僕らは靴をつくっています。

皆さん こんばんは。

僕らの靴工場 シンノウです。

皆さんそれぞれだと思いますが、年間に何足靴を買われるでしょうか?

靴が壊れた時やセールの時、また店頭などで偶然出逢う新しい靴などなど、それぞれだと思います。

しかし、せっかく出逢った靴も店頭で足入れをした時にはピッタリだと思い買われても、いざ履いてみると、カカトが擦れたり、指が当たったり、甲がキツかったりと思っていた以上に履きにくいと感じた経験があると思います。

そんな靴達はきっと履かれることなく下駄箱の中で眠るか、捨てられてしまうことだと思います。

足と靴の関係は思っている以上に難しいです。

例えば、足長が230だとしても足囲が合わなければ履くことは出来ません。

足囲が合っていても足長が合わなければ同じように履くことはとても困難です。

若い時には、少しの我慢で履いていた時期もあると思いますが、歳を重ねれば重ねるほど、その我慢は出来なくなります。

店頭やネットで売られている靴が全て合えば何の問題もありませんが、一つの靴は誰にでも合うようには作られていません。

それを一番知っているのは僕ら靴を作り、売る僕らです。

それでも、何故か全てのお客さまが満足のいく履き心地を体感出来ていません。

本来ならモノを作り売る僕らがその責任をしっかりと持たなければいけないはずだと思います。

それでも、僕らがその責任を持たずにモノを作り売る事は僕らの都合の他ありません。

きっと、そんな姿勢が、年々悪くなる今の僕らの現状を作り出したように思います。

一人ひとりのお客さまの足と向き合うことは
オーダーメイドでない限り無理かもしれません。

しかし、お客さまに満足してもらう為の僕らの靴作りは、出来ることは、まだまだ沢山あると思います。

国内の靴工場だからこそ出来る…
国内の工場でしか出来ない靴作りをしていきたいと思います。
∼coco∼
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皆さん こんばんは。

僕らの靴工場 シンノウです。

忙しい日々が続きます。

すっかりブログがおろそかになってしまいました。

毎日、帰宅してからお酒をチビチビ呑みながらブログを書きますが、最近は書けずにそのまま寝てしまいます(笑)

最近は毎日ひたすら生産現場にて吊り込みをしております。

平均200足近く吊り込むますが、毎日汗だくになります。

これだけ汗を書くのだから少しは痩せるのかと思いきや、全く痩せませんね(笑)

きっとチビチビ呑むお酒のお陰だと思います。

僕がこの靴工場に入って20年以上になります。
それでも、日々の生産の中で、沢山の発見があります。

20年もやっていれば、何でもわかっているような気になります。

同じ物を永遠に作り続けるならそれもあるかもしれませんが、変わりゆくデザイン、新しいパターン、新しい材料と毎シーズン作り方を作っていると、その課題は永遠に終わらないのだろうと思います。

しかし、そんな作りのこだわりも一般の方達からすれば、何がどう変わったのか?も説明しなければきっと気付かれないと思います。

また、それをお客さまに伝えることが出来たとしても、果たして価値として認められるのかもわかりません。

それでも、僕らはどうすれば履きやすい靴を作れるのか?を追求しています。

その本当の価値をお客さまに知って貰う為には、作りだけでなく別のアプローチも必要だと思います。

僕らが日頃靴を作る工程をどれだけわかりやすく説明する事が出来るのでしょうか?

むしろ、必要の無い事までしているのかもしれません。

僕らがお客さまにとって…と考えている事が実はそれよりも…これを何とかしてほしい…と
考えられている事もあると思います。

作るだけでなく伝える
伝えるだけだなく、お客さまの声を反映できる
そんな靴工場になりたいと思います。

∼Salvatore Ferragamo∼
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皆さん こんばんは。

僕らの靴工場 シンノウです。

僕らの靴工場はワンシーズンで約100近いデザインを生産します。

1デザインに対して3色作りますが、色も違えば材料も違い、毎日の生産ではいつも新しいデザインが生産されます。

靴の生産は材料が変わると、機械のから吊り込みの設定などが全てかわります。

吊り込みはアッパー(靴の上部分)をラストに沿わせていく作業です。

今日も新しいデザインの生産がありましたが、
上手く吊り込めずに往生しました(笑)

勿論、生産に入る前にパタンナーやデザイナーが問題なく生産出来るように設定はしてくれていますが、やはり何かしらの問題は時々あります。

問題が無い場合、生産はそのまま進みますが、
問題が発生した場合は問題を解決する為に生産工程が増えてしまいます。

生産工程が増えると、時間がかかり生産が大きく遅れてしまいます。

デザイン点数が多ければ多い程、問題は起こりやすくなりますが、それらを解決するのもまた、現場の仕事だと思っております。

いや…問題はない方が良いですけどね(笑)

生産は同じモノを沢山作る方が、効率もよく利益も大きくなります。

しかし、大量に作るには大量の発注が必要となります。
そして、大量の発生には必ず価格の問題があります。

数が大きくなればなる程、安い価格を求められます。
しかし、その価格では赤字になってしまいます。

工場は動かさなければいけないのは百も承知で
す。
しかし、赤字で大量に作られる靴は誰の為の靴なのでしょうか?

もし、その先に未来があるのなら必要だとは思いますが、僕にはその先に未来があるとは思えません。
 
僕らは僕らが考える未来の為に靴を作りたいと思います。

明日も新しいデザインが待っています!

お休みなさい。
∼Yves Saint-Laurent∼
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