2010年04月25日

吉屋信子記念館と鎌倉文学館へ

昨日午後から行ってみたかった上記2館を訪問しました。

鎌倉駅におり、観光案内所を駅員さんに尋ねると改札を出たところすぐにありました。
今日の宿を求める方や、外国人の問い合わせにもてきぱきと対応しておられます。
私は吉屋信子記念館に徒歩で行きたいと申し出たところ、地図で親切に教えて下さいました。改めて観光案内所のありがたみを実感しまた。
和泉市では和泉中央駅の観光案内所は駅構内にあり、すぐわかりますが、和泉府中の観光案内所は駅から商店街に数分歩くため、分かりづらいのではないかと思います。
これからの駅前整備ではこの点を解消する予定となっているはずですが・・・・・。

駅から徒歩20分位で記念館に到着しました。住宅地の中のひときわ緑の多い場所が目的地でした。
この記念館は「自分の得たものは社会に還元し、住居は記念館の様な形で残してほしい」という故吉屋信子さんの遺志により、土地・建物などが鎌倉市に寄贈され、昭和49年に開館したそうです。
設計者は近代数寄屋建築の第一人者と言われる 吉田五十八氏です。氏は大阪文楽座、明治座、日本芸術院会館なども手掛けられたそうです。

記念館は約570坪の敷地に70坪の平屋建てです。吉田氏は吉屋信子さんに「奈良の尼寺のように」と望まれてこの家を設計したそうです。

玄関には武者小路実篤の額がかかり、応接室に入ると係りの方が優しく迎えて下さいました。多い時は一日で300人も来られることがあるそうですが、私が行った日は午後3時過ぎで100人ぐらいの方が訪問されたようです。

北向きの書斎からは藤棚が見え、咲きかけの藤の花と黄色の菜の花がきれいでした。
南に広がる庭には吉屋信子さんが好きだっと言われるボタンの花が咲いていました。
しだれ桜かと見間違う大木はしだれ梅だそうです。
沢山の花をつけた柏の木(柏餅に使う柏です)も住居の近くにありました。
この建物は多くな窓と天井の作りが特徴とのことです。
大きな窓は時間市ましたが、天井までは気がつかず帰宅後頂いたしおりで気づきました。

吉屋信子さんが生きた時代は女性が職業を持って自立するのは生半可では出来なかった時代です。
女学校を卒業し、進学を望んだものの厳格な父と昔堅気の母に理解されず、よき理解者で会った三兄のすすめで、一時代用教員になったそうですが、文学への夢を捨てきれず、投稿を続け、やがて稿料を得るまでになります。
その後は少女小説、・家庭小説・伝記とジャンルを広げ、最後は病魔と闘いながら「女人平家」を完成させました。

私が訪問した時は少なかった訪問者も徐々に増え、中には赤ちゃんを抱いて訪問されている方もおられました。

社会教育施設として活用していますので、一般公開日以外はここで句会や短歌会・踊りの会なども行われるとのことです。
記念館として故人の意思を活かし、立派に活用していることは非常に参考になりました。

続いて訪問したのはすぐ近くにある「鎌倉文学館」です。
ここは加賀百万石藩主前田利家の系譜である旧前田伯爵家の鎌倉別邸でした。
昭和五八年に建物が鎌倉市に寄贈されました。
緑の中に青い屋根の洋館が建っています。ここは第二次世界大戦後、デンマーク公使や佐藤栄作元首相が別邸を借り、別荘として使用していたこともあるそうです。
また、三島由紀夫は、小説「春の雪」に登場する別荘を鎌倉別邸をモデルに描いているそうです。

当日は「高浜虚子」特別展が開催されていました。
虚子は100年前の明治43年に鎌倉に移り住み、ここを終の棲家としたそうです。

展示では鎌倉にすんだ文人たちが多く紹介されていました。
一部では鎌倉文士と言われる大佛次郎、川端康成、久米正雄、小島政二郎、小林秀雄、高見順、永井龍男など。
二部では鎌倉は 万葉集を始め、多くの古典文学に名が記されていますが、古典文学として「吾妻鏡」、「徒然草」、「太平記」、義経記」などが展示されていました。

また次のコーナーでは明治、大正、昭和(戦前)に鎌倉にゆかりを持つようになった文学者は300人を超えるそうですが,泉鏡花、島崎藤村、有島武郎、夏目漱石、与謝野晶子、高浜虚子、萩原朔太郎、芥川龍之介、佐々木信綱、中原中也などです。
昭和(戦後)・平成では立原正秋の様に鎌倉の住み、鎌倉を舞台に作品を書く作家が出てきたようです。

立原正秋、川端康成、今東光等の自筆原稿も展示してあり、興味深く拝見して来ました。

春と秋にはバラ祭りが開催され、186種、221株のバラを観賞することも出来るそうです。







masako_hiroba at 16:31コメント(2)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by 一市民   2010年04月26日 22:49
市民の税金からいただいた給料で遊びまわっているんですね。よろしいですね〜市民はみんな遊びにも行かずに毎日働きづめですよ。夫婦ともにプロ市民ってのはずいぶん余裕なんですね。それでよく市政をひはんできたもんだ。役所の連中は泥まみれで頑張ってますよ。鎌倉でよい日々をね〜
2. Posted by ある市民   2010年04月27日 09:14
1 ホント、ホント。夫婦揃ってプロ市民っていいですね。
懇話会の市民報酬の低さを批判してたのは、自分ところにもっと金をくれって意味だったのか〜(笑)。

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