今年は原則無観客試合で行われたため、観戦が叶わなかった高校野球大阪大会。

この秋は一部の記者以外を除いては全く試合を見れないという中で結果だけを見たうえでの大会の感想を描きます…いや、書きます。結果だけでも驚きでしたけどね。

最近、時間があればイラストばっかり描いてるから、かきますって変換すると「描」の文字の方が優先して出るようになったな…
まずは、大会結果のおさらいをしましょう。

優勝:大阪桐蔭

準優勝:東海大大阪仰星

3位:山田

以上は近畿大会出場。

続いて4強以下。

4位:履正社

ベスト8:興国、大商大高、八尾、大産大付

ベスト16:箕面学園、関大北陽、阪南大高、金光大阪、近大泉州、大冠、上宮、槻の木

まず、2年連続で大阪桐蔭が他校を圧倒しての優勝。今年も盤石の布陣でチーム力は高そうだ。

なんといっても、3位に滑り込んだ山田が大阪の公立では94年の市岡以来の近畿大会出場を決めた。近畿大会の結果次第ではこちらも市岡以来のセンバツ出場の期待が膨らむ。仮に近畿で初戦で敗退しても、21世紀枠での選出もありえ、何より3位決定戦で履正社に勝ったという結果が大きい。一方で下級生との世代交代がスムーズにいかなかった履正社はまさかの3位決定戦で公立校に敗退。前日の大阪桐蔭戦で消耗してしまったか?あまり、目立たないが東海大大阪仰星も堂々の準優勝で11年ぶりの近畿大会行きを決めた。二強には最後まで当たらない組み合わせながらも難敵、強敵続きで決して楽なクジ運とはいえなかった。しかし、他校の指導者やファンの間でも「今年の仰星は強い」という評判が多く、その評判通り、「順当」に勝ち進んだ結果といえる。個人的には近畿の強豪校とも十分渡り合える力はあると思っているが、決勝でエースの高橋怜央が大阪桐蔭打線に打ち込まれたのと、失策が絡んでの失点が目立つのは気になる。

次は4強以外で気になったところを紹介したい。

今大会は1年生の入学、入部が遅れたこともあり、2年生が少ない公立はかなりの苦戦が想定されたが、山田に代表されるように全体的に私学優勢の中で公立校の健闘も光った。仰星にコールド負けはしたものの8強入りした八尾、その仰星に食らいついた大冠、2年連続で16強入りの槻の木といったところは結果を残した。池田は強豪私学の一角である大阪偕星学園に勝利した。

今回は大阪桐蔭の前に敗退したが、興国は着実に力をつけつつある感を受ける。一冬越えたチーム力が楽しみではあるが、4番を打っていた尤彦晟は年齢制限のため来夏は出場できない。履正社に2年連続の敗退となったが、大商大高も着実に力を付けている感がある。今年も1年の右の本格派が入ってきたようで、この手のタイプの育成に定評があるだけに打線の強化次第では来春にはおもしろい存在になるだろう。箕面学園、関大北陽、金光大阪、阪南大高、上宮といったところも有力校の一角に違いない。

他に興味深いのは大阪高校だ。準優勝の仰星相手に互角のスコアで4回戦で敗退。今年の2年生は福原監督を慕って入学してきた世代で、例年なら他府県の強豪私学へ行っているようなレベルの選手だと聞く。ポテンシャルが花開きつつあるチームで、福原監督も桜宮時代など公立校で指導していた時代から闘志あふれる勝負強さを持つだけに、来夏はダークホースになりうるかもしれない。

他にも椎江監督退任も本格派右腕のエースを擁する大阪学院大や近大付、大体大浪商、大商大堺のおなじみの南地区の強豪私学、2年生に力のある選手が揃う寝屋川、大塚の公立勢もチームとして一皮剥けば、おもしろい存在だ。今大会は不戦勝と不戦敗で完全に不完全燃焼となって敗退した清教学園の大爆発も期待したいところだ。

この秋も大阪桐蔭が圧倒という形で幕を閉じた大阪大会。だが、昨秋ほど二強との差はないように思う。一冬越えれば、履正社はもちろん、大阪桐蔭もうかうかしていられない戦力差になるはずだ。現状のコロナ禍はまだ収束を見せず、冬にはさらなる流行が来ると予想されるため、指導者、選手たちはまだまだ困難な状況が続く。来年はどうなっているのかはわからないが、無事に春を迎えて、無事に大会が開催され、私たちが熱戦を見れる機会が訪れる日を願うばかりだ。



でも、まずは

278

大阪1位・大阪桐蔭

008

大阪2位・東海大大阪仰星

298

大阪3位・山田

近畿大会に出場する3校の健闘に期待!(仰星の上林監督だけまともな写真がなかった…すいません)