2009年04月17日

耳でピナ

Vollmund2 管理人です。引き続き雑談シリーズですが、これは凄い。

 ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団は昨年春にも来日して、壁ぶっ壊してどーん!で唖然のはじまりかたをする《パレルモ、パレルモ》(1989年)と、水をとっても効果的に生かした《フルムーン》(2006年)を上演して泣かせてくれたわけですが(リンク先の作品名をクリックして美しい写真をご覧あれ!)、猛烈に素晴らしかった《フルムーン》の、サウンドトラック盤(てかコンピレーション盤)が2枚組で登場しました。

 『"Vollmond"(フルムーン)/ピナ・バウシュの劇場から』[発売:ビデオアーツ・ミュージック/販売:コロムビア/VACM1373/4/4200円]というタイトルです。Amazonとかだと「フルムーン」と検索すれば出ます。
 これはピナ・ファン感涙。


 もちろん世界初ですよ。
 ピナの作品を観るという、人生をじわじわと良い方へ変えてくれるような「体験」は、映像で追体験することはできないので(舞台の映像化はごく一部を除けば無いに等しいし)、ほんとに記憶の中で生き続けるしかないわけですが、《フルムーン》で使われた音楽を集めたこのアルバムの登場で、耳があの記憶をゆっくりと掘り起こしてくれるではありませんか。

 《フルムーン》でも作品が使われた(ピナの大ファンでもある)三宅純さんプロデュースで、こんな夢企画が誕生したことに、もう感謝あるのみ。最敬礼であります。
 なにしろピナ作品の選曲センスの凄さですよ。振付家ご本人ももちろん関わってるわけですが、聴きながら思い出し感動ですよこれは。もっか聴きまくり盤。

 ブックレットに収録された写真がまた美しいこと。CDサイズなのが惜しいですが。
 ‥‥あ、ピナ作品恒例、ダンサーさんがマイク持って喋るやつとかは、CDには入ってません。

 本もご紹介しときますか。
ピナ・バウシュ?怖がらずに踊ってごらん (Art edge)
ピナ・バウシュ?怖がらずに踊ってごらん (Art edge)

 他にも何冊か出てますが、まずはこれからじゃないでしょうか。というわけで、バレエ/ダンス関連情報でした。

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