2007年12月23日

互助会裁判終わる

互助会の裁判の判決がありました。
結果は請求棄却即ち敗訴です。残念な結果です。
しかし、退会給付金の支出は違法であると認めました。
私たちの裁判提起もあって、互助会は退会給付金制度を廃止し、保有金を会員と自治体に返還しました。そのときの返還金が損害賠償額を上回っているので市には損害がないとして請求棄却となりました。
住民訴訟は過去1年分しか裁判出来ないので、このような結果になりましたが、違法な支出はH6年から続いており、その支出は遙かに巨額で政治的には過去にこのような支出を行ってきた市の責任は免れません。

今回の互助会は退会給付金制度を廃止し、市は互助会への補給金の支出を今年度末で廃止することも明らかになっています。そのときは互助会制度存続そのものが議論になると思います。

公金の投入の見直しを求める議員の会を結成して以来、職員厚遇の見直しを続けていましたが一段落と言えます。判決には不満がありますがヤミ退職金制度は廃止となり、まもなく互助会への公金支出も無くなる等一定の成果がありましたので控訴はしません。

但し、この判決でのポイントの一つが市長が退会給付金制度廃止に伴う返還金を今回裁判の損害賠償金に充当する合意をしたことです。返還金と損害賠償とは何ら関係がない物で、このような合意は市に損害賠償を受ける権利を失わせるもので、市に損害を与えたことになります。これが債権の放棄であれば議決事項であり手続き的にも問題です。判決では損害賠償金は債権ではないとの判断ですが、これはまったくの形式論で実態は弁済の合意が無ければ損害賠償金を受領できたはずでその点で言えば損害賠償金は債権に当たると思います。
同じ互助会の裁判の島本町の判決では
「被告及ぴ互助会の上記弁済充当の主張は、島本町の財政にとって、法律的、形式的にはともかく、実質的には不利益になると思える合意を訴訟代理人を通じて行い、それを抗弁とするものであり、住民訴訟における被告の訴訟行為としての妥当性という点では疑問の余地もあるが」
と述べています。正しくこのことです。
法的な問題はさておき、このような合意は裁判を勝つために行ったものとしか考えられません。残念な事です。

判決文


masako_hiroba at 16:07コメント(0)トラックバック(0) 

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和泉市の環境市民派女性議員です。
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