2011年01月01日

昌子の広場第112報をアップしました

新春のご挨拶  小林昌子
昨年の漢字一文字は「暑」本当に厳しい夏でした。皆様にはお変わりございませんでしょうか。この「暑」に負けず劣らず昨年は大きく変動する或いは変動を予感させる一年でした。
国際的には、尖閣列島問題や北朝鮮の韓国砲撃があり、平和ぼけと言われた日本に戦争という言葉だけの世界から、現実問題として認識せざるを得ない事態となりました。これに対し民主党政府は的確な対応が出来ず、この国の国土保全や安全保障の面で大きな心配を禁じえません。
国内的には、財政問題、地球温暖化問題、TPP問題と課題山積に現政府は十分な対応がなされているとは言えず、ねじれ国会もあって国政は停滞を余儀なくされています。大連立さえ叫ばれ、民主党政権誕生の時に熱気に包まれた高揚感は遠い昔の話のようです。
和泉市では新しく誕生した市長の公約の実現がどうなるかが大きな関心事でしたが、ようやく昨年末に市長は1年限りで公約を実施すると表明しました。しかしこの公約実現は財源を市の貯金である基金に頼ったもので、財政規律の面からも大きな問題があるとともに、地方交付税を受けている(市税の収入が不足している自治体への国からの補填)自治体が、自らの税収を減らす措置に正当性があるのか疑問がありますし、現実に起債制限を受ける可能性が全く無くなった訳ではありません。市は起債制限を回避出来ると考えていますが、万一の対応は出来ておらず、危機管理の面でも問題です。
昨年大きな問題となった上伯太線問題は、市が前市長や現職職員を訴えるという和泉市では前代未聞の展開となっています。裁判で事実関係が明らかになるとともに、それを元に実効ある再発防止対策の策定が望まれます。今年は良い便りが届けられますよう願っています。
2011年正月
会報第112報

masako_hiroba at 11:30コメント(0)トラックバック(0) 

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