どうも、こんばんは。かるたーです。(これ書き始めたの夜中)

さて、もう、秋の大阪大会も大詰めに入っているところなんですが、今回紹介するのはこの試合です。

第一試合 興国×春日丘

第二試合 生野工×四條畷

ようやく2回戦の記事ですよ。本当に試合ばっか見てないで、さっさと更新しろって話ですよ(笑)もう、9月10日のことなので若干うろ覚えで、しっかりとした試合記事を書けるかどうか微妙なところですが…とりあえず、書いていきたいと思います。毎度のことですが、一部の選手以外は背番号と打順、ポジションだけで紹介してます。ご了承ください。

さて、第一試合は興国と春日丘の甲子園出場実績のある古豪私立と公立の対決。この夏はどちらも8強入りと結果を残しましたが、この一戦ははてさて…?

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興国の試合前のシートノックを打つのは元千葉ロッテマリーンズの選手で以前まで智弁和歌山でコーチを務めていた喜多隆志氏。

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春までは髪も伸びてたと思うけど、夏にバッサリと切ったのか球児と同じく丸刈りに。

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こちらも負けじとはつらつとしたシートノックをこなす春日丘。興国のホームグランドでの試合となるためにベンチ外の多数の部員がいる中で、気持ちで負けない全員野球で立ち向かっていきたい。

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兵庫の村野工で甲子園に出場した実績がある田中英樹氏を監督に加え、部長には喜多隆志氏がついにベンチ入り。古豪復活の体制は整いつつある。

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一方の春日丘も数年前の監督交代のごたごたがあったものの、今年から桃原俊典氏が監督に就き、有川正氏が部長職に就いたことでチームも落ち着いてきたか。安定した戦いができてきているように思う。

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そんな古豪同士の一戦、先攻は興国、後攻は春日丘でプレイボール!

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先に守る春日丘の先発はエースナンバーをつけた左腕。ノーワインドアップから投げ込むフォームでいきなり死球を与えてしまうが、投球自体はまとまったタイプに見える。

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興国は先頭死球のチャンスを足がかりに1アウト1・3塁のチャンスを作ると、旧チームからベンチ入りし、はるには4番も打っていた西嶋に回るが、6→4→3のダブルプレーに倒れて無得点に終わってしまう。

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一方、初回の大ピンチを凌いだ春日丘は緊張の糸が切れたような大喜びで控え選手が出迎えるも、ピンチを広げるきっかけになった3番打者のセンター前ヒットであまり前に出れなかったセンターを監督が「お前びびってんのか!」と一喝する場面も。もっと、気持ちを前面に出すように発破をかけて攻撃に入る。

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興国の先発投手は背番号1の右腕。上野だったかな。常時セットからスリークォーター気味の腕の振りから投げ込む。旧チームの傳佐っぽい印象。

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春日丘も1番打者がヒットで出塁、2番打者が送りバントを失敗し、2ストライクからヒッティングを仕掛けるも…

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ピッチャーライナーで飛び出していた一塁走者は戻れずダブルプレーに。

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この後、ショートのエラーで再び塁上に走者を出し、春日丘との4番打者との対決になる。ボール先行から持ち直し、フルカウントまで漕ぎ着け、相手打者もファウルで粘るが…

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最後は見逃し三振!内容は違うが、初回はどちらも1番打者が出塁しながらも、ダブルプレーでチャンスを逃し4番が倒れるという結果に。

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落ち着いた1回、2回だったが、3回表に試合が動き出す。先頭の9番川本が出塁すると、打順は1番に帰って関がライト線を破るスリーベースで興国がまずは1点を先制する。さらに2番山崎にもセンター前ヒットが続き、3連打で鮮やかに2点目も追加する。

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さらに3番荒木にも繋がれ、ノーアウト1・2塁となったところで4番の西嶋を迎えるところで春日丘は守備のタイムを取る。4連打でノーアウトのピンチ継続といった状況の上、ここで4番の一打が出てしまったら試合が一気に決まりかねない場面だ。春日丘としては早くも勝負どころ。

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興国サイドはここで送りバントを選択。先ほどのショートゴロはそれほど悪い内容ではなかったが、ここは手堅い作戦を選択。バントもきっちりと決めた。

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だが、この後はサードゴロで三塁走者が三本間で挟まれてアウト、ショートゴロでチェンジとなり、これ以上の追加点は取れず。一気に畳み掛けたかったところだが、ここは春日丘が2失点だけで凌いだ。

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春日丘もすぐさま反撃に転じる。3回裏、2アウトランナーなしから1番打者が左中間オーバーのスリーベースを放ち、チャンスメイク。

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続く2番打者は打ち取られた当たりもセンター前へ落ちるポテンヒット。センター飛び込むも取れずタイムリーに。春日丘が1点を返す。

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さらに3番打者に四球を与えて、2アウトランナーなしから同点のピンチという局面を迎えてしまう。

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続く4番打者はファーストのファウルフライに倒れて、春日丘はこの回で同点ならず。フェンス間際のキャッチに地の利を見せるファーストのファインプレー。

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だが、春日丘は攻撃の手を緩めない。ヒットと四球、さらに二つの送りバントで2アウトにしてでも2・3塁の場面を作ると、9番打者のセンター前タイムリーヒットが飛び出す。

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同点、さらに逆転の走者も生還し、春日丘が逆転に成功する。

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逆転された興国だが、5回表に3番荒木のレフト線ツーベースを足がかりに満塁のチャンスを作りに内野ゴロの間に1点を入れてすぐさま同点に追いつく。だが、ここで一気に勝ち越せないのは痛かったか。

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追いつかれた春日丘も5回裏、先頭の2番打者がレフトへのエンタイトルツーベースで出塁。

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ここで、興国は投手交代。背番号11の右腕へ。中田だっけ?

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先発の上野に比べると、クセのないフォームの右腕といった感じだ。ただ、真っ直ぐの伸びはよく球速よりも速く感じそうだ。

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春日丘はその中田の代わり端を責めて、1・2塁とした後に4番の送りバントでまたも2・3塁のチャンスを作る。やや消極的な感じもあるが、この後、6番打者のタイムリーヒットに繋がり勝ち越しに成功しているので、この日に限っては手堅い戦法の方がはまっている感じだ。ピンチになっても大崩れせず、チャンスは手堅くコツコツと得点を重ねていき、前半5回を終了して、興国3-4春日丘と公立の春日丘がリードして後半へと入っていく。

6回は共に無得点。このまま、終盤勝負にもつれて、どちらが先に点が入るかという展開になっていくだろうと思われた7回表の興国の攻撃。

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まず、1アウト2・3塁の一打逆転の場面で6番川畑かな?左方向にふらふらっと打球が上がる。

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これがポテンヒットになり、三塁走者がホームイン。興国が同点に追いつく。

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さらに、この後、犠牲フライで興国が勝ち越しに成功し、ついに逆転。ただ、春日丘としては2アウトまで漕ぎ着けただけに、この1点で凌ぎたいところだが…

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興国はこの後、8番中田のツーベース、9番川本にもタイムリーが出て、ダメ押し点となるタイムリーを放ち点差を広げる。

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そして、打順は1番に帰り、四球を一つ挟んで2番山崎、3番荒木にもタイムリーが出て、さらに得点が入る。

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そして、とどめはこの日、好機で凡退が目立っていた4番西嶋の一振り。センターオーバーのツーベースで2点が入る。

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4番打者らしい一打がついに飛び出し、これで興国はこの回8点の猛攻、11点目が入り、この回の攻撃が始まる前は1点ビハインドだったのが一気に7点リードに変わり、コールド勝ちまで見えてきた。

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ここで、春日丘はようやく投手交代。背番号5の投手がマウンドに上がる。試合序盤からブルペンで肩を作っていたのだが、先発のエース左腕が中盤で立ち直ってしまったために準備が間に合わなかったか。

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5番橋本を空振り三振に切って取り、これ以上の追加点を許さなかった。やはり、継投のタイミングが遅れてしまったか。

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1点ビハインドから7点リードのマウンドになった興国の2番手の中田だが、この回を無失点で抑えれば勝ちになるだけにきっちりと締めたい。もちろん、春日丘は1点でも取って試合を終わらせたくないところだ。

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春日丘は中田の投球の前にすぐに2アウトとなってしまうが、2アウトから4番が意地の一打で出塁。望みを繋ぐ。

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もう、試合を決めにかかる中田の投球は力感あふれるものに。4番にヒット一本許すが、真っ直ぐ中心に押し切っていく。

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最後はサードゴロに仕留めて、きっちりと無失点に抑えてゲームセット。

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結果的には興国が私学の意地を見せて終盤に一気に突き放してコールドで勝利。ただ、前半までは春日丘がリードし、あわやという試合展開。興国の攻勢を止めることのできなかった7回表の守備が悔やまれ、点差ほど力の差はないように感じた。それこそ、春日丘としては前半までは理想的な試合展開で進んでいたはずだ。この粘りを磨いて、来年も公立旋風起こす存在に。

それでは、第二試合。四條畷と生野工の試合。四條畷は2週連続での観戦となりました。

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生野工は人数少なめだなぁ…工業高校にありがちなんだけど、たまに本格派の投手がいることあって侮れないチームの時があるんだけど。この夏のエースなんか長身右腕だったが、この新チームはどうか。

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一方、1回戦は土壇場からのサヨナラ勝ちで2回戦に進んだ四條畷はこの一週間で1回戦の課題をどれだけ修正して臨めるか。

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気になる生野工の先発は背番号8の左のサイドスロー。

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先攻の四條畷はその立ち上がりを攻める。四球やヒットでチャンスを作ると、盗塁失敗などでもたつきはあったものの、5番打者がライトオーバーのスリーベースでまずは2点を先制する。

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この日は先にリードをもらった上でのマウンドとなる四條畷の先発は1回戦に続きエースナンバーの右腕。

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正統派といった振りかぶって投げる投球フォームに加え、ストライク先行のまとまった投球が持ち味。まだ、1年生ということだが、マウンドでの振舞いにエースの風格を感じさせる。こちらは2試合目の登板ということもあってか、ヒットを2本許すものの落ち着いて後続を断ち、無失点に抑える。

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一方の生野工の先発左腕は左サイドの軟投派かと思いきや、時折、上から投げ下ろす変幻自在の投球。2回表、3回表と四條畷の打線を封じる。一方の四條畷も生野工の打線を寄せ付けない。

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初回に幸先よく2点先制したものの、少し打線が沈黙し始めた感のある四條畷はそろそろ追加点が欲しい4回表、簡単に2アウトを取られるものの、5番打者がレフトへしぶとく落としポテンヒット。さらに守備が処理を手間取ってる間に二塁へ進む。

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続く6番打者の背番号1が右中間を破っていくスリーベースでエースが自らのバットで追加点を上げる。

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さらに7番打者の背番号10がレフトフェンスオーバーのツーランでさらに2点を追加する。これには打たれた生野工の投手も悔しさの入り混じった苦笑い。

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保護者の方も「ツボに入ったんだろう」という値千金の一発。投手も任される背番号10の貴重な一発で四條畷がいい形で追加点を入れた。

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こうなると、打たせて取る投球が持ち味の四條畷のエースのペースになる。点差が広がったことで、早いカウントから打ちにいくか、待球してもすぐに追い込まれてしまい、生野工は苦しい攻撃に。

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そんな中で4番で背番号1の選手が打席へ。第一打席でもポテンヒットを放っている。

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振りぬいた当たりは三遊間を抜けてレフトへ。先ほどはポテンヒットだったが、今度はクリーンヒット。この選手は四條畷の投手に対してタイミングが合っている。この後はゲッツーに倒れてしまうが、生野工はなんとかチャンスでこの選手に回していきたいところだ。

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だが、四條畷は5回表、さらに攻勢を仕掛ける。9番打者がスリーベース、1番打者がツーベースであっさりと追加点。もともと、右打者が多いメンバー構成で市岡の右サイドには苦戦したが、左サイドなのでボールが見やすいのかもしれない。

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ここで、生野工は4番打者としてこの日マルチヒットの背番号1をマウンドへ。やや立ち投げ気味のフォームから振り下ろす右腕だ。

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だが、それでも四條畷を止められない。送りバントが内野安打になり、チャンスを広げられると、生野工は守備のタイムを取るが…

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二盗を仕掛けて、続く3番打者にタイムリーヒットを浴び2点を失ってしまう。さらに牽制ミスもあり、さらに失点を重ねてしまい、そろそろ、コールドも見える点差になり、もうこれ以上点数はやれないところだが…

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5番打者が2球目を打ちに行った当たりは内野へ上がったポップフライに。しかし、これを投手が取りに行こうとして落球してしまう。インフィールドフライは適用されず、フェアに。さらに慌てて二塁へ送球するも、その送球もミスしてしまいオールセーフに。まだ、アウトが取れない生野工の5回表の守り。


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さらにサードゴロでファーストがサードからの送球を落球、二つのワイルドピッチとミスが重なり、失点も積み重なっていき歯止めが効かない。四條畷があれよあれよと得点していき、いつの間にか12点目が入っていた。

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長い四條畷の攻撃が終わり、5回裏の生野工の攻撃。とにかく、3点以上を入れないと試合が終わってしまう。打順は下位打線に入っていくが、なんとか繋いで上位打線に回したい。人数は少ないが、女子マネが部員に負けじと身を乗り出すような姿勢で声を出し、チームを鼓舞。先ほど、4回表の攻撃でダブルプレーに倒れた時は身をかがめて残念がるような仕草を見せ、熱意は選手にも勝るとも劣らないといった印象だ。

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だが、四條畷のエースが淡々と最後までテンポよくストライク先行の投球で三者凡退に抑えて試合を締めた。

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終わってみれば、四条畷がコールドでの大勝。やや生野工のミスによる得点も目立ったが、この日は初戦の独特の緊張感も抜けたか、らしさも中盤にかけて段々と見られるようになった。

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一週間前の負け試合から一転、コールド勝利で3回戦進出を決めた四条畷。だが、主将の試合後の保護者への挨拶では「まだまだ課題だらけ」と慢心する様子はなかった。むしろ、試合を重ねるごとに課題と目指すべき方向を見つけ、力をつけてきているか。実際、この後の戦いぶりを見ると、昨秋8強入りした今宮を破り、5回戦まで進出した。実はエースを含めレギュラーメンバーには1年生が多く、新チーム発足当初はなかなか勝てなかったという。この日、大差がついたとはいえ、1回戦では登板機会のなかったこの日、ホームランの放った背番号10の登板の検討もあったが、勝ち癖をつけたかったとエースで勝ちきることを選択した。この日、5回完封のエースは制球はよく大崩れはしないのだが、決め球がないのが課題。おそらく、私立相手にした場合、現状では追い込むまではいいが粘られるという状況になるだろう。また、制球がいいゆえに狙い球を絞られやすく、市岡の打線にはそこを徹底して打っていた。捕手も含めて外一辺倒の配球は要検討で内側や高低を上手く使えるようにしたい。とはいえ、この秋の戦いで得た自信は相当なものだろう。1年生が多いということは伸びしろもたっぷりあるということ、課題はもちろん、まだまだできることも多く見つかったはず。来年の戦いぶりにも注目だ。

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敗れた生野工は背番号1の打棒が光ったが、初回以外はチャンスらしいチャンスを作れないまま、5回表の守備で崩れて、そのままコールド負けに。人数は少なく、練習環境も恵まれたものではないとのことだが、もう一度、鍛えなおして、攻守にバランスの取れたチーム作りを。序盤は互角の試合展開、4回表の2アウトランナーなしからの失点が点数以上に響いた感はある。また、負の連鎖のようにミスがミスを呼んだ5回表の守備などでも見れるが、ミスをしても試合では「もういっちょお願いします」にはできない。次の1点をどう防ぎ、アウトを稼いでいくか、その状況判断が少しでもできるようになれば。近年の実績などを見ていると、強くなれる土壌はあるはず。秋とは別物のチームと言われるような戦いぶりを期待。



今回は以上です。現状では4強が出揃い、本日紹介した興国が4強まで勝ち進みました。この日、興国の校長先生で高野連の大会副会長も務める草島葉子さんが観戦に来られてました。この人が非常に野球がお好きなこともあって、野球部の強化に熱心なようで、古豪復活の背景もこの人の力かもしれませんね。ちなみに、興国が過去に全国制覇した時に選手に花束を贈呈する役をしたこともあるんだとか。わざわざこんな山奥のグラウンドにまで来て1回戦を観戦するなんて、なかなかだと思いますよ。今、全国的に高校野球界は古豪復活の波が来てるので、興国も今が復活のチャンスじゃないですかね?今もグラウンドにはちらほらOBの方も来られてるんですよね。首を長くして待ってるオールドファンも多いと思うので、来年の選抜か、記念大会の夏の出場があるかどうかってとこですね。

今回は以上で。