一般の方々には接骨院と整体院の違いがなかなかわかりにくいようですんで、ホネツギマン的に説明したいと思います。




整体院で働く整体士は民間資格(協会が認定しているだけ)であり、接骨院で働く柔道整復師は3年間の厚生労働省認可の養成学校を卒業後国家試験に合格した国家資格保持者です。この違いを知らない人が意外に多いですね。ちなみに鍼灸師も按摩マッサージ指圧師も国家資格です。
よって整体は誰でも今すぐにでも『整体士』と名乗ることができるという問題があります。



法律の定義上はどちらも「医業類似行為」になりますが、「整体」は国家資格ではないため開業時に保健所への届け出が必要ない「無届医業類似行為」となり、「接骨院」は、柔道整復師という国家資格のもとで開業しているので、開業時に保健所への届け出が必要となる「届出医業類似行為」となります。



そして、整体では「健康保険が使えない」、接骨院では「健康保険が使える」といった大きな違いもあるのですが、それは前述のことが関係しています。



ちなみに保険を使えば初検料が1000円〜1500円、その後は1回300円くらいです。
整体は自費なので3000円から10000円くらいですかね。



接骨院での保険適用は闇雲ではなく骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(軟部組織損傷)に限られていまして、したがって施術内容もそれらに対する整復・固定や後療法でのマッサージ的療法・電療・温熱療法がメインとなります。
整体院での施術はマッサージ的療法、骨盤調整・矯正といったものが主体となりますがそういった手技は接骨院でも取り入れているというのが現状です。


以上のようなことから考えても接骨院の方が技術的・金額的にも安心して通院できるかとは思いますが、ホネツギマン的には手技療法に整体やカイロの手技を一部取り入れていることからも整体やその他の民間療法を完全否定している訳ではありません。
ただ接骨院より整体院の方が当たり外れが多いのも事実です。
また当然ながら宗教的な行為、ねずみ溝的行為、高額なサプリメントや貴金属なんかを売りつけるような治療とあまり関係ないことをしてる輩は完全否定です。




ちなみに、接骨院・整骨院・ほねつぎ・柔道整復院というのは全て同じものです。
富山県ではほとんど接骨院というネーミングですが、他県では整骨院の方がメジャーなところもあります。



柔道整復師国家試験傾向と対策〈2006〉