2009年01月31日
会報第89報をアップしました
今月号は
・補助金の適正使用について
・互助会の終焉と今後の課題
を特集しています。
補助金の適正使用については、町会館の建設に補助金を支出している件で、本来支出できないダンジリ倉庫に対する補助やその他不適正な補助と見られる案件が多数見つかりました。
市民の立場で住民監査請求をしています。
補助会は今年の3月に廃止されることが決まりましたが、私が起こしたヤミ退職金に関する訴訟で、ヤミ退職金に対する市の補助は違法として互助会に返還する事を裁判で認められました。ところがその判決の前に互助会はヤミ退職金制度を廃止し、その為に積み立てられていた700億円の流動資産を会員と自治体に返還しました。
裁判の過程で、その返還金と今回認められた互助会への返還請求権をチャラにしたいと互助会は言いだし、市長はそれに合意しました。その結果認められた返還請求金は消滅し裁判は私の敗訴となりました。
しかしヤミ退職金の廃止により、そのために積み立てた積立金は当然市に返還されるべきであり、一旦裁判で認められた返還請求権とは何の関係もありません。それにも拘わらず市長はこのような不当な互助会の申し入れに合意し、その結果本来得られた返還請求金が貰えなくなったのです。
市長は市の利益を第一に考えるべきであるにも拘わらず、互助会との関係を重視しこのような不当な合意をし、結果的に市に損害を与えたものです。
この件についても住民訴訟を起こしており3月17日に第1回の裁判が始まります。