2013年06月

手羽先スープで雑煮、超うまい!(マサ料理)

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 手羽先カレーをやったのは2011年3月。
 あの時余ったチキンスープは2年間も冷凍室にオネンネしていた。
 この美味しいスープを使ってカレーかクリームシチューをやろう。
 いや、手羽先スープのうまさを前面に押し出すには雑煮がイイ。塩だけの調味だ。具もなしで。
 今こそ-18度の極寒の地から解き放とう。そしてその使命を全うさせるのだ。
 そう決意してから何ヵ月経ったろうか。
 忘れた頃に思い出し、ようやく実現の運びとなった。

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 冷凍の塊を量る。400g。適度だ。
 水道で表面を溶かし、ポリ袋を破った。掴む。
 「!」
 脂が凄い。ゼラチンがすごい。手羽先といえども鶏だ。生き物だ。

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 鍋にあけ点火。
 餅3個を焼く。杵搗きを冷凍したヤツをもらったものだ。

 スープが沸いた。
 意外にもインスタントラーメンのスープのような香り。
 気を取り直し、味見。
 「うまい!」
 ぐいっと濃いスープ。しつこい濃さはない。
 手羽先だからちょうど良いのだ。すばらしい。
 これだけうまいとミリン&醤油連合軍は登場しない。
 塩だけがイイ。ちょっと多めに入れてみた。呑む。
 「うまい!」
 完璧だ。他に調味料はまったく必要ない。
 焼いた餅を入れる。味を含ませる。

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 どんぶりに。食う。
 「うまい!」
 超うまい。おいしい餅が塩味手羽先スープに化粧されさらにうまくなった。
 年の初めの料理として気合いを入れて作る正月の雑煮。
 匹敵するうまさのこのスープ雑煮。

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 後半に黒コショーをガリガリやった。
 必要以上に爽やかになってしまい手羽先スープの最適な濃密が損なわれた。
 元が良いのだから塩だけがイイ。

 大きな満足に包まれて終えた本日の夕食。
 ダシをちゃんと摂れば料理は美味しくなる!と再認識。
 “煮干し”と“昆布”のダシに“ミリン”と“醤油”。このカルテットが大好きだ。
 だがチキンスープも侮れないうまさ。じっくり時間をかけて手羽先を煮出したおかげだろう。
 昨日の東見屋味噌まんじゅう7串に続き、うまい夕食二連発だ。
 直後に歯を磨いてしまったが歯茎、舌、口腔内にステキな余韻は健在だ。(2013.4.26)

冷やしナメコとろろ卵そば、うまい!(マサ料理)

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 GT-R博多遠征2013春(3rd)を無事やり遂げた。
 群馬に深夜帰宅し、ビールを呑み、風呂を洗って入浴し、またビールを呑む。寝たのは4時。
 土日のヒマな日は昼まで寝るのが通常パターン。
 今日は7時半に目覚めた。疲れていると睡眠時間は短い。またちょっと寝て起きたのは10時。
 博多出発の昨朝10時に百旬館の弁当を食べた。ロースカツをオカズに手作りハンバーグ弁当。うまかった。
 24時間食事してない。ハラ減った。
 遠征終了翌日昼メシはうどんと決まっていた。塩分と水分をカラダが欲する。
 今回はそばが食いたい。盛りそばじゃなくナメコそば。しかも冷たいヤツを。
 「うどんじゃなくそば」は行く前から計画していた。

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 昨夜から水に浸した煮干しと昆布。呑んでみる。
 うまい。火を入れる前からうまい。

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 じっくり煮出す。よか色たい。

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 ミリンと醤油。ちょっと薄いが良いカンジの甘辛だ。
 なめこ2袋。サッと煮たらすぐ火を止める。
 余熱が入りすぎないようナメコを少量の汁とボウルに移して冷ます。

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 生そば1袋3人前400g。直径28cmアカオアルミしゅう酸鍋でかために茹でる。

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 まずは盛りそば。
 なめこを入れる前に別に分けたツユ。

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 そばちょこは日田の小鹿田焼(おんた焼き)。大丸福岡天神店で買った。
 珍しいステキな表情だ。食った。
 「うまい!」
 やや薄い。

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 そばちょこにLサイズ卵1個。アンバランスだ。
 ずるっと豪華にいった。
 「うまい!!」
 ぎょろっとした白身、濃厚な黄身。そばを愛撫する。

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 次はなめこ。
 つるっつるにうまい。

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 そしてとろろ。
 ボソッとしたそばととろろの邂逅。
 いいねぇ。

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 ついに真打ち登場。
 「すごい!」
 なめこととろろの量がすごい。
 攪拌してずるずるっ。
 「うまい!」
 渾然一体となった味。それぞれの個性は失われた。

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 一番うまかったのは卵。意外だった。
 本命の“冷やしなめこトロロ卵そば”よりシンプルがよかった。
 「とろろとナメコは合わせない方が良い!なめこは味噌汁がいい!遠征帰りはソバよりうどん!」
 これが結論となった。(2013.5.26)

“荒淫矢の如し”GT-R博多遠征2013春(3rd)復路

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 6泊7日の博多遠征はすぐに終わった。楽しい事は時間の経つのが早い。
 “荒淫イヤ~ンの如し”だ。
 あっ、間違えた。“光陰矢の如し”だった。
 ニシキューをドライブし、うまいモンを食べ、魅力的な場所にアソビに行った。
 おっ、それは何を隠そういつものパターンだ。
 生け簀河太郎、レストラン&バーモダンタイムス、スペイン料理イビサルテ、すき焼きちんや、串揚げ串匠・・・。

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 「掃除お願いします。1時間くらいで出来ますか?」
 部屋を出て“Do Not Disturb”の札を裏返す。隣室から出て来たルーム係のねぇさんにお願いする。
 「はい出来ます」
  エレベーターに向かって歩く。ねぇさんも歩く。
 「カラフルですね!」
 「あっ、見ました?」
 ハワイアナスのビーサンはカラフルだ。
 「ボーダーお好きなんですね?」
 セントジェームスを7着持ってきた。
 ヒコーキ旅行はなるべく荷物を控えるがクルマ旅は制限を設けない。クルマが重たいだけでオレは重くないからだ。
 「赤がお好きなんですね!」
 GT-Rのトランクを占拠する一番でかい赤いサムソナイトを連れてきた。
 以後、ルーム係Sさんと毎日お喋りした。
 「クルマ、見ましたよ!カッコイイですね!赤ですね!写メ撮ろうとしたけどヘンに思われるから止めました!」
 「あっはっはっ!ぜひ撮ってください」
 「いつ群馬にお帰りなんですか?」
 「明日です」
 「アタシ明日お休みなんで・・・気をつけて群馬にお帰りください。またいらしてください」
 「ありがとう。また来ます!今度はこの階をリクエストして!」

 「おはようございます、青木さま」
 「チェックアウトしたいんですが荷物が3つあるんで台車を持ってきてもらえますか?」
 フロントに電話した。
 「かしこまりました」
 美人のYちゃんが来てくれた。
 「6泊はすぐに終わっちゃいました!」
 「そうですね~早いですよね~」
 おやっ、あまり反応は良くない。こんな日もあるさ。
 ホテルニューオータニ博多を正午に出発する。
 朝10時までたっぷり寝た。1,300kmに及ぶ長距離をイッキに帰る体力はじゅうぶんだ。
 楽しい思いをしたから気力もじゅうぶん。
 “行きはよいよい帰りはこわい”
 これから楽しい事が待ってる往路。イケイケムードだ。
 宴の後の復路。疲れ果ててしまいそうだが大丈夫。
 群馬に近づくにつれ、慣れた道を走れるのだ。だから距離を重ねても士気は高い。

 スタートから100km過ぎて「まだ1,200kmもある」と意気消沈せず「もう100km走破した」と喜ぶ。ここが大事だ。
 良い方にイイ方に気持ちを持っていく。どうあがいても1,300kmは運転しなきゃならない。
 同じ時間を過ごすならイイ気分でいた方が良いに決まっている。
 これは何事にも言える。
 今自分の身に起きていることや境遇は誰かに強制されたのではなく、自覚の程度の差はあれ自分が“選択”したのだ。 
 これを忘れて自身を憂うのは間違っている。

 ポジティブシンキングでアクセルを踏む。
 プラス思考でハンドルを握る。
 明治アーモンドチョコレートとヴェルタースオリジナルで糖分を補給する。
 梅のクエン酸でカラダをシャキッとさせる。

 九州を離れ中国地方を東に進むにつれ、眼の痛みは和らいだ。ここ二日間、眼は充血していた。
 博多の空は中国から押し寄せるPM2.5他で白く濁っていた。エアコンを内気循環から外気導入に切り替える。
 陸海空すべてに迷惑な国、中国。
 「大国だ!」とうそぶく。
 巨額のODAをもらう時だけ「発展途上国なんですぅ~」とキモチ悪い。
 カネを得るためなら平気でデタラメを言う。“大国”としての誇りはないのか。
 「ODAはもう要りません。今までありがとうございました」
 日本を口汚く罵るだけでなく一度くらい礼を言ったらどうだ。
 まったくインチキを絵に描いたような国家だぜ。“恥”という文字は辞書にないとみえる。

 宝塚で事故渋滞に遭遇し10km進むのに1時間かかった。徒歩は時速4キロだから歩くよりは速い。
 1975年収録のキース・ジャレット“ケルンコンサート”の研ぎ澄まされたジャズピアノを聴く。すばらしい即興演奏だ。心も研ぎ澄まされた。
 1,300kmに及ぶ長距離運転。ラスト450kmはまったく休まず走り続けた。狂気の沙汰だ。

 そうこうしているうちに深夜、群馬に着いた。
 ビールを呑み、風呂を洗って入浴し、またビールを呑んで寝た。
 運転中は気が張ってあまり感じなかったがやはり疲れていた。
 帰宅直後、手を洗っていると図らずもカラダが上下に揺れる。
  真っ裸で鏡を見る。
 大胸筋、広背筋、固有背筋、前鋸筋、僧帽筋、三角筋、上腕三頭筋、上腕二頭筋、前腕筋、腹直筋、外腹斜筋・・・がパンプアップ。運転にはやはり力が要った。

 群馬~福岡間を無事往復できた。「無事」が何より嬉しい。
 おのれの気力体力と頼りがいあるGT-Rに感謝だ。(2013.5.26)

GT-R、4年後の新型は如何に?

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 開発責任者の水野氏が3月で辞めたらしい。
 この先GT-Rはどんな方向に進むのだろう。
 4年後の新型はちゃんと出るのだろうか?
 2012年型も2013年型も550馬力だから600馬力は欲しい。
 優秀な四輪駆動システムを駆使して0-100キロ加速が2013年型の2.7秒から2.5秒になれば凄い。
 1千万以下のGT-Rが2億円のブガッティ・ヴェイロン16.4と同じになる。
 そうなったら、「世界に冠たる日本製品だぜ!」と大いにジマンしよう~。
 オレの2012年型は2.8秒。ローンチコントロールを一度だけ試した。
 半年前に患ったむち打ち症が再発した。もう一度やるには重大な決断が要る。
 2.8秒でさえこうだ。“2.5秒の世界”は想像したくもあり、したくもなし。

  スポーツカー開発の聖地、ドイツのニュルブルクリンク・サーキット。
 山あり谷ありの北コース約20kmを2013年型GT-Rは7分18秒6で走る。
  量産車最速だ。
 「ウチはもっと速いぞ!」
 などとレクサスLFA、ヴァイパー、ポルシェ(?)・・・が声を荒げる。
 だが彼等はニュル専用の200台限定モデルや特殊なタイヤを履かせたりサスペンションをいじったりのインチキ仕様だ。
 客に納める市販車そのままで記録を樹立する日産GT-Rとは記録に対する考え方、クルマへの愛情、客への誠意が違う。
 彼等もまったくの市販車で走ってから「GT-Rより速い!」と言ってほしい。
 それがフェアってもんだ。

 イタリアのスマートなスーパーカーのマネをしない現行GT-R。
 独自のスタイルだから古臭くならない、と言われる。
 新型GT-Rはどんな姿で生まれてくるのか。とても楽しみだ。
 ホンダNSXのようにフェラーリのような流麗なスタイルにならないで欲しい。
 これぞニッポンのGT-Rという“Theニッポンスタイル”が望ましい。

 平和憲法を改悪して暗黒の時代へ逆戻りさせようとする安倍晋三。
 舌っ足らずな喋り方がキモチ悪い。ヒトを小馬鹿にしたようなニヤケ顔。
 「・・・とェモイマス(思います)」と、なんでもかんでも思うだけだ。
 「・・・です!」と一国のリーダーなら断言すべきだ。
 小心者だからすぐキレる。フェイスブックで個人攻撃する。首相の器ではない。その辺のゴロツキと同じだ。
 表現の自由が制限されることが最も危ない。
 ゲスな自民、公明、みんな、維新に対抗できないバラバラ野党。
 ただひとりアメリカ隷属から脱しようとした小沢一郎。
 既得権益謳歌グループ総動員で人格攻撃される小沢一郎。
 人相が悪いからと女性に毛嫌いされる小沢一郎。オレの姉も大嫌いだそうだ。テレビに映るとすぐチャンネルを変えるらしい。「マスコミに【小沢=悪人】って刷り込まれてるんだよ!」と事例を挙げていくら説明しても受け付けない。これが哀しい現実だ。マスコミの罪は重い。
 国民が誤解を解き、彼が力を持つしか日本に未来はない。

 そんな停滞した日本。
 ひとつくらい世界にジマンできるモノを持とう。
 それがGT-Rだ。

  「次期GT-Rも欲しい!」と思っていたら“10億円”のニュースを観て気が変わった。
 6月25日に日産自動車の株主総会がありゴーン社長の2012年度の報酬が明らかにされた。
 988,000,000円。ほぼ10億円だ。
 あのルイ・ド・フュネスのようなブオトコがとんでもない金額をもらっている。
 優秀な経営者なのだろうが、多くの従業員の首を切りまくって今日の日産を築いた。ガイジンゆえ許された所業だ。諸行無常の響きあり(?)
 末端社員や季節労働者は薄給で働かされているのだろう。部品を造る町工場は熾烈な要求に泣いているだろう。
 あり得ない格差。一桁少ない98,800,000円でたくさんだ。

  現在、爪に火をともすような生活(?)で鋭意ローン支払中のオレ。
 俺の9,700,000円もこの異常な高額報酬の一部になったのか!
 そう考えると「次のGT-Rも買うぞ!」との確固たる思いは、しゅるしゅると音を立てて萎んだのであった。
 (2013.6.27)

百旬館の弁当、うまい! ~博多~

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 528円 / 手作りハンバーグ弁当、ロースカツ / 1人

 博多滞在6泊7日はあっという間に終わった。
 今日は群馬に帰る日。GT-Rで正午に出発する。
 10時に起きた。ホテルのパンを食べよう。顔だけ洗ってエレベーターに乗る。1階。
 「!」
 パンがひとつもない。鋭意焼いてる最中だ。
 百旬館の弁当に変更。
 弁当売場が1部屋。いっぱいある。
 一番目立つ場所にあるのが鮭の入った日替わり弁当。
 一番人気なのだろう。数も多い。
 そしてロースカツ弁当、手作りハンバーグ弁当、白身魚と野菜のあんかけ弁当、鶏唐揚げ弁当・・・。
 どれもうまそうだ。
 日替わり弁当に傾きかけた。よく見るとオカズの種類は多いが好きなモノは少ない。
 ハンバーグ、カツ、あんかけ。
 あんかけが棄てがたい魅力。だが肉が食いたい。
 ロースカツとハンバーグ、甲乙付けがたい。
 おっ、ロースカツだけもある。カツをオカズにハンバーグ弁当だ。
 すばらしい着想。速やかに決定された。
 早く食べたくて急いで部屋に戻る。

 これから長い運転だからビールじゃなくホテル備付け緑茶バッグ。八女茶だ。
 昔付きあった博多のバツイチねぇさん。
 老舗水炊き屋で働いていた。
 博多の水炊きが好きなオレ。あの頃はよく食った。
 二度目に行った時、親しく話をした。
 その2ヵ月後にデート。ホテルオークラ福岡。女は休暇を取り3日間ずっと一緒だった。
 彼女のお爺さんが茶畑をやっていて八女茶を送ってもらったことがある。うまかった。
 彼女は一度群馬に遊びに来た。
 当時乗っていたのはキャデラック・コンコース。万座温泉に泊まった。万座プリンスホテルだ。
 懐かしく思い出されるぜ。

 食う。
 「うまい!」
 いかにも手作り感満載のハンバーグ。オレが作ったハンバーグに似ている。
 カツは揚げっぱなしで切ってない。粘度ありすぎのソースをかける。ガブリと噛みつく。
 イマイチだ。成形肉?食べ進む。
 あっ、ちゃんと普通の肉だった。悪くない。
 熱いお茶と一緒にゆっくり食べる。
 今後24時間食事をしない。噛みしめる。
 「うまかった!」
 弁当398円。カツ130円。安い。
 不当な低価格じゃないから悪い材料ではないはずだ。
 極端に安い弁当が流行っているようだ。テレビで観たことがある。
 「利益度外視です!」
 などとウソを言う。利潤追求に勤しむのが商売だろう。利益を上げないワケがない。
 そんな弁当は劣悪材料を使うしかない。コワイことだ。
 安けりゃ良いってモンじゃない。世には“適正価格”ってものがあるのだ。

 後味も悪くなく美味しい弁当。ハンバーグのゲップが心地よい。
 次回も出発時にはホテルのパンでなく百旬館の弁当だ。
 オレは決めたぞ。(2013.5.26)

かしわめし“大名道中駕籠”、うまい!(東筑軒) ~大丸福岡天神店~

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 1,000円 / 駅弁 / 1人

 明日は群馬に帰る日。昼にすき焼き丼を食べた。夕飯は軽くしよう。

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 かしわめしだ。
 見慣れぬ二段重ね弁当発見。かしわめしの他にオカズが付いている。
 “駕籠”の名の通りカゴみたいだ。

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 開けた。おっ、色々入っている。食った。
 「うまい!」
 十数種類ものオカズ。かしわめしだけでじゅうぶんなのに豪華極まりない。
 にんじんの煮物も美味しい。
 白身魚フライ、塩ゆで海老、きんぴらごぼう、さつま揚げ、がんもどき、筍、麩、里芋、レンコン、乾し椎茸、こんにゃく、ゴボウ、蒲鉾、漬物、卵焼き・・・みんなうまい。
 鶏唐揚げはイマイチだ。かしわめしの鶏よりうまいと困るからわざとイマイチ?
 かしわめし本体は流石のうまさ。
 たくさんオカズがあっても存在感がかすむことはない。
 うまかったぜ。(2013.5.24)

串揚げにメシは合わない!(串匠) ~博多~

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 800円 / 串揚げ定食 / 1人

 「その道の向こうに飲食店が何軒かありますがうまい店ありますか?」
 昨日、定宿ニューオータニ博多のコンシェルジュねぇさんに訊いた。馴染みのヒトだ。
 「はい」
 4店の名を上げ、どういう風にうまいか、どんな点が良いかをパッと教えてくれた。流石コンシェルジュだ。
 串揚げ、鮨、家庭料理、日本料理。朝起きて舌が欲するモノにしよう~。
 起きた。舌が欲したのは串揚げ。

 11:30。
 「いらっしゃいませ、おひとりですか、奥にお願いします」
 まったく無表情なカウンターの中の小柄な調理人。抑揚のない声。眉ひとつ、皮膚を1ミリすら動かさない。風貌は爆笑問題の田中似だ。
 10数席ある開いたコの字型カウンターの一番端に着座。
 すでに2組が串揚げ定食を食っている。11時開店?観光客風情だ。
 おやっ、全席にサラダ、煮物、漬物、小鉢が四角いお盆にすべてスタンバイ。
 用意周到すぎる。エサを与えられる家畜の気分だ。
 昔、仕事関係で仕方なく行った団体バス旅行の巨大ドライブイン2階大広間の昼食会場のようでもある。
 味の濃いサラダを食っているとすぐにメシと味噌汁も出される。
 串揚げはまだだ。煮物と漬物をオカズに食えってことか。食った。
 ご飯は悪くない。味噌汁はうまくない。煮物は印象にない。
 串揚げが来た。海老と何か。塩とソース。
 甘みがあってうまい海老。小さい。
 1本来たり2本来たり、合計7本。
 サクッと揚がってイイ具合だが「うまい!」と叫ぶほどじゃない。並みの味だ。
 3種類のふりかけを駆使してメシを2杯食った。もちろん味噌汁は1杯だけ。

 串を右手で持ちソースを付けガブリと食べ、箸に持ち替えメシを食う。
 この手順がじれったい。
 串揚げでメシを食うにはムリがある。串揚げはビールでガンガン食うモノだ。
 決してお昼の定食にすべきじゃない。
 オレの入店時にすでに食っていた2組4人。店を出る時もまだ食っている。
 猫舌なのか?
 消化吸収が悪いのか?
 小さい串揚げが可愛くて食べるのが勿体ないと思うのか?
 せっかく観光に来たのだから忙しい昼食時であろうとも楽しむのか?
 熱いモノは熱いうちにサッと食ってパッと帰る。
 口腔内を火傷しないようじゃダメだ。正しい食い方とは言えない(?)

 最初から最後まで笑顔がひとつもない店のヒト。喋り方も事務的だ。
 笑う筋肉が退化したのか?
 笑いの中枢が麻痺したのか?
 以前、大笑いして損したことがあるのか?
 客商売には不向きな人物だ。
 昼定食がうまければJちゃんとの夕食をイビサルテから串匠に変更するつもりだった。
 無表情を肴に酒を呑みたくない。(2013.5.23)

滞在中3度目の“ちんや”、うまい!!!(すき焼き屋) ~博多~

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 1,365円 / すき焼き丼 / 1人

 博多滞在6泊7日中、昼に3度訪れたちんや。すき焼き丼は2度目。肉とろ丼を1度。
 「いらっしゃいませ~あ!いつもご贔屓にありがとうございます」
 「こんにちは」
 「どうぞどうぞ、こちらでございます」
 「群馬からクルマで来ました!」
 今日は親しい口をきいてみた。
 「クルマでッ!」
 ひとしきりGT-Rジマンをする。ワンパターンだ。反応は上々。
 「おいしいから滞在中3回も来ちゃいました!」
 「ご贔屓にありがとうございます」
 来た。食う。
 「うまいですねぇ~!」
 「ありがとうございます。グラム1,255円のお肉を使ってますんで儲けが少ないんですよ~」
 「そうですか~。う~ん、うまい!」
 4日前に初めて食べた時から肉のうまさはわかっていた。昼のどんぶりにもちゃんとしたヤツを使っていたのか。流石だ。
 おっ、撮影を忘れた。食べかけをケータイカメラ。
 ガバガバ喰らう。おやっ、途中でかなりハラ一杯だ。
 あっ、ここに来る前に“某所”でビールを呑みつつお土産に持って行ったニューオータニのフルーツロールケーキを食っていたのを思い出した。
 それでもアッという間にどんぶりはカラ。
 「今度夜来ようかな。夜はすき焼きが主体ですか?」
 「はいそうです・・・群馬からクルマっていうと・・・関西まではクルマで行ったことありますが関東は・・・」
 献立の説明よりロングドライブに関心のある男店員。
 食べ終わるやいなや、猛烈な尿意に襲われる。
 「群馬からクルマでいらしたんですよ」
 トイレから出るとすぐ男店員が女店員にオレを紹介。
 「まぁ!すごいですね!」
 再びロングドライブばなし。
 「群馬までお気をつけてお帰りください」
 「どうもありがとう」

 次回の博多遠征ではいの一番に駆けつけるぞ!
 そう心に誓い、オレはちんやを後にした。(2013.5.24)

ちんや2日目、うまい!(すき焼き屋) ~博多~

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 1,365円 / 肉とろ丼 / 1人

 「昨日おいしかったんでまた来ました!」
 「あ~ありがとうございます。昨日はこちらの席でしたので今日はこちらに」
 お~、ちゃんと憶えてる。
 「すき焼き丼の他は何がありますか?」
 「肉とろ丼ゆうのがございますがそれお持ちしましょうか?」
 「それお願いします」
 冷たい麦茶を飲み、お新香を食べ、サラダをばりばり食う。

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 来た。
 肉とろ丼とは肉とトロロだったのか。とろとろ肉かと思った。
 まずは肉。
 「うまい!!」
 濃い甘辛ダレがぐ~っと押し寄せる。ぐっとサシが入った薄切り肉がうまい。舌にシアワセを呼ぶ味だ。
 すかさずご飯。肉の脂や旨味をすいすい吸い取るご飯。うまいねぇ~。
 次にとろろ。これは普通だった。
 後半はとろろも卵黄も肉もご飯もぐちゃぐちゃに混ぜる。玉葱が顔を出す。
 ガバッと食った。
 「うまい!」
 このどんぶりは肉が主役。あとは完全な脇役だ。
 トロロなしの肉だけのどんぶりが食いたい。
 ワカメの味噌汁もイケる。サラリとした味噌だ。麦やあわせとは違う関東っぽい味。

 食後、1階の洋食屋。
 1時過ぎなのに行列。店外も店内も。
 次回は1階で焼肉定食かステーキ定食かハンバーグ定食かビーフカレー!と思ったが、2時近くじゃないとムリのようだ。(2013.5.21)

ちんやのすき焼き丼、うまい!!(すき焼き屋) ~博多~

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 1,365円 / すき焼き丼セット / 1人

 “かわ屋”と“安兵衛”を教えてくれた中洲のねぇちゃんR。あの時“ちんや”もうまいと言っていた。
 「浅草にも“ちんや”ってあるけどカンケーないのかな?」
 「関係ないと思いますよ~うふふ」
  むか~し、群馬のYと浅草“ちんや”ですき焼きを食べた。“今半”も候補にあがったがこっちにした。
 東京だから割り下で煮る関東風。一番高い肉を選んだが、砂糖と醤油だけで焼く松阪“和田金”の関西風には敵わなかった。
 「上牛(カミウシ)といって上方(カミガタ)の牛肉の方が美味しいんです!」
 元帝国ホテル総料理長村上信夫がNHK“きょうの料理”で言っていたのを思い出した。
 蜜のように甘い一夜を過ごしたのは浅草ビューホテルだ。
 安兵衛はイマイチだったがかわ屋はよかった。せっかくだからちんやも行ってみるか。
 昼メシでいいだろう。調べたら人気店で混むようだ。開店と同時にサッと行ってパッと食ってスッと帰ろう。
 驚愕のうまさならいつか夜にも行ってみたい。

 ゲイツの裏。
 2006年7月以来ずっとニューオータニ博多。40回も泊まっている。
 それ以前は色々。西鉄グランド、都、ソラリア西鉄、オークラ、グランドハイアット、ハイアットリージェンシー、エクセル東急、イル・パラッツォ、セントラーザ、全日空・・・。
 地図を見るとエクセル東急の近くだ。よし場所はわかった。
 12:45到着。
 肉屋の二階が座敷になっている。4階まであるらしい。1階はレストランで洋食が食える。
 すき焼き屋だから洋食よりも二階で昼限定の“すき焼き丼セット”を食おう。
 “なんとかセット”や“**御膳”などと、本体とカンケーないワケの分からない小鉢がいくつも付くのは好きじゃない。
 ニギニギしく数を増やすことで本命の自信のなさを糊塗しているかのようだ。
 丼なら丼だけ、または+味噌汁、もしくは+お新香が好きだ。
 でもセットしかないから仕方ない。賑やかな方がきっと人気があるのだろう。
 色々付くのはイヤだ!とは少数派かもしれない。オレは何をやっても少数派だ。
 それがジマンではあるけれど。

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 「いらっしゃいませ」
 お~ニコニコ中年女性だ。カンジ良いぜ。
 老舗のすき焼き屋。個室がいくつもある。
 座敷を低いついたてで仕切り座卓は2つ。
 隣の先客は看護士らしき若いネーチャンふたり。
 大声でべちゃくちゃ職場の不平不満を口角泡を飛ばして我先に述べあっている。こうやって日頃のウサを晴らすのか。あまり遭遇したくない光景だ。
 大きなグラスに冷たい麦茶。夏のような5月の喉に染みる。
 まずはお新香とサラダ。ばりばりシャキシャキすぐに食べきる。
 サラダはうまい。シャキッとしてポン酢味。
 本体が来た。でかいどんぶり。深さはない。
 置かれた瞬間からすき焼きのステキな香りがぷ~ん。
 うまそうだ。見事なデザイン。食った。
 「うまい!!」
 肉がイイぜ。脂は強すぎない。ちょうど良い甘辛。
 ご飯に汁がかかって食べにくい。そのためにスプーンがあったのか。
 薄い肉は少ないが、肉の味と割り下(?)が染みた糸こん、白菜、玉葱、長ネギ、豆腐、椎茸もとてもうまい。アクセントにかいわれ。

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 とろとろ卵に気づき肉に混ぜた。
 「これまたうまい!」
 舌を愛撫するとろとろ卵。肉もまた喜ぶ。
 熱々ご飯に割り下がからんで良い具合。
 ちょっとうまい味噌汁。印象は薄い。
 うまかった。マンゾクだ。
 会計。
 「カード使えますか?」
 「申し訳ございません、お昼間は使えないんですよ~」
 「おいしかったです!」
 「そう言っていただけるのが一番嬉しいです!」
 「甘辛加減がちょうど良くって」
 「ありがとうございます。またぜひ!」
 「はい」
 階下の肉屋にはうまそうなロース肉が並ぶ。買って帰りたいくらいだ。
 この滞在中にまた行くぞ。オレは心に決めた。(2013.5.20)

スパゲティ・ボロネーゼ、うまい!(ピエトロ) ~キャナル店~

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 740円 / ボロネーゼ / 1人

 粗挽き肉がぼそっとよく煮込まれててうまい。
 濃厚さ、甘み、塩加減みんなイイ。
 麺はきちんとアルデンテ。
 熱々だ。
 500gは食いたい。そんなうまさだった。
 会計。
 「おいしかったです」
 「ありがとうございます」
 ウエイトレスじゃなくウエイターなのは残念だったがちゃんと感想を述べた。

 直後、一蘭のラーメン。
 「!」
 790円が890円になってる。知らないうちにどんどん値上げ。千円の日も近い。
 元はいくらだったろうか。忘れるくらい変遷している。
 ピエトロの価値ある740円に較べ、高すぎる890円一蘭。(2013.5.19)

やわらかロールキャベツ定食、イマイチ!(さんるーむ) ~大丸福岡天神店~

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 1,080円 / やわらかロールキャベツ定食 / 1人

 「トモダチが~ふられちゃってぇ~~カレシがぁ~~~それでぇ~~~~」
 太めの若いウエイトレスが調理場の兄ちゃんにでかい声で話している。
 客はオレひとりだとタカを括ったのだろうか。それとも常時気が緩んでいるのか。
 フマジメな態度に接すると、料理までいい加減に作っている気がして食欲が失せた。
 “農家レストラン”などという目の前に出来た新店舗に行列のせいかヒマな“さんるーむ”。
 農家レストランなんて名前が気にくわない。主義主張もなくただ時流に乗っているカンジだ。農家にレストランがあるわけないだろう。
 すぐ飛びつく客も客だ。野菜なら信頼の置ける店で買って塩をかけて食えばイイのだ。
 添加物満載の余分な味をつけずシンプルに食う方がいい。

 黒米にとろろはうまい。
 クタクタに軟らかいだけのキャベツ、サッパリしすぎの肉。
 ロールキャベツはダメだ。とても全部食べられない。残した。(2013.5.19)

GT-R博多遠征2013春(3rd)

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 群馬から福岡までクルマで行く。約1,300km。
 ヒトに言うと「え~っ!」とステキな反応をしてくれる。
   疲れるでしょう~?
   何時間かかるのォ~?
   おカネもかかるでしょう~?
   世の中にはヒコ~キという便利なモノがあるのよ~?
   なぜそんなことをするの~?
 驚いたり、呆れたり、感心したり、アナタ馬鹿ね~って表情をしたり。
 ヒトは自分の価値観から外れた人物と遭遇すると否定的感情を持つものだ。
 カネや時間や疲労度の問題ではない。
 自分の手で、陸路で、1kmずつ刻みながら、着実に群馬から福岡まで到達したい。
 酒を呑んで寝ていれば着陸するヒコーキでは味わえない達成感。
  世の中、効率だけがすべてじゃない。色んな楽しみ方がある。
 ひとつの考えに凝り固まらず少数意見もあることを知るべきだ。自分の行動だけが絶対じゃない。世の中は広い。スタイルは多様だ。

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 2006年から2011年までC6コルベットで7回、昨年GT-Rで2回博多遠征をやらかした。
 今回の2013年初遠征は記念すべき第10回目だ。
 初期の3回はMとふたり。4回目からは単独行。
 コーヒー、給油、トイレ休憩だけ。ひたすら走る。飽きもせず走る。
 食事はしない。明治アーモンドチョコレートとヴェルタースオリジナルで糖分を補給しながらアクセルを踏み続ける。
 ここ数年、自分で漬けた南高梅も携行。酸っぱさとクエン酸でしゃきっとする。
 夜10時に群馬を出発。明け方の中国自動車道。睡魔に襲われる。
 PAで5分間眠り、梅を食べてカラダを蘇らせ、再び本線上のヒトとなる。
 シリーズ化した現在の博多遠征。
 これより前にキャデラック・コンコース、ホンダCR-X、日産グロリアで博多に行ったことはある。

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 今日はまったく眠くならない。
 朝11時まで寝て夕方5時から9時まで昼寝したせいか?
 遠征10回と慣れたからか? 

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 福岡ICで九州道を降りる。福岡都市高速に乗る。
 「おっ!」
 向こうからカッコ良いクルマ。カマロだ。黄色だ。ド派手だ。
 ボンネットにぶっとく貼られた2本の黒いラリーストライプ。黄色とのコントラストが強烈に目を射る。
 「あっ!」
 コンバーチブル。真っ黒なソフトトップ。トランクにも太いのが2本。
 互いに強い色の黒と黄色。主張するが仲良しでもある。
 カマロとの遭遇。久々にハッとするカッコ良さだった。
 1988年から1998年の9年半。第3世代と第4世代のカマロに乗っていた。
 ヒトはオレを「カマロのマサ!」と呼んだ(呼ばせた)。オレはカマロが好きだ。

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 ホテルニューオータニ博多。
 もう7年間も定宿だ。年間6回だから42回!
 スタッフたちとは顔馴染み。
 「帰って来たぜ!」ってカンジだ。
 「青木様、お待ちしておりました。お疲れになったでしょう~。GT-Rいいですねぇ~!」
 チーフドアマン、フロント、コンシェルジュ、支配人、副支配人、料飲副部長、ルーム係・・・みんながロングドライブの労をねぎらい、GT-Rを褒めてくれる。
 とても居心地の良いホテルだ。
 「群馬からクルマで来ました!」
 「何時間かかったんですかぁ?赤いスポーツカー憧れなんですよぉ~!」
 部屋まで案内してくれるニューフェイスのねぇちゃんと話す。
 今は5月。先月採用になったばかりだろう。初々しいぜ。
 新社会人として瞳はキラキラ輝いている。一生懸命仕事をしよう!って意気込みをヒシヒシと感じる。良いコだねぇ~。

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 1,300kmに及ぶ運転でもまったく疲れない。オレのカラダはどうかしちゃったんだろうか?
 すぐに地下鉄七隈線渡辺通駅ホームでビール500ccをイッキに呑み、ビールを呑んでふわぁ~っと疲れが出たが、高玉大丸店で馴染みの板前にロングドライブのジマンをしながら握り鮨をビールと共に40貫食おうと思ったが居なくて違う店に行き、百旬館で朝バナナ用のエクアドル産バナナとフランスのアビィビールと茂木びわを買い、熱い風呂に浸かって大量発汗し、またビールを呑み、昼寝をし、暗くなった頃ごそごそと起きだす。
 14時から19時までたっぷり寝た。
 適度な疲労感が心地良い。シャワーを浴びる。
 さぁ、中洲にイクぞ!
 楽しい博多滞在6泊7日の始まりだァ~。
 そう思うと疲れはどこかに吹っ飛んだ。
 ゲンキンなヤツだぜ。

 無事の到着が何よりの疲労回復剤だ。(2013.5.19)

ローゼンダール第二弾、危惧の念的中、また買った!(時計)

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 SS側/黒牛革ベルトのローゼンダールを買った。昨日だ。
 黄金比(1:1.618)の崇高な造形。あまりにクールで度肝を抜かれた。
 SS側/黒牛革ベルトを手に入れるやいなや、SS側/SSベルトも手中に収めたい衝動に駆られた。
 側もベルトもステンレススティール316L。
 鉄、クロム、ニッケル、モリブデンの合金だ。末尾のLは炭素量がとても低い鋼種の意味。

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 翌日、突き上げる欲望は抑えきれないものとなった。
 気持ちは確定した。あとは実行すればいい。
 VISAカード支払いが月替わりする16日、オレはクリックする。
 その日になっても“欲しい欲しい症候群”は治癒しないと予測している。

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 昨年3月、R35GT-Rを買った。記念にガガミラノ購入。
 その後スウォッチ6本。
 夏以降、ニクソンを10個。
 気が狂ったように時計を買いまくった。
 「マサさんは前からオカシイと思ってたけどホントに気が狂った!」
 周囲のヒト達はそう思ったに違いない。
 数十年愛用のクリスチャン・ベルナールと合わせ“18本の時計持ち”となった。
 異常だ。そんなに時計があってどうする?
 両手両足にハメたって4本だぞ。
 オレは自分のハチャメチャ行動に呆れた。

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 初めて遭遇した超クールなローゼンダール。その魅力には抗しきれなかった。
 そして今回の2本目。
 最近あまり読書しないが昔はよく本を読んだ。
 ひとりの作家を気に入ると集中砲火する。
 100冊以上の文庫本をすべて読み、新刊も。
 思いっきり堪能したら次の作家に移る。猪突猛進型だ。
 好きなのは船戸与一、大藪春彦、藤原審爾、広山義慶、飯干晃一・・・もっと以前は森村誠一、城山三郎、五木寛之・・・。
 こんなセイカクだから今回の行動も容易に想像できた。(2013.5.31)

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 6月16日のつもりが6月6日に発注。
 “欲しい欲しい症候群”が重症化したのだ。
 こんなお茶目をやらかすからオレは一部のヒト(!)に人気がある。

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 来た。
 おっ、ケースからしてクールだ。
 ブツを見れば「カッコイイ!」と言うのは火を見るより明らかだ。
 開けた。見た。

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 「カッコイイ~~~!!!」
 案の定、言った。
 SS側/SSベルト。「超クールだ!」と叫んだSS側/黒牛革ベルトよりさらにクール。
 だからオレは「超クールだ!!」とわめいた。感嘆符も2本だ。
 ベルトもステンレスだから重厚。
 全身がピカピカ輝いてハデだ。

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 ケースとベルトの接合面に段差がなくメカニカル。ベルトの1駒めが台形で巧くカーブを描く。

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 粋でクールで妖艶でエッチなすばらしい造形。これが北欧デザインの神髄か。
 しばし感動した。
 大喜びするオレは“無邪気を絵に描いたような”ヤツだ。

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 あんなに嬉しくて毎日していた第一弾の黒牛革ベルトモデル。とっても地味に思えてきた。
 出番が減るかと心配だ。
 第二弾の初期感動が収まればまた出番は来る。
 少し辛抱してくれ黒革ちゃん。

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 ほかにバリエーションは8ミクロンゴールド側/黒牛革ベルト、文字盤も側もブラック/黒牛革ベルト。
 でももういい。「そんなに要らないぜ!」
 “今は”自信たっぷりにそう言える。
 今後、ゴールドとブラックも欲しい!とならないことを祈るばかりだ。(2013.6.8)

セントジェームス・ナヴァル買った、肌触りステキ! ~ボーダーシャツ~

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 半袖やセーターも合わせれば30着以上持っているセントジェームスのボーダーシャツ。
 色鮮やかでセンス良い。さすがフランス物。
 クルマもシトロエンを筆頭に独創的だ。
 ブランド力あるベンツのデザインをマネするメーカーが横行する中、迎合しないところが素晴らしい。
 “千万人と雖も我行かん!”の精神だ。とてもステキな精神。
 ナヴァルは初めてだ。
 ボーダーだけど上下の広い部分が白。昔、フランス海軍の水兵の制服だったからこの名がついたらしい。
 ピカソも愛用。
 時々気になっていたが、魅力的色彩のウエッソンをどうしても選んでいた。
 今日、清水の舞台から飛び降りた!とは大袈裟。
 1着は持つべきデザインだからむしろ遅すぎるくらいだ。
 白に合わせる色はマリンかコバルトブルー。
 渋さのマリンよりパッと明るいコバルトブルーにした。
 幼稚園時代のお絵かき時間。
 クレヨンに“藍色”と“群青色”があったのを思い出す。当時はぐんじょう色よりあい色が好きだった。
 クリックする。
 も~い~くつ寝ると~ナ~ヴァ~ル~ と“お正月”の替え歌を歌う。
 首を長くして待つ。(2013.5.2)

 ところが待てど暮らせど発送メールが来ない。4日間も。長くした首は縮んだ。
 セントジェームスの通販は土日祝日には発送しないのだ。
 お休み!暦どおり休むとは今時珍しい。売る気があるのだろうか?
 GW後半4連休前夜発注のため自動送信メールが来ただけ。
 殿様商売だ。
 「もう買わねぇぞ!」
 などと立腹するヤツ(俺?)がいるに違いない。改善すべきだ。

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 ようやく来た。開けた。見た。
 「カッコイイ!」
 上下が大きく白。独特の造形だ。
 裾にスリットが入っている。これも初めて。
 生地は薄い。糸が細いのだ。とてもサラリとしている。
 着てみた。姿見を見る。顔との馴染みが悪い。
 上と下が大きく白いのは今までにないからだ。
 「普通のヤツ(ウエッソン)の方がイイや!」
 などと否定的感想を漏らした。
 鏡の中のナヴァルは哀しそうだ。
 洗濯してカラダに馴染めば板に付くだろう。問題ない。
 ズボンは白がよさそうだ。

 こうしてやって来たナヴァル。
 最初は酸っぱい匂いがする。洗濯する前に1回着る。ハンガーに吊して風を当てヘンな匂いを追い出してから。
 初デザインのナヴァル。
 今後の成長を見込んで“期待”は大だ。(2013.5.8)

 翌日。またファッションショーをやった。
 鏡に映る二度目のナヴァル。もう板に付いた。
 カッコイイ。顔ともベストマッチングだ。
 わずか二日で馴染むとは予想だにしなかった。
 嬉しい。ホッとした。

 嬉しくなってまたHPを見る。
 ナヴァル・エクリュ。ナヴァルの白いトコが生成のヤツ発見。
 糸はさらに細くウエッソンよりナヴァルより生地が薄いらしい。
 カラフルだ。何色もある。
 生成地にオレンジレッド、カリビアンブルー、ケリーグリーン、黄緑、ボルドー、モスグリーン、マリン、コバルトブルー・・・凄いバリエーション。
 カリビアンブルーとオレンジレッドが気に入った。
 もし今回のナヴァル姿がバッチリなら、ブルーかオレンジのナヴァル・エクリュも買ってしまいそうな気がする。(2013.5.9)

にんじんゴボウあぶらげ煮、悪くない!(マサ料理)

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 以前やった量の少ない根菜カレーで余ったにんじん2本。
 これを使わなきゃならない。いつまでも置いておくと鮮度が落ちるし傷む虞もある。
 そうなれば勿体ない。せっかくにんじんとして生を受けたのにそれじゃ可哀想だ。
 ゴボウとあぶらげと煮てみよう。
 最近食べるようになったが元々嫌いなにんじん。
 独特の匂いがイヤだった。カレーに入れると匂いはわからなくなり甘さだけがじゅばっと来た。うまい。
 シンプルな煮物はどうか。
 イヤな匂いが襲うかもしれない。でもやってみなけりゃわからない。

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 今日はブロッコリーとトマトとホタルイカ。
 健康的で量の少ない食事だ。ロングブレスダイエットで鍛えたハラはますます引き締まりとてもカッコイイ。
 食後、煮物の調理にかかった。明日のためだ。
 にんべんかつお節パックで簡単ダシを摂る。ミリンと醤油。味見。
 両方追加。味見。OK。
 にんじん2本、堀川新ゴボウ2本を乱切り。
 ハラが減ってないと「料理するぞ!うまいモン作るぞ!」って気があまり起こらない。
 あぶらげ5枚。あぶらげが汁を吸ってイッキに少なくなった。25分煮た。
 にんじんを食べてみる。
 「おっ」
 柔らかく煮えている。ヘンな匂いはほんの少し。こりゃイケるぜ。
 冷めたら冷蔵庫に入れ、一晩寝かせて味を入れる。明日が楽しみだ。(2013.5.14)

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 翌日。煮物を食べる本番の日。
 冷蔵庫から出した。冷たいにんじんを食った。
 「うまい!」
 イヤな匂いはほとんどない。柔らかくて良いカンジ。ちゃんと味が染みている。
 温めた。どんぶりに盛った。食べた。
 「悪くない!」
 うまい!とはならない。でもまったく問題ない。
 カレーじゃなくシンプルな煮物でもにんじんが食えた。
 嬉しい。どんどん食べる。熱い。カラダは暑い。汗が出た。
 歯応えしっかりのゴボウ。ややかたいってことだ。
 煮汁をたっぷり含んだあぶらげ。シアワセを感じるうまさ。
 ラクに食べきる。
 最後には「にんじんうまい!」と言っても差し支えないほどになった。
 これからにんじんを大々的に展開するぞ。マサ料理に常ににんじんが入るのだ。

 感激のあまりつい大袈裟を言ってしまった。

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 食後の果物は甘夏。
 酸っぱくない。爽やかに甘い。
 このビミョーなカンジは他のうんと甘い柑橘では味わえない。
 昔はよく食ったが今じゃあまり見向きもされない甘夏。
 昔活躍した芸能人が何十年経った今でも輝きを失わないみたいで、ステキだ。(2013.5.15)

久々堪能、メバチ中とろ丼!(マサ料理)

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 いつもの食料品店でいつも買うのはメバチマグロ赤身。
 キリリとしっとり微かに血の香り。とてもうまい。100g350円前後。
 今日は趣向を変えて中とろにする。モノによって100g550円~750円くらい。
 すごい脂で白っぽいのより、赤身から脂へのグラデーションの美しいヤツがうまい。
 舌を愛撫される感覚だ。

 鮮魚売場へまっしぐら。獲物に飛びつくネコのようだ。

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 おっ、うまそうなメバチ。中とろだ。
 おやっ、中とろ表示はない。
 だが、このステキな赤身から脂へのグラデーションは中とろに違いない。
 価格を見る。100g550円。中とろの価格帯に入っている。
 店側が中とろラベルを貼らなくても、オレはアタマの中でペタッと貼った。
 18:00。閉店1時間前。30%オフ。
 550円×301g=1,655円。
 ×0.7=1,158円。
 得したぜ。

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 ご飯2合をキリッとかために炊いた。
 毎年、石打の親戚から保有米を玄米で買う。
 南魚沼産コシヒカリはうんとかたく炊くと真価を発揮する。
 炊飯器の目盛は1.4。70%の水が最適なのだ。
 どんぶりに盛った。

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 そぎ切りしたメバチを並べる。どんどん並べる。すぐにご飯は見えなくなる。
 二段に載せる。豪華極まりない。

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 わさび醤油をかける。喰らう。
 「うまい!!!」
 瑞々しい熱々ご飯。
 微かに香る赤身のヘモグロビン。
  甘く軽やかな脂。
 劇的な邂逅。
 冷たいメバチに熱々ご飯。舌は驚き、喜ぶ。
 もの凄い勢いで食べまくる。
 あっという間に食べちゃった。

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 シアワセを絵に描いた気分だ。(2013.5.13)

ベントレー・フライングスパー、潔い!(シャバで気になる事)

 旧型の名はベントレー・コンチネンタル・フライングスパー。
 コンチネンタルGTの4ドアバージョンだった。
 新型は“コンチネンタル”を取り、GTの派生形じゃなく堂々たるひとつのモデルとなった。
 メーカーによるとミュルザンヌとコンチネンタルGTの間を埋めるらしい。

 ベントレーよりロールス・ロイスが好きだ。
 知名度が違う。老若男女、猫も杓子も知っている。
 「ベントレー買ったで!」とジマンしても「え~ベンツぅ~?」などと言われかねない。
 「いや、ベントレーというのは・・・」と口角泡を飛ばして説明するのも面倒だ。
 新型ロールスロイス・レイスがイイ。
 クラシックな造形がすごい。ツートーンカラーを纏うためのデザインと言ってもいい。
 赤&黒に赤内装。これ以上カッコイイものはない、と思う。
 あのパルテノン神殿のフロントグリルには抗しがたい魅力がある。
 古代ギリシャで発見された1:1.618の黄金比。“神が創造した美の起源”といわれる。
 パルテノン神殿、ミロのヴィーナス、ピラミッド、最後の晩餐・・・みなこの比率だ。

 だが250キロでスピードリミッターが作動する。
 その点、フライングスパーにそんな無粋なリミッターは付かない。最高速322キロ。
 もちろん250キロも出すことはないがリミッターはイヤだ。
 潔くない。
 250キロで制動すればいいブレーキは、322キロから効かせるモノよりヤワでOKだ。
 超高級車はスピードもブレーキも超高級でなければならない。

 しかもレイスは31,950千円と万単位のセコい値付け。
 フライングスパーは22,800千円と十万単位。ここでもやや潔い。
 こんな高級車を買うのは大金持ちだ。32,000千円とか23,000千円と百万単位がスッキリして望ましい。
 32,000千円より31,950千円が5万安くてヨカッタ!などと喜ぶヤツはいない。
 レイスはどうせなら31,950千円などと中途半端にせず、正確を期して31,949,980円にすればよかった。

 買えるはずもない高額車だが、どうも気になるリミッターと万円止め。
 そんな事を気にするところが“カネ持ちじゃない”のを如実に物語っている。(2013.6.12) 

ヒレカツ、サイコ~!(マサ料理)

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 カツが食いたい。アジフライかヒレカツを目論んだ。
 いつもの店。良いアジがあればアジ、なければ常時ある豚ヒレ。
 おっ、カッコ良いアジ。愛媛産。OKだ。
 福島や茨城や千葉の海は放射能汚染水を垂れ流す東電のせいで汚れている。
 汚染は日本海溝にまで達しているらしい。恐ろしいことだ。
 「食べて福島を応援しよう~!」
 大きい声で号令がかかる。
 きちんと検査して安全が証明された物ならいいが、そうでない物も“絆”の名のもとムードで食わせようとする。
 危険を指摘する人物には「お前は非国民か!」と戦前戦中と同じように非難する。
 ヒトの命や健康より生産者の稼ぎが大事なのか?
 安全だ!と叫ぶことにより原発事故を矮小化したいのか?
 ホントのことを言うと補償額が大変なので大したことないと言い続けるのか?
 一旦事が起これば修復不可能な原発。起こらなくても増え続ける核のゴミ。
 浅はかな人間の英知では御しきれないのが原子力なのだ。
 汚染地域の農業者や漁業者には篤い補償金で廃業してもらうしかない。そして集団移転し、じゅうぶんな仕事を世話する。
 生まれ育った故郷や長年携わった仕事は棄てがたい。恨むなら指摘され続けた安全対策を怠った東電を恨むべきだ。
 事故以前に時間は戻せない。ならばきちんと補償し、ちゃんと責任を取るべきだ。役員は牢屋に入り、会社は倒産する。
 そうなれば被爆者もほんの少しは浮かばれるだろう。
 未曾有の大災害でも、復旧工事を平時と同じように設計して入札して契約する。
 緊急時には「えいやっ!」と何でもイイからやっちゃわなきゃ遅々として進まないのに。
 他国もこんな時、いつもと同じ流れで工事を発注するのだろうか?
 「ニッポンは原発の安全対策は世界一進んでいるとェモイマス(思います)!」
 日本の惨状を忘れたかのように原発を他国に売り込む安倍ちゃん。死の商人だ。産業界の使いっ走りになっている。汚染を世界に拡散させるのか。
 外国に行っても舌っ足らずな早口は変わらない。

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 アジ1尾90円。内陸群馬にしては安い。15尾買うぞ。
 「!」
 “おろしません”と明記。90円の魚をおろしていたら間尺に合わないってことか。はっきり言い切るところがカンジ悪い。
 三枚おろしなら得意だがフライ用の開きは自信がない。ハラワタとアタマを明後日のゴミの日まで取っておいたら腐って臭くなる。
 ヒレカツに決定。上州麦豚。ヒレが1本しかない。
 「ヒレ2本欲しいんだけど」
 「はい、じゃすぐ1本身欠きますね」
 1本を確保して待つ。
 「お待ちどおさまでした。2本ご用意しました。新しい方が良いでしょ」
 「おぉ、ありがとう」
 レジのNさん。
 「今日はヒレカツだぜ。900g!」
 「そう思いました。ヒレ2本も一度に食べちゃうんですか?」
 「2~3回だね」
 「2~3回だね」
 おっ、図らずも出たタメ口。可愛いねぇ~。

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 ヒレ2本887g。

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 1本を12個に切る。計24個。1個36.96g。
 包丁でペタペタ叩き、やや広げる。
 塩コショー。強めがうまい。

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 粉打ち。

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 Lサイズ卵3個を泡立て器で攪拌。まんべんなく潜らせパン粉を強く優しくしっかりつける。

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 塩、酢醤油、ソース各種を用意。
 揚げる準備は整った。

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 33cm砲金鍋。2度目のサラダ油。パン粉を落とす。ジュッと散る。180度(くらい)だ。
 24個だから8個ずつ3回か、12個で2度か。
 1個ずつ油の海にそっと寝かせる。どんどん入る。ラクに12個収まった。
 終始強火。裏返す。菜箸で全体を混ぜてみる。良いカンジだ。
 1枚300gのでっかいロースカツを3枚揚げる時は神経を使う。
 入れたら弱火でじっくり火を通し、最後は強火で表面をカラッとさせる。泡が細かくなり、音が高くなったら完成。神経が衰弱しそうだ。
 その点、小さいヒレカツはラクだ。強火でガ~ッと揚げればOK。
 揚げ足りなくても余熱で火が入るし揚げすぎても不思議とうまい。

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 出来た。食った。
 「うまい!!!」
 サイコ~にうまい。サクッと歯触り。すばらしい。
  カラッと揚がった。油っこくない。
 油の世話になってヒレカツが出来たのに油っこくないと喜ぶとは油を蔑ろにしている、と言えなくもない。
 ガブリとやると中心はほんの少しナマ。この絶妙加減がすごい。自分で揚げたのに驚くばかりだ。
 控えめなのにじゅうぶんな旨味を発揮する豚ヒレ。好きなタイプの女みたいだ。
 あっ、芥子をかくのを忘れた。なくても問題ない。
 まずは塩。衣のサクサク感が際立つ。
 酢醤油。キュンッと繊細。引き出されるパン粉の甘み。
 ウスターソース。なぜかイマイチ。強い香りがさっぱり味のヒレと相性が悪いのか?
 中濃。安定したうまさ。スパイシーさも甘辛も最適。
 とんかつソース。この甘さがイケる。
 焼きそばソース。とんかつソースとは対極を成す辛さ。ヒレカツをキリッとオトコマエまたはベッピンねぇちゃんにした。
 ソースはすべて埼玉県本庄市の高橋ソース。
 全部うまいが一番は意外にも焼きそばソース。

 第二弾。
 油温が高すぎて途中弱火。臨機応変に対応できるオレ。
 第二弾も巧く揚がってヨカッタ。

 食ったぜ。24個中15個。9個残り。
 計算上554g。基準値は600g。少食になった。
  ビールは中瓶2本1リットル。

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 ちゃんとキャベツも食べた。肉には野菜が必須だ。

 うまかったぁ~。歯を磨いた後、全裸で昼寝。
 目醒めたら18:16。名探偵コナンが始まっちゃった。
 たくさん食べたのにハラはぐっと引き締まっている。2年近く継続のロングブレスダイエットのおかげだ。
 口腔内上顎火傷はお約束。
 次はチキンカツをやってみたい!と思いを馳せた。(2013.6.8) 

日産エクストレイル・クリーンディーゼル、イマイチ!(2013年型)

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 スピードに乗れば速い。スタートダッシュはのろい。
 高速道路では快適だが信号待ちや街中低速運転はガラガラ言う。振動もある。マツダ・アテンザの方が静かだ。
 「ディーゼルだ!」
 そう叫ばずにいられない。
 ふわふわしているのに荒れた路面でタイヤの受けるショックは大きい。

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 GT-Rの代車に今までムラーノ、エルグランド・ライダー、マーチ、シルフィーに乗った。
 滑らかで乗り心地の良いムラーノ、脚がかた過ぎスピードも出ないエルグランド・ライダー、いきすぎたコストダウン車マーチ、キャラに似合わず元気なシルフィー。
 ムラーノがよかった。

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 エクストレイル。走行距離わずか359kmの真っ新の新車。
 きれいなクルマに乗れたのは気持ち良かったが、オレにはしっくりこない走りだった。
 間髪を入れず反応するGT-Rやコルベットに慣れたオレ。
 セイカクの違うクルマと比較するのはフェアじゃない。
 でも、欲しいクルマではなかった。(2013.5.12)

根菜カレー、期待以下!(マサ料理)

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 冬にけんちん汁や煮物で大活躍の根菜類。
 栄養があって食物繊維豊かでとてもカラダに良い。
 これらを和風料理に限定するのは勿体ない。洋風煮込みをやろう。
 カレーだ。“カレーにれんこん”がアタマに浮かんだ。カレーに根菜はヘンかも知れない。
 だが思ったことはやってみる。冒険心が大切だ。
 れんこん、ゴボウ、里芋、にんじん、あぶらげ、ぶなしめじ。

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 いつもの食料品店。
 おやっ、肝心のれんこんがない。れんこんだけを買いに他店に行くのは面倒だ。
 里芋を入れよう。臨機応変が大事だ。

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 昨日から水に浸した煮干し7尾。今日のルーは水500cc指定と少ない。

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 じっくり煮出す。ぷ~んと良い香りが台所を支配する。煮干しを取り出す。

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 乱切りのにんじん、里芋、ゴボウを入れ、あぶらげとほぐしたぶなしめじ。
 煮えた。

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 コスモ直火焼きベジタリアンのための黒五カレー。
 「!」
 汁気が少ない。ほとんどない。野菜から水分が出て薄くなると危惧したら逆だった。
 水を足す。ダメだ。また足す。まだダメだ。さらに足す。ようやくOK。
 里芋がとろけて粘度は衰えない。
 う~ん、困ったカレーになった。
 味見。なかなかだ。後味に山椒が香る。

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 完成。

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 ご飯は2合。いつも通りだ。具がごろごろだからカレーは少なめにかける。
 食う。
 「?」
 まずくはないが、うまい!とはならない。ピンと来ない味だ。
 軟らかすぎる里芋は根菜カレーにミスマッチだった。
 れんこん不在が大きい。
 煮物では大活躍のあぶらげ。カレールーを入れたら急におとなしくなった。
 ゴボウとにんじんは良い歯応えだ。

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 イマイチ。
 次回は鶏モモをごろごろ入れた基本のチキンカレーに戻ろう。

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 食後の果物は宇和ゴールド。
 4つに切った。吸い付いた。
 すごい量の果汁。ほのかな苦みがステキ。甘さは弱い。
 2切れ目、増す甘さ。繊細なグレープフルーツのような充足感。
 甘すぎたり酸っぱすぎたりがある柑橘類。これは甘さも酸味もドンピシャリ。
 嬉しい味だ。喜びを感じる味。
 5月に入った。そろそろ果物は柑橘からメロンに移行か?(2013.5.4)

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 翌日。
 昨日はかたすぎたので大量の水でのばす。
 カレー粉(インデラカレー)、ミリン、醤油。うまい。
 ご飯にかけずスープみたいにシチューみたいに食べる。
 にんじんが柔らかくジューシーに、ゴボウの歯触り最適に、あぶらげじゅわっと美味しくなり、ぶなしめじは薄い存在感。
 ちょうど良い濃度でも、里芋の粘度は健在、というより頑固だった。(2013.5.5)

めぐり逢い、超クールな“ローゼンダール”黄金比!(時計)

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 時間調整に立ち寄った博多サンセルコの本屋。
 たまたま手に取った時計の本。
 パラパラめくって偶然目に止まった時計。
 「クールだ!」
 細長いケース。ステンレススティール。文字盤は画面一杯に4つの大きな数字。シンプルだ。
 他の時計は視野から消えた。

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  記事を読む。
 1:1.618の黄金比。デンマークのローゼンダール社とフレミング・ボー・ハンセンのコラボレーションにより創造された独創的な腕時計としてニューヨーク近代美術館の永久展示所蔵品に選出された不朽の名作。
  すごい。短い記事に凄さがちりばめられている。
 急いでニューオータニの部屋に戻る。持ってきたPCでHPを探す。

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 能書きをみる。
 最も美しいとされる比、Golden Ratio=「黄金比」
 黄金比とは、古代ギリシャで発見された1:1.618という森羅万象の調和となる創造の比率。
 パルテノン神殿、ピラミッド、ミロのヴィーナス、最後の晩餐など皆そうだ。
 黄金比こそ「神が創造した美の起源」

 すごい。オレは能書きにやられた。ここまで言われて買わなきゃオトコが廃る。
 種類は多くない。側がSSか8ミクロン金張りか黒か。
 リューズのない美しい代表作は29,400円~36,750円。
 日本限定モデルのピンクやブルーでリューズがあってポップなのは19,400円。
 SS側、リューズなし、革ベルト、29,400円がイイ。
 SSベルトもカッコイイ。36,750円。だがベルトと側が同化してしまい美しい黄金比が目立たない。
 どちらが良いかは現物を見てからだ。

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 店舗検索。
 ホテル近くは天神“TICTAC”2店。
 チクタク・イムズ店に赴く。ない。
 「ソラリアの店にはありますか?」
 「2~3本はあると思います」
 若人は答える。
 「じゃ行ってみます」
 ソラリア店。渡辺通を挟んで目の前だ。なんでこんな近くに2店舗構えるのだろうか。
 「ローゼンダールありますか?」
 小柄な30代の可愛いねぇさんに訊いた。
 「はい、こちらです」
 あった。
 「?」
 あまり良くない。ハメてくれる。黒文字盤。なんかヘンだ。しっくり来ない。
 あっ、リューズが付いている。これじゃダメだ。
 「リューズのないヤツありますか?」
 「今はないんですよ~それをお探しでしたか・・・」
 「はい・・・どうもありがとう」

 博多に到着した5月19日、超ド派手時計“テンデンス”をロフトで探した。
 今は扱ってないから取り寄せになる。
 買おうと思ったふたつの時計“超ド派手”と“超クール”。
 ふたりに見事に振られた。(2013.5.23)

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 群馬に戻った翌日、テンデンスとローゼンダール両方のHPを懲りずにみた。
 一旦買おうと決めたモノは実行しないと気が済まない。
 超ド派手テンデンスに食指は動く。だが超クールも棄てがたい。
 ガガミラノ、クリスチャン・ベルナール、ニクソン、スウォッチ等派手なヤツは持っている。
 超クールに決めた。
 この雰囲気は初めてだ。買うぞ。SS側/黒牛革ベルトのヤツ。29,400円。
 だがローゼンダールHPからは会員登録しないと買えないことが判明。この時計を2個買うことはない。会員になるのは面倒だ。
 「止めた!」
 アタマに来た。せっかく買おうとしたのに何だ!縁がなかったか。
 おっ、TICTACの通販があるぞ。博多で行った店だ。
 急に親近感を覚え、クリックした。ゲスト購入が出来たからだ。
 あとは到来を首を長くして待てばいい。(2013.5.27)

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 翌日。
 16:01。ケータイが振動する。知らない番号だ。出る。
 「ご注文の時計は完売になってしまったんですよ~」
 TICTACからだ。
 「えっ、ないんですか?」
 「はい、メーカーにも在庫がなくて~申し訳ございません」
 仕方ない。HPから会員になって買うか。
 20:02。発注した。(2013.5.28)

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 紆余曲折の末オレの元にやってくる超クール時計。
 TICTACイムズ店、TICTACソラリア店、TICTAC通販に振られ続け、HPからノルディック・フィーリングってショップ。

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 来た。受け取った。見た。
 “精密機器につき取扱注意!ヤマト運輸”
 おぉ、虎ロープのような黒と黄色の縁取り。
 こりゃ目立つ。良い注意書だぜ。公共事業の工事現場みたいだ。おもしろい。厳重に守られてる気がして嬉しくもある。
 時計1本にずいぶんでかい梱包だ。
 テープがびっちり貼ってある。厳重だ。やっと開けた。
 保証書やらカタログやら他ブランドのカタログまで入っている。

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 本命は黒く細長いケースだ。かなりスマート。期待は高まる。
 開け方がわからない。格闘の末、開いた。

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 「カッコイイ!!!」
 すっごいステキだ。
 漆黒のベルト、銀色に輝く側。ブラッシュ仕上げが美しい。
 側は予想より幅が広く重厚だ。ベルトの太さと素晴らしいマッチング。
 黄金比が随所にちりばめられている。
 シビれるほどに美しい。気絶するくらいクールだ。
 究極の極上デザイン。

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 ハメた。
 「凄い!」
 男にしちゃ細い手首のオレ。LとMのうちL。これがまさにピッタリだった。
 時計でこんなに感動したのは初めてだ。
 買ってよかったぜ。今日は嬉しくて眠れない(?)

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 あの時博多サンセルコに立ち寄らなければ・・・たまたま時計の本を手に取らなければ・・・頁をパラパラめくって目につかなければ・・・こんな黄金比のすごい時計を知ることはなかった。
 “出逢い”だ“めぐり逢い”だ“邂逅”だ。
 1日24時間1,440分86,400秒。
 少しずれただけでめぐり逢わなかったのだ。オレは“黄金比”に運命を感じた。

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 ひとつ心配事。
 カタログをほんの数秒見た時、側もベルトもステンレススティールのヤツが目に飛び込んだ。
 琴線に触れた。
 「欲しい!」
 一度は押さえ込んだこの感情。復活は目に見えている。
 「アタシを買ってぇ~!と見つめられ仕方なかった」
 弁解のセリフはもう出来ている。(2013.5.30)             

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 いつもの食料品店。
 レジのニクソン好きNさんにジマン。左腕をぐいっと突き出した。
 「また時計買ったでッ!」
 「また買ったんですかっ?いくつ買うんですかっ?」と眉をひそめる。
 あれっ?「カッコイイ!すご~い!ステキ~!」と絶賛してくれると思った。
 ネズミを捕って口にくわえ意気揚々と飼い主に見せたのに「何してるん!汚いね!早く棄てといで!」と怒られた飼いネコみたいだ。
 「よく捕ったねぇ~凄いねぇ~お前は名ハンターだねぇ~」
 そう褒められたくて獲物を見せたに違いない。それがネコの気持ちっちゅうもんだ。
 オレはネコ並みってことか。
 「古代ギリシャで発見された1:1.618の黄金比は・・・クールで・・・毎日着けるのが嬉しくて・・・」
 喜び全開に訴えたらようやく呆れながらもニコニコしたNさん。
 「このヒト、時計ばかり買ってアタマがおかしいんじゃないかしら!」
 そう思われた感は否めなかったが・・・。(2013.6.5)

あぶらげとコンニャクの煮物by煮干しダシ、サイコ~!(マサ料理)

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 根菜カレーを目論んだが、昨夜遅くなぜか胃がムカつき、昼に目醒めた時もまだ解消していなかったのでカレーは断念し、昨日から水に浸した煮干しを活かすべく煮物か味噌汁をやろうとしたが、味噌を切らしているので煮物に決定した。
 ベッドでぐずぐずするうち胃のムカつきはウソのように消失したが、もはやカレーモードには戻れない。
 濃い煮干しダシにミリンと醤油。あぶらげ5枚、こんにゃく1丁。

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 「うまい!」
 煮干しの濃いダシ、特級品のミリン&醤油、普通のあぶらげ、粉でなく生芋原料のこんにゃく。煮干しも具として食べた。
 シンプルなのにこんなにうまい。シンプル故か。
 安くて簡単で美味しいモノに巡り逢えた喜び。
 ふたりで126,000円のシマカン“ラ・メール”、ひとりで32,000円の奥沢入船、1本4,410円の京都いづう。
 これらに「勝らずとも劣る!」いや「勝るとも劣らない!」

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 もの凄いうまさだ。(2013.4.27)

駅弁は高い!(シャバで気になる事)

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 東京にアソビに来た。食事は“にんべん”と“天龍”。
 両方イマイチだった。
 帰りの新幹線。
 確定したうまさの“牛肉どまん中”。米沢の駅弁だ。
 細かく切った牛肉なのに甘~い味付けで醍醐味満開。牛肉はうんと甘くするとうまい。
 もっちりしたご飯がまたイケる。
 肉は二種類。細かく切ったのとそぼろ。
 味は同じ。形状の違いを活かすべく味付けを変えるべきだ。
 毎回残していたにんじん。食べた。OK。
 このうまい駅弁を食って“にんべん”と“天龍”のテイタラクを挽回できた。

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 でも1,100円。
 「駅弁は高い!」といつも思う。
 熱々のご飯と味噌汁が食えるうまい定食が700円だ。
 冷たくなった駅弁が千円もする。なぜか?
 電車で食えるからか?
 旅の情緒に浸れるからか?
 そこにしかない優越性か?

 牛肉どまん中。
 うまいから文句をつけるつもりはないが、“b/c”には納得できないオレだった。(2013.4.21)

天龍、ずれた根幹!(餃子) ~銀座~

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 1,020円 / 餃子 / 1人

 店に入る。
 初老女性(店主?)がカウンターに座っている。食券売場だ。
 「餃子ください」
 お願いして1,020円を先払い。食券をもらう。
 「ご飯はイイですか?」などと訊かれる。
 餃子は肉と野菜と皮。これだけで完結品だ。皮がご飯の役目。ご飯を食う必要は全くない。訊く方がおかしい。
 テーブルに掛ける。水が出る。半券を持っていく。

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 「!」
 すぐに来た。その間わずか1分。
 餃子を注文する客が大半だからと大量に焼いておいたのだろう。回転を良くしてがっぽり儲けようってことか。
 驚いた。食う。
 「うまい!」
 じゅわっと汁があふれ肉の旨味もじゅうぶんだ。
 だがなんか違う。
  焼きたてじゃないから皮が乾き気味なのだ。舌触りも歯触りも悪い。
 焼き目のつかない綴じた部分。乾燥してヘンな具合にかたい。これは致命的だ。
 超熱々じゃないからでかい餃子8個はすぐにハラに収まった。
 ぜんぜんハラ一杯にならない。ハラ減ったァ~。

 焼いて時間の経った餃子を客に出す。何の躊躇いもなく。当然の如くに。
 こんな狼藉が銀座の真ん中でまかり通る。
  餃子は焼きたて熱々ぱりぱりジュワッが命。この餃子は命を失っている。
 むかし何度か行ったが今日決めた。
 天龍はこれで打ち止め!(2013.4.21)

にんべんのかつお節だし、期待外れ!(日本橋だし場) ~コレド室町~

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 100円 / かつお節だし / 1人

 本枯れ鰹節を電動鰹節削り機でキュッキュッキュッ!しゅっしゅっしゅ!と削って食べる。
 ダシは煮干し&昆布が好きだ。
 削りたてカツブシは主に炊きたてご飯に載せたり納豆で活躍する。
 「シャバで一番だ!」とわめくほどサイコ~にうまい納豆ご飯となる。
 静岡の愛工業製マシーン。刃が減ったのか、最近満足のいく削りができない。
 鰹節削りパックを使うようになった昨今。
 買うのは決まって“にんべん”だ。何十年も前からカツブシといえばにんべん、と思っている。

 数年前、室町再開発に伴いにんべん本店がコレド室町に移転した。
 店のカウンターでかつお節だしを紙コップで呑ませるのが話題になった。斬新だ。
 テレビで観た。うまそうだ。あの時、行きたかった。
 芝浦のYGM東京支店(キャデラック・シボレー東京)。
 先月はキャディATSとエスカレードを試乗した。
 今回はコルベット・グランスポーツとキャディCTS-Vだ。
 行動計画を立てていると突然にんべんを思い出した。湯気の立つ紙コップからうまそうにかつお節だしをすするあの場面を。こうなると行くまで気が収まらない。

 行った。
 日本橋だし場(NIHONBASHI DASHI BAR)。粋な命名だ。
 コレド室町1階。
  4月下旬なのに真冬の寒さ。異常だ。冷たい雨が止んだばかり。
 日曜14:35。客が数人いる。
 「かつお節だしください」
  「はい」
 バシャッと紙コップに入れて寄こした。なぜが泡が立っている。
 「塩とお醤油は入れてありません」
 立ち飲みテーブルに塩と醤油。まずはそのまま。
 「?」
 ほのかにカツブシの香りはする。だが旨味がない。
 塩を入れる。あまり変わらない。
 醤油。なんとか呑める味になる。でも香りも旨味も変わらない。醤油の味が増えただけだ。
 “かつお・昆布合わせだし”も呑んで味比べを目論んでいた。止めた。推して知るべしだ。

 カウンター内の女性店員ふたりは、ガシャガシャざばざば流しに向かって鍋や食器を終始洗っている。
 ダシの微妙なところを味わおう、見極めよう、って雰囲気じゃない。
 そこに配属されたから一所懸命、かつ仕方なくやっているカンジだ。
 機械的でなく「これがニッポンの味です!」と自信に満ちた笑顔で提供して欲しい。
 そうすればもっと美味しく感じるハズだ。
 100円にそれを求めるのはムリがあるかも。
 でも100円が突破口になって高額商品がどんどん売れる可能性もある。
 入口は大事だ。たかが100円、されど100円。

 期待に胸を膨らませて臨んだ老舗にんべんのかつお節だし。
 すばらしい“DASHI BAR”のアイデア。
 味は伴わなかった。(2013.4.21)

“東見屋の甘味噌”でトースト、おいちぃ!(マサ料理)

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 東見屋の味噌まんじゅう。
 先日、焼きたて7本を店で食べた。堪能した。
 甘味噌5本、辛味噌2本。ちょうど良い組合せだった。
 味噌まんじゅう7本28個を7分で食べる快挙。

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 オレの食べっぷりに感銘を受けた(?)女将は“東見屋の甘味噌”をくれた。
 早くこれでトーストを食いたい。ついに食った。
 「うまい!」
 もちろん店の味噌まんじゅうには敵わない。だがかなりイケる。
 食パン6枚切り1斤。渋川市のクレッセントのもの。

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 まずは焼かずに甘味噌を塗る。食べる。
 「うまい!」
 まさに味噌パンの味。甘味噌がぐいっと前面に出る。

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 次にガスコンロの魚焼きグリルで焼いてから甘味噌を塗る。
 「うまい!」
 甘みの増幅は少しだけ。焼いたからパンの食感が異なるだけ、とも言える。

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 そして真打ち“塗ってから焼く”。
 これが味噌まんじゅうに近い味になるだろう。
 「うまい!熱っちぃ!」
 甘さがぐっと来る。味噌の旨味がぐいぐい来る。凄くうまい。
 パッと味噌まんじゅうを思い出した。
 口腔内上顎大火傷はお約束だ。

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 派生としてバター甘味噌。

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 「うまい!」
 濃厚だ。うまさを絵に描いたような味。正当派ではないが真打ちの上をゆく。
 だがこればかりをたくさん食えないだろう。
 熱っちぃ~。

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 余興としてマヨネーズ甘味噌。
 「?」
 いきなりしつこくなった甘味噌。
 これは合わない。
 予想された結論だが、やってみるまで断定は出来なかった。

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 ラストに一番うまかったバター甘味噌を食いたい。
 でももうバターは冷蔵庫に仕舞った。
 本命の“塗って焼いたヤツ”をもう一度。
 「嗚呼、おいちぃ!」
 つい幼児語になるうまさ。口腔内さらに火傷。
 これで6枚全部食べた。
 いつまでもバターの香りがカラダから漂う。

 次は野菜スティックで食おうか。(2013.5.10)



東見屋の京まんじゅう、うまい! ~群馬県沼田~

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 味噌まんじゅうの元祖“東見屋”。トウミヤ。
 あんこを入れた普通のまんじゅうも作っている。
 京まんじゅう。
 これに甘味噌をつけて炭火で焼く“味噌まんじゅう”もある。
 だが味噌まんじゅうは“あんこ無し”が正当派だ!と決めているオレ。だからあんこ入りは食わない。
 オレは潔いオトコなのだ。

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 「こんちは!」
 「あ、いらっしゃいませ!」
 「こないだはごちそうさまでした。これ、今度のクルマGT-Rです」
  「わぁ凄い!迫力ありますね!」
 家族がたくさん出てきてGT-Rに笑顔を送る。
 「カッコイイですね~!」
 「うわぁ凄い!」
 「ステキ~」
 「前のコルベットもよかったですよねぇ!」
 どうも女将はコルベットの方が好みのようだ。
 「中、どうなってるんですか?」
 ドアを開ける。
 「わぁ~!」
 いっぱい褒められてうんと嬉しい。オレは褒めると伸びるタイプだ(!) 
 「スカイラインですか?」
 「日産GT-Rです」
 R35はスカイラインGT-Rじゃなく、世界にうって出るため日産GT-Rとなった。
 「京まんじゅう10個ください!」
 「はい」
 「あの甘味噌は食パン買ってないんでまだ食べてません。近いうちに食べます」
 「あ、パンの他でも色々出来るみたいですよ~」
 「そぅなんですか」
 「お待たせしました。ちょうど1,000円です」
 「凄いクルマ見せていただいてありがとうございました」
 「いいぇ~」
  受け取る。出来たてでまだ温かい。

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 40分後、包みを開ける。経木を開く。
 「!」
 ラップに包まれた京まんじゅうが10個。
 せっかく香り高い自然の経木に包むのになぜラップをするのだろう?
 ヘンな添加物不使用だから、ラップをしないとかたくなってしまうのかも知れない。
 いつまでも柔らかかったり腐らないのは、好ましくない食品添加物がドサッと投入されているのだ。
 それとも経木が貼り付いてしまうからか?
 チンして食うヤツがいるからその配慮か?

 黄色みがかった皮。食う。
 「うまい!」
 塩が強めに効いたあんこ。
 舌を愛撫する皮。しっとりしている。
 素朴な味わいだ。
 これだけうまいとあんこ入り味噌まんじゅうも食いたくなった。
 正当派じゃなくてもいい。次回はぜひ食べてみよう。

 君子豹変す。
 “潔さ”を返上するのもヤブサカでない。(2013.4.28) 

元祖、東見屋の味噌まんじゅう、サイコ~! ~群馬県沼田~

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 1,260円 / 味噌まんじゅう7串(甘味噌5、辛味噌2) / 1人

 上州名物“味噌まんじゅう”。焼きまんじゅう?
 上州とは群馬のことだ。越後は新潟、越中は富山と同じ。
 あんこの入っていない饅頭4個を串に刺し甘い味噌を塗って焼く。
 前橋の“原嶋屋”が元祖を標榜する。
 だが群馬県北部の沼田“東見屋”はもっと古い。本当の元祖だ。 
 文政8年(1825年)創業。188年の歴史を誇る。
 「ごめんなさい、ウチは元祖じゃありませんでした」
 原嶋屋はそう訂正しないのだろうか?人間も企業も正直であるべきだ。認めた方がカッコイイぜ。
 「ウチが元祖だ!とちゃんと主張した方がいいですよ」
 数年前、誰かが東見屋の主人にアドバイスしたらしい。
 「いやぁ、家族が食っていければそれでいいんですよ~」
 そう答えたと何かで読んだ。まことに欲のない控えめなヒトだ。
 創業年は動かしがたい事実。真実追求が好きなオレなら訂正させるのだが・・・。
 焼きまんじゅうがよく知られるが“味噌まんじゅう”が本来の呼び方だ。
 朝3時からまんじゅうの仕込みは始まる。
 ステキな香り、柔らかさ、舌触り、味わいは酒種による。
 チェーン店はイースト菌を使ってパンのようにしてしまう。この大量生産モノは伝統の味噌まんじゅうとは別物だ。

 店を訪れる。
 「甘味噌5本と辛味噌2本焼いてください。ここで食べます」
 「は、はい」
 注文が入ってから青竹串に刺し炭火で焼く。
 7本×4個=28個をひとりで店で焼きたてを食う快楽。
 7本の快挙に驚く女主人。
 持ち帰って家でみんなで食べるのがポピュラーなスタイル。
 だが炭の香りを感じながらパリッとした熱々の表面が舌に触れた瞬間の喜びは格別だ。
  「7本食べられますか?大丈夫ですか?」
 「前に6本食べたから今日は7本いきましょう」

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 来た。7本は壮観だ。皿からこぼれそう。
 焼いてる時から炭に甘味噌が垂れてジュッと弾ける芳香が鼻腔を襲撃。KO寸前だ。
 まずは甘味噌(写真左側)から。
 「うまいっ!」
 「そうですか!ありがとうございます!」
 絶妙な甘さ。しつこくない。甘すぎない。すばらしい加減だ。
 これぞ伝統なのだ。
 ステキな歯触りのまんじゅう。深~い味わい。これも絶妙。
 味噌もまんじゅうもどっちも主役。
 1個を一口。あっという間に1串4個はハラの中だ。
 「豪快に食べられますね!」
 「わっはっはっ」

 次に辛味噌(写真右側)。
 「うまい!」
 サラリとした味わい。
 辛いわけではない。甘さを加えない味噌。
 これを主役には出来ないが、甘味噌の合間には適任だ。
  タレのじゅわっと感をあえて残す焼き方の甘味噌。
 辛味噌はパリッと乾くまで焼く。
 素材が実力を遺憾なく発揮できる状態を熟知。テクニシャンだ。

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 7串を7分。量だけでなく速さも快挙。
 計算上1串1分、60秒/4個だから1個15秒。ペースは最後までまったく衰えなかった。驚異的だ。
 「ホントに食べましたね!」
 まぁるく目を見開く女将。
 「うまかったぁ~」
 「まぁ~ありがとうございます!」
 「ひとりで7本もこんなに速く食べるヒトいないでしょ!」
 「はい、4人で1本食べるヒトもいますよ」
 「ホント?」
 「味わえばいいということで」
 オレには考えられない食い方だ。
 「スリムになりましたよね!」
 数年に一度しか来ないが昔から知っている店だ。
 「4キロくらい痩せました。ロングブレスダイエットで」
 「あ~森久美子さん頑張りましたよね」
 「もう2年近くやってるけど効きますよ~」
 「インナーマッスルですよね!息を吸う時おなかを凹ませて、吐く時もですか?」
 「えぇ、ぐ~っと凹ませます」
 美木良介のロングブレスダイエット、人気は高い。
 「前、赤いクルマ(コルベット)でいらっしゃいましたよね!」
 今日は借りてるダイハツ・ミラだ。
 「これは雪道用に借りてるんですよ。今はコルベットじゃなくて赤い日産GT-Rです」
 「やっぱり赤ですか!」
 急に汗。
 「これだけ食べるにはエネルギー使うんですね。汗が出てきた!」
 あっはっはっ!とオレが何か言うたびに気持ち良く笑ってくれる。もっともっと話をしたくなるヒトだ。
 ムラサキと黒のANNA SUIハンカチでアタマと首の汗を拭う。
 「若いんですよっ。新陳代謝が盛んなんですねッ!」
 「あっはっはっ」
 うまかった。トークもよかった。サイコ~だ。

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 「ごちそうさま!」
 「すいません、1,260円です。これ珍しいから持ってってください」
 甘味噌のボトルをくれた。東見屋で調合した伝統の甘味噌。1本500円で売ってるヤツだ。
 味噌まんじゅうを1,260円売って500円もサービスしたら儲からないだろうに。
 ひとりで7本も豪快に美味しそうに食べたオレ。
 “食いッぷり”に惚れてくれたのだろう。
 すばらしい心意気だ。これが上州人カタギだ。

 「食パンを焼いてから甘味噌つければいいですか?」
 「付けてから焼いてもイイですよ」
 家で東見屋の味噌まんじゅう(に近い味)を再現できる。楽しみだ。
 餅にもイイかも。生野菜も一興だ。大根スティック、きゅうりスティック、レタス、キャベツ・・・。
 焼いたあぶらげに載せるのもイイなぁ~。構想の広がりに際限はない。 

 こうして老舗の味と女将の心意気を堪能した。
 素晴らしくうまかった。
 この余韻を断ちたくない。食後すぐ歯磨きの習慣。今日は寝る直前まで磨かない。
 オレはいつまでも楽しんだ。

 近日中に真っ赤なGT-Rを女将に見せに行くぞっ!(2013.4.25)


キャデラックSRX乗った、悪くない!(2013年型) ~キャデラック・シボレー高崎~

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 ドドドドッドドドドッ!
 真っ赤なGT-Rで登場する。
 09:50。外に何人も居る。背広姿の営業部員もツナギのサービスのヒトも笑顔で迎える。
 キャデラック・シボレー高崎だ。
 ヤナセ高崎支店がベンツ専売店になりGM車販売を止めて6年余り。
 富山の光岡自動車が展開するBUBUのシボレー高崎が店舗をリニューアル。GMジャパンの正規販売店になった。
 これで芝浦のキャデラック・シボレー東京(YGM東京支店)に行かなくてもGM車に触れられる。
 カッコイイGM車たちが群馬県内でオレを待っていると思うと嬉しくて仕方ない。
 だがカマロSS、LT、キャディCTS-V、コルベットZ06、ZR1、シルバラード、キャディATS、エスカレードに乗せてくれたYGM東京支店のT氏とスケベ話ができなくなるのは淋しい。
 これからもたまにアソビに行こう。
 試乗ばかりで買わないオレ。迷惑がらず歓迎してくれるだろうか?

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 「いらっしゃいませ!」
 「こんにちは。店舗が新しくなったと聞いて来てみました」
 「ありがとうございます」
 ショールームに佇むのはATS、CTSクーペ、キャプティバ。全車黒。シックで良い風景だ。
 「新型CTS、カッコイイですねぇ~」
 「はい、2014年に出ます」

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 「今度のクーペはこれほどシューッとなってないよね!」
 「そうなんですよ、ボク的にはこの方(現行CTS)が好きです」
 「ケツがとんがってるクルマ、珍しいよね。カッコイイ!」
 「お詳しいですね!」
 「GT-Rの前は24年間GM車に乗ってたんだよ。カマロ2台、キャデラック・コンコース2台、C6コルベット・・・」
 オレは我が意を得たり!とジマン話を始めた。たくさんジマンして気が済んだ。
 「カマロ、試乗できますか?」
 「カマロは中古車なんですよ~」
 「他は何乗れる?このXLRは?」
 数年前、ベンツSLの対抗馬として放ったGMのコンバーチブルだ。
 「今日、納車なんですよ」
 「じゃダメだな」
 「SRXとか・・・」
 「おっ、SRX乗りたいね!」
 「はい、では準備します」
 「マイナーチェンジしてキャディらしい顔になったよね」
 「そうなんですよ」

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 SRXクロスオーバー。
 写真で見るよりでかい。堂々としている。左ハンドル。革張りシートにケツを沈める。
 「24年間左ハンドルだったから左の方がイイや!って思ってたけど、GT-Rで右に乗ったら右が良いね!あっはっはっ!」
 「そうですか!あっはっはっ!」
 「日本は右ハンドルの国だったんだね、わっはっはっ!」
 「あっはっはっ」
 和気藹々ムード。初対面のヒトでもすぐ和ませるのがオレの良い所だ。
 走り出す。滑らかだ。ぐいっとアクセルを踏む。
 「おっ、結構速いね」
 「はい、3.0でもじゅうぶんだと思います」
 乗り心地はかためだがキャディらしくしなやかだ。
 「最近キャデラックはスポーツ路線を走りすぎてるよね。オレが乗ってたコンコースの味わいはもうないよ」
 「昔のキャデラックをご存じの方はそうおっしゃいますよね」
 車中ではGT-Rジマン、博多のおもろい話、時間雨量100mm豪雨の中国自動車道コルベット走破・・・展開される“マサワールド”。
 試乗終了。
 「長く乗せてもらってありがとうございました」
 「いえ、とんでもございません」
 C7、新CTS、ニューシルバラードの情報が来しだい連絡をくれることで別れた。

 店舗を出てすぐの信号をUターンする。
 片側3車線で交通量が多い。右折矢印が出るまでUターンできない。
 バックミラーを見る。セールスI氏はずっと外に立ってオレを見守っている。
 ようやくUターン。反対車線、店舗前にさしかかる。
 「ありがとうございましたッ!」
 深々頭を下げるI氏。オレはニッコリ手を振りアタマを下げた。
 いつまでも立っていなくても良いのに~。このもてなしにオレはやられた。
 BUBUってどんな店だろう?
 行くまでは期待しなかった。輸入車販売の老舗ヤナセとの違いは?
 まったく遜色なかった。凌駕する。
 的確な説明、しっかりした態度、客のバカ話にもきちんと付き合う。そして見えなくなるまで外に立っていた。
 “一期一会”の精神なのか。(2013.5.12)

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