2019年10月01日
子宮頸がん予防接種について
和泉市で平成25年にスタートした『子宮頸がん予防接種」のその後の状況が気になりましたので、調べてみました。子宮頸がん予防接種がスタートしてまもなく、全国でこの予防接種によると思われる副反応(ハンマーで殴られるような頭痛、ナイフで切り裂かれるような筋肉痛、内臓をつかまれるような腹痛、母親がわからなくなる記憶傷害等)、当時テレビなどで放映された映像はとても重篤な症状でした。
良かれと思って接種した子どもや保護者にとってはこのような状況になるとはまったく想像できないことであったでしょう。
その後副反応で苦しむ125人の被害者が国と製薬会社を相手に裁判を起こし、責任と被害救済、再発防止を求めて全国4箇所で薬害裁判を起こしています。しかし最近はこの種の報道が全くと言っていいほどありません。被害者の皆さんが団結して「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を結成されまし
た。
連絡会のひとつである大阪のHPを拝見すると2019年9月12日に第12回口頭言論が行われたとの報告がされていました。原告のお一人は中学1年生のときにワクチン接種を受けることになったきっかけを次のように話されています。「担任の先生から必ず3回受けるように。期限までに受けると無料だが、期日を過ぎると5万円が必要になる。ワクチンを受けることで子宮頸がんを予防できる。」と説明されたそうです。1回目と2回目の接種後いずれも高熱、腕の痛み、しびれ、頭痛、吐き気が起こり、3回目を受けたくないと親に訴えたそうですが,「3回受けないと効果がないから」と聞いていたため、渋々3回目を受けました。3回目の接種後は以前の症状に加えあごの痛みがひどく、食事はスプーンで流し込めるものしか食べられなくなり、右半身の麻痺症状や痛み、だるさから登校にも支障が出ていたとの事です。又学力低下で家庭教師に来てもらえるようになったそうですが、余りにも簡単な計算が出来ないので、脳の病気ではないかと疑い、両親に大きな病院での診察を勧めてくれたそうですが、脳外科でも異常は見つからなかったそうです。
最近はこの種の報道を目にしたり、聞いたりすることはほとんどありませんので、和泉市の状況を保健センターに問い合わせ、教えていただきました。市内の接種者は以下のとおりです。
平成25年→515人
平成26年→38人
平成27年→18人
平成28年→11人
平成29年→29人
平成30年→46人
平成29年以降微増傾向にあるのは少し心配です。国は平成25年6月に厚労省から積極的勧奨の一次差し控えについての勧告を出しています。
その通知には「ワクチン接種をした方も20歳になったら子宮頸がん検診を受けることが大切です。」と。
子宮頸がん予防ワクチンは子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があるわけではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら必ず2年に一度の子宮頸がん検診を受けましょう。定期的に検診を受ければ、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期の段階で発見することが多く、経過観察や負担の少ない治療で済むことも多いのです。」とあります。
子宮頸がんワクチンのお知らせを子どもさんが持ってきたら、まずは情報収集をしてリスクの程度をしっかり確認してご判断ください。
良かれと思って接種した子どもや保護者にとってはこのような状況になるとはまったく想像できないことであったでしょう。
その後副反応で苦しむ125人の被害者が国と製薬会社を相手に裁判を起こし、責任と被害救済、再発防止を求めて全国4箇所で薬害裁判を起こしています。しかし最近はこの種の報道が全くと言っていいほどありません。被害者の皆さんが団結して「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を結成されまし
た。
連絡会のひとつである大阪のHPを拝見すると2019年9月12日に第12回口頭言論が行われたとの報告がされていました。原告のお一人は中学1年生のときにワクチン接種を受けることになったきっかけを次のように話されています。「担任の先生から必ず3回受けるように。期限までに受けると無料だが、期日を過ぎると5万円が必要になる。ワクチンを受けることで子宮頸がんを予防できる。」と説明されたそうです。1回目と2回目の接種後いずれも高熱、腕の痛み、しびれ、頭痛、吐き気が起こり、3回目を受けたくないと親に訴えたそうですが,「3回受けないと効果がないから」と聞いていたため、渋々3回目を受けました。3回目の接種後は以前の症状に加えあごの痛みがひどく、食事はスプーンで流し込めるものしか食べられなくなり、右半身の麻痺症状や痛み、だるさから登校にも支障が出ていたとの事です。又学力低下で家庭教師に来てもらえるようになったそうですが、余りにも簡単な計算が出来ないので、脳の病気ではないかと疑い、両親に大きな病院での診察を勧めてくれたそうですが、脳外科でも異常は見つからなかったそうです。
最近はこの種の報道を目にしたり、聞いたりすることはほとんどありませんので、和泉市の状況を保健センターに問い合わせ、教えていただきました。市内の接種者は以下のとおりです。
平成25年→515人
平成26年→38人
平成27年→18人
平成28年→11人
平成29年→29人
平成30年→46人
平成29年以降微増傾向にあるのは少し心配です。国は平成25年6月に厚労省から積極的勧奨の一次差し控えについての勧告を出しています。
その通知には「ワクチン接種をした方も20歳になったら子宮頸がん検診を受けることが大切です。」と。
子宮頸がん予防ワクチンは子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があるわけではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら必ず2年に一度の子宮頸がん検診を受けましょう。定期的に検診を受ければ、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期の段階で発見することが多く、経過観察や負担の少ない治療で済むことも多いのです。」とあります。
子宮頸がんワクチンのお知らせを子どもさんが持ってきたら、まずは情報収集をしてリスクの程度をしっかり確認してご判断ください。
コメント一覧
1. Posted by LyoMghOaZ 2020年01月13日 21:56
YpaDdXHJ
2. Posted by unTlfpoqPQBiKdCj 2020年01月13日 21:56
axylpMuRhWBVEsHz
3. Posted by pmYQwSBE 2020年05月24日 18:52
UmoBMYeLEwbJcF
4. Posted by ayQZTCPJcBYn 2024年02月15日 05:18
ofUAcGtXLzN
5. Posted by CbsIAqveWy 2024年04月24日 15:57
CXHgzFjE
6. Posted by GpQandYtChkXEoR 2024年08月06日 13:06
lIDiOvBTfc