ついに日本でも発表された新型ホンダNSX。待ち侘びたヒトも多かったろう。
 価格を見て驚いた。
 23,700,000円!
 2014年1月にNSXコンセプトを福岡モーターショーで見た。銀色の宇宙船のようにカッコ良かった。
 当時は15,000千円くらいと噂されていた。それでも高いなぁ~と感じた。

 ニセンサンビャクマンとはどういう了見なんだろう。
 マクラーレン570Sと540Cの中間だ。肩を並べた、もしくは凌駕した!って意思表示なのか。
 オレの2012年型GT-Rは8,700千円、2017年型でも9百数十万円だ。
 GT-Rの3倍の価格で性能も魅力もそれに見合うとでも言うのか?
 アイルトン・セナを擁し、マクラーレンと組んでF1界を席巻したかつての栄光も神通力も今のホンダにはない。
 高ければ高いほど箔が付くって考えなんだろう。

 最高速わずか308キロのNSX。
 318キロのGT-R、320キロの540C、328キロの570Sに及ばない。
 ニュルブルクリンク北コース市販車最速記録を打ち立てた日産GT-R。
 NSXがニュルに挑んだとは聞かない。
 先進技術満載を謳うNSX。すばらしい走りを見せるのだろうか。

 一応カッコイイ。フェラーリのように流麗なスタイルだ。
 カッコイイといっても大胆ではない。細部が遠慮がちで小さくまとまっている。うわっ!って驚きはない。
 「GT-Rは日本独自のガンダムデザインだから色褪せません。フェラーリの真似をしてもフェラーリを超えられないんですよ!」
 数年前、知人のモータリングライターK氏がいみじくも語った。
 ホンダは再び西洋の真似をした。このNSXもフェラーリを超えられないに違いない。

 今日発表、受注開始して発売は来年2月。ずいぶん勿体つけるぜ。
 この価格を豪語するのならもっと絶対性能を磨いて欲しかった。せめて最高速330キロを標榜すべきだ。(2016.8.25)