アメ車試乗

C8コルベット右ハンドル仕様に懸念!

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 新型C8はコルベット史上初の右ハンドル仕様も造る。日本に導入される。
 日本市場で大ヒット中のジープ。全車種右ハンドル。これも大ヒットの重要な要因だ。左ハンドルというだけで購入意欲を削がれる人は多い。
 これにあやかってかどうかわからないが、コルベットにも右仕様は嬉しい。
 初のミドシップだから意欲的なのだろう。

 だが喜んでばかりいられない。
 左ハンドルのガイシャを右にする場合、ブレーキマスターバックはそのまま左のことが多いと以前聞いたことがある。ブレーキフィーリング、タッチが悪くなると言われる。
 左側通行のヒトの不便なんか考えもしない。「右にしてやっただけで感謝しろ!」とでも言いたげだ。傲慢なヨーロッパ&アメリカ。
 最近の事情は知らないが・・・。

 もっと重大なのがペダル位置。
 ミドシップ車はでっかいハラワタ(エンジン)を車両中央後ろ寄りに据える。
 必然的にドライバーは前寄りに着座する。前輪と近くなる。
 右ハンドルの場合、右足を伸ばした所に出っ張ったホイールハウスがある。アクセルペダルはその左に位置。ブレーキペダルはさらにその左。
 足を左に寄せないと操作できないのだ。快適な運転は不可能。

 イギリスの誇るスーパーカーマクラーレン。3台試乗した。マクラーレン福岡。
 650S、570S、540C。650は右ハンドル、あとの2台は左。
 右ハンドルは体がよじれるようだった。左仕様はドンピシャなペダルセッティング。
 「買う時は絶対左だ!」と誓った。

 右ハンドルコルベットの足下がどんな具合か予想できない。ボディが大きめだからひょっとして快適かもしれない。現物に触れるまで判らない。
 ミドシップのペダル位置に危惧の念を抱くのは、左右ハンドルのマクラーレン3台を福岡都市高速で3時間試乗したからだ。
 未経験では想像すらできないだろう。

 右仕様コルベットのペダル位置や如何に!?(2019.8.10) 

傾奇者の極致、もしNewコルベットを色違いで二台持ちしたら!(2020年型)

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 傾奇者(かぶきもの)とは・・・
 異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者達のこと。
 茶道や和歌などを好む者を数奇者と呼ぶが、数奇者よりさらに数奇に傾いた者という意味。

 シボレー・コルベット。
 1953年デビューのアメリカが誇るスポーツカー。第8世代NewC8ではついに伝統のロングノーズ・ショートデッキを棄て、FRからMRに変貌。
 ヨーロッパのスーパーカー達と闘うためにはミドシップが必須だったのだろう。大きな決断だ。
 新型コルベットの出現は今年のアメリカ自動車界最大のトピックに違いない。

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 日本時間7月19日11時30分、C8コルベット発表会の模様が全世界にライブ配信された。でもパソコンの具合が悪く観られない。
 あとで画像を見た。
 「あれっ!?」
 あまり格好良くない。期待はシュッと萎んだ。前が短すぎる。
 冒頭画像はカッコイイ。角度によってかなり違う。

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 リアスタイルもヘン。
 ミドシップはGM初作品。デザイナーが慣れていないのか?
 こなれてない。ぎこちない。板に付いてない。スッと入ってこない。欧州スーパーカーメーカーが見たら嗤うかも。

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 インテリアは良いぜ。未来的だ。ステアリングの形も独特。

 マイナーチェンジまたは次期C9になれば超格好良くなるに違いない。
 いや、現物を見たら「」と惚れるかも。
 内容は凄そうだ。まさに第一級のスーパーカー。きっと欧州勢の1/2~1/3の価格で同様のパフォーマンスを発揮するのだろう。
 コルベットには思い入れがある。オレ自身がGT-Rの前に2006年型C6コルベットを5年半6万km愛用していたからだ。

 奇想天外な着想が浮かぶ。
 NewC8コルベットを色違いで二台持ったらどんなに素晴らしいだろう。
 1台はガンメタボディに真っ赤なインテリア、もう1台がレッド塗装にブラック内装。
 全く同じクルマの色だけを変えて二台持つとは酔狂極まりない。お洒落でもある。素っ頓狂。かなりの変わり者。
 これこそ「傾奇者」だ。

 このアイデアはオリジナルではない。
 アメリカ映画「氷の微笑」でシャロン・ストーン扮するミステリー作家キャサリンが白と黒のロータス・エスプリに乗っていた。
 「なんてお洒落なんだ!」と酷く感動。
 「オレもいつかやりたい!」と切望。
 しかもモノトーンの黒と白。これは思いつかない。ものすごく粋だ。

 複数のクルマを所有する場合、スポーツカーとセダンとSUV等バラエティに富むのが普通のやり方。
 それをスーパーカー二台、さらに同一車種は珍しい。
 「あははっ!」と笑(嗤)われてもいい。
 「マサらしいや!」と呆れられるのは快感だ。
 「普通のヒトはやらないですよ!」との非難(尊敬?)も望むところ。
 馬鹿げな行動=ステキな振る舞い、と言って差し支えない。

 もし実現すれば、ついにオレも稀代の「傾奇者」になれる!(2019.7.19)

キャデラックCT6試乗、身長165cmのグラマーでややおっちょこちょいで気の良い美女!(2019年型)

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  待ちに待ったマイナーチェンジ版キャデラックCT6試乗の日。

 前日15:32。キャデラック高崎/シボレー高崎から電話。何だろう?
 「青木様、明日10時のご試乗の予定は変更ございませんでしょうか?」
 「はい、ないです」
 「私、明日席を外してしまいますので若手のセールスマンが対応させていただきます。どうぞお手柔らかにお願いします!」
 「あはは!はい!」
 自分の不在をその場でなくちゃんと前日に伝えるとは誠実だ。優秀なディーラー。

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  当日。キャデラック高崎/シボレー高崎。
 「おクルマのご用意をしてきます」と若いイケメンセールスマンY氏。
 外にはオレンジ色のカマロが佇んでいる。カッコイイ。
 若いねぇさん現る。
 「あーお久しぶりですぅ。半年ぶりくらいですよね!」
 「はい、ちょうど半年です」
 憶えてくれていたとは嬉しい。
 「お元気そうでヨカッタです!」
 「あなたもいつも美人ですね!」
 「いえ、アタシはダメなんですよぉ」
 「ヒゲ、ますます凄いでしょ!」
 「はい、思いましたぁ~。GT-Rでまた九州へ行かれたんですか?」
 「はい、行ってきました!」
 コーヒーを飲みつつ楽しい会話。
 Y氏にGT-Rスピード自慢、過去24年間にわたるGM車遍歴、長距離走スタミナじまん・・・。
 「CT6、ちょっとお高くなっちゃったんですよぉ」
 「マイナーチェンジで100万高くなるかと思ったら少し(27万)だったね。ナビが世界初なんでしょ!」
 「はい、完全通信型ナビでして・・・」
 9,990千円が10,260千円になった。
 Y氏もねぇさんも「今日はGが不在で・・・」と申し訳なさそう。「昨日電話もらいました」とワタシ。カンジ良い店だ。ミツオカ自動車。

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 外に出てCT6と邂逅を果たす。
 「カッコイイですねぇ!」
 「ありがとうございます!」
 マイナーチェンジ前のはエレガント、これはアグレッシブ。
 「イイ面構えだ。でもナンバープレートが上過ぎるね。もっと下にしてグリルを全部出さなきゃ!」
 「あーここになっちゃうんですよね~」
 クルマのフロントグリルは人間なら顔。大事な部位だ。
 自分のアゴに金属板が四六時中くっついてたらイヤだろう。きっとキャディだって「邪魔だなぁ~外してくれないかなぁ~にゃおーん」と啼いているはずだ。
 以前乗ってたC6コルベットもとんがったカッコイイ鼻先にガバッとナンバープレート。
 GMジャパンのセンスを疑う。
 「地上何cm」と決まりがあるのだろうか。調べる。「見やすい位置」なら法規上問題ないようだ。
 どうか無粋な真似は止めてくれ。

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 「テールランプがBMW7みたいになっちゃったね」
 「そうなんですよ~」

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 黒ボディにブラック内装。シックだ。凄みはあまり感じない。上品な風情。
 「う~ん、高級車だねぇ」
 「はい、CT6は一番のキャデラックですから」
 シボの感触が絶妙。ピラーと天井にはアルカンタラが貼ってある。
 「では出発します。おっ、スッと出ますね!」
 アクセルペダルに軽く足を乗せただけでスイッと動く。きっと踏み始めにガソリンがぴゅっと出るセッティングなんだろう。デカいクルマ(全長5230mm)がサッと動くのは気持ち良い。初っ端から心をぐいっと掴まれた。
 静かだ。
 外界から隔絶されスーッと異次元感覚で進む。「Theキャデラックワールド」だ。
 ハンドルは滑らかに切れる。
 ブレーキも良い案配。
 「止まる寸前がしっとりだねぇ!」
 「はい!」
 「足回りかたいけどゴツゴツしてないですね!」
 「ありがとうございます」
 昔、辛口で有名な著名自動車評論家三本和彦が「キャデラックのような乗り心地、シトロエンのような乗り心地!」と両車をお手本として特別視していた。
 それは今でも健在。
 スポーティ路線をひた走る最近のキャデラック。ちゃんと丸みも備えている。
 凜々しさを湛えながらも鷹揚だった12年8ヵ月174,000kmを共にした1998年型キャデラック・コンコースとは隔世の感がある。21年も経てばアメ車だって大きく変貌する。
 アクセルをガバッと踏んでみる。
 「ボロボロボロッて音がイイねぇ~。上品な女がちょっとしたミスで馬脚を現したような可愛さがあるね!」
 「あ~表現が面白いですね!」
 「身長165cmのグラマーでややおっちょこちょいで気の良い女だねこのクルマは。良いオンナだ!」
 「あー・・・」
 コンコースもそうだった。昔から不変。好みのタイプ。
 クルマが大好きだから、つい女に例えてしまう。

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 3車線、前後左右にクルマ無し。いきなりフルスロットル。クォ~~~ン!快音だ。
 「加速悪くないね!」
 いかに340馬力といえども1,950kgのボディを爆走させるのはムリだ。しっとりした程よい加速と言える。

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 「あれっ、走行距離354km?」
 「はい、まだ来たばかりですので」
 「あっ、昨日電話でGさんから『お手柔らかにお願いします』と言われてたんだった!」
 「あーすいません」
 「これで九州まで走ったらイイだろうねぇ~!」
 「はい、いいと思います!」
 「ベンツSクラスより良いね!」
 「はい、キャデラックの方がいいと思います」
 「CT6-Vは導入されないんですか?」
 「今のところないですね。連絡が来るのが直前なんですよ」
 「あそう。GT-Rと同じ550馬力は魅力的だねぇ」
 「そうですよねぇ」
 大型セダン+大馬力がどんな振る舞いを見せるのか、とても興味深い。レーシングカー然としたGT-Rとどれほど味わいが異なるのか。テストドライブしてみたい。

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 ありがとうございました!と礼を述べて試乗を終える。
 ねぇさんが居た。
 「CT6良かったです。惚れました!」
 「あ~、気に入っていただいてよかったです!」

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 黒に黒も良いが、万が一買うならマンハッタンノワールというガンメタ塗装にベージュインテリアだ。濃い目のグレーとベージュはよく似合う。服装でも好きな組合せ。
 ナンバープレートの位置はどうしても下げたい。それが必須条件だ。
 「惚れたぜキャディCT6よ
 GT-R、コペンに続く第3のクルマとしてウチに迎えたい!
 そう夢想して止まないボクだった。
 良いクルマに試乗すると一日良い気分。軽い興奮状態にある。

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 今日は新型CT6発表会。お土産にキャデラッククレスト入りブックカバー。

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 もうひとつがお菓子。
 BAKEDというニューヨークブルックリンのコーヒーショップ&ベーカリーのモノ。
 持つ。重い。

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 ディープダークブラウニーとブラウンシュガーブロンディー。
 何のことやらわからない。焼き菓子には造詣が深くないから。黒い方をガブリ。
 「うまい!」
 甘い。強烈に甘い。濃厚だ。じゅわじゅわと甘い汁が口腔内を席巻。あまり知らない味わい。
 「アメ車を造る国はこんなに甘くてうまい菓子も作るのか!」
 びっくりした。どんどん食べる。1個食べたら甘さでハラ一杯。ふたつ食べようと思ったがもうじゅうぶんだ。
 これだけ甘くて濃いと胃がもたれるかも。油も多そうだし。

 BAKED。あとで調べたら超人気店らしい。
 おっ、1個540円もする。美味しい菓子を1,080円もくれるとは太っ腹キャデラックディーラー。
 初めての味に触れることができて嬉しい。 

 アメリカ版「キャディCT6とBAKEDの焼き菓子」イイねぇ~。
 純日本「GT-R&塩豆大福」と同じくらいイイ。(2019.7.4) 

2020年型シボレー・カマロSSの顔が変わる!

 現行第6世代カマロ。マイナーチェンジして顔が変わったばかり。
 2020年モデルのSS(6200ccV8)はまた変わるらしい。
 なぜ1年で?
 それはマイナーチェンジ版が格好悪いからだ。
 前期型のクールな印象からガバッと大口を開けた大胆な(品のない?)面構えになった。顔が真っ黒。
 なぜこのデザインを採用したのかわからない。デザイナーの錯乱によるものか、幹部の狂気に因るのか。
 カマロファンが思うのと同様、GM自体も疑問を持っていたようだ。そうじゃなきゃ変えたばかりのツラをまた変えるハズがない。
 尤も、ローンチエディションのオレンジボディに黒い顔はよく似合い、ボンネットのぶっといブラックストライプと呼応して迫力がある。

 2020年型SSはバンパーがボディ同色となり品が出た。
 二度も化粧直しするとは前代未聞。方向性を迷っているのか。
 でも悪いと思ったら素直に認めてすぐ改良。この姿勢は正直で良い。
 困るのは「大口カマロ」を買ったヒトかも。

 カマロのツラが変わったくらいで意見を述べるとはオレも相当なGMファンだ。
 カマロ2台、キャデラック・コンコース2台、コルベット計5台のGM車を24年間乗り続けたんだから当然か。
 格好良くて大胆で遊び心にあふれるGM車。
 GT-Rとコペンと同じくらい好きだ。(2019.5.8)

ミドエンジン・コルベットに期待大!

 7月18日にC8シボレー・コルベットがアメリカ本国でデビューする。
 カッコイイ。前が短くて後ろは長い如何にもミドシッププロポーション。
 顔がカラスの嘴のように強烈にとんがってる。ここがイイ。日本仕様はナンバープレートがとんがりを隠さないよう願う。C6もC7も無粋な位置にプレート。
 ボディカラーは12色、インテリアに3色。
 黒ボディに赤インテリアがステキ。凄みがあって派手でサイコ~。

 1953年誕生のコルベット。現行は第7世代C7。
 C6に5年半6万km乗った。V8-6000ccOHV404馬力。
 C8のエンジンがすごい。
 V8-6200ccOHV500馬力、V8-4200ccDOHCターボ600馬力、V8-5500ccDOHCターボ800馬力、そして極めつけがV8-5500ccDOHCターボ+モーター200馬力で1000馬力!しかも四駆。
 ベースエンジンは改良型だが他は新開発。
 名称はエンジン毎にコルベット、グランスポーツ、ZO6、ZR-1となるだろう。

 時速300キロ超の世界では10キロ速くするには100馬力が要る。
 オレのR35GT-Rが550馬力で最高速318キロ。マクラーレン720Sは720馬力341キロ。
 1000馬力コルベットなら順当にいけば720Sの341キロ+30キロで370キロとなる。
 格好良くて、超弩級のスピードで、きっとマクラーレンやランボルギーニやフェラーリよりかなり安くなるであろう1000馬力コルベット。
 魅力的。
 ドアが上に開かないのは唯一の欠点。スーパーカーはド派手な方がイイ。

 ブガッティ・ヴェイロンがデビューした時は1001馬力で2億円。でも最高速407キロと度肝を抜かれた。
 400以上は無用の長物。370でじゅうぶん。
 千馬力ベティは3千万くらいかな?
 怒濤の1000馬力にしては安い。垂涎モノだ。(2019.5.7) 

マイナーチェンジ版カマロSS試乗、カッコイイ!ド迫力!エロいサウンド!(2019年型)

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 画像を見ただけでコキ下ろしたマイナーチェンジ版カマロの顔。
 改良前と比べマヌケで下品な印象を持った。

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 年末に届いたシボレーのボウタイ。
 強烈な青のカマロが異形のハガキに印刷されている。斬新な便り。ニューカマロデビューフェアのお誘いだ。こんな粋なモノが来たんじゃ訪問せずにいられない。
 画像のみでコキ下ろしたカマロのツラ。現物はどうだろう。興味津々。

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 「青木さん、改めまして明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!」
 「おめでとうございます。よろしくお願いします。・・・下品な顔になったと思ったけど、迫力だねぇ!」
 「はい、より男性っぽくなりました!」
 シボレー高崎ショールームに2台のローンチエディション。SSとLT RS。伝統あるオレンジ色にぶっとい黒ストライプ。もの凄く目立つ。
 「格好良さじゃコルベットに負けてないね!」
 「はい、特にこのローンチエディションではそう思います!」

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 「黒のボウタイは不気味だねぇ~!」
 「はい、ワルに見えますよね!」
 本来は金色。ブラックは、悪魔にだけ与えられたような烈しい特別感に満ちている。さすが特別仕様だ。

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 「GMジャパンの車両をお借りしているのでご一緒させていただくのはGMジャパンの者なんですよ~」
 「わかりました」
 「それで誓約書とアンケートも書いていただきたいんですが・・・」
 書き終わる頃、GMジャパンのヒトが現れた。
 C6コルベット、キャデラック・コンコース2台、第4世代カマロZ28、第3世代カマロ・スポーツクーペ。24年間もGM車を愛用したことを披露。
 コルベットを事故で失った時、ZO6も検討したがマニュアルトランスミッションしかないのでGT-Rに決定したことを告げる。GT-Rスピードジマンはお約束。
 「そろそろ(GMに)戻りましょうよ~」
 「あはははっ」

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 試乗車は青のLT RSとSSローンチエディション。
 何も言わないのにSSがウォームアップされている。GT-R乗りなら、2000ccじゃなくV8-6200ccのSSが順当なセンって事か。

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 良い造りの車内。ス~ッと長く伸びるダッシュボード。上質な雰囲気。
 走り出す。ドワッと凄い音。スッと出る。
 「これ(メーター上のふたコブ)が邪魔ですねぇ」
 「あ、そうですか。カマロは伝統的に視界があまり良くないんですよ」
 「でも囲まれ感が良いですね!」
 「ありがとうございます」

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 空いた。周囲にクルマ無し。ガバッとアクセルを床まで踏んづける。ガガガガガガッと強烈サウンド。
 「良い音ですねぇ!」
 「はい!」
 「ケツが暴れますね!」
 「タイヤがまだ温まってないからですね」
 「痛快なクルマだ。ゴロゴロ言う排気音は、後ろに猛獣がいてもっと速く走れ!って急かされてるようだ。シビれますね!」
 「ありがとうございます。GT-Rにお乗りの方にそう言っていただけて嬉しいです」
 マグネライドのおかげで良い乗り心地。

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 試乗は無事終了。
 「ブラックペイントホイールなのにナットが銀色じゃダメですね。黒でないと!」
 「あーこだわる方はそう思うかも知れません」
 こんな指摘は予想しなかったみたいだ。
 オレはコペンのブラックホイールを買った時、ナットもわざわざ黒を別途購入。中途半端は良くない。一周してる赤はステキ。 

 あり得ない目立ち方のカマロ・ローンチエディション。超カッコイイ。押し出しが凄い。あふれる風格。下品でイヤらしくエロい爆音。
 グラマーなアメリカねぇちゃんだ。
 ブルーカマロもステキ。クールだ。マイナーチェンジ前より青が濃くなった気がする。もし買うならこのブルー。

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 お土産にアメリカンデニムの手帳。

 「青木さんにSS第1号に乗っていただいて良かったです!」
 「あ、10時に予約のふたりのヒトはLT RSだったん?」
 「はい、色々お話伺ったら2リッターの方がイイようでしたので」
 「良いクルマ乗せてくれてありがとうございました!」
 「いえ、ありがとうございました!」

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 GT-Rに乗り込む。
 「おぉ、視界が良い!」
 普段乗ってるとわからないが、GT-Rはこんなに視界が良かったのか。
 とっても驚いた。(2019.1.12)

新型ジープラングラー試乗、良い!軽やかさに驚く!(2019年型)

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 5年半前に試乗した旧型ラングラー。すごく良くて欲しくなった。
 新型。見た目はあまり変わってないが乗ったらどうだろう。興味津々。
 今回のラングラー。4気筒2000ccターボ搭載がトピック。
  試乗車はラングラースポーツ。試したかった2リッター版。ラッキー!
 スポーツトリムはオーバーフェンダーと荷室部分が黒の樹脂。格好悪い。全部ボディ同色がイイ。でもサハラだけ。だがサハラはV6-3.6のみ。サハラと2リットルの組合せがベストだ。無い物ねだり?
 「旧型とあまり違わないように見えたけど並べるとだいぶ違いますね!」
 「はい!」
 「ロサンゼルスショーで発表のグラディエイター格好良いですね。正規導入されないんですか?」
 「はい、されないんですよ~」

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 「GT-Rもカッコイイですね!」
 セールスマンS氏は一応褒めてくれたが「も」は余分だ。ついでに仕方なく言ったように聞こえる。
 「GT-R、カッコイイですね!」
 こうじゃなきゃ。GT-Rオーナーは自分のクルマに誇りを持っている。大好きだから乗っている。ジマンしたいクルマだ。そこをくすぐるのがデキるセールスマンと言えよう。

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 フロントグリル上部がスラントしてる。
 「このカーブが良いですね。猫のアタマみたいで可愛い!」
 「は、はい。あははは・・・!」
 豊かになった表情。先代は平板な顔つきに見えるから不思議だ。わずかな変化だと余計に差異を感じる。

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 室内はしっとり。良いカンジだ。
 「ダッシュボードの奥行きのなさは先代と同じですね!」
 「はい。あはは。フロントガラスは傾斜が強くなったんですよ」
 「あそうですか。アクセルとブレーキが旧型はかなり段差があってゲタ履かせるヒトもいたけど、これはそんなでもないですね」
 許容範囲だ。問題ない。厚底靴を履いても誤操作のないよう敢えて段差を付けてるらしい。
 エンジン始動。静かだ。軽快なサウンド。

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 出発。ハーフスロットル。
 「おっ、速いじゃないですか!こりゃイイ!」
 想像以上のダッシュ力。びっくり。軽量車のよう。とても1,950kgとは思えない。快音。
 「はい、60kg軽くなっています!」
 「位置が高いからイイですね!」
 「はい、スポーツカーとはまた違った雰囲気かと思います」

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 GT-R自慢をしても反応が悪い。客のジマン話には興味がないようだ。運転に専念。
 「ハンドルがぐにゃぐにゃしますね。スポーツカーと違って曖昧な方が良いのかな」
 「そうですね」
 「ブレーキのタッチが良い!」
 4気筒エンジンは272馬力、トルク40.8。気持ちの良いエンジン。
 「このエンジンのおかげで軽やかに走りますね。外観の印象と全然違う走りだ!」
 「ありがとうございます!ぜひ、増車をご検討ください!」
 「ははは」
 ただ試したかっただけなので「はい!」とは言えない。誠実なボク。

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 先代とは大きく変わっていた。フレンドリーに、オールラウンダーに、現代的に。長距離高速移動も悪くないハズだ。
 「カッコイイ!」ってだけで買ってもOK。後悔はしない。荒れ地に赴かなくても普段使いだけで充分楽しめる。
 とても気に入った。でも旧型比100マン高。
  カネがあればGT-R、コペンに続く第三のクルマとして迎えたい。グラナイトクリスタルメタリックのヤツを。(2018.12.7) 

ジープ・グラディエイターに惚れた!史上最強にカッコイイ!クールだ!

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 ロサンゼルスショーで発表されたジープ・グラディエイター。ラングラー・アンリミテッドベースのピックアップトラックだ。
 超カッコイイ。
 シルバラードやラムやF150よりも。あちらは全長5800mmのフルサイズ。グラディエイターは5500mmほどのミディアムサイズだ。ステーキの焼き方はミディアムレアが好き。
 画像を見ただけだがプロポーションが素晴らしい。
 息を呑むほど。直線的で潔い。前輪がうんと前にあるから力強い。
 Gladiatorの意味を調べる。剣闘士。このイデタチにピッタリ。ドンピシャ命名だ。
 オレンジ色やミディアムグレーがステキ。特にオレンジは秋の味覚「柿」に通ずる美味しそうな色。ピックアップトラックをこんな派手でお茶目な色で乗ったらイイだろうなぁ~。

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 見込み薄だが、日本に正規導入されたら嬉しい。好事家の間で大人気必至。ミツオカ自動車に頼んで並行輸入って手もある。
 トヨタ・ハイラックスが人気らしい。一定の需要はあるのだ。
 ボディ同色トノカバーを装着し長いセダン風情を装う。お洒落だ。
 GT-R、コペンに続く第三のクルマとして迎えれば興奮する。赤と黄色にプラスされるのはミディアムグレーか青。
 中型猛獣を飼う感覚。庭に居るだけでわくわくする。

 「日本一周」第二弾をやらかすのもまた一興。
 スピードは気にせず威風堂々と各地を漫遊する。グラディエイター漫遊記だ。冬ならトニーラマかハカのウエスタンブーツを履きたい。
 各ホテルのチーフドアマンが扱いに逡巡するかも。「トラックor乗用車?」と。(2018.12.2)

マイナーチェンジ版カマロ日本上陸、ブサイク!SSはあり得ない高価格680万!

 マイナーチェンジした第6世代カマロ。ようやく日本に上陸した。
 LT RSは以前とあまり変わらないが、SSはぐんと高くなり6,804千円。
 驚愕の高価格。
 シボレー・カマロ。格好良くて豪快で押し出しが強くそこそこ速くて安い。これが魅力だった。
 昔愛用した1995年型Z28は3,690千円。V8-5700ccOHV275馬力。今はV8-6200ccOHV453馬力。ATは4段から10段になった。流石に10段はやりすぎ。
 いかに性能が向上しても、いくら年数が経っていても84%増はぼったくり。
 日本で売れないから安く出来ない事情があるのだろう。でもアメリカ価格とあまりに違いすぎる。

 しかもツラが酷い。
 凜々しいハンサムだった改良前。改良(改悪)後は顔が真っ黒になり完成前の出来損ないにしか見えない。ブサイクだ。下品だ。半端なクルマ。
 このマイナーチェンジは完璧なる失敗作。輝かしいカマロ史上最悪の汚点を刻む。後世に語り継がれるであろう。第4世代マイナーチェンジ後もブスだった。
 なんでこんなツラにしたのか。デザイナーは発狂?カマロを貶めるためわざと?
 承認した幹部もイカレてる。
 画像だけ。実物を見てみないと確定はできないけれど・・・。
 アメリカ本国カマロはLT RSとSSは別顔。日本仕様は一種類。パッと見ただけでは区別がつかない。どういう意図?

 カマロの狂おしいほどの魅力はどこへ行った?
 1988年型第3世代カマロ・スポーツクーペを6年9ヵ月145,000km、第4世代Z28は2年11ヵ月75,000km。10年近くも共に過ごしたカマロ野郎。最初のガイシャがカマロだった。愛おしいカマロちゃん。
 失敗したマイナーチェンジと価格上昇のせいで、カマロが可愛くなくなった。(2018.11.22)

キャデラックXT5クロスオーバー試乗、豪華で滑らかで機敏!(2018年型)

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 ジャガーEペースに続いてSUV試乗。今度はアメリカン。

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 キャデラック高崎/シボレー高崎。きれいに洗車して、G氏が待っていてくれた。
 ショールームにカマロ。ロングノーズの2ドアクーペ。文句なしにカッコイイ。青もイイじゃないか。どぎつくなくてちょうど良い色合い。シートは特注の黒&アイボリー。ステキだ。
 第3のクルマとして家の庭に迎えれば、赤(GT-R)青(カマロ)黄(コペン)で信号機が出現する。赤青黄色、青になったら渡ろう~ と子供の頃憶えた歌を口ずさんじゃう。
 庭がカラフル。お花畑のようになる。服の色によってもどのクルマに乗るかが決まりそうだ。嬉しい悩み。嗚呼~。
 コーヒーをサービスしてくれるのはニューフェイスねぇさん。
 「ヒゲすごいでしょ!」といつものセリフ。
 「は、はい!すごいですね。ビックリしました。立派ですね!」
 かなり若いスラッとしたキレイなヒト。反応が初々しい。
  GT-R、カマロ、キャディ、ジャガー・・・G氏とのクルマ談議は尽きない。お互いクルマ好き。そろそろ試乗しよう。

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 「グリルが豪華だね!」
 「ありがとうございます!スタイルを気に入っていただいて良かったです」
 乗り込む。
 「中も豪華だねぇ!」
 「はい、ダッシュボードにスウェードを使っております」
 ベージュのシートがゴージャスぶりを高める。
 出発。
 「おっ、スッと出るね!」
 「はい。V6ノンターボですので最初のツキが良いと思います」
 「足まわりちょっとかたいけどしっとり感もあるね」
 ガバッと踏んでみる。
 「お~イイねぇ~。じゅうぶんな加速だ!」
 3600ccターボなしでも力強い。びっくり。
 「はい、314馬力ありますので良いと思います。Rに較べたら全然ですけど・・・」
 オレのどんな発言にも即座に笑顔と共に的確な答えをくれる。できるセールスマンだ。
 加速時の音もイイ。ハンドル軽くしっとり。たっぷりの囲まれ感。世界の高級車キャデラックに乗っている、とヒシヒシと感じる。快適だ。キャディ感横溢。
 一般道を走る限り悪いところが見つからない。

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 キャディXT5。カーブでグラッと来たジャガーEペースより好きだ。
  先頃本国発表されたXT4もすごくカッコイイ。ミドルサイズセダンCT5も出番を待っている。XT6も開発中。
 2020年までに数種の新型車を出すらしい。
 GM好きなオレにとって、しばらく動向から目を離せない。(2018.5.24)

シボレー・カマロLT RS試乗、カッコイイが走りイマイチ!カマロにこのエンジンは合わない!(2018年型)

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 昨年11月に試乗したV8-6200ccのカマロSS。怒濤の加速じゃないが音にはシビれた。
 本日は4気筒2000ccターボのLT RS。275馬力、トルクは40.8と充分。
 以前乗ってたキャデラック・コンコースはV8DOHC4600ccで279馬力と40.8。現代のカマロは2000ccで同等の出力。すごい。

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 キャデラック高崎/シボレー高崎。イエロー・コペンで出向く。
 黄色いヤツが待っていた。
  超カッコイイ。
 「黄色が似合うねぇ~。陽気でカマロのキャラにピッタリだ!」
 「そうですね。2リッターの場合は黄色イイと思います」
 V8-6200ccは黒推しか。ハラワタに染みる迫力のエグゾーストノートには黒がよさそう。

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 ショールームには漆黒のキャディCT6。
 地獄の底から湧き上がるようなド迫力。ケツがセクシー。ツラもピカピカして堂々たるもの。でかいツラしてる。親分の風格。昔のヤクザ映画に出てきた小池朝夫みたいだ。インテリアも黒。特別仕様。標準タイプは黒の場合室内はベージュ。
 カマロを乗りに来たのにブラックキャディに惚れた。浮気性のワタシ。
 「たまにはセダンも良いんじゃないですか?」
 「おぅ、でっかいキャディ好きだよ」
 「お似合いですよ」
 担当G氏と談笑。
 コーヒーをサービスしてくれたのは初めて見るねぇさん。ZARA金ぴかブルゾンと鬚自慢コンクール準優勝をジマン。ちょいと良いオンナにはすぐやるお茶目な行動だ。

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 おやっ、車庫に白カマロ。
 「白もイイねぇ~」
 端正で凛々しい。陽気なイエローとは別なクルマのようだ。
 「どうですか、白1台?」
 「わっはっはっ!」と笑って誤魔化す。
 今まで新型カマロは赤、黄、黒、白を見た。それぞれの味わい。色によってかなり印象が異なる。どれもカッコイイ。
 色違いで“二台持ち”ってのもオツだ。その場合、白&黒または黄&黒だ。まったく同じクルマを二台。こんなお洒落なことはない。ロータス・エスプリ黒&白を映画の中で乗り分けていたシャロン・ストーンを思い出す。

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 試乗開始。
 「あれっ、出足良くないね!」
 「はい、どうしてもV8-6200ccと較べてしまいますと・・・」
 「トルクが40.8もあるのに」
 「やはりターボですと最初のツキが悪いですね」
 「同じエンジンのキャディATSを2日間乗った時は静かで振動もなく速くてよかったけど」
 「キャデラックのキャラですとなかなか良いと思うんですがカマロですと・・・」
 「あっ、スタイルからして速いのを期待しちゃうからね」
 「はい~」
 「おっ、ぐいっと踏むとイイね!」
 凄くないが悪くない加速。
 「はい、中速域は良いかと思います」
 「おぉ、ブレーキがよく効く!」
 「はい、シャシー能力は高いと思われます」
 きちんと応えるG氏。

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 イデタチ最高、走りはイマイチ。
 シートもダメ。パワーリクライニングが途中でストップ。直角の椅子に座っているかのよう。
 「あれっ、これ以上寝ないの?」
 「はい、それで一杯なんですよ」
 「こらぁダメだね!」
 「はい、もうちょっと改善して欲しいと思います」
 「ドアミラーが大きすぎて右斜め前がよく見えないね!」
 「はい、そうなんですよ」
 「インテリアがきっちり作ってあるねぇ!」
 文句だけじゃなく良いところもちゃんと指摘。フェアを旨とするオレ。
 「はい、今回のカマロはヨーロッパ車に負けないレベルになってます」
 「窓が小さくて囲まれ感がイイねぇ」
 「安心感がありますよね」
 一転、話題はコルベットに。
 「755馬力のコルベットZR1は正規輸入されるの?」
 「いえ、されないんですよ。その代わりにテーラーリングプログラムでご勘弁いただこうと思いまして。ZO6(659馬力)でも音がもうギリギリですので」
 「あ、音の問題か」
 「はい」
 ZR1の爆音を聴きたかった。
 クルマは三つのSで決まる。スタイル、スピード、サウンド。官能を刺激するド迫力サウンドを子守歌に昼寝したい。

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 メーターの上がフタコブラクダか蛙の目玉のように突起。目障りだ。

 ターボ4キトウ2000ccカマロ。
 小さいエンジンでカマロを動かすとはクールだ!と想像していた。期待外れ。このエンジンはカマロに合わない。キャディATSにはドンピシャだったがカマロに積むべきじゃない。
 カマロの醸す鷹揚で、お茶目で、パワフルで、やんちゃなイメージを損なう。ただカッコイイだけで中身の薄っぺらいヒトみたいだ。
 GT-R、コペンに続く第3のクルマ候補からカマロLT RS陥落。
 楽しみにしていた試乗が予期せぬ結末となった。カマロ贔屓として残念。
 期待が大きかっただけに落胆からしばらく立ち直れない。(2018.2.5)

リンカーン・ナビゲーター試乗、鷹揚!迫力!ゆったり!往年のアメ車感炸裂!(2010年型?)

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 BUBU宇都宮。またもや群馬からやって来た。2ヵ月ぶり。9月、11月に続き3度目。

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 ショールームにダッジ・チャレンジャーSRTヘルキャットとSRT392。漆黒のすごい奴等が挟み撃ちでお出迎え。ヘルキャットは怒濤の707馬力だ。
 「おぉ、イイねぇ!2台も!」
 「はい、お揃いのところを是非お写真を!」
 ショールーム内でエンジンかけさせてくれる。ヘルキャット。
 「バオッ!・・・ドドドドドド!すごすごすごっ!」
 ハラワタに染みるすばらしい重低音。この世のモノとは思えない迫力。
 エンジンが掛かる刹那、イヤイヤするようにむずがる。生き物のようで可愛い。
 3000回転。ドワッ!!!!!僅かに回転上げただけで増す迫力。
 「すごい!シビれた!」
 「もう青木さんにピッタリですよ!」
 「わっはっはっ!」
 SRT392のエンジンも始動。高回転はわからないがアイドリングではヘルキャットに遜色ない迫力。
 HELLCAT。牙を剥いたネコちゃん可愛い。獰猛で、猫というよりヒョウのようでもあり鬼のようでもありワシのようでもあり噛みつき亀のようでもあり恐竜のようでもある。
 ブレーキローターはスリットタイプ。ドリルドではない。
 タイヤは275-40-20とデカい。前後共通サイズ。高性能車では珍しい。GT-Rは前255-40-20、後285-35-20だ。
 ブラックホイールに銀色ナットは配慮がない。黒にすべきだ。

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 コーヒーを飲みながら与太話に興じる。
 「面白い試乗車ある?」
 「見ていただきたいんですが」
 ふたりで外に出る。
 「私が考えた中ではナビゲーターが良いと思います」
 「おっ、カッコイイ!」
 「ありがとうございます!」
 キャデラック・エスカレードとそろい踏み。威風堂々っぷりを競い合う。ステキな構図。
 「エスカレードは高崎でお乗りいただいてますので」
 「うん。現行型は高崎で、旧型は東京で乗ったよ」

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 仮ナンバーを装着してくれる。いざ出発。
 “ズゴズゴズゴズゴッ”
 ド迫力サウンド。まさに往年のアメ車だ。これこそアメ車好き野郎が求める音響。
 しなやかに軽いハンドル、しっとり乗り心地、悪くない加速。V8-5400cc309馬力。トルクがぶっといからこの馬力でも不足はない。
 「ハンドル曖昧だね!」
 「あ~、あいまいって表現は良いですね!」
 「キャディ・エスカレードよりイイねぇ~」
 「そう言っていただけると嬉しいです」
 でっかい図体なのにキビキビ走る。
 「こんなに急ぐSUVはいないですよ。青木さんだけですよ」
 「わっはっはっ!」
 「自分のクルマはフルスロットルしないんでしょ?」
 「するよ。ヒトのクルマだからしてるワケじゃないで!クルマは骨までしゃぶり尽くさなきゃな!わっはっはっ!」
 「そうですか、はははっ」
 自分のクルマは真綿にくるんで大事にするクセにヒトのクルマは酷使する。オレはそんな卑怯な輩じゃない。

 最近のキャデラックが失ってしまった古のアメ車テイスト。ナビゲーターは色濃く残している。
 これで九州遠征したらどんなに快適だろう。
 「これから池上町イクで!」
 「あっ、楽しんできてください!」

  今回の訪問に際し、店長とケータイでの連絡が従前のようにスムーズにいかなかった。なんかヘンだ。
 わざわざ群馬から栃木にやってきて、1台もクルマを買わず、コーヒーを飲みながら友達のように与太話を炸裂させ、傍若無人に外車を試乗するオレはついに嫌われたようだ。
 買わずに試乗ばかりで申し訳ないからと毎回お土産持参。味にうるさいオレが福岡、群馬、佐賀のうまいモノを吟味したのだが。
 招かれざる客、歓迎されざる客になったのだ。
 そろそろ潮時か。
 リンカーン・ナビゲーターが最後のBUBU宇都宮試乗となりそうだ。
 それも時の趨勢。甘受する。(2018.1.22)

フォード・マスタング試乗、V6でも横溢するアメ車の雰囲気!(2014年型)

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 池上町で馴染みMと逢ったあと餃子を食べ、BUBU宇都宮店に向かう。
 「青木様、ムラサキのお帽子(ボルサリーノ)がよくお似合いですね!」
 店長A氏が気持ちよく迎えてくれる。
 「ありがとう!」

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 おっ、ショールームにド迫力グルマ鎮座。ダッジ・チャレンジャーSRT392。HEMIエンジンだ。V8-6400cc480馬力。
 「すごい迫力だねぇ~!」
 「青木さんにバッチリお似合いですよ!」
 「悪そうだね!」
 「もうピッタリですよ」
 「こんなでっかい迫力のクルマ(の助手席)に派手で小柄な女を乗っけてたらイイねぇ~!」
 「あっはっはっ!」
 “小柄で華奢でド派手”がポイント。どーんと大柄巨乳女より断然似合う。そう確信した。
 ブラックが底知れぬ凄みを醸す。すごい黒。漆黒だ。インテリアも黒で失神する程カッコイイ。シートは限りなくゴツイ。こんな怖そうな超弩級グルマは滅多に見ない。
 スマートになった最新型カマロより、モデル末期のチャレンジャーがマッスルカーの王道を往く。

 「もうすぐチャレンジャー・ヘルキャットが入荷しますよ!」
 「あそう。707馬力だよね!」
 「はい、よくご存じですね」
 その上にはデーモンという840馬力のすごい奴。最後のFRとなるシボレー・C7コルベットZR1は755馬力だ。アメ車のパワーウォーズは止まるところを知らない。でもデーモンはヘルキャットに乗ってるヒトだけに購入の権利がある特別なクルマ。
  スーパーカーの雄ランボルギーニ・アヴェンタドールは700馬力。今ではSで740馬力。45,000千円もする。サラリとその上をいくアメ車はクールだ。しかも2千万以下。
 「ヘルキャットの動画観たんだよ。ミャ~~~ッてスーパーチャージャーの音が凄いよ。三毛猫の声だね。サバトラ柄じゃない!」
 「地獄の猫(=ヘルキャット)だからもっと獰猛かと思いました」
 「わっはっはっ!」

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 マスタング試乗。
 「おっ、派手だね!」
 「はい!」
 ぶっといゴールドのストライプがステキだ。
 ちょっと踏むとスッと出る。V6-3700cc309馬力。
 ガバッと踏む。良い音。アメ車の雰囲気満載。スピード出たかな。メーターを見ると意外なほど速度は低い。雰囲気重視のクルマ。
 かなり柔らかい足まわり。柔らかすぎる。
 ハンドルも軽くて心許ない。
 低速時の音がすばらしい。これが最大の魅力。
 あまり飛ばさず、「オレは今アメ車に乗ってる~!」と特別な世界に耽溺するのに良いクルマだ。

 「ミャ~はいつ来るの?」
 「はい、ミャ~は**頃です」
 ふたりの間ではすでに“チャレンジャー・ヘルキャット=ミャ~”となっていた。
 地獄の猫(hellcat)とはなんてすばらしい命名だろう。日本車には絶対あり得ない名前。アメリカ人はセンスが良い。
 でも「地獄の猫」ってなんかヘンだ。可愛いネコちゃんと地獄は相容れない。後日ネットで調べ、いつもはテレビ鑑賞時の枕と化している研究社新英和中辞典も久しぶりに開く。
 あっ、意味は【鬼ばば、魔女、あばずれ女】だ。hellcat(地獄の猫=直訳)がこんな意味とはビックリ。クルマに付けるくらいだからきっと好意的でチャーミングな意味合いに違いない。イイねぇ~クルマが“あばずれ女”なんて。愛着が込められてる。
 それとも最強版がデーモン(悪魔)だからヘルキャットは「魔女」かもしれない。
 「地獄の猫だぜ!」などと自信たっぷりに言い張ってたら恥をかくところだ。辞書が役に立った。
 でもSRTのエンブレムには牙を剥いた猫の顔が描かれている。あながち間違いではないかも。恥はかかずに済みそうだ。

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 「遠くからせっかく来ていただいたんでシボレーのカレンダーお持ちください」
 部数限定の貴重なカレンダーをくれた。嬉しい。大きいからコペン車内じゃなくトランクに収納。
 「部屋に飾るぜ!」
 「ありがとうございます!」
 大好きなコルベットやカマロがキラ星の如く燦然と輝く。来年はその勇姿を見ながら日々を送れそうだ。(2017.11.27)

新型(第6世代)シボレー・カマロSS高速試乗、シビれるサウンド!足りない豪快!(2018年型)

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 オレはカマロにはうるさい。第3世代スポーツクーペと第4世代Z28を所有していたからだ。
 1988年型スポーツクーペを6年9ヵ月145,000km、1995年型Z28は2年11ヵ月75,000kmを共にした。
 第5世代SSとLT RS、マイナーチェンジ後のLT RSに試乗。カマロはいつの世代もカッコイイ。そして安い。コストパフォーマンスに優れる。
 ワルっぽくステキな第1世代と第2世代を試せないのは残念。

 今回の新型は第6世代。アメリカ本国発表、日本発表、発売までに長期間を要した。こんなに待たされると忘れてしまいそうだ。
 やっと試乗できるから「喜び一入」とも言える。

 2006年から5年半愛用したC6コルベット。V8-6000cc。カマロSSのエンジンはコルベットと基本的に同じ。
 404馬力で1520kg。パワーウエイトレシオは3.76だった。
 2018年型カマロSS。V8-6200cc453馬力。1710kg。3.77と互角。
 7,400千円(当時)のコルベットと6,458,400円のカマロ。100万違う。6百万という価格に400円まで出すとは細かい。本体×1.08でそうなるとしても、ヒョウキンだ。

 パワーウエイトレシオは同じでも、純粋なスポーツカーのコルベットに対しスポーティーカーなカマロ。
 加速性能、最高速、ハンドリング、足まわり、ブレーキング、高速安定性、エンジン音、排気音、乗ったカンジ、押し出し、オラオラ度、気分の良さ・・・はどう違うのか。どちらが優れているのか。とても興味深い。
 これほど試乗に期待するクルマも珍しい。カマロには並々ならぬ思い入れがあるのだ。
 だって初めてのガイシャだったし、嬉しくて“カマロのマサ”って名刺をバラ撒いたり、“CAMARO-MASA”の文字を大きく胸や背中にあしらったTシャツを多数作製し、恋人や愛人や知り合いに贈呈していたからだ。白地に文字の色はムラサキ、赤、黒、緑と4色。当時もかなりお茶目だった。

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 カマロに重大な関心を寄せるが故に、前置きが長くなった。
 待ちに待った試乗日到来。遠足を待ち侘びる小学生の気持ち。
 シボレー高崎。カンジ良くもてなしてくれた店長A氏が宇都宮に転勤してしまい、今度相手してくれるのはG氏。
 彼もとても良い人。クルマの知識も豊富。ショールームアテンダントMさんは色っぽい。つまり、光岡自動車のキャデラック高崎/シボレー高崎は好もしいディーラーってことだ。
 10年前、先代ジャガーXFを別の店で試乗した。なんと、その時のヒトがG氏だったと判明。シャバは狭い。

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  ショールーム展示は黄色のLT RS。
 「カッコイイ!」
 ポップな黄色がカマロによく似合う。些細な事は気にしないグラマーなでっかいねぇちゃんってカンジ。陽気なアメリカンの雰囲気満開。
 コーヒーを呑みながらしばし歓談。
 「エンジン掛けてきます」
 「はい」
 バォンッ!!!とハラに響く爆音がショールームを席巻。琴線に触れる類のサウンド。その後静か。
 「爆発的にエンジン掛かったね!」
 「はい、最初くらいはインパクト与えませんと。この音でV8買おうと決断されるお客様もいらっしゃいますので」
 「あそう」
 「V8-6200cc453馬力でこのお値段なら良いかと思います。4気筒2000cc(5,162,400円)の方はちょっと割高な気もしますが」

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 試乗車は黒。一転、男っぽい。
 ホイールデザインはこのSSよりLT RSの方がエレガントで好み。
 エンジンが温まった。さぁ、乗るぞ。
 「黒いカマロもイイねぇ~。ホイールも黒だともっと迫力出るね。オプションにないの?」
 「今はないんですよ~」
 ドアを開ける。

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  「おっ!赤黒インテリア、お洒落だねぇ~!」
 「ありがとうございます」
 乗り込む。シートは優しくケツと背中を包む。後席も酷く狭くなくヒトが乗れそうだ。
 出発。サッと少しだけアクセルを踏む。
 「おっ、速いね!」
 「はい!」
 「ボンネットがでかいしリアウインドーが小さくて感覚が掴みにくい。メーターの上が邪魔だね。ネコの耳みたいだ!」
 「あはははは」
 ふたこぶラクダと見えなくもない。
 「Aピラーが太いね。斜め前が見にくい!」
 「そうですかぁ」

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 高速道路は工事で混んでる。復路は空いてる。ちょっとアクセル踏んでみる。
 なかなか速い。快音。妖艶なサウンドに聴き惚れているとするするとスピードが上がってる。加速は強烈でも豪快でもない。やや物足りない。
 「おっ、今バフォンと排気音が咳込んだね。生き物っぽくて可愛いね!」
 「はい、それを可愛いとおっしゃられると嬉しいです」
 「これを欠点と捉えるようじゃダメだね」
 「アメリカ車の良いところと思っていただければ・・・」
 「足まわり(スポーツモードでも)ソフトだね。段差を超えてもしなやかだ!」
 「はい、色んな場面で快適なように造ってあります」
 オールラウンダーだから極端で過激な走り(!)には向かないのかも知れない。

 高速走行を終える。国道17号。
 「ゆっくり流すのも気持ちいいねぇ~」
 「はい、快適ですね」
 かっ飛ばさなくても楽しいクルマ。だから4気筒のLT RS(275馬力)でも可だ。こっちの方がイイかもしれない。
 「信号待ちがシビれるね。猛獣が一緒に居てゴロゴロ唸ってるようだ!」
 「あはははは!」
 「クルマが好きなヒトじゃなくてもみんなカッコイイって言いそうだね」
 「はい、映画トランスフォーマーのおかげで老若男女皆様に良い感情を持っていただいております」

 ニューカマロの一番の良さはカッコイイこと。世界に数多あるクルマ達の中でトップクラス。
 だが、日本が世界に誇るスーパーカーR35GT-Rを5年半駆る身には、カマロの走りは究極ではない。でもイケる。スポーティーカーなんだからじゅうぶんだ。
 あらゆる場面で楽しめるクルマ。
 ベンツ、BMW、アウディ等ドイツ車ばかりじゃなく、カマロに乗るヒトが増えればニッポンの街はパッと華やぐだろう。

 「走行距離100kmの、慣らしも未だでタイヤも一皮剥けてない新車をフルスロットルして悪かった。でも試したかった!」
 「いえ、ははは。思いっきり乗っていただかないとクルマの性格がわかりませんので・・・」(2017.11.10)

ダッジ・チャレンジャーR/T試乗、カッコイイ!豪快!欲しい!A氏に再会!(2010年型)

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 6月にキャデラック高崎/シボレー高崎の店長からBUBU宇都宮店長になったA氏。
 「そのうち遊びに行くぜ!」と伝えていた。
 ちゃんと約束を果たした。オレは言った事は必ず(99%)やる男だ。どうしても出来ない事も1%はある。

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 コペンで出向く。
 「青木さん、お元気そうで!」
 「おう、Aさんも元気そうだね!」
 「あははははは!」
 「わっはっはっ!」
 池上町 → 来らっせ → BUBU。宇都宮は行くところ満載だ。1日じゃ忙しい。
 「今日は遠いところ(群馬 → 栃木)ありがとうございます。すごいですね、おヒゲ!どのくらい伸ばされたんですか?」
 コーヒーをサービスしてくれたねぇさんが親しく話しかけてくれる。
 しばしヒゲ談議。色っぽい女性だ。
 A氏と歓談。クルマ、スケベ話、政治・・・話題は多岐にわたる。

 もうすぐ総選挙。
 イカサマ安倍晋三退陣の暁にはモリカケ問題で逮捕・起訴されるべきだ。収賄罪、嘘八百罪、国民と野党愚弄罪で。
 安倍晋三の腰巾着で稀代の強姦魔山口敬之をチン詰めの刑に処し、詩織さんの無念を晴らさなければならない。
 詩織さんは損害賠償を求めて提訴を決意したらしい。民事なら違った展開があるかも。勇気ある女性。正義感にあふれる。すごい人だ。

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 試乗をリクエストしておいたダッジ・チャレンジャーR/T。V8-5700cc375馬力。2ドアクーペなのに馬鹿でかい。全長5メートル以上。そこがステキだ。
 「うわっ、色がイイねぇ~!」
 「限定車なんですよ!」
 ド派手なムラサキにぶっとい白のストライプ。度胆を抜かれた。アメリカンマッスルカーの面目躍如。
 「カッコイイ~!」

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 乗り込む。
 「ダッシュボードがでかいねぇ!」
 「すごいですよね!」
 ちょっと大袈裟に言えば畳1畳ほどある。横になって仮眠ができそうだ。規格に納まらない魅力にあふれてる。

 走り出す。
 「あれ、ハンドル重いね!」
 「はい、重いんですよ~」
 「おっ、ちょっと踏んだだけでスッと出るね!」
 「速いですよね」
 ガバッと踏んでみる。
 「速い!豪快!すごい!」
 「青木さんも豪快ですよ!」
 「わっはっはっ!」
 これぞアメ車の味わい。1988年から1995年まで6年9ヵ月145,000km愛用した初めてのガイシャ第3世代カマロを彷彿させる。嗚呼、懐かしい。
 薄いタイヤに変更されてるせいかややゴツゴツする。
 シートは柔らかくケツに優しい。
 マイル表示のスピードメーター。内側にキロを表す数字。小さくてよく見えない。

 信号待ちがシビれる。Dレンジでブレーキ。
 「ネコより大きい猛獣が低く唸ってるようだ!」
 「あははは、V8ならではですよね!」
 地獄の底から聴こえてくるようにおどろおどろしい、とも言える。

 スタート時に強くアクセルを踏むとケツを振る。お転婆ネーチャンだ。
 あまりスピードを出さないのに前車がひょいひょい退く。
 「怖がってるね!」
 「迫力ありますからね~」
 きゃ~っ、ムラサキ色の危ないクルマが来た~コワーイ!とビビるのだろうか。

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 古き佳き往年のアメ車の魅力満開チャレンジャーR/T。
 「R/Tがこんなに良けりゃヘルキャット(707馬力)やデーモン(840馬力)ならもの凄いだろうね!」
 「はい、すごいと思います!」
 2010年型だから値もこなれてる。カネがあれば買いたい。大好きなド派手ムラサキ。
 「ムラサキ大好きなんだよ!」
 「青木さんならこれをバッチリ乗りこなせます!」
 「わっはっはっ!」
 「この良さをわかる方が少ないんですよ~」
 「そうだろうね~」
 BMW3シリーズやベンツCクラスを好む人達には、お馬鹿でステキなムラサキチャレンジャーの魅力は解らないだろう。
 最初のクルマ“230型中古日産グロリア”も2ドアクーペ。オレはこのスタイルが好きだ。
 「アメリカ国家もアメリカ人も傲慢で嫌いだけどアメ車は好きだよ。デザインに無駄があるところがイイね。ムダの美学だ!」
 「そうですか~」

 BUBUに戻る。
 キャディ・エスカレード、ハマーH3、マスタング達のそばに駐める。でっかいエスカレードよりチャレンジャーの方がド迫力。無敵だ。最強に思える。
 どムラサキのチャレンジャーとの甘い生活。想像しただけでイキそうだ。その際にはレオナルド・ダ・ヴィンチ張りのステキなおヒゲが一役買う。

 馴染みに2年ぶりに逢え、宇都宮餃子を食い、4ヵ月ぶりにA氏と再会し、ど迫力カーと邂逅し、コペンを隣県まで走らせた。
 佳き一日。(2017.9.29) 

第6世代シボレー・カマロ日本仕様発表!価格大幅アップ!候補脱落!

 2月1日に期間限定で先行予約を開始した第6世代カマロ。しばらくニュースが途絶えていたが本日発表があった。
 発売日は11月11日。価格は高騰。
 LT RSが5,162,400円。先行予約時は4,890,000円だった。
 コンバーチブルは6,026,400円。あの時は5,690,000円。
 SSに至っては6,458,400円。以前は6,190,000円。
 4.3%~5.9%アップ。発売前からもう値上げとは何たる狼藉。
 為替は当時1ドル114円。今は113円。円安による値上げではなさそうだ。
 4気筒2000ccターボ(LT RS)のアメリカ本国価格は約3,800,000円。日本価格とずいぶん違う。

 なぜ?
 あまり売れない日本でアメ車の灯を絶やすことなく正規品として輸入し続けるには、オレには解らない苦労が輸入元にあるに違いない。
 でもカマロは“カッコイイのに安い”外車として、日本でも好事家の間で人気を博してきた。
 オレも昔二台乗った。第3世代と第4世代。大好きだった。「カマロのマサ!」と呼ばれて悦に入っていた。
 時代が違うが、オレの1995年型第4世代Z28(V8-5700cc)は3,690,000円(税抜)、後のスポーツクーペ(V6-3600cc)は2,300,000円と格安だった。

 カマロを買うのはカネ持ちじゃない。GM車が本当に好きな人達だ。あまり高いのは好ましくない。
 4気筒2000ccのカマロが「ゴ、ゴヒャクマン!」と驚いてしまう。
 良い気分で好きなクルマに乗りたけりゃ「カネを出せ!」ってことなのか。
 せめて4,999,800円でいて欲しかった。5百万の大台は許せない。

 GT-R、コペンに続く“第三のクルマ候補”からカマロが本日脱落。
 「カマロのマサ!」復活の芽を摘まれた哀しい日となった。(2017.7.6)

シボレー・キャプティバ試乗、突出しないが安心して身を任せられる良いクルマ!(2017年型)

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 キャデラック高崎/シボレー高崎でまだキャプティバに乗ってなかった。Newカマロを見に行くついでに試乗する。
 「結構でかいね!」
 「はい7人乗りになっております」
 「アメ車で右ハンドルは珍しいね!」
 「そうですね」
 テストドライブ開始。
 「おっ、ちょっと踏んでスッと出るのがイイね!」
 「あ、気に入っていただいてヨカッタです」
 「ガソリンの出方がちょっと踏んだ時にピュッと出るようにしてるんだろうね」
 「はい」
 「幅は狭いね」
 「そ~ですね~」
 ぐいっと踏んでみる。勇ましい音。しかも軽やかだ。
 「音がいイイねぇ~!」
 「ありがとうございます!」
 ハンドルも軽くスッと切れる。
 「安心して乗ってられるねぇ~」
 「はい、突出したトコはないんですがファミリーカーとしては良いと思います」

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 広い道で他車はいない。ガバッと踏んでみる。
 「あれっ、のろいね!」
 「あっはっはっ。青木さんは比較するクルマが違いますから・・・」
 「こりゃぁスッと踏むと気持ちいいけどフルスロットルを楽しむクルマじゃないね」
 「そーですよー」
 「わっはっはっ!」

 平凡だけど侮れないクルマ。ゆったりと身を委ねられる好ましいクルマだ。(2017.5.13)

Newカマロ、高崎で再びの邂逅!カッコイイが初対面の感動はない!店長A氏が・・・!

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 Newカマロとの初顔合わせは2月の東京タブロイド。
 押し出しが強く、しかも洗練され、ものすごくカッコイイ。惚れた。赤のSSと黄色いコンバーチブル。
 “シボレーカマロ・プレビューツアーズ2017”と銘打って、年末発売までの長~い期間を埋めるべく二台のカマロが手分けして全国のシボレー正規ディーラーを巡る。
 シボレー高崎にはコンバーチブルがやって来る。せっかく訪問してくれるカマロちゃん。敬意を表して逢いに行こう。群馬の風景をバックにどんな表情を見せるのだろうか?

 日本でのGM車販売は少ない。
 2016年は1年でわずか1,228台。キャデラック635台、シボレーは593台(webCGによる)。日本市場から撤退したフォードより少ない。
 それでもちゃんと正規ディーラーを全国に22箇所も鏤め、マニアックなキャディVシリーズやコルベットZO6コンバーチブルも導入し、キャンペーンも大々的に打つ。
 素晴らしいことだ。GMジャパンと正規ディーラーは偉い。

 オレがGM贔屓なのは24年間にわたりシボレーとキャデラックに乗っていたから。
 カマロ2台、キャデラック・コンコース2台、コルベット。“GMマサ”と称しても過言ではない。
 昔ほどではないが、デザインに無駄があるところが良いのだ。鷹揚なクルマ。心にゆとりが生まれる。

 軍事でも、政治でも、経済でも、外交でも、他国を傍若無人に蹂躙するアメリカ。世界はアメリカのためにあると思っている。暴君だ。
 そんな酷い国がなぜこんなステキなクルマを造れるのか?とてもふしぎだ。
 アメ車好き日本人は稀有。だからアメリカの傲慢な本質とアメ車の出来映えの乖離に疑問を持ったりしない。そんな事を考えるのはごく一部の人達だ。

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 5日前にシボレー高崎店長A氏に電話で訪問を告げた。
 今日は久しぶりの強い雨。GT-Rで高速を走れば、先日大量に舞い降りた黄砂をシャワーのように洗い落としてくれるだろう。
 ディーラー到着。A氏が傘を持って迎えに来てくれる。
 「おっ、メガネ替えたね!お洒落だね!」
 「ありがとうございます!お洒落な青木さんに言っていただいて嬉しいです!」
 「わっはっはっ!」
 「よろしかったらカマロがよく見えるお席にどうぞ」
 NewショールームアテンダントMちゃんが品の良いブラウンの柔らかいタオルを手渡してくれる。
 先代も今度のヒトも美人だ。コーヒーがうまい。

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 「さっき乗り込んでみたけど、4シーターオープンは空がでかいね!」
 「あ~、青木さんの名言ですよね!」
 「ウインドデフレクターが前席のすぐ後ろに立ってるね。後ろに乗ったヒトに風が巻き込むね。ヒョウキンだね!」
 「後ろに乗るなってことですかねぇ~」
  これではフロントシートとリアシートが分断されて空が小さくなってしまう。ウインドデフレクターは後席のうしろにあるべきだ。その位置では風の巻き込みを防げないのだろうか?
 「あっはっはっはっ!」
 「わっはっはっはっ!」
 カマロやコルベットだけでなく、大いに与太話にも興じる。楽しい。いつものことだ。

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 ディープブルーにぶっといホワイトストライプのコルベット・グランスポーツ・アドミラルブルーヘリテージ。ステキを絵に描いたよう。これは特別な色。コルベットによく似合う。

 シボレー・キャプティバを試乗。
 帰り着くとA氏が改まった表情。なんと、6月1日付けで転勤するらしい。
 キャデラックやコルベットやカマロを見たり乗ったりするのと同じくらい、店長A氏に会って馬鹿話をしてワッハッハッと大笑いするのが楽しかったキャデラック高崎/シボレー高崎。
 青天の霹靂、寝耳に水といえるA氏の転勤。
 「同じ関東だから遊びに行くぜ!」と約束。
 懐かしい群馬の土産を持って訪問しよう。中距離ドライブの楽しみがひとつ増えた。
 「お世話になりました!」
 この店でGM車を1台も買わないのにいつも歓迎し、何台も試乗させてくれたA氏に礼を述べる。
 「いつかここで1台買わなきゃって思ってたんだよ!」
 「いえ、ホントに欲しいのが見つかったらでけっこうです!」

 A氏よ、かの地へ行っても元気でやってくれ。誠実な人柄だからきっと優れた仕事をするはずだ。(2017.5.13)

Newカマロ見た!カッコイイ!ステキ!ものすごく良い!(2017年型) ~タブロイド~

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 Newカマロ一般初公開!
 東京、名古屋、大阪で各一日。初っ端の東京に行って来た。
 カッコイイ!

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 吉*でニューフェイスKちゃんと艶っぽく楽しい90分を過ごす。
 上野に送ってもらい、山手線で新橋へ。ゆりかもめに乗る。あっ、運転士がいない。4つ目の日の出駅。
 西口か?東口か?駅の地図を見て迷っていると「私でわかることでしたら・・・」と駅の嘱託らしきお爺さん。
 「タブロイドはどっちですか?」
 「こっちです。シボレー・カマロォ~!」
 「はい、そうそう。ありがとうございます」
 何人かに訊かれたのだろうか。お爺さんの口から間髪を入れずカマロの名が出るとは驚いた。

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 駅からすぐ。外に1973年型第2世代カマロが堂々と姿態を晒している。昔のカマロもカッコイイなぁ。でかい。細かい格子のフロントグリルが迫力。黒コルベットも華を添える。

 受付。「青木です」と名乗る。
 シボレー高崎店長A氏からちゃんと連絡が来ていた。首からカードをぶら下げる。案内が来るまでGMジャパンT氏とお話。
 24年間にわたるGM車遍歴を得意げに披露。
 「えっ、キャデラック・コンコース!もしかして(モータリングライター)金子さんに取材された青木さんですか?」
 「はいそうです」
 「10年10万kmストーリーを読んで、こんなにキャデラックを楽しんでいる人にお会いしたいなぁと会社の者と話していたんですよ~」
 「あっそうですかぁ~」
 「ご本人にお会いできて光栄です!」
 「私もそんな風に思ってもらって嬉しいです!」
 「いやぁ~まさか会えるとは思わなかったです!」
 「わっはっはっ!」

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 暗い倉庫のような会場に狭い廊下を通って辿り着く。
 「おぉっ!!!」
 突然登場したものすごくカッコ良いカマロ。まばゆいイエロー。コンバーチブル。
 あたかも、暗い洞窟に閉じ込められて希望を失っていた時に図らずも射し込んだ一条の光明のようだ。
 この世のモノと思えぬすばらしい光景。嗚呼~と溜息。
 またはオリンピックのフェンシング会場のようにそこだけ輝いている。
 「フロントグリルが薄くてシャープですね!」
 「はい、印象がかなり変わったと思います」
 GMジャパンM氏は応える。
 「横向きが存在感すごいですね!フロントオーバーハングが短くて力強い!私が乗ってた第3世代はうんと長かった!」
 新型カマロがいかに優れているかを熱心に説明してくれるM氏。
 バンパー下部がカクッカクッと幾何学模様のように美しい。

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 「どうぞ中に入ってみてください」
 大きなドアを開ける。シートにケツを下ろす。
 そこには想像を超える空間が待っていた。見た目も手触りもしっとりのインテリア。造形がすばらしい。高級感さえ漂う。カマロに高級って言葉を使うとは夢にも思わなかった。

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 ビニールカーテンの奥には赤いカマロ。V8-6200cc461馬力のSSだ。
 赤も悪くないが黄色がピッタリな第6世代カマロ。
 かなり客がいる。好事家の間ではカマロは人気だ。

 「ビールは呑めるの?」
 「あはは、コーヒーですね」
 コーヒーを飲みつつM氏に“GT-R50日間日本一周”やら“博多遠征イッキ”とか“カマロ1カ月1万kmの軌跡”をジマン。お約束の行動。
 「バカげな事に挑戦するのが好きなんですよ~」
 エロ話にも興じ大笑いさせる。オレは初対面のヒトともすぐ打ち解ける。
 「ラグジュアリーとは何か!?をいつもお話しするんですよ~。大抵の人は高い物を買ったりとか答えるんですが・・・“バカげな事”にカネを使うのがラグジュアリーなんだと思うんですよ~!」
 M氏は力説。
 「そう、それですね!」
 オレも賛同。
 「ムダが良いんですよ!アメ車にはムダの美学がある!BMW3シリーズなんてきっちり作ってあってつまんないですね!日本人にはムダをヨシとするヒトが少ないからアメリカ車が売れないんでしょうね!」
 「おっしゃるとおりです。・・・金子さんに、キャデラックのオーナーがどんな生活をしているか取材して欲しいと頼んだら、10年10万kmストーリーの本で青木さんのことを教えてくれたんですよ」
 「あ、そうだったんですか~。あのNAVIの記事は金子さんが良いカンジに書いてくれて皆に自慢しました!」
 「九州まで普通にクルマで行くって聞いてましたけど、まだ現役とは思いませんでした!すごい!」
 「わっはっはっ!」
 オレは豪快に笑った。
 BUBUシボレーディーラーのHさんやSさんも相手をしてくれる。
 「赤いGT-Rと黄色いコペンがあるから、黒のカマロが加わったらイイですねぇ~!」
 「あ~イイですねぇ~!」

 「発売は10月ですか?」
 「はい、その頃を予定しています」
 「インテリアを赤と黒にしても価格は同じ?」
 「はい同じです」
 「おっ、それはイイね」
 何でもかんでもオプションで価格が跳ね上がるクルマが多い中、GMは良心的だ。フレンドリー!
 でもブラックホイールは無いらしい。ボディとホイールが黒でインテリアが赤黒!が理想的マサ仕様カマロ。

 あっという間の1時間。これ以上長居できない。嫌われないうちに出よう。
 「そろそろ帰ります。馬鹿話に付き合ってくれてありがとうございました!」
 「いえ、武勇伝を聞かせていただいてこちらこそありがとうございました!」
 帰りかける。他テーブルにいたGMジャパン社長若松氏が名刺をくれた。
 「GM車に多数お乗りいただいたそうでありがとうございます!」
 「今日は良いクルマを見せていただきありがとうございました!」

 とても中身の濃い、心地よいひととき。金子氏やシボレー高崎店長A氏のおかげもあってみんなが歓迎してくれた。
 “カマロのマサ”復活を願って止まない。(2017.2.11)

Newカマロ、やっと日本仕様発表!価格高い!(2017年型)

 GMジャパンは本日、第6世代シボレー・カマロ日本仕様の概要をようやく発表した。
 2月1日から先行予約を受ける。今なら内外装を好きなように組み合わせ可能。なんと279通り。
 だが発売は今年後半。10月の模様だ。

 オレが注目していたのは価格。 
 LT RS(4気筒2000ccターボ279馬力)が4,890千円。
 コンバーチブル(同)は5,690千円。
 SS(V8-6200cc461馬力)に至っては6,190千円。0-60マイル加速4.0秒。
 だがこれも期間限定特別価格らしい。

 万が一買うとしたらLT RS。
 超弩級日産GT-R(0-100キロ加速2.8秒)があるから2リッターでじゅうぶんだ。
 V6-3600ccの先代カマロLT RSは確か4,350千円くらい。
 今回のLT RSは2000ccターボと小さい。だからサンキュッパならイイなぁ~と期待していた。
 フタを開けてみると4,890千円。予想よりかなり高い。

 オレはカマロに重大な関心を寄せている。強い愛着も。
 第3世代カマロ・スポーツクーペを6年9カ月144,000km、第4世代カマロZ28に2年11カ月75,000km乗り、「カマロのマサ」と呼ばれ(呼ばせ)ていたからだ。初めてのガイシャがカマロだった。
 1988年型が3,750千円(税抜)、1995年型は3,690千円(同)。

 本国価格はどうだろう?US GMのHPをみる。
 1LTと2LT。日本仕様はフル装備だろうから2LTと思う。$31,400。
 RSパッケージ$1,950をプラスすると$33,350。さらにオプション有りかも。
 $1=114円として3,801,900円だ。同じモノが日本価格4,890,000円。百万以上高い。
 改造費用や手続や輸送費を要し、日本であまり売れない実態を考慮すると29%増は我慢すべきなのか?
 でも3,800千円が4,890千円はボッタクリに思える。4,490千円なら許容範囲だ。

 昨年日本導入されたキャデラックの旗艦CT6はアメリカ本国価格が$93,000。日本価格9,980千円。現在の為替では日本価格の方が安い。
 きっとベンツS300hと同価格にするための戦略的価格だとは思うが、やれば出来るじゃないか。
 それを考えるとカマロはいかにも高い。

 こうしてウダウダ文句を言うのは欲しいけど買えないからだ。
 ファーストカー2012年型GT-R、セカンドカー2014年型コペンに続くサードカー2017年型カマロ。赤GT-R、黄コペン、黒または青カマロ。
 庭に3台を棲息させ、取っ替え引っ替え乗り回したらどんなに楽しく嬉しいだろう。「カマロのマサ」復活だ。
 そんな野望(寝言?妄想?)を抱いているのだが・・・。(2017.1.12)

甥がジープ・ラングラー・アンリミテッドを買った!カッコイイ!ド迫力!(2017年型)

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 黒のジープ・グランドチェロキーに乗る甥がラングラー・アンリミテッドに代替えした。これも黒。
 満面の笑みを湛えてとても嬉しそう。甥の喜ぶ顔を見て叔父のオレも喜ばしい。
 クルマ好き男にとってニューカー到来は至福だ。
 ジープブランドの中でラングラーは孤高の存在。他の何にも似ていない。一番カッコイイ。

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 オレはラングラーに因縁がある。
 2012年3月から愛用するR35日産GT-Rのセカンドカーとして、数台を2014年に物色した。up!、ミニ、カングー、キャプチャー、フォレスター・・・。
 ラングラー2ドアが最も気に入り、買う意志を固め、あとは契約書にサインのみとなった。
 ところがディーラーのあり得ない初歩的で重大なミスにより希望の色がダメになり、断念。
 半年後に可愛いダイハツ・コペンと出会い、今に至っている。

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 ジープラングラーアンリミテッド。存在感絶大。
 75thアニバーサリー特別仕様車。ホイールもグリルもブロンズ。特別感横溢。革張りシート。ブラックボディはピカピカだ。
 リアオーバーハングは極端に短い。フロントバンパーは巨大。いかりや長介の下唇よりも。BBQパーティーが開けそうな程。
 助手席走行。
 「おっ、エンジン音静かだね!」
 「うん、結構静かだよね!」
 「乗り心地も良いね!着座位置が高いから気分イイね!Aピラーが直立して、ダッシュボードも高くて強いカンジがするね!ドアミラーでかいね!ガッシリして良いね!ボンネットにルーバーが付いてて良い眺めだね!」
 こらぁなかなかの逸品だ。
 おやっ、路面が悪いと乗り心地に影響する。
 「段差はドスンとかたいね!ボディ全体に振動が来るね!」
 「うん」
 「でもこれは好きで乗るクルマだから全然気になんないね!」
 「そうなんだよ!」
 我が意を得たりの甥。

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 「ほらっ、ここにラングラーがあるんだよ!」
 「おぉっ!」
 ルームミラーの上や、前窓右下にジープラングラーのモチーフが刻まれている。
 遊び心あふれる演出。ステキだ。好事家の心を刺激して止まない。75年という伝統あればこその芸当だ。
 室内も黒。天井は部分的に白。良いコントラスト。

 対向車に白のラングラー。オーバーフェンダーが黒の樹脂製だからスポーツグレードだ。
 すれ違いざま、チラッと見たらすごい勢いで思いっきりガン見された。
 「すげぇ見てる!」
 オーナーの甥が驚く。
 「安いグレードだから羨ましかったんかなぁ~!」
 助手席のオレは憶測した。
 「75thアニバーサリーって判ったからかも!」
 甥の感想。
 きっと白ラングラーのヒトも、強い思い入れを持ってジープライフを満喫しているに相違ない。
 何かをうんと愛でるのは良いことだ。

 見て嬉しく、乗って楽しい、大迫力ジープラングラーアンリミテッド。
 あたかも現代文明社会に舞い降りた戦国時代の“帝王”のようだ。
  アメ車の神髄がここにある。力強さの象徴。その点では、大好きなキャデラック、シボレー・コルベット、カマロを凌駕する。
 甥の奴、良い買い物したぜ!(2017.1.2)

ハワイ・ファイブ・オー(シーズン5)終了!ダニーのシボレー・カマロは第5世代だった!

 すごく面白いテレビ東京海外ドラマ“ハワイ・ファイブ・オー”シーズン5が終わった。
 オレは重大な間違いを犯してしまった。ダニーの乗るブラックカマロを最新型第6世代と思い込んでいた。
 昨日の放送で「おやつ?」と疑念が湧く。
 「デイタイムライトの形状が第5世代と同じだぞ!アメリカ本国仕様は他国用と違うのか?」
  昨日の段階ではその程度の疑惑。

 今日観てはっきりした。テールランプも最新型と違う。
 「これは旧型(第5世代)カマロだ!」
  自分の見る目の無さに愕然とした。
 第3世代と第4世代を合計9年8カ月219,000kmも乗り「カマロのマサだ!」と豪語してきたのに・・・恥ずかしい限りだ。

 ダニーは以前銀カマロに乗っていた。犯人に爆破され黒カマロ登場。明らかに顔つきが変わっていた。それで最新型と思ってしまった。
 第5世代は一度マイナーチェンジしている。銀は前期型、黒は後期型だったのだ。
 シーズン5制作時に第6世代はまだ出現してないハズ。いきなり現れた黒カマロのカッコ良さに目が眩み、そんなことも判断出来なかったとは。

 元“カマロのマサ”としては穴があったら入りたい心境。
 新“カマロのマサ”となるまで「カマロに二台乗ってた!」ってセリフは封印しようか。(2016.12.6)

キャデラックCT6試乗第二弾、すごくいい!名誉回復!(2016年型)

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 「青木さん、今日はGT-Rで!音が良いですね!」
 「ありがとう」
 「今日はリベンジですよね!」
 「うん!」
 前回試乗したラジアントシルバーのCT6。4,500kmも走ったGMジャパンの広報車。きっと自動車雑誌記者や評論家がガンガン傍若無人に酷使したに違いない。
 芳しくない印象だった。
 真っ新の新車を試したい。大好きなキャディの名誉回復を図りたい。
 そこでCT6試乗フェアに赴いた。もちろん店長A氏に予約済みだ。クリスタルホワイト。
 「シルバーより白の方がイイねぇ!インテリアのベージュが高級感ある!」
 「はい、いいですよねぇ~」

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 ブラックCT6も垣間見ることができた。
 ぐっと引き締まってとてもカッコイイ。ケツがグラマーだ。キャデラッククレストが目立つ。フロントグリルや窓枠など光り物が映える。ベージュインテリアとの相性もすごい。
 「青木さんのイメージにはどの色が良いですかねぇ?」
 「黒だね!」
 「う~ん、黒だとピッタリはまり過ぎちゃうんじゃないですかねぇ」
 「わっはっはっ!このヒゲで?」
 「はい、ボルサリーノ被って、サングラスして・・・」
 「そりゃ怖そうだね」
 「はい、あはははっ」
 日本に導入される白、黒、銀。黒がイチバン、ビリは銀。

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 試乗開始。走行距離わずか692km。
 「おっ、滑らかだね!こないだと違う!」
 「あっ、ヨカッタです!」
 ぐ~っとアクセル踏んでみる。
 「おぉ、良いカンジ。音も良いねぇ!全然違うよ。やっぱり酷使してたんだね!」
 「そうですね。広報車は思いっきり踏みますからね」
 「ハンドルの一部が木目!革が足りなくてベニヤ板貼り付けたみたいだ。あ、ここ(インストゥルメントパネル下部)にも木目があるんだね」
 「そうですよぉ~こちらと一体感があるんですよ~」
 「そんならイイや」
 「あはははっ」 
 「滑らかだねぇ~バックミラーも良いねぇ~写真みたいだけど」
 「あははは。気に入っていただけましたか?」
 「ハンドルもしなやか。すっとイクね」
 「ありがとうございます」
 前回悪く感じた乗り味、エンジン音、加速感・・・みんな良く思える。
 「イイねぇ!気に入ったぜ!」
 空いたところでアクセルをガバッ。
 「イイ!」
 「そんなに踏まれる方いませんよ。青木さんのご試乗はキモチ良いですね」
 「そうかい」

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 とっても良いクルマ。欲しい。
 「次の候補№1になりましたかね?」
 「なった!」
 良い気分で試乗を終える。
 「青木さん、今日はフェアですのでプレゼントがございます。ジョーコーヒーと言いまして米国キャデラックハウスがスペシャルブレンドした豆です。どうぞお召し上がりください!」
 「ありがとう。さっき彼女が淹れてくれたヤツだね!」
 「はい!」

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 マクラーレン570Sと同じくらい強く“欲しい欲しい症候群”に罹患したキャディCT6。
 こんなステキなクルマなら「いつの日にか手に入れるぞ!」と決意せずにおらりょうか。(2016.10.22) 

キャデラックCT6試乗、恋焦がれていたのに・・・!(2016年型)

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 キャディATS2daysモニターで車両を受け取りに行った時、図らずも遭遇(邂逅)した新型キャデラックCT6。
 一刻も早く逢いたいと熱望していたクルマだ。大型の旗艦モデル。
 「カッコイイ!!!」
 どこから見ても凄い。死角はない。これぞキャデラックだ。ベントレー・フライングスパーに負けない風格がある。威風堂々。
 「腰の張り(リアタイヤ上部フェンダーの盛り上がり)がイイねぇ!」
 「カッコイイですよね!」
 「フロントオーバーハングが短いね!」
 「コンコースは長かったですよね」
 「(フロントグリルの)キャデラック・クレスト(紋章)がでかくてイイね!グリル下部にナンバープレートがかかってるのは良くない。もっと下にずらせないの?」
 「出来ないんですよ~」
 ボディカラーはクリスタルホワイトトゥリコート。

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 ベージュのインテリアがまた素晴らしい。黒内装が好きだがこの色も絶品。黒より優しくカラダを包んでくれそうだ。真綿のように。
 乗り込む。本革がケツを愛撫する。
 「うわっ!革の肌ざわりが全然違う!イイ!」
 「はい、私もそう思いました!」
 オレも店長も感じ方が同じ。
 大いに感激したが、その日は現物はあってもまだ保険を掛けてなく、試乗は叶わなかった。

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  翌日、2daysモニターのキャディATSを返却に出向く。
 おやっ、CT6らしき銀色のクルマがあるぞ。
 「CT6?」
 「はい、GMジャパンの広報車なんですよ。青木様、これは保険が掛けてありますのでもし時間があればご試乗いただけますよ」
 「ホント!」
 「はい、青木さんのお好きな黒内装ですよ」
 「おぉ!」

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 「あれっ、黒の内装あんまり良くないね。昨日のベージュの方がイイや!」
 「あっ、そうですか・・・」
 「ケツがATSほど尖ってないね!」
 「そうですよね」
 後ろ姿にもインパクトがない。走り出す。
 「あらっ、エンジン音うるさいね!」
 「そんなに踏まれる方いませんよ」
 「そうか、わっはっはっ!」
 「あはは」
 「足まわり、かたいね!」
 「そうですか~」
 「ドライバーズカーだからエンジン音も足まわりもそういう設定なんだろうね」
 「そうかもしれませんね」
 「音はでかいけどあまり加速しない!」
 第一印象も第二印象も芳しくない。どうしたことだ!
 もう一度アクセルを踏み込んでみる。ガォ~~~ッ!
 「おっ、さっきはうるさいと思った音が快音になった!」
 「そ、そうですか!」
 「うん」
 「青木さん、ルームミラーがカメラによる像を映すんですよ」
 世界初の技術。GMは新技術をキャデラックに真っ先に投入する。
 「あ、写真貼り付けたみたいでヘンだね」
 「あはは、でも広く見えるんですよ」
 「あホント、3車線全部見える!すごい!」
 こりゃぁ画期的なバックミラーだ。アメ車は新技術の宝庫なのだ。
 磁性流体によるマグネティックライドコントロールもキャディが世界初。オレのC6コルベットにも装備されていた。
 試乗コース終盤。道が空いた。アクセルがばっ!
 「う~ん、音だけで大した加速じゃないね!」
 「あ~~~」
 ラジアントシルバーメタリックの地味なボディカラーが余計にそう感じさせるのか。

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 V6DOHC3600ccエンジンは、カマロなら看板V8OHV6200ccの廉価版だ。
  ベンツSクラスエントリーモデルS300hと同じ9,980千円に抑えたいがために、本国価格$93,000のV6仕様導入を決めたのか!?
 1千万を超えてもいいから運転を楽しめる3000ccV6ターボ400馬力にすべきだった。GM自らCT6をドライバーズカーと標榜してるじゃないか。
 GMジャパンは判断を誤った。
  「CT6で走りに拘る方はあまりいらっしゃいませんよ」
 「そうだな。このクルマはゆったり乗ろうってヒトが多いかもしんねぇ。加速が悪いだのエンジン音がうるさいとか、文句付けるのはオレくらいか!」
 「はい、あはは・・・」

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 「今までいっぱい試乗させてもらったけどATS-Vがイチバン良いね。ヤンチャでじゃじゃ馬で!」
 V6カマロ、コルベットZ51、コルベットZ06コンバーチブル、キャディATSクーペ、CTS、SRXクロスオーバー、エスカレード、ATS-V、CTS-V。大好きなGM車にたくさん乗せてくれた。
 「あー青木さんにはATS-Vが一番お似合いですね」

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 あれほど恋焦がれていたキャデラックの大型旗艦モデルCT6。
 昨日見て感激したのに、乗ったら軽く失望の本日。
 こんな結末とは予想だにしなかった。
 やはりクルマは乗ってみなきゃわからない。嗚呼~なんてことだ!
  「CT6GT6って思いが強かったせいか、乗ったらあまり良くなかった!」
 「そうですか・・・」
 「でも音の第一印象があとから良くなったし・・・」
 「はい、慣れていただければよくなるかもしれません!」

 あっ、この車両は4,518kmも走ったGMジャパンの広報車だった。
 自動車雑誌記者や評論家が手荒く扱った可能性がある。高速道路でがんがんアクセルを踏み、峠道をグイグイ攻めたに違いない。ひょっとしてサーキットも。
 CT6への憧憬を完全に断ち切るか否かは、真っ新の新車をしっとり味わってから判断する方がよさそうだ。(2016.9.30)

キャデラックATS 2daysモニター第2日目、すごく良い!(2016年型)

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 モニター2日目は高速道路を一周する。関越道、北陸道、上信越道。450km。
 朝6時に出発。好きな事のためには早起きも厭わない。お茶目だ。
 慣れた二日目。昨日感じた高速での心許なさは影を潜め、すべての動きが好ましいモノに変わる。
 運転モードはツーリング、スポーツ、スノー/アイスの3種。ずっとスポーツで通す。ツーリングも試したが高速道路ではあまり変わらない。

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 動力性能、ハンドリング、ブレーキング、乗り心地、押し出し、ワルっぽさ・・・よりATSで一番好きなのがキャディ独特のスタイルだ。
 PAで放尿と缶コーヒーを終えキャディATSに近づく。
 グラマーなのにぎゅっと凝縮したイデタチ。シビれる。
 あたかも巨乳女が誤って1サイズ小さいブラを付けてしまったような、イヤらしく可愛い色気に満ちている。劣情を掻き立てられる風情だ。  
  世界中のクルマの中でキャディの後ろ姿は三本の指に入る。
 セクシーで、端正で、雄弁で、艶やかだ。どんなに言葉を羅列してもキャディの後ろ姿には敵わない。

 2日間で539.7km味わった。キャデラックワールドを堪能。
 キリリと凛々しいキャディだが、往年の良さもそこはかとなく漂う。
 とても良いクルマ。大好きになった。
 欠点がひとつ。ヘッドレストが前にせり出しているため首が疲れる。痛い。大いなる欠点。要改善だ。

 夕方、キャデラック高崎に返却に出向く。
 「青木様、如何でした?」
 「おぉ~良いクルマだよ!500km走った!」
 「ゴ、ゴヒャッキロですか!そんなに走られる方いませんよ~」
 「わっはっはっ!」
 「アハハハ」

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 預かってもらったコペンがキレイになってる。
 「洗車してくれたの?」
 「はい、いつもお世話になってますから!」
 試乗ばかりでまだ1台も買ってない。お世話になってるのはこっちだ。穴があったら入りたい。
 「ありがとう!」
 フロアマットまで綺麗。タイヤもホイールも漆黒にピカピカ。新車の頃を上回る輝き。
 嬉しい。恐縮しちゃう。(2016.9.30)

キャデラックATS 2daysモニター第1日目、かなり良い!(2016年型)

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 キャデラック高崎。ATSに逢いに行く。
  美女ショールームアテンダントが淹れてくれたコーヒーを飲みつつ店長A氏とクルマ談議。エロ話にも興じる。
 「わっはっはっ!」
 「あはははははっ!」
 大笑いであっという間の1時間。とてもリラックスできるフレンドリーなディーラーだ。
 誓約書にサインし車両操作説明を受ける。
 「お借りします!」と挨拶し、コペンを預かってもらい、ブラックATSを受け取る。

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 よ~く練り込まれた圧巻の造形。ぎゅっと凝縮している。優秀なデザイナー。誰がどこから見ても紛うことなきキャデラック。嗚呼~シビれるぜ。
 特に好きなのが後ろ姿。伝統の縦長テールランプ。伝説と言ってもイイ。これぞキャディだ!と叫びたい。
 ATSはケツがとんがってる。ハイマウントストップランプが鋭い。これもカッコイイ。最近の潮流だ。
 輝く黒。ステラーブラックメタリックという黒。
 インテリアは赤&黒。モレロレッドとジェットブラック。
 ATSプレミアムにだけ設定される仕様だ。

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 「おっ、良いカンジ!」
 ディーラー駐車場から道路に出るわずか5メートルでシュッとしたステキな感触。
 「こりゃ良さそうだ!」
 オレは嬉しくなった。
 国道17号高前バイパス。流れをリードしてスイスイ走らせる。
 ボディがっしり、ハンドルしなやか、加速じゅうぶん、かたいのに角がない足まわり。
 素晴らしい第一印象。
 ブレーキングは止まる寸前、スムーズさを欠く。
 ボンネット先端は下がっていてまったく見えない。スポーツカー然とした風景。

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 高速道路でもなかなかのモノ。
 だかちょっとムチを入れると物足りない。ハンドルが心許なくなる。カーブで足が柔らか過ぎる。
 意識下でGT-Rと較べている。カラダに染みついてるからだ。
 550馬力のGT-R。ATSは半分の276馬力。ムリもないか。
 だがATSはスポーツセダン。所期の目的を見事に達成している。スーパーカーじゃないんだから。
 GT-Rを意識から切り離せば、かなり良いクルマ。

 明日は晴天予報。じっくり味わってみよう。(2016.9.29)

キャデラックATS 2daysモニターキャンペーン当選!

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 BMW3やベンツCに勝負を挑むべく2012年に登場したキャディATS。
 二代目CTSの流れを汲むキャデラックの新しいデザイン潮流。遠くから見ても即座に「あっ、キャデラックだ!」と判る。ギュッと凝縮された造形がカッコイイ。
 日本導入された2013年にヤナセグローバルモーターズ東京支店で試乗した。わざわざ群馬から上越新幹線に乗って。オレは好きなモノのためには労を惜しまないタイプだ。
 キビキビして走りは良いが好ましいキャディ像とは違うなぁ~と思った。
  いかにも往年のアメ車然としたキャディ・コンコースに1998年から12年8カ月174,000kmも乗っていたから明確にそう感じたのだ。
 でもこれが現代のキャディなのだ。昔を懐かしんでばかりでは進歩がない。
 グラマラスな5335×1940×1470のコンコース。大好きだった。どこへでも乗っていった。
 V8DOHC4600cc279馬力。トルクは40.8。1,820kgの大柄ボディを優雅に軽やかに、舐めるように滑らかに走らせた。

 ATSは4気筒2000ccターボ。こんな小っちゃいエンジンがキャディなんて!しかも4キトウとは!キャデラックは太古の昔から大排気量V8と決まっていた。70年代には8200ccまで拡大。
 でもこの4気筒は276馬力&40.6と侮れない。V8に遜色ない。隔世の感がある。
 ベンツの2000cc4気筒ターボなんて211馬力しかない。キャディの強力ぶりがわかる。

 ATSに2日間乗れるキャンペーン発見。申し込んだ。
 「以前所有した1988年型カマロ・スポーツクーペ、1995年型カマロZ28、1998年型キャディ・コンコース、2006年型コルベットからのGMの進化具合を確かめたいです!」
 そうコメントを添えて。

 「青木さん、ATSキャンペーンにお申し込みいただきありがとうございます。当選しましたよ!」
 締切日から16日も経った頃、キャデラック高崎店長A氏から嬉しい電話。
 「おぅ!ありがとう!」
 やったぜ!ラッキー!
 落選とばかり思い込んでいたから喜び一入。全国100人のうちの1人に選ばれたのだ。

 邂逅は2週間後。キャデラック所有時は“キャディのマサ”と名乗り、呼ばれていた。
  もうい~くつ寝ると~キャデラック~
 などと呑気に歌いながら、指折り数えて“キャディのマサ”一時的復活の日を鶴首して待つとしよう。(2016.9.16)

ジープ・レネゲード・トレイルホーク試乗、まさしくジープ!(2016年型)

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 もっと可愛いと思っていたが迫力がある。でかい。背が高いからそう感じるのか。
 カッコイイ。
 乗り込む。走る前から頑丈そうで安心感アリ。太いAピラーがガッシリ感を如実に物語る。
 走り出す。出足は悪くない。エンジン音は良くはない。足まわりはかたい。
 全体的にもっさりしている。
 ラングラーでは顕著だったブレーキペダルとアクセルペダルの高低差は気にならないレベル。やっとマトモになった。あっ、フィアットが造ってるからか。
 ラングラーは酷かった。アクセルペダルに下駄を履かせることをディーラーが推奨するほどの異常事態。
 現物(下駄)を見た。重く分厚いシロモノ。こんなモノをくっつけなければちゃんと運転できないとは・・・。

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 ジープの末弟だが、まさしくジープの一員。堂々とジープを名乗れる。
 2400cc自然吸気エンジンにトルコン9AT。普通なカンジ。
 フィアット500Xで試した1400ターボ+6速DCTの方が好み。フィーリングが好きだ。
 見た目と、乗り込んだまではよかったが、走るとそうでもない。
 “欲しい欲しい症候群”には罹らないクルマ。(2016.4.20)

キャデラックCT6プラチナム日本発表、驚きの安さ!乏しい色!

 夏と言われていたキャディCT6日本上陸。昨日唐突に発表された。だが発売は9月。
 注目の価格は9,980千円!
 アメリカ本国でもこのトリムは$93,000。オレは12,000千円を予想していた。
 それがたった(!)9,980千円とは、GMジャパンの大英断だ。
 ベンツS300hも9,980千円。強力なライバルたるSクラスより高くできなかったのだろう。
 まさにフル装備。足りないモノはない。すべて揃ってる。

 旗艦キャディでもドライバーズカー。アルミを多用したボディ。ライバルよりかなり軽い。
 発表会では2トンを超えるSクラスに対し1,659kg!とジマンしていた。
 でもこの数値は2リッター4気筒FRモデル。日本仕様のV6-3600ccAWDは1,920kgと軽くはない。

 ボディカラーは3色のみ。ホワイト、シルバー、ブラック。
 オレが狙っていたダークエイドリアティックブルーは導入されない。昔乗ってたキャディ・コンコースがその色だった。だから「キャディは紺!」と決めていた。
 インテリアカラーも2色だけ。カシミアとブラック。
 ステキなシナモンは入ってこない。紺のボディにシナモンのインテリア。これを優雅に駆るオノレを何度も夢想した。

 販売台数の少ないキャディ。大型のCT6は特に少ないだろう。だから色が限定されるのは仕方ない。
 日本人に売れそうな色(無難な色)を厳選したと思われる日本仕様。
 だがオレの趣味と異なる。
 オレは普通の感覚じゃないってことか?

 白と黒と銀だけなんて、Sクラスのマネも甚だしい。
 質実剛健なベンツと違い、キャディは昔から華やかだった。
 なぜこんなつまらない色だけを輸入するのか?
 でっかいキャディにルビーレッドなんて粋じゃないか。

 欧米では裕福な家庭に生まれることを「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」と言うらしい。
 アメリカでは「銀のキャデラックをくわえて生まれる」と、かつては富の象徴とされたキャデラック。
 じゃぁ銀色でもイイや。

 こんなにカッコ良くて、機能も優れ、超安値でも、日本ではほとんど売れないだろう。
 1千万出すなら無難で平凡で評価の確立したベンツ、BMW、アウディを選択するほとんどの日本人。
 他と違うことを喜ぶ感性、稀少に価値観を見出すセンス、ぶれない嗜好の持ち主はごく僅かだから。

 1995年型第4世代シボレー・カマロZ28を買った直後、円高が進んで廉価版V6モデルの価格は急降下し、ついに2,380千円となった。トヨタ・セリカと同じくらいだ。
 でっかく格好いいアメ車がこの価格。飛ぶように売れるかと予測。この価格でもぜんぜん売れなかった。
 「でかすぎる!燃費が悪い!故障する!」
 数十年前に確定したアメ車の印象。一度付いた悪感情はいつになっても変わることはないんだなぁ~と痛感。

 キャディCT6。
 この格にこの価格は魅力。バーゲンセールと言ってもいい。
 万が一イッセンマンエンを得たら、すぐキャデラック高崎に駆け込むぜ。

 CT6日本導入のニュースをネットで見たのは深夜。
 興奮冷めやらぬまま寝た。キャデラックの夢をたっぷりみた。
 シアワセでオメデタイ男だ。(2016.4.27)

キャデラックCTS-V試乗、ゆったり高性能!ATS-Vの方が好き!(2016年型)

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 ATS-V直後に姉貴分のCTS-V。グリルがでかい。迫力が噴霧する。
 乗り込む。ATS-Vと広さはあまり変わらない。意外だ。
 こっちの方がシートがヘンに柔らかい。さっきの方が好み。
 走り出す。最初の1秒はスッと出る。だが会心の出足ではない。
 ガバッと踏む。穏やかだ。
 「重いからかな?ターボとスーパーチャージャーの違いかな?」
 ターボのATS-Vに対しCTS-Vはスーパーチャージャー。ターボの方がパンチ力がある。
 コルベットZO6と同じエンジン。でもあの破滅的で刹那的な超弩級加速とは違う。
 「コルベットは1600kgですからねぇ」
 CTS-Vは1910kgだ。
 釈然としないまま試乗は続く。

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 「でかいセダンに649馬力は凄いね!」
 「好むヒトは少ないかと思われますが・・・」
 「でもベンツAMGより安くて馬力があって良いよ!AMGなんか250キロでスピードリミッターだもんね。特別にお願いして300キロリミッター。勿体つけてるぜ。ブレーキだって250から止まれるだけのモノで良いんだからラクだよ。AMGはセコい!」
 「あはは・・・」
 「CTS-Vは最高速200マイル(320キロ)!大きなセダンなのにすごい!」

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 ATS-Vに負けるなぁ~と思いつつ試乗終盤。
 フルスロットルのチャンス。ギュイ~~~ンッ!
 「おっ、良いッ!高回転はイイね!」
 「あ~ヨカッタです!」
 最後の最後に来て面目を躍如した姉貴分CTS-V。印象が好転してホッとした。
 でも妹分が好き!

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 「周りのクルマはびっくりしてるだろうね。『キャデラックにヘンな派手なシャツ着てヒゲ伸ばしたオッサンが乗ってるぜ!隣はちゃんと背広着てるのに!』なんて」
 「あははははっ!」
 「白いボディはジミだねぇ~」
 「青木さんには派手な色が似合いますね!」
 13,300千円。試乗車のスペックBで14,700千円。AMGよりはだいぶ安いがちょっと高い気がする。

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 「青木さん、試乗後のコーヒーは如何でしょうか?」
 「次のヒトの予約の時間でしょ?」
 「いえ、まだ大丈夫です」
 「あそう」
 ショールームに入る。美人ねぇさんがいる。
 「良いクルマでした!少しケツを振るのが可愛かった!」
 「あははは」
 2杯目のコーヒーをご馳走になる。
 間もなく上陸の大型キャディCT6に話題が及ぶ。ベンツSクラス対抗の旗艦キャディ。気になるクルマだ。これも試してみたい。

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 「青木さん、これどうぞ。キャデラックの扇子です!」
 「おぉ~ありがとう。キャディのマークが入ってるの?」
 「はい、入ってますよ~」
 帰宅後開けてみたら粋な扇子。黒地に歴代キャディのオーナメントがこれでもかと鏤められている。ステキなデザイン。センスが良い。
 京都“白竹堂”の作品。
 ZARAセクシー黒タンクトップ&ボルサリーノ黒パナマ姿に優雅な風を送ろう。夏が来るのが待ち遠しい。

 「凄いクルマを2台も試乗させてくれてありがとうございました!」
 「いえ、とんでもございません。こちらこそありがとうございました!」
 「今日は忙しいだろうから見送りはしなくてイイよ」
 「いえ、お見送りですから」
 長い信号待ちの末Uターン。道の反対側には直角に腰を折りアタマを下げる“美女と野獣”ならぬ美女と店長。
 毎回恐縮してしまうボクだった。(2016.4.9)

キャデラックATS-V試乗、やんちゃで可愛い!(2016年型) ~キャデラック・シボレー高崎~

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 嬉しい知らせがキャデラック・シボレー高崎から届いた。
 “ALL NEW CADILLAC V-SERIES SPECIAL EXPERIENCE”

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 ガンメタの封筒。ドスが効いている。キャディの高性能バージョン“Vシリーズ”に相応しい風貌だ。
 すかさず店長A氏に電話。
 「今日通知が届いたよ~」
 「あ~届きましたぁ~?いよいよ高崎でもVシリーズ乗れることになったんで、これはぜひ青木さんにお知らせしなきゃ!と思って出しました!」
 「ありがとうございます!9日10時に行きたいんだけど大丈夫?」
 「あ、今予約状況確認してみますね・・・青木さ~ん、9日は10時11時予約が入ってますぅ~」
 「じゃ12時は?」
 「12時なら大丈夫です!」
 「2台乗れるん?」
 「はい、乗れますよ~」
 2台とは、ATS-VとCTS-Vだ。
 V6DOHCツインターボ3600cc470馬力と、V8OHVスーパーチャージャー6200cc649馬力。
 シビれるぜ。サラリと649馬力とは!AMGベンツも真っ青だ。
 先に乗るべきはAかCか?悩ましい。

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 11:55。キャデラック・シボレー高崎。GT-Rで到着。5分早く着いちゃった。
 上品な色白美女が「オーライ、オーライ!」してくれる。
 「青木様、お待ちしておりました!赤はカッコイイですね!」
 「こんにちは!今日は暑いですね!」
 「青木様、いつもありがとうございます!」
 「いつも試乗ばかりで買わなくてスイマセン」
 「いえ、とんでもございません。今Aは試乗に出ておりますがすぐ戻って参ります。何かお飲みになってお待ちください」
 美女の淹れてくれたホットコーヒーを味わっているとA店長が現れた。
 「青木さ~ん、お久しぶりです!」
 「しばらくです!ヒゲすごいでしょ!」
 「実はですね~青木さん、ブログ見てますんで長いおヒゲは知ってるんですよ~」
 「あっそう、わっはっはっ!どこまで伸びるかやってみようと思ってね。陰毛までイクかな?」
 「あはははははっ!」
 西日本遠征珍道中秘話でひとしきり馬鹿笑い。
 「ATS-Vの方がやんちゃで面白そうだね!CTS-Vはひたすらド迫力ってカンジだ!」
 「あ~そうですね~~~」
 賛同できかねる様子。
 「どっちから先に乗るべきかな?」
 「青木さんは美味しいモノは先に食べるタイプですか?それとも後に?」
 「美味しい方ってCTS-V?」
 「はい、私は・・・そうです」
 「6200ccはコルベットZO6で味わってるからまずはCTS-Vで、(期待の)ATS-Vを後に取っておこう」
 「わかりました。あっ、先程試乗された方がCTS-Vのエンジンルーム見てますねぇ」
 「じゃATS-Vからでいいよ」
 「そうですか」

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 おやっ、ATS-Vもエンジンフードが開いている。
 A氏が閉めようとする。オレはカメラを構える。A氏は慌ててフードを開ける。
 「閉めて。エンジンの中身には興味ないから」
 「はい、あはは」
 エンジンルームはどうでもいい。レイアウトの美しさは問わない。ドカンッとパワーを出してくれればそれでイイ。

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 「広い所に出します」
 エンジン点火。ドドドドドドッ、ゴゴゴゴゴゴッ、ドバドバドバッ!
 「おー音が良いねぇ!」
 「はい!」
 迫力のサウンド。クルマは“3S”が命。スタイル、スピード、サウンド。
 華やかでごっついスタイルに迫力サウンド。すでにふたつクリア。

 シートを合わせ、ステアリングを下げ、ミラーを調整し、ドライブモードを“過激”にセットして走り出す。
 音響はさらに迫力を増す。
 「ちょっと走っただけでボディのがっしり感がわかるね!」
 「そうですね~」
 ステアリングもしっかり。揺るぎない。
 「結構ボディでかいね!」
 「はい、クラウンくらいはあります」
 キャディの末妹たるATS。もっと小さいかと思った。じゅうぶんな広さだ。
 「リアウインドー小っちゃいね!」
 「はい~」
 後ろがよく見えないのは欠点だ。狡いフクメンに捕獲される虞がある。
 ガバッとアクセル踏んでみた。
 ガゴガゴガゴッ!どんどん増す迫力。ステキなオーケストラ。
 ダッシュ力もかなりのもんだ。0-60マイル(96キロ)加速は3.8秒。以前愛用したC6コルベット(4.2秒)より速い。鋭意愛用中のGT-Rは0-100キロ2.8秒だが。
 「いいねぇ~!」
 強めのブレーキング。ぎゅっと強烈に、しっとり効く。頼り甲斐あるブレーキだ。

 信号待ち。シートがビリビリ振動する。何かの警告だろう。
 「嗚呼~。アナルが感じるヤツだったら勃起しちゃうね!」
 「あははっ!」
 「前車に近づきすぎってこと?」
 「そうなんですよ」
 「解除できないの?」
 「できないんですよ~」
 毎回これじゃ鬱陶しい。

 信号待ちからフルスロットル。ケツがちょっとだけ流れる。
 『うしろ2輪だけで一生懸命やってるわよぉ~!』
 と言ってるようで健気だ。
 「このクルマはサーキット走行だいぶやりましたんで・・・」
 「タイヤが減ってるんだ~」
 「はい」
 ゆっくり走行ではかなり静か。乗り心地も良好。オールマイティだ。あらゆる場面にこれ1台で活躍できる。

 すごいパワーを秘めたやんちゃで、アホで、お馬鹿で、お茶目で、可愛く、イタズラ好きな飼い猫みたいだ。愛すべきキャラクター。
 「これはイイ!」
 「気に入っていただけましたか?ありがとうございます!」
 US GMのHPによると最高速189マイル(302.4キロ)。
 5人ちゃんと乗れるのにこの高性能。二人乗りでも、後ろが超狭いクーペでもない。4ドアセダンだ。
 価値ある9,900千円。試乗車はスペックBで10,900千円。

 もし買うなら、ファントムグレーメタリックというガンメタにする。悪そうで、メカニカルで、超弩級キャディに相応しい。革張りインテリアはジェットブラック。
 GT-Rと合計1020馬力“日米競演”をさせる。
 あっ、可愛いコペンを忘れてた。“蠱惑の三台体制”勃発だ。
 本命のマクラーレン570Sの出番は?

 夢をみるのはタダだ。(2016.4.9)

新型ホンダ・リッジラインとウェスタンブーツの関係!(ピックアップトラック)

 オレのクルマ遍歴はこうだ。
 1973年型中古日産グロリア、1983年型初代ホンダCR-X2台、1988年型第3世代シボレー・カマロ・スポーツクーペ、1995年型第4世代カマロZ28、1998年型キャデラック・コンコース2台、2006年型C6シボレー・コルベット、2012年型R35日産GT-R、2014年型ダイハツ・コペン・ローブ。
 GT-Rとコペンは鋭意愛用中。
 スーパーカー、スポーツカー、スポーティーカー、大型セダン、中型2ドアハードトップ、オープンカー、軽自動車。
 バラエティ豊か。欠けているモノは何か?

 ピックアップトラック、SUV、ミニバンだ。興味あるのはピックアップ。
 シボレー・シルバラード、ダッジ・ラム、フォードF150。いずれもカッコイイ。
 だが全長5.8mは常軌を逸している。ロールスロイス・ファントムと同じだ。3台目のクルマとして、とても庭に入らない。
 以前、会議のため出張した際に駐車場で遭遇した黒のホンダ・リッジライン。
 アメリカンホンダが造るピックアップトラックだ。全長5.3m。キャディ・コンコースと変わらない。適度なサイズ。
 中型ながらフルサイズピックアップに劣らない存在感を示していた。すごくイイ。
 そのリッジラインがデトロイト2016でニューモデルに変貌。11年ぶりだ。

 モーターショー開幕の日を今か今かと待った。ついに始まった。画像を見た。
 「シルバーはイマイチだが黒はカッコイイ!」
  中型アメリカンピックアップトラック。
 この馬に跨がって博多遠征を敢行したい欲望に駆られる。群馬から1,300km。
 GT-Rやコペンやコルベットやキャデラックとどう違うのか?
 楽しさ、疲労、快適さ、喜び、操縦感、存在感・・・。ぐいぐい味わってみたい。

 アメリカのトニー・ラマやメキシコのハカ。ウェスタンブーツを足元に決めて豪快に乗る。
 降りる際には長くない脚をさっと伸ばし、ブーツを強調する。
 スポーツカーではウェスタンブーツを履けなくて困っている。シートが低く革の部分が床に擦れるのだ。
 キャディ・コンコースでは背広&ウェスタンブーツでよく通勤した。トニー・ラマ3足、ハカ1足。出番がなくて啼いている。
 ウェスタンブーツのためにも欲しいリッジライン。本末転倒と言えなくもない。

 並行輸入アメ車を買うにはBUBUが適任か?
 訪問必至。(2016.1.13)

新型コルベットZO6コンバーチブル試乗!刹那的、破滅的加速!(2015年型)  

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 「あれはZO6?」
 エスカレィドを試乗に来てショールーム歓談中に発見した赤いコルベット。
 「あれも乗れる?」
 「もぅ~ご用意しておきましたよォ~」
 コルベット好きなオレの欲求はすでにお見通しのようだ。

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 エスカレィドの次にテイスティングするのはZO6。C7は昨年6月の黄色いZ51に続き2台目だ。
 「カッコイイねぇ~!マフラー中央4本出しがエロいね~!」
 「はい、あはは・・・」
 「サイドスカートが抑揚あるねぇ~」
 「良い曲線ですよねぇ・・・。どうされますか?オープンとクローズドどちらに?」
 「両方やろう~」
 「あはは。では途中コンビニの駐車場でオープンにしましょう」
 乗り込む。タイト感がステキだ。しっくりくる。
 「後ろの窓が小さいねぇ。上下に薄い。これじゃ覆面パトカーが来てもわかんないや!」
 「そ~ですね~あはは」

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 出発。
 「低い方が落ち着くねぇ~」
 「お乗りになってるおクルマからしてそうですねぇ~」
 ソフトトップなのにハードトップ並みのしっかり感。
 例によってアクセルをガバッ!のつもりが大馬力FRだからやや加減した。
 ガガガガッ!ゴゴゴゴッ!!ガオ~ガオ~ッ!!!
 「おぉ!音がすげぇ!!」
 男心を刺激して止まないセクシーな、艶っぽい、スケベそうなサウンド。シビれる。
 このクルマは虎かライオンか、はたまたティラノザウルスなのか?
 走行モードは“スポーツ”。ノーマルより格段に獰猛だ。
 「思ったよりブレーキが効かないね!」
 「そうですか。これは普通のなんですよ。セラミックでしたらもっとよく効きます!」

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 セブンイレブンの広い駐車場で電動オープン。15秒。
  「如何ですか?」
 「低くもぐり込んでるから露出感が少なくて良いカンジだねぇ~」
 「そうですね。囲まれ感がありますね」
 「ダッシュボードの一部も赤くてイイねぇ~シートの後ろも真っ赤だ!ドア内張に赤いステッチが入ってる!」
 「はい、すごいですよね~。空は大きいですか!?」
 おっ、以前ショールームのカマロ・コンバーチブルに乗り込んで抱いた「空は平等と思ってたけどカマロ(4座)の空はでかいねぇ!」との感想を憶えていてくれた。
 「カマロの方が大きいね」
 「そうですか、あははっ」

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 パラッパラッパラッ!!!
 いきなりアクセル全開。レーシングカーのような超弩級エグゾースト。陶酔の音色。イキそうだ。
 爆音と同時にケツが暴れる。335-25-20のぶっといリアタイヤが甚大パワーを受け止めきれないのだ。恐るべき659馬力、トルク89.8。
 尻を振るとは愛嬌あるクルマだぜ。
 これが高速道路で起きたら肝を潰しそうだ。
 ド派手でお茶目な挙動も、不安と抱き合わせでは困る。

 5,500kmも走ってるクルマ。あとで見たらリアタイヤが烈しく摩耗。
 GMジャパンのデモカーだから、自動車雑誌の取材等でサーキットや山道を傍若無人に乗り回したのだろう。
 可哀想なZO6、憐れなミシュラン・パイロットスポーツPS2 ZP。
 真綿にくるむように大事に育てたタイヤなら、もっと良い状態のはずだ。
 「こんなに(アクセル)踏まれる方初めてですぅ」
 「あそう」
 「GT-Rと較べて如何ですか?」
 「ハンドル軽いなぁ」
 「やはりGT-Rの方が安定感ありますか」

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 時折ガガガガッと爆音をわざと轟かせる。他の誰にも似ていない奇想天外なイデタチをした外も内も真っ赤なオープンカー。
 「すごく目立ってますよ!みんな見てますよ!」
 「あっそう。気分イイね」
 「あはは」
  「こらぁ痛快だ!エクサイティングなクルマだ!」
  「エクサイティング、いいですねぇ~!」

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 「GT-Rは豪快な加速だけどZO6は・・・刹那的、破滅的だ!」
 「あぁ~良い表現されますね~」
 「マクラーレンの35,000千円よりこっちの14,000千円の方が価値があるね!」
 「そう言っていただけると嬉しいです。較べるクルマがフツーじゃないですけど・・・」
 「わっはっはっ!」
 大好きなアメ車に2台も試乗させてくれたキャデラック・シボレー高崎。特に垂涎のZO6。
 今日は良い日だ!!!(2015.10.8)

新型キャデラック・エスカレード試乗!静かで高級だが、往年のアメリカン横溢の旧型が好き!(2015年型) ~キャデラック・シボレー高崎~

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 現代のアメリカでVIPが乗るのはリンカーンやキャデラックのセダンではなく、高級大型SUVらしい。
 海外ニュースやアメリカ映画に隊列を組んで行進するエスカレィドやナビゲーターやタホが登場する。
 そんな時代になったってことか。大型セダン好きとしては淋しい。

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 「赤いGT-Rの青木ですがわかりますか?」
 「青木様、お世話んなります~お久しぶりです~」
 昨日店長に電話しエスカレィドの試乗を予約した。
 半年ぶりのキャデラック・シボレー高崎。コペンで赴く。
 店長は外に居た。オーライ!オーライ!してくれる。
 「青木様!いらっしゃいませっ!」
 美人女性店員も出てきて「青木さま」と笑顔。
  帰りには、信号を長時間待ってUターンし店の前反対車線に到達するまで歩道に待機し、深々と礼をする。
 こういう分厚いもてなしが好きだ。
 すばらしいディーラー。カネを貯めていつかはこの店からキャディCT6かコルベットZO6かカマロを買いたい。
 NHPCも見えなくなるまでアタマを下げたまま。恐縮してしまう。

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  「おぉカッコイイ!チャレンジャー!でかいねぇ~!」
 「はい、中古なんですけど。一番アメリカンマッスルカーらしいですよね~」
 「707馬力のヘルキャットもこの店で買えるん?」
 「はい買えます」
 「いくらするの?」
 「**マンエンです」
 「えっ、結構高いね!」

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 まずはショールームで歓談。美女が淹れてくれたホットコーヒーを呑む。
 「日本一周お疲れさまでした!」
 「ありがとう。楽しかったよ!」
 ひとしきり馬鹿話に花を咲かせる。
 「わっはっはっ!」
 「あははははは!」
 ふたりで大笑い。
 「おクルマの他にもこういうお話が聴きたかったです!」
 「わっはっはっ!」
 エスカレィド、コルベット、カマロ、マクラーレン等クルマの話もマジメにちゃんとする。
 「じゃ乗せてもらうか」
 「はい、準備します」

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 エスカレィドをコペンの隣に駐めた店長。
 「でかいねぇ~コペンが小っちゃいねぇ~!」
 「はい、排気量も10倍近くありますから」
 大人と子供、巨像と仔猫、セントバーナードとチワワ、チョモランマと浅間山、でっかい女と小柄なねーちゃん、SUVと軽自動車(!)みたいだ。

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 「顔がすごいねぇ~!」
 「はい、ボンネットの位置も高くなっております」

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 乗り込む。
  「エスカレィドから見るコルベットZO6もイイねぇ~写真撮ろう」
 「おっ、流石ですねぇ~」

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 豪華だ。ナビの入る真ん中の所がどのキャディも同じなのはつまんない。
 後ろを振り向く。リアウインドゥが遙か向こうにある。電車の1車両くらいあるカンジ。
 「着座位置が高いねぇ~全然景色が違う・・・出発します」
 「はい」
 懐かしのコラムシフト。キャディ・コンコースがそうだった。
 す~っと発進。
 「おぉ~静かだねぇ~!」
 「はいとても静かです」
 「あれっ、フットレストがないんだ」
 「はい、ないんですよ~落ち着きませんか?」
 「左足だけアグラかいちゃおうか!」
 と言いながら左足だけアグラをかく。
 「あははっ」

 右折レーンで信号待ち。
 「でかいけど車線にちゃんと収まるんだねぇ~」
 「はい収まります。あははっ」

 例によってアクセルをガバッと踏む。
 るるるるるる!静かに、穏やかに、素速く加速。
 「速いね!だけど旧モデルの方がズバズバズバッ!ゴロゴロゴロッ!と往年のアメ車の良さを蓄えてた」
 「あ~やはりそぅですか~」
 ハンドルも軽い。労力を極力使わず巨体をラクに気持ちよく支配できる。
 良いクルマだ。とても豪華な気分。一種独特の満足感を得られる。

 「大金払えば何してもイイわよ~あたいを自由にしてェ~
 抗しきれない魅惑的なセリフを吐き続ける新型エスカレィドだった。(2015.10.8)

キャデラックATSクーペ試乗、キャディってカンジがあまりしない!(2015年型)

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 「ATSの試乗を予約した青木です」
 「あ、青木様、クーペですね。どうぞこちらへ」
 きれいな若いねぇさんがハートのカップでコーヒーをサービスしてくれた。
 「店長のAです。Iから青木さんの話は聴いております」
 今まで担当してくれたI氏は別の店に移った。だがちゃんと引継してくれたようだ。
 例によってGT-Rスピード自慢、博多遠征スタミナ自慢、驚愕のコペン博多遠征ジマン、キャディ・ベティ・カマロ自慢・・・。お得意のジマン話。
 「すごい!あははっ!ホントですか!面白いですねぇ!」
 反応良好。好感の持てるヒトだ。オレに優しいヒトはみんな良い人。

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 「カマロオープン、カッコイイねぇ~!」
 「はい、昨日入ってきました」
 「セカンドカーにコペン乗ってるんだけど、オープンにすればベンツSLもコペンも空は平等に降り注ぐ!と思ってた。でも今乗ってみたら4シーターのオープンは空デカイねぇ~!豊かな気持ちになる!」
 「あー空が平等とはすばらしい表現ですね!」
 「わっはっはっ!」
 得意げなオレ。

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 「青木さん、これは2014年型ですのでだいぶ値引きできますよ!」
 「ホント!いくらくらい?」
 「***です!」
 「そりゃイイねぇ~!」
 買いたいくらいだ。でもカマロは5月16日15時(アメリカ時間)に新型が発表される。
 コルベットZ06、キャディCT6、ATS-Vなどの話で盛り上がる。
 「ATSクーペ乗せてもらうか」
 「はい、ご用意します」

 店長が試乗車を用意する間、オレはキレイなねぇさんとお話しする。
 「カマロ・オープン、カッコイイですね!」
 「はい。でもアタシには似合わないですよ」
 「いや、似合いますよ。きれいなヒトが大きなオープンカーに乗ったらサイコ~ですよ!」
 綺麗なヒトにはちゃんとキレイと言う。それが礼儀だ。

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 白いヤツが待っていた。
 「カッコイイねぇ~。ケツがとんがってるのがイイねぇ~」
 「ありがとうございます」
 斜め後ろ姿がイイ。だがCピラーのクロームメッキ部分が太すぎる。エレガントさを殺いでいる。
 顔はジミだ。自信なさそうに見える。グリルは横バー。なぜキャディ伝統の格子パターンにしないのか?
 もっとカッコイイと予想した。平凡な白のせいもある。イメージカラーの青が見たかった。

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 「じゃ出発します」
 「はい」
 ガバッとアクセルを踏む。
 「おぉなかなか速いね。これならじゅうぶんだ!」
 「2000ccにしては速いですか?でも、ここまで踏む方いませんよ。あはは」
 「あそう、わっはっはっ。ジープ・ラングラー試乗した時もそう言われたよ」
 「あはは。ジープなら尚更ですよね」
 フルスロットル時の挙動を確かめたい。挙動不審車では困る。
 引き締まった乗り心地。しっかりしてシャープなハンドリング。高回転はクォ~ンと快音。
 「おっ、今のはシフトアップが速すぎたね!」
 レッドゾーンまで回っていない。
 「回転上がりが良いんですね」
 10分間の試乗が終わる。
 「ありがとうございました」
 乗せてくれた礼を言う。
 「いえ、ありがとうございました!」

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 快適なクルマ。痛快と言えなくもない。だがコンパクトに過ぎる。
 走らせたカンジも雰囲気も、キャデラックだ!って気があまりしない。
 5,090千円は高い。サンキュッパなら大いに価値がある。
 良いクルマだけど立ち位置がビミョーなクルマ。

 直後の我がGT-R。ビシッとしている。ハンドルもボディもガッシリ。猛獣のように獰猛な音。
 少しもゆらゆらしない。まさにフラットだ。やはりGT-Rがナンバーワン!
 あっ、オレのクルマを自慢している場合じゃない。本日の主役はキャディATSクーペだった。

 Uターンするのに信号2回待ち。ようやく反対車線の店舗前に到達。
 おぉ~!ずっとお辞儀している綺麗なねぇさんと店長。オレは窓を開けて手を振った。
 ふたりを見て「主役はATSだ!」との感を強くした。(2015.4.2)

キャデラックCT6、ニューヨークショーに登場!サイズにガッカリ!

 キャディの旗艦“CT6”がいよいよ出現した。待ちに待った。
 買うカネもないのに待ったのは久々の大型キャディだからだ。
 オレは1998年型キャディ・コンコースを12年8ヵ月174,000kmも乗っていた。
 ベンチシート&コラムシフトの大型キャディたるコンコース。どこに行くにも一緒だった。
 押し出しの強いボディ、堂々として鷹揚、意外な瞬発力・・・大好きだった。

 新旗艦キャディCT6。
 カッコイイ。エレガントでありスポーティだ。だがサイズが気に入らない。
 全長5184mm×全幅1879mmと小さい。コンコースは5335×1940。151mm短く61mm狭い。せめて5300×1950を期待した。
 ベンツSクラスに対抗すべく満を持して登場のCT6。
 内容は素晴らしいようだ。新開発がいくつもある。でもサイズが・・・。
 アルミを多用し超軽量を謳う。軽けりゃイイってもんじゃない。ぶつかれば重い方が強いぜ。

 世界の高級車として不動のSクラス。同じサイズでは勝てない。
 「流石キャデラック、でけぇ~!」
 何か驚くところがなければいけない。
 パワーもハンドリングも乗り心地もブレーキも快適性も、きっとSクラスと同程度だろう。
 敵はブランド力がすごいのだ。昔のキャデラックはアメリカでは富の象徴だった。今ではSクラス。
 だから勝利するには「Sクラスにはないもの」が必要だった。それがアメ車お得意の大きさだったのに。残念だ。
 ベントレー・ミュルザンヌやロールスロイス・ファントムは馬鹿でかいけれど、ベントレー・フライングスパーくらいのガタイは欲しかった。

 まことに中途半端なクルマを出したものだ。CT6 = ちょっとでかいCTS。
 暫定的に旗艦を担ってきたダックスフントのように不格好なXTS。
 全長5130mmだ。CT6と54mmしか違わない。似たようなサイズってことは、XTSは消えゆく運命なのだろう。
 GT6よ、これで旗艦と堂々と言えるのか?

 オレが怒ったり心配するのはお門違いだ。
 でもキャディを12年も愛用した身として、どうしても気になる。
 キャデラックが好きだから。Sクラスに勝ってもらいたいから。(2015.4.1)

キャディCT6、いよいよ登場か!

 アカデミー賞授賞式のテレビ中継で、GMはキャディの旗艦たるCT6のCMを流したらしい。
 スモークを纏った画像をカービューニュースで見た。
 「カッコイイ!!!」
 待望の“旗艦キャディ”の登場だ。待ち侘びた。
 幅は1950mmありそうだ。
 長さは5300mmくらいか?
 ホイールベースは3200mm?
 大股なイイ女ってカンジがする。
 20インチホイール?
 精悍な顔立ちだ。
 リアウインドゥはかなり寝ていそうだ。1994年型セビルを彷彿させる。
 スタイリッシュなのか?

 嗚呼~早く全貌を拝みたい。
 発表は噂によると4月のニューヨークショーらしい。
 ベンツSクラス対抗のCT6。日本導入されれば価格は当然Sクラスより安い。高けりゃ売れないからだ。
 12,000千円?

 オレが12年8ヵ月174,000kmも愛用した1998年型キャディ・コンコース。
 スポーティ路線をひた走る現在のキャデラック。あの頃の鷹揚な味わいはないだろう。
 乗り味もセイカクもこの際どうでもいい。
 「大型キャデラック!」であることが魅力なのだ。

 欲しい。
 今年後半にアメリカ本国で発売。日本上陸は年末か?年明けか?
 2012年型GT-Rと2014年型コペンに乗っている。
 庭にもう1台は駐められる。
 欲しい!って気持ちは充満し、駐車スペースも確保した。

 あっ、肝心なカネがない。
 万事休した (2015.2.25)

640馬力の新型CTS-Vにシビれた!(キャデラック)

 Vスポーツ(420馬力)があるのにやっぱりデビューしたCTS-V。
 BMW M5やベンツE63AMGをライバルとする。
 旧型はコルベットZR1の6200ccV8スーパーチャージャー647馬力をデチューンした564馬力だった。
 新型は650馬力のコルベットZ06のエンジンを引用。旧型のデチューンぶりからせいぜい600馬力を予想した。
 驚いた!
 新型CTS-Vはなんと640馬力!10馬力しか違わない!最高速200マイル!
 5人乗り中型セダンがこの超弩級っぷり。狼藉といえる。M5もE63も色を失う。
 “キャデラック”という高級車のエンブレムを付けての傍若無人ぶりがステキ。
 スマートに上品に大胆に優しく背広を着こなし、なおかつケンカの強いヤツみたいだ。
 能ある鷹は爪を隠す!ってカンジもする。
 カッコイイぜ~キャデラックCTS-V。

 オレがキャデラックを贔屓にするのはコンコースに長く乗っていたから。
 当時「キャディのマサ!」と名乗っていた。
 鷹揚で、押し出しが効いて、でかくて、ゆったりして、意外に俊足。
 あの味は忘れられない。
 スポーティ路線を突っ走る最近のキャデラック。コンコースの味わいはもうない。
 だが「キャデラック」って響きにオレは反応する。
 イイ女を見て「おぉ!」と思うのと似ている。
 ベンツSクラスに対抗する旗艦CT6も近々デビューする。

 キャディから目が離せないぜ!
 あとはGMジャパンが適正価格で売るかどうかだ。(2014.12.23)

ニッサン・タイタン、買ったん??? (アメリカン・フルサイズ・ピックアップトラック)

 2010年、YGM東京で白のシボレー・シルバラードを試乗した。
 あまりのカッコ良さとキャデラックのような乗り心地と運転し易さに感激。
 あれ以来、心の片隅に宿って消えなかったアメリカン・フルサイズ・ピックアップトラックへの憧憬。
 期待値を少し下まわった新型シルバラード。
 大迫力だが何年も経った現行型ダッジ・ラム。
 エコブーストエンジンが凛々しいNewフォードF-150。
 シルバラードは運転席に乗り込んだだけ。ラムは走ってるのを見ただけ。F-150は画像を見ただけ。
 だから本当のところはわからない。

 アメリカの牙城ピックアップに日本メーカーが挑んだ十数年前、トヨタはビッグスリーに遠慮してサイズをやや小さくした。セコいぜ。いかにも日本的だ。
 どデカいガタイで真っ向勝負を仕掛けたニッサン・タイタン。遠慮しない、誤魔化さない行き方がすばらしい。
 タイタンとは、ギリシャ神話のでっかい神。力強い。名前もステキじゃないか。
 京都の「炊いたん」はゆっくり熱を入れた煮物のようなモノだ。
 そのタイタンが約10年ぶりに二代目に移行する。1月12日のデトロイトショーでデビューするのだ。
 日本が放つフルサイズ。猛獣を檻から出したみたい。自動車の本場アメリカで本家と互角に戦う。
 大和魂を見る思いだ!とはちょっと大袈裟。

 初めてのクルマが1973年式230型中古日産グロリア。
 今乗っているのは2012年型GT-Rと2014年型ダイハツ・コペン。
 その間、ホンダ、シボレー、キャデラック。GM車は5台。
 スポーティーカー、大型セダン、スポーツカー、スーパーカー、軽オープンカー。
 あと乗るべきはピックアップトラック。
 もし“タイタン・マサ”実現ならグロリア、フェアレディZ、GT-Rに続き4台目のニッサン。
 もっともタイタンはUS NISSANだが・・・。

 「ニッサン・タイタン、買ったん!」
 「ん」を3連発したい。(2014.12.18)

C7 Z06受注開始に心揺さぶられる!(コルベット)

 日本発表されたC7 Z06。
 カービューニュース。いきなりの記事に驚いた。もっと先だと思っていた。

 先代C6コルベットを5年半愛用した。
 強化版Z06も最強化版ZR1も試乗した。
 マイルドなZR1に対し獰猛極まりないZ06に惚れた。V8-7000cc511馬力。6MT。
 新型Z06はV8-6200ccスーパーチャージャー。659馬力だ。先代ZR1の647馬力を凌ぐ。トルクは89.8もある。
 0-60マイル(96.5キロ)加速2.95秒!
 いくら335-25-20とぶっといリアタイヤとはいえ、FRでこの瞬発力は凄い。よっぽどトラクションに優れるのだろう。
 マサGT-R(4WD)の0-100キロ加速2.8秒に迫る勢いだ。

 価格は12,650千円~15,884千円。予想より安い。Z51とあまり違わない。
 ノーマルコルベットを高くしすぎて、GMジャパンは反省したということか?
 今日から1週間、カスタムオーダーと称して30台限定でアメリカ本国並みの色や仕様の組合せが可能だという。
 アメリカ価格からすればバカ高い。だが予想より安い。
 全国30台じゃ早くしないと完売しちゃうぞ。居ても立っても居られない。口腔内が乾燥する。ドキドキする。

 トーチレッドのボディにアドレナリンレッドのインテリア。ハンドルとダッシュボードは黒い。
 そんな派手なスポーツカーを、豪快に悠然と堂々と駆るオレ。
 内も外も赤だから好きなムラサキ色は着られない。チャコールグレィで渋く決めようか。

 嗚呼、陶酔。
 妄想は止まない。(2014.11.10)

水玉模様(?)のキャデラックCTS試乗、なかなか良い走り!(2014年型)

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 1998年型キャデラック・コンコースに12年8ヶ月174,000km乗った。
 優雅で豪快で鷹揚で大好きだった。どこにでも乗っていった。
 だが最近のキャディは過度にスポーティ路線を突っ走っている。
 平均年齢60歳を超えたキャディオーナーの若返りを謀るためか?
 ゆったりしたコンコースの味わいは今はもうない。
 時代は動く。

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 新型(第3世代)になったばかりのCTSを画像で見た。
 「おっ!カッコイイ!!」と目を見張った。

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 1月の福岡モーターショー。
 狭いスペースに無理やり押し込まれたコルベットとCTS。
 子供の頃行った親戚の農家。玄関を入ったところに柵で拘束された哀れな馬。
 福岡ショーのアメ車二台は、こんな昔の風景を思い出させた。
 黄色いコルベットの躍動感に比べ、冴えない赤のCTSは引き立て役のように精彩を欠いていた。

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 キャデラック・シボレー高崎。
 今までキャディSRXクロスオーバー、カマロLT、コルベットZ51に試乗させてもらった。I氏にコペンを見せる。
 「オープンにしてみようか!」
 「はい、ぜひお願いします」
 うぃ~~~ん。全開。
 「20秒ちょっとですね」
 おぉ、計ってた。
 「走ってる時も開けられるんですか?」
 「開けられない。コルベットは開けられるよね」
 ジマン全開とはいかなかった。
 「通勤でも曇りの日はオープンにするんさぁ~気持ちいいよ~」
 「いいですねぇ~」

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 ひとしきりジマンが終わったところでCTSに近づく。
  「カッコイイ!」
 黒。福岡で見た地味な赤より断然いい。
 ツラがでかい。堂々としている。まさにキャデラックだ。
 「ダイヤモンドの粉末が鏤められたようになってるんだね」
 「あ、流石ですね。ブラックダイヤモンドって色です」
 「ほぅ」

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 中に入る。
 「良いカンジだね」
 「はい、CUE(キュー)システムといいまして・・・」
 華やかだ。未来的。クールだ。
 “キャデラック”という高級車なのにナビがオプションは興醒め。CUE統合制御ナビゲーションシステム35万円。
 2万円のポータブルナビでじゅうぶんだが、ダッシュボードの景観を損ねる。
 だがナビに35マンも出したくない。なぜ標準装備にしないのか?

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 走り出す。しっとりした乗り味だ。
 「おっ、結構速いね」
 「はい、これで2リッターターボなんですよ」
  スポーツモードに変更。ゴゴゴゴッ。
 「おぉ、スポーツカーの音だね!こりゃいいや。ちょっとかたくなるね」
 「はい」

 スポーティにはなったがちゃんとキャディらしい味も残していた。
  以前YGM東京支店で試乗したATSよりオトナの振る舞いだ。
 CTS。かなりいい。でもこの中型車が6,990千円は高い。
 「オレが乗ってたでっかいコンコースは6,140千円(税抜き)だったよ。もう昔のことだけど」
 「そぅですか」
 2016年に登場予定のキャディLTSを待つべきだ。
 ベンツSクラスに対抗する大型キャディ。あの夢のコンセプトカー“エルミラージ”流デザインらしい。
 きっとコンコース並みのでかさ(5335mm)だろう。キャデラックだからSクラスよりでかくなければならない。
 楽しみだぜ。

  「Z06の日本導入が決まりましたよ!」
 「あホント?650馬力、いいねぇ~!いつ?」
 「来年夏ですかねぇ~」
 「Z06コンバーチブルは来ないの?」
 「まだクーペだけしか決まってません」
 「カマロが1月のデトロイトで新型になるねぇ~やや小型化して第2世代っぽくなるらしいで!カッコイイねぇ~」
 「はい、楽しみですねぇ~マスタングが4気筒ターボ出しますね」
 「うん、カマロもCTSと同じの積むだろうね」
 「そうですね。マスタングは右ハンドルも出しますね」
 「うん、カマロも右出さなきゃね。クライスラーなんかみんな右だから」
 「そ~ですよね」

 帰宅後Fから電話。
 「キャデラック何色だったん?」
 「黒」
 「黒カッコイイねぇ~あんたが乗ったら水玉になるね」
 「なんで?」
 「洗わんけん泥が跳ねて水玉になるで~」
 「わっはっはっ!オレ水玉の服持ってたかなぁ~って思ったよ」
 「あははははっ!」
 オレのナマケモノ生活様式を把握するF。(2014.8.24)

アメリカで$78,995のコルベットZ06、日本では?(2015年型)

 C7コルベットZ06。
 V8-6200ccスーパーチャージャー650馬力。
 先代C6のZ06はV8-7000cc505(511)馬力だった。
 さらに高性能なZR-1は638(647)馬力だったからこれに近い。
  史上最強のコルベットと謳われる。
  ベースモデルは455(460)馬力。200馬力近い増強となる。すごい。
 大パワー大好き人間のオレはヨダレを垂らす。
 来年夏の日本導入が決定した。15,000千円前後。Z51が11,000千円位だから妥当だ。

 Z06のアメリカ価格が発表された。
 $78,995~。
 「!!!」
 アメリカで8,000千円が日本に来るとなぜ15,000千円???
 誰が不当に儲けるのだろう?
 GM本社?GMジャパン?キャデラック&シボレーディーラー?
 いくら格好良くても、どんなに速くても、どれほどエキサイティングでも、すっごくセクシーでも、2倍近い価格は酷すぎる。不法行為だ。
  日本上陸はフル装備だから$85,000かもしれない。それでも76%も高い。
 先代ZR-1のアメリカ価格は$115,000、日本で14,900千円。許容範囲だった。
 それに比べ今回は何だ!為替の変動はあるにせよイカレてる。
 際限なくあふれると思われたヨダレ。
 あまりに怖ろしい価格差を知った瞬間、ちゅるちゅるっと逆流し、口腔内に戻ってしまった。

 日本人(日本)はいつも損をする。
 国連では大した権限もないのにアメリカに次ぐ大金拠出。
 サッカーワールドカップ放映権料も第2位。メチャクチャ弱いのに。
 尖閣諸島や竹島で浴びせられる耐えがたい屈辱。
 GDP第2位の中国に第3位の日本がODA。そのカネで中国はアフリカに影響力拡大の不条理。
 思いやり予算等あり得ない至れり尽くせりっぷりの駐留米軍。戦後の進駐軍?
  日本人を人間ではなく虫けら扱いの日米地位協定。
 コルベットの高すぎる価格。
 大から小まですべて日本人不利の現実。
 アメリカに尻尾を振るのがニッポンの政権の仕事。国民のことは考えない。
 多少の不満は呑み込んで健気に生きるニッポン人。

 国内では、安倍晋三を筆頭に国民を騙すことに血道を上げるエライ人達。 
  大企業の7割は法人税を払わないで済む歪んだ税制。
 加害者の人権はあっても被害者にはない本末転倒。
 ワールドカップ予選敗退でも「感動をありがとう~」などと成田に千人も押し寄せて歓迎するおめでたい国民。お人好し極まりない。
 「優勝する!」と大口叩いた本田は帰国せず逃亡。正々堂々としてない。潔くない。ダサい。セコい。ズルい。コスい。
 吐いた言葉は呑み込めない。大言壮語の責任をとるべきだ。批判をきちんと受けねばならない。大ボラ吹き、虚言癖は治療が必要だ。
 逃げ出すとは呆れた。真の男ではない。男もどきだ。普段の強気発言と行動が不一致。
 そんなインチキ野郎を咎めないマスコミ。まだ本田で儲かるから悪口言ってへそを曲げられたくないのだろう。
 新型ベンツCクラス。CMに本田。
 試乗魔のオレだがこのクルマは見るのもイヤだ。あんなゲス野郎に質実剛健なCクラスは相応しくない。ベンツ日本は人選を誤った。
 嗚呼・・・・・・。

 Z06の常軌を逸した日米価格差から、情けないニッポンの姿が浮き彫りになった。(2014.8.26)

C7コルベットZ51試乗、音にシビれた!(2014年型)

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 本国価格とのあまりの乖離に呆れ果て、興味を失ったC7コルベット。
 だがカッコイイことに変わりはない。味わいたい気持ちも変わらない。
 何を隠そうオレは先代モデル“C6”に5年半60,000kmも乗っていたのだ。
 「青木さん、コルベット試乗できますよ!」
 1ヵ月前、キャデラック・シボレー高崎I氏から連絡があった。
 双方の都合が合わず今日になってしまった。
 何色がオレを待っているのだろう?
 白のような気がする。

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 「お~!カッコイイね!」
 「ありがとうございます」
 ド派手なイエロー“ウェポン”が国道17号高前バイパスを威嚇し睥睨するように鎮座。
 ど迫力。
 「これZ51?」
 「はい」
 ナンバーが“・・51”だ。短絡的発想だが分かり易いといえる。
 「すいません、その節はジープ・ラングラーお役に立てなくて」
 「いぇいぇ」
 ジープ・ラングラーを検討した1月、BUBUにも並行モノの見積をお願いした。正規物より130万も高く購入には至らず。
 「久しぶりにブログ見たら青木さんコペン買ったんですか???」
 「う、うん。オープンが良くってね・・・」
 「そ~なんですか~」
 「早速乗せてもらうか!」
 「はい」
 小雨模様。大雨にならないうちにドライブしたい。
 そして、早く話題を変えたかった。

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 乗り込む。
 ルームミラーに映るリアウインドゥは極端に小さい。
 これでは後方状況がよくわからず、忍び寄るフクメンを察知しにくい。
 イグニッションスイッチON。
 ガォッ!!!
 吠えた。凄い。すばらしい。どんな著名な作曲家の作品より官能的だ。
 C6のハラワタに染みる重低音じゃない。子供の頃聴いた“レーシングカー”をイメージする。
 「モード設定によってバルブが開いてまた音が変わります」
 E、T、S、Trと4段階。ツアーからスポーツにする。
 ゴワッ!
 「おぉ!変わったねっ!」
 獰猛っぷりに拍車がかかった。凄すぎるぜ。
 中央4本出しのケツが異様な雰囲気を醸す。

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 「出発します」
 「はい」
 おやっ?
 アクセルをスッと踏んでも出足は悪い。意外だった。
 軽量を活かしての瞬間転移を想像した。これはガッカリ。
 「雨なのでお気を付けください」
 「思いっきり踏めなくて残念だね」
 国道を流す程度の低回転でも背後から逞しい排気音が襲いかかる。
 ガオッガオッガオッ!おぞましく好ましい。エロチックだ。
 虎やライオンなどの猛獣に追跡され、ガブリと喰われるかと錯覚する。
 「前が長いね!凄いでかいクルマみたいだ!」
 「そ~ですか~」
 等身大だった可愛いC6に比べ、ガタイがでかくガッシリして、一格上の別のクルマを操縦しているようだ。
 「ハンドルの手触りがしっとりだね」
 スウェード?

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 ちょっとアクセル。ゴゴゴゴッ!
 「4000も回せば音が一段とすごいね!」
 「はい。うふふ」
 イヤらしいほどの強い色気に見舞われる。
 「音に惚れて買うヒトがいそうだね!」
 「はい、みなさん音がイイとおっしゃいます」
 「音は大事だよ。サウンド、スタイル、スピード。3つのSだね」
 「はい!」
 アクセルを踏んだりブレーキをかけたりハンドルを切ったり、ガオ~って言わせたりす~と走ったり。楽しい。

 「GT-Rと較べて如何ですか?」
 「瞬発力がないね!」
 「あ、GT-Rはヨンクですからね」
 「うん・・・」
 雨中試乗無事終了。
 「ありがとうございました」
 良いクルマに乗せてくれた礼を言う。
 「とんでもございません」

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 カマロ vs コルベット、イエローの競演。
 カマロはレモンイエロー、濃いコルベット。
 レモンが綺麗だ。

 Z06が650馬力だの、次期GT-Rは830馬力の噂があるとか、カマロは2016年にモデルチェンジ、ATSクーペ日本上陸は来年初、CTS-Vはいつか?・・・クルマの話題は尽きない。
 オレ達はクルマ好きだ。
 「コルベットで404馬力、GT-Rが550馬力だから次は600馬力台が欲しいね!」
 「GT-Rの代替えにZ06お願いします」
 「性能的にはイイね・・・」
 価格的にはムリだ。予想は15,000千円以上。

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 ブレーキローターもキャリパーもGT-Rに較べかなり小さい。
 車重が軽いからこれでもOKなのだろう。
 イエローボディにイエローキャリパーは洒落てる。

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 息を呑むすばらしいインテリア。
 セクシーであり妖艶であり端正あり、そして未来的だ。
 3人は乗れない、ふたりだけのステキすぎる空間。
 「シートこれ以上倒れないの?」
 「・・・これで一杯ですかねぇ」
 リクライニングがじゅうぶんじゃない。もっと倒して乗りたい。
 中肉中背のオレ。でかいヤツが乗っても大丈夫なのだろうか?
 振り返る。
 「ラゲッジルームがC6に比べて狭いね」
 「スタイル重視で天地が浅くなっているのかもしれません」

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 色白餅肌美人にサービスされたホットコーヒーを飲み終える。
 帰ろう。GT-Rに近づく。
 「赤が地味に見えるねぇ~黄色の方が派手だ!」
 「そんなことないですよ。見慣れたからじゃないですかァ」
 「わっはっはっ。今日は雨だから外でずっと見送らなくていいよ」
 「はい」
 交差点のUターンはいつも時間を喰う。右矢印信号が出るまでムリだ。ようやく店の前に戻った。
 深々とコウベを垂れたままのI氏。雨の中恐縮しちゃうぜ。
 「いつかはこの店から買わなきゃならない!」
 そう思わざるを得ない有難いお辞儀であった~。

DSC06879

 走りはGT-Rに及ばないC7コルベット。GT-Rに対抗するにはZ06を持ってこないとダメだ。
 味つけはおいしい。
 60年の歴史を持つコルベット。
 ほんだしなどの食品添加物満載のインスタントいんちきダシでなく、昆布や煮干しやカツブシできちんと摂った味わいだ。
 あっ、外車だからブロックベーコン出汁か。

 度胆を抜く爆音にはシビれた。すばらしい、ステキだ、官能的だ。
 すごい感性を持つ調律師によるものだろう。
 どんなに褒めても褒め足りない圧倒的サウンド。
 この旋律を子守歌に寝かしつけられたい (2014.6.28)

新シルバラード発見!でかさがステキ!(2014年型、見ただけ) ~BUBU高崎~

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 見たくて見たくて仕方なかった新シルバラード。
 逢えた。カッコイイ。
 だが顔は意外にジミだ。迫力が欠如している。強そうに見えない。
 ダッジ・ラムの方が大袈裟でオレ好みだ。
 発表されたばかりのフォードF-150もでかいツラをしている。

 「世界一美しいプロジェクターランプ!」
 デビュー前のチラ見せではこう豪語していた。
 あれっ、フツーのランプだ。
 日本の法規に合致しないのか?それとも左側通行用の部品がなかったのだろうか?

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 このでかさにはシビれる。まさにアメリカンだ。
 傲慢なアメリカ国家は嫌いだがアメ車は大好き。ムダの横溢がイイ。
 これは後席も広いクルーキャブ。
 オレが関心を寄せているのは後席が狭いダブルキャブだ。

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 先代シルバラードは2010年12月にYGMトーキョで試乗した。
 当時乗っていた1998年型キャデラック・コンコースに遜色ない極上の乗り心地。驚いた。
 ひと目惚れ。
 三井オートモーティブが正規輸入。
 V8-4800cc306馬力で3,990千円。あんなにデカいのにこの安さ。
  カネがあれば買いたかった。

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 運転席に乗り込む。
 あまり高くなくすんなり入れた。
 後ろを振り向く。荷台の先端がよく見える。全長6m近くあるが思ったより運転し易いかもしれない。
 走行距離900kmの中古だが538万円もする。
 アメリカ本国とかけ離れた価格。
 クルマ自体はとても魅力的なんだが・・・。(2014.2.1)

カマロLT RS試乗、ド迫力デザイン!V6でじゅうぶん!(2014年型) ~キャデラック・シボレー高崎~

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 新シルバラードの件で訪れたキャデラック・シボレー高崎。
 ド派手イエローカマロが外でステキな造形を晒している。
 「カッコイイ~っ!これ試乗できる?」
 「はい、できます。青木さんが試乗第1号です。この2014年型は昨日入ってきたんですよ」
 「あそう」
 I氏も初めてらしい。

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 第5世代(現行)カマロは2010年2月にYGM東京で試乗した。
  黄色いSS(V8-6200cc)と黒のLT(V6-3600cc)。
 豪快SS、ガバッと踏むとパワー不足だが必要十分なLT。
 特にSSは当時愛用の2006年型C6コルベットに負けないくらい魅力的だった。

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 2014年型はツラが大きく変わった。
 オラオラ度は弱まりシャープになった。
 オラオラ系が好きだがこれはさらにカッコイイ。
 Aピラーを黒く塗ったクルマが多い。低く見せるためらしい。
 カマロはボディ同色。これがイイぜ。正当派ってイデタチだ。
 横から見るとボンネット前端がぐいっと下がりバンパーが受け口でスケベそうだ。いいねぇ。
 ガタイの良い猫のような姿態。可愛い。強いのにヒョウキン者。

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 乗り込む。
 「横の窓が小さいからぐっと暗くて良いカンジだね」
 「はい、私もこのカンジ好きです」
  暗くてエロい。なにか特別な空間に収まったようだ。ステキ。
 いきなりガバッとフルスロットル。リアがガクガク言う。
 「おっ速いね!V6でじゅうぶんだ!」 
 「タイヤがついていってなかったですね」
 リアの暴れっぷりはタイヤが新しいせいか?
 サスペンションの根本的問題か?
 駄々はこねたが直進性は乱されなかった。
 子供っぽいけどオトナだ。
 「足まわりはかたいのにイヤな気はしないね。しっかりしてる」
 「この大きなタイヤでこの乗り心地はすごいと思います」
 前245-45-20、後275-40-20。オプションで21インチも選べる。
 「信号待ちは静かだね」
 「はい」
 快適だ。

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 「ドアの内張がいいね」
 「そこ、黄色にできるんですよ」
 「ダッシュボードの下も?そりゃ洒落てるねぇ」
 「はい~」
 「あれっ、走行距離28km!?真っ新の新車だったん?」
 「はい昨日来たばかりですから」
 「じゃぁガッとアクセル踏んで悪かった」
 「いえいえ」

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 イエローカマロ。
  4年ぶりに逢った。
 その輝きは褪せるどころか増していた。
 1988年型第3世代スポーツクーペと1995年型第4世代Z28を愛用したオレ。
 Z28はV8-5700cc275馬力。あの頃は速いと思い嬉々として駆っていた。
 今はV6-3600ccで327馬力。隔世の感がある。

 「カマロのマサ」と呼ばれ悦に入っていた。
 “カマロと言えばマサ!マサといえばカマロ!”
 友人知人愛人の間ではそれが通説(?)だった。
 第5世代でも「カマロのマサ」と呼ばれたい。
 そう思わずにいられない格好よさ。
 気軽に乗れるカマロ。フレンドリーだ。まったく良いキャラしてるぜ。

 しばらくレモンイエローの夢をみそうだ。(2014.2.1)

福岡モーターショー 【GM編】 文句なしのカッコ良さ、C7コルベット!

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 こないだ日本上陸して4月12日に売り出すC7コルベット。
 7,400千円の2006年型C6コルベットを5年半乗ったオレ。
 11,000千円というC7の常軌を逸した高価格に呆れ、万が一大金を得ても買う気が失せたコルベット。
 購入意欲が殺がれてもカッコイイことに変わりはない。見たい。

 同日発売予定のキャデラックCTS。
 とても興味がある。キャディならではのフロントグリル復活!って印象だ。
 5,990千円と6,990千円はビミョー。
 12年8ヵ月、174,000km愛用した1998年型キャディ・コンコース。6,140千円(税抜き)だった。
 大型コンコースに対し中型のCTS。割高な気がする。
 だがあれからもう16年。昔の価格に拘っていてもしょうがない。

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 「カッコイイ!!!」
 文句なしに格好良いコルベット。
 これはすごい。飛びつきたいほどだ。
 「ホイールの黒が良いね。黄色とよく合う」
 「ドアミラーも黒。すばらしいセンス。大胆だ」
 「うん」
 気絶するくらいカッコイイ。
 大金を拾ったら買いたくなった。但し並行輸入車だ。
 どんなにカッコ良くてもアメリカ本国価格$51,000~ に対し正規輸入車の価格は荒唐無稽すぎる。
 傍若無人であり支離滅裂だ。

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 何でも言うことを聞く日本向けだから高くしてやれっ!とGM本社が儲けるのか?
  ハイハイいくらでも良いですよ~!とGMジャパンはアメリカの言いなりか?
 どうせ売れないんだから高くてもイイやっ!とGMディーラーは傍観を決め込むのか?

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 すばらしいデザインのコルベットに対し精彩を欠くのはCTS。
 キャデラックの中核を成す重要モデル。
 画像を見た時はすごくカッコ良かったのに予想に反するカッコ悪さ。
 グリルも全体の造形も平凡極まりない。
 「コルベットの引き立て役みたいやね」
 「うん、CTSにはガッカリした!」

 2016年モデルとして鋭意開発中の旗艦フルサイズ“LTS”に期待しよう。
 Sクラスに真っ向勝負を挑む堂々たるキャデラック。
 早く逢いたい。(2014.1.27)

ジープ・ラングラー発注!したが・・・ (2014年型) ~クライスラー・ジープ前橋~

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     【 1 】

  「これだ!この色だ!」
 2014年型新色グレーのアンヴィル。
 シルバーでもガンメタでもチャコールでもないミディアムグレー。
 小学校の写生会。黒と白の水彩絵の具をパレットで混ぜ、曇り空にベタッと塗ったあの灰色。
 シンプルで威厳のある色。
 現物は画像よりさらにステキ。
  オレはこの色と決めていた。

 国道17号を2012年型GT-Rで走る。ショールームが見える。
 外にアンヴィルを纏ったラングラー・アンリミテッドが鎮座。道路から見えた。
 すばらしい色にオレは慄然とした。
 もしこの店になかったら東京でもどこでも色合いを確かめに行こうと思っていた。
 突如の遭遇に運命を感じた。まさに“邂逅”だ。

 昨年3月にアンリミテッドを試乗して以来ほしい気持ちは少しも衰えない。
 時々HPを観ていた。12月、画面一新。2014年モデル日本上陸だ。
 円安による値上げはない。3,680,000円 ⇒ 3,685,500円。
 良心的だと思いたいがアメリカ本国価格は$28,000。まぁまぁってトコだろう。
 百万単位の商品に百円単位。ヒョウキンだぜ。

 新年早々ミラちんに乗っていたら「ラングラーを今買うべきだ!」と突然閃いた。
 閃きを大事にするのがマサスタイルだ。
 早速クライスラー・ジープ前橋のM氏に電話。
 「ラングラー検討したいから今度の土曜に行きます」
 「あ、ありがとうございます。お待ちしてます」

 土曜。
 「青木さん、ご無沙汰してます」
 「お~しばらくです。昨年3月にアンリミテッドに乗せてもらってから欲しい気持ちが衰えなくってさァ~~~」
 「前もそうおっしゃってましたよね~。でも飽きますよ。スピード出ないからつまんなくなっちゃいますよ。私、青木さんのセイカク知ってますから」
 「スピードはGT-Rに任せて・・・」
 「えっ!増車ですか???」
 「うん、二台体制にする。以前はキャディ・コンコースとコルベット乗ってたから問題ないよ」
 「あ、そうだったんですか!お電話いただいて私はGT-Rから乗り換えるのはヘンだなぁ~と思ってたんですよ」
 「わっはっはっ」
 「あはははは」
 「2ドアのアンヴィル以外考えられないね」
 ジープジャパンHPのカラーチャートには“2ドア+アンヴィル”の設定がない。
 並行モノを取ってもらおうか。
 M氏は本社に確認。次の便でアンヴィル2ドアが数台やって来るらしい。ラッキーだ。

 「ラングラー格好良いね。媚びないところがイイね!」
 「はい」
 「アンヴィルってグレーはラングラーのイデタチにピッタリだ!これが出る前は黒もイイと思ってたんだよ!」
 「はい、これはイイですよ。黒は止めた方がいいですよ。買っちゃいますか!?」
 「買いましょう~!」
 「えぇぇ~~~っ!早すぎますよぉぉ~~~!」
 普通は商談を何度かやってわずかな値引き交渉の攻防を繰り広げるのだろうか?
 オレは豆腐1丁を買うように簡単だった。
 「ネットみたら値引きは13万だけど出来る?」
 「2014年モデルは厳しいんですよ~」
 「少しは出来るんでしょ?」
 「はい」
 「じゃMさんに任せるよ。契約は来週の日曜にする。必ず買うから注文しといて」
 「はい、さっそく注文入れときます。ありがとうございましたッ!」
 「契約が整ったら呑みに行こう」
 「はい、ご馳走します」

 欲しい色を獲得できて今日は良い日となった。
 「ジープ・ラングラー発注したで!」
 数人にジマンした。有頂天だ。
 決断の早さを驚いたり呆れたり称えたりされた。(2014.1.11)


     【 2 】

 ところが3日後に思いがけない電話。
 「青木さん、まず謝らなければならないんですよ~やはり2ドアでアンヴィルは取れないって連絡が本社から入ったんですよ~申し訳ありませ~ん」
 “青天の霹靂!”とはこのことだ。
 「やっぱりカラーチャートにないヤツは取れないんだよ」
 「申し訳ありません~確認して取れるってことだったんですけど~あとはこないだ見ていただいたオレンジ色っぽいのと黒と白ですが~2ドアはあまり台数がないんですよ~」
 台数が少ないから早くしないとなくなっちゃうぞ!って脅迫されたみたいだ。
 「・・・」
 「やはり色に拘りますか~?」
 「あの色が良いね。並行で取れる?」
 「円安の関係で今あまりメリットがないんですよ~」
 「いくらになる?正規品より高い?」
 「見積取るのにお時間いただけますか~2日くらいかかっちゃうんですが・・・」
 「うん、じゃ見積してください」

 なんたる不始末。呆れ果てた。不祥事と言っていい。
 「カラーチャートにないけど2ドアのアンヴィル取れるの???」
 あの時何度も何度も確かめたじゃないか。
 「大丈夫ですカクニンしました!」
 自信たっぷりなM氏。もうこれ以上訊くな!って雰囲気だ。
 朝起きて嬉しかったり、コタツで居所寝して目醒めた薄暗い夕方に軽く後悔したり・・・様々な感情が少年のように芽生えた。
 クライスラー・ジープ前橋はそんな夢みる少年の切ない心を弄んでくれた。
 肩すかし、愚弄、狼藉。屋根に登ってハシゴを外された気分。とても悲しい。
 ジープとは縁がないのか。もうこの店に行くのは止めよう。(2014.1.14)


     【 3 】

 「見積に2日ください」と言ったのに3日経っても梨の礫。
 4日目。明日他の店を当たる。今日中にこの店との関わりを切るか否かを決めなきゃならない。
 約束の期間を過ぎた。途中経過を入れてしかるべきだ。
 仕方なくこちらから電話。
 「まだ見積出ないの?」
 ムカつきを抑え普通に喋る。
 「はい、まだなんですよ~」
 「2日って言うのにもう4日経ってるからさぁ」
 「まだ3日ですよ」
 「いや4日だよ」
 「あそうですか」
 「どこに見積出せって言ったの?」
 「私の後輩がアメリカの・・・」
 「いつ出る?」
 「わかんないんですよ~メールが来たらすぐご連絡します」
 「あそう、わかりました」
 もう少し待つか。(2014.1.18)


     【 4 】

 翌日曜日。
 就寝中に電話が鳴った。早朝08:33。眠い声を出す。
 昨夜催促したらメールが来た。
 価格が4,500千円。正規より800千円高い。しかもルーフが黒。
 同色にすると100千円。正規より900千円高くなる。メリットがない。
 「じゃ今回止めときましょう」
 「色が問題だけですから、それが一番大事でしょうけど、黒でよろしければ正規モノがお得です」 
  「止めましょう!」

 色が問題だけ!ではなく色こそが問題なのだ。
 M氏は問題の本質を見誤っている。クルマ好きの心を軽んじている。
 「下取りが5万円高いから白に限る!」なんていう輩とは違うのだ。
 数年間も愛でるんだから惚れた色でなければならない。
 クルマにとって色はとても重要な要素だ。色によって印象がまるで違う。

 あのグレー(アンヴィル)を知らなければ・・・あのグレーを取れると太鼓判を押されなければ・・・黒を買っていた。
 いまさら「黒は如何?」と言われて
 「きゃんきゃん!」
 とイヌの如く尻尾を振って駆けつけるワケにはいかない。
 こうするのが得策だ!こうすれば後々得をする!とわかっていても自分の気持ちを蔑ろには出来ない。
 それが美学。

 そう、オレはよく言えば“一本気”、悪く言えば“へそ曲がり”であり“きかん坊”であり“偏屈”なのだ。
 「伸るか反るか!」の顛末。(2014.1.19)

C7コルベット日本上陸、常軌を逸した高価格に呆れる!(アメ車)

 年初のデトロイトで発表されたC7コルベット。
 久々に伝統の名前が復活しシボレー・コルベット・スティングレィとなった。
 だが日本ではただ単にシボレー・コルベットを名乗る。
 スティングレィというスズキの軽自動車があるからだ。
 1953年生まれのコルベット。アメリカを代表するスポーツカーだ。60年の歴史を誇る。
 スズキのせいで“伝統の”スティングレィを使えない。この世の不条理だ。
 スズキにはぜひ“後発の”スティングレィを返上して欲しい!とこれまでは憎々しく思っていた。

 昨日明らかになったC7の価格。
 「なんじゃコリャ~~~!!!」
 9,182,000円~。
 発売は来年4月。消費税8%込み。7速マニュアル・トランスミッション。
 6ATは9,290,000円。
 V8-6200cc460馬力1500kg以下。数値は魅力的だ。
 ドライサンプ、マグネライド、466馬力、大きなホイール、でっかいブレーキローターなどを備えたZ51バージョンはなんと10,890,000円。
 Z51コンバーチブルに至っては11,590,000円。
 信じられない。傍若無人だ。荒唐無稽だ。支離滅裂だ。奇想天外だ。

 オレが2006年に買った先代C6は7,400,000円だった。
 いくら円安が進んでもこの価格差は酷すぎる。しかもオレのC6はマグネライドが標準装備だ。
 もっと驚くのがアメリカ本国の価格。
 $51,000だ。1$=100円換算で5,100,000円。
 太平洋を渡ってくるだけでなぜ2倍になるのか!
 ファーストクラスにでも乗ったというのだろうか?
 もっとも$51,000は基本価格。日本仕様並みのフル装備なら高くなる。でもせいぜい$70,000だろう。
 700万が1,100マンとはこれ如何に。開いた口が塞がらない。 

 日本では人気のないアメ車。BMW3シリーズなどの欧州コンパクト車が好まれる。
 中くらいのヨーロッパ車より大胆なアメ車がカッコイイと思うが、大勢はそうではないらしい。
 GM本社もGMジャパンもきっと台数を売る気はないのだ。
 GMは現在、日本より中国市場に重きを置いている。
 日本におけるコルベットはGMの象徴として位置させ、小さいキャプティバやソニックで凌ぐつもりに違いない。
 “象徴”なら高い方がいい。箔が付くってもんだ(?)

 現在鋭意愛用中の2012年型日産GT-R。買ってまだ1年8ヵ月だ。
 別れる時期ではない。ローン支払いの渦中にも居る。
 でもデトロイトデビュー以前のチラ見せ時からC7には重大な関心を寄せていた。
 カッコイイ。買うなら絶対コンバーチブルだ。
 時速50キロ以下なら走行中に幌を開閉できる。優雅極まりない。
 夢想した。もちろん赤いボディ。インテリアはダッシュボードまで真っ赤だ。
 シビれた。ビリビリとシビれた。
 かつてキャデラック・コンコース&C6コルベットが構築した“珠玉の二台体制”。
 R35GT-R&C7コルベット・コンバーチブルなら珠玉を超える“蠱惑の二台体制”となりうる。
 「嗚呼、エクスタシ~!」

 絶頂に達しようとした刹那、常軌を逸した高価格の現出にオレは現実に引き戻された。
 あたかも最大硬度の勃起がひょんなことからしゅるしゅると音をたてて萎んだかの如く。(2013.12.5)

キャデラック・エルミラージ、カッコイイ~~~!!!(コンセプトカー)

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 先日発表されたキャデラックの大型クーペコンセプト“エルミラージ”。
 GMインサイドニュースで観て腰を抜かしそうになった。
 「カッコイイ!」
 でかいとんがったツラ、長いボンネット、縦目の前後ランプ、22インチホイール・・・。
 まさにキャデラックワールド。
 ヨーロッパ車にはない華麗なる世界。

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 傲慢で、尊大で、自分だけが正しく相手は間違っていると信じて疑わないアメリカ国家とアメリカ人。
 どこに行ってもアメリカの基準を押しつけようとする。アメリカンスタンダードこそがワールドスタンダードだ!などと勘違いも甚だしい。
 イラクに乗り込んでサダム・フセインを倒せば喜ばれると思って意気揚々と進軍したアメリカ。
 浅はかを絵に描いたような民族だ。
 だがクルマのデザインだけは素晴らしい。他ではマネできない造形美。

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 まだコンセプトカーだが、画像を見る限りロールスロイス・レイスより豪儀だ。
 プロポーションの悪いXTSがキャディの現在の旗艦。
 エルミラージはついに真打ち登場!ってイデタチなのだ。
 エンジンは新開発V8-4500ccツインターボ500馬力。
 数年後のデビューに向け、今から貯金をしよう!と思いたくなる素晴らしいクルマ。
 どうかほぼ今のスタイルのまま出てきてくれ。
 ホイールは22インチじゃなく21インチでもいい。
 このツラこのプロポーションがイイのだ。
 華麗なるキャデラックの世界を久々に開花させてほしい。
 “カッコイイ!”を絵に描いたようなクルマだ。

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 この画像は友人K氏がオレのためにフランクフルトから送ってくれた。嬉しいぜ。
 ナマ画像、迫力がすごい。妖艶っぷりがアップしている。傍らに立つネーチャンが清楚に見える。
 “エルミラージ・マサ”の名刺を今から用意すべきか?(2013.9.14)



キャデラックSRX乗った、悪くない!(2013年型) ~キャデラック・シボレー高崎~

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 ドドドドッドドドドッ!
 真っ赤なGT-Rで登場する。
 09:50。外に何人も居る。背広姿の営業部員もツナギのサービスのヒトも笑顔で迎える。
 キャデラック・シボレー高崎だ。
 ヤナセ高崎支店がベンツ専売店になりGM車販売を止めて6年余り。
 富山の光岡自動車が展開するBUBUのシボレー高崎が店舗をリニューアル。GMジャパンの正規販売店になった。
 これで芝浦のキャデラック・シボレー東京(YGM東京支店)に行かなくてもGM車に触れられる。
 カッコイイGM車たちが群馬県内でオレを待っていると思うと嬉しくて仕方ない。
 だがカマロSS、LT、キャディCTS-V、コルベットZ06、ZR1、シルバラード、キャディATS、エスカレードに乗せてくれたYGM東京支店のT氏とスケベ話ができなくなるのは淋しい。
 これからもたまにアソビに行こう。
 試乗ばかりで買わないオレ。迷惑がらず歓迎してくれるだろうか?

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 「いらっしゃいませ!」
 「こんにちは。店舗が新しくなったと聞いて来てみました」
 「ありがとうございます」
 ショールームに佇むのはATS、CTSクーペ、キャプティバ。全車黒。シックで良い風景だ。
 「新型CTS、カッコイイですねぇ~」
 「はい、2014年に出ます」

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 「今度のクーペはこれほどシューッとなってないよね!」
 「そうなんですよ、ボク的にはこの方(現行CTS)が好きです」
 「ケツがとんがってるクルマ、珍しいよね。カッコイイ!」
 「お詳しいですね!」
 「GT-Rの前は24年間GM車に乗ってたんだよ。カマロ2台、キャデラック・コンコース2台、C6コルベット・・・」
 オレは我が意を得たり!とジマン話を始めた。たくさんジマンして気が済んだ。
 「カマロ、試乗できますか?」
 「カマロは中古車なんですよ~」
 「他は何乗れる?このXLRは?」
 数年前、ベンツSLの対抗馬として放ったGMのコンバーチブルだ。
 「今日、納車なんですよ」
 「じゃダメだな」
 「SRXとか・・・」
 「おっ、SRX乗りたいね!」
 「はい、では準備します」
 「マイナーチェンジしてキャディらしい顔になったよね」
 「そうなんですよ」

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 SRXクロスオーバー。
 写真で見るよりでかい。堂々としている。左ハンドル。革張りシートにケツを沈める。
 「24年間左ハンドルだったから左の方がイイや!って思ってたけど、GT-Rで右に乗ったら右が良いね!あっはっはっ!」
 「そうですか!あっはっはっ!」
 「日本は右ハンドルの国だったんだね、わっはっはっ!」
 「あっはっはっ」
 和気藹々ムード。初対面のヒトでもすぐ和ませるのがオレの良い所だ。
 走り出す。滑らかだ。ぐいっとアクセルを踏む。
 「おっ、結構速いね」
 「はい、3.0でもじゅうぶんだと思います」
 乗り心地はかためだがキャディらしくしなやかだ。
 「最近キャデラックはスポーツ路線を走りすぎてるよね。オレが乗ってたコンコースの味わいはもうないよ」
 「昔のキャデラックをご存じの方はそうおっしゃいますよね」
 車中ではGT-Rジマン、博多のおもろい話、時間雨量100mm豪雨の中国自動車道コルベット走破・・・展開される“マサワールド”。
 試乗終了。
 「長く乗せてもらってありがとうございました」
 「いえ、とんでもございません」
 C7、新CTS、ニューシルバラードの情報が来しだい連絡をくれることで別れた。

 店舗を出てすぐの信号をUターンする。
 片側3車線で交通量が多い。右折矢印が出るまでUターンできない。
 バックミラーを見る。セールスI氏はずっと外に立ってオレを見守っている。
 ようやくUターン。反対車線、店舗前にさしかかる。
 「ありがとうございましたッ!」
 深々頭を下げるI氏。オレはニッコリ手を振りアタマを下げた。
 いつまでも立っていなくても良いのに~。このもてなしにオレはやられた。
 BUBUってどんな店だろう?
 行くまでは期待しなかった。輸入車販売の老舗ヤナセとの違いは?
 まったく遜色なかった。凌駕する。
 的確な説明、しっかりした態度、客のバカ話にもきちんと付き合う。そして見えなくなるまで外に立っていた。
 “一期一会”の精神なのか。(2013.5.12)

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