岡山のガラス展は終了しました。

私は１６、１７日の２日間しか会場に居ませんでしたが、閉場時間間際までお客様がいらっしゃいました。ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

この度は西日本豪雨があり、災害の少ない岡山でも信じられないくらい甚大な被害がありました。とても展覧会を開催する雰囲気ではありませんでしたが、他の出品者からの情報では、初日からお客様がたくさんいらっしゃったとのことです。

実は出品者の１人が真備町に工房を持っていまして、建物が全て浸水したそうです。今回の売り上げの中から、出品者でお見舞金を出すことになりました。少しでも早く作家活動を再開されることをお祈りします。

さて私が出品した内訳ですが、タンブラー２種類、冷酒グラス、四連玉脚ワイングラス、四連玉脚コンポート、ウィスキーテイスティンググラス、二重巻きモール蓋物、二重巻きモールピッチャー、縞文水指、簾（すだれ）、エアーツイストフォークレスト、エアーツイスト文鎮、燭台そしてペンダントライトです。

小ぶりな作品が多かったですが、最新作であったり、意欲的な物であったり、江戸時代のガラス職人へオマージュを捧げた物であったり、機能よりも美しさを優先させた物であったり、美しい生活を提案する物であったりで、限られたスペースで私なりの主張はできました。

岡山のガラス展は日本で最もガラス工芸が盛んな岡山だからこそできるユニークな展覧会です。この企画展が今後どのように発展していくのか？各作家の活躍とともに天満屋百貨店美術部の手腕を期待するところです。