2006年11月01日

昌子の広場第63報をアップしました

今月号は
・代表者会議の会議録を公開するよう情報公開審査会が答申
・和泉市の東部山麓に緑を破壊する二つの公共事業
を特集しています。

会議録の公開はオンブズ和泉代表が当該会議録の公開請求に対し、議会が非公開の決定をしたため異議申し立てをしていたものです。
議会の決定に反して公開せよとの審査結果が出たものです。
審査会の賢明な判断に敬服します。
議会はこの答申を尊重しすぐさま公開決定の裁断をすべきと考えます。
又18年度より従来の逐次記録式の会議録に替えて、結論のみと受け取れる会議録に変更しているようですが、これについても審査会は好ましくない、従来の方式に戻すように意見を述べています。審査会の意見に従うべきと考えます。

二つの公共事業とは、泉州東部農用地整備事業と槇尾川ダム整備事業です。
泉州東部農用地整備事業は約7割方整備費用の消化が進んでいます。一部小川西団地ではイチゴ農園などが開園されています。
この事業で最大の問題が、基幹農道の整備で、費用の約8割、総額230億円にものぼる費用をかけて作られる農道です。大型バスも通れるような全面舗装の道路です。
堺から河内長野市、和泉市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市を結び、農作物を消費地に効率良く輸送するために計画されたものです。
ところが岸和田市がこの建設から離脱するなど、計画の大幅な変更があり、完成しても道路は寸断され、とても各農団地を効率的に結ぶ道路では無くなりました。
各団地からは一度現状の道路に出てから輸送しないといけなくなり、この道路を造った意味が全く無くなりました。貴重な税金をどぶに捨てたようなものです。次回定例会で追求する予定です。

槇尾川ダム整備事業は平成20年ダム本体着工を控え、取り付け道路の建設が進んでいます。
多くのダムが見直される中で、一度決めたら変えられない公共事業の典型で、事業はそのまま進んでいます。このダムは大津川水系の中の約3%強の流域に降った雨にしか対応できないダムです。それ以外の97%の地域に降った雨には全く効果が無いダムです。常識で考えてもこの様な地にダムを造る意味が無いことは誰でも分かることですが、100年に一度の大雨が大津川水系全体に一様に降ったときに、最大の流量を約1割押さえるために計画されたものです。この様な前提が果たして存在するのか極めて疑問ですし、この流量計算にも多くの問題を抱えています。
二度にわたる再評価委員会で、意見陳述しましたが、全く聞く耳を持たないものでした。
先般大阪で開かれた水郷水都全国大会の折、新潟大学の大熊先生が現地を視察されました。先生はダムにはすぐ砂が貯まりはじめ、ダムがあるのがかえって危険と言われていました。
この事業に和泉市の負担はありません。国と大阪府の事業です。しかしこれらも税金から出ているのに何の変わりもありません。大阪府は未だ厳しい財政状況から抜け出ていません。今年も職員の給与が減らされる事になりました。全国の都道府県で最大の削減幅です。
職員にしわ寄せを行いながら、意味のないダム事業を進める矛盾に憤りさえ感じます。

会報63報(PDF)



masako_hiroba at 15:52コメント(0)トラックバック(0) 

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和泉市の環境市民派女性議員です。
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