2008年06月30日

昌子の広場第83報をアップしました

今月号は
・文化財保護事業用地住民訴訟結審
・槇尾川ダム緊急討論会開催
・住民税の年金からの天引き条例成立

の3つです。
一つめの文化財の住民訴訟は、平成18年9月に提訴した裁判で、約2年を経過し今回結審しました。
判決は9月19日に予定されています。
この裁判は平成16年の土地開発公社の決算審査の折に私が質問したのが事の始まりです。大阪府の依頼で取得したのに、大阪府の財政事情から未だに買い戻しが行われず、その間の土地の値下がりで5億円以上の評価損を抱えているものです。市は大阪府に買い戻しを要請しているものの、この土地は今回の橋下改革で一度廃止が検討された府立弥生文化博物館横の用地で、近隣から出土する埋蔵品を収蔵・展示するセンターの建設用地として取得したものです。財政改革の時代に8億円もの土地を大阪府が買い戻す可能性は極めて少なくなったと思います。
この土地取引には多くの不透明な点があり、法的な問題を明らかにする意味もあって住民訴訟を起こしたものです。

槇尾川ダムは本体工事の本年着工は凍結されましたが、橋下知事はその必要性は認識していると言っています。大阪府は現在ダムに関して、大阪府の事業として安威川ダムとこの槇尾川ダム、更に国の事業である淀川水系の4つのダムがあります。
いずれも巨額の財政負担を伴うもので、府の事業は当面凍結、国の事業については更に精査するが緊急性は少ないとの判断を知事がしているようです。これは財政改革策定時より景気の悪化で府税収入が大きく減少する事が明らかになり、簡単には事業に応じられない背景があると思います。
このような状況で、ダム問題は財政面の制約でスピードダウンを余儀なくされていますが、状況が変われば容易に復活しかねない事業です。ダムが治水に本当に必要なのか、環境面等将来に禍根を残すことが無いのか等、ダムの持つ基本的な問題を明らかにする事が将来にわたってダム事業が復活する余地を根絶する道であると確信しています。

住民税の年金天引きの問題は、今大問題となっている後期高齢者医療保険料の年金天引きと同じ性格を持っています。私は以下の反対討論をしました。

住民税を年金からの天引きする為の条例の改正に反対の立場から討論します。
この条例は、ガソリン暫定税率が復活した4月30日に、しら〜っと抱き合わせで成立した地方税法改正に伴うものです。65歳以上の公的年金受給者の住民税を2009年10月から特別徴収(年金から天引き)するための条例改正です。
年金からは既に介護保険、今大問題となっている後期高齢者医療保険が既に天引きされており、これに加えて住民税を年金から天引きすることは、僅かの年金で生活されている方の生活権を侵害するもので、到底認められません。
更に65歳から74歳までの国民健康保険料も今年の10月から天引きが予定されています。
これらの天引きは、天引きがあっても無くてもいずれも納めねばならないもので納税者や保険料負担者の便宜を考慮して行うものと行政は言っていますが、とんでもない話で徴収率を上げたい魂胆が丸見えです。年金受給者がこのような事態になるなど殆どの人がご存じないと思います。後期高齢者の時も法律が制定されたときにはこのような大きな問題になるとは誰も予想しませんでした。今回の場合も同様です。この制度の実施が来年10月からとなっていますので、その時に又大問題になることは必定と思います。
又この制度を運営するために新たな機関の設立が予定されており、これらはまたまた天下り先となり、又この機関の運営費として年間数百万円が必要とのことです。
この機関に新たな情報が集積され、住基ネットと同じく情報流出の危険もあります。
国が決めたことだからそれに無条件に従うのは地方自治の精神にも反します。この条例の前提となる法律でも、天引きをすることが適当でない事情があるときは、これをしなくても良い事になっています。
納税者の利便性より収納者(自治体)の利便性を優先するこの制度に反対します。来年10月になれば年金受給者の反対の世論が再び巻き起こる事でしょう。

昌子の広場第83報(PDF)



masako_hiroba at 10:58コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
livedoor 天気
Profile
和泉市の環境市民派女性議員です。
Recent Comments
訪問者数

  • ライブドアブログ