2016年08月01日
昌子の広場第177報をアップしました
暑中お見舞い申し上げます。
参議院選挙が終了後国民の関心は東京都知事選挙に移りました。最初から組織に頼らない戦術で、いの一番に名乗りを上げた小池百合子さんが都知事となられましたが、2020年に開催予定の東京五輪・パラリンピックの費用負担については甘い見通しだったため、そのツケが都の納税者に回されようとしています。このことについて小池百合子さんは「経費の内訳、積算根拠を精査する」と選挙期間中発言されていたようですが、一連の動きは多くの地方自治体でも見られる現象と良く似ているように思います。
計画段階では夢を持たせる青写真を描きながら、それが実現に向かって動くときにはこんなはずではなかったと、どんどん削られていきます。
人口が伸び続け、前途洋々であった和泉市も平成25年9月の187,560人を最高に、直近の28年5月では186,552人まで減少しています。
ただし今後については来春開校予定の「南松尾はつが野学園」就学予定の宅地販売が加速されれば人口は増加に向かうかもしれません。しかしそれも数年間のことで、他の自治体同様、人口減と高齢化対策が喫緊の課題となってきます。
勿論行政もこのことは強く意識しており、私が長年主張してきた「公共施設管理計画」の作成は担当者が自前で作った資料をもとに、現在専門家で構成する審議会で議論中です。過日その審議会を2回傍聴しましたが、専門家から示唆に富む提案や指摘が多く出され、実のある議論がされていました。
また昨年12月議会では子どもの貧困問題等を取り上げ、子ども食堂や東京都足立区の様な大掛かりなアンケート調査の必要性を訴えました。当局はその時は前向きではありませんでしたが、今回6月議会で大阪府の補助金450万円を活用して、9月初旬から下旬にかけて「子ども生活実態調査」を行い、専門機関にアンケートの分析も依頼するとの事です。対象は小学5年生と中学2年生の3700人とその保護者です。貧困の連鎖を断ち切るためにも大事な調査になるものと確信しています。
また子ども食堂はある地域の民生委員さんのご尽力により、この夏休みにテストケースですが実施されます。こちらは見学をお願いして快諾をいただきましたので、機会があれば皆様にご報告したいと存じます。
さて、和泉市の市議会議員選挙は7月27日に立候補予定者説明会が開催され、定数24に対し30陣営が参加しました。9月4日の告示で4年に一度の暑い厳しい選挙が始まります。
これから暑さも厳しさを増してまいります。どうぞご自愛くださいませ。
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コメント一覧
はつが野(松風台)の会館用地確保の邪魔をしたくせに。
なんて嘘つきな人なんだ。チラシは書いたもの勝ちですか。
暑さが続きますが、ご自愛ください。