2017年07月17日

「軽量ベースを・・・探せ!」(最終回)

長文 「軽量ベースを・・・探せ! (最終回)」

今日の夕方。
「ゆうパックのお届けです〜」

キターッ!

と、いうことで再び「しつこいまさぼー」なんです。

そう、前回でミッション完了したはずの「出張用の軽量ベースを探せ!」ですが、件の「恋はみずいろ」くんのネックが割れてしまい😭計画は再び白紙撤回。

まずはその加工されるべきベースを探さねば、と再びヤフオクを探したのですが、今回の注目は

「よく分からないブランドの製品は避ける」

という点です。前回で懲りたように、やはり細かい造りに不備が目立ちすぎました。。

できれば国産で、知名度のあるブランドで、出品者がその価値をあまり分かっていないような・・・そんな都合のいいモノないよな〜・・

あ、あるがな!

「GRECO(グレコ)」といえば高校時代の「イカ天バンドブーム」の際に時代を席巻した、”遠目にみたらGibsonに見えなくもない”という微妙なデザインのロゴで、高校生に大人気であった初心者向けメーカー。とはいえ日本製でしっかりした造りには以前から好感を持っておりました。

のミドルスケール、軽量スリムシェイプタイプ! 1000円から!

数日後、落札しました。

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最後は値段が上がって3900円。それでもかなりの掘り出し物です。

それが本日、届いたんですね。

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どうやら出品者の方、ホントに価値が分かっておられなかったようで、本革のストラップにストラップ・ピン(押し釦式)が付属しており、綺麗なソフトケースに入っておりました😃

そして肝心のコンディションですが・・・

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・ネックの状態良好。フレットも9割残る。
・弦高、やや高め
・しかし、ブリッジ側のコマの設定が上限まで上げられていただけだったので、小型ネジで調整(防サビスプレー使用)
・トラスロッドの調整は不要
・ノイズ、ガリなし。音の調整幅も大きい。
・本体重量 3.2kg かなりの軽い(ちなみに恋はみずいろくんは2.8kg) 
・古い弦も外して、ネックも丁寧にクリーニング。本体も拭き吹き。

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蘇る水面のように滑らかな光沢・・

何より、弦高を調整した後・・・

いい!
弾きやすい! 
最高だ!

いわゆるレギュラーシェイプですので、腕や右手の固定箇所もしっかり確保でき、膝の上においてもバッチリ安定。さらには前回購入のモデルガン・ケースにもキレイに収まる! 背負ってみるとすでに十分軽い!

ミーン、ミーン・・(窓の外からの蟬しぐれ)

「これ・・・削る必要ないよなぁ・・」

そうなんです。

結局本体をいびつに削って500gぐらい軽くなったとしても

・弾きにくくなる
・弾くにはストラップが絶対に必要となる
・床に置いても安定しない
・なにより形も変になり、ついでに運気が下がりそう 
・そもそも加工も上手くいく保証がない 
・重量バランスが悪くなり、「ヘッド落ち」という現象がおきる・・などなど

。。と、いうことで「軽量ベースゲット計画」、コレにて終了! 
”国産の小型ベース入手”だけやったんかい!

→ 今までの苦労は何やってんや・・😭

しかし、いろいろな経験・失敗を経た後でありますので、説得力(?)もあります。今後はこの「ブラック・パールくん(仮称)」と共に、出張先は腕を磨いて参ります〜💪



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2017年07月14日

コイツとの・・・別れ!

「恋はみずいろ」くん。

今朝手にとって、少し弾き始めると、おや? 弦高が何やら少し高い。

このまえ新品の弦に張り替えたばかりだし、張力に少し負けたかな? でもザッツ・オッケー。先日入手した5mmレンチで楽々調整!

グリッ、グリッ・・・

ん? まだ少し高いかな?

グリッ、グリッ・・・

パキッ!

静寂・・・ミーン、ミーン(外から聞こえる蝉の声)

恐る恐るネックの裏側を見ると・・

わ、割れてんじゃーん! 💦💦



💦

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そう、「ネック割れ」というのはギター・プレイヤーにとってドラクエでいう「イオナズン」を受けたぐらいの殲滅的なダメージに相当する代物なのだ。(全交換、または数万円の修理費)

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しかも、もしワタクシがジミヘンクラスであれば、折れたネックも1万ドルぐらいで売れるかもしれないが、悲しくも「アマチュア・プレイヤーの良く分からないブランドのネックが折れたベース」なんて「燃えないゴミ」の日でも収集してくれないかもしれないぐらい価値の無いものなのだ!

しばし考える・・・(せっかく買ったケースや本体そのものの出費と精神的ダメージが重く乗しかかる・・)

ま、まてよ。。

問題はネックなのだ!

手持ちのベースのネックをコイツと取り替えられないか・・・!?

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そこで目に付いたのが先日譲り受けたブルーのフェンダージャパンのプレシジョン・ベース!

定規で測った感じ、幅は両方63mm! いける!このネックを外してこちらに”とりかえばや物語”〜

もちろんフェンダーのネックであれば強度も弦高も申し分なし!

両方の弦とネックをジョイントから外して、セッテング!

・・・げぇ!

”ギリギリ・アウト!” 
(ちょっとフェンダーの方が太かった)

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・・・ミーン、ミーン

やっぱりするか?

以前に諦めた「中古レギュラー・ベースの本体、削り出し」・・?

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相田みつを風の日めくりカレンダーを眺め、滲む汗と、深慮、そしてプチ不幸が尽きない、ある夏の日であった。。



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2017年07月08日

コイツの弦高を・・・下げろ!(その2)

「しつこいまさぼー」なんです。

つまり、身の回りの(特に嗜好品)は、”出来る限り良い状態”でいてほしい、という偏屈さがございまして・・

そう、あの水色ベースくんの弦高なんです。

やっぱり高くて、弾きにくい。いわゆる「順反り(手前方向にカーブしている)」という状態なんですね。手前に反っているから弦の高さが高くなって、左手でいちいちグイッと押さえないと音が鳴らない。弾きにくい。

そこでYahoo!知恵袋なんかで見ましたら「辞書を重しにすると良いっスよ」とか「熱湯につけるんス」みたいな力技もあって、「どうしたもんじゃろの〜」。とと姉ちゃーん。

で、LINK先にギターメンテとパーツ販売を手がける専門店。腕が良さそう。調べてみると摂津市。隣の隣町なんですね。会社帰りに行けなくもない。

電話しました。

「実はこうこう。日帰り修理って可能ですか?」

「いま混んでてね〜 2、3週間ぐらい預かるかな」

「かかりますね〜・・ (-。-; 」

色々と訊いてみますと、ネックの反りは指板とネックの異なる木が温度湿度変化で異なる伸縮を起こしたものが主たる原因。

で、完全にロッドが効かないネックには専用の大型アイロンがあって、そこで2つの材料の接着剤を溶かして外して、それぞれに圧力をかけて真っ直ぐにして矯正する、と。作業費、数万円。。

しかし、それは最終手段で、やはり何よりもロッド調整が先ずは最良の特効薬、と。

そこでお店のサイトをもう一度見てみると、ロッド調整用のレンチだけでも32種類。

ワタクシ、以前に「ロッドが効かなくてガバガバ」と言ったのは、拙宅の六角レンチの長さ、寸法が合っていなかったのでは? と考えました。

ひょっとして・・正しいレンチがあれば、まだ調整できるかも・・!(かなりの基礎に立ち返ったとも言える😅

そこで会社からノギスを持って帰って、ロッドの寸法を測ろうとすると・・・ダメだ!奥まっていて、寸法が読めねえ!

各なる上はベースを持って、近所の「コーナンPRO」へGO! 

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閉店間際であった。

レンチ売り場。山ほど売ってますが、げぇ!どれも完全パックしていて試せねぇ!

(まあ、試せたらそこで直す奴も居るでしょうから・・)

そこで止む無く「7本セット」(880円)を購入した!
ベースを持って行ったのは全く意味が無かった!

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帰宅後、震える手で様々なタイプでトライ!

8mm・・だめ!
7mm・・だめ!
6mm・・だめ!

5mm・・「コ、コイツや!」

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ついに感じる手応え。ロッドが締まっていっております。すなわち今までは完全解除だった状態、と。
ギチッ、ギチッ・・・と締め付けてから、再度、チューニング!


「いけた!弾きやすい!

 めっちゃ弾きやすおまっせ〜!」


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後は微調整。何度も弦を緩めて、もう一度締めて、緩めて、で最適な高さに調整完了!

つ、ついにやりました!

軽い、運びやすい、弾きやすいを実現した「水色ベース」くん。もうキミを「ガリガリくん ソーダ味」なんて呼ばないぞ! 今日からは「恋は水色くん」だ!ポール・モーリア〜 !

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美しいフォーム

と、言うことで長きに亘り、小型ベース顛末記にお付き合い下さり、ありがとうございます。

後はこの「恋は水色くん」と出張先のホテルで・・精進いたします! 乞うご期待!



masabo01 at 05:45|PermalinkComments(0)

2017年07月07日

コイツのケースを・・・探せ!

ようやくクリーニングも音出しも完了したミニベースくん。(弦高は未だに課題ですが。。)

しかし、本来の目的は出張先のホテルで練習に励む、というものでございます。しかるに、プチプチでグルグル巻きにして送られてきたコイツ、ケースが無いわけでございます。

そこで既存のベースケースに入れて・・という案なのですが、ただでも小型なのにケースだけは大型、というのもアレですし、個人差もあるでしょうが、ワタクシ、「会社にギターケースを持って行く」というのがどうも苦手でございまして、何やら

「コイツにピッタリの大きさでしかもギターケースっぽくないもの」

は無いか、と考えておりました。

まず考えついたのは「スタインバーガー(このミニベースみたいな形状をした小型&高級ギター・ベースの製造メーカー。数十万円する💦)用のケース」。これなら長方形の入れ物でギターっぽくない。ネットで探してみるとあっさり見つかりましたが、およそ一万円・・・本体を5500円で手に入れたのに、ケースに倍近い値段を支払うのもどうか、と再考モードに入りました。

さて、「ギターケース 小型 軽量」などでいろいろと検索しておりますと、行き着いたサイトが「サバイバルゲーム」が趣味の方の掲示板。
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曰く、

「サバゲの銃入れにギターケース最高www
俺のなんかリサイクルショップで800円で超草はえる www 」

。。。草は幾らでも生やしてもらって構わないのですが、ポイントはモデルガンをギターケースに入れる輩がいる、ということは、ガンケースに小型ギターを入れる事も出来るはず!

と、ピタゴラス的に考えましてネットで検索。「サバゲー用 ガンケース」。多数あり。

同小型ギターの全長は108cm。

目をつけたのが「長方形、リュックタイプ。100cmで内部の延長部を用いれば125cmまで拡張可能」

2900円。送料込み。

そう、出張では両手にトラベルバッグやビジネスバッグなどで、両肩で背負えるタイプが最適なのだ。

注文しました。
届きました。

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おー、素晴らしい。

作りは頑丈。本体収納も全く問題なし。(若干アタマは出るけど、巾着袋状の延長バッグで隠せる)

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背負った感じ、やはり通常ベースよりもはるかに軽い。ようやく、此処にミニベース・出張仕様の完成を見たのだ〜!

・・・ただし、元々がサバイバルゲーム専用のケースであるので、「やけに収納ポケットが多い」のはアレでしたが。。(BB弾入れx2箇所とか要らないし・・)

ともあれ、ひょっとしたワタクシがサバゲーにはまることがあったら流用できるし(たぶん、ない💦)、コレは良いお買い物をした、とほくそ笑んでおります〜

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2017年07月06日

コイツの弦高を・・・下げろ!

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「ぬか喜び」・・・喜んでいたあてが外れて、かいがなくなった喜び

例 : 例のミニベースのヘッド部のプラスチック板を「?」と思って外してみると中にネックを調整する「トラスロッド」を発見し、六角レンチで調整することでついに弦高を低くすることが出来る!と歓喜に震えて作業を開始したが、ロッドがすでに「ガバガバ」の状態で全く効き目が無くなっている、と分かった時。。。

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こ、こんなところにトラスロッドが!

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ぜんぜん「回ってる感」がない・・・


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結局、変わらぬ弦高であった・・・(涙)



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2017年07月02日

届いたコイツは・・・こうだった!

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いよいよ届きました「ガリガリくんベース」(先ほど命名。ソーダ味。)

通常楽器でありますので最低限ソフトケースには入れておいて頂きたかったのですが、届いたのはプチプチによってグルグル巻きにされた『棒』みたいなものでした。

しかし、これは商品説明にも書いてありましたので、良しといたしましょう。

ただ・・・

表面が・・・

汚なかった!

ひたすら、ひたすらダーティーだったのだ!

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なんじゃ? この中華料理店の厨房に飾っていたかのように付着した油のようなものは・・?

ともあれ、明日にでもホームセンターに行ってピアノなどを拭く「家具用光沢クリーナー」でも買おうかと思いながら、とりあえずキッチン用ウェットシートで拭き拭きしてみますと

・・・落ちる、落ちる、この汚れ!
あっという間にピカピカに!

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・・でもね、こんな程度の汚れであれば、出品者が発送前に拭いてくれれば、って思うんですよ。

さて本体を見てみると・・

「巻き弦の状態を見れば、所有者の腕前が判る」

というのはワタクシの持論ですが(ちなみにワタクシは巻くのがメッチャ下手💦)概して上級者プレイヤーはヘッドの巻き弦がめちゃめちゃキレイ。

で、届いたコイツの巻弦を見ると

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・・・げぇ! むちゃくちゃ!

ダルダルでいちおう張ってあるこの弦たち。

いえね、どう見てもショートスケールなのにロングスケールの弦を張って、弦が余りまくってるのにそれに気づいていない、と (それにヘッドも汚いしー!)巻いてみても空回りしてチューニング出来やしねえ。

とりあえず弦を外して、余分な分はニッパーでカットして、再度張り付けて、そこからチューニングいたしますと

・・・今度は弦高が異常に高い事が判明した!

ワタクシは「ベタベタなほど低い派」でありますので、これは調整しなくては、とブリッジ部のネジを限界まで下げてもまだ高い。

「これは・・・ネック調整だよなぁ」

専門的なお話ですが、ギターネックは弦の張力とか気温・湿度に負けて、ネックが反る事が在るんですね。その場合はネックを本体から外して、ネックの接続箇所内部にある「トラスロッド」という金属の棒を回して調整してあげるんです。(この作業は結構めんどくさい)

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それで、苦労してネックを外して、ドライバー片手にネックのエンド部を見ると・・

「ト、トラスロッドが無え!」

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・・・キュ、キュ・・(ネジを締める)

いえ、千円で売り出され、5千円で買ったベースに文句を言う立場でもございませんが

・・・Melwallenよ、仕込んどけよ、トラスロッド〜!

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結局はかなり高めの弦高で弾くしかない「ガリガリくん」。
やっぱり弾きにくいけど、筋トレと思いながら頑張るっす!

アンプに繋いでみたら、いちおう音も出ました。

でもね、思ったんですが、超初心者がこんな楽器を値段重視だけで手に入れたら、弾きにくくて調整の仕様も無くて、すぐに辞めてしまう気持ちが分かりました。やっぱりある程度はしっかりした造りって大事です。

と、言う事で「いろいろ苦労して手に入れたけど実にヘンな気持ちになった」軽量ベース入手記録でした〜
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😅



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「軽量ベース」を・・・・探せ!


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相も変わらず出張が多いワタクシですが、ホテルで過ごす時間が・・不毛でいけません。

(先日なんてフロントに置いていた「カイジ」なんて俗悪ギャンブル漫画を読破してしまった💦
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デッサンが狂いすぎてます!

DVDで映画を観たり、本を読んだりも良いのですが、もっと有意義な身につくものを習得するための時間を・・・つまり、その・・・

「あぁ、軽量型ベースが欲しひ」

そう、まだ言ってるのです。

以前の投稿、トラベラー・ギターというアメリカのメーカーが5万円ぐらいで超軽量ベースを出しており、かなり触手が動いたのですが、ホイホイと買えるほど自由なお金は持ち合わせていない哀しい娘2人のパパさんとして、帰路の自転車を漕ぎながら考えたのは・・・

1)メーカー不詳のマヌケな中古ベースを買う

2)コーナンの資材売り場に持って行き、電動糸ノコで本体周囲を切断する(1カット数十円で貸してくれる)

3)もちろんアンプに通す事もないから、ボリュームやジャック箇所も削り落とし、ネックとブリッジだけを残す

4)周囲はサンドペーパーで滑らかにする

5)あんまり見た目がアレだったらスプレー塗装を施す
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ネットで見つけた「ホントにやった人」・・

・・・という、スプラッター映画のような事が脳裏をよぎったのですが、電動糸ノコなど触った事もない素人のワタクシ。本人がスプラッターになってしまうとどうしようもないので、そこにはやはり躊躇いが。。

そこでヤフオクをダラダラとみておりますと

「ぬ・・・ぬお!」

トラベラーズ・ギターではないものの、いかにも超軽量のベースが1000円から出品されていたのです。(画面参照)

> ” Melwallen ” という謎のメーカー
> 水色
> ネック長、音が出るかも不明

しかし! 怪しい中古ベースを糸ノコで切断するよりははるかにマシ! 
こ、こいつは落とさなくては!

「どりゃー!」

商品の検索ワードも甘いため、ワタクシだけの入札で秘密裏に落札したかったのですが、どこかの同じような志をもつ(?)X氏との激しい入札合戦により、結局5330円で落札いたしました。(ワタクシ的には2ー3万円でもOKだったので、大変良い買い物だったと思いました)

どうやら出品者の方は弦楽器の事は素人さんのようで質問への回答もあやふや。

一抹の不安を覚えつつも、あとは到着を待つのみ!

し、しかし、プチプチにグルグル巻きにされてゆうパックで届いたコイツが・・・なかなかの曲者だったのだ・・・💦

(次回に続く)



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2017年05月27日

音楽に内包される「美徳」

bob
先日録音していたラジオを聴いておりましたら、ステキな言葉がありましたので、思わず書き取りをいたしました。

・・・・・・・・・・

ボブ・ディランのノーベル賞受賞後の最新アルバム「Triplicate」は3枚組のカバーアルバムで1940年代、50年代の名曲たちをたっぷりと歌い上げております。「どうして今さら?ノスタルジック?」感があるところですが、そのライナーノーツに彼が以下の言葉を記しておりました。

・・・・・・・・・・・・・

これらの曲は受け入れられるにせよ、拒まれるにせよ、少なくとも素晴らしい「美徳」を持った曲だ。これらの曲はそういうものだ。それらが古臭く、陳腐に聴こえるのならそれについてはそれだけだ。


でも今日、人々の生活はあらゆる悪徳やその罠に満ちている。


野心、貪欲さ、身勝手さはみな悪徳に関係がある事を遅かれ早かれ見ぬかなくてはならない。さもなければ生き延びる事はできない。



悪徳が破滅させる人々の事は見えない。私たちはその華やかな部分を毎日見ているに過ぎないんだ。街の幸福から、映画、新聞、雑誌まで、私たちが見るところ全てに私たちはあちこちに人生の破滅とその嘲りを見ている。



これらの曲はああいうものとは程遠い。ロマンスは永遠に廃れる事がない、求心的なものなんだ。


・・・・・・・・・・・・・・・

古い曲の中に「美徳」を見つける。


それらには今の人々が忘れかけている何か「善なるもの」が宿っているから、単なる懐かしさだけではなく、そこに美しい心、優しさ、寛容さを思い出させてくれるから、私はそれらの曲を歌っているのだ、ということでありました。


そこで考え直したときに、はたして数十年後の世界で、私たちの「今」の曲を、未来の人々がカバーして歌い事があるのだろうか?


その時の人たちは「この時代には”美徳”があって、僕たちはそれを忘れてはならない」と言うのだろうか? と思うと・・・残念ながら・・どうなんだろう? という気がいたします。



以上、ステキで、ちょっと哀しくて、考えさせられるお話だったのでシェアいたします(^^)



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2017年02月07日

ジャズベース・ライブデビューだぜ!

菩南座

2017年1月30日(月)、心斎橋にありますジャズ・バー 「菩南座(ぼなんざ)」にて初めてのジャズライブでございました。
 

とは云いましても独力で、などではなく月2回、通っておりますベース教室の講師、雪谷まさよしさんが同店の常連さんでありまして、毎月第四月曜日にご自身が「セッションホスト」をされている中で、初企画、「ワンコイン・ライブ」をご発案されたんですね。
 

「1時間のライブは100時間の練習に相当する」。


つまり、まだまだ「カリメロ」状態にあります初心者生徒さんなどに、ステージの敷居を低くいたしまして、実践を経験することで多くを学んで頂こう、という講師の優しき親心であらされまして、この日が栄えある第一回、だったのです。で、ステージにベース二人、というのもアレなので(汗)、そこには雪谷さんのセッションお仲間のギターの松村佳澄さんもご参加いただきましての変則トリオ。松村さんとは本番直前までお会いしたことも無かったのですが、これぞジャズの醍醐味でございましょう。


しかし正直なところ「自分のジャズベースなど、まだまだお見せできるものではなひ」というのは肌で感じておりまして、「行きます!」と仰って下さった方にも
 

「いえ、ワタクシがもっと巧くなってから・・」とか
「いえ、同日は暦と方角が悪うございまして・・」とか
「いや、忙しいやろ?・・・無理やったらエエねんで! いや、無理やて!」


などと半ばご辞退を促しておりましておりました。。
 

さらには一般のお客さまなど百戦錬磨で同バーレギュラーの雪谷さん、松村さんをご覧になられるのであれば別の機会にもっと巧い方々との演奏をお越しになられるであろう、と思い、ワタクシのようなぎこちない演奏をしかもわざわざ月曜日に来られる方も少ないであろう、と正直、お客さま0人、なども覚悟していたのですが・・


蓋を開けてみますと音楽仲間のYさんとKクンが来てくださり(感涙)他にも常連さんもたくさんお越しいただき、自称「四畳半のお店(笑)」はそれだけでほぼ満員状態。
 

マスターも気さくな方で、生ビールなどを頂いて、ついついリラックスしておりますと午後8時の演奏開始。入り口近くに弦楽器だけが3人ズラリと並び、さながら三銃士、と云えるほどではなく、いざステージに立つとワタクシだけは緊張でガコガコ状態でありました。


曲はもちろん普段の練習曲。


1. 枯葉
2. Mac the Knife
3. Cantaloupe Island
4. Fly Me to the Moon
5. Stand By Me


普段の練習ではベース二本でボンボンやっているのですが、そこに松村さんのギターが加わりますと、音域に層が出来て一気に豪華に。構成も、スタンダードジャズに加えて、3曲目、5曲目などではワタクシの親指バチバチものが映える要素も加えてくださり、そのあたりも痛み入ります。

に、してもやっぱりジャズは難しかった!


ソロ、バッキングの破綻もいろいろあったのですが(あかんがな!)演奏上致命的な「自分がどこにいるかわからなくなる」という”崩壊現象”が幾度も発生いたしまして、幾度も雪谷さんに助け舟を出して頂くのですが(後の音源で分かった)リアルタイムではもはや映画「キャスト・アウェイ」状態(無人島漂流モノ)でございます。。 


とはいえお客さまの暖かい視線と声援に助けられ、何とか最後まで乗り切れましたのはこちらもホントにありがたい限りでございます。実は演奏前に風邪の悪寒がして葛根湯などを飲んでいたのですが、それ以外の要因の「いろいろな発汗作用」で、終演後には完治しておりました


以上で「第一部」が終わりまして、ワタクシは客席に戻って朋友たちと談笑。その後に雪谷さんと松村さんのデュオによる「第二部」が始まり、そこで初めて客席から雪谷さんの演奏を観たら、やっぱり巧いな〜とため息。

フレーズの多彩さに、小節感覚、ビートの出し方など、いずれも見事で、この半分の域にまで達せたらなぁ、と改めて実感いたしました。


後にお客さまのVoの方と、「異邦人」や「September」などもベース一本で伴奏されまして、その技の多彩さと、あとお客さまの歌の巧さにも驚きました。

あと、Yさんが「ほぼ無理やり」ステージに上げられ、「宝島」を共演されました :)


それから最後に再びステージに上げて頂き、エンディングとして


6. Billie's Bounce


という曲を演奏いたしました。この頃はワタクシ、客席で二杯目のビールを飲んでおりましたので、指が全然動かなかった、というのも反省点でございます。


後に、ワタクシの友人は帰路に付かれ、ワタクシは少し残って常連のみなさまと歓談。世代もお仕事もさまざまでしょうが、共通するのは音楽を奏でる喜び、なのであります。新参者のワタクシにも暖かく接して頂き、楽しかったな〜


あとは店内でマスターの計らいで放映されていた「金子マリ還暦ライブ」など鑑賞しつつ、お酒も美味しく、すっかり良い気分になりましたが、哀しきは「今日は月曜の夜」という事実で、ワタクシも帰路につきました。FBの申請なんかもみなさんから頂き、是非是非、腕を磨いて、機会が合いましたらまたご一緒させて頂きたいと思います。


そんなわけで以上がワタクシの「初めてのジャズライブ」の顛末記でございます。

最後に一言・・・
 

あぁ、楽しかった! 

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当日の模様、です :) 

 




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2016年12月27日

ジョージ・マイケルさま・・・

GM

「音程が正しければ歌が上手い訳ではない」と痛感したのは彼の歌を唄ってみたとき。

ジョージ・マイケルは、驚異的に音域が広い訳でも、唯一無二の声質を持っている訳でも無く、それでもどこまでも真っ直ぐで、伸びやかで、表現力のある歌声の持ち主でありました。

それ故に、どれほどその声に近づこうとしても、その基点の余りある「凄さ」に、近づく事も出来ません。

長年のファンとして、彼の作品を
WHAM!時代だけで語って頂きたく無いのです。ソロになってからの、自身が作詞、作曲を務めた作品を聴いてみて頂きたいんです。[One More Try] [Freedom 90’][Father Figure][Amazing]・・・どれも楽曲はもとより、作詞の世界観が知的で、切なくて、優しくて。


同性愛者であったことなど、生まれ持っての特性です。薬物に負けてしまったことも否定はいたしません。ただ、彼の役割は作品と歌唱を通じて、自身のメッセージを世界に伝えること。その事が類のないほど巧みに実現できた稀有な存在でありました。


彼の歌声を聴くと、むかしとある美術館で見た、明朝時代から伝わった陶磁器を思い浮かべるのです。

黄金に光り輝く訳では無くとも、静かで、落ち着きがあり、滑らかな艶があり、

特異な形はせず、地味であっても完璧な対照のフォルムの美しさを内包し、

何処にでも見かけられそうでありながら、決して何物にも代えられず、

完璧な完成系に近すぎるが故に、普段は気に留める事も難しく、

大きく主張はせずとも、目にした後でそっといつまでも心に留まりつづける、

自然からの産物と、人の技巧のみで培われた、他に代えられぬ傑作・・・

だから。

彼が急に、去ってしまった事が本当に哀しいんス。

彼のように歌に命を、言霊を与えられる歌い手が、あとどれだけ残っているのか、そんな歌い手に再び巡り会えるのか、そんな疑問と寂しさに、ひたすら立ち尽くしてしまうんス。

一度でいいから、彼の歌を間近で聴いてみたかったんス・・・



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