2010年03月01日
議論が沸騰した入札案件について
3月議会初日の今日は議案が多く、午後3時まで審議をし、その後市長の市政運営方針について4人の議員から大綱質疑がありました。
午前中の議案で、財産取得について議論がありました。
国のスクールニューディール政策の一環で、和泉市内の幼稚園、小、中学校が50インチのテレビを購入することになりました。
購入台数は569台。うち天井から吊り下げるテレビは483台との事です。
役所は透明性や説明責任を果たす意味からも議会の議決を必要とする、2000万円以上の金額になるよう入札価格を設定したそうです。
指名競争入札で、市内業者14社を指名。2社が辞退しましたが12社で入札。
その結果1社のみ金額の提示があり、その他は辞退と記入して応札したそうです。
結果的に市内のO事業者が569台。価格にして137,742,150円(消費税込み)を落札しました。
12社の内、11社が辞退する結果になった事について質問がありましたが、理由は不明です。
行政側もこの結果に驚き、辞退の理由を聞いたそうです。
以下がその理由です。
1) 品物が調達出来ない。
2) 天井取付が難しい。
3) 2月10日の入札までにメーカーと調整出来なかった。
4) 入札間近になって辞退すれば迷惑をかける。
5) 結果を知りたかった。
6) 金額を記載せず、辞退としたのは金額を記入して、もし落札すれば違約金が発生するので、金額を記入しなかった。
判断に迷いましたが、前日までに量販店や知り合いの小売店に連絡し、価格の妥当性や天井取付の手間を聞いていましたので、賛成いたしました。