格闘技番組でもないのに顔面パンチ5連発にはビックリ。
 茨城県内の常磐道で下品なあおり運転をされた末に停車させられ殴られた事件。
 加害者は常軌を逸したキチガイ野郎だ。先に降りてきた助手席の太った女はケータイで撮影。何なんだこの女は。
 そして満を持して飛び出す男。
 男が殴っている最中、女はロックされたリアドアを開けようとしている。何がしたいのか。こいつも共犯だ。顔出しすべき。
 一部始終がドライブレコーダーで撮影された。傷害事件だからまもなく逮捕だろう。

 「普通に走ってたらすごい勢いで迫ってきてすぐ真後ろにつかれました!」
 3車線の一番右は追越車線だ。「普通に」走っちゃいけないんだよ!
 追い越したら速やかに走行車線に戻るのが高速道路の走り方。
 映像を観ると被害車両の前はガラ空き。チンタラと右車線を走っちゃダメだ。速く走りたい奴から見たら「速い俺を邪魔しやがって!」と怒るのは当然。

 絶対的に速いR35GT-Rでは優しい運転になったが、中途半端に速いC6コルベット時代は「退け退け!」と追越車線を塞ぐ不埒なクルマに今で言うあおり運転らしき振る舞いをしたこともある。
 今回事件の加害車両はBMWの小型SUV。モロに中途半端なガイシャだから舐められまいとアタマに血が上ったのだろう。
 しかも横浜のディーラー試乗車。自分のクルマは何?チャチなクルマ?興味深い。
 静岡や愛知に遠征して異常運転。真に気が狂ってる。ヒマでもある。

 今回も「被害者は可哀想で、加害者は常軌を逸した悪党!」との位置づけ。
 本当に加害者は極悪野郎でクズだ。信じられない異常者。
 でも、あおったキッカケは何か?
 被害者に落ち度はないのか?
 これを究明しなければ「あおり運転」は無くならない。
 もちろんあのあおり方は狂気の沙汰だし、顔面パンチ5連発はやり過ぎだ。
 シャバには常識の外に棲息する奴もいる。自分の基準が通用しないこともある。

 追越車線チンタラ走行が「普通の走り方」と思うのは間違いだ。その考えが事件の発端と言える。
 間違いとは露ほども思わず「のんべんだらり」と迷惑走行する輩は多い。
 被害者ヅラ(被害者には違いないが)をする前に、自分があおり運転のスイッチを入れたかも知れない!との認識を持つべきだろう。
  走行車線を「普通に」走っていれば「顔面5連発殴打事件」は起こらなかったハズだ。

 メディアも「あおられたらどうするか」ばかりをダラダラと垂れ流すのではなく「あおられない運転」を専門家(?)に解説させるべきだ。元を正すのが肝心。
 視聴率を取るためセンセーショナルな「顔面殴打5連発」場面を繰り返し流す。各局合わせればもう5千発くらい殴った勘定だ。
 ますますドライブレコーダーが売れる。売り上げに加担してる場合じゃない。
 事件の本質を追究するのがメディアの役目だろう。

 「追越車線居座りチンタラ走行は禁止です!違反です!あなたの無頓着で無神経な行動があおり運転を誘発します!絶対に止めてください!」
 メディアはまず声を大にして言うべきだ。
 そうしないから迷惑運転は無くならず、あおり運転は頻発する。
 もしかしてワザと言わない?
 あおり事件があった方が視聴率が取れるから?
 政権は支持率維持のため、メディアは視聴率のために動く。誰も国民のために仕事をしない。
 憂うべきニッポン。(2019.8.15)