2005年11月18日

和泉市の財政を点検

先日近畿市民派議員勉強会で決算カードを使った自治体財政の勉強をしてきました。
今回入手した10年分の決算カードを使って、自分なりに和泉市の財政状況を点検しました。

和泉市はトリベール和泉の開発に伴い大幅な人口増加があり、それによって税収も順調に伸びていましたが、この開発が一段落すると人口は引き続き増加しているものの平成9年を境に税収は減少に転じました。新規家庭の増加は少なく、子ども達の増加等で新たな税源が無いのに受益者が増える構造に転換しつつあるものと思います。
それらの影響もあって全ての財政指標が悪化しています。
その1 貯金は減少借金は増加 貯金に当たる積立金は市税収入の減少と共に減少に転じ、逆に借金に当たる地方債は増加、平成13年についに借金が貯蓄を上回る事となり、(借金−貯蓄)は毎年増え続けています。
その2 財政の硬直化が改善されません 財政の硬直化を示す経常収支比率は悪化(値は増加)を続け、間もなく100%にもなろうかとしています。どうしても減らせない義務的経費が自由に使える歳入の全てを使い切る状況です。新たな政策的な支出は不可能ということです。80%台が望ましいとされていますが遠く及びません。ちなみに大阪府はこの値が平成6年度以降11年連続で100%を突破、全国最悪の財政状況といわれています。家計に例えれば、毎月決まって入ってくる給料のうち、食費、光水熱費、家賃、ローンの返済など決まって支払う必要がある生活費にどの程度回っているかを示すものであり、この比率が高いほど臨時的支出にお金を回す余裕に乏しく、家計は火の車ということになります。

現在和泉市は財政健全化計画を実施中ですが、現在のところ決算数字の上では目立った効果は出ていません。
この様なときに府中駅前再開発や北・南部コミニュティーセンターの建設などの大規模投資が本当に今必要なのか再検討する必要があります。保育料の値上げ等市民負担の増加は現実のものとなっています。それに見合った厳しい歳出の見直しが今問われています。

グラフで見る和泉市財政
10年分の決算カード



masako_hiroba at 12:26コメント(0)トラックバック(0) 

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和泉市の環境市民派女性議員です。
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