2011年08月03日

知事と地元住民が槇尾川ダム中止後初の意見交換会

本日午後8時から南部リージョンセンターにおいて「槇尾川上流部の治水対策に関する地元住民と知事の意見交換会が開催され、先ほど帰宅しました。

今回も関係者以外の住民は傍聴ができず、会場の1階ロビーで待っていました。
会議が始まって約2時間後に会場から人が出てこられ、数えるとその数116人。
記者の方が数人含まれているかもしれませんが、大体あっているはずです。

会場についてすぐ大阪府職員に人数をお尋ねしたら、「お答えできるかどうか判断できません。」「資料はありますか」と問うと「お渡しできるか判断できません」と木で鼻をくくったような返事が返ってきましたので、意地になり数えました。

参加者は和泉市関係では上流部の住民および辻市長,飯坂副市長、溝川部長等の市幹部や関係の市職員、大阪府議2人、地元の市議会議員等でした。

会場にいた人に聞いたところでは、今夜は穏やかな雰囲気で推移したようです。

ダム中止にいたるまでの知事と地元の話し合いはいつも緊迫感に包まれたものでしたが、大きな様変わりです。
新潟豪雨でダムからの放流によりかえって水位が上昇し、地域に被害をもたらしたことも影響しているかも知れません。

住民からはダム中止を受け入れるので地元要望を実現してほしいとの発言があったようです。
たとえば道路は予定通り完成しその両側には桜並木を作り、観光の名所にしたい。

山肌の修復を行い森を創造する。信号を設置してほしい等です。

それにしても再評価委員会や有識者会議に上流部の河川改修費用が提示されていましたが、今まで全く測量をせず、よくあれだけの試算が行えたものだと感心します。

今本先生や宮本さんのお話では大阪府提示の何分の一かで出来るとうかがっていましたので、河川改修の費用がどれほどになるか楽しみでもあります。



masako_hiroba at 23:37コメント(1)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by 浜田   2011年08月04日 11:19
5 さっきのNHKラジオニュースで言ってました
堤防かさ上げなどで洪水対策をしていくことに一定の理解を得たと大阪知事がコメントしたとか 
その後小林さんの脱ダムメールからブログに入って読ませてもらいました  
新潟豪雨のダム放流は人災だしダムの限界ですよね もっと騒いだらいいと思います
8日三重県知事が市長懇談で伊賀入りし私たちは傍聴出来ます 発言の機会をうかがいたいと思っています
全く今ほど追い風の時は 無いですよね 

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