい!(崎陽軒) ~羽田空港第1ビル売店~

DSC03747

  崎陽軒のシウマイ弁当。昭和29年発売のロングセラー。

DSC01842DSC01841

 特製シウマイを時々食べる。普通のヤツより豚肉も干し貝柱も多く凄くうまい。12個1,200円。
 挽肉料理なのに香辛料は強すぎず心地よいゲップで食後も楽しめる。
 だが我が町では販売していない。大宮や東京に行った時に買う。
  群馬の田舎でも売っていればいいのになぁ~と思う。

 スカイマーク13便(12:45発)で福岡へ発つ昼メシ。
 以前は羽田空港売店のサンドイッチを食っていた。
 だが群馬県渋川市の超うまいサンドイッチ“クレッセント”に慣れてからはとても食えなくなった。
 具もパンも芥子バターも塩加減もまったくダメだ。防腐剤他添加物が入りすぎ?
 上越新幹線車内販売の高崎名物鶏めし弁当。これが好き。
 地味な存在ながら棄てがたいうまさ。かなりうまい。78年もの歴史を誇る駅弁だ。

F1000205F1000206

 空港売店で“たいめいけん”ポークジンジャー重って弁当を食ったことがある。
 とてもまずかった。全部は食えなかった。名前につられて買ったオレが馬鹿だった。二度と買わない!と決意した。

DSC03746

 たまに食う崎陽軒シウマイ弁当。うまい。
 シウマイ5個、鶏唐揚げ、筍甘煮、マグロ醤油焼き、蒲鉾、卵焼き、杏・・・。
 みんな良い味わいだ。
 筍の甘辛具合は泣かせるぜ。角切り。歯触りが嬉しい。
 ギュッと締まった鮪醤油焼き。うまい。ほんの少しでご飯がいっぱい食べられる。
 シウマイはいつもビールと食べるがご飯のオカズにもイイねぇ~。
 だがオカズ達を陵駕しそうにうまいのがご飯だ。モチモチしてる。
 経木が嬉しい。良い香りだ。
 巧く水分を吸い取ってくれるからご飯がすばらしいのだ。
 プラスチック容器ではマネできない自然素材の凄さ。
 ラストは甘酸っぱいアンズ。ホッペがキュンとくる。

 弁当はそれ一つで小宇宙だ。
 あれを食べご飯を食べる。コレも食べてまたご飯。
 ご飯で前の味を吸収し、また新たな味を舌に触れさせる。
 マサ料理は1品をドカンと食う。
 ご飯3合、カキフライ30個、ハンバーグ1kg、海老フライ30尾、ステーキ600g、ロースカツ600g・・・。
 折に少しずつ色んなモノ。弁当はとてもきれいだ。

 フランス人はあれやコレやを交互に食べられないらしい。テレビでやってた。
 よく日本の食堂にある××定食や○○膳などは、1品を食い終わって次を攻める。
 味噌汁に取りかかったら全部食べ、豚しょうが焼きに行ったらそれも平らげ、ご飯を始めたらご飯だけ・・・。
 フランス人家庭の夕食風景も映された。
 レストランのコース料理のようにまずは前菜。家族3人で食べる。
 終わると主婦が台所からスープを持ってきてテーブルに着き3人で。次は野菜、肉、デザートを同じようにやる。
 信じられない国民だ。一度にテーブルに並べて箸を伸ばせば色んな味を次々に楽しめてイイと思うが。
 フランス人からみればちょこちょこ色々食う日本人がヘンなのだろう。

DSC03745

 フランス人の食習慣を考慮しなくても“崎陽軒シウマイ弁当”は凄くうまい!(2013.1.25)

背広のお茶目なネーム

DSC03796DSC03795

 背広。スーツと言うヒトが多い。
 “suit”は一揃い、一着、一組の意味だ。色気がない。
 ロンドンの仕立屋街“Savile Row(サヴィル・ロウ)”が訛った“背広”。この呼び方が好きだ。
 背広を買ったり作ったりすると内ポケット付近にネームを入れてもらう。

DSC03798DSC03804

 苗字(ファミリーネーム)が一般的だ。ちょっと洒落たヒトは名前(ファーストネーム)にする。
 オレも最初の一着は苗字、二着目に名前を入れた。

DSC03810DSC03803

 やがて洒落心(アホ心?)が高じ、ユニークな(おちゃらけた)モノに変貌した。

DSC03805DSC03814

   カマロのマサ
    カマロのマサさん
     かまろのまさ
   マサ青木
   マジメのマーちゃん
   不マジメのまあちゃん
     ニューカマロのマサ
     ニューカマロのマサさま
   ステキなマサさん
   女好きのマサさん
   ハンサム・マサ
   イナセなマサ
     タフガイ青木
     ナイスガイ・マサ
     オトコマエのマサさん
   いろおとこ
     ・・・・・
 際限がなくなった。
  芝居心、茶目心、悪戯心が横溢している。

DSC03793DSC03806

 「見てこれ!」
 「あっはっはっ!」「わっはっはっ!」「オッホッホッ!」
  パッと背広の裏側を見せ、爆笑させるのが好きだ。オレはお茶目なのだ。
 ケント、オスカー・デ・ラ・レンタ、大丸トロージャン、ケント&カーウェン、ラルフローレン・チャプス、MA-JI、丸善・・・を経て、ミスタージュンコに落ち着いた。

DSC03799DSC03800

 ここ数年間、背広を買わない。
 1年に10着もミスター・ジュンコを買った年がある。新潟三越。
 米、酒、魚がうまい新潟。隣県の群馬からドライブするのにちょうど良い距離だ。
 生け簀料理“越佐”でよく活造りを食った。オレは昔から美味しいモノが好きだった。
 ある時を境に越佐が美味しくなくなった。劇的に変わった。
 活造りと称して死んだクルマ海老が出たりした。死体に“活”を名乗っちゃダメだ。信義則違反だぜ。インチキは嫌いだ。
 丸伊、港寿司、よしの寿司、天狗・・・。鮨屋がメインになった。

DSC03815DSC03807

 「青木さん、今度のネームは何にしますかっ?」
 本人より店のヒトが楽しみにしていた。オレの構想発表を固唾を呑んで見守る。ゴクンッと生唾を呑み込む音が聞こえそうだ。

DSC03797

 「今度はコレ!」
 張り詰めた空気を切り裂くようにオレは静かに呟く。
 「あはははっ!」
 店のヒトは涙を流して大喜び。呼吸困難に陥らないかと危惧の念を抱いた。
 エスカレートしたのはこんな側面もあったのだ。

DSC03802DSC03808

 お茶目を通り越して常軌を逸したネーム付けだった、と言えなくもない。
 だが今度また背広を買う時も「ヒョウキンなネーム」を入れるのは必至だ。
 オレは懲りないオトコ、いや、ナイスガイだから・・・。(2013.2.9)

餅大好き!(マサ料理)

DSC03744

 オレは餅が大好きだ。
 シャバには餅の嫌いなヒトがいる。驚きだ。
 昔よく遊んだ割烹のオヤジ、そして元カノM・・・。
 こんなうまいものがどうしてキライなんだろう。
 テクスチャーが肉に似ていてイヤだと肉嫌いのMは言った。
 もち米を蒸かして、捏ねて、搗く。力仕事だ。
 伸ばして、かたくして、切る。
 冷蔵庫に入れておけば何日も保存できる。冷凍なら尚更だ。

DSC03740

 さぁ焼くぞ。

DSC03741

 ほんのり良い焦げ目。

DSC03742

 七味を振った醤油で化粧する。
 数秒焼くだけ。醤油がまだ湿っているのが好きだ。

DSC03743

 餅4個に海苔2枚。ばりっばりっと折って2つにする。巻く。海苔が香る。
 食う。ガブリ。
 「うまい!」
 こんなうまいモノ娑婆にない。餅米からできた餅。餅肌だ。愛おしい。
 何とも言えない突出してないバランスの取れた味。もの凄くホッとする。
 犬のようにすぐ呑み込む。
 あっという間に4枚食った。早業だ。
 もっと食いたい。(2013.1.24) 

ダッチオーブンきゃべつベーコン蒸し煮、強烈にうまい!!!(マサ料理)

DSC03736DSC03732

 以前よくやったこの料理。最近ご無沙汰。数年ぶりだ。
 分厚いダッチオーブンにベーコンとキャベツを交互に入れて塩コショーし、水か酒を1合だけ。
 30分煮る。キャベツの水分が大量に出て巧く煮える。凄くうまい。

DSC03727DSC03728

 ベーコン、キャベツ、塩、コショー。
 ベーコン537gを薄切り、丸々1個のキャベツはざく切り。
 今回はニンニク1房10片を加える。初の試み。もちろん国産だ。

DSC03729

 キャベツ、ベーコン、塩コショー、キャ・・・ダッチオーブンに敷き詰める。
 途中経過。キャベツはまだ大量にある。入りきるだろうか?

DSC03730DSC03731

 ダッチオーブンに山盛り。フタが閉まらない。でもOKだ。
 熱が入ればガサが減りピタッと閉まる。キャベツが超山盛りだから水は約300ccと多め。
 強火。沸騰。

DSC03733

 熱くないようシリコンでフタを上から抑えつける。満身の力を込めて。
 何度も体重をかける。何とか閉まった。よかった。
 弱火。30分待つ。ひたすら待つ。
 キャベツの香り、ニンニクのカオリ、ベーコンの芳香がステキに鼻孔を刺激する。

DSC03734

 フタを開ける。
 「おぉ!」
 かなりよく煮えてる。水分もたっぷりだ。

DSC03735

 混ぜてさらに10分。
 完成した。

DSC03738

 喰らう。まずはスープ。
 「うまいっ!」
  甘~いスープ。すべてのエキスが横溢している。すばらしい。
 キャベツを食う。
 「うまい!!!!!」
 クタクタに柔らかい。とろとろに甘くてうまい。信じられない甘さだ。砂糖を大量にぶち込んだみたいだ。
 オレは夢をみているのだろうか。感嘆符5つ!
 ニンニク。
 思いのほか辛い。意外だ。とろけるほどに柔らかい。
 ベーコン。
 旨味をあんなに出したのにまだ充分なうまさを保持している。千両役者だ。
 コショーがきつかった。塩はちょうど良い。

 以前は味の素コンソメキューブや無添加マギーブイヨンを入れた。
 塩コショーだけの方が潔くて好きだ。
 ニンニクがぐいっと旨味を出したかもしれない。ニンニク自体は辛い。しつこい。ゲップもニンニクの香りが勝っている。入れて成功かどうか判定できない。

DSC03737

 これでもかコレでもかと信じられないほどキャベツの甘みを極限まで引き出した功労者はダッチオーブンだ。
 塩コショーだけでこんなにうまくしたのもダッチオーブン。
 一度、洗うのが大変だからとアルミ矢床鍋でやったことがある。遠く及ばない味だった。
 ダッチオーブンマジックなのだ。
 厚さ4.5mmの魔法の鍋。
 新潟のユニフレーム。鋳物じゃなく黒皮鉄板だからぴったりフタが閉まる。
 以前使っていたアメリカのロッジは僅かに隙間ができた。
 大胆に塩を振ったオレの英断も成功の一因だ。
 ぶ厚い鉄鍋で40分煮込んだから最後まで熱々だった。

 大絶賛の本日の料理。大感激は久々だ。(2013.1.22)

DSC03739

 翌日。
 熟成しさらに旨味は増すはずだ。食う。
 キャベツがとろとろ過ぎる。姿がわからないほどだ。
 ニンニクも形が崩れかけた。
 ベーコンは健在。
 食べ終わった。昨日の出来立ての方がうまかった。
 超濃厚な後味はすごい。(2013.1.23) 

にんじんカレー、イマイチ → サイコ~!(マサ料理)

DSC03713

 最近、野菜好いているオレ。
 根菜のみならず緑黄色野菜も積極的に調理して食っている。毎日野菜を食わなきゃいられないカラダになった。
 恐るべき変貌。
 「あっはっはっ。まぁちゃん、ガキみたいだねぇ~。こうとなったらこう!コレとなったらコレ!だけどそれがまぁちゃんの良いとこだけどね!」
 笑われたり褒められたり。
 猪突猛進型のオレ。面目躍如ってとこだ。
 そろそろ嫌いなニンジンを好きになっただろうか。
  子供じゃないのにキライな人参。ずっとそれで通してきた。何年も何十年も。
 だが野菜好きを標榜するからにはニンジンだって好きでなけりゃならない。
 「ニンジン大好きだぜ!」
  「好きな食べ物=人参!」
 一度でいいから声を大にして言ってみたい。
 よ~く煮込めば味がわからなくなるカレーで食ってみることにした。

DSC03705

 にんじんカレーといっても具はニンジン3本だけではない。
 普通に鶏モモ2枚581g、玉葱2個、メイクイーン4個を入れる。ぶなしめじも。
 作り方もいつも通り。

DSC03706DSC03707

 最近の潮流、水分はホールトマト缶2つだけ。水は入れない。
 水分が少ない。野菜から出るのを待とう。

DSC03708DSC03709

 煮えた。ルーはコスモ直火焼きカレールー辛口。

DSC03710

 出来た。

DSC03718

 ご飯2合にたっぷりかける。食った。
 「うまい!」
 ルーもご飯も鶏モモも玉葱もじゃが芋もぶなしめじもイイぞ。
 にんじんはどうか。
 イヤな匂いは弱い。じゅばっとフルーツのような甘いジュースが溢れる。
 うまい!とはならないが悪くない。嫌いではなくなった。
 大好きになるのは時間の問題だ。

DSC03711

 カレーを食うと竹乃家の超うまいカツカレーを思い出す。
 あれとどうしても較べてしまう。
  辛口なのに甘い。インデラカレーと醤油で調整した。
 マイルドすぎる味は、水分を自画自賛したホールトマト缶のみにしたせいだろうか。
 キーマカレーにはそれが良かったのだが・・・。

 しばらくカレーはイイや。(2013.1.19)

DSC03721DSC03720

 翌日。
 劇的にうまくなった。
 一晩寝て起きてこんなに熟成が進み馴染んだのか。信じられない。
 ステキなフルーツになったニンジン。フルーツジュースがじゅばじゅば溢れ出る。
 「大好きっ!」と叫ぶにはもう一息だ。
 昨日とはまったくの別物となったにんじんカレー。
  このうまさには驚いた。竹乃家の超うまいカツカレーに匹敵する。
 初日の弱気は完全に吹っ飛び、大絶賛のカレーに変貌した。
 サイコ~!!!(2013.1.20)

挽肉クリームシチュー、ビミョー!(マサ料理)

DSC03668

 突如閃いた“挽肉クリームシチュー”。
 昨日、数年前に食った名古屋“宮鍵”の挽肉親子丼を思い出し、店のHPを眺めてヨダレを垂らしたからだろうか。
 挽肉を使った“キーマカレー”があるのだからクリームシチューだってうまいハズだ。

 「鶏モモ3枚を挽肉にしてください」
 「はい、かしこまりました」
 いつもの店のいつものカンジ良い若人だ。
 待つ間に野菜たちをゲット。
 「お待ちどおさまでしたぁ~挽き賃サービスしときました~」
 先輩格の中年女性が持ってきた。
 今まで挽き賃を取っていたのか?想像だにしなかったぜ。

DSC03657

 鶏挽肉827g、玉葱3個、メークイン3個、エノキ200g、マッシュルーム1パック7個。
 最近お気に入りのぶなしめじを入れたいが、茶色っぽくなりそうだから止めた。

DSC03658

 サラダ油で玉葱を炒める。直径24cm矢床鍋。

DSC03659

 挽肉入れる。
  ある程度炒まった。水900cc。
 エノキから水分大量横溢が予想される。能書きは1,000ccだが100cc控えた。
 味見。
 挽肉と玉葱からすばらしい味が出ている。これだけで完成品のようだ。

DSC03660

 じゃが芋投入。
 粉質の男爵やワセシロが好きだが、煮込むと姿形がなくなっちゃうので滅多に使わないメークインにした。
 汁を呑む。じゃが芋が旨味をうんと放出。

DSC03661DSC03662

 エノキとマッシュルーム。

DSC03663

 煮えた。スープを味見。
 うまい。キノコのすばらしい香りがうまさに拍車を掛ける。
 エノキを食う。ジャキジャキの歯触り。
 マッシュルーム。バコッとした歯応え、得も言われぬ香り。

DSC03665

 火を消してコスモ直火焼きクリームシチュールー。
 弱火でとろとろ煮込む。
 「!」ガサが減って水分がかなり増えた。
 味見。薄い。

DSC03666

 バターを4cm。

DSC03667

 いくらかコクが出た。完成。

DSC03670

 「うまい!薄い!」
 味もとろみも薄い。予想以上に材料から水分が出た。
 エノキやマッシュルームだけじゃなくじゃが芋からもだいぶ出たようだ。
 途中から黒コショーをガリガリやる。
 少し改善されたが満足の味ではない。
 ごろごろデカい鶏モモじゃなく小さな挽肉は「肉だ!」って醍醐味がない。

DSC03669

 突然の閃きから始まった挽肉クリームシチュー。
 挽肉カレーはあんなにうまいのに何故なんだ?
 “閃き”ではなく“浅知恵”だったのかもしれない。

DSC03671

 夕食。
 塩と砂糖で味を調整。少しは改善された。
 真っ白だったマッシュルームの笠がミディアムグレーに変色。不気味だ。
 エノキの味が強すぎる。これが失敗の原因か?
 これはエノキの責任じゃなく採用したオレが悪い。(2013.1.5)

DSC03674

 翌日。
 チーズを入れよう~!と考えた。
 クリームチーズしかない。ちゃんと溶けるだろうか。

DSC03672DSC03673

 クラフトのフィラデルフィア。
 かなり溶けたがちゃんとは溶けない。
 昨日よりほんの少しだけおいしくなった。

 夕食。
 やっととろみが濃くなり、どうにか合格点ギリギリに滑り込んだ。(2013.1.6)

Vネックセーターを素肌に着る!(ユニクロ)

DSC03617

 オレは背広を着る時下着を着けない。
 ワイシャツとネクタイとジャケットだけ。
 真冬でもそうだ。寒さに強いから何でもない。

 ワイシャツの下に肌着があるとゴロゴロしてスキッとしない。
 暑くて上着を脱いだ時、ワイシャツから半袖シャツやタンクトップが透けて見えるヤツがいる。
 そんなカッコ悪い姿はとても晒せない。オレはお洒落なのだ。

 財布も持たない。ポケットが膨らむから。
 札を二ツ折りにしてズボンの右ポケットにぐいっと突っ込む。ハンカチは左だ。
 ズボンが重くなるのはイヤなので硬貨も持たない。帰りにおつりでポケットがじゃらじゃらした。
 最近はほとんどカードで事足りるので、つり銭の音を聞くことも少ない。

 Vネックセーターを素肌に着けるとカッコイイ。
 ロングブレスで毎日鍛えてるから胸や背中や肩や腕の筋肉は盛り上がり、腹筋は6つに割れて引き締まっている。
 まさに“素肌にVネックセーター”がうってつけだ。
 イエロー、グリーン、ピンク。
 とにかく黄色が欲しい。ユニクロ通販で買った。黄色は大型店専用モデルのため地元では買えないからだ。
 5,000円以上で送料無料。ひとつ1,990円だから3つ買わなきゃならない。
 グリーンは欲しかった。
 もう一つは何にしよう。ド派手なピンクが良い。
 ユニクロのセーターは黒と薄いピンクを2枚持っている。
 H&Mはムラサキと明るいグリーン。
 セントジェームスは赤、渋い青&黒のボーダー、生成&ネイビーのボーダー。
 色を楽しむのだから“安いモノ”でも構わない。だが“安物”ではない。

 イエローにはアイボリーのチノパンを合わせよう。
 グリーンはベージュ。
 ド派手ピンクは両方OKだ。
 真冬にVネックセーター一丁。
 「寒くないですか?」
 こんな質問(非難?)が今から聞こえる。
 「寒くないでッ!」
 答えは決まっている。たとえ寒くてもだ。(2012.12.24)

サバ缶かけご飯、「!」(マサ料理)

DSC03624

 昨日炊いて余ったのをチンしたご飯は普通に食べてもうまくない。
 チャーハンかお茶漬けか雑炊にする。
 今日は趣向を変えて缶詰ご飯だ。

DSC03622

 小腹が空いて食べたマルハさば水煮缶“月花”がすごくうまかった。国産さば、天日塩。
 これを熱々にチンしたご飯にドバッとかけて食べたら汁がご飯に染みてサイコ~だぞ。
 そう思いながら食っていた。
 ついに実現したサバ缶かけご飯。ネコめし風だ。
 サバ缶も温めるかどうか迷ったが、超熱々ご飯に冷たい汁が合う気がする。
 料理とは言えない簡単なぶっかけメシ。

DSC03623

 サバ缶の能書きを見ると「サバ、塩」だけ。
 すばらしいうまさだ。生サバを何倍にも濃縮したカンジ。旨味ここに極まれり!といえる。

DSC03625

 1合弱のご飯を4分間チン。超熱々。
 サバをご飯に載せ缶汁をだらっとかけた。意外と汁が少ない。
 熱々ご飯とサバ缶の邂逅。
 「うまい!サイコ~!」
 そう叫ぶはずだった。
 ところがサバはボソボソするし汁はご飯に染みて薄味になった。

DSC03626

 起死回生を狙ってぐちゃぐちゃに混ぜる。でもダメだった。
 まったく期待に背く結末。こうなるとは予想だにしなかった。

 子供の頃飼っていたネコにはサケ缶汁ご飯ばかり食わせていた。
 鮭の身は家族で食いネコは汁だけ。ネコを差別していた。
 「でもこれが一番うまいんだぞ!」今サバ缶ご飯を食べるまでそう思っていた。
 ネコはうまそうに食っていたが本当にそうだったのか?
 飼い主への義理で満足顔をしていたのか?
 死んだネコに確かめることはできない。
 

 サバ缶かけご飯。
 美味しくなかったが、遠い昔のネコちゃんを思い出させてくれたのはヨカッタ。(2012.12.27)

焼鮭釜飯、期待外れ!(マサ料理)

DSC03480

 昨年やった鮭釜飯は自家製甘塩鮭3切れ(900g)を焼かずに炊いた。イマイチだった。ゴボウも入れた。
 今年は大量に仕込んだ甘塩鮭。鮭の名誉回復にもう一度“鮭釜飯”をやらなきゃならない。
 今回は焼いてから炊く。新たな試みだ。
 美味しくできると思う。だがご飯への旨味注入は少なそうだ。
 濃く摂った昆布ダシを使おう。これで完璧だ!?

 帰宅。石鹸で手を洗い、うがいをする。背広を脱ぎ、顔を石鹸で洗う。
 さぁビールだ。キリン・クラシック・ラガー中瓶(500cc)をぐびっと呑む。うまい。

DSC03469

 寝る前に冷蔵室に移した鮭。ゆっくり解凍した。尻尾部分4切れ。550g。
 3合の新米コシヒカリを搗いてといでザルにあける。
 鮭を焼く間、米に水分を吸わせる。

DSC03472DSC03473

 焼けた。つまみ食い。うまい。塩で熟成したからこそのうまさだ。
 ザパッとダッチオーブンに米を投入。

DSC03470

  入念に摂った昆布ダシ。朝から水に浸した。弱火でじっくり。呑む。

DSC03471

 「うまい!」
 また呑む。全部呑んでしまいたい衝動に駆られる。なんとか踏みとどまった。
 醤油、酒、昆布ダシで2合分。塩鮭だから醤油は控えめ。

DSC03474

 焼いた鮭4切れを皮を下に載せる。撮影用に1つは皮を見せた。

DSC03475

 昆布をダメ押しでかぶせる。

DSC03476

 重~いフタをする。
 ガス点火。強火。沸騰。弱火。15分。
 お焦げ作り。強火。左耳をダッチオーブンに寄せる。
 パチパチ音がなかなかしない。長い時間が経過したように感じる。
 火を消す。ぷわ~っと一斉にのぼる湯気。
 「使命を果たしましたよ」と言われたようだ。
 蒸らしの5分間。ダッチオーブンの中で切磋琢磨した鮭、米、ダシ汁はこの5分間で落ち着き、一体となって“釜飯”が誕生する。
 ダッチオーブンマジックだ。厚さ4.5mmの強靱な鉄の壁は旨味を少しも外に漏らさず、中のモノを優しく抱いて籠絡する。

DSC03477

 重いフタを開ける。じゃ~~~っ!したたる水滴。これも味の一部だ。

DSC03478

 昆布を退ける。
 混ぜる。鍋底が焦げすぎてまったく取れない。

DSC03479

 どんぶりに盛る。お焦げなしの奇妙な釜飯。
 「しょっぱい!」
 塩がグッと効いた鮭は釜飯に適していなかった。それ自体が完結食品だ。熟成極まり、旨味を少しもご飯に移さない。
 強情なのか、意地悪なのか、気高いのか。一緒に炊いた意味がない。
 自家製甘塩鮭は、ただ焼いて白いご飯で食べるのがイチバン!と判明。
 手塩にかけた鮭+しっくり摂った昆布ダシ、なのにこのテイタラクとは。
 鮭はしょっぱいがご飯の塩加減、かたさはOK。救われた思いだ。

DSC03482

 よ~く蒸れた二杯目。
 お焦げを収穫できた。やっと釜飯らしくなった。

 もう11月下旬。
 今アタマの中はカキが占拠している。
 鮭は時代遅れであり時季はずれなのだ。舌も牡蠣モードに入っている。
 鮭は不利な状況だった。
 ごめんねシャケちゃん。(2012.11.21)

鮭茶漬け、サイコ~!(マサ料理)

DSC03427

 今シーズンは鮭をいっぱい食っている。
 塩焼き、照り焼き、自家製甘塩鮭、クリームシチュー、唐揚げ、おにぎり、チャーハン。
 あとやるべきはお茶漬けだ。
 焼いた甘塩鮭、海苔、ワサビ、お茶、チンした昨日のご飯約1合。

DSC03422

 尻尾の部分は小さいカットで170g。

DSC03423DSC03424

 いい具合に焼けた。

DSC03425

 二口三口ビールのツマミ。
 「うまい!」
 自家製甘塩鮭。塩のおかげでグッと旨味あふれる。もうサイコ~だ。
 これを食ったら売ってる甘塩鮭は食えない。
 舌に触れた瞬間に「うまい!」と言わせるため、塩だけでなく食品添加物が入っている。
  このような味に慣れるとピュアなモノじゃ物足りなくなる。味蕾は侵され、やがて破壊されるのだ。

DSC03426

  4分チンした熱々ご飯にほぐした鮭の身と皮。
 家ではほとんどお茶を飲まない。ビールのみだ。だからお茶がない。お湯でイイや。
 たっぷりかける。
 小さく千切った海苔1枚、かいて伏せたS&B粉わさびをあしらう。
 混ぜる。食う。

DSC03428

 「うまい!」
 鮭の醍醐味極まる。旨味がお湯に溶け出し、すばらしいスープになる。塩気がイイ。
 ステキなアクセントはわさび。
 お湯でふやけて佃煮のようになった海苔。香りも味も増した。すばらしい。
 南魚沼コシヒカリはもちろんうまい。
 戯れに醤油を入れた後半。おいしい!けど香りも旨味も強すぎる。塩を入れるべきだ。

 鮭茶漬け=サイコ~!(2012.11.13)

記事検索
プロフィール

マサ

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ