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2009年11月14日

ブラインド・サイド

「アメフトの和訳本が出版されるから原稿チェックをしてくれ」
と連絡があり読書は相当好きな方なので二つ返事でOKしたのだが・・。

送られてきた原稿の分厚い束は部屋の中でしばらく鎮座していた・・。

理由は二つ、仕事が忙しかったのとリズムが悪そうだったのと・・。

「リズムの悪い本」・・・文章を読んでいて何が書いてあるのか読み取るのに
ときたま読み直しをしなければいけなかったり、読んでも読んでもページをめくる手がスムーズに行かない本。読書の義務感にかられる本。「せっかく買ったのだから」と貧乏性の自分は我慢を重ねてページをめくり続けるのだが半分くらい読み終わってもページをめくる手が重い・・・。そんな時は「ごめんなさい」と二度とその本を開ける事は無い。

「アメフトの本」「和訳本」と聞かされると期待感100、そして裏切られる恐怖感100。

アメフト用語の表現がおかしかったり、アメフトそのものの捕らえ方がずれていたり、機械的に和訳してある本は原作者のイメージとはかけ離れた「リズムの悪い本」になったり・・。

すべてが取り越し苦労。2,3ページ読み終えたところで完全にはまっていた。

マイケル・オアー(今期ドラフト一巡でボルチモア入団)の生い立ちは涙なくしては読めない。
近代NFLの歴史を紐解く書物としても面白い。
人種差別的見地からも興味深い。
アメリカン・スポーツビジネスの光と影。

まぁ自分にとってはタイムリーすぎる本で開けたら最後、一気に読破してしまった。
フットボールに興味がない方でもマイケル・オアーという人間のヒューマン・ドラマとしても十二分に面白い。

「ブラインド・サイド」

2009年11月21日
ランダムハウス講談社より出版

  

Posted by masa_52 at 19:08Comments(32)TrackBack(0)
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