2011年12月

2011年12月25日

12月21日 FMCOCOLO

今年いっぱいで終るはずだった「moonlight magic」も、スタッフの熱い想いで来年もやることになった。 
今年の二月から25人ものゲストに出ていただき、面白いいい話をいっぱい聞かせてもらえた。
そのゲストは、ミュジシャンが中心だったが、デザイナー、漫才コンビ、映画監督、落語家、自称芸人、そして写真家と、実に多彩であった。
そして今年最後は30日で、ぼくの最近のライブを聴いていただくのだが、それで何と47回目なのである。
時間帯が微妙なだけに聴けない人がたくさんおられるようだが、ここ最近「ニコニコ動画」というサイトで大塚まさじで検索してもらうと、今までのすべての番組が聴いてもらえる。
http://www.nicovideo.jp/search/%E5%A4%A7%E5%A1%9A%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%98?track=nicouni_search_keyword 

 と言うわけで、年内に来年のゲストの収録をすることになった。
来年の最初は、先月岐阜の北方という高田渡氏が生まれた町で行われた「平成武蔵野たんぽぽ団」のライブをお届けするのだが、その後の今年はじめてのゲストは、今回のたんぽぽ団のメンバーでもある村上律さんである。
ここ最近、ソロ活動が増えて関西もよく来られるようになった律ちゃんに ゆっくりと話を聞けた。
放送は一月の13日と20日、 お聴きのがしのないように。
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(18:46)
12月10日 豊川 one by one

今年最後のツアーは、豊川、浜松、国立へと、東に上る旅であった。
豊川へはTACOの車で向かい、久しぶりにシゲさん(TACOの息子)との三人旅であった。
「 one by one 」へは、去年はじめて呼んでもらい、今回で二度目である。
ちょうどこの日は満月の皆既月食の日で、ライブが終る頃に欠けだし、その天体ショーは夜中まで続いた。
しかし、ぼくらはその後浜松まで走り、前日入りしていたペケ(いとうたかお)たちと合流したので、空をゆっくり眺めることはできなかった。

11日 浜松 スローポーチ

今回は、「小さな唄に手を引かれ」というタイトルで、もう7年も続いているペケの催しのゲストとして呼んでもらったのである。
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実は、本当だったら去年のゲストだったのだが、ぼくのミスでダブルブッキングをやってしまい、ペケには大変迷惑をかけてしまった。それが、ちょうどあべちゃんの還暦コンサートと重なっていたのだが、彼はその少し前に亡くなってしまい、その日は追悼コンサートとなってしまったのである。
あれから一年が経ち、もの凄く久しぶりの浜松なのだ。
TACOはほぼレギュラーのように毎年来ていて、今回はペケともぼくともやるので、出ずっぱりで大売れっ子である。
場所は、凄くいかした「スローポーチ」という レストラン風のカフェで、この日のポスターの版画を手がけている宮本くんの一日だけの展覧会も同時開催された。
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まずはペケで、彼はコラやパーカッション奏者である小椋HOZUさんとTACOとのトリオで一部を楽しませてくれた。
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そして、二部をTACOと楽しみ、最後に みんなで「天国の扉」と「アイシャルビーリリースト」を唄って終った。
 
12日 東京国立 はっぽん

TACOとは浜松で別れ、ぼくは新幹線で東京へと向かった。
ペケが浜松の駅まで送ってくれたのだが、昨日はバタバタしていて写真も撮れなかったからと、 色気のないみどりの窓口でパチリ!
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国立の「はっぽん」に着くと、すでに中川イサトさんがこられていた。
今日本当は 一人 だったのだが、昨日イサトさんから電話をいただき、急遽一緒に演奏してもらうことになったのである。
一部はソロで、そして二部は二人で やったのでお客さんはおお喜び。
終了後、今回は忘れず記念撮影をした。
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この写真をイサトさんが見て、「オレ、顔ちっちゃなったかな!」 と呟かれた。
いや、ぼくの顔が大きくなったのかも!!

(18:11)

2011年12月09日

東日本大震災以後、ぼくなりに始めた募金活動。
それは、旅先でのライブで呼びかけて賛同していただいた方々の気持ちの結晶である。 
それを日本赤十字社に預けるだけではどこか物足りなくて、身近で本気に活動している人達に届けたかった。
届け先についてはいくつか候補はあったが、ぼくの中では ほぼ決まっていた。

東日本大震災直後、たくさんのボランティアの人達が押しかけ混乱する中、冷静にボランティアの人達の拠点作りをまず行い、そこから長い活動 をするという行動をとった神戸の村井雅清さんをNHKのドキュメンタリーで見ていた。
彼は、阪神淡路大震災から被害者支援を始め、「被災地NGO恊働センター」を立ち上げ、あらゆる災害の支援活動に積極的に関わってこられた。

そこで、昨日突然に電話をして、神戸新開地の センターを訪ねてみた。
電話では、村井さんは出張中で今日はいないということだったので本人に会うことはあきらめていたのだが、たまたま福井から帰ってきたところだったと御本人に会うことができた。
とても忙しい方なのに、何か特別な縁のようなものを感じた。
それからお互いにいろいろと話し合い、彼がぼくと同い歳であることとか、 どうしてこのような活動をするようになったとかの話になり、あまりに面白かったので、ぼくのラジオでしゃべっていただけないか交渉し、3月だったらということで承諾していただいた。
詳しいことはこの本でと「不良ボランティアが社会を変える」という著書をいただいた。ちょうどぼくも「旅のスケッチ」 を持っていったので、物々交換になった。

そして、今回の皆様から預かっていた募金と、CDの売り上げの一部との合計¥173827を届けることができた。その領収書の名目は、「東日本大震災支援活動へのカンパとして」と書かれていた。
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そこの建物は粗末な倉庫のようなところであったが、その庭には古木の石榴の木があり、その下には関東の支援者たちから贈られたという立派な観音さまが祭られていて、その前での一枚の記念撮影を撮らせてもらった。
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石榴の木には、いっぱいの実がなっていた。
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「被災地NGO恊働センター」のホームページ
http://www.pure.ne.jp/~ngo/

(15:33)

2011年12月06日

12月3日 玉造さんくすホール

寒くなったり、暖かくなったり、今年も何か変な年だ。
朝からの雨も何とか上がり、半年ぶりの玉造である。
今日はいろいろと盛り沢山な日である。
ゲストは、TACOちゃんと糸川さん。
糸川さんのスライドは、お馴染みの「Fankey Day's」だが、何時見ても新鮮で面白い。本になればいいのにとずっと思っているのだが、なかなか難しいようである。
TACOとも久しぶりで、今回はスライドギターだけではなく、指引きのフレーズがこれまた新鮮であった。
ちょうど、「moonlight magic」で流す為の録音もしていたのだが、なかなかいい演奏だったと思うので、あとで聴くのが楽しみである。
集客が心配されたのだが、たくさんの人が来てくれて、本もたくさん買っていただき、上々な夜であった。
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(18:34)
11月26日 下北沢ラ・カーニャ

ぼくにとっての東京といえば、やはり下北沢のラ・カーニャ だろう。
30年前に東京に越した時も下北沢で、家よりも長くすごした店が「 Ray's Boogie」だった。そこがぼくの溜まり場となり、たくさんの友達ができた。
そこの主である岩ちゃんが、場所を移して 「 ラ・カーニャ」となったのである。

 東京編のゲストは、田川律さん。
二人の誕生会もここでやらせてもらっている。
ちょうど沢田としきくんの展覧会が開催中で、壁面は彼の絵でいっぱいでいろんなサウンドを奏でてくれていた。
「ピーターパラカン音楽日記」に描かれていた、いかしたミュージシャンばかりだ。
そんな勢いも借りて、とても気持ちよく唄えた。
田川さんも快調のようで、何とハモリまでとび出し驚いた。
来年の3月には、田川さんの喜寿のお祝いライブがまたここで行われるそうだ。
やっぱり「 ラ・カーニャ」はいい!!
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(17:35)