弁当、駅弁

折尾かしわめし、うまい!いつもいつも感激する!(東筑軒)

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 夜は餃子をうんと食う予定。昼は軽く「かしわめし」だ。折尾の東筑軒。
 これが好き。博多滞在で一度は食う。今回は基本サイズ。670円。
 経木のフタを開ける。おっ、かしわの比率が高い。大きいサイズは相対的にかしわが少ない。
 卵や海苔じゃなく全面かしわならなお嬉しいのだが・・・。

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 かしわスープで炊いたご飯。白いご飯なら全面かしわが良いが、この場合全面ではクドくなるのだろう。
 研究を重ねた結果の海苔・卵・かしわ三つ巴とみた。
 高崎駅の鶏めし弁当を思い出す。何年もご無沙汰。あれは全面鶏。ご飯は茶飯。
 米沢の牛肉どまん中も全面&白だ。
 ご飯との関係で肉の面積が決まる。それが法則に違いない。

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 「うまい!」
 いつも感激する。
 次回は3個イッキ食いだ。そしてこう言うだろう。
 「飽きた!もうかしわめし食わねぇ!」と。
 やり過ぎてイヤになるのがオレの習性だ。わかっちゃいるが止められない。
 これを止めたらマサがマサでなくなる。(2019.7.29)

750gステーキの翌日は少食に!東筑軒二段重ね「大名道中駕籠」かしわめし!

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 一昨日鮨、昨日ステーキ750g、明日はスペイン料理。今日は少量食事で胃を休めよう。
 お気に入り「かしわめし」弁当。折尾駅の東筑軒。以前食べたことのある二段重ね。
 「オカズがいっぱいで嬉しい~!」と喜んだあの時。本日はどう感じるか。

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 おっ、確かに駕籠みたい。縦横比も、担ぎ棒を表す箸入れも。良いアイデアだ。お茶目でセンス良いヒトが考案したに違いない。

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 「うまい!」と叫ぶほどではない。うまいことはうまいが落ち着いていられるうまさ。
 オカズが多いから肝心のかしわめしが少ない。これは良くない。オカズはどこでも食えるが「かしわめし」のこの味は東筑軒でしか出せない。 
  やはり大きめ平面タイプが一番だ。(2018.10.14)

ふくふく弁当、揚げ物5つと塩さば弁当!悪くない!ハラ一杯!(百旬館)

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 白いご飯が食いたい。
 遠征開始後食べたのは握り鮨2回、小籠包、かしわめし。メシは摂ったが酢メシと鶏スープ炊き込みご飯。白いご飯大好き野郎なボク。 
  ステーキ屋アンガスは休み。百旬館の弁当にする。
 明日から別府のホテル白菊。朝夕和食三昧だから1日待てばいいのにそれが出来ない。

 間違えて稲荷や太巻きを買わないよう警戒。塩さば弁当に決定。あと揚げ物。
 トングで挟む。メンチカツ、アジフライ、じゃが芋ごろごろコロッケ、サンマフライ。各120円。
 あっ、「5つで500円」と誘惑の貼り紙。今現在4つで480円。あと20円でもうひとつゲットできる。追加しなきゃ損だ。クリームコロッケ。
 大きめとんかつもチキンカツもある。でも120円のとんかつなんて脂だらけか歯応えあり過ぎに決まってる。
 「揚げ物5つでよろしかったですか?」とレジねぇさん。「そんなに食べちゃ食べ過ぎよ!」と心の声。
 「はい!」と元気よくボク。
 ニコニコねぇさん。

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 まずサンマフライ。初めて買った。サクッじゅわっ。悪くないが塩気が強い。マサ製サンマフライの方がずっとうまい。
 次に何度か買ったコロッケ。ホントにじゃが芋がゴロゴロ入ってて美味しい。
 三番手はクリームコロッケ。これもこの店初。おっ、濃度も甘さもイイ。

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 お馴染みメンチカツ。肉の醍醐味あり。香辛料やや強すぎる。
 ラストのアジフライ。ザクッとイク。歯触り良好。アジ自体はイマイチ。これも店初。

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 平凡な弁当。400円。安い。さっぱり味でどんどん食える。塩さばは普通。脂のノリが悪い。
 白いご飯に逢えたからOKだ。

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 ぜんぶ食べた。悪くはない。ハラ一杯で900円。価値ある千円以下。
  今はたくさん食べて満足だが、あとで胃がムカつきそうだ。
 売ってる揚げ物は大量に作るから油を酷使する。疲れ切って力尽きた油。劣化した油は胃に悪く作用する。しかも元々安物油に違いない。
 普段お惣菜なんて買わないが旅先だから仕方ない。2~3個ならよかったかも。
 オレはいつもやり過ぎる。そのアホらしいところが持ち味だ。(2018.7.22)

東筑軒かしわめし、安定のうまさ! ~大丸福岡天神店~

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 まずいティンタイフォンとうまいが甘い梅ヶ枝餅だけではハラが納まらない。ご飯を食べたい。
 東筑軒のかしわめしだ。
 「うまい!」
 いつ食っても安定のうまさ。安心する。
 具もメシも経木(フタ)も、皆が一体化。それらが「東筑軒かしわめし」を創造してる。
 長く続くにはちゃんと理由がある。底も経木ならもっと良いのに。

 ホントに長いかを確認するためHPをみる。
 「Oh!」
 なんと大正10年から。かしわめしって凄い。ますます好きになった。(2018.7.21)

バッテリー充電のため、コペン高速道路一周450kmの粋狂!(2014年型)

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 ダイハツ・コペンにはアイドリングストップ機能“エコアイドル”が付いている。
 夏は暑いし冬は寒いからOFFにすることが多い。
 最近、グリーンの“ECO IDLE”ランプは点かず、オレンジ色の“OFF”ランプが点滅するようになった。ON、OFFスイッチを押しても点滅は止まらない。
 「故障か!」と心配になりダイハツに電話。ちゃんと治してもらわなきゃ。
 ところが症状は「バッテリー容量低下」に因るらしい。担当S氏は躊躇いなく答える。即答されるとキモチ良い。
 運動不足な最近のコペンちゃん。
 長距離走行の必要に迫られた。

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 そこで考えたのが納車時に慣らし運転として実施した高速道路一周。
 関越道、北陸道、上信越道をぐるりと450km。これだけ走ればバッテリーの奴も文句はないだろう。思いっきり充電してやるぜ。

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 上信越道横川SAで“峠の釜飯”を買う楽しみもある。一石二鳥だ。
 キャデラックATS2daysモニターキャンペーンで一周した際に食べてとても美味しかった。またいつか食いたい!と切望していた。
 一度で済まないのがオレの習性だ。裏を返しに行くのもマサスタイル。
 1個じゃ物足りない。イッキに2個だ。2千円。並べてすごい勢いで食うぞ。もう峠の釜飯しかアタマにない。

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 コペンは順調に高速道路を一周(451.1km)し、バッテリーはハラ一杯になって満足げだ。OFFランプ点滅はピタッと止んだ。ゲンキンな点滅だぜ。
 オレは峠の釜飯を2個食べた。大マンゾクかと思いきや、前回の感動は無い。美味しいことはおいしいが特別ではない。2個は食いすぎ。同じモノふたつはキッパリ飽きた。
 「もう峠の釜飯は買わねぇ!」
  やり過ぎて必ずそう言う。そうなるまで止められない。この行動はずっと変わらないだろう。アホでありお茶目でもある。
 釜飯 = 自分で炊いたお焦げも凛々しい熱々を食うべきモノ!と判明し、確定した。

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 横川SA内おぎのや前に設置されたかつての客車。みんな旅気分で弁当を食っている。
 たくさんある普通のテーブルは満席。コペンの中で食うか。あっ、客車にひとつ空席。
 狭い車内で「峠の釜飯も飽きたぜ!」などと文句を垂れながら超スピードで平らげた。
 お茶を買おうとしたがレジが混雑。アタマに来てケースに戻す。オレは「待て!」ができない性分だ。飲物なしでひたすら食べた。胸につっかえはしない。

 天気予報が外れ雨に降られてクルマは汚れるし、期待した峠の釜飯には飽きるし、ビミョーな一日。
 バッテリーにとっては佳き日。(2016.11.21) 

峠の釜飯、うまい!イケる!(おぎのや) ~横川SA上り線~

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 とても有名な駅弁“峠の釜飯”。駅や電車内だけでなく上信越道上り線横川SAでも買える。
 買った。1,000円。家に帰って食べようとした。キャディATSリアシートに置く。触る。まだ温かい。今食うべきだ。
  リアシートで食べる。お茶を買いに行くのが面倒だ。釜飯だけ。

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 陶器のフタを開ける。
 「おっ、うまそう!」
 具が一面あふれんばかり。食べる。
 「うまい!」
 ご飯がちょうど良い味。濃すぎない。薄すぎない。キリリとかたい。浅草“元祖釜めし春”みたいにぐちゃぐちゃじゃない。メシが釜飯の命!とちゃんと解ってる。流石。
 具も最適な味付け。
 釜飯1個が千円は高いと見えるが、味わうと安いと思う。うまいから。

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 あっという間に食べきった。漬物の小型パックに気づく。これもおいしい。
 みんな食べてからお茶を買いに行く。
 この味なら長年ナンバーワン人気を誇るのも肯ける。

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 素焼きの風情ある器。棄てるのは忍びなく持ち帰る。これでメシが炊けるらしい。
 でもきっと使い道はなく、棄てられる運命だ。
 その日の到来まで「良いカタチだなぁ~!情緒がある!泰然としている!」などと感心しつつ何度も眺めるとしよう。(2016.9.30)

おこわ米八のおこわ弁当、うまい! ~近鉄和歌山デパ地下~

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 グランヴィア和歌山に泊まった朝、隣の近鉄デパートに弁当を買いに行くことにした。
 寿司やら中華弁当やらうまそうだ。目を惹いたのがおこわ弁当。
 色んなオガズが入った弁当の器。ご飯の部分が空っぽだ。ここに熱々おこわが来るらしい。

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 焼肉弁当にする。
 「おこわは3種類選べます」
 やや太めの女性店員。おいしい弁当を販売している感が増す。
 全5種類。即座に五目、桜えび、明太高菜に決定。選ぶのは速い。直感でイク。
 これは良いモノをゲットしたぞ!と喜んでホテルに戻り、タイガー電気ケトルわく子で淹れた緑茶と共に。
 まずはおこわ。
 「うまい!」
 おこわだからかたい飯。イイねぇ。味付けは3種3様。それぞれの持ち味を遺憾なく発揮。
 五目を食えば五目が一番!と思い、桜えびなら桜えび、明太高菜を口に入れればこれがイチバンだ!とわめく。
 皆うまい。僅差で明太高菜の勝利。
 オカズもイケる。煮物は薄味、濃厚焼肉。
 おこわは熱々じゃなかった。ショーケースではダミーの湯気が出ていたのか?

 うまかった。でも1,080円はなかなかの値段だ。
 もっとおこわを食いたい。
 次回は弁当にせず、おこわだけ大量に買ってガンガン食べるぞ!
 決意も新たなオレだった。(2016.7.14)

折尾名物かしわ飯、うまい!鶏は驚愕の少なさ!(東築軒) ~大丸福岡~

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 久々の折尾名物かしわ飯。有名な駅弁だ。過去、何度も食べた。久しぶりの味は如何?

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 フタを開ける。ありゃ~~~っ!
 「鶏少ねぇ~!」
 鶏が覆う表面積はわずか20%。それ以上に海苔と錦糸卵が幅を利かせる。真上から見ると隠しようがない。
  このビジュアルが果たしてかしわ飯と言えるのだろうか?海苔飯または錦糸卵飯が相応しい。

 喰らう。
 「うまい!」
 喰えばうまい。鶏が少ないからとても貴重に思える。それでうまさが倍加か?
 鶏は極少だがメシは鶏スープで炊いた味。メシを主役と無理やり考えれば鶏の少なさも苦にならないかも。
 超かたいメシが好き。このメシはとても柔らかい。ぐちゃっとしていればすぐに棄てるオレ。
 これは、柔らかいがふっくら。好ましい柔さ。柔らかくてもおいしいご飯ってあるんだな。

 この味わいたっぷりご飯一面に鶏のみをドバババッと敷き詰めて欲しい。スペシャル版として。
 おいしいモノはたっぷりたくさん食べたい。うわぁ~っ、食いすぎた!もう食えねぇ!ってくらい。

 数ヵ月後、または数年後にまた食べたい“折尾名物かしわ飯”であった。(2016.7.6)

あなごめし弁当“うえの”、サイコ~!完璧! ~宮島~

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 一口喰らう。
 「うまい     
 感嘆符を1万本付けたいくらい。サイコ~にうまい。
 穴子の焼き具合、甘辛加減、歯触り、焦げの度合い、味わい  
 ご飯の炊き具合、味付け加減、かたさ、香り
 おいしくて恋をしてしまいそう。完璧だ。
 穴子は甘さ抑えめだ。タレはごてごてしてない。穴子の良さを最大限に引き出している。
 経木が水分を吸ってご飯を最高の状態に保つ。

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 昨日予約した。宮島口駅すぐ前。
 「予約した青木です」
 「ありがとうございます。何時でしたっけ?」
 「10時でしたが早く着いちゃいました」
 交通が順調で9;32に到着。
 「あ、大丈夫ですよ。青木様、ありがとうございます」
 白衣姿のとってもふくよかなねぇさん。軽やか声でカンジ良い。

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 福岡まで持っていってホテルで食べようとした。
 待ちきれない。GT-R車内で2個の弁当はもの凄い存在感を放つ。
 触ってみる。まだ温かい。早く食べなきゃあなごめし弁当もオレの舌も胃袋も可哀想だ。
 PAに飛び込む。温かいお茶を買って外のテーブル。あなごめし弁当にありつく。
 9;28製造と書いてある。出来たてだったのだ。

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 うえののあなごめしは3度目。
 一度店で食べたことがある。イマイチだった。弁当の方がうまい。
 焼き穴子と穴子炊き込みご飯が馴染むからだ。経木の活躍も見逃せない。
 シアワセの時間はあっという間だった。取れないご飯粒が経木の吸湿性の良さを物語る。
 こんなにうまくて2個3,456円。安い。

 これ程うまい駅弁を他に知らない。(2015.5.1)

羽田空港でシウマイとヒレかつサンドとビールを昼メシに、うまい!(崎陽軒、まい泉)

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 今日は博多に行く日。羽田空港で昼メシを食う。
 崎陽軒のシウマイとまい泉のヒレかつサンドをビールで。

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 まずはシウマイ。うまい。
 何もつけずそのまま。そして芥子、醤油。芥子と醤油両方つけるのが一番いい。

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 うまいことはうまいが、得も言われぬうまさの“特製シウマイ”とはかなり差がある。
 貝柱も豚肉も上質で量も多い特製。
 やはり上級モノを知ってるとどうしても比較してしまう。
 醤油と芥子両方をたっぷりつけるとうまいのは、満足の味じゃないってことだ。

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 ヒレかつサンド。
 昔、初めて食べた時あまりのうまさに「うまい!」と叫んだ。
 今は叫ばない。
 豚ヒレをこれ程叩いて、こんなにも柔らかくする必要があるのか?
 豚ヒレは適度な繊維を楽しむモノ。だから輪切りにする。
 正体不明なほど柔らかくしたら豚ヒレの持ち味を殺いでしまう。

 両方とも悪くはないが文句は付けなきゃならない。
 それがマサスタイルだから。(2014.11.28)

豪華競演“えび千両ちらし&牛肉どまん中”、うまい!(駅弁) ~東京駅駅弁屋~

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 今日はヒコーキで博多。羽田空港で弁当を食う。
 ホントは鶏めし弁当(たかべん)と牛肉どまん中(新杵屋)の競演のつもりだった。
 東京駅の駅弁屋にたかべん(高崎弁当)がない。
 おっ!懐かしい新潟駅“えび千両ちらし”がある。
 5年前、予約して新潟駅で受け取ったことがある。予約しなきゃ食えなかった。それが東京で普通に売ってるとは!世の中便利になったもんだ。価値が下がったともいえる。

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 大きな卵焼きに隠されたコノシロ、鰻、イカ、えび。その下にとろろ昆布。

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 5年前の方が具がでかい。

 喰らう。
 「うまい!」
 ぐいっと酢の効いた酢メシがイケる。しっとりとろろ昆布がうまさに拍車を掛ける。
 しっかり味の付いた具もイイぜ。
 酢メシはかなり柔らかい。でも好感の持てる柔らかさ。

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 続いて牛肉どまん中。これはもう何度も食べている。
 「うまい!」
  濃いめの味つけ牛そぼろと小さい牛肉。
 以前より甘みが少ない印象。
 でもコクある味わい。流石牛肉だ。
 ご飯もイイぞ。
 もっちり柔らかい。超かたいご飯が好きだが、このモチモチ感もイイぜ。
 牛肉を受け止めるには白いご飯が適任。ダシや醤油で炊いたらくどくなる。

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 ビール、えび千両ちらし、牛肉どまん中。次々に呑み、食う。
 最初に千両が胃袋に収まった。次にビール、そしてどまん中。
 小さい弁当だがふたつ食うとハラいっぱい。

 両方ともご飯が特徴的だった。
 柔らかい。炊きたて熱々はかたいのに限るが、時間が経ってもおいしく食わせるための柔らかさに違いない。
 さすが人気弁当、計算し尽くされている。
 う~ん、ご飯は奥深いぜ。
 ふたつで2,450円。駅弁って高い。(2014.10.25)

ふくふく弁当、うまい!(百旬館) ~博多~

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 今日は群馬に帰る日。11時に出発する。
 9時にホテル近くの百旬館ふくふく弁当ゲット。
 昨夜レストランバー・モダンタイムスでビールを呑んでうまいモンをハラいっぱい食べた。あまり食欲がない。
 いつもは嬉々としてメイン+アジフライやとんかつを物色するのだが、今日はサッパリめの鮭弁当が目についた。+αは要らない。

 八女茶2Pを濃く抽出。部屋を出る前に急須に仕込んでおいた。用意周到だ。
 甘くおいしいお茶とともに鮭弁当1個だけを味わう。 
 鮭に煮物に酢の物にご飯に、なかなかバラエティに富んでいる。
 八女茶を2杯飲み、ゆっくり弁当を食べ終わった。

 「これで群馬まで1,300km運転する体力が出来たぞ!」
 シャキンッとしたオレだった。(2014.8.2)  

登利平、究極にうまい!(鶏めし弁当)

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 「うまい!!!!!」
 究極のうまさ。最上級5本感嘆符。

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 ガブリと噛んだ刹那、あふれ出る肉汁旨味汁。モモ肉。
 鶏に恋をしたオレ。
  サラリと食わせるムネ肉。かなりうまいがコクあるモモには及ばない。

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 甘辛加減も濃厚具合も完璧に近いたれ(丼つゆ)が絡んだかたく炊けたご飯。まだ温かい。
 うれしい味わい。

 肉、たれ、ご飯が奏でるすばらしき三重奏。
 長方形に展開されるステキな小宇宙。
 こんなにうまい鶏めし弁当は稀有だ。

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 登利平。
 上州御用鳥めし弁当。上州とは群馬県のこと。
 県内各地に支店を持ち、来店客の他イベントや会議に大量配達する。群馬県人が馴染んだ弁当だ。
 看板の鳥めし弁当の他、ソースかつ(鶏)弁当、上州麦豚炙り焼き弁当、うなぎ弁当、幕の内弁当など。
 焼き鳥も多種を揃える。

 一番うまいのが“上州御用 鳥めし松弁当”だ。
 ムネとモモ。コントラストを楽しみ、モモの優位性を噛みしめる。
 “鳥めし竹弁当”はムネだけ。これは買ったことがない。
 ニワトリだから“鶏”のはずがなぜ“鳥”なんだろう。
 “鳥”は、食用ではなく観賞用や天然記念物を連想してしまう。

 「うまい!うまい!」
 わめきながら箸に載せた大きなヤツをぽんと口に放り込み、ロクに噛まずにゴクンと呑み込む。
 早く呑んじゃわないとヒトに取られそうな気がする。それ程うまい。

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 そうこうしているうちに鳥めしはすべて胃袋に収まり、漬物もなくなり、弁当箱はカラになった。
 所要時間4分。常軌を逸した早食いだ。飢えた犬のようなスピード。

 歯を磨いてもなお、端が焦げたモモ肉のステキな香りが蘇り、オレを苛む。
 「嗚呼!」と溜息を何度もつく。(2014.6.20)

シウマイ弁当、いつも程うまくない!(崎陽軒) ~羽田空港売店~

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 たいめいけんポークジンジャー重、ヨシカミのカツサンド、人形町今半すき焼き重。
 過去に羽田空港売店で買ってすごく不味くとても後悔した有名店名を冠した弁当。
 名前に惑わされたオレが馬鹿だった。ヘンなモノを買うのはもう懲りた。
 以前食べてうまかったヤツを買おう。またイヤな気分になりたくない。
 候補に挙げたのは米沢の駅弁“牛肉どまんなか”と崎陽軒“シウマイ弁当”。
 ともに何度か食べている。まずかったことはない。
 上越新幹線乗車中にアタマを占拠したのはシウマイ弁当の方だった。
 東京駅の駅弁屋にない。羽田空港にあるかな?

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 あった。買った。
 さぁ、フライト前に10時の朝メシだ。
 経木が嬉しい。余分な水分を吸い取ってくれる。
 メシにビールはつきもの。ごっくん。ガブリ。

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 「?」
 なぜかいつもよりうまくない。
 もっちりと美味しかったご飯はもっちりし過ぎ。
 シウマイはくどい味で胃にもたれる。
 甘すぎる筍。
 マグロの醤油焼きだけはとってもうまい。

 あんなに好きだった崎陽軒シウマイ弁当。
 「ブルータス、お前もか!」(2014.6.21) 

人形町今半すき焼重、まずい!とんでもないシロモノ!(弁当) ~羽田空港売店~

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 すき焼きは自分じゃ滅多にやらない。店ではたまに食う。
 和田金、牛銀(松阪)、金谷(伊賀)、毛利志満、ティファニー(近江八幡)、ちんや(博多)、黄木(米沢)、ちんや(浅草)・・・。
 特に和田金と金谷がうまかった。割り下を使わず砂糖と醤油で焼く上方スタイル。
 あまり知られてない伊賀牛の金谷。肉がサイコ~。
 金谷の看板料理はバター焼き。少ないかな~と思ったバターの量が最適。すき焼きを凌駕した。
 和田金は以前、海の幸フランス料理で有名なシマカンこと志摩観光ホテルの帰りに毎年訪れた。
 「あらぁ~お久しぶりですぅ~」
 1年ぶりでも憶えている仲居。オレの顔は一度見たら忘れないツラなのだろうか。
 連れが去年と同じヒトでホッとした。
 浅草の店選定では今半かちんやを候補に挙げた。行ったのはちんやだけ。
 「いつか今半も食わなきゃ!」と思いながら実現していない。

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 博多に行くため羽田に来た。
 ここで弁当を食べて「今半のすき焼きを味わった!」ことにしよう。それでイイや。
 1,800円。さぁ、どんな味だろう。うまいか不味いか。
 フタを開ける。
 うわっ!なんじゃコリャ~!
 薄っぺらい紙のような肉がたった1枚。申し訳程度に糸こんと椎茸。
 食う。肉の味はまったくしない。もちろん醍醐味はなし。何を食っているのかわからない。肉は20g?
 酷い弁当があるものだ。
 ご飯だけはもっちりうまい。

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 料亭の味をお手許に・・・。
 インチキセリフ。よくこんなおふざけを書けるもんだ。ホントにこれを料亭の味と思っていいんだな?
 これが1,800円。道端に18万円を落としたと同様の落胆。
 これにカネを取ってはいけない。
 「どうぞー」と道行くヒトにタダで配るのなら文句はない。
 こんなモノを作って平然と卸す店、ヘイキで売る売店、「おいしい!」と万が一言うかも知れない消費者・・・。
 想像を超越した人達だ。もはや感心するしか術はない。

 今半は絶対行かない!(2014.5.2)

鶏めし弁当、おいちぃ~!(高崎弁当) ~上越新幹線車内販売~

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 ヒコーキで行く博多。
 群馬から上越新幹線、山手線または京浜東北線、モノレール。
 空港で買うサンドイッチも弁当もコンビニのサンドイッチも好きじゃない。
 上越新幹線車内販売で群馬名物“鶏めし弁当”を確保。
 前回11月訪福の新幹線では、ビール500ccの尿意で放尿中に販売員ねぇさんは行ってしまった。
 そこで厚岸のかき飯弁当とヨシカミのロースカツサンドを東京駅と羽田空港で買った。トイレに行ったことを後悔した味だった。

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 2ヵ月後の本日。
 たかべんの鶏めし弁当を絶対ゲットするぞ!ねぇさん到来までおしっこは我慢だ。
 もう何回も食べている。何度でも欲しくなる味だ。
 フタを開ける。一面に鶏。
 ごく一部だけに鶏、の折尾かしわ飯との相違点だ。
 鶏は3種類。そぼろ、照り焼き、コールドチキン。
 そぼろがイチバン好き。地味だが一番の実力者だ。とてもサッパリぱらぱらしている。
 アクや脂をとことん排除しながらムネ肉をていねいに煮込むのだろう。
 旨味の強い照り焼き。鶏モモの醍醐味を遺憾なく発揮する。
 コールドチキンは控えめ味だ。まさにムネ肉ってところ。
 それぞれ大きく異なる味わい。調理法や部位の違いでこれほど際立たせるとは素晴らしい。
 薄い醤油味のご飯。うまい。このシンプルさがいい。
 ガラスープで炊いたらきっと全面鶏ではくどくなる。よ~く考えられている。
 オカズもある。つくね、こんにゃく、栗、漬物。
 これだけ鶏がいっぱいあるのだからオカズは要らない。見かけが良くなるだけだ。
 思い切ってオカズは廃し鶏とご飯だけで勝負したらどうだろう。

 今日はそぼろの味が濃い。
 ご飯は薄い。
 後味。鶏の匂いが強い。
 仕入れ先を変えたか?
 職人が変わったか?
 レシピを変えたのか?
 それともオレの体調がいつもと違うのか?
 とてもうまいことに変わりはないからOKだ。

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 たかべん鶏めし弁当は79年の歴史を誇るシロモノだ。
 伝統に培われたバランスがある。モデルチェンジせずこのままずっとイクべきだ。
 さらに21年、50年、150年と続いて欲しい。
 「300年昔から変わらぬ味だ!」
 そうなったら実に誇らしい。(2014.1.25)

かきめし弁当、ダメやぁ~!(厚岸の氏家待合所) ~東京駅の駅弁屋~

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 厚岸のかきめし!
 むか~し、群馬のYちゃんと1週間北海道旅行した。札幌、函館、小樽、釧路。
 喰い道楽のふたりは北海道のおいしいモノを毎日たくさん食べた。常にハラ一杯。
 カキと北海縞海老を食いに釧路の先の厚岸に行った。
 釧路駅でイクラの醤油漬けを買い、ローカル電車の中で食べた。うまい。
 「おいしい!味が全然違うね!」
 Yはどんどん食べた。
 大食いではないY。そんなに食べて大丈夫だろうか。きっと気持ち悪くなるぞ。
 「食べ過ぎちゃった~」
 案の定Yは言った。
 “解っちゃいるけど止められない”ヒトは好きだ。人間のサガを如実に表現している。
 カキと北海縞海老もおいちぃ。
 厚岸名物かきめし弁当を買った。胃袋に余裕はない。だが買わずにいられない。
 やっと少し食べただけ。勿体ないことをした。

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 雪辱を期すぞ。食べた。
 「!」
 カキの味がしない。“香り”じゃなく“匂い”はした。
 ぐちゃっとしたご飯。色は立派だがカキの旨味も何の味わいもない。
 あとはツブ貝とアサリがほんの少し。
 これで980円は狼藉だ。
 480円が妥当。(2013.11.28)

ふくふく弁当、うまい(百旬館) ~博多~

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 498円 / さばの揚げ煮弁当398円+メンチカツ100円 / 1人

 今日は博多を発って群馬に帰る日。正午にGT-Rで出発する。
 10時に起きて顔だけ洗い百旬館に向かう。
 弁当売場に外から入る。“ふくふく弁当”って名前なのか。初めて知った。
 弁当がいっぱい出ている。美味しそうだ。みんな欲しい。
 さばがうまそうだ。鮭もいいなぁ。豚しょうが焼きも棄てがたい。
 前回ハンバーグ弁当がうまかった。
 今回はさばの揚げ煮弁当をメインにメンチカツをオカズにしよう。
 よかチョイスたい。
 部屋を出る前、八女茶ティーバッグ2つを急須に入れておいた。濃いお茶が抽出できた。

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 まずはメンチ。まだ少し温かい。
 「うまい」
 サクッと揚がった中からちょうど良い重量感の挽肉たちが現る。香辛料の効きもキツくなく適度だ。
 この店は“挽肉系”がイイ。
 さばもうまい。もっとトロみがある方が好みだ。
 煮物は濃すぎる味。

 初回(5月)に感激した弁当。
 今回もうまかった。だが慣れたせいか「!」の付かない「うまい」だ。
 次回はアジフライをオカズに豚しょうが焼き弁当にする。
 最終日のみならずもう一日くらい食べようか。
 そしてまた「!」(イクスクラメーションマーク=感嘆符)を付けるのだ。(2013.7.20)

折尾名物かしわめし、流石にうまい!!(東筑軒) ~大丸福岡天神店~

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  博多に来ると一度は食べたくなる味。
 明日は正午に博多を出発し、群馬まで1,300kmものロングドライブが待っている。
 カラダを休める必要がある。部屋に散らかしたH&M16点と持ってきた服の荷造りという大変な作業もある。
 呑みには行かない。
 昼にすき焼き丼を食ったから夜は軽くする。まさにうってつけの“かしわめし”。

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 一番小さい650円モノ。
 これがオカズが極少で“かしわめし”の本質を最も味わえる。
 包みを開ける。ぷ~んと経木のステキな香り。これだけでうまさがわかる。
 数年前に初めて食べた時、鶏の少なさに失望した。
 だがメシが鶏のスープで炊いてあるからこれでOKなのだ。
 一面に鶏が載っていたらしつこいに違いない。計算され尽くした鶏面積なのだろう。

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 「うまい!!」
 いつも嵐のようにイッキに喰らうが、今日はゆっくり味わった。
 ご飯のうまさがこれでもか!と伝わってくる。
 海苔の香りがぷ~ん。
 ふわっと錦糸卵。
 よ~く味の染み込んだ少ないのに重厚なエース、鶏。
 ゆっくり食べることでそれぞれの良さを深く感じられた。

 あ~うまかった。次回も食うぞ。(2013.7.19)

百旬館の弁当、うまい! ~博多~

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 528円 / 手作りハンバーグ弁当、ロースカツ / 1人

 博多滞在6泊7日はあっという間に終わった。
 今日は群馬に帰る日。GT-Rで正午に出発する。
 10時に起きた。ホテルのパンを食べよう。顔だけ洗ってエレベーターに乗る。1階。
 「!」
 パンがひとつもない。鋭意焼いてる最中だ。
 百旬館の弁当に変更。
 弁当売場が1部屋。いっぱいある。
 一番目立つ場所にあるのが鮭の入った日替わり弁当。
 一番人気なのだろう。数も多い。
 そしてロースカツ弁当、手作りハンバーグ弁当、白身魚と野菜のあんかけ弁当、鶏唐揚げ弁当・・・。
 どれもうまそうだ。
 日替わり弁当に傾きかけた。よく見るとオカズの種類は多いが好きなモノは少ない。
 ハンバーグ、カツ、あんかけ。
 あんかけが棄てがたい魅力。だが肉が食いたい。
 ロースカツとハンバーグ、甲乙付けがたい。
 おっ、ロースカツだけもある。カツをオカズにハンバーグ弁当だ。
 すばらしい着想。速やかに決定された。
 早く食べたくて急いで部屋に戻る。

 これから長い運転だからビールじゃなくホテル備付け緑茶バッグ。八女茶だ。
 昔付きあった博多のバツイチねぇさん。
 老舗水炊き屋で働いていた。
 博多の水炊きが好きなオレ。あの頃はよく食った。
 二度目に行った時、親しく話をした。
 その2ヵ月後にデート。ホテルオークラ福岡。女は休暇を取り3日間ずっと一緒だった。
 彼女のお爺さんが茶畑をやっていて八女茶を送ってもらったことがある。うまかった。
 彼女は一度群馬に遊びに来た。
 当時乗っていたのはキャデラック・コンコース。万座温泉に泊まった。万座プリンスホテルだ。
 懐かしく思い出されるぜ。

 食う。
 「うまい!」
 いかにも手作り感満載のハンバーグ。オレが作ったハンバーグに似ている。
 カツは揚げっぱなしで切ってない。粘度ありすぎのソースをかける。ガブリと噛みつく。
 イマイチだ。成形肉?食べ進む。
 あっ、ちゃんと普通の肉だった。悪くない。
 熱いお茶と一緒にゆっくり食べる。
 今後24時間食事をしない。噛みしめる。
 「うまかった!」
 弁当398円。カツ130円。安い。
 不当な低価格じゃないから悪い材料ではないはずだ。
 極端に安い弁当が流行っているようだ。テレビで観たことがある。
 「利益度外視です!」
 などとウソを言う。利潤追求に勤しむのが商売だろう。利益を上げないワケがない。
 そんな弁当は劣悪材料を使うしかない。コワイことだ。
 安けりゃ良いってモンじゃない。世には“適正価格”ってものがあるのだ。

 後味も悪くなく美味しい弁当。ハンバーグのゲップが心地よい。
 次回も出発時にはホテルのパンでなく百旬館の弁当だ。
 オレは決めたぞ。(2013.5.26)

かしわめし“大名道中駕籠”、うまい!(東筑軒) ~大丸福岡天神店~

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 1,000円 / 駅弁 / 1人

 明日は群馬に帰る日。昼にすき焼き丼を食べた。夕飯は軽くしよう。

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 かしわめしだ。
 見慣れぬ二段重ね弁当発見。かしわめしの他にオカズが付いている。
 “駕籠”の名の通りカゴみたいだ。

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 開けた。おっ、色々入っている。食った。
 「うまい!」
 十数種類ものオカズ。かしわめしだけでじゅうぶんなのに豪華極まりない。
 にんじんの煮物も美味しい。
 白身魚フライ、塩ゆで海老、きんぴらごぼう、さつま揚げ、がんもどき、筍、麩、里芋、レンコン、乾し椎茸、こんにゃく、ゴボウ、蒲鉾、漬物、卵焼き・・・みんなうまい。
 鶏唐揚げはイマイチだ。かしわめしの鶏よりうまいと困るからわざとイマイチ?
 かしわめし本体は流石のうまさ。
 たくさんオカズがあっても存在感がかすむことはない。
 うまかったぜ。(2013.5.24)

ひっぱりだこ飯、予想以下!(淡路屋) ~東京駅構内駅弁屋~

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 980円 / 駅弁 / 1人

 ひっぱりだこ飯。
 明石名物。よくテレビや雑誌で見た。いつか食いたいと思っていた。
 蛸壺型容器が泣かせる。見るからにうまそうだ。 
 フタを開ける。おやっ、紙だけのフタだ。
 盛りつけが汚い!
 フチに菜の花の切れ端がくっついている。
 異様に目立つ壁にへばり付いたご飯1粒。
 誰かの食べ残しのような、中で何かが暴れたような・・・雑然としている。開けた途端に食欲が減退した。
 ぴったりフタがしてないから、フタと中身に空間があるから、輸送中に中が動いて乱れるのだろう。
 器に凝った結果、駅弁とは言えない駅弁に成り果てた。

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 真上からの写真は平面的だからきれいだ。食った。
 「うまい!」
 ぐいっと味が染みた柔らかタコ甘煮。深みがある。
  香り高い菜の花。バラバラの錦糸卵。味のしないニンジン。
 タコをもう1個食べた。
 あれっ!もうない。“たこ飯”を標榜するのに小さいタコの切れっ端がたった2個。
 商魂のたくましさに度肝を抜かれた。さすが儲けを追求する商人だ。
 炊き込みご飯。うまい。ぐっとくる味がイイ。だがボソボソ。
 たま~に糸みたいに細い椎茸に遭遇する。最初は何物かと不信感を抱いた。
 底に球状の薩摩揚げみたいなモノ。いきなりこんなモノが出てきた。意外性を狙ったのか。ご飯に合わない。
 ご飯を食べ終わったら箸からこぼれそうに小さい穴子が底に2~3切れ。視力の弱いヒトには見えないだろう。
 小さすぎて“焼き”か“煮”かわからない。

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 「食った、満足!」
 そんな食後感を抱ければ「また買うぞ!友達にも薦めるぞ!」となるんだが・・・。
 「器を何に使おうか?」
 それだけだった。(2013.1.29)

シウマイ弁当、いつもうまい!(崎陽軒) ~羽田空港第1ビル売店~

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  崎陽軒のシウマイ弁当。昭和29年発売のロングセラー。

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 特製シウマイを時々食べる。普通のヤツより豚肉も干し貝柱も多く凄くうまい。12個1,200円。
 挽肉料理なのに香辛料は強すぎず心地よいゲップで食後も楽しめる。
 だが我が町では販売していない。大宮や東京に行った時に買う。
  群馬の田舎でも売っていればいいのになぁ~と思う。

 スカイマーク13便(12:45発)で福岡へ発つ昼メシ。
 以前は羽田空港売店のサンドイッチを食っていた。
 だが群馬県渋川市の超うまいサンドイッチ“クレッセント”に慣れてからはとても食えなくなった。
 具もパンも芥子バターも塩加減もまったくダメだ。防腐剤他添加物が入りすぎ?
 上越新幹線車内販売の高崎名物鶏めし弁当。これが好き。
 地味な存在ながら棄てがたいうまさ。かなりうまい。78年もの歴史を誇る駅弁だ。

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 空港売店で“たいめいけん”ポークジンジャー重って弁当を食ったことがある。
 とてもまずかった。全部は食えなかった。名前につられて買ったオレが馬鹿だった。二度と買わない!と決意した。

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 たまに食う崎陽軒シウマイ弁当。うまい。
 シウマイ5個、鶏唐揚げ、筍甘煮、マグロ醤油焼き、蒲鉾、卵焼き、杏・・・。
 みんな良い味わいだ。
 筍の甘辛具合は泣かせるぜ。角切り。歯触りが嬉しい。
 ギュッと締まった鮪醤油焼き。うまい。ほんの少しでご飯がいっぱい食べられる。
 シウマイはいつもビールと食べるがご飯のオカズにもイイねぇ~。
 だがオカズ達を陵駕しそうにうまいのがご飯だ。モチモチしてる。
 経木が嬉しい。良い香りだ。
 巧く水分を吸い取ってくれるからご飯がすばらしいのだ。
 プラスチック容器ではマネできない自然素材の凄さ。
 ラストは甘酸っぱいアンズ。ホッペがキュンとくる。

 弁当はそれ一つで小宇宙だ。
 あれを食べご飯を食べる。コレも食べてまたご飯。
 ご飯で前の味を吸収し、また新たな味を舌に触れさせる。
 マサ料理は1品をドカンと食う。
 ご飯3合、カキフライ30個、ハンバーグ1kg、海老フライ30尾、ステーキ600g、ロースカツ600g・・・。
 折に少しずつ色んなモノ。弁当はとてもきれいだ。

 フランス人はあれやコレやを交互に食べられないらしい。テレビでやってた。
 よく日本の食堂にある××定食や○○膳などは、1品を食い終わって次を攻める。
 味噌汁に取りかかったら全部食べ、豚しょうが焼きに行ったらそれも平らげ、ご飯を始めたらご飯だけ・・・。
 フランス人家庭の夕食風景も映された。
 レストランのコース料理のようにまずは前菜。家族3人で食べる。
 終わると主婦が台所からスープを持ってきてテーブルに着き3人で。次は野菜、肉、デザートを同じようにやる。
 信じられない国民だ。一度にテーブルに並べて箸を伸ばせば色んな味を次々に楽しめてイイと思うが。
 フランス人からみればちょこちょこ色々食う日本人がヘンなのだろう。

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 フランス人の食習慣を考慮しなくても“崎陽軒シウマイ弁当”は凄くうまい!(2013.1.25)

たかべんの鶏めし弁当、久々うまい!(高崎弁当) ~東京駅構内弁当屋~

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 800円 / 鶏めし弁当 / 1人

 今日(11月23日)は博多に飛行機で行く日。
 前回9月と前々回の7月は群馬から福岡までクルマで行った。スカイマークは久しぶりだ。
 新幹線に乗った。
 久々たかべんの鶏めし弁当。先頭1号車には大宮を過ぎてようやく来る!ハズだった。
 だが三連休初日の金曜のせいか混んでいる。待ち侘びた車内販売のねぇさんは来なかった。

 今日(11月26日)は博多から帰ってきた日。
 モノレールと山手線を乗り継ぎ東京駅に着いた。3日前の雪辱を果たそう。
 おぉ、弁当屋に山積みになっている。買った。
 もう何年も前から食っている。
 1年前、載ってる鶏が少なくなり、アタマに来てご無沙汰だった。
 そぼろ、コールドチキン、照り焼き。3種類楽しめる点は希有だ。
 それぞれ違った味わい。特にそぼろが好きだ。サッパリさらり仕上げがステキ。
 ご飯の全面に3種類の鶏肉が敷き詰められている。
 鶏の減少により海苔がよく見えるようになった感は否めないが・・・。

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 東築軒“かしわめし”。
 有名だ。北九州の折尾駅。大丸福岡天神店デパ地下でいつでも買える。
 時々買う。うまい。だが海苔と卵がでかいツラをして鶏は申し訳程度しか載ってないのが不満だ。
 鶏のダシで炊いたご飯。鶏味のご飯だからバランスを考慮して肉を少なくしているのかもしれない。
 そう好意的に解釈した。

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 たかべんはチキン味じゃなくさっぱり醤油味ご飯。一面の肉。バランスの妙。

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 米沢駅の“牛肉どまん中弁当”。甘めの味つけがうまい。
 これも一面に肉が敷き詰められている。ご飯は白い。
 具とご飯の関係の考察に、鶏じゃないけど登場させた。

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 駅弁ではないが群馬の“登利平”もうまい。
 薄切りムネ肉だけの“竹”、ムネとモモのコンビは“松”。
 「とりめしのモモ肉うまいですよね。モモだけを載せたのは作らないんですか?」
 「はい、ないんですよ~。照り焼きにしたお肉だけをお売りしたことはあるんですが」
  「モモだけのがあると嬉しいんですけどねぇ~」
 「はい、申し訳ございません」
 経営方針変更を求めたワケじゃないぜ、ねぇさん。モモ肉がサイコ~にうまい!と言いたかった。

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 それぞれの弁当が何年も続いているに違いない。
 人気があり、支持されるから続く。
 隅から隅まで綿密な計算の元つくられているのだろう。
 明治17年創業の高崎弁当(株)。鶏めし弁当は昭和9年発売。ものすごい歴史だ。
 載ってる鶏が少なくなって景色が悪化してもうまさに変わりはない。
 だからヘソを曲げず、これからも機会あるごとに味わおうじゃないか。
 77年もの歴史ある地元群馬の駅弁なのだから・・・。(2012.11.26)


横濱チャーハン、うまい!(崎陽軒) ~大宮そごう~

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 540円 / 横濱チャーハン / 1人

 よく特製シウマイを食うオレ。
 “横濱チャーハン”が気になっていた。
 出来たて熱々がチャーハンの命だ。弁当のチャーハンはどうなのか。
 レトロなパッケージ。これを見ただけでそそられる。
 フタを開ける。
 おぉ、チャーハンがピンク色でうまそうだ。具は小海老にチャーシューに卵にグリーンピース。器は小さいがギュウギュウに詰まっている。
 小学校の給食のようなフォークとスプーンが一緒になったヤツ。
 チャーハンなのにオカズもある。豪勢だ。先ずは期待のチャーハンから。
 「うまい!」
 物凄くうまい。びっくりだ。
 オレの大好きなかた~いご飯。かたくてもモチモチむちむちだ。味付けも絶妙。
 でもこれはチャーハンじゃない。
 炊き込みご飯だ。釜飯、いや炒めてから炊いたピラフの味だ。
 シウマイ2個、たけのこ甘煮、きゅうりの小さい漬物、鶏の辛いヤツ1個。
 さすが崎陽軒だからチャーハン弁当にもシウマイ。美味しいたけのこ甘煮。
 大満足の弁当。
 チャーハン(っぽいの)を弁当にするなんて発想が凄い。

 気に入った。また買うぞ。
 オレは心に誓った。(2012.4.10)
 

シウマイ弁当、うまい!(崎陽軒) ~横浜/大宮そごうデパ地下~

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 750円 / シウマイ弁当 / 1人

 豚肉とホタテが横溢した“特製シウマイ”はよく食べる。量産品であれだけうまいとは驚きだ。
 昼に甥と銀座ナイルレストランでムルギーランチとチキンマサラを食ってビールを呑んだ。とてもうまかった。
 ハラ一杯だが、それでも食いしん坊のオレはデパ地下を物色してしまう。
 特製シウマイが食いたい。大宮そごう崎陽軒だ。“入荷待ち”表示。
 数年前一度食べたシウマイ弁当に変更。これも1個しかない。
 ご飯がモチモチうまかった記憶がある
 新幹線では食わず家に持ち帰る。経木入りが嬉しい。 
 シウマイ。
 小さいのが5個。まずは何もつけない。普及品でもじゅうぶんうまい。次に芥子。その次は芥子に醤油。変化をつけて大切に5個を食べる。
 筍煮。
 小さく切った筍が甘~く煮てある。おいしい。歯触りさえステキだ。
 マグロ醤油焼き?
 良い具合のしょっぱさ。この弁当の、主役を喰いそうな名脇役だ。
 唐揚げ。
 申し訳程度の小さいヤツ。ナリは小さくても侮れない。塩味の効いたかなりのうまさ。衣は厚い。
 甘酢生姜と昆布の佃煮。
 全体を引き締めるアクセント。甘酢生姜は寿司弁当を食ったかと錯覚させた。
 ボソッとした蒲鉾。これはダメだ。
 卵焼きは平凡。
 期待のご飯。
 寒い日でとても冷えた。冷えすぎてもかたくならない。添加物のためだろう。もっちりは健在だが前回ほどではない。

 シウマイ弁当、大好きだぜ。(2012.1.7)

箱がでかい柿の葉寿司(笹八) ~奈良/東京駅~

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 1,050円 / 柿の葉ずし / 1人

 3泊4日の博多旅最終日。
 スカイマーク → モノレール → 京浜東北線。やっと東京駅に着いた。これから上越新幹線で群馬に向かう。
 昼は福岡空港でサンドイッチ4つとビール。
 夕方はご飯が食いたい。うんと酸っぱい鮨がイイ。八戸の小唄寿司だ。
 駅弁屋旨囲門。
 小唄寿司がない。米沢牛肉どまんなか弁当の甘~い牛肉と真っ白ご飯も棄てがたい。
 一番端に柿の葉寿司。これだ!
 奈良の伝統の寿司。ずいぶん前に食べたことがある。柿の葉が良い香りも殺菌作用も発揮するらしい。

 帰宅してビールと一緒に食べた。
 開ける。

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 「!」
 この両端の緩衝地帯は何だ。
 ボンネットを開けるとエンジンの先に広大な空間が広がる1988年型第三世代カマロのようだ。あり得ない長さのフロントオーバーハング。一見ムダなようで実はステキなデザインと衝突時の衝撃吸収に寄与している。
 だがこの駅弁はただのインチキだ。貧弱な中身をでかく見せようという詐欺行為に他ならない。
 もうこの時点でイヤになった。

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 タイ、アジ、サケ、サバ。
 順番に食う。縮こまったサカナ達。あまり味が違わない。
 酢、砂糖、塩以外に人工的な旨味が入った酢メシ。
 舌に触れた瞬間はうまいが、やがてくどくてイヤになる味。
 米も炊き方も良いのに残念だ。

 インチキ、嘘、誤魔化しはキライだぜ。
 老舗を食ってから「柿の葉寿司はこうだ!」と決めたい。(2011.11.27)

鶏めし弁当の嘆かわしい変貌!(高崎弁当) ~高崎/上越新幹線車内販売~

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 800円 / 鶏めし弁当  / 1人

 オレの好きな駅弁がひとつ減った。
 「有名な福岡や秋田じゃない群馬の鶏めしだってうまいんだぞ!」
  声を大にして言った高崎名物鶏めし弁当。

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 フタを開ける。2010年11月26日撮影。ちょうど一年前のモノだ。
 そぼろ、コールドチキン、照り焼きの三様が覇を競って輝いていた。
 ご飯も海苔も鶏に覆われて見えない。
 鶏はわずかで海苔と卵がのさばる“折尾かしわ飯”との違いだ。
 
 海なし県の群馬は魚を自慢できない。
 豚肉は評価が高い。徳島老舗料亭“青柳”主人小山裕久氏も絶賛したほどだ。
 鶏もイケるぞ。楽しみにフタを開ける。

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 「!」
 なんじゃコリャ~ッ!
 照り焼きのまわりがスカスカじゃないか。海苔が丸見えだ。3個が2個に減っている。
 しかも異様に脂っこくギトギト。
 違法伐採により丸坊主になった山肌を彷彿させる海苔の広大な面積。
 食ったらやはり脂っこい。
 コールドチキンは匂いが強い。
 相変わらずうまいそぼろ。

 
 1884年(明治17年)創業の高崎弁当。老舗だ。
 鶏めし弁当は、上越線開業の1931年からまもなくの1934年に発売。78年の伝統を誇るすごい駅弁。
  それがこのテイタラク!

 年季の入った職人が退職したのか。
 長年の仕入れ先を変更したか。
 経費節減が作品に出たか。
 客にわからないと思いマイナーチェンジしたか。
 営業方針を変更し、長年(?)のファンを切り捨てる暴挙に出たか。

 
 いずれの理由でももう買わないと心に誓った。(2011.11.24)

牛肉どまん中(新杵屋) ~米沢/大宮駅~

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  1,100円 / 牛肉どまん中 / 1人

 数年前に初めて食った時「うまい!」とわめいた。
 甘く煮た牛肉がもうサイコー。牛肉はうんと甘くするとうんとうまい。
 じょうずに炊いた白いご飯にタレはまったく染みてなく、濃い牛との対比を楽しませる弁当だ。
 この味にシビれその後5~6回食べた。
 あんなにお気に入りのこの甘さがある時イヤになった。

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 久々“牛肉どまん中”。
 しっかり煮た牛をかみしめる。
 舌は歓喜。歯も喜ぶ。味の濃さを白いご飯がしっかり受け止める。牛とご飯が対話している。甘さがイヤになったあの時の自分をたしなめた。
 向こうの方にそぼろが見える。そぼろの事は忘れていた。印象薄だった。
 久しぶりの“牛肉どまん中”はうまかった。だが「超」はつかない。
 下村商店“あなごずし”と一緒に食べて、食い過ぎたせいか。

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 やはり駅弁は新幹線の中で食うモンだ。自宅の食卓で開くと色あせる。(2011.10.18)

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 2009年5月18日。帰りの上越新幹線車中の“どまん中”を激写。
 こちらは全くご飯が見えない。
 1年半のうちに肉の量が減ったのか?
  うまいからそれ位は許しちゃおう~。
  寛大なボク。

あなごずし(下村商店) ~明石/大宮高島屋“グルメのための味百選”~

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  1,365円 / あなごずし / 1人

 大宮で所用(!)を済ませ高島屋へ。
 「グルメのための味百選」と称し全国のうまいモンを販売している。
 うまいモンに目がない俺はヨダレを垂らしながら6階催事場に向かう。
 初日で平日のせいか客はまばらだ。HPを見て、下村商店と赤福に決めていた。

 明石の今は亡き“大善本店”の焼き穴子はサイコ~だった。
 4年前の7月、コルベット博多遠征2007。
 オンナとオークラ神戸ダブルルームに泊まった翌朝。明石魚の棚商店街で購入。1串4尾2,000円。中国道のSAで食らいついた。甘さ抑えめサッパリ味なのに穴子の醍醐味横溢。感激した。
 その後何度かお取り寄せ。あまりのうまさに一度にたくさん食べて気持ち悪くなった。お約束の行動だ。

  焼き穴子もあるが寿司を買う。1折に押し寿司と太巻き各4貫。
 赤福は売り切れ。赤福の代わり(?)に大宮駅で米沢“牛肉どまんなか”も買った。
 帰宅して食べた。
 冷えたビールをゴクゴク呑む。
 押し寿司を食う。
 穴子のうまさは感じられず、濃すぎるツメの味だけがのさばる。
 酢メシは平凡。酢の切ってないただのご飯のようにも見える。
 太巻き。
  海苔のかたさと、干からびた酢メシの切り口のみが印象に残る。確かに穴子は居るのだが舌は穴子を感じない。
 実演販売。目の前で作っている。
 明石から完成品を運んだのと違いそれほど時間は経ってないハズなのに。
 ガッカリな寿司だった。

 牛肉どまんなかも開け、交互に食べたゆえの印象悪化かもしれない。
 でも、もう下村商店のあなごずしを買うことはないだろう~。(2011.10.18)

かしわめし/東筑軒 ~大丸福岡天神店デパ地下~

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   650円 / 弁当 / 1人

 折尾名物かしわめしは有名だ。
 以前何度か大丸福岡天神店デパ地下で買った。今回も大丸。
 昨日上越新幹線の中で食った高崎名物鶏めし弁当。食べ比べしたかった。
 フタを開ける。

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 なんじゃコリャ~ッ!?
 でかいツラをしてのさばる錦糸卵と海苔。
 “かしわ”は端の方で肩身の狭い思いをしている。一面鶏尽くしの高崎名物とはまったく違う風景。
 真ん中にグサッと箸を入れ、錦糸卵とご飯をグググッと大きくえぐり、ガバッと食いついた。
 うまい!
 鶏のダシで炊いた餅米入りかと見紛うモチモチご飯。濃くてうまいぜ。
 海苔も卵も主張はない。ご飯のうまさだ。
 かしわ。
 そぼろというより小さく切った肉を煮付けたってカンジ。うまい。
  ご飯が主役のかしわめし。
 だからかしわも錦糸卵も海苔も要らない。ご飯だけをうんと食いたい。でもご飯だけの弁当は成立しない。
 容器にくっついて取れない数百粒(?)のご飯。もったいない。材質を改善すべきだ。
 弁当容器は脂で光っている。見ても濃厚ご飯なのだ。

 フタを開けた瞬間の衝撃。
 「鶏肉少なすぎっ!」
 損した気分だった。
 しっかり味わおうと意識しての今回。かしわは少なくてもご飯のうまさで得した気分。
 同じ鶏を使った弁当でもこんなに違う。
 「日本は広い!」
 オレは嬉しくなった。(2011.10.1)

鶏めし弁当/高崎弁当 ~上越新幹線車内販売~

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 800円 / 弁当 / 1人

 日本各地にうまい鶏飯弁当がある。秋田や福岡が有名だ。
 どうしても旅に出るとその地方の味にシビれがちだが、地元群馬の高崎名物“鶏めし弁当”も棄てがたい。
 1884年(明治17年)創業の高崎弁当。鶏めし弁当は1934年発売。77年の歴史を誇る駅弁だ。
 年6回の訪福。上越新幹線の中で食う。
 最近は群馬県渋川市クレッセント製のうまいサンドイッチを昼メシに食っているから、羽田空港のパサパサして具がくどい味で値段が高いサンドイッチは食えなくなった。
 だから羽田に着く前に駅弁を食べちゃうのだ。
 駅弁1個じゃハラが減るから結局羽田でサンドイッチを2個食い「うまくねぇ~」といつものセリフ。

 鶏は3種類載っている。
 一番手前のそぼろから。
 端に箸を入れるとそぼろがボロボロ外にこぼれるから真ん中をグサッ。こぼれないよう口を近づけ食らいついた。
 うまい。脂を極力排除したサラサラのそぼろ。ムネ肉のみで皮も脂も取り除きサッパリと仕上げたのだろう。
 オレの作るそぼろはモモムネ両方使い、コクがあるのが好きだから皮も脂肪も入れる。グッチャリ濃厚がうまい。
 サラサラだが味は濃い。ミリンと砂糖控えめ醤油バッチリ味。うまいねぇ~。
 ご飯は薄味だ。
 次にコールドチキン
 ノリが敷いてある。醤油のみで味付けました!ってカンジ。
 そして期待の照り焼き
 期待外れのサッパリ味。モモなのに脂気も味わいも薄い。かたい。この歯応えは悪くない。
 フタを開けて目に飛び込んだのは照り焼き → コールドチキン → そぼろの順。
 食ってみたら見た目地味なそぼろが一番の実力者だった。
 

 シャバに目を転じる。
 放射能漏れ極悪犯罪を起こした東京電力を頂点とする“原発利権仲良しグループ”を形成する経産省、政治家、銀行、関連企業、御用学者、似非言論人、マスコミが世にはびこる。
 真実を追究する真の言論人、フリー記者、真っ当な学者の声は届かない。大多数の国民や酷い目に遭っている福島県民はさらに無視される。
 シャバでは地味な者は勝てない。これが現実なのだ。
 “とり飯弁当”と“シャバ”。まったく異なる様相を呈していた。

 かつてはチェルノブイリを忌み嫌った。
 今世界は“フクシマ”に重大な関心を寄せている。
 なぜ東京電力は捜査されないのだろう。極悪人災事故により世界中に迷惑をかけているというのに。
 先日起こったフランスの原発関連施設事故。小さな事故もきちんと捜査された。
 警察や検察は存在感を示して欲しい。信頼回復の良いチャンスなのに動く気配はサラサラない。
 「巨悪は眠らせない」のが検察じゃなかったのか。
 「巨悪と仲良し」なのがホントの検察なのだろう。
 電気料金値上げを打診して烈しい批判に遭い撤回した東京電力。
 退任した社長に2億円の退職金を払って平然としている東京電力。そのカネは福島の除染に使うべきだ。
 自分が社長時代に起こした事故。退職金は辞退し私財をなげうって被爆者に誠意を示す。これが真っ当な人間の行動だ。この状況を他人事と思っている恥知らずな輩。
 そんなふざけた会社は法的整理し、送電発電を分離し、幹部は牢屋に入り、社員を新会社に雇うとしても給料を公務員並みにすべきだ。
 インチキはいい加減にしてくれ。日本は狂っている。
 世界から日本はどう見られているのか。包み隠さず全て公表すべきだ。

 あっ!
 そぼろの位置づけからインチキ国家ニッポンにまで話が跳躍してしまった。(2011.9.30)

登利平④(落胆、幕の内弁当) ~渋川店~

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 1,800円 / 幕の内弁当2 / 2人

 “鳥めし弁当”で有名な登利平。幕の内弁当を発見した。世紀の発見だ(?)
 「鳥めし」は超ウマイ。モモ肉も入った奴がサイコ~だ。
 「上州炙り焼き弁当」ってうまそうな名前の豚薄切りロースは期待外れ。
 「ソースカツ弁当(鳥)」もイケる。やや濃い味だがボリュームだ。鳥めしと違ってソースカツの場合、モモよりムネがうまい。
 「鰻」も悪くなかった。
 得意分野の鳥ではない幕の内。一抹の不安がよぎる。
 フタを開ける。幕の内弁当はその全貌を露わにした。

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 「地味だ!」
 スカスカの配置。美味しそうじゃない色使い。個々のオカズもご飯も皆死んでいる。
 「アタシを食べてェ~ もう好きなようにして~
 などと誰もオレに訴えかけてこない。愛想の悪い弁当だ。
 食った。
 見た目どおり美味しくない。ご飯だけは冷めてもモッチリ艶々ふっくらウマイ。
 「幕の内は前日午前中までに予約を!」
 豪語するからにはせめて「悪くない」と思えるシロモノを出してくれ。
 この900円の“幕の内もどき弁当”は500円でも高く、400円なら清水の舞台から飛び降りるかもしれない。

 登利平は鳥に限る!
 登利平初体験が幕の内弁当の場合、うまい鳥めしを食うことなく登利平をキライになるのは必至だ。由々しき事態ではある。
 そうならないために幕の内弁当は販売を中止し、鳥に特化すべきだ。
 鳥めし弁当(モモ入り)好きのオレは危惧の念を抱いた。(2011.8.19)

登利平③(鰻弁当) ~渋川店~

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 2,200円 / 鰻弁当2 / 2人

 登利平がうまいのでメニューを全部食べようと決心した。
 オレは一つのモノを気に入ると飽きるまでやらないと気が済まない。
 群馬県中之条の老舗割烹“竹乃家”昼メニュー全19種類を制覇した。
 「夢のコラボ」と称して“ヒレカツをオカズにソースカツ丼大盛り”や“とんかつをオカズに大盛りカツ丼”とか“天ぷらをオカズに天丼大盛り”だの“エビフライをオカズに大盛りソースカツ丼2つ”や“とり丼+肉丼+ソースカツ丼(すべて普通盛り)”または“エビフライをオカズにエビフライ定食大盛り”はたまた“とんかつをオカズに大盛りカツカレー”などと支離滅裂を極めた。
 ここまでやるのがオレなのだ(アホ?)
 読む本も同じで、1冊気に入るとその作家をしゃぶり尽くす。文庫は100冊くらい読み、新作も次々味わう。
 一人の作家に飽きると次に向かう。船戸与一、大藪春彦が特に好きだ。

 鰻弁当。
 鶏料理屋だからタレには定評がある。名古屋の“宮鍵”も鶏の店だが鰻も出す。
 うまいが軽い味の鰻。小さい。尻尾側が半分。0.75尾だ。ふっくらご飯。
 悪くはなけど特別の味でもない。1,100円はビミョーだ。
 歴史ある鰻屋で1,500円の渋川“佐鳥屋”の方が価値がある。
 やはり登利平は「鶏」だ。
 次のターゲットは幕の内弁当か?(2011.7.25)

登利平②(ソースカツ弁当) ~渋川店~

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             (モモ)                           (ムネ)

  1,750円 / ソースカツ弁当、特選ソースカツ弁当 / 1人

 前回昼メシを買った時。
 白衣を着た店員の巨乳ぶりに驚いた。太った女だが可愛い顔。
 あまりじろじろ見るとイヤらしいから無関心を装った。こんな苦しい数十秒は久々だった。
 今日もあの巨乳ネーチャンが居るかもしれない。微かな期待を胸に臨んだ。居なかった。
 メシを買うのが目的だからイイのだ!自分に言い聞かせた。
 完成まで15分。長い15分だ。店内に西陽が射し込む。暑い。

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            (特選)                            (普通)

 ソースカツ弁当はムネ肉、特選ソースカツ弁当がモモだ。両方を一度に味わって違いを知りたい。探求心旺盛なオレ。
 唐揚げはモモでチキンカツはムネ。これが一般的だがカツだってモモが好きだ。

 先に食うのはもちろんサッパリめのムネ。
 見たとこ小さいが持ち上げたら重い。分厚いのがご飯にギュッと押しつけられていた。ガブリッ。一気に歯を立てた。
 おぉうまい。揚げ加減バッチリ。真っ白いムネ肉がこれ見よがしに輝いている。ムネなのに全然パサパサしてない。肉も衣も揚げ具合も素晴らしい。
 ソースはイマイチ。予想外だった。“丼ツユ+ウスターソース”のウスターが強すぎる。隠し味程度に使って欲しいが、見解の相違の範囲だ。
 メシも熱々。かなり実力派の弁当だ。
 
 ムネを一口食べたらすぐモモに取りかかる。
 ガブリとやるとジュバッとジュース。モモの方がソースとの相性が良い。肉の味が濃いからだ。うまい。でもこの状況では脂が強すぎる。

 交互にどんどん食べ進む。途中で満腹一歩手前。食べきった。揚げ物の弁当2つはちょっとしつこい。
 モモ贔屓のオレだが、ムネの方が美味かった。戦前の予想に反した。意外だった。やはりチキンカツはムネなんだ。

 邪険にしていた鶏胸。許せメロス。ムネの偉大さを知らされた登利平ソースカツ弁当であった~。
 2つ食べて体重増加!(2011.7.7)

登利平(鳥めし弁当) ~渋川店~

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 もうかなり昔からある“上州御用鳥めし弁当”。よく会議やイベントに利用される。
 でかい工場で生産し大量受注を捌く。県内にいくつも持ち帰り専用店舗があり、そこでなら温かいのが買える。
 たまに(5年に2回くらい)食いたくなる。
 680円の「竹」は薄切り胸肉だけが載っている。さっぱりすぎるしボリュームがない。
 「松」は780円。ムネ&モモ。コクも脂もある。モモ好きのオレ向きだ。
 甘辛加減最適なタレ。ご飯もフンワリうまい。

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 今日は“炙り焼き弁当”という豚ロース薄切りが載ったヤツも買う。初体験。
 「出来たてをお出ししますので10分くらいお待ちください」
 「ソースカツ弁当(鳥)はムネ肉ですか」
 「ソースカツ弁当はムネ、特選ソースカツ弁当はモモです」
 「モモの方がうまそうだね」
 「好き好きですね。モモの方がジューシーですが」
 お~っ姉さん、やっぱりこの答えか 愛想がないぜ。オレが店員だったらこうだ。
 「はい、ワタシもモモが好きです。コクがあって美味しいですよね~
 客を気分よくさせてもバチは当たらないぜ。
 「タレがおいしいからイイと思いますよ。次はぜひお試しください」
 おぉ、印象好転。客の反応を察知し瞬時に心を入れ替えたか?
 いや、そんな敏感なネーサンには見えない。

 肉が薄く小さい炙り焼き。甘みの少ないタレ。“とり平”ってくらいだから鳥めしの方がうまい。
 他に鰻弁当、焼鳥弁当などがある。

 有名な鳥料理や鳥めしは各地にある。
 全国的にはあまり知られていない群馬のとりめしだが、それらに決してヒケを取らないうまさだ。
 宣伝下手の群馬県、マジメすぎるぜ。もっと楽しく、大胆に、大袈裟にやってくれ。

 今青森でやってるデスティネーション・キャンペーン。JRとタイアップした観光モノ。7月からは群馬の番らしい。
 ちゃんと宣伝しないから長ったらしいカタカナの意味が分からない。この意味を知っているヒトは何人いるだろうか。
 こんな大々的な行事をして群馬に客は来るのか。人々が求めるのは、先ずうまいものだ。
 隣の栃木は“餃子”、茨城には“納豆、アンコウ”、“B級グルメの宝庫”埼玉、山梨に“ほうとう、煮貝”。
 群馬が最近売り出し中の“豚”はうまいが、他県より突出してはいない。
 イベントや話題作りのために新しい味を模索してもダメだ。ご当地グルメとは昔から、子供の頃から普通に食べていたその土地独自のモノだ。
 イベント主催者はわかっているのだろうか!?(2011.5.13)

えび千両ちらし(新発田三新軒) ~新潟駅~

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 1,200円 / 駅弁 / 1人

 「日本一の駅弁」ってテレビか雑誌か新聞で見た気がする。
 予約をしておいて新潟駅新幹線改札近くの駅弁売場で受け取る。
 駅弁一つにその手続きは面倒だが「日本一」を豪語する駅弁、ぜひ食ってみたい。

 淡い色のステキな包装紙を破る。
 えびおぼろの載ったドでかい厚焼き卵出現。豪快だ。
 退けると蒸しえび、鰻、コハダ、イカ一夜干しが揃い踏みしている。
 その下にはトロロ昆布が、カンピョウがサンドされた酢メシに一面に敷き詰められている。
 凝ったデザインだ。先ずは視覚を楽しませる。

 食う。うまい。
 うまいほどじゃない。厚焼き卵の味が薄い。
 期待特大のせいか、平凡な味。(2009.8.8)

いわしのほっかぶり(駅弁) ~釧路・大宮そごう“初夏の大北海道うまいもの市”~

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 「15年ぶりに供養したぞ!義理を果たした」
 15年くらい前、女と北海道旅行した。札幌、小樽、釧路、厚岸 …。
 札幌では鮨、ジンギスカン、ラーメン、アイスクリーム。小樽で海鮮居酒屋、カニ弁当。池田に立ち寄りステーキとワイン。釧路は毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニ、鮨、焼きすぎでイマイチの元祖炉端焼き、チョーうまいイクラ醤油漬け。夏ガキで有名な厚岸にカキと北国縞えびを食いに行った。
 来る日も来る日も朝昼晩、食べに食べた。うまいモンばかり沢山食った。
 釧路に“いわしのほっかぶりずし”って面白い駅弁発見。
 〆たイワシの握り鮨に塩漬け(塩揉み?)の薄い大根が載っている。頬っかぶりの図だからこのネーミング。
 厚岸でカキ三昧のあとカキ弁当を買い、釧路に戻ってほっかぶりずしを買った。
 胃袋の容量は限られている。欲張って色々食ったせいで腹一杯だ。カキ弁当を少ししか食えない。
 ほっかぶりは全く手をつけられず「申し訳ない」と思いながら、フタを開けて見ただけ。断腸の思いで全部棄てた。
 可哀想なことをした。一つでも食べてやればよかった。海で生まれたイワシ、畑で育った大根、田んぼで大きくなった米。特にイワシに済まないと思った。
 そんな憐れな駅弁は永らく忘れていた。だが数年に一度は思い出した。いつか食わなきゃ、と思っていた。
 そして今日、大宮そごう“初夏の大北海道うまいもの市”。
 お馴染み森のイカめしを買おうと決めていた。HPで展示会場マップを見る。
 「あっ!」“いわしほっかぶり”の文字が数年ぶりに網膜を射抜いた。あの時棄てたほっかぶりを供養できる。絶対買うぞ。
 闘志はメラメラと炎上した。早く大宮に行かなきゃ。売り切れる前に買わなきゃ。居ても立ってもいられない気持だ。
 小さいイワシ握り8貫で990円。駅弁にしては高い。
 久々の古奈屋。期待が大きすぎたせいかカレーうどんがイマイチに感じる。
 駅弁2つを持ち新幹線に乗った。
 15年ぶりの対面。ほっかぶりずし。ついに逢えたと感激しつつ激写。大根がフィルターになって鮨がぼやけている。撮影向きではない。
 食った! 酢が弱い。イワシの〆も、酢メシも。
 キュッと頬が収縮するくらい酸っぱいのがイイ。駅弁ならなおさらだ。キリッとしてないシャリ。インパクトなし。
 15年前のほっかぶりずし。手をつけずに棄てた罪悪感。
 ついにぬぐい去ることが出来た。15年間も罪の意識に呵まれる味ではなかったが、あの時葬った“ほっかぶりずし”をようやく供養することが出来たのだ。

 ヨカッタ。肩の荷を大きく下ろすことが出来た。(2009.4.24)

極附弁当 ~東京駅~

  3,800円  /  1個  / 2人

  駅弁の幕の内の老舗「日本レストランエンタプライズ」が、いわゆる幕間の幕の内弁当の老舗「日本橋大増」の協力のもと、究極の駅弁を目指し東京駅の“幕の内弁当”に挑戦。
 極附とは、歌舞伎の世界で究極の意味。
  中身は高品質食材の連続。特に米にはこだわったという。
  サービスもふるっていて、新幹線指定席まで届けるそうだ。
  さぁて、どんなモンかいってみよう!

  壱の重。煮物はゴボウ(青森)、人参(宮崎)、里芋(千葉)。花人参(千葉)、花蓮根(茨城)、日向鶏の柚香焼き、ごまゆべし(東京)、こんにゃく煮(群馬)、フカヒレ入り天然岩海苔煮(三重)、本ズワイガニの菊花和え、カキ旨煮、車海老艶煮(九州)、黒豚の味噌漬け(九州)、木の葉南瓜、穴子八幡巻、烏賊呂焼き。

  弐の重。ご飯(宮城)。全国食味分析認定コンクール総合部門連続金賞受賞。25年間有機栽培にこだわり続けている宮城県登米の「石井稔さん」の金賞受賞米「極献上」を使用。美味しさはもちろん、活性酸素も少なくカラダにも優しいお米。相性が良いといわれる富士山麓の天然水で炊き上げ、最高の美味しさに仕上げた。
  地尤卵使用玉子焼き(茨城)、しめじ旨煮(長野)、梅干し(和歌山)、瀬戸内床節旨煮(瀬戸内)、秋あじの若狭焼き(北海道)、竹の子土佐煮、白舞茸の天ぷら、蒲鉾、初地神酢漬。
  弁当箱は経木。宮内庁御用達「箸勝本店」国産吉野杉の箸。
  かけ紙、箸袋の文様、風呂敷 … 。                      ~by弁当屋能書き~

 鶯谷のラブホテル。密のように甘い時間を過ごした後、二人で食った。
 能書きオンパレードだ。
 車海老艶煮、黒豚味噌漬け、天然岩海苔煮、カキ旨煮はうまい。
  あとは素材自体の存在感が弱く味つけもボケて論外。全国各地からただ集めりゃイイってもんじゃないぜ。参勤交代じゃないぞ。これ見よがしの虚しき羅列に過ぎない。
 「素材にこだわった!」と吹聴することで客に満足感を与え、自慢出来ない味への批判をかわす魂胆なのか?
 時々職場で食う390円の仕出し弁当の方がうまい。極附弁当の10.26%の価格でも見劣りしない。
 ご飯も自慢しすぎだ。
 マサ御用達南魚沼郡石打M.T.さん生産コシヒカリが日本一だぜ。石打関山地区はサイコ~のコシヒカリを産する地区として知られている。

 3,800円はいかにも高い。1,800円が許容の限界か。
 期待はずれも極め附き!(2005.1)

弁松総本店(弁当) ~日本橋・大丸東京店購入~

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 1,150円 / オカズとご飯がセパレート型赤飯 / 1人

 伝統ある物が好きだ。
 日本橋の老舗弁当店“弁松”を数年前に買った。オーソドックスなご飯とオカズが1折タイプ。
 強烈な甘さに驚いた。砂糖の分量を間違えたかと思うほど煮物が甘かった。里芋、ゴボウ、たけのこ。カジキも甘い。
 これがこの店の伝統であり、昔ながらの味なのだ。数年経ってもこの甘さを舌が欲する。
 「弁松を食いてぇなぁ~」何度か思った。

 博多帰り。常に出発が遅れるSKY012便。
 タカを括って時間ギリギリに福岡空港に行った。本当にギリギリだった。遅れて欲しい時に遅れない。
 ビールとサンドイッチを食べるヒマもなく飛行機に乗り込む。動き出す前に狭い機内で呑んで食べた。股に挟んだビールをこぼしそうになって焦った。
 空港前にもビールをうんと呑んだ。
 よ~く寝て、ガタンッという着陸のショックで目が醒めた。寝ると退屈な飛行時間をカットできるのでラッキーだ。
 定時運行のおかげで上越新幹線まで時間がある。

 最近ご無沙汰の“本枯れ鰹節”を買うぞ。
 電動鰹節削り機でかいてご飯に載せたり納豆に混ぜて食べよう。
 大丸地下食品売場。
 探した。ない。男店員に訊く。迷惑そうに電話で確認。別の男店員が来た。
 「削ってないのはありません!」無いのが当然の口ぶり。
 有るのを知らずに無いと言うなら店員が悪いし、本当に無いのなら大丸東京店はダメなデパートだ。
 本枯れ鰹節は日本の伝統そのもの。あんな美味しいモノを置いてないとは、神をも畏れぬ所業だぜ。
  昨日、大丸福岡天神店の催事“鹿児島食品展”で枕崎産本枯れ鰹節を発見。小さめ1本1,625円。買おうとした。店の兄ちゃんの目付きが気に食わない。買わなかった。
 「これだ!」ってのを見つけた時は多少の事には目をつぶり確保するのが得策だ、と痛感。
  日本橋“にんべん”まで脚を伸ばす気力はない。時間もない。

 念願の弁松を買った。1折タイプは売り切れでセパレートのみ。今回は赤飯。
 新幹線に乗り込む。弁当を開けた。見た目がジミだ。だがうまいぞ、きっと。
 食べた。ゴボウの煮物。
 甘くない! 里芋、カジキ、れんこん、乾し椎茸 …。
 あの懐かしい強烈な甘さが消えた。なぜだ?
 デパートその他で売って販売量が増え、大衆に迎合して“伝統”を放棄したのだろうか?
 赤飯に味がしない。
 ごま塩は別添小袋だった。ごま塩をかけない人はいないだろうから最初からかけてあった方がイイ。フタを開けた時、ゴマのステキな香りがプ~ンとするに違いない。
 最後に食べた豆きんとんだけは異様に甘い。オカズになり得ない豆きんとんが多すぎる。バランスがヘンだ。

 数年間恋焦がれた“甘い弁松”は、“普通の弁当”に成り下がっていた。(2011.2.20)

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