2016年05月

横行する醜く下品な“手皿”!(シャバで気になる事)

 モノを食べる時、箸を持たない方の手をアゴの下辺りに持ってきて広げ、掌を皿のように構えて食べる輩がテレビで横行する。
 上品なつもりだろうがとても下品だ。
 日本料理の作法に「手皿」など存在しない。
 下品な行為を上品ぶってやってるところが醜い。コイツはアホだなぁ~と思ってしまう。

 今は観ないが以前よく観た“チューボーですよ”。
 堺正章が手皿を多発。気色悪くて観るのが苦痛だった。
 元アシスタント枡田絵哩奈は決してやらない。ほぅ、違いのわかる女だな!と感心した。

 老舗の蕎麦屋で、そばをどっぷりとつゆに浸したり。
 握り鮨を食う時、逆さにしてタネを最初に舌に触れさせたり。
 蕎麦はまずそばだけの香りを楽しむモノであり、握り鮨の主役は酢メシだから最初に舌に触れる権利がある。

 多くのヒトが観るテレビジョン。
 そこで行われることが正しいと無条件に信じるヒトが大多数だ。
 きれいな所作を映して欲しい。(2016.5.31) 

チキンカツ丼、うまい!ボリュームありすぎ!(マサ料理)

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 一昨日6枚揚げたチキンカツ。総計1,769g。そのうちの1枚をカツ丼に。

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 重く分厚い320gムネのチキンカツ。巨乳だ。ボリューム。

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 スパッと切る。中心部はピンク。理想の揚げ具合。
 ツマミ食い。うまい。冷蔵庫に2日放置したのにじゅわっと肉汁。侮れない鶏ムネ肉。2切れ食べた。
 玉葱も食べる。新は甘い。辛くない。

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 昆布ダシに三温糖、ミリン、醤油、酒。甘くて良いカンジ。
 新玉葱、カツ、ほとんど溶かない卵3個。
 ラーメンどんぶりに盛った炊きたて熱々ご飯2合。ずるっと載せる。巧く載った。

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 「うまい!」
 とろとろ卵。甘~い新玉葱。砂糖が効いた丼ツユ。カツはそれ程でもない。
 口腔内を火傷しつつずんずん食べ進む。
 7割でハラ一杯。それでもカツと玉葱と卵は食べきる。ご飯を少し食べきれない。

 こんなにハラ一杯なのはビール中瓶1本と日本酒1合を呑んだせいか。
 かなりうまいんだが、やっぱり街の小さな食堂のグンゼの肌着を着て太ったオヤジが作るカツ丼に敵わない。
 あの味を凌駕することを目指して精進しよう。(2016.4.27)

モモとムネでチキンカツ6枚、やっぱりモモがうまい!(マサ料理)

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 「でっかいチキンカツ揚げるぞ!」
 そう思ったのは以前食べた大宮“かつ元”のジャンボチキンカツがイマイチだったから。
 「オレの方が巧いぜ!」
 いつかやろうと画策。やっとその日が来た。

 「6枚でチキンカツするんさぁ~」
 「ひとりでぜんぶ食べるんですかぁ?」
 「2枚だね。うまいよ~」
 「わぁ食べたぁい。帰りにもらいに行きますね~」
 「どうぞ!」
 「あっはっはっ!」
 楽しいレジHちゃんとの会話。

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 モモ3枚809g。1枚あたり269g。
 ムネ3枚960g。1枚320g。
 計6枚1,769g。1枚平均294g。

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 キッチンペーパーで水気を拭き取り、モモのスジを4箇所切断し、塩コショーし、粉を打ち、卵4個にくぐらせ、パン粉を確実に纏わせる。
 パン粉を着たら驚きのでかさ。これじゃあ鍋に3枚入らない。

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 33cm砲金鍋にたっぷりのサラダ油。
 モモ2枚から揚げる。油が多いから溢れそうだ。弱火にする。
 裏返す。最後は強火。表面をバリッとさせる。泡は細かく、音が高くなる。
 重くて菜箸じゃ持てない。トングで掴む。

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 大きな揚げ台に大きな2枚。壮観だ。

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 鋭いグレステン包丁で素速くカット。皮面は滑って衣が剥がれるから下側にして切る。
 厚いロースカツに刃を入れたくて10年くらい前に買った新潟グレステン。
 ザクッザクッ。ステキな音が俎板に谺する。
 あっ、厚い部分は中心がまだナマ。
 まずは何もつけない。バリッと噛む。
 「うまい!」
 じゅわっと肉汁。衣の歯触りサイコ~。でも旨味はとんかつより弱い。
 強めに下味付けたのに塩コショーが薄い。
 かいて5分伏せたS&B粉芥子、ウスター、中濃、とんかつソース。濃くて甘いとんかつソースがイケる。
 分厚い部分に余熱がやや入る。がぶり。
 あっ、真ん中は未だに生。でもいいや、食っちゃえ。

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 第2弾はムネ2枚。
 超分厚いから時間がかかりそうだ。弱火でじっくり。最後に強火。

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 トングが重たい。右肩が脱臼しそうだ。

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 俎板ショー。ズバッズバッとカット。
 あっ、厚いところが生。あれだけ時間をかけてもまだナマ。
 「うまい!」
 だが明らかにモモより味が薄い。

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 超厚い箇所に余熱が入った。じゅわっと肉汁。果汁のようにじゅばじゅば飛び出す。

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 5枚目と6枚目はモモとムネ。

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 2枚食べ4枚残る。2枚で589g。いつもより少ない。
 モモもムネも皮側の衣が離れた。あってはならない事だ。
 予想して、皮は取り除こうと思った。でも大好きな皮。蔑ろには出来ない。付けたまま揚げた。だから肉と衣の乖離も悔いはない。
 ビール中瓶2本1リットル、チキンカツ2枚、キャベツ1枚。
 食後に濃い煎茶を蕎麦猪口に6杯840cc。

 モモを3つに切って揚げた前回の方がうまかった。小さいと気楽に揚げられる。揚げ時間に神経を使わなくて済む。
 でも今日はでっかいヤツを揚げるのが目的。
 満足だ。(2016.4.25)

A1で神戸ビーフのフィレステーキ、イマイチ! ~神戸~

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 神戸に来たからにゃ神戸ビーフ。
 どこにしようかネットで調べた。A1がよさそうだ。フィレステーキの店。
 日本各地の銘柄牛。この日本一周ドライブ旅でいくつか食べた。
 信州牛すき焼き、飛騨牛網焼き、近江牛しゃぶしゃぶ、佐賀牛ステーキ。みんなサーロイン。
  サシの入り方、脂の比率、軽さ、甘み、香りに特徴がある。脂の味でうまさが決まると言っても過言ではない。
 脂のないヒレでどのようにうまさを表現するつもりなのか?
 ヒレステーキをメインにするとは、そんなにウデに自信があるのだろうか?

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 「240gのヒレステーキコース」
 「240g!コース!グラスワインかソフトドリンクが付きますが」
 「グラスワイン」
 「赤でいいですか?」
 ステーキだから赤でいいかと訊く必要はない。赤に決まってる。
 焼き方を訊かない。よっぽど自信があるとみえる。
 店の者は若人がふたり。ひとりが肉を焼き、もうひとりがスープを盛りサラダを作る。

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 スープ。
 「うまい!」
 「あ、どーも」
 愛想がない。焼くヤツも終始無言。まったく楽しくない。

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 サラダ。
 「・・・」
 普通。感想を述べられない。

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 肉は直火で表面を焼く。ヤカンが場にそぐわない。
 いったん火から下ろし、玉葱とニンニクを敷いた熱した鉄板に載せる。

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 ブランデーを高い位置からじゃんじゃんぶっかける。
 ぼわぁ~~~っ!
 盛大な炎。店舗を焼き尽くす勢い。地獄絵図のようなフランベ。戦争映画かホラー映画を彷彿させる。
  その後つけ合わせのフライドポテト、ほうれん草、玉葱をゆっくりゆっくり鉄板に置く。
 肉に火が入り過ぎちゃうぞ!心配で心配で居ても立ってもいられない。オレが厨房に飛んで行き、鉄板を火からすぐに下ろしたい。

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 ようやく出た。タマネギが気前よく盛られて肝心の肉が見えない。

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 玉葱を退けると小さめの肉が姿を現す。切ってある。箸で食うスタイル。

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 ガブリ。
 「うまい!」
 褒めたのにサラダ担当が1cmアタマを下げただけ。焼いた奴は知らんぷり。
 だが「超」は付かない。「!」も付けるべきじゃない。
 いちおう肉汁も旨味もあるが「それがどうした?」ってカンジ。
 バターの絡まった部分はイケる。

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 「ご飯をガーリックライスに替えられますか?」
 「200円の追加で出来ます」
 ぐっちゃぐちゃに油まみれ。牛の味はしない。ニンニクも香らない。
 鉄板焼きなら鉄板に残った牛脂や肉の旨味で作るからうまい。これはサラダ油?
 ガーリックライスの意味がわからない。

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 ずっと以前に群馬のYと神戸に来た。
 オリエンタルホテルに泊まり元町のグリュックでステーキ。
 1階が肉屋、2階がレストラン。200gで16,000円のサーロインステーキを食った。超うまい!
 あの味に及ばない。

 昔、沖縄でよくヒレステーキを食べた。安くてうまい。
 家でも食べたくて、でっかいサムソナイトに1本2kgのヒレを5本入れて持ち帰ったことがある。冷凍オージービーフ。
 当時は牛肉が高かった。でも肉10kgを抱えて飛行機に乗ってくるとは常軌を逸していた。
 今日食べたのは黒毛和牛。感激して食べたあのオージービーフとあまり違わない。
 9,250円の価値はない。3千円ならOK。

 やはり和牛はサシがきめ細かく入ったサーロインを食うべきだ。

 客は見えない向こうのテーブルでSSサイズ(120g)を注文した3人だけ。カウンターはオレひとり。
 この味では少ない客に納得。

 5時間後の放尿。
 肉の鉄板で焦げたニンニクと肉の匂い。
 もうカラダを巡ってきたんだなぁ。(2015.5.16)

紅ズワイガニ、うまいぜ!(丸八水産) ~境港~

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 境港は紅ズワイガニの宝庫だ。食うぞ。
 境港水産物直売センター。鮮魚センターは数店舗あるがクラシックな雰囲気のここが好き。2度目。

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 「カニ如何ですかぁ~食べてみる?」
 ぐっと睨む目をした美人ではないがちょいとイイ女。
 「おっ、うまいね!」
 淡泊と思ったがうまいと言った。
 「こちらは3杯1,000円、そっちは5杯2,000円です」
 オレはそんな粗末なモノを求めるヤツじゃない。良い物が好きなのだ。
 「一番でかいのはどれ?」

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 「こちらです。3千円。身入り良いですよ~」
 脚を親指と人差し指で挟んでみる。
 「おっ、身入り良いねぇ~少しまけてくれぃ」
 「これはちょっと・・・箱要りますか?箱サービスします」
 「よし買った!1杯じゃ少ないなぁ~2杯の方がイイかな?」
 「ひとりで?独りなら1杯でじゅうぶんですよ!!!そりゃ食べる方もいますけど・・・」
 「1杯にしよう~」
 「そうですよ、そんなに食べたらダメですよ~」
 「ねぇさんがイイ女だから足が止まっちゃったよ」
 「まぁ~何も出ないよ~」
 「箱が出る?」
 「そうそう」
 魚屋の女は威勢が良くて好きだ。

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 ビール2本でカニを喰らう。持参の木屋キッチンバサミを駆使する。このために持ってきた。ズボラなようで用意周到なオレ。
 びっしり身が詰まっている。ガブリ!
 「うまい!」
 サッパリ味。軽い味。鱈のような味と言えなくもない。でもイケる。
 カニの王様“本ズワイ”と較べたら甘みも旨味も薄い。だが3千円なら妥当だ。

 甲羅の中は水浸し。ミソはほとんどない。鮮烈な緑色のミソを堪能できる本ズワイとの違いか?
 まったくハラが一杯にならない。
 昼食第二弾は吾左衛門鮓だ。(2015.5.15)

きのこ焼きそばエベレスト盛り、うまい!爆量に辟易!(マサ料理)

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 きのこ焼きそばを思いついた。うまそうだ。やろう。

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 1kg蒸し麺、豚バラ3パック700g、椎茸、平茸しめじ、舞茸、エノキ、エリンギ、太いねぎ、オタフク焼きそばソース、ブルドックウスターソース。
  巨大45cmフライパンで麺を焼く。一旦皿に取る。
 肉、キノコとねぎ。すごい量だ。怖いくらい。炒める。
 麺投入前にソース。具に味を入れる。
 麺を合わせる。よ~く混ぜ、熱々にする。完成。

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 34cm青磁皿。山盛り。チョモランマというよりエベレスト(?)、いやマッターホルンか。頂上に青海苔の雪を降らせる。
 喰らう。
 「うまい!」
 きのこの旨味がぐいぐい寄せてくる。肉の存在感も際立つ。
 麺が食いたい。箸をグサッと焼きそば山に刺し、持ち上げる。必ず肉が付いてくる。麺だけが食べたくてもいつも肉が居る。700gは多すぎた。
 きのこは元々茶色っぽい。ソースと一体化してさらに茶色。
 ニラやピーマンやシシトウやキャベツを入れた方がきれいだ。

 半分しか食えない。
 この量はもうイヤだ。巨大焼きそばとはしばらくお別れだ。
 爆量に辟易したから文章が短い。(2015.11.23)

志村けんの好ましくない行動!(シャバで気になる事)

 志村けんは大好きだ。タモリ、たけし、さんまより好き。
 ものすごく面白いし、まったくイヤミがない。おじさんの心奥底に潜む劣情をお茶目に表すコントの数々。すばらしい。

 火曜深夜のフジテレビ“志村の時間”。橋本マナミを始め可愛いねぇちゃんが3人。
 実家が寿司屋の一番若いねーちゃんがアジのなめろうを作る企画。小さい頃から魚を触っていたという彼女。マイ包丁を持参。柳刃と出刃。研ぎも自分でやるらしい。
 出刃を華麗に駆使しアジを三枚におろす。巧い。皮を剥いてタタキに入った。

 その時、隣でネギや青紫蘇を切っていた志村。
 おもむろに柳刃を持つとトントンとアジをたたき始めた。
 「!!!」
 何たる狼藉。
 柳刃は刺身を引く大事な包丁だぞ。これでもかというほど鋭く研いである。
  そんな繊細な包丁を俎板に叩きつけるなんて!信じられない。
 しかも他人のモノを。
 持ち主のネーチャンは気が気じゃない様子。可哀想に。

 場面が変わる。志村も出刃を持ってトントンしている。
 これ以上酷い映像を観なくて済んだ。よかった。ホッとした。とても耐えられない。

 料理が好きで得意で毎日作るらしい志村けん。意外な行動にびっくり。(2016.5.24)


 もうひとつ。
 “上沼恵美子のおしゃべりクッキング”。
 毎週テーマを決めて辻調理師専門学校の3人が交代で登場。上沼恵美子の毒を含んだお喋りが楽しい。
 今日は“ホタルイカのパスタ”。
 途中から観た。エリンギを入れたトマトソースにホタルイカを合流するところ。
 「!!!」
 何たる狼藉。
 ボイルホタルイカのかたい目を取ってないじゃないか。おいしい美味しいと食べながらガキッと目を噛んだら興醒めするぞ。何でそんな事が解らないのだろう。優しくない料理だ。ホントにプロなのか?
 オレは釜飯でも佃煮でも焼きそばでもちゃんと目を取るぜ。


 テレビを観ていたら細かいところが気になってしまった。(2016.5.25)

キャベツとポークランチョンミートの蒸し煮、ハラペニョでうまさ満開!(マサ料理)

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 揚げ物にはキャベツだ!と一昨日カキフライに1枚だけ食べて丸々1個残ったキャベツ。
 炒めようと思ったが1個じゃ多すぎる。
 そこで蒸し煮にする。
 ベーコンまたは豚バラもしくは鶏モモ+キャベツまたは白菜。
 これをダッチオーブンで蒸し煮。ベーコン600gにキャベツ丸ごとでも日本酒または水は1合だけ。
 キャベツが水分を放出し、完璧に煮える。味付けは塩コショーのみ。
 シンプルだがとってもうまい。

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 今回は“満を持した料理”じゃなく余ったキャベツの“処理料理”。だから手入れの大変なダッチオーブンは登場させない。アルミ半寸胴鍋だ。
 気合いを入れない料理ゆえある程度うまければヨシとする。
 こんな気楽な日もあっていい。
 うまいの作るぞ!ばかりでは巧くいかない。

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 ベーコンがないからデンマークの“チューリップ”ポークランチョンミート340g缶。
 アメリカのスパムは塩が強すぎてうまくない。二度と食べたくない。チューリップは絶妙だ。沖縄でポークと言えばチューリップ。
 旨味横溢のベーコンでなく、炒めに真価を発揮するポークランチョンミート。しっかり旨味が出るか一抹の不安。
 釜飯でもうまかった。OKだろう。

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 24cm半寸胴鍋にキャベツ、塩コショー、ポーク。これを繰り返す。

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 鍋にいっぱいだ。
 菊水四段仕込み約200cc。煮る。強火、中火。
 台所はランチョンミートのステキな香り。

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 30分経った。フタを開ける。
 ガサが減った。水分は少ない。分厚いダッチオーブンと薄いアルミ半寸胴鍋の違いか?

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 さらに15分、計45分。よし!

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 ラーメンどんぶりに山盛り。ポークの獣っぽい匂い。喰らう。
 「うまい!」
  ポークは平凡、甘~いキャベツ。スープはシンプルだ。なかなかイケる。
 ベーコンには及ばないが悪くない。

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 もっとうまくしたい。何を足そう。あれだ。
 ハラペニョソース登場。ドバドバかける。
 「うまい!!!」
 劇的に変化。すごいうまさ。
 酸っぱさ、甘み、旨味・・・すべてがハラペニョに詰まっている。すばらしい味わい。

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 数時間後。
 「うまい!!!」
 キャベツはクタクタに柔らか甘く、よく煮込まれて味わい深いランチョンミート、すべての旨味が渾然一体となったスープ。

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 ダッチオーブンには敵わないと思っていたアルミ半寸胴鍋。ほぼ遜色ない。
 “処理料理”を大きく超えたちゃんと“おいしい料理”だった。(2015.11.22)

わかめの味噌汁、うまい!しょっぱい!(マサ料理)

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 子供の頃一番好きだった味噌汁の具はわかめ。大人になってからはなめこだ。
 久々わかめの味噌汁。
 二番目によく行く店。新装なったスーパー。三陸産、鳴門産、中国産の3種類。
 中国産は除外。三陸産か鳴門産。当然鳴門産だ。塩蔵乾燥わかめ。
 あとで袋をよく見たら小田原の会社だった。

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 昨日から浸水させた煮干し5尾。ゆっくりじっくり弱火で煮出す。良い香りの台所。

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 能書きを見る。味噌汁には、戻さずそのまま火を止める直前に、と書いてある。 
 ちょっと食べてみる。かなりしょっぱい。味噌は控えめだ。
 火を止め、ダシで溶いた味噌を入れ、乾燥したままのわかめを投入。
 沸騰しないよう弱火。乾燥したわかめはなかなか戻らない。

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 どうにか開いて大きくなった。完成。ねぎをたっぷりトッピング。

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 ご飯は2合。オカズは以前煮たカンピョウ&乾し椎茸と生卵。
 まずは味噌汁。
 「うまい!」
 わかめ独特の何とも言えない味わいがそこはかとなく溢れる。
 でもしょっぱい。味噌をもっと控えるべきだった。
 今度はわかめを戻してから使おう。
 だがうまいことに変わりない。
(後日、乾燥したままのわかめを入れて開いてから味噌!でバッチリ)

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 煮干しでしっかりダシを摂った味噌汁。イイぜ!(2015.11.11)

川京、ガッカリ!(宍道湖七珍) ~松江~

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  松江に来たからにゃ“宍道湖七珍”を食わなきゃならない。シンジコシッチン。前から決めていた。
 ネットで決めた“てれすこ”は雑然として賑やかな店らしい。しかも全席喫煙可。
 昨日、カウンター15席だけの“川京”に変更。オヤジじゃなくて女将だ。完全禁煙が嬉しい。
 店を選ぶ時、最近は禁煙席があるかどうかが重要な要素だ。

 タクシーで向かう。街は異様に静か。死んでるみたいだ。すぐに着いた。
 外観はごちゃごちゃしている。6時ちょうど。戸を開けようとしたら解錠しガラガラ開いた。
 「あっびっくりした。電話くれた方ですか?」
 「青木です」
 入店したらこっちがビックリ。雑然としている。異様な散らかりよう。
 白木のしっとりしたカウンター割烹を予想した。
 ところが、大酒飲みが集う一杯呑み屋の様相を呈しているではないか!
 川京って上品な名前と相容れない。名は体を表さなかった。

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 着席。おやっ、コバエが飛んでいる。衛生管理は大丈夫か?右視界に異物感。
 おわっ!カウンターをでっかい蜘蛛が走り回っている。蜘蛛は怖い、嫌い。でも意を決してお手ふきで払う。
 「お料理はどのようにいたしますか?」
 「群馬から来たので島根のうまいモン出してください!」
 「まぁ群馬から!遠かったですねぇ~コース料理にしましょうか?宍道湖七珍と他にも少しずつ色々お出しできますので」
 「宍道湖七珍を食べたかったんですよ~」
 「まぁそうですか!」
 キリンクラシックラガーで突きだしを食い「うまい!」などと言いながら日本一周ジマンを始めた。

 客の気配。「タナカです」
 耳障りなぎゃーぎゃー声だ。老夫婦と息子(40歳?)の3人連れ。いっぱい空いてるのにオレの近くに座りがやった。
 3人なのに1人前しか注文しない。
 「1人前で3人でも大丈夫ですよね」
 「は、はい・・・」
 セコい注文が終わるとあり得ない発言。
 「宍道湖ナナチンってなんやの?」
 「奉書焼きってなんや?」
 「宍道湖って淡水が混ざっとるの?」
 婆さんがやかましい声を張り上げる。せっかく島根に旅に出たんだからそのくらい勉強してこいよ。ぜひこれを食べたくて来ているヒト(オレ)もいるんだぜ。つまらない質問で面白い日本一周ジマンの腰を折らないでくれ。

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 最初の料理。あれっ、向こうに先に出しやがった。ムカつくぜ。
 カメの手って貝がふしぎな形。特にうまくない。バイ貝も凡庸な味。これだ!って鮮烈さがない。
 「ずずずずっ!じゅるじゅる!ちゅっぱちゅっぱ!チューチュー!ぐっちゃぐっちゃ!」
 この3人は一体人間なのか?山か沼に棲息する醜い動物がエサを漁りまくる音響。キモチ悪い。
 しかも婆さんが「こんなグロテスクなもんよう食わん!」とわめいている。
 土地のモノを食いたくて来たんじゃないのか?
 残念そうな女将の表情。
 気色悪くて帰りたくなった。

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 しじみも向こうが先。またもや面白くない。
 ぜんぜん旨味がない。味が抜けている。

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 刺身を食って決心した。
 生ぬるくてうまくない。石鯛もカンパチも歯触り悪く旨味もない。
 熟成させた柔らかさではない。えっ!と思う食感だ。
 「お腹一杯になっちゃった。会計してください」
 「えっ!・・・ではお出しした分だけ戴きます」
 驚く四十男。
 1万円を預けトイレで放尿。
 「体調に気をつけて・・・ではこれで・・・」
 「ごちそうさまでした」
 40分で帰ったら悪いと思ったが、これ以上居られない。耐えられない。
 店を出てからオツリを見る。8,100円もある。
 「1,900円!!!」
 安い。安すぎるぜ。
 高くてもいいからキリリとうまいヤツを静かな環境で食べたかった。
 だが後日考えると・・・
 料理の途中で数皿食っただけで帰る失礼な客のカネなんかもらいたくない!けどタダでは納得しないだろうから少しだけもらっといてやれ!ってことかもしれない。

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 ホテルに帰って宮崎のSAで買った黒豆きんつばを食べる。
 あの時なぜ甘い物を買ったのか?きっと疲れていたのだろう。
 塩味が効いてうまい。3個食ってハラも舌も収まった。(2015.5.14)

アジフライ、歓喜するうまさ!(マサ料理)

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 今が旬のアジ。うまくて安くて価値あるサカナだ。
 いつもの店。大きめ山口産瀬付アジ230円。もうひとつが長崎産小さめ80円。いずれも発泡スチロールに氷と共に入っている。
 小型は「おろしません」と拒絶札。三枚にはおろせるが開くのは難しそうだ。
 山口にする。小さめなら12尾必要だがでかいのは8尾が適当だろう。
 「このアジ8匹欲しいんだけどフライ用に開いてもらえますか?」
 奥に訊きに行った結果「はい!」と受諾。小ぶりのヤツはチャンスをみて南蛮漬けにしよう。

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 油紙袋に入ってる。パックと違っていかにも魚屋調達で良いカンジ。
 アジ8尾じゃ少ないかな?舞茸フライもやろうか。
 おやっ、袋を持ったら重い。舞茸は不要だ。帰宅して量る。おぅ、ちょうど1kg。1尾当たり125g。たっぷり食えるぜ。

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 キッチンペーパーで表面の水分を拭く。
 一分の隙もなく粉打ち。塩コショーはしない。
 泡立て器でよく攪拌した卵3個に万遍なくくぐらせる。
 パン粉をしっかり優しく纏わせる。
 たっぷりのサラダ油で揚げる。
 あっ、33cm砲金鍋なのにアジがでかいから2尾しか入らない。4回やらなきゃ。元々そのつもりだから8尾にした。3尾入ると思えば9尾買っていたのだ。ちゃんと計算してる。
 刺身でもイケるアジ。短時間でサッと両面を揚げる。完成。

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 ビールをごくり。アジフライをがぶり。まずは何もつけない。サクッ!
 「うまい!」
 じゅわっと肉(魚)汁。アジが甘い。衣のざくざくとふんわりアジのすばらしいコントラスト。蜜月関係極まる。

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 つけるものは塩、酢醤油、ウスター、中濃、とんかつソース、マヨネーズ、かいて5分伏せたS&B粉からし。
 塩と酢醤油がサイコ~。

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 予定通り2尾×4回。いずれも上手に揚がった。
 食べたのはわずか4尾。500gしか。
 久々なアジフライ。基本に忠実にやっただけなのにこんなにうまい。
 もちろん良い素材、魚屋の巧いさばき、プロ仕様鍋、きれいなサラダ油のおかげだ。

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  ビール2本1リットル、アジフライ4尾0.5kg、レタス2枚、濃い熱々ほうじ茶。
 大満足の食事だった。(2016.5.14)

ホールトマト缶とプレーンヨーグルトで豚バラカレー、酸っぱい!(マサ料理)

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 久々のカレー。今日のポイントは豚バラスライスを切らないこと。
 切らない豚バラ焼きそばで成功した。麺と一緒にずるずる食えた。存在感抜群。
 豚バラを小さく切るなんて想像できない。それほど長い豚バラはステキ。

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  キタアカリ6個951g、にんじん3本、玉葱2.5個、上州麦豚バラ600g。
  野菜は基本的なモノだけ。よく入れるニンニクもぶなしめじも登場しない。
 デルモンテホールトマト缶、明治ブルガリアヨーグルト。水は使わない。
 肉と野菜を炒める。24cm半寸胴鍋。
  ヨーグルトとトマト缶。フタを開ける前のヨーグルトをバーテンダーの如くシェイクする。固形物と乳清を一体化。ごくごくっと少し呑んでから鍋に投入。
 煮る。
 火を止めカレールー。ゆっくり混ぜ、弱火で30分煮込む。完成。
 メシが炊けるまでの10分間、火を消して味を含ませる。

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 カレーがかためだから平べったい25cm中皿。ご飯を2合。カレーをたっぷり。お玉に山盛り5杯も。
 食べる。
 「うまい!酸っぱい!熱っちぃ!」
 トマト缶とヨーグルトのダブル酸味。強すぎる。
 豚バラが長すぎて食べにくい。箸でずるずる食える焼きそばと違い、スプーンでご飯と一緒はやりにくい。
  野菜はちゃんと柔らか。崩れるほどに柔らかいキタアカリが上顎に貼りつき大火傷。
 醤油をかけてみた。醤油の旨味で酸味が和らいだ。
 ウスターソース。ソース味が強すぎる。
 醤油やソースの力を借りるようではダメだ。
 イマイチなカレーだった。(2015.10.24)

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 翌日。
  ミリン、醤油、水、S&Bカレー粉。
 酸味は弱まり、旨味も辛さも増し、昨日よりは良くなった。
 だが明日も続く。もう食いたくないと思う。(2015.10.25)

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 3日目。
 ハラペニョソース、黒コショー、七味唐辛子、S&Bカレー粉、水、ミリン、醤油を入れる。特にハラペニョは「えっ、こんなに!」ってくらい入れた。
 おっ、辛くてイケる。頭皮から汗がダラッ。カレーはこうでなくちゃ。
 3日で終わりにしたい。カレーは4日連続食いたくない。全部盛るには昨日より大きな皿が必要だ。
 34cm青磁皿。カレーが多いからご飯2合は隅に寄せる。カレーをかける。お玉に山盛り。

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 1杯、2杯、3杯・・・10杯!
 怖いほどの量。いつもの倍だ。しゃもじとの対比で大量ぶりが判る。でっかいカレーライス。見ただけで食べきれないのは明白だ。
 食う。
 「うまい!」
 まろやか辛く複雑な味。ミリンが複雑さに貢献。
 いくぶん弱まったものの酸味はまだ気になるレベル。
 豚バラは縮こまって小さくなった。味は埋没。いつもの鶏モモの方が旨味が出るようだ。

 ご飯はぜんぶ食べたがカレーは30%ほど残した。
 歯を磨いて歯間ブラシを使っても口腔内から消えない酸っぱさ。
 次回のカレーはホールトマト缶もプレーンヨーグルトも使わねぇぞ!
 オレは固く決心した。(2015.10.26)

登利平本店、超ガッカリ!二度と行かない!(鶏料理屋) ~前橋~

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 鳥めし弁当がすごくうまい登利平。出来たて熱々を店で食ったらホッペが落ちるに違いない。
 ずっと以前、仕事関係の宴会で住吉店に招かれた。〆の鳥めし。薄切りムネ肉がしっとり柔らかでとても美味しかった。
 あの味再現なるか?

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 13:35。先客はふた組。もう食い終わってる。
 「鳥めし松重とももバター焼きと若どり照り焼き。一度に持ってきてください」
 こう言わないと先に鳥めしが来たりする。メシは最後じゃなきゃ。
 「一緒に、でございますね」
 「一度」と「一緒」はどう違うのか?言い換える必要はない。
 なかなか出ない。
 もう20分経ってる。イライラしてきた。「一度に!」のリクエストに苦戦しているのだろうか。
 一斉に何十人も注文したワケじゃない。オレひとりの料理3品を作るだけ。厨房内で何が執り行われているのだろう。
 まだ出ない。30分。客を待たせて平気な態度が、作品の劣悪さを容易に予測させる。
 右足の貧乏揺すりが最高潮に達する頃、ようやく来た。
 だがパッとテーブルに展開するのではなく、違う場所に一旦置いて「照り焼きです・・・ももバターです・・・」などとひとつずつ並べやがる。焦れったいったらありゃしない。

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 まずは若どり照り焼き。
 「!!!」
 何じゃコリャ~。かなり冷めてる。しょっぱい。肉は柔らかい。

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 ももバター焼き。骨を持ってガブリ。
 「うわっ!しょっぺぇ~~~!!」
 塩をどれだけ使ったのだろう。人間の食い物じゃない。味蕾ひとつひとつが壊死しそうだ。
 バターと黒胡麻は相容れない。何の冗談か?どういう意図か?

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 鳥めし松重。
 「???」
 熱々じゃない。辛うじて温かい程度。しかもしょっぱい。
 店に来たのは出来たて熱々の“鳥めし重”が食いたいからだ。これでは持ち帰り“鳥めし弁当”と変わらない。
 せめてご飯だけは熱々に出来るだろう。炊きたてでなくても保温しておけば足りる。ご飯の管理はどうなっているのか。ご飯は脇役じゃない。W主役だ。
 この店の、作品に対する姿勢が疑われる。

 若どり照り焼きをもう一切れ。
 「!!!!!」
 完全に冷めてる。ピンポ~ン!を押す。
 「は~い」
 「これ冷たくなってますね!」
 「あっ!申し訳ございませんっ!!」
 さっと引っ込めた。電光石火の早業。オレの指摘を疑いもしない。承知の上で不良品を提供したのが図らずも露顕。
  オレは揚げ物をやる時、熱々を食いたいから居間には持っていかず、ガスコンロの前で揚げたてを間髪入れず立ったまま食らいつく。秒単位で冷めてゆくからだ。それくらい料理の温度を大切にする。
 よくテレビで「フ~ッ!」と吹いてから食べる輩を見ると「せっかく熱々を出したのになんたる狼藉だ!」と腹が立ち、残念に思う。

 すごいスピードで鶏めしを食べ終わる。塩が主役のバター焼きはふた口しか食べない。

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 照り焼きはもう要らない!と言おうとした時、出戻り若どりがやって来た。
 「申し訳ございません。熱いのをお持ちしました」
 おやっ、ばかに早いな。
 「さっきのを温めただけ?」
 「いえ、焼きたて熱々をお持ちしました」
 鶏もも1枚がそんなにすぐ焼けるの?
 ねぇさんはオレが一口食うのを固唾を呑んで見守っている。ガブリ。おっ、熱い。
 なんだ、熱々を出せるんじゃないか!さっきのは一体何なんだ!手抜き品か?残り物か?棄てる寸前のブツか?
  写真は少し食べてからのモノ。

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 そそくさと照り焼きを食い終わり、会計。一刻も早くこんな店を出たい。
 「申し訳ございませんでした」
 「ももバター焼き、塩が強いね!」
 「すいません、言っておきます」
 「鶏めしも熱々じゃないし・・・弁当食べて美味しかったから来てみたけど弁当食べるだけでじゅうぶんですね!」
 「・・・申し訳ございません・・・」
 相手が女性ふたりだから穏やかに言う。紳士なオレ。
 「こちらお飲み物の無料券でございます」
  「要りません」
 「し、失礼いたしました」

 酷くガッカリした登利平本店。本店がこのテイタラクだから各支店は推して知るべし。
 なぜこんな出来損ない作品を出すのだろう?
 ヒマな時間帯にはちゃんとした職人は昼寝の真っ最中で見習い野郎が練習を兼ねて作るのだろうか?
 年季の入った職人作ならさらに状況は暗黒。
 “上州御用”などとでっかく構えるなら真っ当なモノを饗すべきだ。昭和28年創業の伝統が泣くぜ。
 2,160円。散財した。216円なら納得だ。

 もうこんな店は“餓死しそうになっても”絶対行かない!(2016.5.13)

ジャガーXF20dプレステージ試乗、滑らか柔らか良いクルマ!(2016年型)

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 ニューモデルを出すたびにカッコ良くなるジャガーサルーン。XEと較べるとXFは格段にカッコイイ。
 伸び伸びしたスタイル。
 風格、エレガンス、迫力、押し出し・・・良いことずくめ。
 「後ろが広いですよ~」
 後席の居心地をアピールされるがオレはリアシートには関心がない。
 XFの隣にXJ。旗艦のクセにXFに見劣りする。
 「次のXJもこの流れのデザインででかくなればすごくカッコイイでしょうね!」
 ショールームのねぇさんに力説した。
 「そうですね」
 このヒト何言ってるのかしら?ヘンなオジサンだわ!って顔だ。
 オレは僅かな表情の動きを敏感に察知する能力に長けている。

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 昨日試乗を予約した。XFのディーゼルが待ってるはずだ。
 マツダCX-3に試乗したことがある。がらがらカラカラうるさくてディーゼルは嫌いになった。
 ベンツS300h。車外はひどい騒音だが車内はとても静か。
 ジャガーのディーゼルはどうか。
 「エンジンかけますね」
 ハンユウオートのO氏。
 「おっ!」
 静かだ。車外が驚きの静けさ。
 「外も静かですねぇ~。ベンツS300hは外がガラガラうるさかった」
 「そうですか。前の道、トラックが多いですから」
 静かな環境ならうるさいってことなのか。意外な返答。重大な告白。
 「白より黒の方がカッコイイね!」
 ショールームに白、試乗車は黒だ。
 「そうですね」
  走り出す。
 「おっ、けっこう速いね!」
 「はい!」
 「するするするってスピードが上がりますね!」
 「はい、ディーゼルの特長ですね」
 「良いカンジ。ハンドルがぐにゃぐにゃするね」
 「はぁ」
 「足まわり軟らかいね!」
 「そうですか」
 「あっ、GT-Rから乗り換えたからか!」
 「はい、ほとんどの方は『ジャガーは足かたいんだね!』っておっしゃいます」
 「わっはっはっ!」

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 アクセルをガバッと踏んでみる。
 「おぉ!良い音!ディーゼルとは思えない!」
 じゅうぶんな加速。でもアクセル開度に比例して速度は上がらない。
 「アクセルべた踏みより少し踏んだ方が速いね!」
 「あ~なるほど」
 「馴染んだら、柔らかい足まわりはしっとりして良い乗り味!長距離走っても疲れは少なそうだ!」
 「良いと思いますよ」

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 かなりなシロモノ。20dピュアなら6,350千円。
 ベンツEやBMW5やアウディ6よりジャガーXFが良い。キャディCTSより安い。
 見た目が良く、乗っても良い。きっと売れないから数が少なくて目立つ。良いクルマだ。
 本日は、ディーゼルを見直した一日となった。(2016.5.13)

異端児あぶらげ焼きそば、ラグビー選手はサッカー選手ではない!(マサ料理)

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 同じ手間だから!とどうしてもたくさん作ってしまう。
 カレーやシチューは3日続き、けんちん汁は4日、おでんに至っては5日間食べるハメになる。
 熟成してどんどん美味しくなるが同時に飽きる。

 1kg蒸し麺でやるチョモランマ焼きそばは2日で成敗できる。
 ナイアガラ瀑布級の汗を流して喰らう出来たて熱々がうまい。
 太めの麺の芯までソースが染み込んだ翌日は、小学校時代の給食を彷彿させて懐かしさにむせび泣く。

 バリエーションは色々。 
  基本は豚バラ、ぶなしめじ、キャベツ、もやし。
 派生形として豚挽肉、鶏モモ、ベーコン、玉葱、長ねぎ、ピーマン、ししとう、ブラックタイガー、スルメイカ、刺身用ホタテ、ホタルイカ、カキ・・・。
 オタフク焼きそばソースが最も多い。甘いのでウスターを少々足す。
 甘さ抑えめカントリーハーベスト焼きそばソース1.8リットルボトルも活躍した。
 醤油と酒だけの時もあった。

 まだやってないのが大好きなあぶらげ。長ねぎと合わせたい。
 普段あまり食べないゴーヤも豚バラと共演させよう。
 チョモランマ焼きそばは特大フライパンを使うので洗うのが大変。エベレスト焼きそばも同様。
 回数を減らすため、いいとこ取りの“あぶらげゴーヤ”焼きそばを思いついた。すばらしい着想だ。

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 今はもう9月24日。ゴーヤの季節は過ぎ去った。
 代わりにししとうを使う。高知産。
 顔見知り男店員が向こうのレジから声を上げる。
 「おはようございま~す!長袖になりましたねぇ~!」
 「うん、流石に寒くなったよ!」
 オレのレジSちゃんは大爆笑。
 「オレもついに長袖になった!」
 「あははははははは!」

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 あぶらげ2袋10枚を切り、ししとう31本のヘタを落とす。

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 45cm巨大フライパンにサラダ油を敷き麺を焼く。良い具合だ。一旦皿に取る。

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 油を足し、あぶらげ&ししとうを炒める。あぶらげが油を吸う。良いカンジの焦げ目。

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 麺を合流。
 オタフク焼きそばソース1本とブルドックウスターソース少々。じゃ~~~っ。
 餃子返しを左手に持ち、右手に菜箸。持ち上げながら混ぜる。じゃ~じゃ~良い音。完成。

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 34cm青磁皿。おやっ、チョモランマにならない。あぶらげが萎んだから?
 喰らう。さぁどうか?
 「・・・」
 しっとり感がない。旨味がない。ただの麺とソースの炒め物だ。しょっぱい。
 大好きなあぶらげ。味にぜんぜん貢献してない。
 ししとうは単なる彩りに過ぎない。
 焦げた麺だけはバリッとうまい。

 煮物にものすごい威力を発揮するあぶらげ。炒め物には力を出せなかった。
 ラグビー選手はサッカー選手ではない。
 相撲取りはプロレスラーじゃない。
 卓球選手は庭球選手とは違う。
 キャデラックはベンツではない。

 オレはあぶらげに“お門違い”をしてしまった。
 だから“異端児あぶらげ焼きそば”が美味しくないのはキミのせいじゃない。
 起用の仕方を誤ったワタシの責任だ。(2015.9.24)

残りもので煮物、うまい!時は魔術師!(マサ料理)

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 6日前のカレーで余った野菜たち。じゃが芋2個、ニンジン1本、玉葱2個。
 早く成敗しないと鮮度が落ちて不味くなる。何にしようか?
 一昨日、煮干しを買った。これを活用したい。賞味期限が1ヵ月しかない。煮干しって日持ちしないモノだったのか。

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 昆布と煮干しを水に浸す。数時間経った。すでに良い色。味見。おぉ、うまい。もうダシが出ている。

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 じっくり弱火で煮出す。さらに良い色。呑む。うまい。乾物の威力は大変なものだ。

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 野菜を切る。思ったより多い。21cmの小さい鍋。一杯になりそうだ。

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 山盛りだ。煮えればガサが減るだろう。問題ない。

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 煮えた。呑む。うまい。玉葱の味が前面に出てじゃが芋とニンジンが底上げするステキな味。

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 ミリンをドボドボ、醤油をバシャバシャ。味見。ミリン追加。甘めの薄味に決める。
 少し煮る。柔らかくなった。火を止める。嗚呼~ダシと玉ねぎの強い香り。
 一晩寝かせ、明日喰らう。ゆっくり寝てくれ野菜たち。様子が見たくて何度かフタを開けそうだ。

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 一晩寝かせた。おっ、甘くて良い味。

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 温める。冷蔵庫に入れなかったからすぐ熱くなった。

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 どんぶり。喰らう。
 「うまい!」
 良く言えば繊細、悪く言うならサッパリ。
 まだかたいニンジン、とろりと甘い玉葱、ほっくりうまい男爵いも、柔らか昆布。
 ベーコンかあぶらげが参加すると「超うまい!」と叫ぶうまさになる。

 サッパリだったがうまいことはうまい。
 カラダに良い野菜を食ったことでヨシとしよう。

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 数時間後の2杯目。
 「うまい!!!」
 ぐっとコクが出た。肉をたくさん入れたようなうまさだ。さっきとは別物。時間が経っただけでこれだけ変わる。時は魔術師だ。
 新たに加えたズッキーニとみょうが。
 ちょっと苦くシャキシャキ歯応えのステキなみょうが。
 普段感じたことのないふしぎな甘み、ズッキーニ。

 食べ終わって台所に行く。鍋の中には所在なさそうな大きめ煮干し8尾。キミが最大の功労者だ。
 すばらしい旨味の元を蔑ろに出来ない。頭と骨を外し、一心不乱に食らいつく。
 エキスは出し切ったが煮汁のうまさが染み込んでいる。嗚呼~ハラ一杯。
 煮干しは、うまくてハラの足しにもなるすごいヤツ。
 尊敬の念を抱いた。(2015.9.15)

とらふく刺身、うまい!(ふくの関 / 唐戸市場) ~下関~

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 下関ならふぐだ。地元では福を呼ぶから“ふく”と言うらしい。
 ずっと以前、群馬Mと“春帆楼”に行ったことがある。ふたりで6万円の天然とらふくコース。
 うまかった。冬なのにカラダがポカポカした。

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 今日は唐戸市場だ。15時まで。時間はまだある。余裕だ、と思っていた。
 「この時間(13時)やと唐戸市場はもう終わってガラガラやけん隣のカモンワーフって所に行ったらええよ。いっぱい食堂があってふぐとか食べられるけん」
 某所20歳女子が教えてくれた。
 行ってみたらホントに鮮魚売場はガラガラ。ほとんが店を閉めている。ゴーストタウンのようだ。

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 カモンワーフ。ふくの店をふたつ発見。ひとつは客ゼロ。
 そこで“ふくの関”。単品でいくつか取ろう。
 「キリンビール」
 「はい、お先にビールでよろしいですね」
 冷たいキリンクラシックラガーをキュッと呑む。うまい。
 「ふぐをいっぱい食べたいんだけどどれがイイかな?」
 「定食なら色々入ってますよ~」
 数点で2,250円じゃ大したモノはなさそうだ。
 「とらふく刺身大(2,100円)とふく皮」
 「お刺身に少しですが皮も付いてるんですよ」
 「じゃ刺身だけ」

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 来た。たくさんある。2,100円は安い。食った。ずるりと6枚を一度に。
 「うまい!!!」
 すばらしい歯応え、じゅうぶんな旨味、からまるポン酢。噛むほどにうまさが溢れる。
 繊細と言うよりも豪快だ。
 もう一皿食おうとした。他にも目を向けてみよう。

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 鯨竜田揚げ。
 「・・・」
 鯨のクセが前面に出ておいしさは影を潜める。

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 ふくひれ酒。
 「うまい!」
 ちょっと焦がしたヒレが得も言われぬすばらしさ。ほんのちょっとの塩がうまさを倍加する。

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 ふく天ぷら。
 「・・・」
 キスの天ぷらみたいに軽い。味はキスに及ばない。これはさばふく?何ふく?

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 うに丼。下関はウニでも知られる。
 「・・・」
 少しだけのうに。メシに載せたらかくれんぼしてどこに居るか鬼は困る。
 食べても味がしない。

 全部で7,260円。安い。

 唐戸市場では“とらふく刺身”だけを食うべきだ。
 ひれ酒で3皿イキたい。大満足必至だ。(2015.5.13)

とろろワカメ味噌汁、うまい!が・・・(マサ料理)

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 最近ハマッてるとろろ味噌汁。もの凄くうまい。
 変化を付けたくなった。わかめだ。

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 いつものように煮干しダシ。三陸産乾燥わかめ、群馬産長芋、姉特製味噌。

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 「うまい!」
 とろろのうまさにワカメがプラスされ倍の美味しさになるかと思われた。
 だがワカメが主役になろうと画策し、とろろの良さを減じた。
 結局、いつものとろろ味噌汁を超えることはなかった。
 意外な結果にやや気落ち。
 こんな事もあるさ、と気を取り直した。

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 献立は自家製マサ甘塩ジャケ、生卵、味噌汁、群馬コシヒカリ。シンプルでステキな食事。
 昨年9月に仕込んだシャケ。900g半身を6枚、18切れ、300gの切り身。
 ご飯のオカズに納豆、メバチマグロ刺身、自家製甘塩ジャケがベストスリー。
 久々なシャケ。地位を落としていたがナンバーワンに相応しいうまさ。
 残りはあと1切れ。数日後、有終の美を飾ろう。
 シャケ不在期間はノルウェー産サバ文化干しを愛でる。シャケが登場する9月までの短命ではあるが。(2016.4.19)

カツヲの煮付け、オツな味わい!やや薄い!後味しつこい!(マサ料理)

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 カツヲ半身1.1kgを刺身にした。ご飯と食べた。
 2合メシのオカズに刺身1kgを食べきれるワケがない。残りを煮よう。

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 砂糖、酒、ミリン、醤油。煮立てる。
 骨周りの血合いの部分を投入。刺身も入れる。
 煮る。味見。うまい。
 さらに煮る。また味見。またまたうまい。
 仕上げにミリン追加。完成。火を消す。一晩寝かせてホントの完成だ。

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 一晩寝て今日になった。メシを炊いて熱々ご飯のオカズにする。
 おっ、冷蔵庫で冷えてゼラチン質にぎょろんぎょろんになってる。これを温めるワケにはいかない。冷たいままいこう。

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 前菜に北海道産ボタン海老。ビールで。
 「うまい!」
 とろりと甘い。ぎょろっと歯応え。シアワセな味。

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 残ったアタマと殻。棄てるのは忍びない。吸い物にしよう。
 水と酒を沸かす。アタマと殻を投入。少し煮る。
 呑む。

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 「うまい!」
 ぐぐぐいっと濃縮された海老の旨味。塩も醤油も要らない。ここにご飯を入れても感激しそう。

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 カツヲ煮付けをつまみ食い。日本酒で。
 「うまい!」
 さらりと味が入ってる。刺身より凝縮されてうまい。ややボソッとする。

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 メシのオカズ。いっぱいつまみ食いしてかなり数が減った。
 「???」
 うまいんだが、オカズには薄味。佃煮のようにこってり煮た方がよかったかも。

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 最後の1杯は煮汁をかけてお茶漬け風。
 「うまい!」
 やや濃いが、ずるずる呑めるんだから煮汁としては薄い。

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 いつも美味しいなめこ汁。
 マルコメ糀たっぷり無添加味噌。姉自家製味噌が終わってこれにした。
 以前はうまかったのにイマイチ。姉味噌が凄くうまかったってことだ。

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 ビール、日本酒、ボタン海老、ボタン海老吸い物、カツヲ煮付け、ご飯2合、なめこ汁どんぶり1杯。
 ハラ一杯過ぎ。しばらくじっとしてる。
 後味がしつこい。熱々の濃いほうじ茶を淹れてサッパリしよう。(2016.5.7)

カツヲ刺身をご飯で、うまい!でもマグロに負ける!(マサ料理)

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 3月4月でホタルイカ攻勢は終わった。
 5月は何?カツヲだ!
 オレはひとつを集中的に愛でる習性がある。とことん骨までしゃぶり尽くし、おおいにマンゾクし、スパッと切り替え、次の標的に没頭する。
 竹を割ったようなスバラシイ性格だ(!?)

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 千葉産カツヲ半身。1.1kgもある。半身シャケより重い。太ってるからだ。
 これで1,500円。メバチ柵取りよりだいぶ安い。
 真っ赤な身。新鮮の証だ。
 出刃包丁で真ん中の骨と血合いを切る。節がふたつ出来る。腹側と背側。
 背側の皮を気持ちよく削ぐ。
 腹側は皮が柔らかそうだ。銀造りにしよう。

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 グレステン包丁でシュッと鋭く刺身に引く。分厚く。

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 しょうが醤油とわさび醤油。ご飯は2合。
 まずはしょうが醤油。
 「うまい!」
 戻りガツヲじゃなく初ガツヲだからサッパリ味だ。分厚い身もぐいぐい食える。脂が少ないから醍醐味は弱い。
 続いてわさび醤油。
 「おやっ!」
 こっちの方がうまいぞ。カツヲは生姜で決まり!と思ってた。やってみるまでわからない。
 あっ、ニンニクを忘れた。

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 どんぶり2合メシに載せる。カツヲ刺身どんぶり。喰らう。
 「???」
 冷たく分厚いカツヲの身。熱いご飯が熱々じゃなくなった。ちょっとの落胆。

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 でっかくて安くて美味しいカツヲ。
 だがご飯のオカズには「メバチに負けた!」
 メバチの持つ絶妙な甘み、渋み、旨味に敵わない。
 調子づいて切り方が分厚すぎた影響もある。でも最適厚でも違わないだろう。
 カツヲ攻勢を強めようと画策していたが、そうはなりそうもない。
 次回ステーキをやって終焉としよう。表面だけサッとオイル焼き。タタキ風だ。(2016.5.6)

新作“木の芽釜飯”、すばらしい香り!ステキにうまい!(マサ料理)

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 釜飯展望!
 春の風物詩ホタルイカ釜飯を5態完結した。わずか1ヵ月の快挙。達成感に浸る。
 燃え尽き症候群に罹るヒマもなく次の釜飯に思いを馳せる。釜飯がどれだけ好きなのか?
 どんどんアイデアが浮かぶ。
 コンビーフ&にんにく釜飯、シーチキン釜飯、ソロ乾し椎茸釜飯、アンチョビ&にんにく釜飯・・・あっ!ふきのとう&あぶらげ釜飯はどうだろう。
 素晴らしい着想。
 あぶらげを甘じょっぱく煮た汁で炊き、蒸らし5分に細かく刻んだふきのとうを合わせる。ダッチオーブン内部は芳香充満必至。台所をも席巻するだろう。
 閃きだけでうまさを確信。しらすをプラスしてもよさそうだ。

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 数日前の閃きを本日決行。まだふきのとうは出てるかな?4月末だから一抹の不安がよぎる。
 「!!!」
 ない。もうふきのとうの季節じゃなかった。
 おっ、木の芽がある。ふきのとうが与えてくれた身代わりだ。すぐに飛びつく。

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 昨日から浸水させた昆布と煮干し。じっくりダシを摂りあぶらげ5枚を煮る。
 ミリンと醤油。うまい。具と汁に分ける。
 ダッチオーブンに搗いてといでザルにあけておいた米3合をザザッ。
 煮汁と日本酒を計2合。
 あぶらげとしらすを配置。
 炊く。強火、沸騰、弱火、15分。あぶらげの雄弁な香り。
 強火でお焦げ作り。パチパチ音がなかなか聴こえない。
 聴こえた。20秒聴いてから消火。蒸らし5分に入る前に、木の芽をパッと鏤める。
 蒸らしの5分間、台所は強い木の芽の芳香。爽やかで妖艶な誘惑だ。

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 5分経過。フタを開ける。うまそう!

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 大きなどんぶりに3合ぜんぶ盛る。
 ミリンを入れたからお焦げの色づきは烈しい。喰らう。
 「うまい!」
 木の芽のステキ極まりない香り。
 あぶらげの「これでもか!」ってほどの旨味。
 しらすは感じない。木の芽に主役の座を奪われ、ちゃんと脇役に徹したのだろう。良いコだ。
 ミリンが入ってまろやか。シャープさは薄れる。ミリンの有無、甲乙つけがたい。
 あぶらげを噛む。じゅわっと煮汁。これはすばらしい。あぶらげの実力を再認識。“ソロあぶらげ釜飯”もイケるに違いない。

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 本日の釜飯。数多あるマサ釜飯中かなり上位にランクされる。
 香りの木の芽。
 マサ釜飯に拓いた新境地。香りを前面に押し出す釜飯。
 香りシリーズ第二弾は何か?
 青紫蘇だ。合わせるモノは?鶏モモ!
 鶏釜飯は+ごぼうがうまい。そこを鶏だけにし、青紫蘇の香りを最大限に展開する。
 嗚呼~~~待ち遠しい。

 少し残ったヤツをあとで食べる。
 ラップを取る。良い香り。冷めても木の芽が香る。
 「うまい!」
 “じゃこ山椒”の味だ。京都土産にもらうあの味。
 あのじゃこ山椒を熱々ご飯に混ぜた味。
 後から存在を示したしらす。しかも木の芽との蜜月ぶりを披露するとは。
  なかなか味のある釜飯となった。

 やはり釜飯は“炊きたて”と“冷めてから”両方を味わうべきだ。
 違った表情を見せてくれる。
 香り高い“木の芽”の登場が、マサ釜飯の転機になるかもしれない。(2016.4.29)

ホタルイカ57杯をビールと日本酒でイッキ食い!うまい!!(マサ料理) 

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 怒濤のホタルイカ攻勢も本日が今シーズン最終日。
 釜飯や佃煮じゃなくそのままを酒のつまみ。
 うんと食うぞ!と決めていた今年のホタルイカ。
 422杯食べた。
 釜飯6回、佃煮1回、そのまま3回。わずか1ヵ月ちょっとでこんなに喰らった。
 “ホタルイカ神社”があれば祀られそうだ。ホタルイカ・マサと名乗ってもバチは当たらない。

 わさび醤油、芥子酢味噌、キリンクラシックラガー中瓶、八海山特別本醸造を用意。
 ぷりぷりの富山・内湾産ボイルホタルイカ1枚。敷紙の緑と茶色いホタルイカがステキな色合い。
 まずはビール。うまい。
 目を取ったホタルイカ。何もつけない。うまい。またビール。
 わさび醤油にホタルイカ。おっ、うまい。ホタルイカ自体の味がぐいっと出る。爽やかでさえある。またまたビール。
 芥子酢味噌とホタルイカ。いつものうまさ。慣れ親しんだから、わさび醤油の方が新鮮で斬新な味わい。
 ビール、わさび、芥子酢味噌、ホタルイカ。アットランダムにどんどんイク。

 ビールが終わった。日本酒だ。
 うまい。落ち着いたうまさがある。ビールはドキッとするうまさ。甲乙つけがたくはない。ビール好きのオレにはビールが甲だ。

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 7割くらいイッたらやや飽きた。それでおも大好きなホタルイカ、最後の1杯までスピードは衰えない。
 うまかったぁ~!
 今シーズン集大成に相応しいうまさ。

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 第2皿はナマ野菜。春キャベツ千切り&スライス新玉葱。
 スライサーでキャベツ半個をやっつける。目の詰んでない春キャベツ。ばらばら落っこちる。
 薬指先と人指し指先を切る。食べ終わってから気づく。それまで何ともなかったのに知った途端に痛がる。
 新玉葱1個をスライス。薄~く、とても良くできる。
 25cm白磁皿に山盛り。
 酢醤油とマヨネーズ。生野菜はうまい。サッパリとおいしい。

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 冷たい二皿。今日は4月末なのに冷雨。オレのカラダも寒い。
 超濃い熱々ほうじ茶でボディを温めよう。
 ダヌーンの大きめ430ccマグカップにいっぱい。
 うまい。熱い。カラダの芯から暖かい。

 いつもタヌキ腹になるまで喰らうワタシ。たまにはハラ六分目もイイもんだ。
 数日に1回はこうあるべきだ。
 でも・・・。(2016.4.28) 

あっ!コペンのドア内張が剥がれてきた!(2014年型)

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 普段気にしてない箇所が偶然目に触れた。
 「あっ!剥がれてる!」
 ドア内張上部の布地(?)が10cmくらい本体から離れてる。
 見るも無惨な風景。

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 コペンを買ったのは2014年7月だから1年9ヵ月経過した。16,750km。
 本人としてはまだ新車のつもりで乗っている。
 それが10年落ちの中古車みたいな無様な姿を晒した。
 今まで10台のクルマを愛用。軽自動車は初めてだった。
 価格を抑え、限られたスペースの中であらゆる欲求をできるだけ多く満たすべく造られる軽自動車。
 こういう細かなところにしわ寄せが来るのだろうか?

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 コペンは軽だがふたり乗りのオープンカー。スポーツカーを標榜する。スペシャルなはずだ。
 走りも、オープンカーの楽しさにも満足し、喜々として乗っている。それなのに走りに関係ないこんなことでガッカリするとは。
 群馬~博多1,300kmイッキ走行をラクにこなすコペン。タフだ。疲れは少ない。
 「小っこいのに大したもんだぜ!」
 可愛いコペンを尊敬していた。

 やぶけたドア内張を見て、可愛さが数パーセント減じた。(2016.4.25)

残ったホタルイカ佃煮の煮汁でこんにゃく煮、超うまい!(マサ料理)

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 ホタルイカの旨味が横溢した煮汁を活用しなきゃ損だ。
 じゃが芋も候補に挙がったがここはコンニャク。

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 生芋っぽいうまいコンニャク。
 ただ煮るだけ。時々混ぜる。
 出来た。味見。

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 「うまい!」
 まだ味の染みは弱い。一晩寝かせればステキなこんにゃく料理になるだろう。
 明日のお楽しみ。(2016.4.23)

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 明日(今日)になった。フタを開ける。
 「おやっ!」
  ホタルイカのワタ色にオレンジに染まってる。怖いほどだ。
 冷たいまま喰らう。ビールで。

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 「うまい!」
 ホタルイカの旨味をすべて吸い取ったコンニャク。貪欲だ。
 「すばらしくうまい!」
 何度も何度も感動した。これほどホタルイカの特性を拡大解釈するとは。
 コンニャクは大した役者だ。
 こんにゃくに惚れ直したオレだった。

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 冷たいうまさを堪能したところで温める。温まったらコンニャクに含まれた汁が出てきた。喰らう。
 「うまい!」
 冷たいのと甲乙つけがたいうまさ。ムリやり付ければ甲だ。
 汁まで全部呑む。
 マンゾク~。(2016.4.24)

ホタルイカ佃煮茶漬け、期待に背いてイマイチ!(マサ料理)

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 昨日作ったホタルイカ佃煮。出来たてはイマイチだが今日はサイコ~。
 予定通りお茶漬け。
 チンしたご飯に佃煮を置き、濃く淹れた煎茶をたっぷり張る。

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  「!!!」
 もの凄くうまいと予測したホタルイカ佃煮茶漬け。
 期待に背いた。
 チンしたご飯の熱とお茶の水分を得て、一晩置いてまさに佃煮になったのに、また中途半端な出来たてに戻ってしまった。
 予想だにしない結末。
 何事もやってみるまで解らない。
 世の中の理を噛みしめるオレだった。(2016.4.24)

ホタルイカ佃煮、初日イマイチ!翌日サイコ~!(マサ料理)

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 ホタルイカ料理バリエーション展開も佳境に入る。
 いよいよ佃煮。かなりうまいと予想。作り方は簡単。ただ煮るだけだ。

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 おやっ、いつもよりホタルイカがいっぱい居る。嬉しい。いつもより高い1,380円。
 いつものようにかたい目を取る。八海山特別本醸造を呑みつつ10杯喰らう。揺るぎないいつもの行動。

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 佃煮は47杯。三温糖、ミリン、醤油、酒。味見。甘くて良いカンジ。

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 煮立てたところに千切り根生姜。そしてホタルイカ。
 煮てる間にメシを炊く。3合。明日のホタルイカ佃煮茶漬けに備えた。
 ある程度煮えた。味見。
 「熱っちぃ!」
 ぷちゅんとワタが弾けて喉に貼りついた。
 慌てて日本酒を呑んで冷やす。
 ワタ恐るべし。
 さらに煮る。かなり煮えた。
 縮んで干涸らびると思ったら意外にぷりぷりボディを維持。ホタルイカとは不思議だ。
 また味見。
 「?」
 なかなか味が入らない。日本酒を入れて薄まったせいか?
 よし、フタを開け、火を強めて煮詰めよう。
 おぉ、佃煮っぽい色になった。

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 完成。すぐどんぶりに盛る。

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 メシが炊けるまで少し待つ。2合メシに載せる。食べる。
 「イマイチ!」
 佃煮っぽい味じゃないし、釜飯のようにぷりぷりプチュンプチュンでもない。
 甘みも足りない。中途半端だ。
 でもこれはきっと出来たてだから。
 一晩寝かせ、熟れて凝縮すればほぼ完璧になるだろう。
 明日に期待だ。

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 なめこ汁はいつもうまい。(2016.4.23)

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 冷蔵庫で寝かせたホタルイカ佃煮。ビールで食べる。
 「うまい!」
 まさに、これぞ、正真正銘の佃煮!ホタルイカ佃煮だ。
 ぐいっと凝縮されたホタルイカの旨味。生姜がちょっぴり顔を出す。
 嗚呼~~~、すばらしいうまさ。一晩で激変。驚きの成長。
 期待以上のうまさ。(2016.4.24)

ジープ・レネゲード・トレイルホーク試乗、まさしくジープ!(2016年型)

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 もっと可愛いと思っていたが迫力がある。でかい。背が高いからそう感じるのか。
 カッコイイ。
 乗り込む。走る前から頑丈そうで安心感アリ。太いAピラーがガッシリ感を如実に物語る。
 走り出す。出足は悪くない。エンジン音は良くはない。足まわりはかたい。
 全体的にもっさりしている。
 ラングラーでは顕著だったブレーキペダルとアクセルペダルの高低差は気にならないレベル。やっとマトモになった。あっ、フィアットが造ってるからか。
 ラングラーは酷かった。アクセルペダルに下駄を履かせることをディーラーが推奨するほどの異常事態。
 現物(下駄)を見た。重く分厚いシロモノ。こんなモノをくっつけなければちゃんと運転できないとは・・・。

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 ジープの末弟だが、まさしくジープの一員。堂々とジープを名乗れる。
 2400cc自然吸気エンジンにトルコン9AT。普通なカンジ。
 フィアット500Xで試した1400ターボ+6速DCTの方が好み。フィーリングが好きだ。
 見た目と、乗り込んだまではよかったが、走るとそうでもない。
 “欲しい欲しい症候群”には罹らないクルマ。(2016.4.20)

ホタルイカ釜飯第五弾(+乾し椎茸)、意外にサッパリ!(マサ料理)

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 ホタルイカ釜飯バリエーション展開に勤しむ最近。今日は第五弾。最終章だ。
 +乾し椎茸。強い旨味がどう作用するか。ホタルイカを補強するのか?それとも持ち味を消してしまうのか?

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 昨日から浸水させた九州産乾し椎茸5つ。大分と特定してないので大分以外だろう。

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 大きな1枚の富山・内湾産ボイルホタルイカ。かたい目を取る。
 八海山特別本醸造で10杯食べる。「うまい!」と叫ぶ。いつものこと。ルーティーンだ。

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 残りの目も取る。40杯。計50杯。

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 炊く。米3合。
 醤油、酒、乾し椎茸戻し汁、水2合。
 強火、沸騰、弱火、15分。
 台所を席巻したのは乾し椎茸の強烈な香り。ホタルイカは消されている。
 終盤。ついにホタルイカが香る。面目を回復。
 強火でお焦げ作り。釜飯エキスパートとなったオレは完璧に作製。

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 完成。

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 大きなどんぶりに3合ぜんぶ盛る。すばらしいお焦げが艶やかに輝く。色気横溢。
 喰らう。
 「うまい!」
 バリバリにイケるお焦げ。極まるステキな味わい。
 ところがホタルイカもご飯もサッパリ味。意外だ。どうして?旨味の強い乾し椎茸がなぜこんなことを?
 ぷりっとしたボイルホタルイカとカピカピに乾燥した乾し椎茸は相容れないのか?
 干し貝柱とはベストパートナーの乾し椎茸なのに。
 あっ、短期間の5連続ホタルイカ釜飯。姪に食わせたのも入れれば6連発。流石に最終章では飽きていたのか?

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 釜飯エキスパート皆伝!と思ったらしばらく休戦。
 釜飯を恋しく思うまでエキスパートのウデは封印だ。

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 食事のあとは必ず煎茶。大好きな蕎麦猪口に6杯。140cc×6=840cc。しばらく冷ましてから淹れる。
 1煎目は甘く、2煎目の限りない濃さ、3煎目も濃く、4はフツー、5、6。
 甘くて濃いお茶でハラはすっきりサッパリ。
 だがたくさん飲んで超ハラ一杯。

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 夕食は長崎びわ。初物。
 出回る期間の短い枇杷。儚い美味しさを味わって季節を愛でる。

 ホタルイカ釜飯5態。やり遂げた。
 やはり王者は“ソロ”だった。予測通り。
 予想以上に大健闘が“+ニンニク”だ。得も言われぬ強い甘さがステキ。これにやられた。(2016.4.21)

日産エクストレイル・ハイブリッド試乗、なかなか力強いが・・・(2016年型)

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 GT-Rボディコーティングの代車にエクストレイル・ハイブリッド。粋な色調のブラック。
 普通のエクストレイルは何度か経験済み。+α版のハイブリッドはどんなカンジか?
 おっ、出足が良い。スッと出る。普通のと明らかに違う。
 だが高速道路では一般道ほど元気良くはない。
 横風に煽られもする。背が高いから仕方ない。

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 その辺をガンガン走り回ろうと画策していた。
 気に入った代車が来ると往復300~400kmの中距離ドライブに連れ出す習性がある。たっぷり味わいたいから。微笑ましく、困った行動ではある。
 直前に食べた餃子の王将。いつもと違って悪い印象。
 「王将はもうイイや!」
 と思った。
 悪化した気分のとばっちりを受けて中距離ドライブは中止の憂き目に遭った。
 そういうことだからガマンしてくれ、エクストレイル・ハイブリッドちゃん!(2016.4.20)

餃子の王将、もう行かない!!! ~高前バイパス店~

 11:31。開店直後なのに駐車場に10台のクルマ。開店前から待機?
 代車の日産エクストレイル・ハイブリッドを駐める。
 「いらっしゃいませ~」
 おやっ、馴染みのFさんが見えない。馴染みと言ってもまだ2回しか会ってないが。
 着席。注文取りは顔見知りねぇさん。
 「今日はFさんお休みですか?」
 「すいません~せっかく来ていただいたのに。言っておきます」

 餃子6人前注文。
 間髪を入れず4.5人前27個が出た。あまりに早い出現に驚く。
 食べ終わる頃、残り1.5人前9個が乱れた盛りつけでようやく現れる。
 第二弾は超熱々。汁がじゅわっ。口腔内大火傷。うまい。頭皮から汗がドバッ。餃子はこうでなきゃ!
 第一弾は火傷の虞なし。汁も旨味もない。焼いてから時間が経っている。

 3人前ずつ2回、または4人前+2人前ならまだわかる。4.5&1.5とはどういうつもりだ!
 ついでのモノか?残り物か?あぶれたブツか?キャンセル品か?クレーム返品を回しやがったのか?
 不埒なヤツを出された客の気分になってみろ!
 雑な盛り方が不信感を倍加する。
 開店直後に殺到する客を巧くさばくため、きっとあらかじめ大量に焼いてあるのだろう。
 過度の効率追求がインチキ餃子を生み、味を蔑ろにすれば違いのわかる客(オレ)は離れてゆく。
 Fさんがいないとこういう狼藉が起こり、楽しい会話も出来ない。
 つまらない気分でただ喰らい、早く退店したいと願うだけだ。

 数年前、どの店舗かは忘れたが5人前注文してまず1人前出たことがある。
 「一度に持ってきて!」と突き返した。
 それ以来「イッキに食べたいから一度に持ってきてください!」は常套句。
 ところが先の2回で無事なので油断していた。

 王将はもうイイ!もう行かない!!
 あれほどご執心だったのに“君子豹変す”を地で行くワタシ。
 1本スジが通っている。
 気分屋で、偏屈とも言える。(2016.4.20)

北*に「裏を返しに行った」ついでに“やよい軒”、とてもまずい! ~大宮大栄橋店~

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 いたく気に入った北*Tちゃん。
 裏を返しに行った。江戸時代の粋な言い方だ。わずか5日目。今日もステキな60分。
 美味しいモノ好きなTちゃんとオレ。料理やうまい店の話で大いに盛り上がる。
 再びコペンで赴いた。駐車場のないやよい軒大宮大栄橋店。Tちゃんの店にクルマを置かせてもらい徒歩ですぐ。道路の対岸。遠くから見る。
 おやっ、店内に3人立っている。行列?帰ろう。
 いや待てよ。何か違う。道路を横断。店に近づく。券売機前の人達だった。
 この店は北*Mちゃんに推薦され、いつか行こうと思っていた。
 「やよい軒の玉子焼きおいしいよ~」
 今日、Tちゃんに言われた。
 「ご飯3杯たべよっ!」
 「あはははは!」
 券売機。厚切りカルビ焼肉とチキン南蛮の定食(1,080円)と玉子焼き(180円)計1,260円。
 席に着く。11:55。5分もすると満席。人気がある。

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 「先に玉子焼きです」
 おぉ、家庭でササッと焼いたカンジ。小学校時代の家庭科の授業で作った玉子焼きにも似ている。とても店で出すシロモノではない。10円か20円の卵1個がシロート料理で180円に化ける。怖ろしい変貌だ。
 食べる。
 「・・・」
 塩と砂糖のみでサッと焼いただけ。拍子抜けの味。ミスマッチなマヨネーズ。

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 メインが来た。カルビ焼肉の色が悪い。白っぽい。豚肉?
 まずは味噌汁。
 「!!!」
 薄くてお湯のような味噌汁もどき。ダシも味噌もわからない。味噌汁風ドリンクと命名した方がいい。
 具は極少量のワカメとあぶらげ。まったく味がしない。何を食ってるか不明。
 厚切りカルビ焼肉。
 「!!!」
 完全に冷めてる。いつ焼いたの?
 異様にかたい。奥歯に渾身の力を込めて何度噛んでも噛み切れない。仕方ないから呑み込む。干涸らびた味。これが体内に摂り込まれて栄養になるのはカラダに申し訳ない。
 こんなにかたい肉は紙のような超薄切しか耐えられない。
 チキン南蛮。
 「!!!」
 揚げすぎてバリバリ。甘酢がぜんぜん効いてない。しつこいタルタルソース。何だこの食い物は???
 チキン南蛮を名乗ったらバチが当たる。本場宮崎に失礼だぞ。
 キャベツにかかったドレッシング。
 「!!!」
 ベットリしつこい胡麻ドレッシング。何故こんなヘンな味にするのだろう。意図がわからない。
 ご飯。
 「!!!」
 グチャグチャに軟らかい。水加減を間違えたのか?
 失敗作を客に出すとはあり得ない狼藉。
 カウンター隣の女性客はこの驚きのご飯をお代わり。食事を、味わうのではなく燃料と位置づけているのだろうか?

 ご飯3杯!どころではない。
 ゴムのようにかたい厚切りカルビ焼肉も、バリバリで甘酸っぱさ欠如のチキン南蛮も、お湯のような味噌汁も、グチャグチャご飯も食べきれない。残す。
 キャベツともやしだけは野菜不足を補うためと言い聞かせて食べきる。

 チェーン店だからこのテイタラクでも仕方ないや。
 そう思えば文句を言う気も起こらない。
 だが定食屋の要はご飯!ってことだけは理解すべきだ。
 この店は定食屋でも和食店でもない。安くて美味しい店の皮を被ったズル賢い“インチキ飯屋”だ。詐欺まがいの“なんちゃってご飯屋”。
 こんなまずい店が超人気。世界七不思議のひとつにノミネート必至。
 使ってしまった1,260円が1,260万円の損失に思われた。

 Tちゃんとの蜜のように甘い60分が、不味いメシにより穢された気がした。
 まずいモノに当たると、この世がすべて真っ暗闇になったかと思うほど落胆する。
 “やよい軒”のせいでとても気分が悪い。
 “やよい”の“や”の字も見たくない。
 “やよい”って源氏名の女が嫌いになりそうだ。(2016.4.18)

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