2005年07月05日

井坂新市長が所信表明

井坂新市長がこの議会で就任初の所信表明を行いました。

今回の選挙で公約した事項について所信を述べられましたが、30人学級など斬新な政策もみられ、今後に期待します。

早速始まる一般質問で市長と大いに議論したいと考えています。所信表明の全文は続きを読むで

井坂市長



平成17年第2回定例市議会開会あいさつ・所信表明

皆さんおはようございます。
本日、平成17年和泉市議会第2回定例会をお願い申し上げましたところ、議員皆様方には
公私とも何かとお忙しい折にもかかわりませず、ご出席をいただき、ただ今、議会が成立い
たしましたことを心から厚くお礼申し上げます。
今回、ご提案を申し上げます案件は、和泉市公の施設の指定管理者の指定手続き等に関す
る条例制定についてをはじめ、議案18件、報告29件、監査報告10件でございます。
提案理由、内容等につきましては別途ご説明を申し上げますが、慎重にご審査を賜り、ご
決定、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
なお、先ほど議長からご報告がございましたように、原議員と西口議員が特別表彰を、早
乙女議員が永年動続表彰を受賞されました。また、新たに辻本議員と浜田議員がご当選にな
り初めての議会を迎えられています。皆さんのご受賞とご当選を心からお喜ぴ申し上げます
とともに、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
ここで、議長のお許しをいただき、貴重なお時間を拝借し、市長就任後の初めての定例市
議会にあたり、一言、お礼と私の所信の一端を申し述べさせていただき、議員皆様方のご理
解とご協力を心からお願い申し上げる次第でございます。
今般、競売入札妨害事件等により前市長をはじめ、市の幹部職員が逮捕、起訴され、市政
に対する市民の信頼は著しく損なわれてしまいました。
このような中で、今回の市長選挙は、和泉市の再生を期する選挙として行われ、議員皆様
方をはじめ、市民の方々、各方面からの力強いご支援をいただき、当選の栄に浴することが
できました。
まことに身に余る光栄で、皆様方に心から深く感謝申し上げますとともに、改めて責任の
重大さを痛感しています。
18万市民の負託を受け、決意を新たに、出会いに感謝を信条として、記者時代や議員時
代に培った知識や経験を活かし、和泉市政の刷新に全力を傾注し、さらなる市勢の発展と市
民福祉の充実を期してまいる所存でございます。
ご承知のとおり、前市長は辞職を余儀なくされましたが、和泉コスモポリスヘの企業誘致
などに見られるように、その市政運営においては多大な功績を挙げられており、そのすべて
が否定されるわけでもなく、私は、これらを再度チェックし、見直すべきものは積極的に見
直しを行い、市民の皆さんとともに和泉市の文化、風土に即した施策を再構築し、市政に新
しい旋風を吹き込み、ピンチをチャンスに変え、市政の刷新を図ってまいりたいと考えてい
ます。
まず、1点目は「開かれたまちづくりの推進」でございます。
著しく失墜した市政に対する信頼を回復させていくには、公正な市政運営に徹し、さらに
透明性を高めていくことが必要でございます。
このため、徹底した行政情報の公開を進め、特に政策決定に関わっての情報は、可能な限
り公開し、開かれたガラス張りの市政の実現をめざしてまいります。
その第一歩として、市長交際費や市長日程のホームページ上での公開を進めるほか、市民
に見えるガラス張りの市長室を実現したいと考えています。
また、社会の潮流の変化を敏感に捉え、多様な行政需要に対応していくためには健全な財
政を維持していくことが何よりも重要であります。
このため、限られた財源の中で、市民生活の向上のために「何をなすべきか」をよく考え、
施策や事業に対する評価を改めて行い、費用対効果を明確にするとともに、わかりやすく財
政状況を公表し、市民皆様方の意見も参考にしながら財政健全化計画の見直しと併せて、行
政システムの再構築に取り組んでまいります。
2点目は「市民と協働のまちづくり」でございます。
豊かさを実感し、これを共有できる魅力的なまちづくりを進めていくには、市民とともに
汗を流し、お互いに知恵を出し合ってこそ実現できるものと考えています。
このため、専門的な技術やノウハウをお持ちの市民の方々が容易に市政に参加することが
でき、活躍できる場を提供する制度の充実やボランティア、NPOなどの市民活動との協働
を積極的に展開できるよう環境の整備を進めてまいります。
そして、地方分権が進展する中で、市民の豊かな創造性や経験がまちづくりに十分活かせ
るよう多様な市民参加を進めるため、市と市民がお互いの信頼関係のもとで、それぞれの役
割と責任を担いながら、まちづくりのパートナーとしてともに考え、行動し、市民自治を大
きく育て、分権型社会にふさわしい市民主権による未来の和泉市を切り拓く、活力のあるま
ちづくりを進めるために「自治基本条例」の制定をめざしてまいります。
3点目は「職員のさらなる意識改革」でございます。
市役所は、地域住民にとりまして、最も身近にある行政サービス機関であります。
市民の皆様方め信頼に応え、責任転嫁や先送りするような考え方をもたず、良質な市民サ
ービスを提供していくためには、先例や慣習にとらわれることなく、大胆なチャレンジ精神
をもって意識改革を行うことが重要であります。
このため、これにふさわしい人事制度の研究や職場の活性化を積極的に進めるとともに、
倫理意識の高揚を図ってまいります。
また、職員と個別に話し合い、風通しのよい職場環境を整えたいと思っています。
4点目は、「窓ロサービスの向上」であります。
行政は常に社会情勢を見据え、簡素で効率的な行財政運営をめざすとともに、併せてすべ
ての市民が等しくサービスを享受できるよう窓ロサービスの利便性向上に取り組んでいくこ
とが重要であります。
このため、市民サービスの一層の向上を図ることをめざし、窓ロサービスのあり方の見直
しを進め、市民が利用しやすいサービスを提供できるよう総合的な研究に取り組んでまいり
ます。
5点目は、「入札・契約制度の見直し」であります。
今回、まことに残念ではありますが、和泉市の歴史を揺るがすような事件で、市民の市政
に対する信頼を著しく損ねてしまいました。この原因の一因となった入札・契約制度の見直
しを行うことは当然であります。
改革を検討する組織につきましては、別途ご報告申し上げたいと存じますが、「市にとって
真に大切で、必要なことは勇気と決断を持って取り組む。」という強い信念の下に改革を進め、
不正の温床にならないような入札・契約制度の構築に努めてまいります。
次に6点目は、「人権と平和のまちづくり」でございます。
人間の尊厳が侵されることなく、何人も基本的人権が保障され、あらゆる差別を撤廃し、
すべての市民が誇りと期待をもってお互いを尊重しながら豊かさを共有できるまちづくりを
進めてまいります。
人権文化センターや男女共同参画センターなど市民の活動拠点を軸に啓発活動などの多様
な施策の展開を図ってまいります。
また、「男女共同参画推進条例」の制定に向け、調査、検討を進めてまいりますとともに、
女性が地域で自由に活躍できる方策など男女が対等の立場に立ったパートナーとして活動で
きるような環境整備を進めてまいりたいと考えています。
7点目は、「未来を担う人材の育成」でございます。
将来の和泉市の発展を担う人材を育成する子育てや教育は、「未来への最大の投資」であり、
家庭や地域、学校(園)、そして行政が一体となった取組みの支援に努めてまいりたいと考え
ています。
小学校の30人学級については、当然、大阪府による実施が望ましいものでありますが、教
育効果等を考えますと、市の単独課題として、施設の状況や児童数の推移等を考慮し、低学
年から段階的に少人数学級が実現できるよう検討を行ってまいります。
さらには学校緑化の推進や計画的な施設の改修など、教育環境の充実に取り組んでまいり
ます。
8点目は「思いやりとやさしさにあふれる地域社会づくり」であります。
高齢者や障害者が住みなれたところで家族や地域の方々といきいきと生活ができるような
保健、医療、福祉などの施策が総合的に展開され、やさしいまちづくりを進めることが福祉
社会の基本と考えています。
このため、障害者の自立支援や地域に密着した福祉施策の推進を図り、安心して暮らすこ
とができるまちづくりを進めてまいります。
9点目は、「産業の活性化と文化・観光のまちづくり」であります。
景気の低迷が続く中、働く市民がゆとりと生きがいを持てるよう産業の活性化や地域雇用
の創出に取り組んでまいりますとともに、古来から息づく文化の振興、先人たちから受け継
いだ歴史資源や文化施設を活用しながら地域の活性化に取り組んでまいります。
農・産業の地域ブランドが形成できるような仕組みづくりを進め、豊かな自然や恵まれた
史跡、美術館など和泉市が誇れるモノや施設などの情報発信を様々な媒体を通じて行い、地
域産業と社会の発展をめざした施策の展開を図ってまいります。
最後になりますが、大型公共事業につきましては、進行中のものも含め、外部有識者の意
見等を参考にしながら、さらに検討を行ってまいりたいと考えています。
以上が、私が今後取り組んでいくべき市政に対する基本的な考え方でございます。
急速に進む少子高齢化、情報化社会の進展、社会経済のグローバル化、そしてバブル経済
の崩壊などにより国や自治体の財政状況は危機的な状況を迎えております。
また、地方分権が不完全な形の財源委譲で進んでいるなか、自治体を取り巻く環境は非常
に厳しい状況にあります。
このような状況のもとで、第4次総合計画の策定作業に取り組んでまいりますが、すべて
の和泉市民が誇りに思う魅力的なまちづくりを進めていきたいと願っており、市民皆様方の
ご意見、ご要望も十分に聞かせていただきながら、本市の発展に力一杯の努力を傾注してま
いる決意でございます。
どうか、議員皆様方をはじめ、市民皆様方の温かいご理解と力強いご支援を賜りますよう
心からお願い申し上げ、簡単ではございますが、所信表明並びに開会のあいさつとさせてい
ただきます。
ありがとうございました。


masako_hiroba at 08:56コメント(0)トラックバック(0) 

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和泉市の環境市民派女性議員です。
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