2008年09月19日

文化財保護事業用地住民訴訟敗訴

弥生文化博物館横の用地を文化財保護事業用地として、平成9年に和泉市が和泉市土地開発公社に先行取得させ、その後土地バブルの崩壊で地価が大幅に下落し5億円を超える評価損を抱えている土地に関する住民訴訟です。大阪府に代わって和泉市が取得したのにも拘わらず、大阪府は財政問題を理由に買い戻しを行わず、土地の評価損などで市に多大の損失の発生が予想されるため府に早期に買い上げを求める訴訟です。

結果は敗訴でした。
今回敗訴になったポイントは確認書の法的拘束力の問題です。確認書は和泉市の教育委員会の次長と大阪府の教育委員会の課長の間で交わされたものです。府の教育委員会及び市の教育委員会ではこの土地の譲渡について当該地方公共団体を代表する権限を有していないことから、市及び府を法的に拘束するものでは無く、政治的ないし道義的目標として相互に確認したものであると判断され、これが決定的でした。
私たちは確認書が法的に有効であるとの前提で、これが売買の予約であるか又は少なくとも契約の準備段階であると主張し、府が買い上げないで発生する損失の損害賠償を求めたものですが、その前提が崩れたわけです。

今回の裁判では敗訴となりましたが、この土地の処分は公社の健全化計画では平成21年度に行われることになっています。その段階で5億円とも6億円とも言われている損失がどのようになるのか注視していきます。

又今回の住民訴訟は市の監査委員が住民監査請求の要件を満たしていないと却下しました。正当な住民監査請求を不当に却下したとして裁判に訴えました。市の代理人も同様な主張をしましたが、裁判では私たちの主張が認められました。市の監査のあり方が問われます。

判決文



masako_hiroba at 17:03コメント(0)トラックバック(0) 

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和泉市の環境市民派女性議員です。
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