ようやく、ようやく、今年初の生野球観戦&野球の試合記事です。久しぶりにこういうの書くな~。

僕って、高校野球メインで見てる割にはシーズン初の生観戦は意外な野球のリーグの試合だったりするのですが、今年はまさかの独立リーグでした。僕は今までの野球観戦人生で、BCリーグや四国アイランドリーグとかも見たことないので、初の独立リーグの観戦になります。関西ではなかなか定着しないんですよね…

というわけで、試合内容はもちろん、お客さんとしてさわかみ関西独立リーグの試合を見にスタジアムに訪れた感想や意見もちょっと書いてみたいかな~と。

それでは、7月5日日曜日。九州を襲った豪雨の雨雲が西日本全体に広がり、天気が危ぶまれた週末だったが、この時間帯は奇跡的に天気が回復。晴れ間も出てきて、気温も30度近くになり、日差しもきつく夏らしい気候に。

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場所は堺市原池公園内にある野球場でくら寿司スタジアム堺というネーミングライツ。このたびのコロナ騒動で春にオープンしたものの使用できない状況になっていたが、6月ぐらいからぼちぼち使用され始めた。これ以降、今度の大阪の独自大会はもちろん、ボーイズの大会などにも使用される。ちなみに公園近くにくら寿司の店舗があるぞ。

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スコアボードはこのように映像を映せるLEDフリーボード式電光掲示板。オリックスのファームの公式戦なんかでも舞洲サブ球場みたいな演出もできるんじゃないかな。高校野球だったら、京セラドーム大阪だけだった校歌の歌詞や校章の表示もできそう。

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こちらは06ブルズの村田辰美監督。秋田出身の元近鉄バファローズの選手で左サイドに転向してから台頭。現役時代は先発、リリーフにフル回転し、15年のキャリアで二桁勝利三度、開幕投手に二度も抜擢された実績がある。

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こちらは元阪神の桜井広大コーチ。伸びていた時期に金本、赤星、桧山の外野三人が全盛期だったことや、度重なる故障もあって、大砲として期待されてはいたものの2009年に打率3割、二桁本塁打を放った以外は目立った成績は残せなかった。現役引退後は滋賀・高島高校の臨時コーチや独立リーグでもコーチを務めるなど、指導者としてキャリアを積んでいる。

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この日は七夕イベントということで、グラウンドに入ろうという企画に参加。新球場のグラウンドに入れるという魅力的なもので、やっぱり足を踏み入れるのと、グラウンドからの視点が見れるというのはとても貴重な経験。

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試合前の遠投のキャッチボールをしている先発投手を間近で見れる、という光景が目の前にあったのだが、これに関しては思うことがあってね…これに関しては後述したいと思う。

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ビジョンはこうやって映像を映せることを利用して、だいぶ、演出などのファンサービスには力を入れている感が窺える。ちなみに、この吉田亘輝が本日の先発。

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試合前の両監督によるメンバー表の交換。堺シュライクスの監督は近鉄、オリックスなどで活躍した大西宏明氏だ。松坂世代で当の松坂擁する横浜と延長17回の激闘を戦ったPL戦士だ。

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プレイボール前の始球式。えーっと、堺シュライクスと同じジュニアチームみたいなもんだったかな?そこに所属してる選手の子だったと思う。女子でしたが、かなりいい球を捕手のミットに投げ込んでいた。

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試合開始、堺シュライクスの先発の吉田亘輝の立ち上がりは三振一つを含む三者凡退と上々の滑り出し。おそらく、堺シュライクスではエース格の投手で、後日、中止にはなったが、オリックス(ファーム)との交流戦の選抜メンバーにも選出されていた。初回の10球ぐらいだが、球速は140kmには届かないが、ストレートには勢いがあり、さすがにいい球を投げるという印象だ。

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06ブルズ(東大阪)の先発は楢原健汰。こちらも先ほどのファーム交流戦のメンバーに選出されていた投手でチーム内での実力は1、2を争うといったところか。オーバースローから投げ下ろすストレートは吉田亘輝よりも球速は出るものの、ボールの質や威力は吉田の方が優れているように見える。

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1回裏、堺シュライクスは1アウトから2番大神(おおが)が追い込まれながらも楢原のストレートに力負けせずに左中間へと弾き返してツーベース。先制点のチャンスを作る。

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続く3番鶴巻はセカンドゴロ、4番山田はいい当たりもセカンドライナーに倒れて先制点はならず。やや快音は響いたが、楢原も初回を無失点で切り抜ける。

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しかし、堺シュライクスは2回裏も続けて楢原の立ち上がりを攻める。先頭の5番樋口が死球をもらって出塁すると…

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ショートゴロの間の進塁とワイルドピッチ(パスボールかも)で三塁まで進むと、7番丹羽のセンターへの犠牲フライで生還。堺シュライクスが1点を先制する。さらに2アウトランナーなしになってからも、8番佐藤、9番今井の連打で再びチャンスを作る。

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ここで打順は1番に帰り、真路。ちなみに、この球場だからなのかわからないけど、堺シュライクス側には選手の出囃子(登場曲)が設定されている。この真路はAriana Grandeの「Into You」。2017年の阪神の高山俊と同じ。

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その1番真路がライト前へ運ぶタイムリーヒットで堺シュライクスが1点を追加し2点目。見事に下位打線から作ったチャンスを生かすことができた。

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さらに第1打席でツーベースの2番大神もつまりながらもレフト前へと落とすポテンヒットで続き、さらに1点を追加すると…

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3番鶴巻もセンター前ヒット。さらにセンターのファンブルもあり、一塁走者も一気にホームインし、走者一掃。堺シュライクスが2アウトからの5連打で一挙5点の猛攻を見せる。

この5点で優位に立ったか堺シュライクス。先発の吉田亘輝は3回をパーフェクトとここまで圧巻の投球を見せており、もう、試合は決まったかのように空気も流れ始める。だが、しかし…

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06ブルズは打順が一巡した4回表の攻撃で1番花岡洋平がセカンドへの内野安打で初めての走者を出すと、3番奥田が初球を振りぬきレフト線へのタイムリーツーベースで1点を返す。

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さらに4番出口にヒット、5番山北耕平のライトへの犠牲フライで2点目を入れると、6番佐藤にもレフト前へのタイムリーヒットが飛び出し3点目。これまで吉田亘輝に抑え込まれていたのがウソのようにヒットを集めて一気に点差を2点まで縮めた。

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一方の序盤3回パーフェクトから一転、4回表に5本のヒットを浴びた吉田亘輝のいるマウンドへと集まった捕手の山田と投手コーチの藤江均。この後も2アウト一三塁のピンチが続くもこれ以上の失点は許さなかった。だが、吉田の課題というか欠点のようなものが垣間見えた4回表の投球、序盤までとは明らかに違う様相を呈してきた。

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点差を詰められた堺シュライクスは再び突き放したい。9番今井にヒット、2番大神はこの日、3安打目となるヒットで2アウトながら追加点のチャンス。この日は大神の打棒が光っている。この男もこの後を打つ鶴巻と同様、オリックスのファーム交流戦の選抜メンバーに選出されていた選手の一人だ。

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2アウト一二塁となったところで06ブルズが先に動く。左の鶴巻を迎えたところで先発の楢原から左横手の野井優星にスイッチ。

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鶴巻をファーストゴロに仕留めて、見事にワンポイントの起用に応えて、堺シュライクスの追加点を防いだ。

吉田亘輝攻略の足掛かりをつかんだ06ブルズは5回表、1アウトから1番花岡洋平が第2打席に続いて内野安打で出塁するも、ここは打線がつながらず無得点に。

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06ブルズは5回裏から早くも3人目の杉本光希を投入。浪速高校が出身校のようだが、当時の部員名簿を見てみると、硬式野球部には所属していなかったようだ。しかし、セールスポイントはストレートという本格派の右のオーバーハンドといった感じだが、この日の組み立ては緩い変化球が中心で球数少なくテンポよく抑えていき、ヒットを1本打たれながらも無失点に。

前半を5回を終了し、06ブルズ 3-5 堺シュライクスと序盤で激しく試合が動いてからは動きそうで動かない互いに突破口が開けないという展開。06ブルズは既にリリーフ勝負に入り後半の巻き返しを狙う。一方の堺シュライクスは追加点を取って再び主導権を握りたい。あるいは逃げ切りを図るためにも先発の吉田亘輝をどこまで引っ張るか、変え時が重要になりそうだ。

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試合は後半に入り、6回表の06ブルズは三者凡退、6回裏は先頭の7番丹羽が丹羽が四球で出塁するも、次打者をショートへのダブルプレーに打ち取り、こちらも三人で片づける。06ブルズの守備も回を追うごとに軽快になってきた。

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試合は終盤に入り、7回表の堺シュライクスのマウンドには先発の吉田亘輝が立ち続ける。ただ、4回表以外は無失点には抑えているものの、序盤のような圧倒できるような球は少なくなってきている。ここは最後の踏ん張りどころか。

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走者を出した投球にやや隙が見える吉田に対し、06ブルズは先頭を出したいところだが、7番永田は変化球に泳いで三振に倒れてしまう。そして、8番の花岡雄一に代打・吉田健人が送られる。山梨学院から京都先端科学大学、そして06ブルズに入団という経歴の持ち主。山梨学院時代には甲子園出場の経験もある。

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だが、結果はセカンドフライ。起用に応えることができず、簡単に2アウトを取られてしまう。

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2アウトを取った吉田亘輝だが、すんなりとはいかず、9番和田に追い込みながらセンター前へと運ばれる。

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さらに打順は1番に帰り、花岡洋平、高山と続き、三連打で2アウトから満塁と一打同点、長打が出れば逆転ができあがった。

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打順はクリーンアップ。3番奥田が打ち返した当たりは…

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しかし、センターの守備範囲!3つ目のアウトを取った吉田亘輝は握りこぶしを作って、ガッツポーズでベンチへと戻る。

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7回裏、ラッキーセブンということで堺シュライクスのマスコット、ライパチくんが登場だ。けっこう、人気あるみたいだぞ。

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06ブルズは小刻みな継投で4人目の中村雅友に交代。常時、セットポジションでクセのないフォームから投げ下ろす右腕だ。7回裏の1番から始まる堺シュライクスの攻撃を3人で片づける上々の立ち上がりを見せる。

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いい形で7回裏の守備を終えて、8回表の攻撃に入る06ブルズだが、8回表のマウンドにも吉田亘輝が上がる。うーん、先ほどの様子を見る限りでは7回までかと思っていたが…かなり、気持ちと力を入れて投げていたようなので、少し気になるところ。

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そんな心配はよそに先頭の4番出口を空振り三振、

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続く5番山北耕平もショートゴロに打ち取り、2アウト。7回表、同様、いいリズムでアウトを重ねていく。ただ、この8回表という終盤の局面での残る一つのアウトをどう取るのか?もうひとつ、正念場を迎えそうだが…

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ここで堺シュライクスのベンチが動く。ベンチから藤江コーチが出てきて、投手もここで交代のようだ。

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吉田亘輝の後を受けてマウンドに上がったのは左の斎藤力。ノーワインドアップから始動し、鋭い腕の振りから繰り出すストレートの伸びは十分。

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左のワンポイントでの投入だったのだろうが、それに対し、06ブルズは6番佐藤に代打・千原和希を起用。履正社高校出身で今年、ヤクルトで頭角が出そうな存在である寺島成輝とは同期でチームメイトだった。

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そんな千原が起用に応える右中間オーバーのツーベースでまたも06ブルズが2アウトからチャンスを作る。

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やや制球が甘い斎藤を攻め立てたいが、7番永田はつまった当たりのセカンドライナーに倒れて、得点はならず。ここは斎藤がカウントを悪くしながらもなんとか無失点で切り抜ける。

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8回裏、追加点が欲しい堺シュライクスの攻撃は4番山田からだが、いい当たりも相手の好守に阻まれるセカンドライナーに倒れる。まだまだ、パンチ力のありそうな打者が続くのだが、5番樋口もショートゴロに倒れて簡単に2アウト。6番大友に回るが…

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2ボール1ストライクというバッティングカウントからの4球目を振りぬいた打球は大きく伸びて、大友も「ダァーーーッ!!」と叫ぶが、打球はレフトポールの左を巻きファウルに。

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あのファウルで色気を出してしまったか、最後は空振り三振に倒れてしまい、三者凡退に。堺シュライクスはリードを広げることができないまま、9回の守りに入る。

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一方の2イニングをパーフェクトで抑えた中村雅友はナイスリリーフ!こちらはいい形で9回の攻撃に入れそうだ。

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8回裏の攻撃を終えて、大西監督が審判へ選手の交代を告げる。

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マウンドには3番手の河村将督が上がる。球場にはDarudeの「Sandstorm」が流れる。阪神ファンには金本知憲の登場曲、シチュエーション的には上原浩次のようなイメージだろうか。おそらく、自他ともに認めるチームのクローザーの立ち位置の投手なのだろう。

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ここまで、ランナーがいない時でもセットで投げる投手が多かった中、振りかぶるワインドアップ。軸足の膝を曲げながら足を上げて、捻りを加えたトルネード気味のフォームでサイドハンドからキレのあるボールを投げ込んでくる。一球、投げるたびに声を上げる気迫の投球も武器の一つだ。

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先頭の8番吉田健人の代打・遊馬(あすま)、9番和田をそれぞれファーストゴロに打ち取り、簡単にあと一人と06ブルズを追い詰める。

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そして、続く1番花岡洋平もセカンドゴロに打ち取り、3人できっちりと抑えてゲームセット!

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これで堺シュライクスは負けなしの開幕5連勝!

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試合は堺シュライクスが一方的な展開で優位に進めるかと思いきや、06ブルズも4回表に3点を入れて反撃し、終盤までもつれるゲームになるかに見えたが、それ以降、動きのないままで試合を終えた。どちらも、次の1点が欲しかったというのが反省材料の試合だろう。特に中盤以降、吉田攻略の兆しが見えていた06ブルズはヒットを10本打ちながらも終わってみれば4回表の3得点だけというのはいささか寂しい。打順の組み方に問題があるかもしれないし、選手自身も何がベストで、何がベターなのかを考えていけるようになれれば、もう少し得点能力も上がるかもしれない。

勝った堺シュライクスは先発の吉田亘輝、3安打の打棒を見せた大神など「おっ?」と思わせる選手はいた。確かに吉田亘輝はいい投手だとは思った。だが、それはこの独立リーグやアマチュアレベルでの話だ。

このリーグのチームに所属している選手のほとんどはNPB入りを目指しているはず。もし、吉田亘輝が本気でNPB入りを目指しているのなら、厳しいと言わざるを得ない。少なくとも僕がNPBのスカウトなら、まず獲らない。まず、球速が物足りない。くら寿司スタジアム堺のスピードガンが甘いのか厳しいのかはわからないが、僕が見た限り140キロを越えた球が一つもなかった。高校生でも今は150キロを投げるのが珍しくない時代だ。やはり、最速でも140半ば以上は出ないとNPBへのアピールにはならないだろう。特筆すべき変化球や抜群の制球力があるわけでもなさそうで、走者を出してからの牽制やクイックも得意ではないように見えた。また、5回に内野安打の際、ベースカバーの遅れの動きも気になった。球速のなさをカバーできる要素がないのである。このぐらいの投手ならNPBの二軍はおろか、社会人レベルならゴロゴロいるので、現状ではNPB入りは厳しい。ただ、ストレートは球速以上に速さを感じる球質のもの。スプリット系も武器にしているようなので、追い込まれたら打てない…というレベルの投球術を身につけて、これまでの活躍を自信にまだまだチャレンジしてほしい。まずはこの独立リーグで無双できる投手になろう。

あと、もうひとつ、失礼ながら、運営に関して苦言を。少ないスタッフでよく運営していただいてるとは思うが、それでも我慢ならないことや気になったことがあったので、この場で記す。

・入場前の列整理について

開場予定より10分遅れで開場して、時間にルーズだなぁと思ったのだが、『時間は前後する可能性があります』という注意書きがあったし、スタッフの数も少ないから準備に時間があったのだろうと割り切った。ただ、それまでの列に並んでる間、完全にお客さんまかせの暗黙の了解みたいな感じになってて、列がぐちゃぐちゃで数十人しかいないにも関わらず、公園の遊歩道にまで列がはみ出ていた。普段、列ができるほど混まないだろうと高をくくっているのだろうか。この日は最大で500人ぐらいの集客があったそうだが、彼らが一斉に開場前に並んでいた場合、公園に迷惑をかけないような列整理ができるのか不安を感じた。もし、公園に対して住民から苦情が出れば球場使用に支障が出る可能性がある。せっかく、地元の新球場をホームにいいスタートを切れているのだから、このような苦情が出る要素は今のうちに取り除くように取り組んだ方がいい。お客さんがたとえ数人しか並んでいないような時でも、今のうちにそういう決まり事のようなものはできた方がいい。

・グラウンド入場イベントについて

今回、僕が行きたいと思ったきっかけはくら寿司スタジアム堺のグラウンドに入場できるというイベントがあったからだ。倍率も少なくイベントに当選し、いざ当日、入場した。入場してグラウンドに入れたはいい。ただ、誘導があまりにも適当というか、ちゃんと、安全を考えているのかと思ったのだ。というのも、ちょうど、内野フィールドの後ろの芝生のところを通っていくのだが、この時間帯、まだ両チームの先発投手がキャッチボールをしているのである。そこを子どもたちが駆けまわったり、スマホで写真を撮ったりしているのだ。この光景を想像して、何も思わなかった人は硬球の危険性をもう一度、調べたうえで来場してほしいし、運営の人はこんなイベントはやるべきじゃない。キャッチボールとはいえ、かなり力の入った硬球が飛び交っており、それを見ていない人や気づかない人が歩き回っている。もし、暴投や捕球ミスなどして人にぶつかったら?そんな可能性が十分にあるような光景が広がっていた。正直、キャッチボールしていた選手たちも気が気じゃないし、すごい神経をすり減らしていたと思う。この辺は選手側の意見も聞くべきだろう。実際に選手がプレーしているグラウンドに入れるというイベントそのものは非常に魅力的だ。そこから、ケガ人などが出ると後味が悪いので、もう少し安全対策にも気を遣ったうえで開催してほしい。

・お客さんのモラル

こういったコアな世界はどうしても殿様商売になるか、暗黙の了解が作られてしまう。贔屓は手放したくないから、そういう人にはどうしても甘い対応になりがちだ。今回、新型コロナ感染対策で、検温実施、「大阪コロナ追跡システム」の登録、マスク着用、大声での応援を控えるといったものや席の間隔をできるだけ開けるという注意があったのだが、あろうことかなぜか、マスクもせずにおしゃべりする4人組がわざわざ僕の真後ろに来たのである。会話の内容聞いてても、選手の身内のようで普段から居酒屋とかで飲んだくれてるような連中だろうし、ソーシャルディスタンスなにそれ?というようないい年したアホなおっさん、おばちゃんだった。こういうアホはどうしても一定数存在するので、運営の人は監視も兼ねて何回か見回りをした方がいい。グッズとかが売れなくて手持無沙汰になってるスタッフもいたはずだ。そういう手が空いてる人を回したらいい。いちはやく観客ありの野球が見られる貴重な場なのに、このリーグからコロナ感染者が出れば、一転してリーグ休止になる可能性大なので、球団はもちろん、リーグ存続にも関わる問題になる。先ほどのグラウンド入場イベントもそうなのだが、お客さんに対する安全への認識をもう少し考えてほしい。

以上、3つが疑問に思ったことだ。ただ、この辺は今年はやっていないが、NPBのファームの試合は参考になる。ファームは一軍ほど運営の人数が少なく、選手が手伝ったりすることもあるぐらいだ。グッズやファンサービスには力を入れているのだから、運営のスタッフか誰かを視察に行かせて、いいところや大事なところを取り入れていってほしい。

あとは試合に飽きた小さい子供が走り回ったりとかは高校野球とかでもよく見る光景なのだが、この球場、ネットが低いし、バックネットも水平にかかってて、よく強烈なファウルボールが飛んできたり、落ちてきたりする。僕が見かけた範囲だけでも何回かあったし、2つぐらいボールを拾った。これは運営だけでなく、球場の問題でもあるので、各々の危機管理が求められるだろう。

というわけで、生まれて初めての独立リーグ観戦のレポでした。四国やBCとか見に行くと、また印象変わるのかな?今回はこんなもので。