バランタイン・ファイネストが終わりそうだからジョニーウォーカー赤ラベルでも買うか。黒はこないだ呑んだし。
おやっ、ジョニーのニューカマーだ。見たことない箱。10年と書いてある。1,650円。
12年の黒ラベルは2,450円、普及版の赤は1,420円。有難い10年物なのにスタンダードな赤とほとんど違わない。こりゃぁ買わなきゃ。味わうべきだ。新しモノ好きなワタシ。
レジはいつものM。
「あれ、これ何?」
「初めて見たんさぁ!」
「あ、1,650円のね。こないだ入れたんだ!」
「あそう」
その時、隣のレジKちゃんが「こんにちはぁ~」と笑顔を向けてくれる。すかさずマサ得意技“投げキッス”を贈る。
一瞬引き攣る笑顔。
「あ、気持ち悪がってる!」
「そうじゃないですよ!」
若いKちゃんはこういうのが嫌いなようだ。おちゃらけ行動がいつも歓迎されるとは限らない。
「刺激強いから~」とMがフォロー。なかなか良いカンジ。(2018.3.7)
ビールや日本酒や焼酎にウツツを抜かしてジョニ10を忘れていた。ようやく味わう日が来た。
箱から出す。あっ、キャップが黄色い。ポップだ。バーボンの風貌。アメリカン。ジョニ黒やジョニ赤の重厚がない。味も軽いのだろうか。
開栓。風呂上がりの深夜00:34。香りは弱い。呑み方はもちろんストレート。各務クリスタルグラス。
「うまい!」
表情豊かな味わい。表現力が強い。饒舌だ。華やかでもある。甘みがありフルーツっぽい。
こりゃかなりイケるぞ。価格はジョニ赤寄りだがうまさは黒に肉迫。
でも正当派スコッチウイスキーとは違う。アメリカンオークによるものか。
あとで調べたらとうもろこし、小麦、大麦の3種類でトリプルグレインらしい。なるほど。
しばらく楽しむぞ。
スコッチウイスキーの香りって、アラミスのオードトワレやジョーバンのオーデコロンに似て官能を刺激するとても素晴らしいモノに思える。
スコッチをカラダに付けたらどうだろう?と想像させてくれる良い香り。この点がビールや日本酒や焼酎と異なる。あ、コニャックもステキだ。
う~ん、スコッチ恐るべし。(2018.3.18)
翌日深夜風呂上がり00:13。オンザロック。
「おやっ!」
辛みが出てる。甘みが弱い。バーボンっぽい味。
やっぱりスコッチはストレートが好き。(2018.3.19)