2020年06月02日

イースターカクタス

これもKiさんからもらった。去年初めて6輪咲いたが、今年は倍以上。

イースターカクタス1
















イースターカクタス2

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雨のビヨウヤナギ

ビヨウヤナギ1















昨日は雨。雨のなかでビヨウヤナギの最初の一輪が咲いた。
この花もイチイの木の下にあって日当たりが悪いのだけれど、あまり気にしないようでたくさんの蕾をつけている。


ダブルデライト6















ダブルデライト。この花、1週間ほど前に茎を折ってしまった。ガムテープでぐるぐる巻いたのだけれど、うつむきがちだった。それなのに咲いた。栄養が行き渡らないのか、白いままである。水滴はぼくの涙。


更紗空木7

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2020年06月01日

十薬(ドクダミ)

こころ歳時記1こころ歳時記2この本、枕もとで読むことが多いので、何度も読む。季節の花、食べ物、行事などが書かれていて楽しい。著者の吉元さんは、「ジュピター」などを書いた作詞家。
挿絵は、片岡鶴太郎さん。

今日から6月。6月にはドクダミの項がある。
「十薬」と書くようだ。さまざまな薬として使われてきたかららしいが、庭でも畑でも歓迎されない。

でも前の家のTさんは栽培している。八重だからだ。

ドクダミの花2
















ドクダミ2
















もちろん家の玄関にも。

ドクダミ3

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ジャガイモ

ジャガイモ収穫今年は畑の区画を一枚増やし、ジャガイモを植え付けた。男爵、メークィーン、キタアカリを植えた。インカの目覚めは去年うまくいかなかったのでやめた。
でもたくさん作りすぎて、他の植付ができなくなったので、まだ早いが一部を収穫することにした。
さすがにまだ少し小さい。

となりのK0さんのところではジャガイモの花がたくさん咲いている。
ムラサキはメークィーン、白はわからない。

ジャガイモの花2
















ジャガイモの花3

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2020年05月31日

ズーム会議

昨夜はズームで青年劇場全国後援会の幹事会。
息子がズームの設定を新しくしてくれたので、大きな画面で人の顔も見られて、快調だった。司会をしていてもこれまでと疲れがまったく違う。

この幹事は北海道から九州までの人たちがいるのだが、集まるのが大変で前回は確か4,5名だった。ズームのこの会議には9名が参加した。初めてお顔を拝見する方もいる。沖縄の大城辰彦さんや高良鉄美さんとは久しぶりに「お会い」した。
ズームによる新しい可能性の発見である。

新型コロナが騒がれるようになった早い時期に、どこか外国の学者だったが、コロナの後は第4次だったか第5次だったかの産業革命になるだろうと新聞で言っていたが、テレワークなどを含めて労働のあり方も変わることになるのだろう。

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あじさい

あじさいのはなは、緑から白に変わり、それから鮮やかな紅や青に変わっていく。
そのあわいがいい。

あじさい0
















あじさい
















あじさい1

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感染症と文明

感染症と文明この本を読んだOさんが送ってくれて読んだ。
新型コロナ感染との厳しい緊張下にあるということもあるが、知的刺激に満ち満ちた本だった。感染症という視角からあらためて人類史を考え直した。
堅い本だが、専門的知識なしで読めて、医学について学ぶことも多い。医学医療にとどまらない著者の広い見識のおかげもあろう、文体のせいもあろう、小説のように面白い。アフリカの天然痘退治の旅など冒険ものである。ロンドンペストでケンブリッジのトリニティカレッジが休校になったおかげでニュートンが新しい発見をしたというような逸話も。世界中の国が出てくるので、世界地図は広げておいた方がいい。地理の勉強にもなるが、ウォーラースティンの世界システム論や従属理論など世界史の勉強にもなる。

天然痘、結核、寄生虫、ペスト、麻疹(はしか)、黄熱病、ハンセン病、ポリオ、マラリア、エイズ、エボラ出血熱、スパイン風邪、インフルエンザ、……人類の歴史はさまざまな感染症との戦いの歴史だった。

感染症は、「文明」が成立して始まった。文明は感染症の「ゆりかご」になる。
文明が拡大すると、感染症のレパートリーを増大させる。豊かになる、という表現まである。
感染症は、生物学的障害として文明を保護することもある。
疾病の存在が社会の構造を規定することがある。(インドのカースト制度など)

著者は、ヒトと病原体の「共進化」「共生」を唱える。病原体が人間の命を奪うことを容認するのではない。著者は、「もしかして」という前提をつけて病原体の「根絶」は長い目で見て正しいのだろうかという疑問を提出している。このあたりは未決の課題である。

この本を読んで、山中伸弥さんが「ファクターX」を探せといい、6つのファクター候補を挙げている提起の意味が少しわかるようになった気がする。


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2020年05月30日

島ラッキョウ

島ラッキョウ畑では、唐辛子、しし唐、ピーマン、カボチャ、落花生などの植付、定植をしている。
今収穫できるものは、イチゴ(今年は豊作で、まだ採れる)、玉ねぎなどだが、島ラッキョウを採って見た。まだ少し小さいのもある。

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シモツケ

シモツケの最初の一輪が咲いた。
この木は、キブシの下にあって日光があたらないのでかわいそうなのだが、ほかに移しようがない。
キシモツケ(木下野)とも呼ばれるのは、シモツケソウ(下野草)と区別するため。
栃木で発見されたからシモツケ。

シモツケ1
















シモツケ2

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牧水

朝日新聞5月16日、「平田オリザが読む古典百名山」に、伊藤一彦編『若山牧水歌集』(岩波文庫)が紹介されていた。すぐ読みたいと思ったが、図書館は休館中である。アマゾンを見ると、新刊は品切れである。さてはこの記事の影響かと思い、岩波書店のオンラインストアを見ると、残部僅少とある。高い送料だがしぶしぶ買ったのが着いた。

記事で、平田さんは、牧水は文学史的には自然主義に位置づけられるが、
幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく
を、「啄木が言うところの日露戦争後の『時代閉塞の現状』と重ね合わせることには無理があるだろうか」と問うている。「日本の自然を愛した牧水の歌は 変わりゆく国のあり方を嘆く魂の叫び」ではないかと。
平田さんは、この問いを伊藤一彦さんに直接ぶつけてみたことがあるのだそうだ。伊藤さんは、「それはたしかに、新しい解釈ですね」と苦笑したという。

牧水1その答えは、『歌集』の「解説」にある。
牧水の生きた時代の日本は「富国強兵」をめざした。西洋文明の重視は「自然をもっぱら開発すべき対象」とした。個人は「立身出世」をめざした。牧水は、それに逆らった。しかしそれは、「自己の『あくがれ』と『寂しさ』にあくまで忠実に生きようとした結果」であり、そこに「近代の国家や文明のありようが逆に照射されているのである」。自己を押しつぶす社会に意識的な批判と抵抗を試みた啄木とは違う。

牧水3近代日本文学は、強大に複雑に発展する社会に抗して近代的自我を確立しようとしたものだが、『牧水の心を旅する』で、伊藤さんは「(『病院に入りたし』の右の四首には)自我と言いえるほどの立派な自己はない」とつれない。牧水の「おかしみ」は、たくまざる「人間性」からであり、「立派な近代的自我をめざす人には生まれようがない」と皮肉っぽい。
しかし、「真の文学者は個人的に生きて個人性を大きく超えた意義」をそなえるものであり、牧水はそういう文学者だったとし、牧水への愛情と尊敬を隠さない。


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2020年05月29日

マツヨイグサ

マツヨイグサ1
















マツヨイグサ2
















畑に遅くまでいて、夕闇が迫ると咲きはじめる。
この花をぼくはずっと月見草だと思い、今でもつい月見草と呼んでしまう。
「富士には、月見草がよく似合う」と言った太宰治も同じで、黄色とあるのでこのマツヨイグサのことだろうと言われている。

竹久夢二は、この花を宵待草と呼び、詩を書き、のちに高峰秀子さんが歌った。
「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」
自身の、千葉の犬吠埼での失恋のときだそうだ。
一説には、大逆事件のときのことを書いたという説もあるそうで、夢二は事件のとき2日間拘留されていたということは初めて知った。(この事件で山頭火は逮捕されており、牧水は「主義者」(社会主義者)と呼ばれた。)
宵待草という言い方は、夢二の誤記とする解説もあるが、待宵草とも書いているので、あえて宵待草と言い換えたと思う方が、語感もよくていい。

いまごろ長野の庭にも咲いているだろう。
庭はカラスノエンドウが繁茂しているだろう。シラカシは西側の通路をふさいで迷惑をかけていないだろうか。家の中に置きっぱなしの6つの鉢は腐ってはいないか。ことは植物の命にもかかわるので、来週には行ってきたい。


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2020年05月28日

コロナ禍下の演劇

新宿3丁目電車で通勤・通学している方には申し訳ないが、ぼくは3月11日以来、電車に乗っていない。でも今日は、青年劇場の打ち合わせで新宿3丁目まで行かなくてはならなかった。人込みはもはや怖いので、決死の覚悟で行った。乗り方をおぼえているかという不安もあった。

案の定、2度間違えた。まず和光市で乗り換えるのだが、当然副都心線だと思って乗ったのだが、有楽町線だった。気がついたのは、次は飯田橋という車内アナウンスで、回り道をしたけれど市ヶ谷で乗り換えて都営線で行けばいいかと乗ったら、今度はなかなか止まらない。快速だか急行だかでめざす駅を通過して新宿まで行く羽目に。そこから折り返してようやく着いた。やれやれ。

新型コロナ禍の影響について話を聞いた。
新劇の劇団はどこも、収入のもとである公演ができない。独自公演も学校公演も地域の鑑賞会公演も軒並み中止で再開も年内は目途が立たない。俳優さんたちは、収入源が立たれ、アルバイトもできない状況にあり、廃業・転職せざるを得ない人もいる。中小企業や小規模経営者対象の持続化補助金を個人事業主として申請しているという。劇団は、家賃補助や雇用調整助成金を申請しているが、損害は莫大だ。新劇の劇団の中では。倒産する劇団が出てくるのは必至だが、歌舞伎や劇団四季のような大手商業演劇団も大変らしい。日本の文化を後退させてはいけないと思う。


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ダブル・デライト

ダブルデライト
















ダブルデライト2
















4番目、最後のバラ、ダブル・デライトが咲いた。
一昨年、小学校のときの恩師の高畑栄子先生を訪ねたとき、娘さんのヒロミさんからもらった。ちょうどこの日(5月28日)でヒロミさんの家の庭には、いろいろなバラが咲き乱れていた。

高畑先生には、小学校1年から3年の2学期まで教わった。
臆病で人見知りで世界が恐怖のぼくは何事にも引っ込み思案で、通信簿の所見欄には先生はいつも「消極的」と書いていた。その漢字は先に覚えた。先生は何とかもっと元気に活発にと励ましてくれた。1年の学芸会で「金太郎」の主役をやることになったのにもそういう配慮があったのかもしれない。熊はクニオちゃん、ウサギはヨシコちゃん、タヌキはハルコちゃんだった。

先生は出産のために退職したのだが、その後は手紙や年賀状のやりとりはあったが、ぼくが高校生のころ、一度会っただけだった。もう何十年もお会いしていなかったが、90才を過ぎ、筑波の娘さんの近くに越してきて、会いに行ったのだった。行くと決まった日から、毎日のように電話があって、楽しみにしていてくださったようだ。
先生はお元気で、食事も話もぼくよりも活発だった。

今年も明けてしばらくしてから、年賀状の返事の代わりに、ヒロミさんから先生が去年の暮れに亡くなったという知らせが届いた。お会いしておいてよかったと思うとともに、また訪ねるという約束を果たせなかったことを悔いた。

ダブル・デライトは、赤とクリームの両方の色を楽しめ、香りもいい。


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2020年05月27日

アマリリス

アマリリス1昨日、咲いた。
1本の茎に2つの花が咲く。
初めて咲いたときは、花の巨大さに驚いた。
もうだいぶ前、Kiさんのところから来た。
子どもの株は5本できて、そのうちの1本が今年初めて咲いたのでヒビキの家にあげた。










アマリリス2

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2020年05月26日

『源氏物語』の花

不明花1『源氏物語』には、「紫」という花が出てくる。
実際に見たことはないが、白い花で、古くから紫の染料として使われてきたという。今は絶滅危惧種になっている。
調べてみると、同種の花に「ホタルカズラ」がある。5月3日に「教えてください3」としてアップして名前を教えてもらった花だった。


十二単十二単2







連れ合いは、近所の友だちからよく花の鉢をもらってくる。最近でも3鉢はある。面倒を見るのはぼくである。
これは、Fuさんからもらった十二単。名前が源氏的。花の重なりから名前をつけられたらしい。花の写真は、撮るのを忘れたのでネットから借用。つるを伸ばしてドンドンと子どもをつくっていく。葉の重なりも十二単のようではある。(右側)


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蕨、梅酒

蕨サトシくんが能登から蕨、蕗、タケノコなどを持ってきてくれた。
本来ならこの時期に地域の友人たちと、能登のサトシ君のところに蕨取りに行こうという計画があったが、中止になった。それもあってサトシくんが帰って持ってきてくれた。
しかも採ったままでなく、アクを抜き、茹でてくれているのですぐ食べられる。
さっそく蕨をいただいたがおいしかった。


梅酒20前日に採った実で、梅酒をつくった。
ホワイトリカーのほか、今回は芋焼酎と日本酒でもやってみた。氷砂糖の量も変化をつけて。
すっかり忘れていたのだが、去年はラム酒、ジン、ウォッカ、シロップなどでつくった。長野に置いてあるので、今度飲んでみよう。


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2020年05月25日

茄子の花

茄子の花が咲いた。
花びらがすごく薄くて精妙。魅される。

ナスの花1
















ナスの花4
















ナスの花2

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梅の実

梅の実1梅の実を収穫した。
4,5キロくらいか。今年はアブラムシがつかなかったので、きれいなままなのがいい。
よろこんでもらってくれる人がいたので、梅酒づくりも張り合いが出る。これから。
ついでに枝の整枝もした。

長野の梅はどうなっているだろう。


お茶2ヒカルたちが手伝ってくれた。
下にいて受け取ってくれるだけでも助かる。

お茶。










ミヤコワスレ















ミヤコワスレがまだ咲いている。長い。

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2020年05月24日

ジャスミンと蝶

門扉に新しくからませたジャスミン、まだ細いまばらな枝だが、花が咲いた。

アゲハチョウ10
















クロアゲハ2晴れたせいか、蝶々が飛んできた。
まずクロアゲハ。

写真ははす向かいのKiさんのところで。
Kiさんは、ぼくの家のジャスミンを切って挿し木し、大きく育てている。

そのあと、今度はアゲハが飛んできた。
アゲハの幼虫は山椒で育つ。
山椒のところへ飛んでいく。このアゲハ、ここが生まれ故郷かもしれない。
そして来るべき産卵の下見かもしれない。

家の前の空き地のイモカタバミの蜜を吸う。



アゲハチョウ2


















アゲハチョウ1

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更紗空木

月曜日から金曜日までの5日間、日照時間ゼロ、土曜日も曇りの予報だったが、晴れ間がのぞいた。
畑を見ていると、植物には雨の水分は重要だが、太陽の光も大事なんだとよくわかる。

サラサウツギが咲いた。去年までは勝手に更級ウツギと呼んでいたが、こういう名称があった。年間を通して一番好きな花のひとつ。
ウツギでは、桜ウツギという同じピンクの木があったが、2,3年前に枯らしてしまった。痛恨。

このウツギ、あまりに高木になってしまったので、去年から低い位置でも咲くように工夫しているのだが。

サラサウツギ1
















サラサウツギ7















サラサウツギ5
















サラサウツギ2















サラサウツギ4
















サラサウツギ10
















サラサウツギ8玄関に。
ぼくは「数メートル向こうに咲いているのだから」「お客さんも来ないのに」というのだが、連れ合いはそういうもんじゃないと言う。なにがそういうもんだかわからないが。

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2020年05月23日

淡竹(ハチク)

淡竹8淡竹0








昨日の夕方、ピンポンがなって玄関に出ると、新車のようなレクサスに乗ってきた岸田夫婦。
今度は淡竹を採ってきたという。タケノコ、第2弾。
これも夫人の実家の竹林から採ってきたのだそうだ。写真は淡竹の生えている風景。奥は孟宗竹の林、その手前に出ているのが淡竹だそうだ。どんなに広い敷地だろう。

淡竹6淡竹7







タケノコを剥くマリア、食べるマリア。

ちなみにレクサスはもう10年以上乗っているそうだ。信じられないほどきれいだ。

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2020年05月22日

ナヨクサフジ

先日の山崎菖蒲園の横、新河岸川の土手に咲いていた。

一昨年か、そこより2キロほど下流の下南畑で見た。おそらく新河岸川の土手はこの草に制覇されている。そのときは名前がわからず、勝手に「孔雀のエンドウ」と名付けていた。
正しくは、ナヨクサフジというようだ。「ナヨ」はともかく、「草藤」はわかる。

ナヨクサフジ3
















ナヨクサフジ2



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「折々の言葉」から

朝日新聞の「折々の言葉」で鷲田精一さんが、誰かの言葉として、コロナに「かかりたくない」と思っていると他人が悪魔に見えてくる、「うつしたくない」と思っているとまわりがみんないい人に思えてくる、という意味のことを書いていた。なるほどと思った。

市の広報車は「外出を控えて大事な人を守りましょう」とアナウンスして回っている。

「かかりたくないと思っていると他人が悪魔に見えてくる」は恐怖が憎しみを生むということ。
「大事な人だからうつしたくない」は、愛情の問題。
「うつしたくないと思っているとまわりがいい人、大事な人に思えてくる」は、倫理の問題。
ぼくを含めて多くの人はこのあいだを揺れ動いているのだと思う。

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2020年05月21日

マーガレット

コメントにあるように、千葉の小学校の校長先生をしているT君から、学校のHPにブログの写真を使っていいかと問い合わせがあった。大校長に「君」はないのだが、ぼくのなかでは、親しみを込めてずっとそうだったのだ。写真を使ってもらうのは、かえって光栄だと承諾した。

自慢ではないが、ぼくの花の写真は、かつて雑誌『季刊人間と教育』の表紙を6年半にわたって飾った。自慢じゃないというのは、編集長はぼくだったから。

学生時代、T君はゼミの合宿に行っていっしょに風呂に入ると、「先生、洗いましょう」と言ってぼくの洗髪をしてくれた。後にも先にも洗髪をしてくれたのは彼だけである。当時はぼくの髪は黒く、もっと豊かだったのは言うまでもない。それがとても上手で、とても気持ちがいいのだ。彼の実家が床屋さんで洗髪は自慢の特技だったのだ。

そのT君も定年で今年が最後なのだと言う。もうそんな年なの、と驚く。
コロナ禍だが、だからこそ子どもたちの心に残る思い出をつくってほしいとお願いした。

畑で咲くマーガレット。

マーガレット.jpg2

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香と薔薇

香ぼくは小説や文章を読むとき、その世界に浸っていたいと思う。昔、『清貧の思想』を読むときは、炭と火鉢を買ってきて読んだ。
『源氏物語』には香(こう)の話がよく出てくる。部屋にたき込める、衣服にたき染める。光源氏が通った後の残り香に女御たちはうっとりする。
それで香をたきながら読んでいる。

ところでフランスで香水が発達したのは、入浴の習慣がなかったからだということを聞いたことがある。平安時代はどうだったのだろうか。
光源氏の時代の暮らしということでは、衣装の話は種類、色など実によく出てくる。宮中のものでも、貴族の身分を隠すために身をやつして出かけるときのものも。住まいについても、たたずまいから間取りまで、光源氏が女性のもとへ忍んでいく侵入経路の話などでよくわかる。食事は材料くらいだが、書かれている。(酒の話も時々出る。)だが、入浴の話は、これまでのところだが、まったく出てこない。光源氏はいつ入浴したのだろうか。これからの読書の課題である。

『源氏物語』には、花や草木、植物のことは、和歌も含めてたくさん出てくる。花では「花」(桜)が最も多いが、竜胆(リンドウ)、撫子、薄も出てくるし、直近ではバラも出てきた。薔薇、「そうび」といったようだ。
平安時代には、中国から入って栽培もされていたらしい。ネット(薔薇の和歌歳時記)では、『源氏』には「春咲」とあるので四季バラだろうと次の写真が載っている。(左側)

そうび四季バラ3








右側のは、このブログの4月29日にアップしたものである。似ている。
このバラが千年も前から(『源氏』の初出は1008年)咲いていた(もちろん、咲いて散って、咲いて散って、…)と思うといとおしい。

そうび2もっとも『原色牧野植物大圖鑑』によると、同じ四季バラだが、『源氏』に出てくるのはこの「庚申薔薇」ではないかという説もある。

いずれにせよ、バラは近代になって西洋から来たものだと思っていたぼくだが、『源氏』のおかげで少し近しい感じになっている。


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