2014年02月03日

黄金塚古墳見学

1年半越しの願いが叶い、今日黄金塚(こがねづか)古墳を見学することが出来ました。以前から常任委員会の視察を市内の各所も対象にして行えないかと思っていましたので、今日はその意味合いもあり,副委員長の森さんと参加してきました。
場所は上代町。今は約8割が和泉市の所有となっているため、墳丘の周囲は耕作されていませんが、以前は信太山丘陵の西端に広がる棚田の風景の中にあったそうです。すぐ近くには泉北環境施設整備組合があります。軽自動車がかろうじて通れる道路を進んでいくと、左手前方に小高い丘が見えてきました。パンフレットでは幾度も見た黄金塚古墳です。説明のパンフレットには終戦の年一人の少年が戦争の爪跡残る和泉黄金塚古墳を見つけました。とあります。この少年こそが後に同志社大学教授になられた森浩一先生です。
墳丘の中央部には石碑が建てられており、その碑には昭和25年秋、昭和26年春調査。文学博士・関大教授 末永雅雄 助手 島田暁 助手 森浩一とありました。この碑はこの墳丘部分を所有しておられたSさんが28年秋 彼岸に建立されたものです。
お話ではこの古墳は数少ない未盗掘の古墳だそうで、発掘された中で最大のものが「景初三年(西暦239年」の銘が刻まれた画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)で、全国で初めてであり、今でも数例しか発掘されておらず、重要文化財に指定されています。

今はまだ誰でも見学できる状況にはなっておらず、又今後買い上げるべき地域も2割ほど残っているそうです。
現有している場所の整備方法と公開に向けての施策を考えていかなければなりませんが、市民の皆さんの知恵と力をお借りしないと、とても長い年月がかかってしまうとも感じました。

可愛いマスコットキャラクターも決定しましたので、今後市民の目に触れる機会も多くなると思います。P1080980
もう少し整備できればシティプロモーションにも、役立つ資源です。P1080986P1080981


























masako_hiroba at 23:12コメント(0)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ