2009年07月01日

会報第94報をアップしました

今月報は
・辻新市長誕生
・田中康夫新党日本代表槇尾川ダムを視察
を特集しています。

辻新市長の誕生は殆どの市民の方がびっくりされたことと思います。
私は娘の出産の手伝いで選挙期間中鎌倉市に行っていましたので、現地のその時の様子はよくわかりませんが、帰ってきていろんな方のお話を聞くと皆さんびっくりしていたようです。
私も全く同感ですが、よく考えるとこの結果もあながち番狂わせとも言い切れないところがあります。
なんと言っても市民税と下水道料金の10%削減が決定打となったのは間違いないと思います。
従来の政党や組織の応援を受けて盤石と思われていたのが、案に相違して市民は政策に敏感に反応したようで、そういう意味では寧ろ健全な結果とも言えます。

このような状況で誕生した辻市長の公約の実現は絶対条件です。特に市民税と上下水道料金の引き下げです。
ところが新市長が誕生後、マスコミ報道をみますと看板政策が告示の数日前に支持者の要請で公約に入れたと言うことです。そういえば辻市長は4年間地道に政策を市民に訴えかけていましたが、市民税や上下水道料金の引き下げは一度も言われていませんでした。公約とはそんなに簡単に決められるのかやや意外に思っていたところ、市民税の削減で地方交付税が影響を受けることは認識されていたようですが、起債の制限を受ける可能性があることは、関係者から指摘されて初めて認識されたようで、やや泥縄の感がぬぐえません。
市長は新聞報道によれば市民税10%削減は4年間かけてじっくり取り組み、駄目なら腹を切る(辞職)の覚悟のようですが、4年間は余りにも悠長に思えてなりません。少なくとも1年以内には何らかの目途をたてないと市民に対する公約とは言えないと思います。
少し前の4月に同じく市民税10%削減を公約に誕生した名古屋市の河村たかし市長は、6月議会には間に合わなかったが、11月には条例の改正案を提出する予定であるとのことです。少なくともこれぐらいのスピード感で対応していただかないと、市民との公約を果たしたとは言えないと思います。
市長は公民協働でこの市民税の削減を実現したいとブログで言っておられます。市民の市政への参加は諸手を挙げて賛成しますが、これによって得られる財源に多くを期待することは無理ではないかと思います。まずもって行政の無駄を徹底的に無くし、無駄な箱物の建設も中止し行政機構を徹底的にスリムにする必要があると思います。それなくして10%の財源の捻出は困難です。
市民が期待する政策であり何とか実現していただきたいものです。

会報第94報



masako_hiroba at 18:11コメント(0)トラックバック(0) 

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