2005年05月09日

職員不祥事に関する3月議会での私の一般質問

3月議会での職員の不祥事に関する、私の一般質問のやりとりです。
今回の市長逮捕そして辞職の一連の動きと、3月議会の稲田市長を始め関係者の答弁を読み返してみますと、何ともむなしい気持ちにもなります。
しかいそうばかりは言っていられません。新しい和泉市を作る千載一遇のチャンスです。まもなく行われる市長選も含め、市民の皆様と一緒になって頑張らねばならないと考えています。
この様な不祥事に関する一般質問を二度としないでよい和泉市を市民の皆様と一緒に作っていきたいと考えます。
 
こんなやりとりがそのときあったのです。興味のある方は次をどうぞ。


◎小林昌子です。一般質間をさせていただきます。
大きな1点目は、幹部職員及び前特別職の不祥事についてお聞きします。
3月4日、前助役逮捕という激震が和泉の地を走りました。平成15年夏のコスモポリスの汚職、また、ことしに入り、部長級幹部職員のごみ収集にかかわる不祥事に続き3度目であります。今回の不祥事に関し、市民の方からの苦情や抗議について、件数、内容、それらの伝達ルート、文書の保存についてお聞きします。
2点目は、職員の不祥事が相次いでいることから、改めて人材育成が必要と考えます。人
材育成に対する現状認識と今後の方針をお聞きします。
3点目は、不祥事が繰り返すのは、もはや自浄作用がないのではありませんか。コスモポ
リス事件後、職員倫理条例を制定したにもかかわらず、率先垂範すべき助役が事の当事者であったことに怒りさえ覚えています。市民を含む有識者から成る外部の評価が必要ではないでしょうか。考えをお聞きします。
4点目は、助役の退職金です。
退職金は条例上1,360万円となっていますが、返還についての考えをお聞きします。
5点目に、入札制度改革、例えば電子入札の採用とか、何らかの対応を考えるべきと思い
ます。考えをお聞きします。
また、大阪府はこの事件で、逮捕された人が代表を務める会社を1ヵ月間の指名停止としましたが、逮捕された業者にどのような対応をするのですか。
最後に、市長にお聞きします。
本日、産経新聞の夕刊には、競売入札妨害の罪で前助役ら6人を起訴したと報じました。
市長は、相次ぐ不祥事をどのように受けとめ、助役の任命権者として責任をどう果たされるのかお聞きします。

◎総務部理事(石川清君)総務部の石川でございます。
今回の不祥事件に関しまして御答弁申し上げます。
ごみ収集に係る職員の収賄事件に関しましての御意見等をいただきましたのは、一般市民の方からの電話が16件、メールが1件、また、当事者である業者の管轄区域の事業所からの電話が10件ありました。また、葬儀の業務委託に係る入札妨害事件に関しましては、一般市民の方から電話が8件、業者からの電話が2件ありました。
なお、内容につきましては、おおむね公務員としてあるまじき行為である、職員の倫理観を徹底すべきであ舛いつたお叱りの内容であり・それらに対しまして謝罪するとともに職員が一丸となって市民の皆様への信頼回復に努めたい旨説明させていただいたものであります。これらの市民の方々の御意見を真撃に受けとめ、今後の対応につなげていきたいというふうに考えてございます。
なお、記録につきましては、回答が必要なものについては記録しておりますが、それ以外については記録しておりません。
次に、人材育成につきましてですが、人材育成の必要性は十分認識しておりまして、現状といたしましては、職員研修を中心に人材の育成に努めております。また、今後につきましては、職員研修が人材育成の大きな柱となると考えておりますが、現在、総務省において、人材育成の一っとして評価制度の導入が検討されておりますことから、同制度についての研究も行っていくとともに、人材育成の有効な手段として考えられるさまざまな方法についてもあわせて研究し、市民に信頼され、かつ地方分権の時代にふさわしい人材の育成を図っていきたいと考えてございます。
次に、職員の自浄作用という件でございますが、平成15年12月に自浄作用を一っの大きな目的といたしまして職員倫理条例を制定し、職員の倫理観の向上の確保のため、毎年倫理研修等を実施しているところであり、外部の有識者としては弁護士や法学部教授などの方々に倫理委員会の委員として参画していただき、貴重な御意見をいただいております。
また、現在、汚職防止のためのマニュアルの作成も検討しており、倫理条例の趣旨、目的とあわせて改めて職員に周知徹底し、職員の資質の向上に努めてまいりたいと考えてございます。
次に、前助役の退職金の件ですが、捜査の状況を見まして、禁固以上の刑が確定した場合は返還を求めていくという考えであります。
以上でございます。

◎議長(森悦造君)はい、どうぞ。
◎市長(稲田順三君)稲田からお答えさせていただきたいと思います。
前助役の任命権者は私でございまして、大変申しわけなく思っております。
また、あってはならないことが相次いで起こっていることにつきまして、市民の皆様方、議員皆様方、また関係する皆様方に大変御迷惑をおかけしたこと、深く深くおわび申し上げますとともに、今後こういうことがないように再発防止に全力を傾注してまいりたいなと思っております。
また、職員におきましては、みずからを律し、倫理観の高揚に努めますとともに、市民サービスの精神に徹することによりまして、市民の信頼を回復できるよう一丸となって頑張ってまいりたいと思っています。どうかよろしくお願い申し上げます。

◎議長(森悦造君)はい。
◎総務部理事兼契約管財課長(北村元信君)総務部、北村でございます。
入札制度と業者への対応にっいて御答弁申し上げます。
今回の入札妨害事件を踏まえまして、従来契約管財課以外で取り扱っております入札契約業務につきましても、契約管財課が何らかの形でかかわるなどすることにより、入札業務をより厳正にとり行えるよう、現在検討しているところでございます。
また、電子入札制度につきましては、大阪府が中心となり、この制度についての研究や情報交換をする協議会を設けており、本市でも関係課の職員が参加しております。平成16年9月時点におきまして、府下で電子入札を実施している市は1市と聞いておりますが、今後は協議会において他市の状況等の情報収集に努めながら研究していき、3年以内をめどに電子入札制度を採用すべきかどうかの結論を出していきたいと考えております。
また、今回の入札妨害事件で逮捕された者が代表を務める建設業者に対する措置については、一般的には刑が確定しなければ措置を講ずることができないと考えておりますが、当該業者につきましては、事の重大さ、また市民感情等にかんがみ、また、大阪府が指名停止措置を行ったことでもあり、既に3ヵ月間の指名停止措置を講じております。
以上でございます。

◎(小林昌子君)1点目ですけれども、前助役の逮捕を受け、緊急の会議を招集されましたか。
次に、市民の方々の意見も回答が必要なもの以外記録していないとのことですが、市としてこのようなシステムでよいとお考えでしょうか。
今回の場合は金曜日に逮捕され、新聞報道が土曜日の朝であったと思います。土日に多分役所にたくさんの方の電話があったのではないかと思っておりますので、守衛さんがお電話を受けられたと思うんですけれども、その方だけで解決していいものかどうか。私は、和泉市として情報を共有しなければならないのではないかと考えております。そのシステムがないということに唖然といたしました。皆様は長年組織になれ親しんで来られていますので、当然かもわかりませんが、私には奇異に映りました。
それと、先ほどの答弁で、汚職防止のためのマニュアルの策定を検討しておられるとのことでありますが、倫理条例を持ちながらこの汚職防止のためのマニュアルというのは、屋上屋を重ねるようなことにはならないでしょうか。私は意味がないと思っております。むしろこういう事を策定するというということは、職員の意欲を削ぐことにはならないかと私は危倶しております。
この汚職防止のためのマニュアルの作成のための費用と、それから考えておられる内容の一部を、わかるのであればお示しください。
それと、私は、書いたものではもうだめだと。コスモのときに急いで職員の倫理条例をつくりながら、今回の立て続けの2件の事件でありますので、私はこの不正を防ぐシステムづくりこそが急がれるのではないかと考えております。御答弁のありました倫理委員会は、事が起きてから開かれるもので、不正を事前に防げるものではありません。答弁では、貴重な意見をいただいているとのことですが、その御意見を御披露いただいたけるのであれば御披露ください。
それから、人材育成に関し、府内で評価制度を導入している自治体は幾つありますか。
次に、コスモポリス事件のとき、平成15年10月議会で、私は人材育成基本方針策定についてただしましたところ、平成15年度中を目途に作成したいとの答弁でしたが、進捗状況をお伺いします。
あわせて,内部告発者保護制度も提案しました。倫理ボックスには、昨夏に1件通報があつたというようにお聞きしましたが、僅か一件というこの現実は内部告発者保護制度を必要としているのではありませんか。見解をお聞きします。
次に、電子入札については、3年を目途に一定の結論を出されるというような御答弁をいただきましたが、あわせて職員に対する働きかけに関する取り扱い要綱、これは一例ですけれども、職員に対する働きかけについて庁内の情報の共有化を図り、明確な事務処理を目指すとともに、公務員倫理の確立と向上を目指すものやロきき禁止条例等を制定し、一定の権力を持つ者からの働きかけを公開するシステムを持つ自治体がたくさん出てきています。それらについての見解をお聞きします。
最後に、市長はコスモの事件の折、職員にメッセージを出してくださるとお約東をいただきましたが、どのようなメッセージを出していただいたのかお尋ねいたします。
以上であります。

◎議長(森悦造君)はい、順次答弁。
◎総務部理事(石川清君)総務部の石川でございます。
まず、前助役の不祥事件につきましては、毎週定例の幹部会におきまして、市民の信頼を回復するため、倫理意識のさらなる徹底と市民サービスの向上に向けて職員が一丸となって取り組む必要のある旨の協議をしたところであります。
また、市民の方からの御意見につきましては、現在、個々の意見をすべて記録として残しておりませんけども、大方の御意見は先ほど御答弁申し上げましたとおりでございます。
今後は、今回の件を含めまして、市民の方々からの貴重な御意見につきましては、一定記録として残すことも必要と考えております。
次に、汚職防止マニュアルの件でございますが、これは一つ啓発冊子みたいなものでございまして、これをもとに研修みたいな形でも役に立つかなということで作成を検討しております。費用等につきましては現在検討中、まだ確定はしてございません。
内容につきましては現在検討中でございますが、例えば刑法上の問題でありますとか、あるいは地公法上の問題でありますとか、そういう法上の問題、また、こういう汚職によりまして、懲戒免職等によりまして不利なことばかりであると、そういったことの紹介とか、いろんな形を載せていきたいというふうに考えております。
次に、府下での評価制度の問題でございますが、現在、大阪市を除く府下42市町村のうち、何らかの評価を実施している団体は14団体でございます。
次に、人材育成基本方針でございますが、現在、必要な項目の洗い出しや先進事例における成功例、失敗例の分析を行っているところであり、また、今後は職員へのアンケートの実施も必要と考えているところであります。
また、内部告発制度につきましては、倫理条例における倫理通報や、通報により不利益な取り扱いを受けないということを規定しておりまして、職員に対し倫理条例制定時に説明会も開催したところでございます。
今後につきましても、必要であれば同制度について検討を加えていきたいというふうに考えております。
以上でございます。

◎議長(森悦造君)はい、答弁。
◎参与兼総務部長(井阪弘君)総務部の井坂でございます。
口きき条例等に関します御質問に御答弁申し上げます。
口きき条例あるいはまた要綱の設置につきましては、現在考えてございません。また、口きき防止につきましては、いわゆる口ききそのものが複雑多様化というんですか、問題もございますし、さまざまな問題があろうかと存じます。ただ、他市ではそいうった条例が制定されたとお聞きしておりますので、その辺の運用状況を把握した上で、行政上それが必要であるかどうかということを研究してまいりたいと、かように考えてございます。よろしくお願い申し上げます。

◎議長(森悦造君)はい、市長。
◎市長(稲田順三君)稲田から御答弁させていただきたいと思っております。
いわゆる職員に対するメッセージの件でありますけども、職員の綱紀の保持につきましてという通知文を、コスモの際には平成8月1日付で、今回につきましては平成17年1月28日'付で出しております。
また、コスモの件に関しましては、平成15年12月の仕事納めに当たっての職員に対するメッセージの中で、倫理条例を制定したところであり、職員一人一人が常に倫理意識を高めるとともに、特に管理職にありましては職場の隅々まで点検し、市民皆様方の信頼回復に全力を挙げてほしいと、そういう旨を訴えたところでございまして、今回の件につきましても、捜査の推移を見きわめながら、一定の時期に職員へのメッセージは行いたいと、このように考えております。

◎議長(森悦造君)はい、小林議員
◎(小林昌子君)はい、ありがとうございました。
市民からの声は、今後記録として残していただけるということですが、残すだけではなく、ぜひ情報の共有化をお願いしたいと思います。
評価制度については、人材育成の観点から必要と考えますので、早期の導入を要望いたします。
人材育成は、15年の目途が大幅におくれております。議場でお約束いただいたことですので、よろしくお願いいたします。
職員に対する働きかけや口きき禁止条例は、答弁では「考えておりません」というのが、前段で「研究していきたい」という、少し私には理解できないような御答弁もあったように思いますが、私は一定検討をしていただけたらというふうに思っております。
それから、市長から、ただいま職員へのメッセージということで御答弁をいただいたんですが、私はコスモのときにも重ねて市長にお願いをした経過を覚えております。通り一遍の通達文ではなく、私は、危機意識を共有するという意味で……あのときは、思い返しますと、市民から職員は何しているねんと、公務中にマージャン店や喫茶店に入っている、その車が目撃されたとか新聞等に書かれまして、本当に職員の方はまじめに仕事をしているにもかかわらず、市民から非常に冷たい視線を浴びたんです。
ですから、今回も、私は前助役の逮捕というこの大きな地震が走った。それで、私はあえて市長に、この大変なときに一丸となって市民の信頼回復を得るには、自分がリーダーシップを発揮する、そして職員の皆さん、一緒に頑張ってまいりましょうと、こういう肉声が私は欲しかったので、あえてメッセージ、メッセージと申し上げましたが、ただいまの御答弁では、今回については平成17年1月28日付で出していただいておりますが、これはごみ収集に関することですよね。助役に関してではないというふうに思っております。
それで、最後に市長にお聞きしたいと思っております。
今回、ごみのときに比べて、市民からの反応は、件数で見る限り少なくなっております。
私は、今回市民の方の反応が少ないのは、もう市民の方も仏の顔も三度までと、半ばあきらめられているのではないかと危惧しております。この和泉を変えるのは、18万市民に選ばれた市長、あなたがリーダーシップを発揮していただかないといけないと私は認識をしております。そういう意味からも、市長は、ぜひリーダーシップを発揮していただいて、今回のこの汚名を払拭していただかないといけないと私は思っております。
コスモのときは、民生・児童委員会の旅行に同行され、急遽帰阪されました。今回は、事件が判明して、特段の部長会ですか、幹部会ですか、それをお開きにならなかった。これはどういうご判断に基づいてなのかということが1点と、それから、市民に信を問うお気持はないのか。この2点について、再度市長にお伺いいたします。

◎議長(森悦造君)はい、どうぞ。
◎市長(稲田順三君)稲田から御答弁させていただきます。
たまたまそのときは、もう議会の予算委員会も開催されておったかなと思っておりまして、我々は毎週木曜日に幹部会を開きます。いろいろ市民の苦情や意見をいただいたものを幹部会で意思統一し、そして部長会に諮っていくと、こういう制度をとっておりまして、たまたまそういうことがございましておくれたということであります。
今後、先ほどから申し上げておりますように、私は本当に、和泉市の将来の理想像といいますか、よりよい、市民が安全で安心して住める本当にすばらしい町にしていきたいということで、本当に全力を挙げて取り組んでまいりました。そういう意味も含みまして、これから私の果たすべき役割は、すばらしい市民の皆様方の信頼を回復し、すばらしい和泉市をつくり上げていく、皆様方のお力をいただき、市民の方々のお力をいただき、つくり上げてい、くというのが私に課せられた責任ではないかなと思っておりまして、本当に真剣に、今回の問題を一つの契機といたしまして、二度とこういうことが繰り返されることがないようにしっかりとしたまちづくりを進めていきたいと、このように考えております。よろしくお願い申し上げます。

◎議長(森悦造君)はい、どうぞ。
◎(小林昌子君)はい、ありがとうございました。
どうも私と市長との危機管理意識は違っているようであります。ただいまの御答弁では、予算委員会云々というお話がありましたが、これは土日にかけて市民の方からいろんな動きがあったというふうに思っております。私の知っている方も、休みであったにもかかわらず役所に電話をしたと。「多分、部長を初め幹部職の方は当然集まっていただいて、対策等を練っていただいていたとは思いますけれど」というようなこともおっしゃっています。市民の方は、そういうふうにこの和泉市を見ていただいていたんですよね。ですから、今後、今お答えいただいたように、もう二度とないような和泉市づくりをぜひよろしくお願いいたします。

masako_hiroba at 16:43コメント(0)トラックバック(0) 

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