January 03, 2010

今年観た2009年度公開の映画は42本。
今年はランクのカテゴリを5段階にしてみました。

期待以上(これくらい面白いといいなーを上回った映画)
予想以上(これくらいだろうなーを飛び超えた映画)
期待通り(これくらい面白いといいなー通りの映画)
予想通り(これくらいだろうなー通りの映画)
期待以下(あれ?こんなもん?の映画)

2007年映画評
2008年映画評


期待以上(これくらい面白いといいなーを上回った映画)

1.ラースと、その彼女
2.マイケル・ジャクソン THIS IS IT
3.アバター
4.スラムドッグ$ミリオネア
5.ボルト
6.カールじいさんの空飛ぶ家
7.セブンティーン・アゲイン
8.そんな彼なら捨てちゃえば?
9.ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破


ラースと、その彼女 (特別編) [DVD]
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「ラースと、その彼女」は年末、最後の最後で観たこの映画がTHIS IS ITを超える感動を与えてくれた。主人公の青年を取り巻く人々の優しさがことあるごとに心にしみる。怖がらずに一歩踏み込むことで触れることのできるあったかさがあるんだよってことをコメディにもファンタジーにもしない神がかったバランスで丁寧に描いている。すごい。正直出演者を誰一人として知らなかったのだけど全員が素晴らしい演技だった。特にラースと絶妙の距離感で接する女医さんは素晴らしかった。主要人物や脇役に限らずあらゆるところに鏤められた名言の数々。最後の神父さんの言葉に泣いた。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
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「THIS IS IT」は少々ビジネスの匂いがしないでもない映画だけど、ポップの王様の王様たる所以がこれでもかとわかる、物作りを目指すすべての人に見て欲しい映画。映画は予定されていたロンドンでの公演のリハーサル映像を実際に行うはずだった演目の順番に構成して疑似ライブを観客に体験させる作り。これ実現してたらとんでもないライブになってたかも。冒頭のダンサーオーディションを経た若いダンサー達のマイケルに対する思いやメッセージがいきなり心を打つ。努力や才能がどうこうなんて、そんなことはもちろんありきなんだけど、そのうえでそれすら凌駕する孤高のエンターテイナーとしてのカリスマ性を誰もが感じ取れるはず。

アバター (ジェームズ・キャメロン 監督) [DVD]
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3D元年といわれている2009年。「アバター」はもう体感として全く新しい価値観を提示してくれる。思えば2008年のレビューでセンター・オブ・ジ・アース3Dを今後に期待する意味で13位にしてたんだけど、3Dありきの絵作りに終始していたこれとは違って、アバターは飛び出すことではなくて、映画の舞台である未知の星「パンドラ」という世界に奥行きを与えることに専念している。観客はまったくみたこともない世界観をまったく観たこともない表現でこれでもかと叩き付けられる。これがとんでもないくらい凄い。この迫力は劇場でないと味わえないし、ぜひたくさんの人たちが味わうべき。それくらい想像を超越した映像体験ができる。映画はぜひ中央より1・2列前で観ると良いこと請け合い。あ、でも最初の1時間くらいは酔いました。後半慣れたけどね。でも劇場出るとき足下がふらついたのは内緒だ。最後のスタッフロールにでてくる人の名前があまりにも多くて3D映像よりもビビった。それにしても映画がソフトになったときどうするんだろうって心配。それに3D映画だけ300円割高なのも意味不明。

スラムドッグ$ミリオネア [DVD]
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「スラムドッグ$ミリオネア」は今思うと非常にシンプルな内容の映画ではあるんだけど、インド映画のパワーで一気にドライヴをかけて疾走していくのが心地よいサクセス系青春映画。とはいえ舞台はインドなのでその状況たるや凄いものがあるけど。世相を考えるとアカデミー賞を受賞するのも納得のエネルギーを持ったストーリー。

ボルト [DVD]
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カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]
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「ボルト」と「カールじいさんの空飛ぶ家」はともにCGアニメ。ボルトはディズニー制作だけどピクサーのジョンラセターが関わってるだけあって、最先端のCGを使いながら、人間の情緒面を丁寧に描いている良作。カールじいさんは、そのあらすじと冒頭の老夫婦のシークエンスと旅立ちのシーンでもう満足。今までのピクサー映画とは違った「別れの次」を描く大人のストーリーだと感じた。自分が犬を飼っている分、人間と動物の関係を描いているボルトのほうに感情移入しちゃったのでボルトに軍配。あ、でもカールじいさんのほうでも犬は良く描けてたなー。

セブンティーン・アゲイン 特別版 [DVD]
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そんな彼なら捨てちゃえば? [DVD]
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「セブンティーン・アゲイン」と「そんな彼なら捨てちゃえば?」はどちらも一味違った良質なラブコメディ。「セブンティーン・アゲイン」はザックエフロンを充分に堪能できる女性向け映画かと思いきや、それだけで終わらないアラフォーおじさん世代にも訴える力を持った映画だった。今の自分の記憶を持ったまま学生時代のあのときからやりなおしたい!って個人的にむちゃくちゃ共感できるのでツボだった。
「そんな彼なら捨てちゃえば?」は男と女の本音のズレをモチーフにしたラブコメディ。男と女でこんなに考え方が違うかねっていうミスマッチ間を描きながら最終的にはなるようになるんだなっていう(良くも悪くもね)男女の群像劇。スカーレットヨハンソンがエロかわいかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 [DVD]
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」はもう、エヴァ世代なんで。4部作のうちの2作目なんで順位はなんともつけがたい。とはいえストーリーを本格的に変えてくるあたり、いよいよわくわくしてきました。


予想以上(これくらいだろうなーを飛び超えた映画)

フィッシュストーリー [DVD]
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10.フィッシュストーリー
アヒルと鴨のコインロッカー再び。相変わらずのストーリーテリングをでっかい規模で描く。

ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
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11.ウォッチメン
ものすごい人間臭いアメコミ風ヒーローの話。ロールシャッハがかっこよすぎた。

7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]
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12.7つの贈り物
正直、衝撃のラストは想像つきましたがその選択は確かに衝撃だ。

スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
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13.スター・トレック
オリジナルはまったくの未見。しかしかなり男臭い骨太映画だったのが意外な好印象。

G.I.ジョー [DVD]
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14.G.I.ジョー
実はとてもよくできた良質アクションムービー。イ・ビョンホンの白装束姿がコントにしか見えなかった。

ダウト ~あるカトリック学校で~ [DVD]
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15.ダウト 〜あるカトリック学校で〜
舞台の映画化。メリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技対決を楽しむべし。


期待通り(これくらい面白いといいなー通りの映画)

16.ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢
相変わらずのニック・パーク流クレイアニメーション。CGの時代でもまったく遜色ない傑作短編アニメ。

17.ベンジャミン・バトン 数奇な人生
主人公の老け具合と若返り具合にかなりCGに予算をかけたと噂のブラピ映画。ケイト・ブランシェットにもお金かけてあげればよかったのに。

18.いけちゃんとぼく
鉄コン筋クリートのシロに続き、蒼井優が素晴らしい声優っぷりを披露。

19.路上のソリスト
ホームレスの天才チェリストって設定ができすぎていてフィクションぽいけど、実話ということもありかなり現実的な描き方。

20.ターミネーター4
3は観てない。舞台や設定を借りて、いままで想像するしかなかった近未来の世界を描くかゆいところに手が届く映画。

21.ワルキューレ
史実を基にしたヒトラー暗殺計画の顛末を描く。監督のブライアンシンガーはナチス好きなの?

22.Desney'sクリスマスキャロル
実は3Dでは観てない。でも3Dだったら確実に酔ってたと断言できるくらい飛び回る。

23.イエスマン “YES”は人生のパスワード
予告を観た感じ今の自分に足りないことを学べるかなあと思ったけどなんせジム・キャリーですから。その精神だけ参考に。

24.鴨川ホルモー
原作のマンガは未見。良くできていたけど、オニ語とかバトルとか以外とバリエーションと動きが少なくて退屈なのが惜しい。

25.つみきのいえ
アカデミー賞受賞の日本製短編アニメ。今思えばカールじいさんとかぶる部分も。

26.ハリー・ポッターと謎のプリンス
一層ダークになってきたシリーズ第6弾。原作のファンとしてはもう鑑賞というより見守ってる感じ。


予想通り(これくらいだろうなー通りの映画)

27.アマルフィ 女神の報酬
ホワイトアウトと同じ原作者で同じ俳優。困った時の佐藤浩市頼み。

28.トランスフォーマー/リベンジ
DVDで鑑賞。CG異常に凄いですが前作に続いて退屈で寝てしまった。劇場で観るべきだった。

29.天使と悪魔
原作最大の面白さであるうんちくを映画では表現しきれないのは前作と一緒。

30.レッドクリフ Part2 ―未来への最終決戦―
Part1が予想以上に面白かったのになぜかPart2は退屈してしまった。小喬を演じるリン・チーリンがキレイすぎてビビる。

31.バーン・アフター・リーディング
一流のスタッフと出演者による自分たちの為のガス抜き映画。観客を楽しませようという気持ちがないと、それを観させられてもちょっと困る。

32.007/慰めの報酬
正直、良いアクション映画だったなー以外憶えてないんです。ジェームズ・ボンドは肌に合わない。

33.ナイト ミュージアム2
大いなるマンネリ。それにしてもエイミー・アダムスは大活躍。15位のダウトにも出演し2大巨頭と張り合ってます。

34.ヤッターマン
深田恭子がかなり意図的にエロく撮影されていた以外よく憶えてない。

35.チェイサー
韓国映画。猟奇殺人鬼VS風俗店店長。ストーリーにカタルシスがなくてただただ疲れた。子役の女の子がかわいかった。

36.ホノカアボーイ
寅さんの妹ももうおばあちゃん役を演じることに。映画全体のトーンは好きだけど、主人公の青年の魅力がほぼない。

37.GOEMON
大泥棒ゴエモンがなぜか反戦運動をする映画。強大な敵からすんごいものを盗み出す泥棒物ではいけなかったのだろうか。


期待以下(あれ?こんなもん?の映画)

38.ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
前作が面白すぎた。敵役に魅力がないのが致命的すぎ。

39.少年メリケンサック
クドカン初監督作にしてはおとなしい印象。「舞子Haaaan!!!」以上にぶっとんでいると思ってた。

40.20世紀少年<第2章> 最後の希望
もはや俳優のコスプレを楽しむ以外に魅力をかんじられない。カンナよりクラスメートのコイズミのほうが原作と激似すぎてビビった。

41.旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ
マキノ雅彦という名の津川雅彦監督作。たぶんドキュメンタリーのほうが数倍面白いかも。

42.ベッドタイム・ストーリー
「再会の街で」でアダム・サンドラーをようやく見直したのに、やっぱりダメだった。この人のコメディどこがおもしろいんだろ?


以下、観とけば良かったランキング上位に食い込んできたであろう未見の2009公開映画です。観とけば良かったー。

レスラー
ディア・ドクター
サマーウォーズ
しんぼる


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October 18, 2009

最近、クレジットカードをはじめ、電子マネーや、各種ポイントカード、SuicaやPASMOといったキャシュレスサービスがふえてます。

とはいえ、各種サービスの特典やポイントなどを有効に使えていない人も多数いるようです。僕もその一人。僕は現状は、定期的な支払いの大半をTSUTAYAのTカードにまとめ、そのポイントで、TSUTAYAを利用してたりします。でもその程度。クレジットカードにもなんだかポイントらしきものがついてますがいまいち活用の仕方がわからないし、なによりめんどくさい。

今朝、ガッチリマンデーという情報番組で、まさしく上記の内容のごとく特典やポイントを上手に利用すると、こんなにお得!という企画を放送していた。

放送後なにげなく電子マネーEdyのサイトにアクセスしたら、混み合っていてつながらない、だって。考えることは同じというか、やはり需要のあるテーマなんだろうな。

そういえば、アメトークの家電芸人でも、ポイントの話の中で、マイルの話がでてたのを思い出した。マイル芸人やりましょうとかいってたけど、あながち冗談でもなんでもなく、いち早くやれば視聴率もとれるのかも。

確かに自分で調べるより、なるだけわかりやすく教えてほしいことってある。経済とか政治とかもそう。でも、生活に直結してるクレジット特典やポイントなんかのほうが、よりユーザーには響くんだろうなあ。

僕はとにかくすべての出費がマイルとなって貯めるやり方が知りたいなあ。アメトークはやく企画して。
Comments(0) | TrackBack(0) │   (11:55)

September 23, 2009

授業でのチーム作り

教育的効果という側面から、チームティーチング、グループ制作の有効性があらゆる方面から聞こえてきます。教師対数十名の生徒という従来型の授業形態を打ち破り、新たな教育法の一環として注目をあびているようです。

デザイン教育の世界でもチーム制作や、グループ学習はよく取り入れる手法です。僕も自分の受け持つ授業では頻繁にチームを作らせ、制作をしたり、グループを組ませ、企画や検討をさせたりしています。こういった授業を行う利点は授業内での気付きや発見を促進し、自然とコミュニケーションが生まれる仕掛けにあります。そういった意味では教育方法の中でも非常に有効な手段のひとつであるのは間違いありません。

チームとグループの違いについて、ウィキペディアを引用します。

チームとグループの違い
ワーキング・グループの目的はメンバー個々の業績水準を底上げすることであり、その成果は個人の成果の総和にしかならない。いっぽうチームには、他人の意見に耳を傾け、建設的に反応し、ときには他人の主張の疑わしき点も善意に解釈し、彼らの関心ごとや成功を認めるといった価値観が集約されたチーム・ワークが存在し、その成果は集合的作業成果による共同の貢献が含まれるので、グループのそれより大きくなる。

これは学習目的とその到達点の違いともいえます。個々の教育成果に対する相乗効果を主目的とする「グループ」と、ある目的に向かう過程の価値観を他者と共有し、個人ではなしえない成果を出すことに重点を置く「チーム」。これを「グループ」と「チーム」の定義とすると授業を構築する上で非常に興味深い境界線となります。

ちなみに、チーム制作、グループ制作といったキーワードで検索をかけると、その授業の目的、授業の結果や成果等の情報は得られるものの、実際にどのようにグルーピングが行われているかについてはほとんどといっていいくらい情報がありません。「まず◯名のグループを作り〜」というところから話が始まっていたりします。グルーピングの代表的な手法としては、普段仲の良い友人でグループを作る方法や、くじを引くなどして本人の意志とは関係なく偶然性に頼ったグループ分けの方法などがあげられますが、おそらく大体のグループ学習で使われている手法ではないでしょうか。そしてそれは個々の教育効果の向上を目的とした、「グループ」の定義に当てはまる、理にかなう授業形態なのかもしれません。

ここからは仮説ですが、それでは、「チーム」に定義される教育効果を目標とした授業を計画する場合、前述したグルーピングの方法で良いのかどうか、という疑問が生まれます。他者との関係が教育成果に大きく影響を与える「チーム」においては、その作り方の重要性は無視できません。逆に「チーム」に定義される教育効果を目標としているにも関わらず、「グループ」と混同した授業形態になっていないかどうかの検証も有意義なものと言えます。

現在計画している授業シラバスに、新たな視点での「チーム」作りを取り込めないものかと頭を悩ませている毎日です。
Comments(0) | TrackBack(0) │   (17:17)

about
better by design.

デザインって伝えること
わかりにくい、を「わかりやすい」に
むずかしい、を「かんたん」に
しらない、を「しる」に
していくための、概念だと思います。
良いデザインってなんだろうって、
日々、デザインのことを考えています。

デザイン&教育研究中。
月岡 正明
makki@be.to

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ご連絡はお気軽にどうぞ。

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兄弟ブログ、みたいなもの。
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